会社の理念も素晴らしいと思いますし、社長の冨安徳久氏の考え方もとても素晴らしいと評価しています。
だから株主になりましたし、期待もしています。
個人投資家向けの会社説明会での冨安社長の熱弁は、聞くものを巻き込む魅力を持っていますし、その点でも素晴らしいと思います。
以下ティアが個人株主を軽視していると感じる点について、かなり厳しい意見を書いていますが、あくまでも個人株主を軽視していると感じる部分があるというだけで、ティアで頑張っている方々を非難しているわけではありません。管理部門には問題があるのではないかと感じてしまいますが、実際に業績をあげている事業部の方々やFC部門の方々など、本当に頑張ってくれているな〜と感謝しています。
それだけに余計に気になってしまうのかもしれません。
株主になる前のティアのイメージと、実際に株主になってからの印象はかなり異なる部分もあります。
特に顕著に表れたのはティアの株主総会であり、このブログでも2007年からティアの株主総会レポートを掲載しています。
冨安社長は以前から、株主はティアという会社を見守る同志だと思っている、と語っています。
実際にそう考えているんだろうと思います。
すべてのお客様に感動をお届けするために、お客様の立場に立った心のサービスを提供する、それがティアの理念ティアイズムだと思います。
しかし2007年に初めてティアの株主総会に参加すると、ティアの印象はガラッと変わってしまいました。
株主総会の質疑応答を通して感じた印象は、とてもティアイズムを提唱している会社の対応ではないと感じてしまいました。ほとんどの質問に対して、詳細は答えられない、詳細については不確定なので勘弁して欲しいなどの回答ばかりで、とても株主を同志と考えているようには感じられませんでした。
その後の株主総会でも徐々に改善はされているものの、全般的な印象はあまり変わりません。現状の株主総会運営について、冨安社長も問題意識は感じているようですが、なかなか改善は進みません。
さらに問題なのは、決算説明会への参加を断固拒否していることです。
私の主要投資先で決算説明会への参加をお願いした3社のうち2社は、毎年決算説明会に参加させてもらっています。うち1社は1年近くお願いを続けた結果やっと認めて頂いたんですが(^_^;)
ティアにはもう3年くらいお願いを続けていますが、断固拒否という姿勢です。
さらにひどいのは、決算説明会で配布した資料は株主には見せられないと決算説明会資料をホームページに掲載することさえ断固拒否していることです。
こんな非常識な対応をする会社を、私は他に見たことがありません。
決算説明会を行っているものの、決算説明会資料をホームページに掲載していない会社はあると思います。しかし投資家や株主から決算説明会資料のホームページへの掲載を依頼されて、拒否するような会社が他にもあるんでしょうか?
多くの会社が決算説明会資料をホームページに掲載していますし、動画を掲載している会社も増えています。それなのに株主を同志と考えている会社がなぜホームページ掲載することさえできないのでしょうか?
あまりにも個人投資家を軽視した対応に唖然として、理由を聞いたことがあります。
ティアの公式見解かは分かりませんが、機関投資家向けの決算説明会資料をホームページに掲載できない理由は、詳しい財務内容などを説明する資料を安易にホームページに掲載すると、あまり知識もないような人が資料を見て間違った解釈をする可能性がある、だから決算説明会資料をホームページに載せるのはリスクが大きいので載せられないという回答でした。
それなら、私はそんな間違った解釈はしないと思うので、決算説明会資料を送って欲しいとお願いしたら、特定の個人にだけ決算説明会資料を送ることはできないと、取り付く島もない回答でした。
株主でさえない特定の機関投資家には決算説明会の案内を送っているのに、馬鹿な個人株主には決算説明会資料は見せられないそうです。
要はティアという会社は、個人投資家や個人株主は、機関投資家と違って財務諸表なんて読めないような馬鹿ばかりだから、決算説明会資料など怖くて見せられないと考えているようです。
こんなに馬鹿にされて腹が立ちませんか? 私の場合はもう腹が立つのを通り越し、呆れていますが。
それでも売りもせずティア株を保有し続け、周りの人達にお薦めしている私のお人好し加減にも呆れますが(^_^;)
こんな仕打ちをされながらも、それでもティアにこだわっている私は本当に馬鹿なのかもしれませんね!
ティアという会社や冨安社長は素晴らしいが、管理部門の方々には若干問題があるのではないか?といのが私の現時点での考えであり、だからティア株を保有し続けているのだと思います。
まあ簡単には売れないという事情もありますが(^_^;)

