2011年10月01日

アクモス(6888)2011年株主総会レポート

2011年9月27日(火)13時から、東京都千代田区平河町のホテル ルポール麹町2階 ルビーで開催されたアクモス(6888)第20回定時株主総会に出席しました。
アクモスは茨木を地盤としたソフトウェア開発会社で、日立グループなどの社会インフラ関連の開発が中心です。アクモスの株主総会に参加するのは初めてです。
2011年9月27日(火)の株価 14,620円(JASDAX 6888)1株単位 6月決算
PER 17.7倍、PBR 0.93倍、配当利回り 1.37%、株主資本比率 64.7%
監査費用 1,232万円(売上比 0.37%、営業利益比 10.2%) UHY東京監査法人
株主優待 なし

   アクモス(6888)のホームページ
   アクモス(6888)のヤフー株価情報
アクモス2011年株主総会
アクモスの株価はここ2ヵ月ほど乱高下していますが、過去には15万円を超えていた時期もあるようで、地味なアクモスにも人気が集中するモテキがあったようです(笑)足元の出来高は当時を超えており、第2のモテキ突入かと思いましたがあっという間に過ぎ去りそうですもうやだ〜(悲しい顔)宮本治取締役相談役が春以降一貫して持ち株を売却しているのも、株価の頭を押さえているようです。
ソフトウェア開発ということでどうしても業績の変動は大きくなり、赤字黒字を繰り返しています。
2012/6計画 3,400百万円 80百万円 824.78円
アクモス2011年株主総会
スケジュール
13:00〜13:28 報告事項
 13:08〜13:10 監査報告 荻原啓一常勤監査役
 13:10〜13:28 事業報告 飯島秀幸社長からスクリーンも使って報告
13:28〜13:38 議案説明
 第1号議案 剰余金の処分の件 期末配当300円復配 普通配200円、20周年記念配100円
 第2号議案 定款一部変更の件 補欠監査役の任期を監査役に合わせて4年に変更
 第3号議案 取締役4名選任の件 6名中4名が任期満了となり3名再任、佐藤修一執行役新任
 第4号議案 監査役1名選任の件 監査体制充実のため、取締役を退任する金子登志雄氏を新任
 第5号議案 補欠監査役1名選任の件 監査役員数を欠く場合に備え、西山達男氏を選任 
13:38〜13:50 質疑応答 質問者1人 計3件 12分
13:50〜13:52 議案採決
13:52〜13:53 新任取締役・監査役紹介 名前とよろしくお願いしますのみ
14:10〜14:44 事業説明会 飯島秀幸社長からスクリーンを使って説明
14:44〜14:59 質疑応答 質問者2人 計3件 11分 途中で4分ほど檜山秀夫副社長から挨拶
アクモス2011年株主総会
お土産 銭形平次 最中6個 後渡し 賞味期限 10月3日
飲み物サービス 受付時にエビアン500ml、株主総会後の休憩時間にコーヒー、バウムクーヘン 
経営戦略説明会 あり

注目の株主総会格付けですが、お土産や飲み物も用意され、株主総会後には事業説明会も開催されました。アクモスの現状と今後について、株主に理解してもらおうという感じが伝わってきます。午後開催というのも出席しやすくてありがたいですね。一方で質問が少ないのは残念です。これらを総合的に判断し、アクモス(6888)の株主総会格付けは 『B』 としました。

