2013年03月16日

VTホールディングス会社説明会

2013年3月9日(土)10時から、名古屋市中区の中電ホール開催されたVTホールディングス個人投資家向け会社説明会に参加しました。
今回は名証主催の株式投資ウインターセミナーとして行われ、VTホールディングスとダイコク電機の会社説明会とストックウェザーの櫻井英明氏の講演会がセットになっていました。数年前までのウインターセミナーはもっと参加企業が多かったんですが、今回は4日間計8社となんとも寂しい感じです。
こんなに株式市場が温まってきたのに、なぜIR活動を積極的に行わないんでしょうか?
個人投資家向け会社説明会を いつやるか?今でしょ! (笑)

2013年3月8日(金)の株価 1,087円(JASDAQ、名証2部 7593)100株単位 3月決算
PER 8.92倍、PBR 2.19倍、配当利回り 4.38%、株主資本比率 22.3%
株主優待 3月末の株主に自社サービス優待券やカタログギフト

 VTホールディングス(7593)ホームページ

 VTホールディングス(7593)ヤフー株価情報

VTホールディングス
VTホールディングスの株価はボラティリティは大きいものの順調に上昇してきました。
先日のセミナーでもお話ししましたが、VTの過去のPERレンジ推移を見ると、今までの株価上昇はPERが上昇したというより、利益の伸びに比例して株価も上がってきたという感じです。今後の株価は利益の伸び方次第という側面が大きいので、M&Aが決まるのかどうか?がカギを握ってきます。

VTホールディングスの会社説明会は、土曜日の午前中に行われました。通常会社説明会は平日の午後に開催されることが多いですが、出席者は年配の方がほとんどで、高齢者の集いのような雰囲気です。元気だったかね〜などと言った感じの雑談をしていたり、居眠りをしている人も多くて、ほとんどIR効果は期待できないな〜という感じです^_^;
今回は土曜日開催で、抽選になるくらい大盛況で外れた人も多いとアナウンスもあったので、本当に投資してくれそうな人も参加しているのかな?と思い会場を見まわしてみましたが、空席も目立ち、参加者もほとんどが高齢の方々でした。それでも平日と比べると少しは平均年齢も若い感じがしました。
説明は高橋一穂社長が行いました。VTの会社説明会にも数えきれないほど参加しているので、特に目新しい情報はありませんでしたが、足元の業績は順調に推移しているようです。
会社概要などについては過去のレポートを参照頂くことにして、気になった点などをまとめてみます。
   VTホールディングス2012年3月期決算説明会レポート

基本的な説明内容は、上記の内容と変わりません。
VTホールディングス情報は下記のページもご覧くださいね!
   VTホールディングス投資情報

基本的な成長戦略は、高い成長と安定収益の実現を、自動車ディーラーのM&Aによりスピード感を持って達成する、ということです。
リーマンショックまでは他業種のM&Aなどにも手を広げていましたが、リーマンショックの直撃を受けて財務体質の弱さを痛感し、その後は心を入れ替えて(笑)本業に特化してきた。
4月に子会社化した日産サティオ埼玉は14年間一度も黒字になったことがない会社だったが、今期は10億円程度の経常利益を見込んでいる。基盤収益カバー率(新車以外の粗利益/販管費で計算し、新車以外の中古車やサービス部門の粗利でどれだけ販管費をカバーできているかを表す指標)60%以下だったが、上期ですでに100%を超えた。基盤収益カバー率は業績の良いディーラーでも80%台であり、65%を超えれば黒字になると言われている。
100%を超えれば新車が売れなくても赤字にならないことを表すが、VT傘下の主要5社平均でも100%を超えている。
自動車の登録台数は新車・中古車ともに減少傾向だが、新車販売はヒット車が出るかどうかで業績が大きくブレる。一方で乗用車の保有台数がベースとなるサービス部門(車検・点検や修理など)は安定したストックビジネスになっている。乗用車の保有台数は車輛の保有年数が長くなったことなどで増加傾向であり、引き続き安定的に収益を確保できる見込み。
売上構成は、母体企業であるホンダカーズ東海と日産系ディーラー4社の主要5社で全体の約77%を占めている。ホンダカーズ東海が約17%で日産系4社で約60%になる。

