2013年06月30日

ディーブイエックス2013年株主総会レポート

2013年6月25日(火)10時から、東京都千代田区丸の内の三菱ビルコンファレンススクエア エムプラス10階グランドで開催されたディーブイエックスの第27期定時株主総会に参加しました。
ディーブイエックスは虚血事業や不整脈事業など循環器疾病分野の医療機器販売会社です。ディーブイエックスの株主総会に参加するのは初めてです。

2013年6月25日(火)の株価 1,610円(JASDAQ 3079)100株単位 3月決算
PER 13.2倍、PBR 2.56倍、配当利回り 1.61%、株主資本比率 35.4%
監査費用 2,670万円(売上比0.12%、営業利益比2.38%) 新日本監査法人
役員報酬 取締役6名1.21億(平均 2,014万) 監査役4名0.25億
株主優待 3月末の株主に対し、1,000円分のクオカードを贈呈
 株主優待について詳しくは → ヤフーファイナンス ディーブイエックス株主優待ページ


   ディーブイエックス(3079)のホームページ
   ディーブイエックス(3079)のヤフー株価情報
ディーブイエックス株主総会2013
上場以来の株価推移を見ると、横ばいの時期もあるものの基本的には順調に上昇しています。これだけ綺麗に上昇していても株価に不満を感じる株主がいるんですから、上場企業の経営者も大変ですね!
スケジュール
10:01〜10:20 事業報告 若林誠社長が召集通知を読上げ
10:20〜10:22 議案説明
 第1号議案 剰余金処分の件 25円 前年据え置き 配当性向20.6%
 第2号議案 取締役1名選任の件 医療機器販売会社を渡り歩いてきた千葉茂副社長を増員
10:22〜10:59 質疑応答 質問者4人 計16件 37分
10:59〜11:00 議案の採決 拍手方式ですべて可決

飲み物サービス ミネラルウォーターのペットボトル
経営戦略説明会 なし


注目の株主総会格付けですが、準集中日の10時開始で他社と重なり参加しにくいですね。質問への回答も煮え切らない感じでした。慎重な社長なのだと思いますが、年に1回しかない株主総会であり、もう少し株主に語りかけてもいいのにと感じました。東京駅近くの会場は便利だと思います。これらを総合的に判断し、ディーブイエックスの2013年株主総会格付けは、 『D+』 としました。

ディーブイエックスの株主総会は三菱ビルコンファレンススクエアで行われました。
今日6月25日(火)は株主総会の準集中日であり、私も何社か回ってきたので10分ほど遅刻となりました。受付をしたものの出席票がもらえず、遅刻した人は質問できないのかと思いました(笑)
今月の株主総会では、出席票が足りなくなり名前だけで質問していた会社もあるなど、出席者数が激増しています。大幅に増えている方々は経営陣をチェックするために来ているのか、お土産をチェックしに来ているだけなのかは分かりません(笑)
会場内にはテーブル席で(4テーブル×2席)×7のレイアウトで56人分の席が用意されていました。
正面にスクリーンが設置され、中ほど左右にも小さめのスクリーンがありました。
数年前にもディーブイエックスの株主総会を覗いたことがありますが、その時は前方に人体模型が置いてあったように記憶しています。今年はありませんでした。
徐々にクールビズ総会も過去のものになりつつありますが、室内は少し寒く感じました。
到着時には若林誠社長が事業報告を行っていました。
続いて議案説明があり、質疑応答となりました。質問は1回に1問と説明がありましたが、そんなに質問も出ないのに制限する必要があるのかな〜と思っていましたが、意外に多くの質問が出ました。毎年厳しい質問をしている株主がいるようです^_^;
回答はほとんど若林社長が行いましたが、慎重な回答が多くて議論が深まらず、少し物足りなく感じました。医療機器販売会社ということもあり、大きなことは言わずに地道に成長させてきたということなのでしょうね。
それにしてももう少し踏み込んで回答してくれてもいいのにな〜と感じました。

質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています(敬称略)
(1-1)虚血事業と不整脈事業それぞれの競合会社と、ディーブイエックスの強みを教えてほしい。
→不整脈事業は代理店で直接顧客に販売している。他社との差別化ポイントは専門知識の高さであり、先生方からも評価頂いている。医療機関が必要とする医療機器を提供できるよう、先生方と一緒に問題解決に取り組んできたことが評価されている。虚血事業も先生方のニーズから始まった事業です。以前は手動で造影剤を入れていたが、造影剤を機械で打つことで使用量を30%減らすことができた。造影剤は肝臓で分解されるので、使用量が減れば患者の負担を大きく下げられる。
他社には代理店だけやっている会社もあるが、DVxは卸売りも行っている。両方の機能を持ちながら顧客の近くでビジネスを行っている。
(2-2)まずは好業績を実現した経営陣や社員の方々に株主を代表してお礼申し上げる。
勝手に代表されても困るぞ!俺は満足してないぞ!とのブーイングが^_^; 確かに勝手に代表されても困りますが、わざわざチャチャを入れることもないと思いますが)
医師をしているが、ペースメーカーは7〜8年ごとに交換が必要で患者負担が重い。先輩の先生がアブレーション治療を行っているが、今後不整脈の治療がアブレーションに変わっていくと、ペースメーカーが不要になり売上が減っていくのではないか?
→不整脈には、脈拍数が遅い徐脈性不整脈(じょみゃくせい)と脈拍数が早い頻脈性不整脈(ひんみゃくせい)の2種類ある。ペースメーカーは脈の遅い人に使用して、心不全や心停止をカバーする機械です。カテーテルアブレーションは、逆に脈拍数の早い頻脈性不整脈の治療に使う。アブレーション治療が伸びているのは、心臓が勝手に興奮してしまう頻脈性不整脈の患者が増えているためで、日本に100万人以上いると言われている。血栓が通常の6倍くらいできてしまう。エベレストに登った三浦雄一郎さんも治療してから登った。
アブレーション治療は完治できるが、治療できる施設が少なくてまだ4万人ほどしか治療ができず、技術的にも難しいので、アブレーション治療ができる先生も少ない。
(3-2)エキシマレーザー治療が保険適用になったそうだが、保険適用されると単価が下がってしまうので、利益が出にくくなり決して良いことではないと個人的には感じている。利益が減ってしまうことで新たな医療機器の開発にお金が回らなくなってしまう。アメリカでは金のある人は高額治療でも行うので、新しい機器や技術がすぐに取り入れられている。
→エキシマレーザー治療は、コレステロールをレーザーで溶かす治療法で、新しい提案であり、保険適用で普及スピードが高まっている。
(4-3)いつも株価を上げて頂いてありがとうございます。これは私個人の意見です(笑)(先ほど勝手に代表するな!と野次っていた人)
円安で為替差損が出ているが、数年前の円高の時になぜ為替差益が出ないのか?と質問したら、あまり為替の影響は受けないという回答だったが、円安の時だけ差損を計上するのはおかしい。こんな状況では来年はもっと大きな差損が出るのではないか?
→(魚住洋二取締役 経理財務部長)前期の株主総会で為替の質問について回答したのは私です。前回の回答は影響がないという回答ではなく、売上原価と営業外損益に分かれて出てくると説明している。円高になると円ベースの仕入れ値が下がるので、売上原価が減少し粗利益が増える。逆に円安になれば粗利益は減ることになる。営業外損益に為替差損も出る可能性がある。現状は97円台半ばだが、社内レートと実際の決済レートの差が為替差損として営業外に出てくる可能性がある。営業外に出ないものは売上原価の上昇という形で表れてくる。(まとめていてもよく分かりませんでした。期末時点の買掛金や外貨建て資産などについての評価損益が営業外に出てくるのでは?どちらにしろ円安になれば仕入価格は上がるので利益を圧迫することになります)
(5-3)為替は成り行き任せなのか?
→(魚住洋二)為替予約や通貨オプションなどを織り交ぜながら為替ヘッジを行っている。
(6-3)2千万円の為替差損は大きいではないか!
→(魚住洋二)年間1千万ドル程度の取引を行っており、前期は3月末まで一方的に円安が進んだので、影響が大きく出ている。
(7-3)外部から迎えた副社長を取締役にするが、どんな仕事を担当するのか?経歴を見ると、失礼だが会社を転々としている。その辺りも踏まえてなぜ取締役にするのかお聞かせ願いたい。
→我が社は代理店として先生方に直接製品を売る仕事から始まった。ディーブイエックスの課題は関東エリアに集中し過ぎているという点であり、千葉副社長は日本全国に向けて仕事をしてきた人です。これから日本全国に展開していく時に、一緒に仕事ができるということは大きなメリットがあると考えている。経営陣に入ってもらって会社運営を強化していきたい。
(8-3)営業をするのか?それなら自社株を持って欲しい。
→ご意見として承っておきます。ありがとうございました。
(9-4)不整脈事業はエリアを拡大して展開しているが、現状のシェアはどの程度で、長期的な目標としてはどの程度のシェアを目指していくのか?虚血事業と比べると利益率が低いが、今後売上増加に伴い利益率は上がっていくのか?あるいはエリア拡大で営業効率が悪くなって、利益率は伸び悩むのか?
→関東では36%のシェアだが、全国ベースでは14〜15%くらいのシェアになる。今回西日本や東北に営業展開して売上を伸ばしているが、新規参入時にはいろいろと軋轢もあり、価格的には厳しい。ただ私達のペースメーカービジネスの基本になっているのは、患者さんを長期的にフォローしましょうということであり、ペースメーカーを埋め込んだ病院で、患者さんの状態を定期的にフォローしていくことを実現することが、製品を売る以上に大事だと考えている。私たちのようなレベルでやっていない会社も多く、トラブルが発生することもある。患者さんのケアを病院と一緒にきちんとやっていく、ということをしっかりやりながらビジネスとして広げていきたい。良い仕事をすれば利益も確保できるという信念で仕事をしている。
(10-4)将来のシェアなどもう少し具体的に説明してもらえないか?
→将来のことについてコミットメントするのはなかなか難しい。ただ年2ヵ所のペースで営業所を増やしているので、この程度でご勘弁願いたい。
(11-3)社長の顔を見ると色々と聞きたくなる。アベノミクスが始まっており、iPS細胞も話題になっていて、iPS細胞を使えば何でも治ってしまうのではないか?色々対策を考えていると思うが、この点も含めて今後の展望を教えてほしい。
→なかなか答えにくい質問が多いですが(笑)いま進めているのは、下肢の末梢血管の治療の治験をスタートしている。年間に3千人くらいの規模だが、糖尿病の最終治療で足を順番に切らなければならない人がおり、足を切らないで治療ができれば、との思いで治験を始めている。3年ほど厚生省と交渉してきたが、最初は大がかりな治験を求められ、とてもビジネスとして成り立たない状況だったが、アメリカでのデータなども活用して小規模な治験で済むようになった。
遺伝子治療は非常に難しいものであり、当社の事業にすぐに影響がでるようなものではない。下肢の治療の件については、事務局から話してもよいと言われた(笑)
(12-3)中期計画について教えてほしい。
→なかなかお話しできない。具体的な数字を作っていくことが私の仕事だと思っている。長期的な戦略は日々の仕事の中で、経営陣で激論を戦わせながらやっている。ただそれを具体的にこの場で申し上げることはできない。
(13-3)手堅い経営をしているので安心しているが、そうは言いながら先日株が上がった時に全部売ってしまった(会場から苦笑い)だがまた下がったので、来年も社長の顔を見に来たいと思って買い戻した。これからも期待している。
→ありがとうございます(本心なのでしょうかw)
(14-4)株主優待導入で大幅に株主数が増えているが、これは将来東証上場を見据えての施策なのか?最近東証上場を実現するとすぐに優待を廃止するような会社もあるが、DVXは優待を続けていく考えはあるのか?また東証に上場することで、医療機関が採用しやすくなるなどの営業上のメリットはあるのか?
東証に行くとか行かないというコミットはできない(苦笑)そのような機会があれば条件を満たして進んでいきたいとは考えているが、そうですという回答はできない。
(15-4)時期は別としても、東証を目指しているかどうかぐらいは回答すると思う。
→東証上場の条件が整えば、その方向に進んでいきたいとは考えている。
株主優待についてだが、DVXはこれまでも長期的な戦略に基づいて事業運営をしてきており、簡単に止めてしまうようなことはしていない。ずっと配当も続けていきたいし、やり始めたことは持続していきたい、というのが私たちの目指しているビジネスの形です。(なので株主優待も簡単に止めたりはしないということだと思います)
(16-4)東証に上場した場合のメリットについては?
→実はジャスダックに上場する時も同じことを考えていた。会社の中がちゃんとした仕組みになること、コンプライアンスが利いて、いい人材が集まって、いい仕事を組み上げていく、そのためには時々試験が必要になる。何もないとこういったことが実現できないと考えている。定期的にチェックをして会社のレベルを上げていくことで、ずっと永続していく会社を作り上げることが大事。優秀な人材を採用して、彼らが有機的に機能することが大事だと考えている。

