2011年09月29日

アルペン(3028)2011年株主総会レポート

2011年9月29日(木)10時から、名古屋市丸の内のアルペン本社 アルペン丸の内タワー23階会議室で開催されたアルペン(3028)第39回定時株主総会に出席しました。
アルペンはアルペン、ゴルフ5、スポーツデポを全国展開している会社です。フィットネスクラブやスキー場、ゴルフ場なども経営しています。アルペンの株主総会に参加するのは初めてです。
2011年9月29日(木)の株価 1,408円(東証1部 3028)100株単位 6月決算
PER 10.9倍、PBR 0.59倍、配当利回り 2.13%、株主資本比率 61.1%
監査費用 3,800万円(売上比 0.02%、営業利益比 0.36%) あずさ監査法人
株主優待 株数に応じて株主特別御優待券贈呈
 詳しくは 次項有 アルペン 株主優待情報ページ

   アルペン(3028)のホームページ

   アルペン(3028)のヤフー株価情報
アルペン2011年株主総会
過去5年間の株価推移を見ると、2006年の上場当時は5千円近くまで上昇しましたが、その後は1,400円前後で横這いの動きが続いています。業績も横這いという感じなので、株価が上がらないのもしょうがないかもしれません。2006年の上場以降負債が大幅に減少し、財務内容が改善しているのが目立ちますね!
2012/6計画 198,257百万円 5,236百万円 129.32円
アルペン2011年株主総会
スケジュール
10:00〜10:21 報告事項
 10:03〜10:06 監査報告 伊神薫常勤監査役
 10:07〜10:18 事業報告 女性ナレーションが読上げ、スクリーンにポイントを表示
 10:18〜10:21 対処すべき課題 水野泰三社長が読上げ
10:21〜10:22 議案説明
 第1号議案 取締役5名選任の件 5名全員が任期満了に伴い全員再任
 第2号議案 監査役3名選任の件 2名が任期満了に伴い再任、川瀬良三氏を新任し4名に増員
10:23〜10:42 質疑応答 質問者4人 計7件 19分
10:42〜10:43 議案採決
10:43〜10:44 新任監査役紹介 一礼のみ
お土産 なし
飲み物サービス なし 
経営戦略説明会 なし

注目の株主総会格付けですが、お土産や飲み物もなく、質疑応答も短時間で終わってしまいました。これらを総合的に判断し、アルペン(3028)の株主総会格付けは 『E』 としました。
   議決権を有する株主数     18,365名、その議決権数   404,846個
   議決権返送&出席株主数    3,566名、その議決権数   347,089個(85.7%)
アルペン2011年株主総会
アルペンの株主総会は今年も本社のアルペン丸の内タワー25階建exclamation×2で行われました。
アルペンの上場は2006年3月で、上記本社タワーが完成したのが2007年6月なので、立派な本社ビルを建てるために上場したのかもあせあせ(飛び散る汗)と感じてしまいますね。
まだ蒸し暑かったですが飲み物のサービスもなく、一般の消費者を顧客としたサービス業の会社としては寂しい限りです。立派な本社ビルでの開催で経費もそれほどかかっていないんですから、飲み物やお土産くらい用意してほしいものです。プレスリリースによると、将来的に従業員1,000人体制にも対応できる新本社ビルを建設、栄養管理のされた高品質な食事を提供する社員食堂を完備しているそうなので、100人程度の出席株主数なら懇親会だって本社内で可能だと思うんですけどね。
名古屋で第10位の高層ビルから見る眺めは素晴らしいですね。本社にはこんなに経費をかけているのに、株主のことはあまり大事にしていないんだな〜と余計に感じてしまいましたもうやだ〜(悲しい顔)
アルペン2011年株主総会
株主総会開始前にクールビズに協力していると案内があり、役職員もネクタイなしのクールビズ総会でした。これはとても良いことだと思います。これは今後も続けて欲しいですね。
会場内には(8+8)×16のレイアウトで椅子がたくさん並べられていました。4割くらいの出席率でした。スーツ姿の人も目立ち、取引先などの関係株主も多く出席しているようです。もちろん本社での開催ですから、社員株主も多数動員exclamation&questionされているんでしょうね。監査報告や社長の報告後には、会場後方中心に盛大な拍手が起こっていました。それにしても監査報告で拍手が起こるなんてあまり記憶にありません。それとも伊神薫常勤監査役は人気のある人なんでしょうかexclamation&question元人事部長だけに、盛大に拍手しておかないと後々人事評価に響くのかもわーい(嬉しい顔)

会場内には正面左右にスクリーンが用意され、中ほどの左右にもモニターが設置されていました。役員席にもモニターが設置されていましたが、それほどスクリーンが活躍したわけでもなく無駄な感じがしました。こんなものを用意するくらいならその分の経費でお土産を用意した方が喜ばれます。
スクリーンは事業報告時に文字などを表示する程度にしか使われていませんでした。
事業報告は女性ナレーションが招集通知を読上げ、ポイントをスクリーンに表示していました。
対処すべき課題は水野泰三社長が行うということで期待しましたが、こちらもただ招集通知を読上げるだけでした。何の工夫もないところが残念ですね。
その後議案の説明を行いました。取締役は全員再任し、監査役はなぜか1名増員するそうです。立派なタワーの維持費も高いでしょうし、本社経費は膨らむ一方の様ですがく〜(落胆した顔)
お土産がないとこんなに辛口のレポートになってしまうんですねわーい(嬉しい顔)
つづいて質疑応答となりました。