全国約950社のホンダディーラーの中でホンダカーズ愛知が売上トップだが、メーカー直営以外ではホンダカーズ東海が売上1位になる。売上はホンダカーズ愛知の1/3だが、10年以上の長きにわたりトップクラスの経常利益額を確保してきた。ここで培われた運営ノウハウが、グループ傘下のディーラーに注入され、収益性強化に寄与している。ホンダ車では軽自動車NBOXがヒットしている。
日産系ディーラーは140社あるが、営業利益率で上位4位をVT傘下のディーラーが独占している。
今日発表があったが、日産と三菱自動車が共同開発した軽自動車が6月に発売される。今売れているのは小型車なので、新しい軽自動車には期待している。
J−netレンタカーはレンタカー事業を行っており、全国で6位になった。全国展開しているものの東北など店舗のないエリアもあるので、今後も出店していきたい。レンタカー事業はディーラーとのシナジー効果も大きいし、自動車ディーラーと違って自前で出店できる。
上場子会社のトラストは中古車をアフリカなどの海外に輸出している。中古車をホームページに掲載して、消費者に直接販売しているが、入金後に出荷するのでリスクの低いビジネス。購入者からすると年収の何倍もの金額を事前に送金することになるので信用が大事になる。南アフリカでプジョーやスズキなどの新車ディーラーを手掛けているのは、現地に実際に店舗があることで顧客に安心してもらえるという面もある。
その他イギリスの三菱自動車ディーラーも子会社化している。
以前から東南アジアなどで自動車ディーラーのコンサルティングをしており、どこの国でも自動車ディーラー経営はできると確証できたが、言葉の問題などもあり日本よりは効率が落ちるので、まずは日本国内優先でM&Aを行い成長していきたい国内のM&A案件がなくなることはないと思う

前期まで3期連続で営業利益・経常利益・純利益とも過去最高益を更新してきた。今期の業績は、既存会社も堅調に推移し、さらに今期子会社化した自動車ディーラー2社が増収増益に寄与し、売上高・営業利益・経常利益は過去最高を更新見込み。純利益については、前期環境子会社の売却益が約12億円含まれていることから微減益の計画だが、おそらく純利益も過去最高を更新できると思う。
注記)5月から、今期も純利益でも過去最高益を目指したいと説明していましたが、期末も近付き、過去最高益も徐々に確信に変わりつつあるようです。上方修正の発表にも期待したいですね!

安定成長の実現に向けて、キャッシュフローの範囲内で継続的にM&Aに取組み、「事業規模の拡大」「収益性の向上」「財務体質の強化」のすべてのテーマをバランスさせた成長シナリオを目指す。
1998年9月の上場後、前期までで売上高で13倍、経常利益で21倍の成長を成し遂げたが、今後もM&Aに継続的に取り組み成長を続けていきたい。
自動車ディーラー経営は、ほとんどが小規模で世襲制の会社が多い。私は世襲は考えていない。
自動車ディーラーは営業エリアが決まっているのでほとんど競合もなく、現状維持であればラクな業界だが、拡大しようと思うとM&Aしかないので途端に難しくなる。自動車ディーラーの利益率は低いが、家業として生計を立てるだけなら楽なので、現状維持で世襲という会社が多い。M&Aをしながら拡大しよう!という会社はVTホールディングスくらいしかない

中期経営目標としては、経常利益率8%以上、自己資本比率30%以上を目指していく
ディーラー経営は良くても利益率3%程度だが、上期の経常利益率は6.9%になっている。グループ内で最も高い収益性を誇る長野日産は経常利益率11.1%を達成しており、これをベンチマークとしてグループ全社の収益性向上を図る。
2012年9月末の自己資本比率は22.6%であり、投資効率を重視したM&Aにより、事業規模の拡大と有利子負債の圧縮を、営業キャッシュフローの範囲内で両立させる
注記M&Aはいくらで買うのか?が重要になります。株式投資でも同じですが、割高な価格で買ってしまうと利益を出すのは大変です。M&Aの場合、割高な価格で買ってしまうと大きなのれんが発生し、利益を下押ししてしまいますし、買収費用が大きくなると借入金が大きくなり、財務内容の悪化と支払利息の増加という利益下押し要因も発生しかねません。
出来る限りお得な値段でM&Aができれば、VTへの利益貢献も早くなりますし大きくなります。日産サティオ埼玉は赤字会社だったこともありお得に買収できましたが、今後もお得なM&Aを期待しています(笑)

