このページでは議案の審議以降をまとめています。
報告事項の質疑応答については、株主総会報告その1へ
まだ作成途上ですが、大部分は完成したので公開します。随時加筆修正していきますので、後日またチェックしてくださいね

報告事項に対する質疑応答が終わり、続いて議案の審議に移りました。
第1号議案 剰余金処分の件
(1)(先ほどの株主様です)なぜ赤字なのに配当するのか。少数意見かもしれないが、5円くらい配当をもらってもうれしくない。私は配当を返上したい。資金を配当で外部流出するより財務体質の強化に使って欲しい。その分来期以降配当を増やして欲しい。
→社内でも配当をどうするかは苦慮した。本業では少ないながらも利益が出ており、株主還元も重視して5円配を提案した。今期以降はいい結果が出していけることも考慮した。
配当の返上を申し出るとは流石です



第3号議案 取締役6名選任の件
(2)今回社外取締役を選任せず1名減員したがなぜ社外取締役を選ばなかったのか
→特に社外取締役を選ばなかった理由はない。取締役は各部門長を選んでおり、経費削減の面からも1名減員とした。
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第5号議案 退任監査役に対し退職慰労金贈呈の件
(3)次の常勤監査役は誰になるのか
→今後監査役会を開いて決定する。
(4)一定の基準で贈呈するとのことだが、過去の決算を見ると赤字の時期もある。少しは業績面も考えて(少なくして)もらえないか。もっと株主の意見を聞きなさいよ


→色々なご意見があることは承知している。役員は給与も減らしてがんばっているので、議案の通りで進めさせて頂きたい。
ほとんど同じ株主が質問していましたが、社長の回答に満足していないのか少しキレかけていました


そしていよいよ問題の第6号議案に入ります。
第6号議案 役員賞与支給の件 総額636.5万円
(5)昨年の役員賞与はいくらか
→850万円ほどです。
(6)配当は半分に減らされているのに役員賞与は半分になっていないではないか。それなら役員賞与を減らした分配当しなさいよ
(先ほどは配当は返上するとおっしゃっていたのに、いつの間にかもっとよこせという意見に変わっています

→役員クラスは経費削減の一環で大幅に給与を削減している。そうやって下期を乗り切ってきて、営業利益では前々期を下回ったが経常利益では上回ることができた。大幅にカットした給与の一部を賞与でカバーしたらどうかという考えで今回役員賞与支給の件を上程した。役員自ら身を切って頑張り、十分ではないが結果も出ているので、効果が出た一部を役員賞与という形で支給することにした。効果以上にもらおうと言うわけではないのでご理解いただけないでしょうか。
(7)今の社長の意見について監査役はどう考えているのか
(監査役も突然の質問にさぞや驚いたことでしょうね

→(岡田常勤監査役)個人的な意見になるが、役員賞与としていくらが適当なのかは判断が難しい。役員賞与も給与の一部みたいなものだが、給与を減らしていることもあり、役員賞与を支給して一部カバーしても問題ないと考えている。
(8)役員賞与の金額は社長が決めたのか
→私が発案して取締役会で決めた。損益計算書を見てもらえば、どれほど一般管理費を削減しているかも分かってもらえると思う。役員給与も平均が分かると思うが、他社と比べると絞っていると思う。人によっては役員になって、手当てなどもなくなるので給与が減るようなこともある。その様な中で今回の役員賞与支給の件を上程しているのでよろしくお願いしたい。
(9)これからピッチを上げて儲けて行こうという姿勢を見せて欲しいのであって、少ししかもらっていないので賞与でカバーしたいなどという未練たらしい話は聞きたくない。従業員にこの旗のもと頑張るよ、身を切って頑張るよと言う姿勢を見せなさいということです。
→実際そう進めています。ですから結果も出ていると思っています。
社長が何度もコスト削減を強調していますが、販管費の前期比削減率は9.1%です。役員報酬は17.3%減(89,525千円→74,075)となっており、従業員については賞与込みで10.9%減になっています。従業員数は3名減っているので、この分を調整すると前期比7.2%前後の減少になります。
今回支給する役員賞与を加えると、前期の役員報酬に対して10.1%減(89,525千円→80,440)になり、10%減を目処にしたのかなとも感じます。前期の賞与も含めて計算すると、17.9%の減(98,025千円→80,440)になります。取締役平均は1200万円になります。
確かに取締役の給与としてはそれほど多くない様にも感じますね。
あらかじめ役員報酬を17%減らして、決算後に成果に応じて役員賞与で調整というのは、まっとうな方法ですし潔いとも感じます。しかしながら議案だけ見ると、赤字続きで株価は低迷し、配当も半減しているのに、役員にはボーナスか


なんとか株主総会も終わり、会社説明会の資料が配られ、コーヒーとケーキを食べながらの懇親会となりました。

私はあまりコーヒーを飲まないので、けっこうですとお断りしたら紅茶を持ってきてくれました

会社説明会は配布された資料を元に社長が説明しました。
当日配布された資料はホームページにアップされています
焼肉業界も含め、来年4月から改正省エネ法?により15店舗以上展開しているチェーンは、エネルギー使用量の報告を義務付けられる。そのためお店の省エネに対する意識が高くなってくる。
株主総会の中で新規事業と説明していたのは、来年1月発売予定の「省エネ」無煙ロースターで、焼肉店におけるランニングコスト(ガス代、電気代)を抑え、焼肉店の利益確保に貢献するとともに、CO2削減にもつながる商品です。ガス消費量は20%ダウン、空調費これは電気代になりますが、35%ダウンを達成しており、焼肉店の関心が高まっていて期待している。
今年の1月に開催された第1回焼肉ビジネスフェア2009(東京)でも、シンポのブースには人が入りきれないほど満杯になり、好評だった。
来年の1月27日から始まる第2回焼肉ビジネスフェア2010で、新商品の「省エネ」無煙ロースターを発表し販売を開始予定です。
その後、質疑応答の時間となりました。
色々と質問が出ていましたが、私はプライムの株主総会が気になっていたので、途中で退席しました。なので最後の10分ほどは、どんな質疑が交わされたのか分かりません。
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