2012年01月03日

エスケーアイ(9446)2011年株主総会レポート

2011年12月13日(火)10時から、名古屋市中区千代田のエスケーアイ本社5階会議室で開催されたエスケーアイ(9446)第21回定時株主総会に出席しました。
エスケーアイは東海地区中心に携帯電話販売店を展開している会社です。ティアのフランチャイズに加盟し知多方面で葬祭事業も展開しています。
エスケーアイの株主総会は、2010年に続いて2回目の出席になります。
2011年12月13日(火)の株価 180円(JASDAQ 9446)100株単位 9月決算
PER 7.4倍、PBR 0.80倍、配当利回り 5.6%、株主資本比率 34.0%
監査費用 1,335万円(売上比 0.08%、営業利益比 2.38%) 栄監査法人
株主優待 9月末の500株以上の株主に対し、株数に応じて3,000円割引優待券を進呈

 株主優待については → エスケーアイの株主優待ページ
   エスケーアイ(9446)のホームページ
   エスケーアイ(9446)のヤフー株価情報
エスケーアイ2011年株主総会
最近の株価推移を見ると、200円台で横ばいが続いていましたが、2011年秋頃から低迷し200円割れが続いています。2012年は業績回復とともに株価も上昇して欲しいものですね。
スケジュール
10:00〜10:26 報告事項
 10:03〜10:06 監査報告 堀井潤子常勤監査役
 10:06〜10:26 事業報告 酒井俊光専務、田川正彦常務が読上げ
10:26〜10:33 質疑応答 質問者1人 計2件 7分
10:33〜10:38 議案の審議 質問なし
 第1号議案 剰余金の処分の件 配当金10円 前期と同額
 第2号議案 取締役4名選任の件 4名全員任期満了全員再任
 第3号議案 監査役1名選任の件 堀井潤子常勤監査役が任期満了に伴い再任
 第4号議案 役員賞与の支給の件 取締役3名監査役1名に対し3,218万円を支給 前年より856万円減
10:51〜11:32 会社説明会 質疑応答 質問者1人 計3件

お土産 クオカード500円分 先渡し
飲み物サービス 休憩時間にコーヒー、お茶のサービス
経営戦略説明会 あり

注目の株主総会格付けですが、お土産や飲み物も用意されており、会社説明会も開催しています。一方で質問は少なく少し残念でした。これらを総合的に判断し、エスケーアイ(9446)の株主総会格付けは昨年同様 『C』 としました。
   議決権を有する株主数    1,565名、その議決権数 108,561個
   議決権返送&出席株主数    403名、その議決権数  84,012個(77.4%)
株主総会は今年も鶴舞駅近くのエスケーアイ本社で行なわれました。
今日は新居への引越し初日ということで、車に引越し荷物を山積みにして株主総会に向かいました。案内係の方もこんな人がまさか株主総会出席者だとは思わなかったようです(笑)
1階の受付で議決権行使書を渡すと、出席票とともにお土産が頂けました。
昨年のお土産はお馴染みの折りたたみ傘でしたが、今年はクオカードに変わりました。うちには同じ傘が2本あったので、クオカードに変わったのはうれしいですね。
会場内には、最前列に株主席と役員席を仕切るように机が並べられており、それ以外は椅子のみで全部で84人分ほどの席が用意されていました。今年も出席者数は50人ほどで昨年と同じくらいでした。ただ昨年よりはスーツ姿の人が減り、個人株主が増えたように感じました。
会場内にはスクリーンはなく、事業報告は召集通知の読上げで行なわれました。株主総会後に開催された会社説明会ではスクリーンが用意されました。
説明会への出席者は30人ほどになり、昨年と比べるとかなり増えました。昨年は取引先金融機関などの株主も多かったようで、株主総会が終わるとスーツ姿の方々はほとんど帰ってしまい、会社説明会への参加者は激減してしまいました。今年は参加者も多くて、酒井社長も話し甲斐があったのではないでしょうか。
営業報告は酒井俊光専務が読上げで行い、対処すべき課題は酒井昌也社長、計算書類については田川正彦常務から報告がありました。株主総会後に説明会があるので、事業報告は簡単に読上げで行なっているようです。
営業報告に続いて質疑応答となりました。今年は個人株主の出席が増えたようですが、質問者は今年も1人で低調でした。

質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)21期も今期の計画も経常利益に比べて純利益の水準がかなり低い。通常純利益は経常利益の半分程度だが、なぜエスケーアイは30%程度と低いのか?
→(田川正彦常務 管理本部長)特損や所得額で純利益は変わってくる。会計基準が税法との乖離が大きくなってきている影響もあり、所得に加算するものが増えてきている。子会社の特損の影響もある。
(2-1)葬祭事業は会員数は順調に伸びているものの売上は計画を下回っている。今期も売上4倍と言う高い目標を掲げているが、葬儀件数は計画通り伸びているのか?
今期も赤字が続くが、利益に貢献してくるのはいつ頃と考えているのか?
→葬祭事業は会員がすぐに葬儀を行うわけではないので、会員数の伸びがすぐに売上に貢献してくるわけではない。ただ強い葬儀会館を作れば競合他社も入りにくくなるので、まずは会員数を増やすことに力を入れている。
売上については、初夏にオープン予定だったティア東海、ティア知多が、東日本大震災の影響でエレベーターなどの資材が入らなくなり、職人も不足し建築費も高くなり、結果として11月オープンとなった。葬儀に携わる人財育成には時間がかかるので、初夏オープンに備えて年初には採用して教育していたので、オープンが遅れるとコストだけが発生し赤字になってしまう。
しかし葬祭事業は将来的には必ず伸びるビジネスだと考えているので、5年目までは赤字でも突っ走りたいと思っている。

以上の質問2件で質疑応答は終了となりました。
葬祭事業は葬儀会館のオープンが続く先行投資の時期なので赤字が続くが、将来的にはエスケーアイの柱の1つになる事業と位置付けているようです。
ティア株主としても心強いですね!