以上で質問も出尽くし、質疑応答は終了となりました。
もう少し将来展望を語ってくれてもいいと思うんですけどね!
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posted by Zaimax at 20:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 株主総会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アミューズ2013年株主総会レポート

2013年6月23日(日)14時から、東京都墨田区の両国国技館で開催されたアミューズの第35期定時株主総会に参加しました。
アミューズは大手の芸能プロダクションで、福山雅治や活動再開が発表されたサザンオールスターズなどが所属している会社です。アミューズの株主総会に参加するのは2010年以降連続して4回目です。
 2012年アミューズ株主総会レポート
2013年6月21日(金)の株価 2,124円(東証1部 4301)100株単位 3月決算
PER 8.8倍、PBR 1.23倍、配当利回り 2.12%、株主資本比率 66.2%
監査費用 3,000万円(前年同額、売上比0.10%、営業利益比0.73%) 新日本監査法人
役員報酬 取締役7名2.56億(社内取平均 4,166万円) 監査役4名0.25億
株主優待 3月末の株主に対し、オリジナルグッズ進呈、抽選でイベント招待
 株主優待について詳しくは → アミューズ株主優待ページ


   アミューズ(4301)のホームページ
   アミューズ(4301)のヤフー株価情報
アミューズ株主総会2013
過去2年間の株価推移を見ると1,000円前後で推移していましたが、2012年秋頃から上昇トレンドになり2,500円越えまで上がりました。その後は調整の動きが続いていましたが、サザンオールスターズの活動再開発表により再度上昇に転じています!今後サザン効果でどこまで上がるのか楽しみですね!
スケジュール
14:00〜14:29
 14:03〜14:05 監査報告 横沢宏明常勤監査役
 14:06〜14:21 事業報告 映像を使って今年もド派手な演出でした(笑)
 14:21〜14:29 畠中達郎社長から今後の戦略について説明
14:30〜14:32 議案説明
 第1号議案 剰余金の処分の件 期末15円 年間30円で5円減配 普通配10円増配 配当性向10.7%
 第2号議案 取締役7名選任の件 7名全員任期満了6名再任、杉本氏退任、オリエンタルランドの柴洋二郎氏新任
 第3号議案 監査役4名選任の件 4名全員任期満了2名再任、石川順道氏 大野木猛氏新任
14:33〜15:25 質疑応答 質問者11人 計15件 52分
15:25〜15:26 議案の採決 拍手方式ですべて可決
15:27〜15:28 役員紹介 名前と一礼のみ
16:00〜17:08 株主限定イベント BABYMETAL2曲、慢慢説マンマンシュオー2曲、CROSS GENE4曲
お土産 なし
飲み物サービス 株主総会終了後に緑茶330mlペットボトル
経営戦略説明会 事業報告の中で詳しく説明


注目の株主総会格付けですが、株主総会集中日を外して毎年日曜日の午後からの開催で参加しやすいですし、所属タレントによるイベントも開催しています。質問にも丁寧に答えていたと思います。これらを総合的に判断し、アミューズの2013年株主総会格付けは、据置きの 『B−』 としました。
   議決権を有する株主数    12,322名、その議決権数  86,365個
   議決権返送&出席株主数    3,341名、その議決権数  67,070個(77.7%)
アミューズ株主総会2013
アミューズの株主総会は、今年も両国国技館で開催されました。12時50分にはすでに開場していたので、12時半頃から受付を始めていたようです。株主総会後のイベントで良い席をゲットするために早くから並んでた人もいるようです。12時50分時点では行列もなくスムーズに受付できました。
館内ではアミューズ所属アーティストの楽曲が流されていました。クールビズ対応を唄っていますが、館内はやや寒く感じました。後方にはマスコミ席も用意されていて、イベントの様子が記事になっています。
アミューズ株主総会2013
株主総会は自由席ですが、イベント時には指定席になり、受付時に渡されるチケットに記載された席で観賞します。館内のレイアウトは例年通りで、正面に3面のスクリーン設置、1階席に質問用のマイクが4本ほど設置されていました。質問したい場合は1階席に座った方が良さそうです。メモを取るなら2階の升席がゆったりしていて便利です!
事業報告はビデオで行われ、続いて畠中達郎社長から今後の海外展開などについて説明がありました。スクリーンにグラフなどを表示していましたが、グラフが小さくて見難いスライドもありました。
議案の上程に続いて質疑応答となりましたが、より多くの株主に質問してもらうため、今年は1人1問昨年までは2問までだった)になりました。それでも2問質問する株主も何人かいました。回答はほとんど畠中社長が行いました。
毎年所属タレントに関する質問・意見が多いですが、今年はサザンオールスターズは本当に活動再開するのか?という質問も出ましたが、まさか翌々日に活動再開が発表されるとは思いもしませんでした。畠中社長にしてやられました(笑)

