2010年03月15日

過払い金返還訴訟について考える

先日NHKのクローズアップ現代で、消費者金融の過払い金返還請求の問題点について放送されていました。
私は消費者金融にお世話になったことはないので、直接的には過払い金返還請求とは関係ないんですが、上場している消費者金融会社もあり、一時期投資していたこともあります。
過払い金返還請求問題についてはいろいろと感じることはありますが、今回は過払い金返還請求に関する仲介者の問題について書いてみたいと思います。

最近(といってもここ2年ほどでしょうか)電車に乗っていて目に付くのは、過払い金返還請求の相談に乗りますと言う趣旨の広告です。マンガ調などで親しみやすさを強調し、ここに相談すれば過払い金が戻ってきてすべてハッピーるんるんになりますよ〜みたいな感じの広告になっています。地元の会社なのかと思ってよく見てみると、東京の会社の広告というケースもよくあります。全国的に大々的に広告を行って、幅広く顧客を集めようという感じです。


判例が出るまでは長期間の裁判が続き、担当した弁護士なども大変だったでしょうが、判例が確定した今では過払い金の返還は比較的簡単だと思います。クローズアップ現代でも、宇都宮 健児弁護士が出演していて、自分でも取り戻せる本が紹介されていました。

 これはグッド(上向き矢印) 直接関係はありません

特に大手の消費者金融会社であれば、過払い金の返還請求はそれほど難しくないと思います。
番組内では東北の方まで顧客を集めに行って、各地で相談会を開いてはお客を集めている司法書士の会社が紹介されていました。いかにも多重債務で困った人を助ける風を装いながら、結局は取り戻せた金額以上の報酬を請求する業者がいたり、取り戻せたことを顧客に報告しないでねこばばする業者がいたりと、ひどい状況です。それほど手間も掛からず多額の過払い金が確実に取り戻せるんですから、司法書士や弁護士にとってはこんなに美味しい仕事はありません。司法書士というとなかなか仕事がなくて食っていけないというイメージがありましたが、ここ数年は非常に羽振りがいいんじゃないかな〜と思います。
派手に広告を打って大量に顧客を集め、一生分の儲けをここ数年の間に上げてしまおうがく〜(落胆した顔)という感じではないでしょうか。

なかには良心的な業者もいると思いますが、それにしても標準的な報酬額として、番組内で宇都宮 健児弁護士があげていた金額も、私からするとかなり高額に感じました。仕事の負荷から考えてもっと安くても良いんじゃないかと思います。相談者は生活に困っているケースも多いでしょうし、5万円くらいでも件数をこなせば十分利益が出る程度の内容ではないでしょうか?
弁護士も司法書士も税理士も行政書士も、資格を作って資格保有者以外はその仕事を行ってはいけないと決めてしまうと、いろんな弊害が出てくると思います。それ自体が既得権益になってしまって、資格試験の難しさを調整して合格者数をコントロールしたりするなど、本来おかしなことだと思います。一定のレベルを維持するためなど、いかにも相談者のためのように装っていますが、自分たちの仕事量を確保するために行っているようにしか見えません。


世界は規制緩和と厳しい競争でデフレの時代を迎えているわけですから、資格を持っていなくても相談業務や申請業務が自由にできるようにしてしまえば良いと思います。もちろん資格を持っていない人は弁護士などは名乗れませんから、自らの経歴などを訴えて顧客を開拓する必要がありますし、資格保有者と比べると相談料などは格安な設定にする必要があると思います。
難関の資格試験を突破した資格保有者は素晴らしい能力を持っているわけですから、そんな資格も持っていないような人が参入してきても、本来は何も困らないはずですわーい(嬉しい顔)
相談料は高いが安心感のある資格保有者にするか、価格優先で資格のない人を選ぶかは消費者の選択に委ねるほうが良いと思います。
そうすれば競争原理が働き、消費者の選択肢や情報量も増えるので、過払い金返還請求で多額の報酬をせしめる様な業者も淘汰されると思います。
こういった資格で守られた士業の世界こそ、もっと大胆に規制緩和して欲しいものですねひらめき
政権も変わったことですから、しがらみない間に一気に改革して欲しいものです。時間が経てば業界に取り込まれてしまうのが日本の政治の常ですからねもうやだ〜(悲しい顔)
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posted by Zaimax at 17:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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