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VTホールディングスは、ホンダ系と日産系中心に自動車ディーラーを経営している会社です。自動車関連では中古車をアフリカなど海外に販売しているトラストやJネットレンタカーなど、多角化分野ではデザイナーズ住宅や環境関連事業にも手を広げています。
VTホールディングスは3年以上前からセミナーなどで推奨している銘柄の1つであり、いまだに私のポートフォリオの主要部分を占めています。
2010年6月1日(月)の株価 166円(ヘラクレスS、名証2部 7593)100株単位 3月決算
PER 3.6倍、PBR 0.59倍、配当利回り 3.61%、株主資本比率 14.3%
株主優待 3月末の100株以上の株主に、新車購入時や車検時の割引券などを進呈
詳しくは、VTホールディングス(7593)の株主優待ページをご覧ください

VTホールディングス(7593)のホームページ
VTホールディングス(7593)のヤフー株価情報

PERなど株価指標面から見ると非常に割安ですが、自動車販売が主力であり、景気変動の影響を大きく受ける業種です。また、過去多角化を進めましたが、自動車ディーラー業ほどはうまくいかなくて、撤退損や事業売却損などを出し業績が低迷したこともあります。M&Aによる事業拡大が順調に進んでいた頃は株価も1,000円を超えて高く評価されていましたが、2008年度は赤字に転落しており、足元は100円台での推移が続いており株価は低迷しています。
一方で前期は過去最高益を達成するなど、減税効果もあって業績が回復してきています。そのためPERは3.6倍と非常に割安になっています。

最近1年間の値動きを見ると、赤字転落という業績悪化で100円以下まで売り込まれていたところから、昨年の7月には出来高が急増し、一気に200円超えまで急騰しました。一体何が起こったのか

今後も安定した成長を続けていけるのか?それとも今までのように景気変動に伴い大きなブレが続くのか?この辺りの考え方次第で、現在の株価の評価が変わってくると思います。ただもともと仕手株のような値動きの激しい株なので、株価の先行きを予想するのは非常に困難です。

決算説明会は、5月25日(火)に名古屋(名古屋栄東急イン)で、5月26日(水)に東京(東京証券会館)で行われました。ホームページでも紹介されていて、名古屋は74名

VTホールディングスHPの決算説明会開催情報
74名も参加しているとはちょっと驚きですね。機関投資家にそんなに人気のある会社なんでしょうか?
名古屋の説明会では4名ほど会社側から出席しているようですが、東京では高橋一穂社長と山内一郎取締役管理本部長が出席していて、高橋社長から説明がありました。
私は20分ほど遅刻してしまったので、前半部分の説明内容は分かりません。私が到着した頃には子会社の業績説明の途中で、三河日産の説明をしていました。下記のページで決算説明会資料が公開されていますが、ページで言うと15ページの途中から参加しました。
VTホールディングス(7593)決算説明会資料

こちらの資料

東京の参加者は20名ということですが、ほぼ満席で驚きました。VTホールディングスは機関投資家にも人気が出てきたんでしょうか

資料を見る限りでは、ホンダ系も日産系もディーラー業は好調のようです。輸入車事業は新型車エヴォーラの発売遅延などにより若干厳しいようですが、規模が小さいので業績に与える影響は軽微です。新たな車種のインポーターもほぼ決まっており、今期は300台ほど計画に入っているそうで、前期よりは改善しそうな感じです。
アフリカなどに中古車を輸出している子会社のトラストは、急激な円高の影響で業績が悪化したものの、価格に転嫁して回復傾向です。今期は1$=90円を想定しているが、ギリシャ危機などでまた円高になっており、今後の為替動向次第では、価格転嫁が遅れ業績に影響を受ける可能性があります。
レンタカー子会社のJ−netレンタリースは、自動車セグメントの中では最も高い利益率であり、業績に寄与している。
休日高速道路1,000円ということで、公共交通機関で遠出するよりレンタカーを借りて出かけた方がお得ということで、個人の利用が増えている。また、ワンコインレンタカーを行っていて、話題のカーシェアと価格がほとんど変わらないサービスも行っている。
今までは損害保険会社の事故代車や法人顧客が多く単価が低かったが、これらの要因により個人客が倍増していて、単価も法人の2倍近いことから、業績が大きく伸びた。
デザイナーズハウスの草分け的存在のアーキッシュギャラリーは、リーマンショックによる受注減の影響が大きく、前期は大幅な減益となった。ただその後は受注が回復していて、リードタイムが1年くらいかかることから業績の先行きは読みやすく、前期の受注が回復していることから今期は期待できる。
省電力装置を製造・販売している環境分野の子会社E−FOURは好調で過去最高益を更新している。地球温暖化への世界的な関心の高まりから、特に海外から省電力装置E−FOURへの引き合いが多く、昨年も販路を5ヵ国拡大している。
E−FOURはコンピューターの基盤だけ自社で作っているが、その他は外注しており、装置自体のコストも安いので利益率が高い。前期の経常利益率は20.3%

