2010年07月06日

ぴあ(4337)2010年株主総会レポート〜その2

2010年6月26日(土)10時から東京都港区品川の 品川インターシティ 1階インターシティホール で開催されたぴあ(4337)の第37回定時株主総会に行ってきました
株主総会レポート〜その2では、ぴあ(4337)2010年株主総会レポート〜その1に続いて質疑応答の様子をまとめていきます。
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質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています(敬称略)
(4-1)(書面質問)第三者割当増資先としてセブン&アイを選んだ理由は何か?
→協業でシナジー効果が出ると考えた。以前にも提携関係にあったが、些細な行き違いで解消になっていた。チケット販売に留まらず大きなシナジー効果が期待できると考え、資本業務提携を行った。
(5-2)チケット販売を依頼する時の契約料が、3段階になっているそうだが、株主を優遇すべきではないか
→(長島執行役員)販売手数料は年間の取扱量を基に設定しており、株主優遇の考えは入っていない。
(社長)取引段階で株主優遇を行うのは難しいのではないか?というのが率直な考えです。
(6-2)夏野取締役は1株も持っていないが?
→当たり前ですが毎週の取締役会にも出席している。他の会議にも積極的に参加していて、豊富な活かして的確な指示を出してくれている。株の保有とは関係なく力を発揮してくれており、ご理解いただきたい。