質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)キューピーとのコラボグッズを福山雅治のコンサートで配っていたが、キューピーに聞いたら一般発売できないと言われた。発売する権利を福山さん側が持っていて、商品化を拒否しているのか?
→昨年末の福山雅治くんのコンサートで男のオリ醤を配布し、コンサート会場で販売もしたが、一般に流通させるには解決すべき問題が色々とあり、一般販売はしていない。一般販売を拒否しているわけではなくて、アミューズとしてドレッシングの開発に力を入れる必要はないと判断しているだけです。
(2-2)(女性)今年の4月から障害者の雇用率が2%に上がったが、アミューズはもちろん基準を達成していますよね?
→(齊藤泰幸 代表取締役専務取締役グループ管理部担当)遵守すべく努力しているが、若干目標に届いていない。さらに雇用率を上げていきたい。
(3-3)パヒュームPerfumeが音楽配信や映像配信に踏み切ったのは評価するが、ソニーミュージックなどと比べて配信への対応が遅れている。配信で利益率は上がるのか?CDが売れなくなって利益は減るのか?初回限定盤を増やすなどの今後の対応策を教えてほしい。
→音楽販売ビジネスが厳しいのは変わらない。ソニーがiチューンに楽曲を提供しているが、旧譜まで含めてすべての楽曲を提供しているわけではない。Perfumeについてはレコード会社のユニバーサルと協力してiチューンに対応した。特典付の初回限定盤をたくさん出せば利益が出るわけでもなく、悩ましい問題。対応が遅いという指摘については真摯に受け止める。
(4-4)中国や韓国などと領土紛争になっており、アミューズが不利なビジネスを強いられているのではないか?大里洋吉会長が儲かりそうにない韓国ミュージカルにご執心のようで心配だ(会場から拍手)
→周辺国との紛争は想定外であり、計画していたが実現しなかったイベントもある。今年に入り徐々に状況も変わってきており、動き出したものもある。新しい海外のマーケットにチャレンジするのはリスクもあるかもしれないが、それでも乗り越えて今後もチャレンジしていく。
(5-5)アーティストの海外進出を進めると、国内ツアーなどが手薄になり、さらにチケットが入手しにくくなるのではないか?
→海外での活動が増えると日本にいない時間が増えるのは事実だが、日本のマーケットが一番大事であり、日本のファンに寂しい想いをさせるわけにはいかない。いかに効率的に海外でプロモーションを行うかが重要。まずは現地に拠点を作って地道にプロモーションを行い、現地での人気を高めてからアーティストが行くことで、利益を出せるようなイベントを効率的に行うことが大事になる。
(6-5)福山君が誕生日にアミューズからメッセージがなくさみしいと呟いていたので配慮して欲しい
→毎年お祝いしており、「さみしい」と言っているのはネタなので心配いりません(笑)
(7-6)(女性)ポルノグラフィティのファンクラブに入っているが、年4回会報誌を送ると書いてあるのに昨年は3回しか発行されなかった。アミューズからアーティストグッズが送られてくるが、他社のファンクラブでは感謝の手紙も入っているのに、アミューズの場合はただグッズを送るだけ。手紙が入っているのは嬉しいので改善して欲しい。
→ファンクラブが原動力だと思っているし、ファンクラブの中でもポルノグラフィティが一番活発に活動していると思っていたので驚いている。さっそく改善する。
(8-6)アミューズは公平な採用と言いながら、出身校や出身地で差別しているという話を聞いた。どんな採用活動をしているのか?
→そんな差別はしていないので、何かの間違いではないかと思う。今年の新卒採用でも日本全国から最終選考に残っており、そのような差別はないと思う。
(9-7)韓国ミュージカルは面白かったが、海外展開はどこに力を入れていくのか?
→ミュージカルは当面は韓国もの中心に上演するが、韓国だけという訳ではなく今後広げていきたい。
海外展開については、中国・韓国は想定外の事態も発生しているが、台湾やシンガポールでは予定通りに進んでいる。香港のエンターテイメントは元気がなかったが、再度立て直そうという動きも出てきた。台湾でヒットしたものが中国でもヒットする流れがあるので、その点でも台湾を重視している。現地での活動とともに、日本でヒットしたものを持っていく両方で海外展開を進めていく。
(10-7)東日本大震災のチャリティコンサートなどはやらないのか?
→募金活動は3月に一度締め切り、集まった額と同額をアミューズが上乗せして福島に寄付した。引き続き募金活動も行っている。それぞれのアーティストの意向で、被災地の近くでコンサートなどを行っている。
(11-8)今後も株主総会の日曜開催を続けてほしい。長期保有株主に対する優待を検討して欲しい
株主総会は株主と会える貴重な機会であり、できる限り日曜開催を続けていくし、イベント開催も行っていく。長期保有の株主優待については、2年前にも意見を頂いたがまだ実施できていない。個人株主が減ったという現状もあり、具体的に検討していきたい。アミューズ株を長く持って頂けるとありがたい。
(12-9)なぜ杉本伸取締役が退任するのか?新任取締役候補はオリエンタルランドの副社長まで務めた人だが、選任理由は?ディズニーランドとの関係を強化するのか?
→上海芸神という子会社でアーティストグッズなどを作っており、事業開始から3年経ち、右肩上がりで成長してきた。音楽ビジネスが厳しくなる中で、周辺ビジネスで利益を上げていく必要がある。将来的にはTシャツなどのグッズに音楽が付いているようなものが出てくるかもしれず、今後さらにグッズ事業の重要性が高まってくる。杉本氏にはグッズ事業に専念してもらうため、アミューズの取締役は外れることになった。
新任取締役候補の柴氏の選任理由については、オリエンタルランドと具体的に何かを始めるかは決まっていないが、外部の力を借りてパイプを広げていくことも重要と考えており、幅広いパイプを持つ柴氏に取締役就任をお願いした。
(13-10)3期連続して増収で、福田彩乃さんも活躍していて喜ばしい。しかしアミューズはサザンオールスターズなどが支えてきたのも事実であり、現在は活動休止中だが今後どうなるのか?解散してしまうと株価が心配だ。サザンオールスターズの復活はあり得るのか?
→サザンオールスターズは5年前に30周年を迎え、4日間のコンサートを行い活動休止に入った。発表後株価が大きく下がったことを覚えている。しばらく活動を休止するが、いつかは活動を再開するという状況は変わっていない。サザンオールスターズは解散はしない!いつか復活するが、プロモーション的にも最も有効な時期・方法で復活させたい。サザンオールスターズのメンバーとの関係は良好であり、問題ない。
注記)と、畠中社長は自信のある回答を行っていましたが、火曜日にサザンオールスターズ活動再開の発表が予定されていたのであれば、当然自信満々ですよね(笑)逆に明後日発表しますよ!などとポロッと言ってしまったら、大変なことになっていたんでしょうね^_^;
(14-10)Perfumeのファンだが、海外で活動するのはいいが、日本でもドームクラスではなくホールクラスでもっと近くで、Perfumeのコンサートを楽しみたい。
→ドームコンサートとアリーナクラスのコンサートに求められている意味合いが異なるので、その時々の求めるものに応じて会場のサイズは決めている。
(15-11)最近ある女性タレントが不倫して離婚となり、仕事が激減したが、アミューズでは所属タレントの結婚・離婚をどのように把握しているのか?
→結婚・離婚などはマネージメントがコントロールする問題ではないと思う。人の道に外れない前提でアミューズに所属してもらっており、35年の歴史の中でもそのような問題は発生しておらず、社内に浸透していると思う。2年前に芸能人と反社会勢力との付き合いが問題になった時にも再度確認し再徹底しているので、アミューズは大丈夫だと思う。

以上で質問も出尽くし、質疑応答は終了となりました。
30分ほど休憩時間を挟んでライブイベントが開催されました。ファンが集まるイベントなら大盛り上がりでライブもやりやすいでしょうが、ほとんどの観客が座ったままで、今後業績に寄与しそうだろうか?(笑)とじっと見つめる中でのライブは大変でしょうね!
ライブというよりオーディションの様なものですね(笑)
BABYMETALは2曲でしたが、激しいヘビーメタル調なので、私も難聴になるんじゃないか?と心配になりました。近くの年配の方は耳を塞いでいましたが、そこまで無理して聞かなくてもいいのにね。数人熱狂的なファンが一緒に踊っていて、シュールな感じでした。
慢慢説マンマンシュオーは台湾の2人組でアコースティックなので安心して聞けました。2曲歌いましたが、日本での初めてのイベントが株主の前というのは緊張するでしょうね。
CROSS GENEは韓国人中心に、日本人・中国人が入ったダンスユニットですが、期待の新人なのか4曲踊りました(笑)たぶん口パクで歌ってないと思われる^_^;こちらもすでに熱狂的なファンがいました。韓国で先行デビューし、日本でもデビューするそうですが期待できるのかな?
こんな感じで株主総会とイベントを楽しみました。来年の株主総会も楽しみにしています!
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2013年06月29日

そーせいグループ2013年株主総会レポート

2013年6月20日(木)10時から、東京都千代田区のグランドアーク半蔵門 3階 光の間で開催されたそーせいグループの第23回定時株主総会に出席しました。
そーせいグループはグローバルに医薬品開発に取り組むバイオ医薬品企業です。そーせいグループの株主総会に参加するのは初めてです。

2013年6月20日(木)の株価 3,800円(マザーズ 4565)100株単位 3月決算
PER 赤字、PBR 5.1倍、配当利回り 無配、株主資本比率 89.7%
監査費用 2,457万円(売上比1.25%) 監査法人トーマツ
役員報酬 取締役4名0.34億(平均 850万) 執行役3名1.08億(平均 3,600万)
株主優待 なし


   そーせいグループ(4565)のホームページ
   そーせいグループ(4565)のヤフー株価情報
そーせいグループ株主総会2013
過去10年間の株価推移を見ると、上場した2004年には8千円を超えるまで上昇したこともありましたが、ずっと赤字がつづいていることもありその後は下落が続いています。リーマンショック時には91円まで売られましたが、2013年からはバイオ株バブルに乗って6千円台まで回復しました。その後は日本株の調整に伴い反落していますが、まずは黒字化を着実に実現してほしいですね!
スケジュール
10:00〜10:24 事業報告 田村眞一社長がパワポを使って詳しく説明
10:24〜11:05 質疑応答 質問者9人 計17件 41分
11:05〜11:09 議案の審議
 第1号議案 定款一部変更の件1 事業目的に投資事業などを追加
 第2号議案 定款一部変更の件2 資金調達に備えて発行可能株式数を倍増
 第3号議案 定款一部変更の件3 100株単位にしたことに伴い単元未満株の規定を新設
 第4号議案 取締役5名選任の件 5名全員任期満了に伴い全員再任 