(注記)
この部分は注意が必要で、VTホールディングスは2006年度に20億円ほどの減損損失を計上して赤字転落していますが、この大部分が当時赤字だったE−FOURに関連する減損です。生産設備や在庫などをほとんどゼロ評価まで落としているので、売上が増えれば利益率が高くなるのは当然です。ちなみに2006年度はその他事業は好調で、営業利益段階では増益だったのに、E−FOURの巨額減損のおかげで赤字転落し、業績連動配当ということで無配になっています。当時の株主の犠牲のうえに、今のE−FOURの高収益が実現できているわけです。
今期もE−FOURの業績は伸びるそうですが、長期に応援している株主ももっと大切にして欲しいものです

2011年3月期の業績見通し
今期は売上880億円(前期比99.7%)、営業利益42億円(94.0%)、経常利益36億円(85.2%)、純利益16億円(84.6%)を計画している。
前年比ほぼ同水準の業績を見込んでいるが、新車買い換えの補助金がなくなる9月以降について、社内でも業績への影響について、いろいろと議論があった。補助金はもともと今年の3月で打ち切られる予定だったが、民主党政権に代わり9月まで延長された。その分3月にかけての駆け込み需要がなくなり、受注が平準化した。減税打切り後の販売推移を見ると、アメリカでは1ヵ月ほどで元に戻っている一方で、ドイツでは低迷が続いているが、個人的にはあまり心配していない。イメージでは6〜7月にかけて駆け込み需要が発生し、10月は販売が大きく落ち込むが、11月には半分程度まで戻り、12月以降は通常の販売台数に戻ると考えている。
今期も10億円以上のコストダウンが可能で、売上はともかく利益は前期以上に出ると私は考えている。発表している数値は堅めの目標です。
補助金打切り後の対応はメーカーも考えていて、10月以降魅力的な新車を投入してくる。下期に発売予定のフィットハイブリッドはかなり売れると思う。
通常なら上期:下期の売上は4:6程度だが、駆け込み需要とその反動を織り込み、今期の計画では5:5くらいにして上期偏重型の予算にしている。足元の売上は(上期偏重型にした)この計画を10%ほど上回って推移している。
(注記)
高橋社長の言葉を聞いていると、(いつものことですが

セグメント別では、自動車セグメント・環境セグメントともに高水準の利益率を維持する見込みです。計画上は自動車セグメントの営業利益率が、前期の5%から4.5%に低下するが、たぶんこうはならないと思う。(利益率が落ちることはない、前期並の5%以上は確保できるだろうということです。決算説明会資料の24ページ 左下のグラフをごらんください)
自動車セグメント全体では前年同水準の粗利を見込んでいるが、部門別内訳では、10月以降は廃車に回っていた、登録から13年超の下取車が中古車市場に戻ってくるので、中古車市場が回復し中古車部門の粗利は間違いなく伸びる。
今後の課題や戦略について語った、後半の説明の様子は、VTホールディングス(7593)決算説明会レポート〜その2をご覧ください。
VTホールディングス(7593)決算説明会レポート〜その2
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