2010年06月07日

ゼットンzetton(3057)2010年株主総会レポート〜その2

2010年5月27日(木)10時30分から横浜市中区山下町の横浜マリンタワー3階 マリンタワーホールで開催されたゼットンzetton(3057)の第15回定時株主総会に参加してきました
株主総会レポート〜その1に続いて、株主総会後半の質疑応答の様子をまとめていきます。
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質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています(敬称略)
(1-1)対処すべき課題で公共施設における店舗開発機能の強化をあげているが、前期はその公共施設事業の利益率が半減して赤字転落の原因になっている。開発も大事だが既存店の業績立て直しも重要ではないか?高価格帯の店が不振ということだが、ひらまつなど好調な会社もあり環境のせいにしているだけではいけないと思う。既存店の立て直し策を聞かせて欲しい。
→大型店舗の売上の半分以上はブライダルだが、昨年春にゼットンの取り組み不足で、ブライダル受注が落ち込んだ影響が大きい。大型店が名古屋に集中していて、名古屋の景気悪化の影響も大きく受けた。
先ほども説明したように、これからは大型の店舗は抑えていく。大阪中之島のビアガーデンも、大阪市からは当初通年型のレストランを希望されたが、水辺という場所の特徴などをもとに協議した結果、集客の期待できる春から夏にかけてビアガーデンを出店することにした。客単価も3〜4千円くらいで、投資額も抑えることができる。東京都美術館へのレストラン出店についても、東京都が上野の森の再開発を行っていて、少し離れているがスカイツリー関連で大きく取り上げられることになると思う。客単価も小さい方のレストランで6〜7千円、大きいレストランは2千円を切るカジュアルなお店です。建物は東京都が建てるので投資額を抑えながら出店できる。公共施設への出店は各種の規制があったり、出店までに時間が掛かるなど難しい面もあるが、家賃が安いというメリットがあるので、しっかりと利益をあげていきたい
名古屋のミッドランドスクエアのお店が苦戦しているのは、ビル自体の集客力が低下している影響もあるが、美術館は色々な企画展を行うので5年経っても集客が落ちない。
ひらまつの話が出たが、先日金沢で平松社長にもお話を伺った。ひらまつは高級店とブライダルに特化していて、学ぶ点も多い。ひらまつとは公共施設のコンペでいつも競合するが、金沢では負けてしまった。金沢は私の出身地でもあり、取りたかったが残念だ。先日はその新しくできたお店で話を伺ってきたが、色々とご指導頂いている。