お土産 なし?クオカード?後日資料を郵送してくれるらしい
飲み物サービス ミネラルウォーターのペットボトル
経営戦略説明会 事業報告の中で詳しく説明


注目の株主総会格付けですが、事業内容が分かりにくいバイオベンチャーなので、詳しく説明していたのは良い取り組みだと思います。ただ、お土産が無さそうなのは残念です。これらを総合的に判断し、そーせいグループの2013年株主総会格付けは、 『C−』 としました。
   議決権を有する株主数    10,317名、その議決権数  119,219個
   議決権返送&出席株主数    2,738名、その議決権数   61,702個(51.8%)
そーせいグループ株主総会2013
そーせいグループの株主総会は、今年も半蔵門のグランドアーク半蔵門で開催されました。
東京センチュリーリースや生化学工業の株主総会を回ってきたので、到着したのは事業報告の最中でしたが、満席に近くて驚きました!そーせいの株主総会に出席するのは初めてですが、昨年も株主総会開始前に会場内を少し覗いてみました。昨年の出席者はパラパラという感じでしたが、2012年秋以降バイオベンチャーが人気となり、株主数・出席者数とも激増しているようです。
受付で資料は後日郵送しますと言われたので、会社側の想定以上の出席者数だったようです。資料と言うのは事業報告で使っているパワポの資料のようですが、そんなものを後から送ってもらっても無駄ですね。ホームページに掲載すれば十分だと思います。
会場内には今年も椅子席で、(5×3)×9のレイアウトで135人分の席が用意されていましたが、ほぼ満席に近い感じで、その後も続々と出席者が増えて、帰りに見たら後方にさらに椅子を並べて対応していました。100人以上は出席していたようです。
正面にスクリーンが設置されていましたが、設置場所が後方過ぎるので、役員席が邪魔になり下の方が見えませんでした。後方の席からだと手元資料がないとよく分からないだろうと感じました。
会場内にはマイクが4本設置され、質問者は近くのマイクまで行って質問するスタイルでした。
事業報告はプレゼ画面も使って、田村社長自ら分かりやすく説明していました。バイオベンチャーは事業内容が分かりにくいですし、ずっと赤字も続いているので会社の現状とこれからについて、株主に詳しく説明することは大事だと思います。
続いて質疑応答となりました。事業内容も分かりにくいので質問も少ないかな〜と思っていましたが、意外にも多くの質問が出ました。株価の低迷が続いていたことで毎年不満を述べる株主もいるようです。他社の株主総会も含めて、そんな人ほど事業内容についてはほとんど理解していないケースが多いようで、証券会社に薦められて買ったのにずっと赤字だ!買値を上回ったことがない!など不満をぶつける年配の株主が増えています。もう少し真面目に投資に取り組んでほしいものです。

質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)80万円で購入し上場以来の株主だが、納得できないのはその後80万円(分割調整後は8千円)を一度も越えていないことだ!1万円を割れたこともあり、以前の株主総会ではメシくらい出せ!と要求されて、社長がしぶしぶ食堂で自由に食べてください、と言ったこともあった。覚えていますよね?80万円という価格自体我々に高く買わせたのではないか?そんな状況なのに、取締役に行使価格7.2万円のストックオプションを割当てるのはおかしい。行使価格は80万円以上にするべきだ!一体いつになったら利益が出るんだ!
→キャッシュフローは黒字だが、のれんの償却があるため赤字になっている。来期のロイヤリティ収入は保守的に見ているが、のれんが無くなるまでは黒字化は難しい。のれんは2015年末に終わるので、2016年には黒字になると思う。
注記)以前のそーせいの株主総会は壮絶だったんですね!それにしてもメシくらい出せ!と要求する株主がいるとは驚きです。下手すると利益供与で捕まりますよ(笑)ホテルで株主総会を開催しているので、食堂といういよりホテルのレストランで食べたんでしょうが、大赤字で株価も低迷している会社が一番苦しい時に、含み損の怒りを会社側にぶつけて利益供与まで要求するような人は、株式投資などしてはいけないと思いますね。
(2-1)配当をする気があるのか?いつ頃から配当できるのか?
→早く配当を開始して株主還元したいと思っているが、時期の明示は難しい。利益剰余金が出れば早期に配当したい。
(3-1)役員は上場時に80万円で売り抜けているのに、今度はストックオプションで7.5万円で買えるのは納得できない。
→私は要請があり上場時に一部保有株を売却したが、ここにいる役員陣は当時誰もいなかった。ストックオプションは会社を良くするために与えており、経営陣も株主も同じ側だと考えている。会社が良くならなければ株価も上がらないが、会社を良くするためには従業員に頑張ってもらわないといけない。私の持っていたストックオプションは、若い社員にがんばって欲しいと思い、社員にすべて譲渡した。こういうこともやっているのでご理解頂きたい。株価は1万円割れからよく戻ってきたと思うが、さらに頑張っていきたい。
(4-2)QVA149の承認は1年後くらいだと思うが、ノバルティスの論文ねつ造事件の影響で承認が遅れるリスクはないか?(QVA149はそーせいが開発し、ノバルティス社に導出して承認申請を行っている)
→すでに承認申請は終わっているため、影響はまったくない。申請の1年後頃に承認される。
(5-2)ノバルティス社の製品に対して、医療機関が採用しないなどのペナルティが課せられるのではないか?
→影響は分からない。ノバルティスの担当者が医療機関を回って状況を説明している。こうした問題は時々起きる問題であり、冷静に対応していると思う。日本市場は世界の10%程度なので、この点でも影響は小さい。
(6-2)QVA149の世界での売上規模はどの程度になるのか?
→ノバルティス社も言及していないことを、そーせいから発表することはできない。ただアナリストレポートでは売上が少ないケースで2千億円、最大のケースで6千億円と書かれているとは言える。この数字の妥当性についてはコメントできない。
注記)QVA149はノバルティス社が販売するので、そーせいが勝手にコメントすることはできないようです。契約上色々と制限がついているようで、言いたいけど言えないみたいな感じでした。
(7-3)現状20億円の売上が、今後50億、100億となるような夢を描いているのか?
→個人としての考えはあるが、今後の売上はノバルティスにかかっており、一方でノバルティスが言っていないことは言えない非常に厳しい契約になっている。カバーしているアナリストが言っているのは、先ほど回答した通り2千〜6千億円の売上予想であり、この範囲内になるだろうとは思っている。アナリスト予想では売上が2千億円の場合、ロイヤリティを4%として80億円くらいがそーせいの売上になると予測している。売上が6千億円なら240億円になる。ただ立場上内容には責任は持てないし、実際に販売してみないと分からない。QVA149が対象としているのは息の長い業界であり、10年前に出たスピリーバという薬がまだ4千億円も売れている病気です。すぐに売れるわけではないが、認知度が高まるにつれて徐々に売れていくと期待している。
(8-4)NVA237の売上が今後上がってくるはずだが、ロイヤリティ売上計上はいつ頃になるのか?
→ロイヤリティ売上は翌四半期に計上されるので、今期の売上になってくる。ただ日本の薬事法上、新薬は長期処方できず2週間分しか患者に処方できないので、利便性が悪く発売後1年間はあまり売上に期待していない。制約が外れる1年後以降に期待している。
(9-5)私も長く株を持っているが、今日は売ろうかなと思い出席してみた。社長の話や回答を聞いて、今後期待できるなと感じた。体を壊さずにがんばって欲しい(会場から拍手) →ありがとうございます。
(10-6)新しく始めるベンチャーキャピタル事業に期待している。再生医療が注目を集めており、バイオ株が買われているが、そーせいの時価総額はまだ小さい。もっと再生医療に投資して欲しい。と言う様な事を長々と演説
→ありがとうございます。
(11-7)再生医療向けのファンドは成功させられるのか?投資先の見極めはできるのか?
→(虎見英俊 執行役副社長CFO)三井住友銀行はそーせいのメインバンクだが、ファンドに出資してもらうのは大変だった。昨年の3月から話をしており、やっと決裁が下りた。支店の担当者はとても熱心だったが、それでも決裁までには1年以上かかった。
→(藤井卓也 社外取締役 元 日本債券信用銀行頭取、元 日本銀行)アベノミクスになってから日本の銀行も国内に目を向けて、成長する分野への投資に積極的になってきたことも出資が実現した背景にある。一度も黒字になっていない会社に融資するのは、日本の銀行にとってとても難しいことだが、他の銀行にも広がっていくと良いと思う。
(12-7)将来の資金調達を考えて発行可能株式数を倍増するが、また資金調達の必要性があるのか?
増資をするのなら安値で第三者割当増資をするより、ライツイシューで株主に割当ててほしい。従業員にストックオプションを付与するのは大事だが、ストックオプションがないとやる気にならない役員は辞めて欲しい。役員報酬をもらっているのだからストックオプションまでもらう必要はない。
→ご意見はしっかりと受け止めます。今は資金調達の必要性はないが、今後M&Aなどの案件が出てくる可能性もあり、発行可能枠を用意しておく。増資する際にはライツイシューも含めて、株主への影響が少なくなるよう検討する。
注記)最近ライツイシューが人気の様ですが、多く株を保有している会社がライツイシューを発表すると、引受け資金の調達が大変なので困ります。権利を売却しても安値で買いたたかれるだけでメリットを感じられません。希薄化が嫌な人は買い増せばいいだけなので、普通に公募増資してくれた方がいいのにと思いますね。
(13-8)ノバルティスのロイヤリティについて、受け取れるのは特許の有効な間で2026年までということだが、欧米では特許期間を5年延長できたり、新薬開発期間分は延長できるらしいが、特許期間の延長は進めていくのか?
→2026年までと言うのはその通り。共同開発先の特許も含めていずれかの特許を使用している限り、ノバルティス社はロイヤリティを支払う。新薬開発は特許取得から製品化まで時間がかかるので、特許期間を2026年から伸ばす努力はしていく。
(14-8)合剤の特許を取ると特許期間は伸びるのか?
→ロイヤリティは2026年までなので、合剤の特許を取っても2026年まで。
(15-8)ロイヤリティの計上を翌四半期からもっと早める必要があると思うが?
→インボイスが出ないと出荷数量が確定しないので四半期分遅れることになる。四半期遅れても大きな影響はない。
(16-8)出荷数量は見積もり計上できるのではないか?
→ロイヤリティの支払方法は契約で決まっているので、契約を変えない限り変更できない。
注記)質問者はロイヤリティの計上時期にかなり拘っていて、ノバルティスとの契約を変えられないのか?などさらに食い下がっていました。契約書の関連当事者が多いし、契約書の形式はノバルティス社が一般的に使用しているものなので、そーせい向けだけ契約内容を変えてもらうのは難しい、計上が四半期遅れても大きな影響はないなどと説明していました。
(17-9)ベンチャーキャピタル事業は2012年から検討開始と言うことだが、なぜ三井住友銀行は出資したのか?2012年秋までは再生医療もそれほど注目されていなかった。他の出資者も目途はついているのか?
→(特許が切れる)2026年で寿命が終わる会社であれば、利益を最大化するためコスト削減に取り組むだけでいいが、会社の永続性を考えると先を読んで手を打っていく必要がある。この業界は仕込んでから5〜10年かかるので、早く手を打つ必要がある。再生医療分野は以前から日本の取り組みが進んでおり、ホットな部分に足を突っ込んでおく必要があり、今後に期待している

