2010年09月17日

破綻した日本振興銀行に行ってきました!

日本で初のペイオフ適用となった日本振興銀行の名古屋支店に行ってきました
今日は破綻後に窓口が開いてから4日目なので、来客も落ち着いたのか待ち時間なしで話を聞くことができました。私は3年定期で1.5%などという低い金利には興味がないので預金していませんが、家族が預金していて、問い合わせ電話番号に何度電話してもつながらないexclamation×2、直接聞いてきて欲しいということで窓口に行ってきました。
日本振興銀行は、3年定期で1.5%、5年定期で1.9%という高金利を提示して預金を集めていました(時期によって提示金利は違います)しかし株式投資をしている私からすると、3年間預けて1.5%というのはまったく魅力を感じません。今どき3%くらいの配当利回りの株はいくらでもありますし、割安で株価も上がりそうな銘柄もたくさんあると思います。確かに株価が下がるリスクはありますが、それでも株式投資の方が魅力的だと考えています。
数年前から日本振興銀行には好からぬ噂が流れていましたし、高金利を提示しないと預金を集められないような銀行はリスクが高いと思っていました。まあ預金保険の対象なので1千万円以内ならリスクは低いんですけどね。
私の理解では、ペイオフになっても1千万円以下の預金元本と利息は全額保護されると捉えていました。利息が保護されるんですから、満期まで契約した利息が保証されているのだとばかり思っていました。今回初めてペイオフが発動されたことで、詳しい報道も増えてペイオフに対する理解が深まりました。高い利息が保証されるのは、基本的に破綻日か事業譲渡日までなんですね。実際に発動されないと分らないこともたくさんありますね。


日本振興銀行名古屋支店は伏見にあります。広小路通沿いの広小路YMDビルの3階です。
日本振興銀行ペイオフ
上記写真はビルの正面ですが、左手側に入り口があり、そこからエレベーターで3階に上がります。
エレベーターから出ると、左手側に日本振興銀行の入り口があります。入り口には男性の社員がアンケートボードのようなものを持って立っていました。何か記入しないといけないのかな?と思いましたが、そのまま店内に案内されました。待っている人が多い場合は、待っている間に名前などの預金の状況を確認するための必要事項を記入してもらうためのボードなのかもしれません。
店内には窓口が3つ用意されていて、その後ろに椅子が5脚ほど用意されていました。私が行った時には2つの窓口は相談者がいて、1つだけ空いていました。なのですぐに対応してもらえました。
座ると同時に、今回は破綻という事態となり大変申し訳ありません、と平謝り状態でした。悪いのは窓口の社員ではなくて、元会長木村剛氏だと思うので、本人から直接謝罪してもらいたいものです。投資は自己責任と語っていながら、銀行の資金をファミリー企業に不透明な形で融資するなど私物化し焦げ付かすなど、破綻に至る原因を作っていながら、まったく説明責任を果たすこともなくマスコミから逃げ回っています。こんな人に自己責任なんて軽々しく語って欲しくないですねちっ(怒った顔) 本当に窓口の方々がかわいそうです。こんなに平身低頭なのは、窓口で怒り狂う人もいるからなんでしょうか?

まずは預金の状況を確認するために、名前と連絡先電話番号を書いてくださいと言われました。紙に記入すると、ついたての後ろから男性が現れ裏に持って行き、コンピューターで照合しているようです。その間にファイルを使って全体的な今後の流れを説明してくれました。
そうこうするうちに預金の状況が打ち出されてきて、それを元に具体的な説明になりました。うちの場合は幸いなことに預金額が1千万円以下なので、全額保護になります。そのため1千万円以内の場合の説明となりました。
今日は東京では1千万円以上預金していた人向けの説明会も開催されています。かわいそうではありますが、こんな危険な銀行に1千万円を超える金額を預けるのは、やはり自己責任だよな〜と思います。ネットでちょっと検索すれば、リスクの高い貸し出しなどをしていることはすぐ分るので、それほどの大金を預けるなら、もう少し自分で調査することが大事だと思います
日本振興銀行ペイオフ
 渡された書類の一部 クリックすると拡大されます グッド(上向き矢印)
まずはすぐにでも資金を手元に取り戻したい!という場合は、中途解約することも可能で、その場合は解約申込みをしてから5営業日以内に振り込み可能です。郵送でも解約の申込みを受け付けています、と説明がありました。しかし中途解約になるので、利率は1/20になってしまいます
1.5%の場合→0.075%という低金利になってしまうので不利になります。4ヵ月待つことが可能であれば特別な取り扱いができるということです。
詳しくはフローチャートで説明してくれました。
そのフローチャートに説明を受けた内容などを書き込んでみました。
日本振興銀行ペイオフ
こちらもクリックすると拡大しますので、拡大してご覧ください
まず、日本振興銀行の破綻日は2010年9月10日で、8ヵ月後を予定している事業譲渡日(2011年5月頃)の前日までは、契約時の利率が有効です。
なので、事業譲渡日の前日までに満期を迎える定期預金は、慌てて解約せずに満期日まで待って解約した方が得になります。中途解約すると全期間1/20の利率になってしまうので不利です。