夏野取締役は非常勤取締役であり、社外取締役のような立場なので、私は株を持っていなくても特に問題ないと思います。社内役員にはしっかりと持っていて欲しいですけどねexclamation×2
(7-3)招集通知は持ってくる人が多いので、受付で全員に配るのは無駄だ。この点でも黒字化に向けた徹底したコスト改革の姿勢が見えない。
(質問の意味が通じなかったようで、招集通知を郵送しなくてもいいということか?と誤解していました。郵送までやめるのは、コストダウンのためとはいえさすがに困りますねわーい(嬉しい顔)
→検討させていただく。
私は辞退しましたが、全員に再度招集通知を配るのは本当に無駄ですexclamation×2地図なども載っているので持ってくるのが普通だと思いますし、さらに言えば持ってこない方が悪いので、受付に用意する必要もないと思います。受付には用意しておりませんのでお持ちくださいひらめきと書いておけば十分です。
(8-4)セブン&アイ(以下7&i)が20%の株を持ったが、経営的にはどんな関わり合いになるのか?
→ファミリーマートから7&iに提携先が変わり、チケット引換え場所が5千ヵ所増えた。
(9-4)7&i側のメリットは何か?将来は7&iの子会社になってしまうのではないか?
→そんなことはない。7&iは物販が中心だったが、物からサービスへの転機にしたいという考えがあると理解している。
(10-5)社外役員は非常勤なので、取締役会や監査役会への出席のみの活動が中心だと思うが、出席率の低い人がいる。出席率が低い人は報酬のタダ取りではないか?冨山氏は今回も取締役候補になっているが、今期はきちんと出席できるのか?決意をお聞きしたい。
監査役は3人以上でいいのに5人も必要なのか?
→冨山氏は大変多忙な方ですが、それにもかかわらず引き受けて頂いている。取締役会は月1回が原則だが、前期は臨時で審議する必要が多くて臨時取締役会を4回開催した。臨時取締役会は急であり都合が付かないこともあった。(出席率の低い)金子監査役は欠席時には代理出席の方が来ている。会社からも欠席者には事前・事後に報告して、貴重なご意見を頂いている。
(株主)先ほど招集通知の削減提案もあったが、数百万円の報酬を貰っているのだから、しっかりと活動して欲しい。株主としては招集通知の出席率でしか活動内容が分からない。株主の期待に応えられるよう取り組んで欲しい。
(11-6)今後の戦略について、ネット販売などありきたりの説明しか聞けず残念だ。出版も紙ベースは落ちていくと思う。
→i−Padはキンドルより雑誌閲覧がしやすいので、検討を進めている。
(12-6)コスト削減で黒字化しても将来の成長性や夢が見えない。チケットが紙である必要はないと思う。ペーパーレスにすればコスト削減にもつながる。もっと小さなイベントも取り込んでいくなど、裾野を広げて薄く広くサービスを広げていって欲しい。
→チケットのペーパーレス化は以前からトライアルはしてきたが、まだ早過ぎた。ICカードを使った入場などの検討も進んでおり、内部的な検討は進めている。
広く薄くというのはその通りだと思っている。ぴあは他社より多くの興行を取り扱っている。常時2万種類くらいで、他社の倍以上です。雑誌ぴあを始めた時からメジャー以外も扱っていこうと言う考えでやっている。ロングテールを考えると、年1回あるかどうかというような学生のコンサートなどの受け入れも始めている。ツイッターやSNS絡みで、小さなイベントにも反応してもらえるように取り組んでいる。
ぴあ(4337) 左斜め上 クリックで拡大
(13-7)なぜ3Qからチケット販売が落ち込んだのか?
→ここ2〜3年個人消費は落ち込んできたが、チケット販売はそれほど落ち込んでいなかった。我々としてはデフレスパイラルが続き、財布の紐が締まってきているのを甘く見ていた。チケット販売が落ち込むまでにはタイムラグがある。公演には半年〜1年位の準備期間がある。海外公演などではスポンサーが付かないと実施できないが、不況の影響でスポンサーが付かないなどの影響がでてきて、公演が減少しチケット販売も落ち込んだ。ライブエンタメ市場が▲1%(GDPは▲6%)で止まっているのは、若い人を中心にライブエンタメにお金を使ってくれているからだが、今年に入っての数字は90%くらいまで来ており、下げ止まってきたかなと感じる。仕込んでから実際に公演を行うまでに半年〜1年かかるので、前半は厳しい面もあるが、後半は回復してくると考えている。
(14-7)下期から回復する理由を教えて欲しい
→出版事業は上期:下期が3:7と下期偏重であり、チケット販売も下期は回復してくる。7&iとの提携効果も、10月から新サービスを行うので取り扱いが増えてくる。7&iとの新たな取り組みの検討も進めており、下期以降提携効果が高まってくる。
(15-8)不退転の決意ということだが、今期も赤字だったら社長は辞めるのか?配当よりも株主優待の方が大事だ。黒字になったら優待も元に戻してくれるのか?
→まずは黒字化に邁進するとしか答えられない。株主優待については、個人株主以外にも法人株主もいる。利益が出たときの公平な還元方法については色々と議論している。黒字化が最優先だが、その後の還元についてはまずは安定的な配当が基本だと考えている。総合的な判断をしていく。

黒字化が見えてくる前に利益の還元方法を議論しても、とらぬ狸の皮算用になってしまいますあせあせ(飛び散る汗)まずは外部環境がどのように変化しようとも利益が出せる体質に改革することが先決だと思いますが...ローソンエンターメディアが不正会計でゴタゴタしているんですから、ぴあにとってはチャンスだと思うんですが、なかなか利益に結び付けられないんですねもうやだ〜(悲しい顔)
(16-8)株主割当増資の考えは? →ご意見として伺っておく。
(17-9)チケットのオープン販売をして欲しい。オークション方式での販売を検討して欲しい。
→けっしてオークションを否定するわけではないが、興行主催者からすると、自分たちとは関係なく勝手にオークションで販売されていると感じている。マドンナのツアーでプレミア席について主催者が公式オークションをしたことがあったが、このように主催者が行うことは可能だと思う。ただ、転売目的でオークションに出すのは広く行われているが、法的には規制しにくい。どうしてもチケットが欲しい人は高い価格を払うと言う考えはあると思うが、ダフ屋的な行為を助長することになっては困る。業界にも働きかけて、ユーザーのニーズを探りながら検討していきたい。
(18-10)ぴあ総研が業務を停止したが、調査業務は止めてしまうのか?今後どうするのか?
→ぴあ総研には、ぴあから業務委託料を支払って業務を行っていたので、持ち出しになっている。シンクタンク業務で利益を出すのは困難で、断腸の思いで業務を停止した。ぴあ総研の活動はユニークで貴重なデータを提供していたので、なんとか続けてくれないかという声もいただいている。しかしながら黒字化が最優先なので断腸の思いで休止した。官公庁からは困るよという声もあるが、それなら補助金を出してくださいよ(笑)と言っている。一旦3月で業務を休止したが、会社自体は休止状態にしており、復活は可能です。本来は経産省とか文化庁が自ら予算を付けて行う内容だという想いもある。
(19-11)黒字化には経営のスピードアップが必要ではないか?先ほどの招集通知の件も検討するという回答だったが、こんなことくらいすぐに決断して欲しい。 →次回から実施します