以上で質問も出尽くし、質疑応答は終了となりました。
期待の新薬がたくさん売れて、計画通りに黒字化するといいですね!
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2013年06月26日

ディーエヌエーDeNA2013年株主総会レポート

2013年6月22日(土)10時から、東京都品川区品川のSINAGAWA GOOS 1階 TKPガーデンシティ品川ボールルームで開催されたディーエヌエーDeNAの第15回定時株主総会に参加しました。
ディーエヌエーDeNAはソーシャルゲームプラットフォームのモバゲーや、プロ野球球団横浜DeNAベイスターズなどを運営している会社です。ディーエヌエーの株主総会に参加するのは、2011年以降3回連続です。
   ディーエヌエーDeNA 2012年株主総会レポート
2013年6月21日(金)の株価 2,200円(東証1部 2432)100株単位 3月決算
PER 5.5倍、PBR 2.5倍、配当利回り 2.27%、株主資本比率 61.2%
監査費用 8,400万円(売上比0.04%、営業利益比0.11%) 新日本監査法人
役員報酬 取締役6名5.25億(平均 8,750万) 監査役4名0.18億
株主優待 3月末の株主に対し、株数に応じて横浜DeNAベイスターズ観戦招待
 株主優待について詳しくは → ディーエヌエー株主優待ページ


   ディーエヌエーDeNA(2432)のホームページ
   DeNA(2432)のヤフー株価情報
ディーエヌエー株主総会2013
過去5年間の株価推移を見ると、2011年秋頃には4千円を超えていましたが、その後はコンプガチャ問題が発生したり、スマホアプリゲームへの対応が遅れたりして株価の低迷が続いています。ガンホーなどのゲーム開発会社の株価が絶好調なだけに、現状の株価に不満を感じている株主も多そうです。
スケジュール
10:00〜10:19
 10:03〜10:04 監査報告 渡辺武経常勤監査役
 10:05〜10:18 映像による事業報告 女性ナレーション
 10:18〜10:19 アドバイザリーボード設置について守安功社長から説明
10:19〜10:26 議案説明
 第1号議案 剰余金処分の件 14円増配の50円 配当性向15.0%
 第2号議案 定款一部変更の件 今後の事業展開に備えて、事業目的を追加・変更
 第3号議案 取締役6名選任の件 5名全員任期満了に伴い全員再任、鳩山玲人サンリオ常務新任
 第4号議案 取締役の報酬額改定の件 固定報酬を減らして業績連動報酬の割合を増やす
 第5号議案 取締役に対するストックオプション報酬額及び内容改定に関する件 
10:26〜11:57 質疑応答 質問者18人 計27件 91分
11:57〜11:59 議案の採決 拍手方式ですべて可決
ディーエヌエー株主総会2013
お土産 DeNA特製マカロン 先渡し
飲み物サービス 横浜DeNAベイスターズミネラルウォーター
経営戦略説明会 なし


注目の株主総会格付けですが、お土産も用意され、会社の現状と今後についても守安社長自ら詳しく説明していました。質問も多く出ますが、丁寧に回答していたと思います。毎年土曜日に開催しているのも評価できます。出席株主にアンケートを行いさらに改善しようという姿勢もプラス評価です。これらを総合的に判断し、ディーエヌエーDeNAの2013年株主総会格付けは、 『C+』 としました。
ディーエヌエー株主総会2013
ディーエヌエーの株主総会は、昨年までは白金台のシェラトン都ホテル東京で行われていましたが、株主数が増えてより大きな会場が必要となり、品川のTKPガーデンシティ品川ボールルームに変更となりました。
毎年、株主が参加しやすい土曜日に開催しているのはすばらしいと思います。今後も土曜日開催にこだわっていくようです!
今年のお土産はDeNAロゴ入りの特製マカロンでした。出席者数が増加しているためか、お土産は年々さびしくなっている感じがします。3年前のスティックケーキがボリュームもありましたし、一番おいしかったですね!と言いながらもマカロンはまだ食べてない(笑)
会場内には椅子席が多数用意され、今年も多くの株主が参加していました。正面左右にはスクリーンが用意され、事業報告などで活用されていました。スタンドマイクも多数設置されていて、質問したい株主は近くのマイクまで行って質問するスタイルでした。
事業報告は映像で行われ、CSR活動についても紹介がありました。
続いてアドバイザリーボードを設置した目的について、守安社長から説明がありました。
議案の説明では、取締役報酬額に関する第4号議案と第5号議案については、プレゼ画面を使って詳しく説明がありました。
続いて質疑応答となり、多くの株主から質問を受けるために、質問は簡潔にしてほしい、1問1答形式で行うと説明がありました。本業への質問というより、特に後半は横浜DeNAベイスターズへの質問が多く出ており、株主総会としてはいかがなものか?という感じもしました。本業の成長が鈍化しているだけに、本業については聞いてほしくない(笑)経営陣にとっては目論見どおりなのかもしれませんが。
楽天ではそこそこ野球の質問も出るかもしれませんが、ソフトバンクではそんなに出ない印象があるんですが、どうなんでしょうか?弱いチームほど質問が多いのは間違いなさそうです(笑)

質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)株価は直近の4千円台をピークにかなり低迷している。海外展開の成否がキーポイントになると思うが、併せて創業者で大株主でもあり、紅一点の南場さんの認識をお聞きしたい。
→後ほど南場から話をさせて頂くが、今の株価水準には満足していない。成長のために特に重要なのが次の3点です。短期的には、国内のソーシャル事業が若干下がったのが課題で、この1年間新たなヒット作が出ていない。内製のゲームタイトルを強化しており、夏以降毎月2本くらい投入する。ソーシャルゲームは今まではブラウザベースで提供してきたが、アプリゲームへの取り組みが弱かった。特にスマホのアプリゲームでヒット作を出すのが課題。
中期的な成長には海外事業が重要になる。海外子会社は順調に成長しており、売上は伸びているがまだ赤字が続いている。欧米の事業は夏ごろ黒字化する予定であり、海外事業全体でも今期中に黒字化させる。来期は海外事業が成長に貢献してくる。
現状はゲーム事業に偏っており、ヒット作次第で業績が不安定な部分もあり、ゲーム以外の収益を牽引する事業が必要であり、これが長期的な課題になる。
DeNAは元々インターネット上でサービスを提供する会社であり、その中のゲーム事業が急成長したというのが現状だが、ゲーム以外の事業も育成していきたい。
→(南場智子取締役)DeNAは順調に成長してきたわけではなく、主な事業を変えながらここまで成長してきた。現在はまた市場が変化しており、DeNAの底力が試される時期だと思う。4月から本格的に職場復帰したが、この2年間少し距離を置いて経営陣を見てきたが、守安社長に任せて本当に良かったと実感している。私も取締役として力を発揮していくので、今まで以上にご支援いただきたい。
(2-2)私は50代で、ディーエヌエーと聞いて思い浮かぶのは横浜ベイスターズとマラソンの瀬古さんのチームを引き取ったことです。DeNAについてはよくわからない。社長の地元の茨城でもスポーツ教室などを開催して知名度を上げてほしい。社長の地元での知名度は高校野球の監督の1/10だ。
→DeNAはインターネットの会社で、何をやっているのかわからないという人は多いと思う。顔の見えない事業をやっており、スポーツなどを通じてDeNAの知名度を上げていきたい。私は人前で話すのは得意ではなかったが、多くの人と話をして私の知名度も上げていきたい(笑)
(3-3)海外では携帯への課金になじみが薄いと言われているが?
→ソーシャルゲームは国内でもここ数年浸透してきた新しいサービスだが、国内と比べても海外の立ち上がりは早くて、課金が普及のネックにはなっていない。DeNAのヒット作でも10ミリオン$程度の売り上げであり、他社はもっと大きな売上を上げている。海外事業は拡大しており、さらに伸ばしていく。
(4-3)南場氏の本がヒットしているので、DeNAの知名度向上に役立ててほしい。
→(南場)DeNAは自分たちで作った会社であり、誇りを持っているので、DeNAについてもっと知ってもらいたいと思って本を書いた。現場に復帰したのは、DeNAの良さを社内に伝えていくことも大事だと感じたためです。
→(守安社長)友人からも本の感想を聞くが、DeNAについて知られていなかったんだなと感じるので、多くの人に読んでほしいと思う。

