2008年09月18日

理想的な株主総会〜その1

今まで多くの株主総会に参加してきましたが、その中で私が感じた理想の株主総会、こんな株主総会に参加したい揺れるハートと思える株主総会について書いてみたいと思います。

開催日時

たいていの株主総会は、第3週か第4週の木曜日か金曜日に行われています。特に3月決算や12月決算などの会社が多いので、株主総会も特定の日に集中してしまいます。開催時間もほとんどが10時からなので、株主総会が重なってしまい1社しか出られないケースがよくあります。多くの株主に参加してもらって活発な株主総会にするためにも、ぜひ開催日を分散して欲しいですね。もっと早く第1週や第2週に開催してもらえるとありがたいです。その方が会場を押さえるのも簡単だと思うんですが。
さらに個人株主に来てもらいたい場合は、土日に開催するのもいいと思います。

開催時間も10時ではなくて13時とか15時、あるいは夕方からなど、もっと分散してもいいと思います。時間がずれていれば、1日に2〜3社への出席も可能になります。夕方から開催なら仕事をしている人でも参加しやすくなりますね。
集中日に開催して出席者を少なくしよう!と考えずに、年に1回の株主総会ですから、株主が出席しやすい日時を工夫してもらいたいですね。


開催場所

遠方から参加する株主がいることも考えると、駅の近くが便利です。開催場所についての制限も緩和されていますので、不便な本社所在地より便利な場所で開催して欲しいですね。
ただ無駄なコストをかけるのは良くないと思うので、高級ホテルや高価そうな会議室などで行う必要はないと思います。参加人数が多い場合は会場が限られてくるのでやむをえないと思いますが、参加人数が少ないのに豪華な会場で行っていると、経営者の見栄なのか株主へのサービスのつもりなのか分からなくなります。
集中日を外しての開催なら本社会議室などでもいいと思います。その場合は株主の送迎なども検討して欲しいですね。
株主総会が多い日だと、不便な本社などで開催されると参加しにくくなってしまい困りものです。

会場内の設備

参加人数が比較的少ない場合は、椅子だけではなくて机もあるとメモしたりできて便利です。椅子だけだと落ち着かないというか、なんか座らされているというような感じがしてきます。参加者が多い株主総会では机までは無理かもしれませんが、余裕のある配置にして欲しいですね。

取締役の席と株主席の距離も離れすぎていると、会社側の自信のなさを感じます。会場の広さにもよりますが、2〜3mくらいでいいのではないでしょうか。
取締役の名前は大きく書いて席の前に表示して欲しいですね。机の上に小さく表示している会社もありますが、後ろからだと見えません。
また、運営の部分とも関係してきますが、プロジェクターなどもあるといいと思います。事業報告などは言葉だけで説明するより、図表を使った方が分かりやすいですからね。


 その2に続く(株主総会の運営など)
posted by Zaimax at 21:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 株主総会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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