2013年06月17日

スパークス・グループ2013年株主総会レポート

2013年6月17日(月)10時から、東京都品川区品川のホテルラフォーレ東京 地下1階左近で開催されたスパークス・グループの第24回定時株主総会に出席しました。
スパークス・グループは中小型株中心に、日本・韓国などアジア圏で資産運用を行っている投資信託会社です。スパークスの株主総会に参加するのは2011年に続いて2回目です。
 2011年スパークス株主総会レポート
2013年6月17日(月)の株価 22,200円(JASDAQ 8739)1株単位 3月決算
PER 赤字、PBR 5.1倍、配当利回り 無配、株主資本比率 67.6%
監査費用 2,300万円(売上比0.61%) 新日本監査法人
役員報酬 取締役6名0.34億(実質4名平均 857万) 監査役5名0.16億
株主優待 なし


   スパークス・グループ(8739)のホームページ
   スパークス・グループ(8739)のヤフー株価情報
スパークス・グループ2013年株主総会
過去10年間の株価推移を見ると、2004年には20万円を超えるまで上昇しましたが、2006年以降は下落が続いています。2012年末くらいからアベノミクス効果で上がりだしましたが、過去の株価からするとまだまだです。まずは黒字化を着実に実現してほしいですね!
スケジュール
10:00〜10:21
 10:03〜10:04 監査報告 田角実男常勤監査役
 10:04〜10:19 映像による事業報告 女性ナレーションが召集通知を読上げ
 10:19〜10:21 阿部修平社長から赤字になったお詫びと今期の見込みについて説明
10:21〜10:24 議案説明
 第1号議案 定款一部変更の件 株主総会の開催時期を早められるように変更、100株単位への対応
 第2号議案 取締役4名選任の件 4名全員任期満了に伴い全員再任
10:24〜10:38 質疑応答 質問者1人 計3件 14分
10:38〜10:40 議案の採決 拍手方式ですべて可決
10:40〜10:41 取締役紹介 一礼のみ
11:05〜 経営方針に関する説明会
お土産 なし
飲み物サービス 休憩中にミネラルウォーターペットボトル
経営戦略説明会 株主総会後に開催


注目の株主総会格付けですが、お土産もありませんし、例年ほとんど質問もなく終わっているようです。株主を監視しているような雰囲気も心象を悪くしますね(笑)毎年早い時期に開催しているのは評価できますが、もう少し質問しやすくしたり、お土産くらい用意してほしいものです。これらを総合的に判断し、スパークス・グループの2013年株主総会格付けは、 『D』 としました。
   議決権を有する株主数    18,761名、その議決権数  2,018,000個
   議決権返送&出席株主数    3,643名、その議決権数  1,326,328個(65.7%)
スパークス・グループ2013年株主総会
スパークス・グループの株主総会は、今年も品川のホテルラフォーレ東京で開催されました。
品川はメトロで行くには不便な場所ですが、ラフォーレ東京までは品川からシャトルバスがあるのでありがたいですね。
今年もお水が頂けたのは株主総会終了後であり、暑い時期の開催なんですから受付時に水のペットボトルくらい渡してほしいものです。会場内はその分冷え冷えで、半袖では寒いくらいでした。
会場内には椅子席が(5×4)×7のレイアウトで140人分用意されていました。株主数からすると200名ほど参加してもよさそうなものですが、今年も出席者は50名ほどでした。お土産もないしわざわざ暑いなか品川まで行く必要もないな〜という感じなのでしょうか(笑)
正面には大きなスクリーンが用意され、事業報告でグラフなどを表示していました。
会場内には質問用のマイクが2本設置されていますが、今年も質問者は1人だけでした。
株主総会の議事録作成や記録を残すために、会場後方からビデオ撮影するのは良くあることですし、会場後方から議長席中心に撮影すると案内がある会社もあります。スパークスの場合、会場後方からも撮影していましたが、会場前方にもビデオカメラを設置し、株主席をずっと撮影していました。何のために前方からも撮影しているのか分かりませんが、株主を監視しているようで良い気分にはなりません。さらに左右には3〜4人の係員が目を光らせていて(笑)まさに株主席は厳重な監視下に置かれている感じで、質問するなんてとんでもない!という雰囲気でした(笑)もう少し親しみやすさを演出してほしいものです。株主総会も重要なIRの場であり、株主は会社側から感じる姿勢も見ています。社長の顔色を伺っているだけではないですので(笑)それも大事ですが!
議案採決時などに盛大な拍手をしている人が何人かいて、社員株主を動員しているのかな?と感じてしまいました。阿部修平社長の熱烈なファンの方々なのかもしれません。
映像での事業報告に続いて、今年も阿部修平社長から赤字が続いている現状についてのお詫びと、今期の事業環境について説明がありました。毎年今期こそは黒字化して復配すると説明しながら、3期連続して赤字が続いています。
今期についてはアベノミクス効果で強気になっているようで、決算説明資料では
もはや黒字化・復配は目標ではない!(そんなの当然でしょ!)
的なスタンス
でしたが、今回の説明では、日本株の復調により黒字化に向けた環境が整ってきた、と慎重な物言いでした。最近の株価調整で少し弱気になったのかと心配になりました(笑)
その後質疑応答となりましたが、今年も質問者は1人で低調な質疑応答になりました。
回答はかなり詳しく語っていたと思います。それにしてももう少し質問が出ると良いと思いますし、質問しやすい雰囲気作りも大事だと思います。