質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)(女性)36ページに1株当たり純資産2,289円と書いてあるが、上場時はいくらだったのか?上場時から変わっているなら理由を教えてほしい。
→(水巻泰彦 取締役管理本部長)上場時から毎年利益を積み上げてきており、上場以来増資も行っていないので、1株当たり純資産は着実に増加している。上場時の1株当たり純資産は手元に資料がないので、後ほど回答する。
(2-1)1株当たり利益が配当なのかと思ったが、配当は2割程度で残りは将来のために取っておくのか?配当と1株当たり利益の関係を教えてほしい。
→(水巻泰彦)1株当たり利益の中から配当を行っている。概ね30%程度を配当し、残りの7割は内部留保に回し将来の事業投資に回している。配当方針については、継続的かつ安定的な配当を目指しており、配当が増やせるよう頑張っていく。
(3-1)ということは上場時の1株当たり純資産は今より安かったことになる。上場時の株価は4千円位だったが、これは1株当たり純資産から出されたものではないのか?
→(水巻泰彦)1株当たり純資産は純資産額を発行済み株式数で割ったものであり、上場時の4千円の株価は当時専門家が出した価格であり、両者は少々かけ離れている。
(4-2)上場当時の株価4千円を一度も超えたことがない。株価を上げる対策は何かしているのか?無償増資もしてほしい。
→株価については株式市場における投資家の判断の結果であり、私がコメントする立場にはないが、現状の株価はアルペンの現在の業績に対する厳しい判断だと厳粛に受け止めている投資家の期待に応えられるようIR等にも力を入れていきたい。全社員で業績向上に取り組んでいきたい。
注記)無償増資という言葉に歴史を感じますね(笑)今は株式分割と言います。昔は有償増資と無償増資があり、株主の支払いなしで株数が増えるので無償増資と言っていました。
(5-3)39年前にNさんから素晴らしい社長がいると紹介され、水野泰三社長とハワイでお話したことがある。バイタリティのある人だと感じたが、最近の社長は(株式上場して)創業者利益をがっぽりと貰われたからなのか、以前のような勢いを感じない。海外進出もユニクロなど成功しているのにアルペンは遅れている。スポーツのアルペンということで世界に出ていくと期待して、退職金でわずかな株を買ったが、株価は大きく下がっている。株価は別にして、水野社長もあの頃の勢いを取り戻してもらいたい。
→海外進出の戦略について説明したい。今後国内市場は縮小するので、小売業も海外進出は避けて通れない。他社も海外展開しているが成功事例は少なく、アルペンは慎重に取り組んでいく。今は市場調査中だが、中国を有力視している。現在上海には事務所、無錫には自社工場があるので、これらの拠点を使って情報収集している。中国は人口が日本の10倍であり、ビッグビジネスに育つ可能性がある。アルペンの売上の50%は衣料関係だが、中国は日本人と体形も似ているので商品展開がしやすい。
(6-4)アルペンのホームページを見ても決算説明会の資料も載っておらず、IR情報が不足している。IRにも力を入れると説明があったが、個人向けのIR活動が不足しているのも株価低迷の一因ではないか?
→個人向けのIRが不足しているという印象を与えてしまったのは申し訳ない。個人向けのIRはホームページを通じた情報開示を行っている。配当と株主優待も行っている。株主優待ガイドという雑誌に広告を載せるなど、株主を増やす努力を行っている。
注記)確かにアルペンのIR情報ページは貧弱だと思いますね。決算短信は載っていますが、それ以外のリリースがほとんどないし、決算説明資料や中期計画が何も無いので、将来性について分析のしようがありません。株主優待で株主数を増やしたいなら現状でいいのかもしれませんが、長期で応援してくれるような株主を増やすためには、もっと会社の現状と将来についての情報を充実させてほしいですね。
(7-4)セグメント情報が開示されていないが、アルペン、ゴルフ5、スポーツデポの店舗別の収益性はどうなっているのか?ぜひ今後はセグメント情報も開示してほしい。
→セグメント別の収益性は開示していないが、水巻から説明する。
水巻泰彦)アルペンでは、ゴルフに特化したGOLF5、スポーツ一般のスポーツデポSPORTS DEPO、ウィンタースポーツに特化したアルペンを展開している。収益性はスポーツデポが一番高い。以前はゴルフ5が一番高かったが、事業報告で説明したように最近はゴルフのセンチメントが落ちており、アルペンと同じくらいの収益性になっている。今後は収益性が一番高いスポーツデポを中心に出店していく。
最初に質問された上場時の1株当たり純資産は1,989円でした。
水野社長)業績の良くない店はスクラップ&ビルドも行っていく。アルペンではビルド&スクラップと言っていて、まずは新しい店を作ってから撤退することで、顧客を逃さないようにしている

以上で質問も出尽くし、質疑応答は終了となりました。
ヤフー掲示板情報では例年質問は少ないようですが、今年もわずか19分でした。
アルペンは2006年3月に上場しているので株主総会も6回目のはずですが、事業報告は招集通知そのままですし、質問も少なく低調な株主総会でした。スクリーンもあるんですから、決算説明会のプレゼ資料なども使って、もっと分かりやすく株主に対してアルペンの現状と今後について語ってほしかったですね。お土産もずっと無いようなのも残念ですし、もう少し個人株主を大事にして欲しいですね。フェアディスクロージャーを目指しているなら、機関投資家と差別せずに決算説明会資料もIRページに掲載して欲しいと思います。
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ひらめき
アルペン2011年株主総会
posted by Zaimax at 21:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 株主総会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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