事業譲渡日(2011年5月頃)以降に満期を迎える定期預金は、対応が分かれます。
まず4ヵ月後くらいに(2011年1月頃)、一時的に日本振興銀行の業務を引き継ぐブリッジバンク「第二日本承継銀行」(預金保険機構の100%出資の受け皿銀行であり、もちろん預金保険の対象です)から「金利引き下げを伴う預金の引継ぎについての同意確認書」が送られてきます。日本振興銀行は高金利で預金を集めていましたが、こんな高金利ではとてもペイしないのでそのままの条件では引き受けられない。一般的な金利に引き下げるなら、第二日本承継銀行で定期預金を引き継いでもいいがどうしますか?という確認が来るわけです。
金利引き下げに同意した場合は、事業譲渡日の前日(くどいですが2011年5月頃)までは、当初契約した高い金利が適用され、それ以降は新たに契約した低い金利が適用されます
満期日まで1年程度で、それまでお金を引き出す必要がないのなら、8ヵ月ほどは高い金利が適用されるので、金利引き下げに同意して満期まで預金しておいた方が得だと思います。

金利引き下げに同意しない場合は、第二日本承継銀行に定期預金が引き継がれないので中途解約になりますが、特例中途解約という扱いになるそうです。特例中途解約というのは、破綻日の2010年9月10日までは契約時の高い金利を適用するが、それ以降は利息ゼロ扱いになります。9月10日時点で解約するような扱いですね。いま解約するとほとんど利息が付かなくなってしまいますが、4ヵ月我慢して金利引き下げに同意しなければ、9月10日までは高い利息が受取れるわけです。なので早めに解約したいと言う人も、4ヵ月待った方が得になります。
ただこれは4ヵ月後にこのような対応が予定されているというだけであり、本当に4ヵ月後に特例中途解約という有利な対応がなされるかは、4ヵ月後にならないと分りません。なんと言ってもペイオフは初めての経験なので、確実なことは何もありません。
うがった見かたをすれば、預金者が一斉に解約に殺到すると大変なので、4ヵ月待てばいま解約するより有利ですよ!と説明させて、時間稼ぎをしていると言えなくもありません。
そんなリスクを考慮してもやはり4ヵ月待った方が有利だと思います。
特例中途解約扱いにしますと説明しておいて、4ヵ月後に手のひらを返すような対応をすれば、預金保険機構の信用は地に落ちることになります。今後銀行が破綻するようなことになれば、一斉に解約が殺到することになるので、預金量も小さい日本振興銀行の破綻処理で、国もそんなリスクを取らないだろうと思うからです。
どう判断するかは自己責任でよろしくお願いしますひらめき


まとめると、
2011年5月初め頃までに満期を迎える定期預金は、契約時の金利が満期日まで適用される可能性が高いので、そのまま満期まで預金しておく方がお得るんるん
2012年5月頃までに満期を迎える定期預金も、事業譲渡日(2011年5月初め頃)までは高い金利が適用されるので、4ヵ月後の金利引き下げに同意して第二日本承継銀行に引き継いでもらって満期まで預金しておく方が有利と思われる。
満期まで2年以上あるような場合は、第二日本承継銀行が提示する新しい金利にもよるが、4ヵ月後の金利引き下げ確認に同意せずに、その時点で特例中途解約を行い元本と9月10日までの高い金利を受取る
あるいは、低金利とはいえ他の銀行並みの金利であり、他に有利な運用先も思い浮かばないというなら、第二日本承継銀行に引き継いでもらう選択肢もあります。その場合は預け入れ日から事業譲渡日(2011年5月初め頃)までは高い金利が適用されるので、上記の特例中途解約を適用する場合と比べると、2010年9月11日から2011年5月初め頃までは当初の高い金利が受取れ有利になります。ただしそのまま満期日まで預金しておく必要があります。途中で解約すると新たな契約の中途解約金利が適用されてしまうので、それまでの金利を失うことになり不利になります。
まだ満期までの期間が長くて、その間に解約する可能性があるのなら、特例中途解約を行った方が有利になります
満期日と今後の資金需要を考慮して、どの対応が最善なのか検討する必要があります
以上は私が理解した内容であり、聞き間違いや間違って理解している部分があるかもしれません。詳しくは日本振興銀行の窓口に行って、相談した方がいいと思います。コールセンターは全国から電話が集中していて、つながりにくくなっていますし、窓口の方がフローチャートなどを見ながら説明してくれるので、より分りやすいと思います。近くに支店が無いなどで電話で問い合わせる場合も、上記のフローチャートを見ながら相談した方がお互いに分りやすいと思います。
ぜひ上記対応を参考にしながら、ある程度どうしたいか考えた上で相談に行かれることをお薦めします。
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ひらめき


posted by Zaimax at 00:24 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
SBI債買ってしまいました。
一年1.8%ですが起債から
一日持ちませんでした。
こんな利率でも大人気なんですねぇ
Posted by 珍 at 2010年09月17日 19:47
珍さん、こんにちは!
今の時代超低金利が続いていますからね。1.8%でも魅力に見えるんでしょうね。
ただ高い金利の裏にはリスクが潜んでいるので注意が必要なんですけどね(^_^;)
配当利回り2%くらいならごろごろしているんですが、一般的には株より社債なんですかねぇ
私は社債にはメリットを感じないので、もっぱら株ですが(笑)
Posted by Zaimax at 2010年09月22日 23:15
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