続いて議案の審議となりましたが、こちらでは質問もなくあっさりと株主総会は終了となりました。
昨年と比べると5分短くなり、38分になりました。
株主総会後に10分ほどの休憩を挟み、会社説明会が行なわれました。休憩時間には今年もコーヒーとお茶が用意され、スクリーンなども設置されました。
会社説明会は決算説明会で使用したプレゼンを使い、酒井昌也社長から説明がありました。

携帯販売事業については、アップルのアイフォーンの販売が多くて、売上は伸びているものの営業利益は半減となっています。今までのガラケーと比べるとアップルの取り分が多くて、手数料があまりもらえ無いようです。iPhoneが売れても儲かるのはアップルだけという感じのようです。iPadとセットで売るなど色々と工夫している。店舗についてもより便利な場所への移転や大型化を図っている。
ウイルコムについては半田に出店したが、元がPHSであり都市部でないと売れない。ソフトバンクはウィルコムを将来固定電話と置き換えることを考えているようなので、エスケーアイとしても実験店という位置付けで半田に出店した。
コールセンター事業については、震災後2ヵ月間電話営業ができず、特に東北地区の売上は半減した。アメリカンホーム保険は、持病があっても保険契約ができるので、取りこぼしを防ぐために新たに取扱いを開始した。保険事業は継続手数料が入ってくるストック型のビジネスであり、ある程度の契約数が積み上がれば赤字にはならない安定したビジネス。通販のニッセンなどともタイアップして、ニッセンの顧客向けに保険の販売を行なっており、他社からも話が来ている。
葬祭事業については、名古屋での競合は平安会館だけという状況になっている。現状では会員からの預り金の75%を返還に備えて預託しておく必要があり、互助会型の葬儀会社は苦しんでいる。
葬祭事業の営業本部長もやっていて他社と葬儀価格を比較しているが、ティアは他社の半値程度。同じ値段でも葬儀に必要なものはすべてセットされていて、私はティアは回転寿司と説明している。
名古屋では葬儀が小規模になり葬儀単価も下がっているが、コストは小規模になってもあまり変わらない。地方では個人の葬儀だけでは厳しいので、中小企業などの社葬需要にも対応していきたい。
まずは旗艦店を出して、その周りに1ホールの小さな葬儀会館を作っていきたい。
今は投資の時期であり10会館は作りたいので、黒字化にはあと3年待って欲しい。将来的には携帯販売事業と同じくらいの利益を目指したい
先ほど質問もあったが、コールセンター事業は他社と合弁で設立しているので、純利益は他社と分け合うことになり、その分エスケーアイとしての純利益は減ることになる。

以上で酒井社長からの説明は終わり、質疑応答となりました。
質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)携帯販売事業は経験者を採用したいのか?
→4年ほど前は名古屋では人が採れず(自動車産業などの景気が良かったので採用状況が非常にタイトだった)、東北や九州の高校生を採用していた。しかし店舗では特にスマートフォンが普及しだすとクレーム処理も多くて、ある程度の年齢でないと対応が難しい面もある。そのため経験者の中途採用にも力を入れている。
(2-1)保険の営業も経験が必要だと思う。一方でティアの冨安社長の話を聞くと、ティアの葬儀事業では葬儀経験者は採用しないと言っている。経験者中心の事業と素人中心の事業が混在して、社内はうまく回るのか?
→ティアはずっと葬祭事業を続けているので社内に経験者も多く、新人を採用しても業務は回るが、エスケーアイでは30代の葬儀経験者も入れて内部固めを行なっている。
(3-1)ではティアとは方向性が違うのか?ティアは関東に進出すると言っているが、エスケーアイも関東についていくのか?
→関東ではティアの知名度も低いし、小規模葬も増えているのでそんなに甘くないと思う。
桑名や四日市に携帯ショップを出店しているので、葬祭事業でも桑名に出店したが、愛知県外ではまだティアの知名度は低いと感じる。
マスコミなどの報道で家族葬が脚光を浴びているが、家族葬専用の葬儀会館は全部赤字で苦労している。エスケーアイでは小規模葬までの対応を考えている。

以上で質疑応答は終了となりました。
私は引越しが気になっていたので、質問もせずに大人しくしていました(笑)
ティア東海の会員数の伸びが低くて心配していましたが、東海市では世帯の半数近くが生協の会員になっているので、自動的にティアのゴールド会員扱いとなり、わざわざ加入する必要がないためだそうです。
葬祭事業の黒字化にはもう少しかかりそうですが、今後も出店に力を入れていくそうです。
こういった資金力と事業意欲を兼ね備えたフランチャイズ企業がもっと増えてくると、ティアの事業展開スピードも一層高まるので楽しみですね。
葬祭事業がエスケーアイの柱の一つに育つよう楽しみにしています。
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ひらめき
posted by Zaimax at 17:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 株主総会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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