今日の寄付き後の板状況は上記の通りで、売り注文はたくさんあるものの買い板はわずか300株です。
これではとてもじゃないが売れません(^_^;)
こんなに株価は安くなっているのに、買い注文が入ってこないことをもっと真剣に考える必要があると思います。ただ表面的な会社説明会を行えば良いというわけではありません。
周りの投資家仲間に聞いてもティアの評判はあまりよろしくありません。
ティアに問い合わせをしても返事が返ってくるまでに非常に時間がかかるという苦情はよく聞きます。私に言われても困るんですが、それでも小さい会社ではIR専任の担当者もいないので、総務や経理などの仕事をこなしながら、投資家からの問い合わせにも対応している事が多いので、大目に見てあげる必要があると思うよ、などとなだめている始末です(笑)
最近はIR体制も強化されたので、問合せへの対応も早くなっているのかもしれません。
上記の板状況が如実に表しているように、ティア株に注目する個人投資家は激減してしまったようです。
ヤフー掲示板を見ても書き込んでいるのは特定の1人だけです(笑)
ティアに関する情報を集めたブログも作っていますが、アクセスは激減しています。

一部データが抜けていますが、上記グラフはティア情報ブログへの訪問者数の推移を表しています。
2010年の終わり頃まではブログへのアクセスも順調に伸びていましたが、それ以降は激減しています。

2011年2月と5月にアクセスが急増しているのは、予想外に悪い1Q決算を発表したことと、5月には業績下方修正および減益の2Q決算を発表して、驚いた人たちのアクセスが増えたのだと思います。こういった業績の悪化とともにティアを見切る人が増え、株価も低迷しティアについては思い出したくもないという投資家が増えてしまったのだと思います。株価チャートと比べるとよく分かりますね。
こうした様に、個人株主を軽視しているように感じられるティアですが、冨安社長が言うように個人株主を本当に同志と思っているんでしょうか? 信じてもいいのか心は揺れています。
今年の株主総会でも取締役選任議案が上程されると思いますが、今の状態では一部役員の選任には反対せざるを得ません。個別の役員選任について意思表示が難しい場合は、取締役選任議案自体に反対しなければならないかもしれません。
今年も決算説明会への参加は拒否されたわけですが、決算説明会資料を見せてもらうことさえ拒否されました。ずっとお願いを続けているので、相当嫌われているんでしょうね。
それにしてもティアの時価総額はわずか27.8億円です。上記の通り板はスカスカです。
こんな規模の会社に機関投資家が本当に投資してくれると思っているんでしょうか?
まだまだティアは個人投資家に支えられている規模の会社であり、もっと個人投資家を大事にする必要があると思います。
決算説明会への参加は断固拒否、決算説明会資料を見せることさえ断固拒否されてしまうと、なおさらどんな資料なんだろう?と興味が湧いてきます。個人投資家には見せられないような凄い内容が満載なのでしょうか?
こんな個人投資家を差別するような対応は上場企業として問題ないんでしょうか?
私は非常に疑問を感じています。
ティアは個人の消費者を対象としたサービス業の会社です。それどころか究極のサービス業を目指している会社です。
そのような理念を持っている会社が個人投資家や個人株主を軽視して事業が成り立つのでしょうか?
短期的には大丈夫かもしれませんが、長期に渡ってお客様からの支持を得続けるのは難しいのではないかな〜と心配になります。
個人株主を軽視する会社の1例目から、かなり厳しい指摘になってしまいましたが、ティアにはもっと良い会社になって欲しい!という想いから、より厳しい指摘になっている部分もあります。ぜひこういった株主からの声を活かして、改善に努めていただきたいものです。
うるさい株主なんか無視しておけ!とならないことを祈っています。
ティアの決算説明会に参加した方からの情報提供もお待ちしております(笑)
会社側の主張が正しくて、私の主張していることの方がおかしいんでしょうか?
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タグ:個人株主を軽視する会社
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