新規出店は投資額を抑えて、将来的な収益性もしっかりと検討しながら進めるので大丈夫だということのようです。大型既存店の立て直しについてはあまり説明がありませんでしたが、ブライダル受注獲得に力を入れて立て直していくということなのでしょうか?
回答の中でミッドランドスクエアのビル自体の集客力低下について話がありましたが、確かにビル自体の集客力の影響も受けると思います。ただ、ゼットンの基本的なコンセプトは、ゼットンが出店することでビルや施設の魅力がアップし、賑わいが戻ってくるというものだと私は理解しています。その点からはビルの集客力という外部要因のせいにしないで、ゼットンの店舗の魅力を上げることでビルの集客の核になってやるexclamation×2くらいの意気込みが欲しいと思いますねひらめき
ゼットンzetton(3057)2010年株主総会
(2-1)売上は伸びているのに販管費が大幅に増えて赤字の一因になっている。効率的な経費のコントロールが大切だが、販管費の削減にはどのように取り組んでいるのか?昨年立ち上げた食材共同購入の効果なども教えて欲しい
→(佐藤信之取締役副社長 アロハテーブル社長)社長から説明があったように、本社を東京にすることで家賃2千万円、役員・社員の旅費2.5〜3千万円が削減できる。固定費の削減は難しいので店舗の生産性をアップさせていく。ハワイアン業態のアロハテーブルもオペレーションを向上させるため子会社に集約し、フランチャイズ展開も進める。FC化で人や金をあまりかけずにロイヤリティを得ることができる。
共同仕入れは一風堂、ワンダーテーブルとゼットンの3社で始めたが、今は5社になっている。5社合計で700億円規模の仕入れとなっており、ゼットン単体の10倍以上のバイイングパワーがある。まだ取り組みを始めたところであり今期は5千万円のコストダウン効果を見込んでいるが、来期はさらに品目も増えるので1億円くらいの効果を見込んでいる。スーパーなどでは一般的だが、飲食業で共同仕入れをしている会社は少なく、声をかけると参加したいという反応が多いので、今後も参加企業が増えていく。
(3-1)公共施設事業の新規出店も発表しており、商業店舗事業ではアロハテーブルのFC展開も発表されている。これらも含めて中期的なゼットンの成長戦略と具体的な売上・利益目標を聞かせて欲しい
→(佐藤信之取締役副社長)公共施設への出店はいつコンペになるか分からないので、計画的に出店するというよりコンペになった時に立地に合わせて店作りをしていく、というのがコンセプトになる。そのため出店計画はあまり作らず、いい物件があれば(コンペに応募する)というスタンスです。
一方商業施設事業では、アロハテーブルを3年後に60店舗まで展開したい。直営も育てながらFC4:直営6の割合を想定している。
公共施設事業は先を読めない部分もあり、突発的に話が来ることもある。経営目標については、上場当時から掲げているが経常利益率10%を目指していく
(4-1)第2号議案で監査役を1名増員するが、会社の規模からしても3人で十分だと思う。
→(坂井朗取締役管理本部長)他社で3名が多いのは常勤監査役1名、社外監査役2名にしているためです。これは監査役の過半数を社外監査役にする必要があるためで、ゼットンも以前は3名だった。4名にしたのは、ゼットンの元社員で今は税理士の浅野氏に監査役をお願いしたためです。浅野氏はゼットンの業務内容にも精通していて適任だと思うが、元社員なので社内監査役・社外監査役どちらにもカウントできない。社外監査役を過半数にするためには4名体制になってしまう。ただ報酬は4名で900万円なので、ご理解いただきたい。

確かに商法改正で監査役監査の強化が図られ、社外監査役が過半数必要になっています。併せて元社員は社外監査役にカウントされなくなりました。それなら業務にも精通している浅野氏を常勤監査役に選任すれば、問題は解決できると思いますが、なぜそうしないんでしょうか?
(5-2)稲本社長の説明では、配当を早期に行いたいということだが、どのような状況になったら配当を行う考えなのか?また想定している配当水準は?
→(佐藤信之副社長)出店コストが毎年必要になるが、現状は借り入れに頼る部分も多く、まずは営業キャッシュフローを増やして出店コストをまかなえるようにするのが目標。配当が可能になるのは営業CFと借り入れのバランスが取れて、安定した配当が続けられると判断できた時であり、そのような体制を整えていきたい。想定している配当水準については配当性向という考え方もあるが、投資家は3%くらいの配当利回りを期待していると思っており、現状の株価は3万円前後だが利回り3%水準を目指していく。
(社長)配当とともに成長も大切だと考えているので、バランスをとっていく。

過去の株主総会でも配当に対する考え方を稲本社長は述べていて、安定的な収益構造ができた段階で配当を開始したいという考えです。たまたま利益が出て配当を始めても、翌期に業績が低迷して無配に転落するようでは、株価も低迷して株主にも迷惑をかけてしまう、そうならないよう安定した収益構造が出来上がった段階で配当を開始するという考え方です。
今回の質疑応答で、もう少し詳しく配当開始の条件が示されました。安定した営業CFが稼ぎ出せるような状況になれば、1,000円程度の配当を行いたいと考えているようです。潜在株式も含めると4.1万株ほどあるので、配当総額が41百万円程度になります。これだけの配当を行うためには1.5億円程度の純利益は必要と思われ、今期予想純利益0.23億円と比べると、配当開始はもう少し先のようですね。
(6-2)株主優待も充実して欲しいが、もっとゼットンらしい優待を考えて欲しい。配当がなくても株主優待だけでも満足できるような魅力ある制度にして欲しい。
→ごもっともで、金券がゼットンらしいか?と言われると、そうは考えていない。他社では肉や米を送っているところもあり、農業も始めているので規模が大きくなればそのようなことも考えていきたい。

