2009年06月08日

クリエイト・レストランツ2009年株主総会レポート1

5月27日(水)10時から開催されたクリエイト・レストランツ(3387)の株主総会に参加してきました。このブログでは質疑応答中心に詳しくレポートしていきます。
クリエイト・レストランツの株主総会に出席するのは、今回が初めてです。

   株主総会の概要やお土産についてはこちら
クリエイト・レストランツ株主総会

   クリエイト・レストランツ(3387)のホームページ

   クリエイト・レストランツ(3387)のヤフー株価情報

スケジュール
10:00〜10:41 報告事項の説明 映像+岡本社長から今後の戦略について説明
10:41〜10:45 決議事項の説明
 第1号議案 剰余金処分の件 配当金15円の提案
 第2号議案 定款一部変更の件 株券電子化に伴う変更
 第3号議案 取締役1名選任の件 任期満了に伴う選任 三菱商事から選任
 第4号議案 監査役2名選任の件 任期満了及び辞任に伴う選任
10:45〜11:21 質疑応答 5人 36分
11:21〜11:24 決議事項の採決 拍手方式
11:24〜11:25 新任取締役・監査役の紹介
お土産 なし
株主総会前に、コーヒー、紅茶、オレンジジュース、ウーロン茶、コーラなどのサービス
経営戦略説明会なし 事業報告の中で今後の戦略について簡単に説明


開催場所は、渋谷の渋谷エクセルホテル東急6階 プラネッツルームで、2日前にTRNコーポレーションが株主総会を開催した会場とまったく同じです。渋谷では人気のある会場なんでしょうか?
株主総会会場の横に株主控室が準備されていて、飲み物のサービスがありました。
クリエイト・レストランツ株主総会
アイスティーをいただきましたるんるん

会場内は椅子のみで13列×11行 143人分の席が用意されていました。モニターも4台設置されています。開始10分前には19人ほどしかいなくて、参加者が少ないんだな〜と思っていましたが、開始時には40人くらいになり、最終的には60〜70人くらいになっていました。遅れてきた人も多いようです。

お土産も期待していましたがありませんでした。なんと言っても株主間の公平性を最も大事にする会社ですから、株主総会への出席者にもお土産はないんですね!
交通費をかけてわざわざ株主総会に出席し、貴重な意見を述べてくれる株主にお土産くらい用意しても公平性に反しないと思うんですけどねぇ
ちなみに親会社の三菱商事は、レターセットをお土産にしているようです。
ぜひ来年以降はお土産も検討して欲しいものです。出席しているのは個人株主が中心なので、お土産を用意する考えはないのかな?
 議決権を有する株主数    3,479名、その議決権数 169,549個
 議決権返送&出席株主数    561名、その議決権数 146,550個
事業報告の前に、昨年発生した店舗での食材再使用についての陳謝がありました。
事業報告は4台のモニターを通して、映像+ナレーション形式でした。株主のみなさんにより分かりやすい様に概要を映像にまとめたとのことです。ナレーションの内容は基本的に事業報告の読み上げでしたが、財務諸表については、前年度と比較するなど分かりやすく説明していたと思います。

その後、事業概要や今後の業績の見通し、株主還元策、対処すべき課題について、岡本社長からプレゼ画面を使って説明がありました。これは分かりやすくていいですね。株主総会後に会社説明会を行う会社もありますが、事業報告の中で説明してくれると質問の幅も広がっていいと思います。
クリエイト・レストランツ株主総会
中期経営計画の3年後(平成24年2月期)の目標数値

今後10〜30店/年の出店を続け、3年後には430店を目指す。店舗での人件費などのコストコントロールにも力を入れていき、売上規模拡大に伴う本社部門費の対売上比率が低下することもあり、3年後には経常利益率7%を目指す。
その結果、3年後には売上440億円超、経常利益30億円超を達成したいと考えている
株主還元については、安定的な配当を行っていきたい。今期は配当15円を提案しているが、来期は20円と増配を予定している。
対処すべき課題については、岡本社長が事業報告書を読み上げる感じでした。
事業報告も映像を使用して、新たにオープンしたお店の写真を載せるなど分かりやすいように工夫していて、さらに今後の戦略や中期計画についてもプレゼソフトを使って説明してくれて、出席した株主に分かりやすい総会運営をしているな〜と、ここまではかなり好印象でするんるん
岡本社長も有能そうな感じですねexclamation×2 
株主還元については、株主優待などについても説明があるかと期待しましたが、配当の説明のみだったのが少し残念です。

ここまでは良かったんですが、質疑応答が進むうちにだんだんと本当に個人株主を大事にしてくれる会社なのかなexclamation&questionと疑問が湧いてきましたあせあせ(飛び散る汗)
本当に個人株主を大切に考えていて、分かりやすい株主総会に努めているのか、ただマニュアル通りに株主が喜びそうなことを行っているだけなのか、どちらなのか分からなくなってきました。
このあたりは以下の質疑応答の様子をご覧になり、みなさん自身で感じてみてください。
私の思いすごしならいいんですが...

