2013年03月13日

パーク24 2013年株主総会レポート1

2013年1月29日(火)10時から、お台場のホテルグランパシフィック ル・ダイバ地下1階パレロワイヤルで開催されたパーク24第28回定時株主総会に出席しました。パラカは時間貸し駐車場の管理・運営を行っている会社です。
パラカ、日本駐車場開発などが競合先となります。パーク24の株主総会に出席するのは初めてです。 
パラカの株主総会は → パラカ2012年株主総会レポート
2013年1月29日(火)の株価 1,600円(東証1部 4666)100株単位 10月決算
PER 20.6倍、PBR 4.8倍、配当利回り 2.19%、株主資本比率 40.4%
監査費用 4,400万円(売上比0.03%、営業利益比 0.25%) 新日本監査法人
役員報酬 取締役4名1.84億円(平均4,600万)監査役3名0.36億円
株主優待 株数に応じて駐車サービス券を贈呈
株主優待について詳しくは → パーク24株主優待ページ

   パーク24(4666)のホームページ

   パーク24(4666)のヤフー株価情報
パーク24株主総会
2006年以降下落トレンドが続いてきましたが、2009年から上昇基調に転換して株価は順調に上昇しています。12月末からはさらに上げ足を速めています。PERは市場平均並みまで上がっていますが、今後も株価が堅調に推移して、上場来高値を更新するといいですね!
スケジュール
10:00〜10:16 報告事項
 10:03〜10:05 監査報告 小林紀幸常勤監査役
 10:05〜10:16 映像で事業報告 女性ナレーションが招集通知を読上げ
10:16〜10:20 決議事項の上程
第1号議案 剰余金の処分の件 35円 配当性向52.0% 前年比5円増配
第2号議案 取締役5名選任の件 4名再任、川上紀文執行役員新任で1名増員
第3号議案 取締役及び監査役に対するストックオプションとしての報酬等の決定の件
 報酬と別枠で新株予約権を取締役年額1億円/人、監査役600万円の範囲で付与(上限37万株)
第4号議案 補欠監査役1名選任の件 監査役の員数を欠く場合に備え、奥山章雄顧問を選任
10:20〜11:20 質疑応答 質問者12人 計21件 60分
11:20〜11:23 議案の採決
11:23〜11:23 新任取締役紹介 名前とよろしくお願いしますのみ
11:40〜11:50 取締役、執行役員、子会社役員が1人ずつ自己紹介
11:50〜12:16 会社説明会 西川光一社長がプレゼ画面を使いながら説明
12:16〜13:03 質疑応答 質問者10人 計19件 47分
パーク24株主総会
お土産 アンリシャルパンティエのしあわせサブレ6枚、タオル 後渡し
飲み物サービス 株主総会後の休憩時間に飲み物サービス
経営戦略説明会 株主総会後に開催

注目の株主総会格付けですが、株主総会後に会社説明会を開催し、株主に対して社長自ら会社の現状と今後の戦略について説明しているのは評価できます。質疑応答も活発でした。
一方でお台場で10時開始では参加しにくく感じます。これらを総合的に判断し、パーク24の2013年株主総会格付けは 『C+』 としました。

パーク24の株主総会に出席するのは初めてですが、以前は品川駅前のホテルで開催していました。最近はお台場のル・ダイバで開催されています。お台場に行くのは時間もかかりますし、交通費も都心から往復で千円くらいはかかり、涙が出ますね(笑)せめてメトロ沿線で開催してほしいものです。
株主からも会場についての不満が出ていました
会場前のホールにはカーシェアリングで使っている車を展示するなどしており、株主に事業内容を理解してもらおうという姿勢が伝わってきました。株主総会後には会社説明会も開催しており、質疑応答も活発で良い株主総会だと思います。説明会への出席者は1/4くらいに減ってしまったのは勿体ないですね。
もう少し便利な場所で開催したり、午後からの開催など出席しやすくなればB格付けに格上げ可能だと思います。
出席票にお土産引換券が付いており、株主総会後にお土産と引換えができました。パーク24特製タオルとサブレー6枚というのは、交通費の割には少し寂しい感じもします。贅沢は言えませんが(笑)
会場内にはテーブル席が多数用意されており、多くの株主が出席していました。
スクリーンも正面左右と会場中央に用意されていました。
営業報告は女性ナレーションが招集通知の内容を読み上げる形で行われました。株主総会後に会社説明会があるので、現状のスタイルで十分だと思います。続いて議案の説明があり、質疑応答となりました。
多くの株主から質問を受けるため、質問は1回1問でお願いしますと説明がありました。議長から指名されると、会場係の人がマイクを持ってきてくれるので、その場で質問する形式でした。
回答はほとんど西川社長が行いました。もっと他の取締役も回答すればいいのに!と感じましたが、会社説明会の中の質疑応答では、他の役員も回答していました。
パーク24株主総会
質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)(女性)3号議案のストックオプションの位置付けがよく分からない。役員の退職金代わりなのか?
人1億円なのか?補欠監査役にも払うのか?1億円の根拠は何か?配当金と比べて多すぎる。配当金も同じくらい出してほしい、など多数の質問をぶつけていましたが、ストックオプションの額が多すぎるという点については同じように感じている株主が多いようで、拍手もありました。
→ストックオプション(SO)の目的は、役員として株主と同じ立場で企業価値向上を目指していくため。行使価格は付与する日の株価より3%高い価格で設定するし、2年間は行使できないのですぐに報酬になるわけではない。2〜3年後の中期的な株価を意識して上げていくことが目的となっている。補欠監査役にはストックオプションは付与しない。
(2-1)安倍政権になり株価が上がると言われているからSOを付与したのか?
→そうではない(笑)
(3-1)1人1億円も必要なのか?株主への配当も1人1億円くらい貰えると嬉しい。
(持ち株数に関係なく1億円とは!ここまでくると、もう配当というレベルではないですね^_^;)
→1億円分の株式を付与するものであり、1億円の報酬になるわけではない。行使価格より上がった分が報酬になる。
(4-1)株価が上がるのは嬉しいが、なぜ1億なのか?
→4円前から2年ごとにSOを付与している。金額の妥当性については、1億円が35万株に相当する。
注記)ストックオプションについては私も基本的に反対です。それは、株主と同じ立場と言いながら、株価が下がった時には何も痛みがないためです。SOではなく、ボーナスは全額自社株で支払う!というのなら大賛成です。
質問した株主はあちこちで質問している方ですが、1回1問なんて制限はまったく関係ないようです^_^;
(5-2)中間配当もあった方が株価対策としては良いのではないか?期末時点の株主にだけ配当と株主優待があるのはバランスが悪い
→数年前の株主総会でも質問があったが、コストを考えると期末1回が適当と考えている。配当を2回にすると3千万円のコスト増になる。
注記)それなら中間は株主優待、期末は配当にすれば良いと思います。期末の株主数もかなり減って、配当支払いコストがさらに節約できると思います(笑)