店舗のない地域の株主にとっては農産物の送付は嬉しいかもしれませんが、それがゼットンらしいのかexclamation&questionと言われれば???という感じです。多くの株主は現状のお食事券の方が嬉しいんじゃないかなと思います。金券自体も金色に輝き高級感があってzettonらしいですしわーい(嬉しい顔)
(7-2)開かれた株主総会として、土日開催はできないのか?
→(坂井)自社の店舗で株主総会を行っているが、収益を稼ぐのはその店舗であり、稼ぎ時の土日に株主総会を行うのは難しい。スタッフの時間外手当もかさむのでご理解頂きたい。
(8-3)京都のお店を時々利用するが、開店15分前に行ったら行列もなくまったく混んでいない。京都のお店は格式も高くていいが〜 と感想などを述べていました。
開店15分前に行ったらまだ清掃中で、待合場所にも座らせてもらえなかった。それどころか水を撒かれるくらいの対応だったちっ(怒った顔)開店30分・1時間前なら私が悪いのかもしれないが、15分前くらいなら待合スペースで待って頂くのが普通の対応ではないか?先ほど聞いた経営陣の考えが下まで届いていないのではないか?担当者から直接説明を聞きたい。
→私(稲本社長)が最終的な責任を負っているので、私から説明させていただく。
不愉快な思いをさせてすみませんでした。どんな時間だったとしても大変申し訳ない。2度とないよう現場に徹底する。お詫びして済む問題ではないが申し訳ない。店舗が増えて全店に徹底できていないと反省している。世界中の店舗に伝えていく。閉店時の対応についてもお叱りを受けており、改善を徹底したい。


(9-4)(女性)徳川園の店舗の業績が悪いが先々どうするのか?
→zettonは名古屋に育てていただいたという想いもあり、徳川園への出店が東京でのコンペ勝ち抜きに繋がっている。徳川園館長の激励で出店した経緯もあり、今後も力を入れていく。
昨年名古屋は景気が悪くなり、法人のパーティー需要が大きく落ちた影響で業績が悪化しているが、個人客やブライダルは落ちていない。パーティーをやっている場合ではない!という気分的な部分もある。本社を東京に移したのは名古屋軽視ではなく、名古屋も大事にしながら関東に出店していくためです。
(10-1)ここまで質疑応答を聞いてきたが、昨年の名古屋での株主総会では出席者も会場一杯で100人以上いて、質問もたくさん出た。今年は横浜での開催だが、出席者も30人くらいで質問も少ない。今後も株主総会は横浜で行う考えなのか?
→横浜マリンタワーは前期最大の投資先であり、株主の皆様にもぜひ見ていただきたくて今回の開催場所になった。確かに昨年と比べると出席者は大きく減ってしまった。来年もマリンタワーで開催すると思うが、東京都美術館の店舗がオープンした後はそこで行いたい。その後は大きな店舗がオープンしたら、そこで株主総会を行い株主の皆様に新店を見てもらいたいと考えている。
(株主)名古屋にはもう戻ってこないんですか?
→名古屋でも私と直接話す機会を作って欲しい声もいただいており、株主総会以外の形での開催を検討している。

株主懇談会みたいなものでしょうか?名古屋近辺の株主としては嬉しいことですね。ゼットンはあまり個人向けのIR活動を行っていないので、ぜひ名古屋で検討している株主懇談会を楽しみにしていまするんるん
株主総会が遠くなるのはとても残念ですが、新たにオープンした大型店で開催するというのは、新店舗の見学にもなりいい考えですね。来年の株主総会は分かりませんが、東京都美術館で開催する株主総会にはまた参加してみたいですねわーい(嬉しい顔)現状は午前中の開催ですが、午後からの開催だとさらに参加しやすくなります。5月下旬も多くの会社が株主総会を開催していて、どうしても重なってしまうんですよねもうやだ〜(悲しい顔)

