2008年10月17日

CHINTAIの会社説明会レポート

証券教育広報センター主催のCHINTAIの会社説明会に行ってきました。
CHINTAIはその名の通り、賃貸住宅の情報を情報誌、ネット、携帯を通じて提供している会社です。

2008年10月17日の株価 20,110円
(ヘラクレス上場2420) 1株単位 10月決算
PER 7.9倍、PBR 0.8倍、配当利回り 8.5%
 中間配あり

最近の株価は → ヤフーファイナンス CHINTAI
ホームページは → こちらです♪
2420.jpg

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お土産は500円分のクオカードでした♪

社長がプレゼンテーションを行いましたが、社長さんが若くて驚きました。
どうも賃貸仲介業者や不動産業者などと間違われるようで、何度も仲介ではなく賃貸不動産に関する情報提供サービスだ!と強調していました。不動産を保有したり建設したりする会社でもないので安心してくださいと言っていました(笑)どうやら新興の不動産会社と間違われることも多いみたいです。
財務内容が強固で、利益率も30〜40%とひじょうに高い会社なので安心してくださいと強調していました。相場が大荒れで倒産会社もたくさん出ていますから、強調しておきたいポイントなんでしょうね。
その他にも、新興市場に上場しているが長い実績があったり、業界のトップであるなど会社の強みを強調していました。安心感を持ってもらわないと投資の検討もしてもらえませんからね!

業界トップの認知度を維持するために、看板やテレビCMなどの広告宣伝にも力を入れているそうです。
業績についてはあまり説明がありませんでしたが、本業部分は売上横這い、利益若干減少、連結では売上は伸びているものの利益は伸び悩みから減少という感じです。
業績についてや中期的な成長戦略についてもっと聞きたいなと感じました。
今回は会社の認知度アップが第一の目的!という感じでした。


質疑応答では、連結決算が悪い理由や何か構造的な問題があるのではないか?聞かれていました。
連結が悪いのは、買収したグループ会社の中に赤字の会社(旅行業の会社)があったり、利益が少ない会社があるため、売上は増えているものの利益が伸びていない。グループ会社はM&Aしてまだ2、3年なので、育成期間ということも考慮して欲しい。ただ3年以上も続いて赤字だとそろそろ白黒付ける必要があると考えている。

数年前の40%前後の利益率と比べると、今期は30%程度と下がっているが、これは景気悪化に伴う外部的な要因が大きく、会社の構造的な問題で利益率が低下しているわけではない。
現状は景気が厳しく、賃貸マーケットも横這いから減少傾向にある。大学生も一人暮らしをするより地元の大学にという人が増えるなど、一人暮らしを始めたり引越しをする人が減っていて、全般的に売上を伸ばしていける環境ではない。そのため来期には経費の削減に力を入れ、子会社にもてこ入れして利益を向上させていきたい。V字回復を狙い社長就任時のように利益率40%を目指していきたい。
ぜひわが社を応援して欲しいとのことでした。

株価も安くなってきて面白そうだとは思いますが、今後の成長性があまりイメージできませんでした。中期計画の説明があまりなかったせいかもしれません。
賃貸情報誌を発刊していますが、これからはネットで探す人が増えてくると思うので、情報誌自体が荷物になってくるんじゃないかなとも感じます。情報誌を止めたらかなりコストダウンができると思うんですが。もちろん情報誌の良さもあるとは思いますが。
それに仲介会社もホームページを持っていて、自社内で完結するような方向に進んで行くのではないかと感じます。そうした場合CHINTAI社の存在意義が薄れていく心配はないのかが気になりますね。
このあたりがクリアになってくると、配当利回りも高いし財務の健全性も高いので検討してみたいと感じますね♪
四季報のコメントを見るとちょっと今後が心配になりますが、もう少し調べてみようと思います。

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posted by Zaimax at 21:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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