
スケジュール
10:00〜10:17 報告事項の説明
10:17〜10:20 報告事項に対する質疑応答 1人
10:20〜10:27 決議事項の説明・質疑応答・議案採決
飲み物のサービスなし
経営戦略説明会はなし
お土産 1000円分のクオカード デザインがかわいらしくなりましたね♪

2ヵ月ぶりの株主総会です♪
勢いよく出発しようとしたら自転車の空気が抜けていて、焦りました

とりあえず空気を補充して、行ける所まで行こう!と気を取り直して出発です!なんとか無事到着しました。
しかしながら、最近出席した株主総会の中では断トツに短い株主総会でした。30分もかからずあっけなく終わってしまいました



開催場所は、メルパルク名古屋 2階 瑞雲の間

昨年の株主総会には出席できなかったんですが、以前のグランコートから変わったんですね。椅子のみの会場で25列×12行(+予備席4行)くらいの多くの席が用意されていました。後ろの方はよく分かりませんが60%くらい埋まっていました。懇親会があった頃の会場から溢れるほどの出席者!という状況からは減りましたが、思った以上に出席者が多いですね。取引先の人なのかスーツ姿の人も結構いました。
開会前には会社紹介のビデオを流していました。
10時の定刻通りに、社長の挨拶から株主総会は始まりました。取締役以外に質疑応答時に対応するため執行役員も同席していると説明がありました。でも質疑が活発ではなかったのであまり意味がなかったですね。これは株主側の問題ですが。
せっかく取締役、執行役員が揃っているんですから、一人づつ簡単に挨拶などしてもらえたら、どんな仕事を担当しているのかとか人となりなどが感じられてよかったのにと感じます。
事業報告は召集通知を社長が読み上げる形式です。映像などを使うともっと説明もしやすく分かりやすいと思うんですが。
事業報告P2の「10期連続で増収増益を達成することができました」というところで、会場前方の所々から拍手が沸き起こりました。なんかちょっと不自然な感じがしました。事業報告の中で拍手が沸き起こるというのはあまり無い事なので、一瞬関係者が拍手しているのかなと感じました。しかしよく考えてみれば、この厳しい不動産業界の中で増収増益というのは素晴らしい業績なので、拍手したくなるのも自然かなと考え直しました(笑)
その後、P14の「期末配当を2200円と決議しました」というところでも再度拍手が沸き起こりました。サンヨーの暖かいファンがたくさんいるということなんでしょうね。
続いて質疑応答となりました。会場中央あたりにマイクが用意されていて、質問者は議長から指名された後そこまで歩いていって質問する形式でした。以前の株主総会ではかなり質問が出ていて、早く懇親会に行きたいからいい加減質問を打ち切ってよ!という感じだったと記憶しているんですが、今回質問者は一人だけでした。昨年の様子は分かりませんがこんなに質問が少なかったんでしょうか?
年に1回の株主総会ですから、もっと質疑が活発になればいいのにと思います。
主な質問内容(といって1件なので全てですが)
(1) 中期計画を発表しているが、今までの成長と比べると控えめな数字のように感じる。足元の景気の状況を考えればそうなのかなとも感じますが、トヨタ中心に東海地方の景気も落ち込む中でどのような戦略で業績を伸ばしていくのか?
→経営企画室の桑原?執行役員から回答
今までは増収増益を続けてきたが、足元は厳しい状況です。当社の売上も400億を超えてきたこともあり、今までのような成長率はなかなか難しいと考え、ある程度現在の環境を織り込みながら保守的に計画を作成した。具体的な戦略は今までと変わらず、当社の特徴である提案営業を進めていくこと、営業エリアは関西にも進出しているが、まずは当社の足元である東海圏に絶対的な基盤を確立させて、その上で関西、そして将来は全国展開を狙っていきたい。
その後、1件づつ決議事項の説明、関連した質疑応答、決議となりましたが、4件の議案とも質問がなくあっけなく終わってしまいました。最後に全員で一礼して終了です。27分で終わってしまいました。1時間くらいはかかるだろうと思っていたので、その後の予定が狂ってしまいました(笑)

出席者が多い割に質問者は1人。特に質問するわけでもなく、何のためにわざわざ株主総会に来ているんでしょうか。お土産をもらいに来ているだけなのかな?もっと質疑が活発な株主総会になるといいですね!
質問した人にはお土産倍増!とかすると質問者が殺到したりして(笑)
30分もかからずに終わってしまうと、レポートする内容もほとんどなくさみしいですね。来年はもっと活発な株主総会になるといいですね♪
今後は、東海圏の基盤をさらに強化していくということですが、トヨタが大幅減益を発表して以降、東海圏の景気は急激に悪化しています。マイホームは高額な買い物ですが、いかに「欲しい家より持てる家」を提案していけるかがポイントになってきますね。
土地の価格は下がってくるでしょうし、資材価格も下がってこればお手ごろな価格で提供できるかもしれません。萎縮しがちな消費者のマインドを、強みの提案営業でいかに解きほぐしていけるか注目ですね

2008年11月28日 追記
今日の日経新聞に、中期計画の記事が載っていました。
2011年に販売戸数を前期比2割増の1,290戸に拡大する。
うち戸建注文住宅は3割増の1,160戸で、従来の顧客層とは異なる高級注文住宅も増やす。自動車関連産業が集まっている三河地区で重点的に顧客を開拓する。
マンションは2割減の130戸にとどめる。
販売拡大に向けて支店網も拡大し、東海で1支店、関西で2支店増やし19店舗体制にする。
地盤の東海地区強化では、住宅相談や物件情報を閲覧できる「サンなごスタジオ」も6拠点に倍増するなど顧客へのアプローチをより強化する。
拠点増に対応して従業員も2割増の600人体制にする。
質問で出ていた中期計画の具体的な戦略について、詳しい記事が載っていました。総会翌々日に記事になるとはおもしろいタイミングですが、株主総会でももう少し詳しく説明してくれても良かったんじゃないかなとも感じますね。
せっかくたくさんの株主が集まっているんですから、株主総会後に中期計画の説明会などを開催すると、会社への理解も深まって株を長期保有してもらえる効果も期待できるのではないでしょうか?
ぜひ来年の株主総会では、活発な質疑応答が交わされ、経営戦略説明会のような場も設けて欲しいですね♪
期待しています!
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