その後質疑応答になりました。質問したい株主は、手を挙げ議長の指名を受けてから、会場中央に用意されたマイクまで行って質問する形式です。以前はマイク係がマイクを持ってきてくれる形式が多かったんですが、最近は会場に設置されたマイクまで行って質問する形式が増えましたね。マイクを渡すと離さない人がいるからでしょうかわーい(嬉しい顔)
回答は岡本社長が中心に行い、自社株買いについては管理本部担当の川井専務が回答していました。社内取締役という表現が正しいのかは分かりませんが、4人のうち、創業者?の後藤会長と田中取締役は発言がありませんでした。
岡本社長は自らの言葉で丁寧に答えていたと思いますが、個人株主を大事にしているのかという質問に対しては、若干歯切れが悪かった様に感じました。質問の中でも出てきましたが、親会社の三菱商事の意向の強い会社で、個人株主は軽視されている様に感じてしまいました。こういった面でも、質疑応答というのは重要で面白いものですねひらめき
質疑応答 (回答者の敬称略)
(1)前期は81店出店しているのに今期の売上の伸びは1%以下の計画で以前と比べると低く感じる。前期も売上の伸びは3%程度と低かったが、なぜ最近は出店の割に売上の伸びが低いのか?
→当社の出店は商業施設が中心だが、商業施設はオープン時が売上のピークになる。路面店だと認知度が上がっていくに従い売上も伸びていくが、商業施設の場合オープン時が売上のピークになり、そこから徐々に落ちていく。売上が落ちていく中でいかに人件費などのコストコントロールを機敏に行って、利益を出して行くかというのが経営のノウハウになる。同業他社と比べると売上の減少が大きいかもしれないが、利益率は全体的に高いと思う。個店の魅力で集客するというより、商業施設の魅力で集客してくるので、有利な立地を確保できれば(魅力的な商業施設に出店できればということだと思います)問題ない。

(2)毎年聞かれているのかもしれないが、店舗も全国に展開しそろそろ株主優待制度を導入してもいいのではないか?株主優待についてはどのように考えているのか。株主優待制度を利用して、株主にモニターになってもらい意見を集めるという方法もあると思うが?
→毎年個人株主の方から質問を受けており社内でも議論しているが、クリエイト・レストランツのブランドは高いものから安いものまで幅広く展開していることと、まだ出店していない地域もたくさんある。これらを考えると株主間の公平性という面で株主優待制度は問題がある。プロモーションに活用するという意見もあったが、お客様の声は現状でもたくさん頂いており経営にも活かしている。株主優待制度を絡めて行うと費用対効果の面で、コストの方が大きいと思う。株主優待を含めた株主還元については配当で行っていく。現時点では株主優待制度を導入する考えはない。
注記株主優待制度はコストだとしか捉えていないようです。株主優待制度を通してお店に足を運んでもらい、ファンになってもらって貴重な意見を頂くというような考えはないようです。株主優待制度を導入しない会社は、株主間の公平性を理由に上げることが多いですが、全国に400店近い店舗を展開しているクリエイト・レストランツで、いまさら株主間の公平性と言われても説得力を感じませんね。近くにお店がなければお米券などを送ればいいことですし、幅広い価格帯のお店を持っている会社でも株主優待制度を導入している会社はあります。ゼットンもダイヤモンドダイニングも株主優待制度を導入していますからねexclamation×2
もっともらしい理由を付けていますが、親会社や機関投資家が喜ばない株主優待制度は導入する考えがないようです。個人株主より大口の株主である三菱商事や機関投資家を向いた経営をしているという印象を受けました。親会社からすればメリットもなく、コストをかけてまで個人株主だけを喜ばせる必要もないという感じなんでしょうね^_^;

(3)個人投資家向けのIR活動についてどのように取り組んでいるのか?個人投資家向け会社説明会などは開催しているのか?
→(川井専務)幅広い投資家に当社を理解して頂き株主になってもらいたいと考えている。IRについてはホームページを通じた情報発信、マスコミを通じたマスコミ向けのプレスリリースを行っている。もちろん東証を通じた適宜開示についても義務に捉われず、お伝えした方がいいと判断した内容については積極的に開示している。個人投資家向けの会社説明会を開いたらどうかという意見も頂いたので、貴重なご意見として承り、今後も幅広い投資家の方々に投資して頂けるようしていきたい。
注記幅広い投資家という言葉を何度も繰り返していて、あまり個人株主を大事にしている!という想いは伝わってきませんでした。幅広い投資家というのは個人というより、親会社の三菱商事、そして機関投資家を指しているのかな〜と感じてしまいましたもうやだ〜(悲しい顔)
親会社や創業者など安定株主で80%以上を保有しているので、株主数の上場廃止基準に触れない程度に個人株主がいればいいという様に考えているのかもしれませんねあせあせ(飛び散る汗)
上場以来株価は低迷しているのに、IRはホームページでというのは上場企業のあり方としてちょっと力を抜き過ぎではないでしょうか?個人を顧客としている外食企業なんですから、もっと個人向けの会社説明会に力を入れると会社の知名度が上がり、お客さんや株主も増えて業績・株価にもいい影響があると思うんですがあせあせ(飛び散る汗)
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るんるん

徐々に盛り上がる質疑応答についてはバッド(下向き矢印)

 クリエイト・レストランツ 2009年株主総会レポート〜その2へ

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posted by Zaimax at 20:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 株主総会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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