昨日はビックカメラが株主優待についてのリリースを出し、もしやビックカメラも株主優待廃止か!?と恐る恐るPDFを開くと、年2回に変更すると書いてあり、株主優待2倍なの〜\(^o^)/と喜んだのもつかの間、読み進んでいくと年間の付与額は変えずに、年2回に分けるだけということでぬか喜びに終わりました(笑)
そんな感じで最近株主優待についてのリリースが目立つように感じます。
福井のドラッグストアー ゲンキーが8月に株主優待制度を廃止し、個人株主の非難を浴びて株価も急落した記憶がやっと薄れ始めたかな〜という微妙な時期だけに、この時期に廃止する必要があったのか?については疑問を感じます。
→ ゲンキーの株主優待廃止関連記事 最新版
サンヨーハウジング名古屋の株主優待履歴を振り返ってみると下記の通りです。
2003年2月から株主優待開始 年2回 8月末と2月末株主が対象
1〜4株 マックカード 3千円分
5〜9株 マックカード 5千円分
10株以上 マックカード 1万円分
2003年8月末 2分割実施 株主優待基準は据置き(持株数によっては優待増加)
2004年8月末 2分割実施 株主優待基準は据置き(持株数によっては優待増加)
2005年2月の株主優待からマックカードをクオカードに変更
2005年2月末 2分割実施 株主優待基準は据置き(持株数によっては優待増加)
2006年8月から株主優待制度を見直し 過去3回の分割で当初より優待が手厚くなったため
1〜4株 クオカード 1千円分
5株以上 クオカード 3千円分
2011年8月分を持って株主優待制度を廃止
こうして眺めてみると、2006年8月の株主優待見直しはしょうがないのかなとも感じますが、10株以上持っていて1万円分の株主優待を受けていた株主からすると、一気に3千円に減少というのは痛いな〜と感じたものです。その分株価は上昇していましたが。
株主優待を縮小したのは当時大株主だったタワー投資顧問の影響なんだろうな〜と思っています。個人株主なんかに株主優待を出す必要はない!我々に配当をもっと寄こせ!という要求を断り切れず、縮小に踏み切ったのではないでしょうか?
上場以来のサンヨーハウジング名古屋の株価推移は下記の通りです。

分割を繰り返しながら勢いよく上がっていましたが、2007年からは下落基調が鮮明になっています。あまり株主優待縮小とは関係ないかもしれませんが、それでも株主優待制度が個人株主から支持されていれば、株価が下がれば買いが入り、株価を下支える効果は期待できたと思います。
現状株主優待がどの程度負担になっているのか分かりませんが、業績も比較的順調なので現状の株主優待制度程度なら長く続けてほしかったですね。
11月29日の株主総会でも質問がたくさん出そうです。株主総会開催日が例年より後ろにずれて、集中日っぽいのは気のせいかな(^_^;)
来週以降株価がどう反応するのか気になりますね。
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