質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)毎年今期は黒字化を達成し復配を目指す!と説明しながら赤字が続いている。今期については例年以上に強気で、もはや黒字化・復配は目標ではない!とまで言い切っているが、先ほどの説明ではトーンダウンしていた。今期は本当に黒字化・復配できるのか?
→言葉は選ぶ必要があると思っている。特に株主総会では慎重に発言しないといけない(笑)黒字化に向けた環境が整ったと言う説明でどうかご理解頂きたい。
1988年6月にスパークスを設立したが、すぐにバブルが崩壊して日本株は長らく下落トレンドが続いてきた。そんな厳しい環境下で日本株投資を続けてきた。その中でも2008年以降は円高・デフレの極みで一番厳しい局面だった。スパークスも業容の縮小も含めて、財務内容を立て直しつつ乗り切る必要があり、厳しい時期だった。
2011年からは日本の投資環境が良くなったと感じるようになり、株主の期待(黒字化と復配)に応えられると思ったが、外部環境のせいにはしたくないが、311の震災とギリシャショックなどもあり、黒字化できなかった。
黒字化、復配を実現してまずは普通の会社になりたいと考えており、外部環境が整ったという言葉で表現した。
注記)確かに2011年の2月までは小型株中心に好調に推移しており、今年は久々に小型株に資金が回ってきたーーーと感じていましたが、震災・原発事故で吹き飛んでしまいました。2012年も4月までは好調に推移しており、1年遅れで小型株キターーー!と思ったらコンプガチャ問題で総崩れと言う感じで、もやもやした相場展開が続きました。
それでもリサーチ力を売りにするスパークスなんですから、もう少しがんばってほしかったですね。
ひふみ投信やJPMザ・ジャパンほどとはいかないまでも、もう少しエッジの利いた銘柄を発掘して組み込んでほしいものです。
(2-1)対処すべき課題に、スパークスの強みはボトムアップリサーチと書いてあるが、リサーチ力が一番表れるはずの小型株投資戦略の残高推移を見ると、昨年1年はジャスダック平均を下回っているのではないか?以前の説明で20名のアナリストが年間4千社を訪問していると聞いたが、1社あたりの調査が表面的になっているのではないか?
→小型株のパフォーマンスが劣化していると言う指摘は間違っている。パフォーマンスはインデックスを上回っているし、他社のファンドも上回る好成績を記録している。IRに問い合わせ頂ければ正確なパフォーマンスをお答えできるので、ぜひ確認してほしい。
ミクロはマクロの集積と言うのが我々の考えであり(マクロとミクロが逆ではないかと思いますが、発言通りに記載します。議事録なのでw)リサーチ力を高めてきた。社員を弟子に例えると、孫弟子まで育ってきており、層が厚くなってきた。
企業訪問では経営者の顔色を伺うことが重要であり、経営者と言うものはいつでも明るい表情をしなければいけないものものだ。私も株主総会では(どんなに業績が厳しくてもw)明るい表情をするように心がけている(笑)
3世代に渡る強い運用体制ができており、さらにリサーチ力を強化して日本株の上昇に乗って行きたい。
注記)確かに経営者と言うものはどんなに厳しい環境下でも前向きな発言をしなければいけませんが、過去今期こそは黒字化・復配を実現!と宣言してきたのもそういうことだったんですね!と言う感じがしないでもない^_^;
ということは、今期は本当に大丈夫なの?もしかして今期も株主を喜ばすためのリップサービスなのかも?という疑問も浮かんできます。
本当に黒字化できるのか?単なるリップサービスなのか? 株主のリサーチ力強化が必要 なようです(笑)
(3-1)課題の3つ目に、事業拡大に備えた資金調達の必要性が挙げられており、毎年資金調達の必要性を挙げている。基本的に顧客から資金を預かって運用するのになぜ資金調達が必要なのか?財務体質も十分だと思うが、何に使うために資金が必要なのか?
→赤字が続く中で、盤石な基盤を作ることに力を入れ、バランスシートの強化に努めてきた。並行して新しい領域へ進出する取り組みも進めてきた。
不動産、再生可能エネルギーを中心としたエネルギー全般を見ていきたいと思っている。まだ小さな花が咲いた段階だが、更に育てて行きたい。そうした新しい取り組みを進めるには財務内容や資金面の裏付けも必要になる。
ただ闇雲に資金調達するのではなく、新株発行による希薄化を上回るだけの利益が見込めることが重要であり、そうした投資機会があれば資金調達の可能性を排除しないと言う意思表明として、対処すべき課題に挙げている。

以上で質問も出尽くし、質疑応答は終了となりました。
25分ほど休憩時間を取り、説明会が開催されましたが、前回の説明では質疑応答の時間もなく、一方的に会社側の説明をするだけだったこともあり、午後からの用事を優先して株主総会だけで帰りました。
株主総会自体短時間で終わるんですから、引き続き説明会を開催してほしいものです。水しか出ないのに(笑)20分以上も株主を待たせるのは、できれば帰ってほしい(笑)ということなんだな〜と捉えれてもしかたありません。1時間半や2時間の総会も珍しくないですからね!
会場内のレイアウト変更が待たせる理由で、株主は外で待たなければいけませんが、レイアウトの変更なんて必要ないですし、最初から両方に対応できるレイアウトにしておけばいいだけです。質問も少ないんですから会場係がハンドマイクを持っていけばいいだけです。もう少し株主を大事にした対応もお願いしたいものです。株主だって忙しいんですから!
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posted by Zaimax at 19:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 株主総会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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