(20-12)今期は減収見込みなのに本当に黒字化できるのか?
→まずはコスト構造の見直しを徹底してやっている。予算を組む段階で、昨年の二の舞とならないよう、マイナス要因をすべて洗い出し、その分をコストカットで補う計画にした。売上が落ちるのは前半チケット販売の落ち込みが続くと厳しく見ているため。ぴあ総研やぴあ中部版を廃止するなどコスト構造を徹底的に見直すため、不採算部門には大ナタを振るい出血を止めた。こういった整理で3億円くらい、役員報酬を含む人件費の削減や管理部門の経費削減などで7億円、トータル10億円くらいコストを圧縮してスタートしている。売上が落ちるリスクについてはコストカットで対応している。7&iとのアライアンス効果などプラス要素も色々あるが、プラス要素は予算上はあまり見込まずに計画を立てている。もちろん営業努力として売上を増やすことにも取り組んでいくが、たとえ売上が減っても黒字になるような取り組みを行っている。
(21-12)ということは、今まで余計なところにコストが掛かっていたのか?
→というより、相当程度役員や社員に我慢を強いている。私は役員報酬50%カット、常勤取締役で30%カット、社外取締役でも20%カットしてもらっている。これは一例だが相当我慢してもらっている。家計的には大変だと思うが、協力して頂いている。
(22-13)このタイミングで剰余金処分を行う目的は何か?
→今期の黒字化が前提だが、利益剰余金のマイナスを無くしておくことで、今期黒字になると配当可能利益ができる。これが最大の目的です。
(23-13)7&iとの話し合いの中で、いろんなケースを想定したと思うが、なぜ20%出資になったのか?33%という選択肢もあったのではないか?
→20%、33%以上、10%くらいなど色々な考えがあると思う。相手のある話なので、ある意味ではあうんの呼吸でこのくらいということになったとしか言えない。
ぴあ(4337)
(24-13)7&iとの提携は、店頭にチケットを取りに行くという効果を狙っていると思うが、一方では夏野さんも取締役に入っており、ミクシィとの提携などペーパーレスの方向へも動いている。今後どちらを目指していくのかで、利益構造なども変わってくるがどう考えているのか?
→7&iもインターネット中心の会社も持っており、店舗とネットの連動性を模索している段階です。提携により引き取り可能な店舗数が5千店増えるので、この点では売上拡大が見込めるが、提携先のサークルKサンクスも含めて、ペーパーレスへの対応で何かできないか検討していく。6割はネット経由になっているが、4割はまだ電話や店頭でチケットを購入しているんで、すぐにすべてがペーパーレスになるわけではない。徐々に変わっていくので、我々も検討を進めている。
(25-13)その点で今回取締役として入る後藤さんは、セブン&アイ・ネットメディアの社長だが、ぴあがチケットの電子化を進めていった時にカニバリになるのではないか?
→セブン&アイ・ネットメディアという立場もあるが、後藤氏はセブン&アイ・ホールディングスの取締役でもある。20%のうち一番多く出資しているのもセブン&アイ・ホールディングスなので問題ない。カニバリ(自社商品が他の自社商品と食い合う共食い現象のこと)という話があったが、双方がWIN−WINの関係になるようにしていきたい。