(6-3)バイクの駐車場がないのでバイクの駐車場を設置できないか?
→バイク駐車場は全国で49か所2,160台分を運営している。他に駐輪場を10,198台分運営している。バイク駐車場も増やしていきたいが、スペースの割に売上が小さくて収益性が悪い。駐車場の中での車とバイクのバランスを見ながら検討していく。
(7-3)バイクの駐車場とすぐに分かるような看板などを設置しているのか?
→バイクタイムズと書いてあるが、走行中に目立つほどの大きさではないかもしれない。
(8-3)収益性の問題があるということだが、稼動率はどうなのか?PRが足りないのではないか?
→バイクタイムズの稼動率データは手元にない。バイクは駐車単価が車より低いので、収益性が劣る。自治体などからの要望は多いので、なんとか収益性を確保しながら増やしていきたい。
(9-4)事業の効率化という説明があったが、社員に優しい効率化もあれば社員に厳しい効率化もある。効率化のコンセプトを教えてほしい。
→子会社の管理部門はパーク24に集約している。システム部門も重要だが、グループ全体に関わる部門はパーク24に集約している。コンセプトは無駄を省くです。
(10-5)安倍総理がいくら頑張っても社員の給料が増えないと幸せになれない。5円の増配をやめても臨時社員の給料を上げて欲しい。臨時社員を正社員に登用して欲しい。(数人拍手 組合仲間!?)
→様々な雇用形態があるが、派遣社員は1つの会社で2年以上働くことはできないので、優秀な人は正社員に登用していて、今年も10名ほど正社員になった。個人消費が伸びないと景気は良くならないので、状況に応じて待遇改善もしていきたい。働く人の能力に応じて待遇改善を進めていきたい。
注記)株主総会にそぐわない質問ですね。増配するより給料を上げろ!という要望は初めて聞きました。臨時社員の組合かNPOのような人なのでしょうか?最近色んな人が株主総会に来るようになり、株主総会担当部署も大変ですね!
(11-6)長期前払費用56億円の内訳は?
→駐車場の設置工事代金を長期前払費用として計上し、5年償却している。
(12-6)この調子で行けば1年後には無借金になるのか?
→長期借入金は常に借換えしている。借金はレンタカーとカーシェアリング用の車輛購入代金に使っている。レンタカーとしての需要が減った時に、自社保有だと中古車としてすぐに売却できるが、リース車両だと残債の支払いが必要で機動的に売れないので、借入金で購入している。そのためある程度の借金は残る。
(13-6)自己株が自己資本の2割弱まで達しているが、今後どうするのか?
→2006年に140万株の自社株買いを行い、ずっと保有している。現時点では具体的な案件はないが、株式交換用としてM&Aの原資にもできる。消却する理由もないので保有し続けている。

議長は質問は1回1問で、とお願いしていましたが、徐々に形骸化してきた感じです。株主からすると、年に1回の質問チャンスなので聞きたいことは沢山あるわけで、1問じゃ満足できない!という感じなんでしょうね(笑) 後半の質問の様子はパーク24株主総会レポート2にまとめます。
   パーク24 2013年株主総会レポート2 作成中
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posted by Zaimax at 23:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 株主総会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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