配当政策については、今後も連結配当性向20%を目標に、業績に応じた配当を継続的に実施する方針。
今期は2月7日に30周年記念配当4円の増配を発表し、年間配当は前期より10円増配の30円となり、連結配当性向は24.7%となる見込み。今までも20%の配当性向を目標にしてきたが、最終的に業績が上方修正となることが多く、結果的に20%を下回ってきた。うるさい株主(笑)から一度も配当性向20%を超えていない!と言われるので、今期は20%以上を死守したい。もし業績が上方修正となり、30円配でも配当性向が20%を下回るなら、再度増配して20%を死守する(笑)
注記)今期はずっと連結配当性向20%を死守すると宣言しています。よほどうるさい株主がいるんですね〜一体誰なんでしょうね〜気になりますね〜(笑)
業績上方修正&再度の増配があれば最高なんですが!

今後も増配を目指していく。
M&Aがある年は新しい子会社が収益に寄与して利益が伸びるので、配当性向20%でも増配となる。M&Aがない年は、資金需要がその分少なくなるので配当原資が多くなり、配当性向を30%くらいに高めることも可能になる。どちらにしても配当は増えていくと思う

2012年11月にUBSを引受先として300万株分の新株予約権を発行した。行使価格は既存株主の希薄化を考慮し1,200円で設定した。300万株が市場で売却されると株価への影響が心配だという声もあるが、UBSとしては市場で売却するより大口顧客向けに販売する選択肢もあるようだ。
注記)VTホールディングスの時価総額は400億円に近付いてきましたが、なかなか機関投資家は大株主に登場してきません。UBSの売却先として有力なファンドや機関投資家などが登場してくると、VTホールディングスの格も高くなり、他の機関投資家も投資対象として注目してくるかもしれません。横並び意識もあると思うので、あそこが買っているならうちも組み入れよう!という効果も期待できそうです。まずは株価が1,500円〜2,000円くらいにならないと転換が進まないと思いますが、新株予約権の行使後はどのように処分するのかが注目ですね!

株主優待も充実させていて、自社サービスの割引券に加えてカタログギフトも贈呈している。
株価は上昇しているが、まだまだ株価は割安だと思うので、ぜひVTホールディングスに投資して欲しい。

私も株価はまだ割安だと思います。VTホールディングスの成長性を株価は織込んでいないと思います。
株主優待については、カタログギフトの追加を喜んでいる株主も多いようですが、私はカタログギフトはあまり嬉しくありません。昨年1万円相当というカタログギフトを頂きましたが、まだ放置したままです(笑)
カタログに目を通してみましたが、とても1万円相当とは思えなくて欲しいものが見つかりませんでした。中には定価では1万円相当のものもあるのかもしれませんが、いまどき定価で買うような人はほとんどいません。ざっと見た感じでは6千円相当くらいにしか感じませんでした
カタログギフトよりギフトカードの方が使い勝手が良いのでありがたいですね!
1万株以上保有の株主はギフトカード、という優待ランクを設けてもらえると嬉しいです。
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ギフトカードなら全国で使えますし、額面だけの価値はちゃんと感じられます。最近はドンキホーテで使うことが多いですが、ドンキで使うと額面以上の価値を実感できます(笑)
カタログギフトの自称1万円相当とは大きな違いです。
カタログギフトを見るたびに、カタログギフト発行会社は大儲けだな〜やっぱりカタログギフト会社に投資すると一番儲かるかな〜などと感じます^_^;
一定期間が経過すると引換えは無効になりますし、儲かりますよね〜
VTホールディングスとはなんの関係もありませんが(笑)
posted by Zaimax at 00:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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