2011年03月16日

日本の長期投資家にできること

東日本大震災で被災された皆様にはお見舞い申し上げます。
1日も早く復興できるように願っています。

2011年3月11日(金)14時46分に、三陸沖でマグニチュード9.0という巨大な地震が発生しました。名古屋でもかなり周期の長い、船酔いでもしたかのような揺れが続きました。当時は外出中で東北地方で大きな地震があり、津波の恐れがあるという情報は分かりましたが、こんなに大きな被害が出ているとは知りませんでした。夜になってテレビを見て初めて気付き、あまりの被害の大きさに言葉を失いました。
三陸地方はリアス式海岸であり、津波の被害が大きくなることは教科書でも習うほどだったので、自治体や住民の方々も万全の体制が出来ているものと考えていました。それだけにあまりの被害の大きさに驚きを隠せませんでした。
それだけ、今まで想定していたより遥かに大きな地震だったということなのでしょうね。

大きな地震と津波に襲われて一日も早い救助や復興が急がれる中で、問題を大きくしているのが福島第1原発の問題です。
あれだけ原発の安全性を強調していた東京電力も、実際に問題が発生すると対応が後手後手に回り、状況を悪化させているように思えてなりません。なんとか廃炉になるような事態を避けようと、対応を小出しにしていたように感じてしまいます。結果として本来救助に当たる人員まで原発の対処に掛かりきりになってしまったり、半径20キロ圏外への避難を余儀なくされたりするなど、問題を大きくしてしまっています。
まずは福島原発の問題がこれ以上大きくならないように、最大限の努力をお願いしたいですが、その後には政府のエネルギー政策も含めて、こんな危険なエネルギーに頼らなくてもいいように、将来のエネルギー計画を練り直して欲しいと思います。


地震発生以降、日本の株式市場も大きく動揺しています。
地震発生後の株価推移
 3月11日以降の日経平均株価の10分足 クリックすると拡大します グッド(上向き矢印)
3月11日(金)も地震発生以降株価は急落していますが、その後の株価下落と比べると小さく見えてしまいます。
週が明けて最初の取引となる3月14日(月)は寄付きから大幅下落で始まり、634円の下落となりました。これだけ大きな地震が発生し、さらには原発にも問題が発生しているので、特に外国人から見れば売ってしまいたくなるのはやむを得ないと思います。
さらに翌日の3月15日(火)も午前中は600円ほど下げていて、地震の影響は大きいなと改めて実感させられました。この日は確定申告の提出期限なので、前場中ごろまで状況を見ながら買い注文だけ入れて、確定申告のため外出していました。
そして帰ってきたらあまりにも株価が下落していて驚きました。なんと1,300円以上も下がっています。前場よりさらに700円も下げるという異常な状況です。慌ててニュースをチェックすると、福島原発の問題が悪化したと11時過ぎに発表があり、後場は大きく売られてスタートしたようです。
その後はいくぶん状況が落ち着いたので、株価も戻して1,015円安で引けました。東京電力の対応のまずさから、余計に株価が下がってしまったようで、残念でなりません。
そして3月16日(水)は昨日大きく下げた反動なのか、全体的には上昇して488円高で引けています。
ここまで株価の動きを振り返ってみましたが、日本の長期投資家としてできることは何か?という点について考えてみたいと思います。
2008年には(日本だけではありませんが)100年に一度と言われる金融危機が発生しました。そして2011年には日本では1,000年に一度と言われるような巨大地震に見舞われました。
ここ数年長期投資家の胆力を試されるような出来事が続いています。
先ほども書いたように、海外の投資家からすると日本からの投資を引き上げたいと考えてもしょうがないと思います。しかし日本に住んでいる我々日本の投資家は、日本の市場を見放してしまって本当にいいのでしょうか?日本の会社を投げ売りしてしまっていいのでしょうか?
確かに月曜日の下げも大きかったですし、火曜日にはさらに上回るほどの下げになっています。この部分だけを見れば恐怖感も感じますし、売りたくなるのも分かります。
しかし私はこういった非常事態だからこそ、長期投資家は今後も成長して欲しいと思う会社を応援することが大事なのではないかと感じます。応援の内容は1人1人異なると思います。新たに投資に回す余裕がない人は、応援したい会社は売らないという行動も応援になると思います。投資に回す資金がある人は、状況を見ながら応援したい会社の株を買うという行動が応援になります。
私の場合は大抵フルインベストメントに近い状態なので、新たに投資する余裕はあまりありませんが、それでも少しずつ買い注文を入れています。
前回の2008年のリーマンショックの際は、今回以上に大きく株価が下落しましたが、私も恐怖感に捕らわれてしまい、ただただ茫然と見ているだけであまり買うことができませんでした。
当時の日記は右斜め下
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しかし今回は日本の危機ですし、前回の経験を活かしてできる限りのことをしたいと思っています。
まずは応援したいと思う会社の株を売らないこと、そして可能であれば買い増すこと!これが日本の長期投資家にできる貢献なのではないでしょうか?
なかには持ち株を売らざるを得ない人もいると思います。そういった方々に流動性を提供するという意味でも、買い注文を入れることには意義があると思います。
まだまだ今後の株価は予断を許しません。リーマンショックの時も何度も大きな下落と上昇を繰り返しました。まだ下がる可能性もありますが、それでも長期的にはきっと日本経済も日本の会社も回復してくれると信じています。
こういった事態ですから無理は禁物です。現物取引に徹して、応援したい会社を買う投資家が少しでも増えれば、企業も勇気づけられると思います。
できる範囲で私も応援していきたいと思います。
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ひらめき
日経平均株価推移
 前方の大きな下げがリーマンショックです


posted by Zaimax at 16:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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