2011年08月31日

日本エンタープライズ(4829)2011年株主総会レポート

2011年8月26日(金)10時から、東京港区青山の青山ダイヤモンドホール1階 ダイヤモンドルーム で開催された日本エンタープライズ(4829)第23回定時株主総会に出席しました。
日本エンタープライズの株主総会に参加するのは2010年に続き2回目です。
今後株主総会レポートは速報性を重視し、できた部分から順次公開していきます。
都度加筆修正していく予定ですので、今後ともよろしくお願いします。
2011年8月26日(金)の株価 7,050円(東証2部 4829)1株単位 5月決算
PER 15.6倍、PBR 0.91倍、配当利回り 1.84%、株主資本比率 89.8%
監査費用 2,900万円(売上比 1.22%、営業利益比 10.9%) 新日本監査法人
株主優待 なし

   日本エンタープライズ(4829)のホームページ

   日本エンタープライズ(4829)のヤフー株価情報
日本エンタープライズ2011年株主総会
過去2年間の株価推移は上記の通りです。7千円を挟んだボックス圏で推移しています。

前期実績と今期計画を追記します(売上高、純利益、1株当たり利益)
2012/05計画  2,830百万円  170百万円  450.93円
2011/05実績  2,370百万円  168百万円  448.23円

日本エンタープライズ2011年株主総会

スケジュール
10:00〜10:19 報告事項
 10:05〜10:07 監査報告 小林一弘常勤監査役
 10:08〜10:19 事業報告 植田勝典社長が事業報告を読上げ 関連する図表をスクリーン表示
10:20〜10:22 決議事項の説明
 第1号議案 剰余金の処分の件 130円 前年の80円から50円増配
 第2号議案 取締役4名選任の件 5名全員改選、効率的経営体制とするため1人減員
 第3号議案 監査役2名選任の件 小林一弘、小亀慶曙監査役が任期満了に伴い再任
10:22〜10:56 質疑応答 質問者3人 計13件 34分
10:56〜10:58 議案の採決 拍手方式 すべて可決
日本エンタープライズ2011年株主総会
お土産 自社制作のジブリ音楽CD、携帯クリーナー 後渡し
飲み物サービス 株主総会前にコーヒー・紅茶・ウーロン茶などのサービス
経営戦略説明会 なし

注目の株主総会格付けですが、お土産や飲み物も用意され、質問にも丁寧に答えていました。株主の声を聞いて会場を便利な場所に変更したのもプラス要因です。一方で株主総会集中日の10時から開催というのは少し残念です。これらを総合的に判断し、日本エンタープライズ(4829)の株主総会格付けは昨年より1段階格上げし 『C−』 としました。
   議決権を有する株主数     6,883名、その議決権数   377,000個
   議決権返送&出席株主数   1,142名、その議決権数   270,428個(71.7%)
日本エンタープライズ2011年株主総会
日本エンタープライズの株主総会は、昨年から会場が変わり、東京メトロ表参道駅に直結した青山ダイヤモンドホールになりました。昨年は最寄の駅から遠くて分りにくいホテルフロラシオン青山で行われましたが、今年は早速改善してくれてありがたい対応ですね。
今日は5月決算企業の株主総会集中日です。10時からは多くの株主総会が開催されているので、ぜひ午後からの開催なども検討して頂きたいですね。
 次項有 日本エンタープライズ2010年株主総会レポート
一方でお土産の袋の中には、もしかしたら私だけなのかもしれませんが、クオカードが入っていなくて、昨年と比べるとクオカード分お土産が寂しくなりました。
会場内はテーブル付で、(3×4)×10のレイアウトで120分の席が用意されていました。出席者は昨年より若干増えて60人くらいでした。
節電に協力するため、室温を高めに設定していると説明がありました。確かに他社と比べると高めでしたが、私には適温でした。役員の方々はクールビズスタイルではなかったので、きっと暑かったんでしょうね。役員もネクタイ・上着なしで十分だと思います。
最初に植田勝典社長が挨拶を行いましたが、会場から拍手が沸き起こり人気があるようです。続いて役員を1人ずつ紹介しました。最初に役員を紹介するのはとてもいいことですねわーい(嬉しい顔)
事業報告は植田勝典社長が読上げ形式で行いましたが、スクリーンも用意されていますし、決算説明会のプレゼなどを利用して説明した方が分かりやすいのにと感じました。
質問には担当取締役も含めてバランスよく回答していましたが、お土産に関する質問が集中し、株主総会の質問としてはどうなのかなと感じました。株主総会の中で聞かなくても、受付時に受付の人に聞けば済む問題だと思います。もっと事業に関する質問をして欲しいですね。