注記)株主の中にもDeNAについてよく分からない人も多くいるようなので、多くの人に読んでほしいなら、株主総会のお土産に南場氏の本を加えても良かったのでは?と感じます。欲しいかどうかは別にして(笑)社長の本をお土産にする会社もそこそこあります。
(5-4)外資系証券がDeNA株を多数空売りしているが、南場氏の株を貸しているのではないか?
→貸し株の出所は把握していないので答えられない。
(6-4)1,600万株の自社株を保有しているが、消却する考えはないのか?
→成長戦略として、自社で新サービスの開発も行うが、M&Aの可能性もあり、現時点では自社株の消却予定はない。
(7-5)アドバイザリーボードを作ることは良いことだと思うが、人選に問題がある。出井氏はソニーをダメにした張本人であり、そんな人を選ぶのは大反対だ!(会場内から拍手)
→いろいろな評価があるのは私も認識している。ソニーはグローバル展開している会社であり、うまくいったこと、上手くいかなかったことも含めて多くの経験を持っている。DeNAが海外展開を進めるにあたりアドバイスを頂くため就任をお願いした。アドバイスを元に経営陣で判断していくので、ご理解を頂きたい。
(8-6)四半期ごとに決算説明会を開催してホームページでも公開しているが、毎回心配している。最近のアナリストは定量分析ができない人がいて、定性的な内容だけで先行きが暗いようなレポートを書くので、決算説明会を行うと翌週の株価は下がっている。先ほど人前で話すのは得意でないと言っていたが、今から練習しても限界があると思うので、スティーブ・ジョブスとは言わないまでも、もっとプレゼンの上手な人を招聘してはどうか?
→私自身もっと勉強して、少なくとも上場会社の社長として一定レベルは達成したいと思っている。アドバイスは真摯に受け止める。
(9-6)ガンホーはパズドラが大ヒットして、任天堂の時価総額を超えるくらいだが、小林取締役はパズドラについてどう思っているのか?この程度なら自分たちでも作れたと思うのか?
→(小林賢治取締役 ソーシャルゲーム事業本部長)パズドラは本当に良くできたゲームだと思うとともに、悔しいと感じた。良いゲームを出すとこれほどまでに大きなインパクトを与えるのだな!と改めて感じた。夏以降DeNAでもこうした取り組みを進めていくので期待して欲しい

残りの質問は後日まとめます。まだまだ株主総会が続きますので!
後日と言いながら未完成に終わっているレポートも多数ありますが(^_^;)皆様の関心の高い会社は優先的にまとめますので、コメントなどもお待ちしております!
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2013年06月23日

テクマトリックス2013年株主総会レポート

2013年6月21日(金)14時から、東京都品川区品川の品川プリンスホテル メインタワー15階 トパーズ15で開催されたテクマトリックスの第29期定時株主総会に参加しました。
テクマトリックスは楽天傘下のIT企業で、情報基盤事業とアプリケーション事業を展開しています。テクマトリックスの株主総会に参加するのは初めてです。

2013年6月21日(金)の株価 538円(東証1部 3762)100株単位 3月決算
PER 11.8倍、PBR 1.17倍、配当利回り 2.32%、株主資本比率 44.9%
監査費用 2,850万円(売上比0.17%、営業利益比2.39%) あずさ監査法人
役員報酬 取締役4名0.40億(平均 991万) 監査役3名0.14億
株主優待 9月末の株主に対し、株数に応じて特産品など贈呈
 株主優待について詳しくは → テクマトリックス株主優待ページ

IT企業なんですから、自社ホームページに株主優待紹介ページくらい用意してほしいですね!

   テクマトリックス(3762)のホームページ
   テクマトリックス(3762)のヤフー株価情報
テクマトリックス株主総会
過去3年間の株価推移を見ると、300円前後で推移していましたが、アベノミクス相場に乗り800円越えまで上昇しています。その後は期待外れの今期予想が出たりして株価は低迷し、500円台での推移が続いています。安定したクラウドビジネスへの展開が計画通り進むのかが注目ですね!
スケジュール
14:00〜14:23
 14:03〜14:05 監査報告 小川博章常勤監査役
 14:05〜14:23 事業報告 由利孝社長が召集通知を読上げ
14:23〜14:28 議案説明
 第1号議案 剰余金の処分の件 2,500円 前年据え置き 配当性向23.9%
 第2号議案 定款一部変更の件1 単元未満株主の権利について新設
 第3号議案 定款一部変更の件2 配当を取締役会で決めるように変更
 第4号議案 取締役5名選任の件 5名全員任期満了に伴い4名再任、楽天常務の安武弘晃氏新任
 第5号議案 監査役1名選任の件 杉原章郎取締役が監査役に就任し3名から4名に増員
 第6号議案 補欠監査役1名選任の件 員数を欠く場合に備えて内田宗興氏を選任
14:28〜14:52 質疑応答 質問者5人 計8件 24分
14:52〜14:55 議案の採決 拍手方式ですべて可決
テクマトリックス株主総会
お土産 鮭の缶詰3缶 先渡し
飲み物サービス エビアン330mlペットボトル
経営戦略説明会 なし


注目の株主総会格付けですが、お土産もあり、質問にも丁寧に答えていたと思います。株主の出席しやすさを考慮して午後から開催しているのも評価できます。一方で品川はメトロでの移動を考えると不便で参加しにくいですし、特に品川プリンスホテルは利便性が低いように感じました。これらを総合的に判断し、テクマトリックスの2013年株主総会格付けは、 『C−』 としました。
   議決権を有する株主数     3,703名、その議決権数  59,507個
   議決権返送&出席株主数    1,071名、その議決権数  37,655個(63.3%)
テクマトリックス株主総会
テクマトリックスの株主総会は、品川プリンスホテルで開催されました。
品川駅から近いのは便利ですが、株主総会会場のメインタワー15階にはロビーがなく、エレベーター横に椅子が2つ置いてあるだけです。午前中は同じく品川で三井物産の株主総会に参加していたので、ランチ後13時前に会場に着いたので、座る場所もなくて困りました。しょうがないので2階のロビーまで下りて座る場所を探しましたが、下にも休憩スペースはあまりなく、やっと見つけた椅子席は隣のカフェスペースからタバコの煙が流れてきて最悪でした。品川プリンスホテルは分煙に対する意識が低いですね!トイレに行くため階段を利用したら、階段もタバコ臭かったです。こんなホテルでの株主総会開催は見直してほしいものです。

会場内にはテーブル席が(6席×2)×5のレイアウトで60人分の席が用意されていました。最初は出席者も少なかったですが、総会開始後も続々と増えて、後方に椅子席を増やしていました。想定を大幅に上回る出席者数だったようで、お土産も途中で無くなってしまい、最後に社長がお詫びしていました。今年は他の会社でもお土産が足りなくなる会社が目立ち、出席者数が大幅に増えているようです
アベノミクス効果で株式投資を始めるor再開する人が増えて株主数が増えているのに加えて、退職者の増加などで株主総会に出席する割合も高まっているようです。
今後株主総会を開催する会社は注意が必要です!

会場正面左にスクリーンが用意され、事業報告などで利用されていました。
まずは第5号議案が修正となる件についてお詫びと説明がありました。
当初は楽天取締役の高山健監査役が辞任し、代わりに同じく楽天ソシオビジネス社長でテクマトリックス取締役の杉原章郎氏が取締役を辞任して監査役に就任する議案でしたが、杉原章郎氏はテクマトリックスの取締役だったため、監査役の半数以上を社外の人間にするという条件を満たすことができないことが判明し、急遽高山健監査役の辞任を取りやめて、監査役を4名に増員する議案となりました。この程度のことも事前に確認できないとはちょっとお粗末な感じがしますね。
事業報告は由利孝社長が召集通知を読上げる形で行われ、関連するグラフなどがスクリーンに表示されていました。続いて議案の説明がありましたが、なぜ定款変更議案を2つに分けているのかよく分かりませんでした。1つの議案にまとめてしまえばすっきりするのにと感じます。
続いて質疑応答となりました。ほとんど質問も出ないかな〜と思っていましたが、意外に多くの質問が出て驚きました。最初に手を挙げたのが女性株主というのも珍しいですね。