以上で質疑応答は終了となりました。今年は質問者数も少ないので、途中で打ち切ることもなく質問が出尽くすまで対応していました。
回答は社長中心に行っていましたが、毎年回答する3人は決まっています。座席の配置も回答者を考慮して決められているようで、回答していた3人の後ろに事務局席が設けられていました。
ゼットンzetton(3057)2010年株主総会
   質疑応答で大活躍の坂井取締役 グッド(上向き矢印) 佐藤信之副社長 右斜め上
入社年度の浅い取締役が中心に回答しているというのも珍しいですね。佐藤副社長は2005年10月入社ですし、坂井取締役は2006年1月入社で、持株数も49株、9株と少ないです。長年ゼットンに勤めていて事業への理解も深いと思われる取締役が、全く回答しないというのは違和感を感じます。来年はぜひ鈴木伸典副社長(1996年11月入社)や梶田知嗣専務(1995年10月入社)、内山昭取締役総料理長(2001年4月入社)の声も聞いてみたいものです。
ゼットンzetton(3057)2010年株主総会


株主総会後には、マリンタワー内の2つのレストランに見学に行きました。
4階のレストラン『THE TOWER RESTAURANT YOKOHAMA』の対応も素晴らしいですね。中も見学させてもらいました。開放的なテラス席もあり、今の季節は気持ち良さそうですね。テラス席がある分、名古屋のタワーレストランより開放的で雰囲気がいいんじゃないかな〜と感じました。
とはいえエントランスは、カジュアル派の私には少し入りにくそうな感じでしたあせあせ(飛び散る汗)
一方、1階のレストラン『THE BUND ザ・バンド』は、2階まで吹き抜けのガラス窓になっていて、とても明るく開放的なカジュアルレストランです。
横浜マリンタワー
エントランスも入りやすいですよねわーい(嬉しい顔)スタッフの対応もフレンドリーで、気持ちのいい対応をしてくれます。THE BUNDでランチを楽しみましたが、多くのお客様で賑わっていました。山下公園に隣接していてロケーションも良く、稲本社長が言うように今後は期待できそうだな〜と感じました手(チョキ)
ランチ後はお土産でいただいた招待券を使って、マリンタワーの展望室にも昇ってみました。
横浜マリンタワー
港の眺めなど最高ですが、なんかタワーが微妙に揺れているように感じて、スリル満点でしたね(笑)その後名古屋のテレビ塔にも昇ってみましたが、揺れている様には感じませんでした。視覚的なものなのか、構造的なものなのかは分かりませんが、スリル満点ですねわーい(嬉しい顔)
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posted by Zaimax at 03:37 | Comment(2) | TrackBack(0) | 株主総会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
レポ乙です
実はZai氏と同じ列に座っていた者ですw

バンドのランチは中々良かったですよね。他の総会参加者さんも多くいらっしゃってましたし。
ただ、参加者さんのもっぱらの話題は水掛けオヤジのみっともない格好についてでしたがねw

ところで、総会ではテレビ塔のタワーレストランは1年間営業出来なくなるとかなんとかいって特損計上してましたが、
先日の新聞では、塔の電波発信装置を取り外した後は塔自体の営業再開のメドが立ってないとか書いてありました
どうなっちゃうんでしょうかねぇ?
Posted by 某 at 2010年06月18日 21:41
某さん、こんにちは!
コメントありがとうございます。
6月は株主総会シーズンで、どうしても株主総会を優先してしまうので、返信が遅くなってしまいすみません。
これからもよろしくお願いします。

株主総会中は進行状況をメモしたり、質問したり、質疑応答の様子をメモしたりなど忙しいので、すぐに分かってしまいますね(笑)
事前にも事業報告に目を通し、質問内容を考えたりしますし、株主総会後はレポートをまとめるなどなかなか大変です(^_^;)
株主総会が大好きなので続けていますが、時にはマナーを守れ!みたいなコメントもあって、悲しくなりますね。

名古屋テレビ塔が営業再開されない可能性もあるということなんでしょうか?
電源だけ切っておけば、電波発信装置はそのまま設置しておいてもいいと思うんですけどね。1年間の営業停止は痛いです。
Posted by Zaimax at 2010年07月03日 00:03
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