質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)来期の計画は売上の伸びに比べて利益の伸びが低い。研究開発費など原価が上がるのだと思うが、要因を教えて欲しい。
→(田中勝常務取締役 管理本部長)販管費は引き続き削減に努めるのであまり変わらない。原価率については、前期から広告事業が伸びているので原価率が上がっている。店頭アフィリエイト事業は利益率が25%と他の事業と比べると低い。ただ有力な販売チャネルなので、他社のコンテンツ販売も含めて売上拡大に取り組んでいく。他社コンテンツの仕入れが発生するので、他の事業と比べて原価率が上がる。
またスマホ対応を進めているので、この部分のコスト増加を見込んでいる。先行き不透明な部分もあるので、不測の事態に備えた経費も計上している。
植田勝典社長)時代は一気にスマホに変化している。会社をあげてスマートフォン対応に取り組んでおり、費用は増える。店頭アフィリエイトは広告事業なので、仕入が発生し原価率は高くなる。
(2-1)マイクロソフトがウインドウズ7.5というスマートフォン向けのOSを発表したが、対応策は?
→現状アイフォーン、アンドロイド向けにコンテンツを提供している。iOSには十分対応してきたが、アンドロイド携帯も急増しておりアンドロイド対応に必死に取り組んでいる。お客様に喜んでもらえるコンテンツが提供できるよう取り組んでいく。auからマイクロソフトのOS搭載機が発表されたが、普及にはまだ時間がかかる。今後普及が進みそうであれば対応していく必要があると思うが、当面はiOSとAndroid対応を進めていく。
(3-1)コンテンツサービスとソリューション事業の売上は半々くらいだが、今期はソリューション事業の方が伸びるのか?
→両方とも伸びる計画だが、ソリューション事業の方が伸びが高く、利益率が低下する。今期も売上比率はほぼ半々。ソリューション事業の中でも店頭アフィリエイトの割合が高くなるのが、原価率悪化の要因
(4-2)株主総会のお土産はあるのか?
→あります。
(5-2)お土産は何か?
→(事務局に確認して)2千円くらいで販売しているCDと携帯クリーナーを用意しています。私は食べ物がいいと思ったが、季節柄このようなお土産になった。
(6-2)私は食べ物の方が良かったが暑いからか?
→そうです。万が一のことがあってはまずいので。私は食べ物を押していたんですが(笑)
来年に向けて検討する。
(7-2)増配は評価するが社名の知名度が低いと思う。どのような対策を考えているのか?
→ありがとうございます。日本エンタープライズという社名の知名度アップより、まずはコンテンツの知名度アップに力を入れている。環境が大きく変わる中でコンテンツが評価され、その提供会社として日本エンタープライズの知名度が上がっていくように取り組んでいく。ここ1〜2年が勝負だと思う。携帯がスマートフォンに変わり、今までのトップ企業がスマホでもそのままトップが保証されているわけではない。
コンテンツや社名の知名度アップにより株主も増えてくると思う。長く応援してもらえるような会社を目指しているし、今後も成長を続けていきたい。
(8-3)毎年出席しているが、お土産は去年と同じか?
→ジブリ関係のCDで当社でも売れている商品です。昨年とは違うCD。携帯クリーナーは昨年と同じ。
注記)とは言っても昨年もジブリ関連のCDでした。まだ聞いていないんですけどね(笑)
(9-3)事業説明は分かりやすかったが、デモ機などを用意してコンテンツを触ってみられるともっといい。
→株主総会の中で説明するのがいいのか、商品展示をするのか検討したい。
注記)ロビーにスマホなどの実機を設置して、実際にコンテンツに触れられるようにするといいと思います。社員から簡単に説明などもすれば、事業内容についての理解が深まると思います。
(10-3)株主総会後に役員との歓談の場があるといい。
→検討する。
注記)懇談の場を設けるのは私も賛成ですが、懇親会の開催は反対です。食事が出る懇親会になると人が変わる株主がたくさんいて、せっかく費用をかけて懇親会を開催しても逆効果になるケースが大半です。他社の懇親会でも、ここは大食い選手権の会場かっexclamation×2というような光景が繰り広げられ、とてもじゃないですが懇親の場にはなりません。飲み物程度を用意して歓談する場を設ければ十分だと思います。
(11-3)将来ビジョンを教えて欲しい。
→社内には目標ビジョンがあるが、株主総会で大言壮語を言っても問題があるのでこの場では控えるが、今後も成長していける会社だと思っている。携帯コンテンツ業界は大きく変革する時期を迎えており、大きなチャンスだと思っている。
(12-3)最近の株主総会は役員と株主の対話を重視する傾向にあるので、日本エンタープライズでも検討してほしい。
→検討する。

(13-1)中国事業には早くから取り組んでいるが、なかなか芽が出ない。現状はどうなっているのか?
→中国ではコンテンツプロバイダーとしてライセンスを持って事業展開しているが、日本の会社はほとんどいなくなった。中国ではまだまだ2Gや2.5Gが中心で、9億台の携帯のうち3Gは1億台程度。素地はできているので、まずは電子書籍がどのくらい伸びるかがテーマとなっている。中国に駐在している杉山から説明する。
杉山浩一常務取締役 海外兼技術担当)中国事業は数字上あまり貢献できていない。現地のキャリアなどとの関係構築には自信を持っているが、コンテンツの利用率がまだ低い。電話としての使い方やSMSとしての使い方が中心。鉄道網も普及してきて、時刻表や地方の天気予報などのコンテンツ情報が徐々に出てきている状況。中国は端末の普及が先行していたが、これからに期待してほしい。
植田社長)中国でのコンテンツ配信では先行している。今からライセンス申請しても取れないと思う。

11時56分となり、最後に1問お受けします、と植田社長が呼びかけていましたが、誰も手を挙げず質疑応答は終了となりました。
業績も回復傾向ですし、中国展開など今後に期待したいと思います。
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ひらめき
posted by Zaimax at 13:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | 株主総会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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