質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)(女性)医療クラウドという事業はまだ知名度が低いと思うが、フェイスブックなどのSNSを使ってもっとPRしたらどうか?将来的には個人が自分のカルテを見られるようになって行くと思うので、世界に向けてPRしてほしい。大手企業が参入してきたら顧客を取られてしまうのではないか?と心配だ。
→多くの企業が医療クラウドに参入すると言っているが、テクマトリックスのNOBORIはすでに50社くらいに採用されており、特に画像診断クラウドではトップクラスだと思っている。今後さらにPRに努めていく。
→(依田佳久取締役 医療システム事業部長)医療クラウドNOBORIを始めた時に意識したのはBtoBtoCであり、個人がカルテを見られるようにすることも意識している。ただ様々な抵抗もあってすぐに実現するのは難しいが、実現できるように取り組んでいく。
(2-1)テクマトリックスのホームページのデザイン性をもっと高めてほしい。
→ご意見は参考にさせていただきます。
(3-2)クラウド型サービスの売上を事業分野別に教えてほしい。
→開示している範囲でしかお答えできないが、クラウド型と売り切り型の売上割合は開示していないし、手元に資料もないので答えられない。
現状では医療向け、CRM、楽天などのネットショップ向けの3つのクラウドサービスを展開している。医療向けクラウドは2012年後半から始めたので売上貢献はこれからだが、契約件数は売り切りよりクラウドサービスのほうが多くなっている。CRMサービスはクラウド事業を開始して4年になるが、クラウド単体でも黒字化している。従来型と両建てで事業展開している。ネットショップ向けクラウドはまだ売上貢献は小さい。親会社の楽天以外にもグループ会社向けも含めて広げていきたい。
(4-2)今後公表予定はないのか?
→将来的には検討して行くが、現状では結論が出ていない。
(5-3)定款変更で中間配当についても書いてあるが、今後は中間配当も行うのか?配当金額はどの程度を予定しているのか?
→今期の配当予想は開示しており、実質据置きの12.5円の予定です。まだ四半期ごとの業績変動が大きく、3月の利益が大きいこともあり、当面は期末配当のみの予定。今後クラウド型事業などが増えて業績変動が小さくなったり、内部留保が厚くなってきたら中間配当も検討していく。
注記)今期の業績予想や配当予想は決算短信に載っていますが、読んでいない株主が多いんですね。決算短信に目を通すと勉強になると思うんですけどね!
(6-4)インドのマヒンドラ サティヤムとの提携の進捗状況と今後の海外展開を教えてほしい。
→アジアでの海外展開を考えている。マヒンドラ サティヤムはインドのIT大手企業マヒンドラ マヒンドラの子会社でシンガポールにある会社です。一緒に営業開拓をしている状況で、まだ売上貢献という段階ではない。少し時間がかかるかもしれないが、地道に取り組んでいく。
今日の10時にマレーシア企業との提携も開示している。
 Anise Asia Cloudとのマレーシアにおける販売代理店契約締結についてのお知らせ
これ以外にも提携交渉している会社があり、近々公表できると思うアジア圏で自社開発のクラウドビジネスを展開していく。まずは英語が公用語になっているなど、英語が通じる国前提で展開していく。
(7-5)ストック型ビジネスの割合を飛躍的に高めていくと説明があったが、現状のストック型ビジネスの割合と、今後どの程度まで伸ばしていくのか中長期的な目標を教えてほしい。
→ストック型ビジネスの割合については決算説明会資料で開示しているが、手元に資料がない。
(そこへ後方の事務局から決算説明会資料が差し入れられる。決算説明会資料ぐらいはパワポで用意しておいてほしいですね)
アプリケーションサービス事業はずっと伸びていて、35%がストック型ビジネスになっている。今後もクラウド中心にもっと伸ばしていきたい。
情報基盤事業ではストック型事業は保守が中心になるが、監視サービスなども行っており、45%がストック型ビジネスになっている。こちらは装置販売なども伸ばしていかないと保守なども先細りになってしまうので、ストック型ビジネスの割合は40%前後で推移すると思う。
(8-5)バランスシートに前払保守料が17億円近く計上されており、これは保守を外部に委託していると思うが、主要なストック型ビジネスである保守を外部に委託している割合が多いのか?今後内製化していく予定はあるのか?
→海外から輸入している機器の保守料の前払いであり、機器の交換・修理などは米国のメーカーが行うので前払保守料が発生する。

以上で質問も出尽くし、質疑応答は終了となりました。
過去質問が少なかったのか、手元資料などの準備が不足しているように感じました。
来年はもう少し改善するといいですね!
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会社説明会・決算説明会に行こう♪

個人投資家向け会社説明会・アナリスト向け決算説明会の様子をまとめたブログにようこそ

全国で個人投資家向けに会社説明会がたくさん開催されるようになってきました。基本的に無料で誰でも気軽に参加できますし、社長に直接質問できたりお土産がもらえたりととても楽しいものですわーい(嬉しい顔)
株主総会も直接社長に質問できる貴重な機会ですが、株主しか参加できませんし、基本的に年に1回しか開催されません。一方、最近は上場企業も安定した個人株主を増やしたいexclamation×2ということで、個人投資家向けの会社説明会、IRセミナーなどが、日本全国で開催されるようになってきました。全国の皆さんと気になった会社などについて、情報交換ひらめきできるとうれしいですねるんるん

 ひらめき ここでちょっとPR ぴかぴか(新しい)
 名古屋でキャッシュフローゲーム会を開催していますexclamation×2
      2013年12月14日(土)13時から 中村生涯学習センターにて
      今年もゲーム会&株式投資セミナーを楽しんでくださいね手(チョキ)
詳しくは 次項有  名古屋キャッシュフローゲーム会のご案内
楽しく役に立つゲーム会を目指していきますので、ぜひ遊びに来てくださいねexclamation×2

会社説明会は、ふだんの生活では気付かないような新たな投資先が見つかるチャンスのひとつですexclamation×2
しかしながら現状では平日午後に開催されることが多く、仕事をしている方はなかなか参加しづらい面もあります。なので私が参加した投資家向け会社説明会の様子も記事にまとめて公開することにしました。
株主総会だけでは更新頻度が低くなってしまうということもあるんですが(笑)
会社説明会の様子も参考になると思いますので、こちらもあわせてお楽しみくださいねるんるん
   みんなでいい投資先を発掘できたら最高ですね手(チョキ)
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ひらめき

2013年 5月27日(月)  ティア(2485)個人投資家向け会社説明会 NEW
2013年 3月 9日(土)  VTホールディングス(7593) 個人投資家向け会社説明会 NEW
2012年12月 7日(金)  ティア(2485)個人投資家向け会社説明会
2012年 5月23日(水)  VTホールディングス(7593) 2012年3月期決算説明会
2012年 4月24日(火)  一六堂(3366) 2012年2月期決算説明会
2012年 3月17日(土)  燦ホールディングス(9628) 個人投資家向け会社説明会
2012年 2月26日(日)  ダブル・スコープW-SCOPE(6619) 個人投資家向け会社説明会
2012年 2月22日(水)  常和ホールディングス(3258) 個人投資家向け会社説明会
2012年 2月10日(金)  日本和装ホールディングス(2499) 2011年度決算説明会
2012年 2月 7日(火)  FPG(7148) 個人投資家向け会社説明会
2012年 1月10日(火)  ソフトバンク(9984) 個人投資家向け会社説明会
2011年 9月15日(木)  アウトソーシング(2427) 会社説明会
2011年 9月10日(土)  シノケングループ(8909) 会社説明会
2011年 8月 6日(金)  トライステージ(2178) 会社説明会
2011年 7月15日(金) 名証IRエキスポ2011 会社説明会
2011年 6月10日(金) アイ・アールジャパンIR Japan(6051) 会社説明会
2011年 5月27日(金) VTホールディングス(7593) 決算説明会
2011年 3月 4日(金) 興銀リース(8425) 会社説明会
2011年 2月15日(火) ティア(2485) 会社説明会
2010年11月19日(金) VTホールディングス(7593) 決算説明会
2010年10月27日(水) 東山フイルム(4244) 会社説明会
2010年10月23日(土) キユーピー(2809) 会社説明会 まずはお土産から(笑)
2010年10月23日(土) マネーパートナーズグループ(8732) 会社説明会
2010年10月14日(木) ノバレーゼ(2128) 会社説明会
2010年 7月17日(土) ティア(2485) 名証IRエキスポ2010ミニ説明会
2010年 6月12日(土) MonotaROモノタロウ(3064)個人投資家向け会社説明会
2010年 6月12日(土) MICメディカル(2166)個人投資家向け会社説明会
2010年 6月10日(木) 浜松ホトニクス(6965)会社説明会
2010年 5月26日(水) VTホールディングス(7593)2010年3月期決算説明会
2010年 5月 8日(土) らでぃっしゅぼーや(3146)会社説明会
2010年 4月 6日(火) モスフードサービス(8153)会社説明会
2010年 3月16日(火) アトム(7412)会社説明会
2009年 8月18日(火) ティア(2485)
2009年 7月17日(金) ティア(2485) 名証IRエキスポ
2009年 4月23日(木) ドクターシーラボ(4924)
2009年 4月10日(金) ヒューリック(3265)
2009年 4月 6日(月) ブラザー工業(6448)
2009年 3月28日(土) オリコン(4800)
2009年 3月28日(土) ソネットエンタテインメント(3789)
2009年 3月24日(火) 旭化成(3407)
2009年 3月17日(火) トヨタ紡織(3116)   次項有3月23日業績下方修正もうやだ〜(悲しい顔)
2009年 3月13日(金) トリドール(3397)
2009年 3月12日(木) ニチイ学館(9792)
2009年 3月 9日(月) ネクスト(2120)
2009年 3月 6日(金) VTホールディングス(7593)   次項有VTホールディングス情報
2009年 3月 2日(月) 興銀リース(8425)
デル株式会社
 投資情報の収集や会社分析にはパソコンが必須ですよねひらめき 私もデルです グッド(上向き矢印)
2009年 2月25日(水) 東邦ガス(9533)
2009年 2月19日(木) 中部電力(9502)
2009年 2月18日(水) シンクレイヤ(1724)
2009年 2月13日(金) 日本和装(2499)決算説明会
2009年 2月 5日(木) プロトコーポレーション(4298)
2009年 1月31日(土) ティア(2485) 次項有ティア情報
2009年 1月26日(月) パイプドビッツ(3831)
2009年 1月26日(月) 三栄コーポレーション(8119)
2009年 1月26日(月) ホソカワミクロン(6277)
2009年 1月19日(月) アドヴァン(7463)
2009年 1月15日(木) FXプライム(8711)
2008年12月20日(土) マネーパートナーズグループ(8732)
2008年12月20日(土) テンプホールディングス(2181)
2008年12月19日(金) ヨロズ(7294)
2008年12月18日(木) GMOホスティング&セキュリティ(3788)
2008年12月15日(月) サンリオ(8136)
2008年12月13日(土) ソーダニッカ(8158)   こちらにも載せてます
2008年12月13日(土) USS(4732)   こちらにも載せてます
2008年12月13日(土) 特殊電極(3437)   こちらにも載せてます
2008年12月13日(土) ハビックス(3895)   こちらにも載せてます
2008年12月10日(水) エフテック(7212)   こちらにも載せてます