12時8分となり、矢内社長からそろそろいかがでしょうか?まだ質問はありますか?と問いかけ
(26-14)取締役候補の唐沢さんと夏野さんから、取締役としてどんな貢献をするのか聞きたい
→略歴は招集通知に記載した通りだが、それぞれ業務に精通した人を選んでいる。唐沢はプロパー社員から取締役になっているので、ぴあの事業には大変精通している。ここで決意を述べさせていただくのは控えさせていただきたい...と急に矢内社長の歯切れが悪くなりましたあせあせ(飛び散る汗)
(株主)先ほどからずっと社長しか話していないので、ぜひ取締役から決意をお聞きしたい。
(社長)分かりました。(苦笑いしながら)まあ簡単で結構だと思いますが、申し訳ありませんが夏野さんと唐沢君よろしく。まずは唐沢君からどういった貢献をしてくれるかということなので、簡単にお願いします。
ということで、しぶしぶお二人の決意表明となりました。確かにもっと他の取締役からの発言も聞いてみたいですね。夏野剛氏は非常勤取締役なので、発言してもらうことに遠慮もあるようです。
私は社外取締役の冨山和彦氏に、ぴあの立て直し策についてぜひ聞いてみたかったですねexclamation×2なんといっても企業再生のプロですから、冨山氏から見たぴあの問題点と改善策をぜひ聞いてみたかったですひらめき
今期も黒字化は難しいでしょう なんてあっさり言われたらがく〜(落胆した顔)ですが(笑)
もっと他の取締役からも回答させるようにした方が、経営陣がどんな人たちなのかが分かって株主にも有益だと思います。来年の株主総会ではぜひ改善して欲しいですねひらめき


以上で質疑応答は終了となりました。色んな質問がありましたが、どんな質問にも丁寧に答えていたと思います。最後の質問だけ歯切れが悪かったですねわーい(嬉しい顔)
その後議案の採決となりましたが、盛大な拍手で承認されました。最後に矢内社長から挨拶があり、新任取締役の紹介があって、無事株主総会は終了となりました。すでにこの時点で12時16分であり、13時からホリプロの株主総会が控えている私は、急いでランチボックスを頂き、受付でお土産を受取り会場を後にしました。
ぴあ(4337) 左斜め上 ランチボックスの中身
山手線での移動中にサンドイッチをいただき、無事ホリプロの株主総会にも間に合いました手(チョキ)
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ひらめき
ぴあ(4337)
   ぴあ役員の方々です グッド(上向き矢印) 今期は黒字化期待していますよひらめき


posted by Zaimax at 02:07 | Comment(2) | TrackBack(0) | 株主総会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あなたちょっと問題ですな。
写真なんかは許可取ってるんですか?
無断でしょう。
まさかレコーダーで録音もしてるんじゃ
ないの?
あきらかに総会屋と同類ですね。
Posted by gan at 2010年07月07日 16:55
ganさん、厳しいコメントありがとうございます。
ネット上では相手が見えないので、厳しい表現になる部分もあり、コメントを見るたびに悲しい気持ちになります(T_T)

ganさんの総会屋の定義が分かりませんが、同類扱いされるのは心外です。会社側に利益提供など求めていませんし、株主向けあるいは興味を持っている投資家向けの、IR活動の一助になっているくらいだと思っています。
ganさんには「何を思い上がっているんだ!いい加減にしろ!」と言われそうですけどね(^_^;)

写真撮影については、下記の記事にまとめていますのでご覧ください。

株主総会と写真撮影
http://sokai.seesaa.net/article/145586072.html
Posted by Zaimax at 2010年07月22日 16:40
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