日本エンタープライズ(4829)は、携帯電話向けに着うたやデコメなどのコンテンツ配信を行っている会社です。中国にも進出しています。
日本エンタープライズ(4829)の株主総会に参加するのは初めてです。
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2010年8月27日(金)の株価 5,850円(東証2部 4829)1株単位 5月決算
PER 22.1倍、PBR 0.79倍、配当利回り 1.71%、株主資本比率 92.1%
監査費用 連結3,000万円(売上比 1.40%) 新日本有限責任監査法人
売上高と比較すると監査費用がかなり高いですね。1.4%というのは初めてです。
株主優待 なし
日本エンタープライズ(4829)のホームページ
日本エンタープライズ(4829)のヤフー株価情報

上場以来の株価推移を見ると、2004年末の小型株バブルの頃には10分割を行い人気化して、13万円ほどの高値を付けました。その後は下落が続き、現状では6千円前後をうろうろしています。ここ最近業績も低迷していて、なかなか株価の回復が見込みにくい状態が続いています。
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スケジュール
10:00〜10:22 事業報告
10:04〜10:07 小林一弘常勤監査役から監査報告
10:07〜10:18 事業報告 植田勝典社長が事業報告を読上げ 関連する図表をスクリーンに表示
10:18〜10:22 連結計算書類 単体の説明は省略
10:22〜10:24 議案説明
第1号議案 剰余金処分の件 80円(前年より50円減配)
第2号議案 取締役5名選任の件 任期満了に伴い全員再任
10:24〜10:59 質疑応答 質問者4人 計11件 35分
10:59〜11:00 議案決議 拍手方式

お土産 受付時にクオカード500円分 総会後にCD Ska Flavor lovesジブリSongsなど
飲み物サービス コーヒー、オレンジジュース、ウーロン茶、クッキーのサービス
経営戦略説明会 なし
懇親会 なし
さて注目の株主総会格付けですが、質問には丁寧に答えていましたし、暑い8月の開催なので飲み物サービスもありがたいですね。一方で事業報告は読上げ形式であり、決算説明資料などを使ってもう少し詳しく植田社長自らプレゼを行ってもいいのではないかと感じました。これらを総合的に判断し、日本エンタープライズ(4829)の株主総会格付けは 『D+』 としました。
議決権を有する株主数 7,153名、その議決権数 377,000個
議決権返送&出席株主数 1,120名、その議決権数 270,985個
株主総会はホテルフロラシオン青山で行われました。最寄の駅から遠く分りにくい場所ですね。送迎バスも用意されていましたが、本数が少ないので私は原宿駅から歩きました。会場に着いた時には汗だくになっていました。もう少し駅に近い会場で開催して欲しいですね。8月なんですから6月下旬と違って他の会場もたくさん空いていると思います。
受付横では飲み物とクッキーのサービスがありました。暑い中歩いてきたのでありがたいサービスですね。このように飲み物サービスを行っている会社はたくさんありますが、これはホテルのサービスなんでしょうか?ふと疑問に感じました。

フロラシオン青山のように駅から離れている会場では、株主からは不満の声が出ると思います。一方でホテル側としてはぜひ来年も使って欲しいと考えていると思うので、飲み物くらいはホテル側がサービスしているのかな?と思ったわけです。今までは会社側が対価を支払ってホテル側に依頼していると思っていましたが、案外ホテル側のサービスも多いのかもしれませんね。まあ結局は会場代の中に入っているんでしょうけどね。それにしても暑い時期に歩くのは疲れますね。
お土産の渡し方も独特で、まずは受付時に500円分のクオカードがもらえて、さらに株主総会後には子会社制作のCDと携帯画面クリーナーが入った封筒がもらえました。そしてカレンダーなどが自由にお持ちくださいと書いて置いてありました。しかし8月末に今年のカレンダーをもらってもね〜

会場内はけっこう広くて、テーブル付きで(5×2)×8の配列で80人分の席が用意されていました(株主数は7,153人)出席者は7〜8割という感じでした。会場の前方左右にはスクリーンが用意されていて、株主から向かって左に取締役席、右に監査役席が設けられていました。
まずは植田社長から役員が一人一人紹介されました。これはとても良いことだと思いますが、社外取締役の小栗一朗氏以外は一礼するだけで、「よろしくお願いします」もありませんでした。さすが社外取締役という感じですが、担当している業務など簡単に挨拶があるとなお良いと思いました。
事業報告は植田社長が読上げる形で行われ、関連する図表などがスクリーン上に表示されていました。せっかくスクリーンも設置しているんですから、決算説明会のプレゼなどを利用して、もう少し分りやすく説明してもいいのではないか?と感じました。事業報告にはざっと目を通してくる株主が多いと思うので、そのまま読上げられてもあまり意味がないと感じます。もう少し工夫が必要だと思いますね。
事業報告に続いて議案の説明があり、その後質疑応答となりました。
質問したい人は手を挙げて、社長から指名されると会場係の人がマイクを持ってきてくれるので、その場で出席票の番号と名前を述べてから質問するスタイルです。
質問には社長中心に回答し、一部担当取締役から回答がありました。
質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています(敬称略)
(1-1)減収減益が続いているが、今期は増収増益の計画を発表している。本当に増益が可能なのか?
→コンテンツの集中と選択を進めてきたが、ようやく下げ止まってきた。スマートフォン向けにもコンテンツ配信を開始しており、ゲームなどのSNSアプリも8月から展開している。ローソンなどが参加しているポンタサービスと連携して、ポンタポイントで日本エンタープライズのサイトで遊べるようにもしている。これらの取組みにより、足元の数字はしっかりしていると思うので、今期は期待して欲しいと思う。
いきなり力強いお言葉ですが、本当に期待していいのでしょうか?まずは第1四半期決算を確認してみないと、なんとも言えませんね。ここ数年で企業体質を強化し、利益を出しやすい体質に変わっているのならいいですが、やはりまずは結果を出してもらわないとなかなか期待はできませんね。

まだまだ質問は続きます。続きは、株主総会レポート〜その2でお楽しみくださいね

日本エンタープライズ(4829)2010年株主総会レポート〜その2

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