上野からの移動に手間取り少し遅れて到着しました。なので議決権数などは分かりません。
今日も暑かったので、受付で冷えた飲み物を頂きありがたかったですね。帰りにはお土産の最中も用意されていますし、株主総会後には事業説明会が開催され、休憩時間中にはコーヒーとバウムクーヘンのサービスもありましたるんるんうれしいですね。2008年頃の株主総会と比べるとこれでも少し内容が削減されているようです。当時は最中8個→6個に、株主総会前にミネラルウォーターとホットコーヒー、休憩時間中にアイスティとケーキだったようです。お土産なども業績と連動しているのでしょうか(笑)
会場内にはテーブル付で(4×2)×8のレイアウトで64人分の席が用意されていました。出席者数は28人ほどで、新任役員候補2名を合せて30人ほどでした。スーツ姿の人も目立ち、取引先などの関係株主の出席も多いようです。なので質問もほとんどなくあっさりと終わった印象です。
役職員はスーツ・ネクタイ姿で普通の株主総会でした。クールビズを標準にすればいいのにと感じますね。
スクリーンが正面右側に用意されていて、事業報告や事業説明会で使われました。大きなスクリーンなんですが、投影面積が狭くて細かい字などは見難く感じました。株主も高齢化していますし、プロジェクターを離すなどしてもっと大きく投影した方がいいと思います。
議案の説明後質疑応答となりましたが、質問者は1人だけという寂しさです。もっと質疑応答が活発になる様に工夫が必要ですね。
質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)今期の計画は営業利益・経常利益が20%程度の減益になっている。中期計画では毎年増益となる計画を発表しているのに、なぜ今期は減益となるのか?
→外部要因と内部要因の2つがある。外部環境としては、世界的に経済環境が厳しくなっている。ギリシャなどのソブリンリスクが顕在化しており、やっとリーマンショックから立ち直ってきたのにユーロショックが起これば、大きく仕事が減ってしまう恐れがある。またアクモスのメインの客先である日立グループでは、福島原発事故の影響もあり電力関連の仕事が激減していて、今期も回復は難しいと見ていて、これらが売上・利益が減る要因です。内部要因としては、アクモスブランドの製品を作るために開発投資を先行させている。今期5〜6千万円程度を見込んでおり、これが販管費に上乗せになるので一時的に収益が落ちる。
(2-1)中期計画と今期の計画を比べると売上が5億円下回る計画になっている。来期は50億の売上を計画しているし、売上が伸びないと本格的な利益回復も望めないのではないか?
→中期計画策定時には、5億円はM&Aでの売上増を見込んでいた。現時点では具体的に進んでいるM&A案件がないので、今期の見込みからは5億円を外した。来期の中期計画売上50億円の中にはM&Aで10億円強が含まれているので、来期もM&A次第になる。
(3-1)監査役の任期が4年というのは少し長いのではないか?補欠監査役も選任するのに、監査役を1名増員する必要があるのか?退任する役員の処遇のためだけに監査役を増やすのではないか?
→監査役の任期は会社法で4年以上と定められているので、4年以下にはできない。
監査役を増員するのは人事上の処遇ではなく監査体制を充実させるためです。候補者の金子登志雄氏は司法書士でもあり、法律面にも詳しいので監査役に加えた方がより監査体制が充実すると考えた。確かに星野隆宏監査役は弁護士なので充分なのかもしれませんが、監査役の報酬は少ないですし...
注記)と少し歯切れが悪かったですね。このタイミングで監査役を増やすのは、退任取締役の処遇としか考えられませんよねもうやだ〜(悲しい顔)
以上で質問はなくなり、質疑応答は終了となりました。例年質問は少ないようです。
アクモス2011年株主総会
アクモスの議決権数は10万個くらいなので、約53%の議決権が行使されています。すべての議案が97%程度で可決となっていますが、監査役を増員する議案がやはり一番反対票が多かったです。

15分の休憩を挟んで事業説明会が開催されました。休憩時間中にホットコーヒーとバウムクーヘンが配られましたが、何気に出席者数が増えたように感じました。今日は午後フジコーの株主総会も開かれているので、そこから流れてきた人もいるんでしょうね。
アクモス2011年株主総会
事業説明会には飯島秀幸社長が出席し、役員の方々も前方に座っていました。
子会社の黒字化に取り組んできたが、テスティング事業はまだ黒字化ができていない。ただ下期はトントンになった。アクモスの売上は日立グループが6割くらいを占めていて、日立の受注した仕事の下請けが大部分を占めている。直接日立グループの仕事を受注する活動にも力を入れてきた。今期から連結納税制度を導入するので税金が減る。アクモス単体で繰越損が3億円あり、3億円の利益までは法人税が発生しない。事業説明会で使用した資料は、アクモスのホームページに掲載されています。
質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)開発投資が先行しM&Aも織り込まず、外部要因も厳しいと見ているのに、中期計画に近い利益を見込んでいるのはなぜか?またM&A案件はどのような案件を考えているのか?日立グループ以外の客先を増やしたり、円高を利用して海外の開発会社を買収する方向もあると思う。
→M&Aは決まるまでは半年くらいかかるので、現時点で具体化していないので計画には織り込めない。システムソリューション事業は今後縮小していくと考えている。メーカーの下請けを続けていくのは、3〜5年のスパンで考えると不可能だと思う。直接客先から仕事を受注したり、自社開発商品を増やすなど、より客先に近いところでの商売を考えており、それに合致した良い客先を持った会社をM&Aしたい。しかし望みが高くてなかなか良いM&A案件が来ない。業績の悪い会社はたくさん持ち込まれてくるが、アクモスの条件に合わない。社長直轄でアライアンス推進室を設けて、M&A案件発掘に取り組んでいる。
(2-1)説明の中で何度も安定収益の確保というキーワードが出てきたが、ITサービス事業のセグメントを伸ばしていくのか?
→システム運用などは年間契約であり、すぐに仕事が無くなるものではない。それに対してシステム開発は1件ごとに受注を取っていかなければならない。アクモスのセグメント上は、ITソリューション事業になっているが、その中のITサービス的な仕事を増やしていきたい。アクモスのセグメントは子会社ごとに区分しているので、少し分かりにくくなっている。
(3-2)(女性)コストダウンで開発を海外に任せる会社も増えているが、どのように考えているのか?
→今は海外に開発は任せていない。今の中期計画期間中も海外での開発は考えていない。表面上は安く見えるが、納期通りに納入されないなど色々と問題もあり、実質的には高くなることも多い。海外開発には日本からマネジメント層を送り込まないと成功しないと思う。中国、ベトナムも調査したが、色々な問題をクリアできないと判断した。

せっかく質問の時間もあるんですから、もっと多くの質問が出ると良かったですね。あまり質問が多いと記事にまとめるのが大変なんですが(笑)少ないのも寂しいです。
来年はもっと多くの質問が出るといいですね!
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ひらめき
posted by Zaimax at 19:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 株主総会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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