2008年12月6日(土) バンクテック・ジャパン(3818)   こちらにも載せてます
2008年12月6日(土) インテリジェント ウェイブ(4847)   こちらにも載せてます
2008年12月6日(土) 松風(7979)   こちらにも載せてます
2008年12月3日(水) 中部鋼鈑(5461)   こちらにも載せてます
2008年11月27日(木) 物語コーポレーション(3097)
2008年11月19日(水) 出光興産(5019)   こちらにも載せてます
2008年11月14日(金) ツヴァイ(2417)   こちらにも載せてます
2008年11月11日(火) 双信電機(6938)   こちらにも載せてます
2008年11月 8日(土) トーカイ(9729)   こちらにも載せてます
2008年11月 5日(水) CDS(2169)   こちらにも載せてます
2008年10月24日(金) テンポスバスターズ(2751)   こちらにも載せてます
2008年10月17日(金) CHINTAI(2420)   こちらにも載せてます
2008年10月 9日(木) ケイティケイ(3035)   こちらにも載せてます
2008年10月 2日(木) 日本医療事務センター(9652)
2008年 9月24日(水) VTホールディングス(7593) 名証サマーセミナー
2008年 9月13日(土) ティア(2485)名証サマーセミナー
2008年 8月20日(水) 大同メタル工業(7245)、中部電力(9502)名証サマーセミナー
2008年 7月18日(金)〜19日(土) 名証IRエキスポ 名証上場の各社

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タグ:会社説明会
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2013年06月18日

ココスジャパン2013年株主総会レポート

2013年6月18日(火)10時から、東京都品川区品川のホテルラフォーレ東京 地下1階御殿山ホールで開催されたココスジャパンの第35回定時株主総会に参加しました。
ココスジャパンはゼンショー傘下のファミリーレストランチェーンです。ココスジャパンの株主総会に参加するのは初めてです。

2013年6月17日(月)の株価 1,601円(JASDAQ 9943)100株単位 3月決算
PER 15.3倍、PBR 1.36倍、配当利回り 1.50%、株主資本比率 72.4%
監査費用 1,980万円(売上比0.03%、営業利益比0.61%) あらた監査法人
役員報酬 取締役3名0.34億(平均 1,137万) 監査役3名0.17億
株主優待 3月・9月末の株主に対し、株数に応じてお食事券、割引カード贈呈
 株主優待について詳しくは → ココスジャパン株主優待ページ


   ココスジャパン(9943)のホームページ
   ココスジャパン(9943)のヤフー株価情報
ココスジャパン株主総会2013年
過去10年間の株価推移を見ると、2006年までは順調に上昇して3千円を超えていましたが、2007年以降は下落が続いています。2010年8月には株主優待の改悪発表もあり暴落に拍車をかけています。その後業績の改善とともに徐々に上がり始めましたが、1,600円前後で頭打ちとなっています。
スケジュール
10:01〜10:15
 10:04〜10:06 監査報告 大坪都志夫常勤監査役
 10:06〜10:15 映像による事業報告 女性ナレーションが召集通知を読上げ
10:16〜10:18 議案説明
 第1号議案 剰余金処分の件 期末12円で年間24円 前年据え置き 配当性向23.0%
 第2号議案 取締役5名選任の件 6名全員任期満了に伴い4名再任、乾祐哉氏新任
10:18〜10:58 質疑応答 質問者8人 計11件 40分
10:58〜11:00 議案の採決 拍手方式ですべて可決
ココスジャパン株主総会2013年
お土産 お食事券千円分、ドリンク無料券2枚、ハンドタオル 先渡し
飲み物サービス なし
経営戦略説明会 なし


注目の株主総会格付けですが、お土産もあり、質問にも丁寧に答えていたと思います。集中日を外して早めに開催しているのも評価できます。一方で暑い時期の株主総会なので飲み物程度は用意してほしいですし、品川はメトロ移動を考えると不便です。これらを総合的に判断し、ココスジャパンの2013年株主総会格付けは、 『C−』 としました。
   議決権を有する株主数    33,495名、その議決権数  169,714個
   議決権返送&出席株主数    8,498名、その議決権数  118,616個(69.9%)ココスジャパン株主総会2013年
ココスジャパンの株主総会は、品川のホテルラフォーレ東京で開催されました。
品川はメトロで行くには不便な場所ですが、ラフォーレ東京までは品川からシャトルバスがあるのでありがたいですね。昨日も同じ会場でスパークスグループの株主総会でしたが、出席者数がまったく違うので、品川駅前のシャトルバス乗り場も大行列になっていて、乗れないんじゃないかと心配になりました。さすが外食の優待がある会社の株主総会は違いますね!
会場内には多数の椅子が並べられていましたが、意外にも空席が目立ち、お土産だけもらって他の株主総会に行ってしまう人が多いようです。今日はNTTドコモの株主総会も行われているので、そちらに流れる人も多そうです。私も質疑応答を聞き終わってから移動したので、以降のスケジュールは想定です。
正面にはスクリーンが用意され、総会前にはフェアトレードの取り組みを紹介する映像が流されていました。ゼンショーグループではお馴染みの映像ですね。
住田正則社長が挨拶すると拍手が沸き起こり、人気が高いようです。その後も所々で拍手が起きていましたが、なんか不自然な感じでした。最近の株主総会では同じように感じることが時々ありますが、単に最近株主総会に来るようになった人が拍手しているだけなのかもしれません。以前であれば社員株主や取引先などを動員して拍手していたわけですが、最近の拍手はそうではないのかもしれませんね。
親会社のゼンショーホールディングス代表取締役でココスの会長も務めている小川賢太郎氏はやむを得ない用事で欠席すると案内がありました。

事業報告は映像で行われ、内容は召集通知の読上げですが、パワーポイントで関連するグラフやポイントなどを図示していて、分かりやすかったですね。読上げでもここまで分かりやすくできるのか!と少し驚きました。
質疑応答は多くの株主の方々に質問してもらうため、1回1問でお願いしたいとのことでしたが、最初誰も手を挙げず、住田社長がせっかくの機会ですから、と質問を促していました。1人が質問してからは次々と出てきて、最後は打ち切りとなるほどでした。最初から質問すればいいのにね(笑)
女性の質問者が多かったのもココスの特徴ですね。

質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)週刊誌で中国産食材の危険性が取り上げられているが、ココスでは中国産の食材をどの程度使用しているのか?また検査体制はどうなっているのか?
→一部中国産の食材も利用しているが、一部とご理解いただいてかまわない。ゼンショーグループとして原産地確認は厳密におこなっており、栽培地も実際に見て確認している。トレーサビリティは徹底しており、自社グループ内で検査を行い、安全性を確認している。
(2-2)(女性)総会前にフェアトレードの映像が流れていたが、テレビでも見た覚えがあるが、今後フェアトレードにどう取り組んでいくのか?
→コーヒー、ココアなどについてフェアトレード商品を使用しており、生産者と直接取引している。これらの商品は投機の対象になることもあって価格変動が大きいが、生産者と直接取引することで、お互いに納得した価格で取引ができるし、生産者・生産地とも確認できるので、トレーサビリティを徹底できるメリットもある。
生産者団体には取引金額の一定割合を寄付しており、教育や井戸の整備など生産者にとってもメリットになる。今後もフェアトレードについては積極的に取り組んでいく。
(3-3)店舗数と社員数を見ると、1店舗あたり2名くらいしか社員がいないことになる。4月にココスでトラブルがあり、店員の対応も誠意が感じられなかった。人員不足で十分なサービスができていないのではないか?
→平均すると1店あたり1.5人弱になる。店の規模によって3〜4人配置している大きな店もあれば、1人で2店舗を担当しているような所もある。お店は地元に根ざしたクルー(パートやアルバイト)に任せるべきだと考えており、クルーの中から店舗責任者を育てている。クルーが責任者になっている店のほうが地域から愛されている。
クルーでも社員でも教育が重要。言い訳になってしまうが、4月などはクルーの入れ替わり時期であり、教育が十分ではない可能性もある。ぜひ今後もお店に足を運んで頂いて、不十分な点はどんどんご指摘頂いて改善に努めていきたい。
(4-4)新潟でコシヒカリを作っているが、ココスのお米は自分で作っているコシヒカリと同じくらい美味しい。色々なお米をブレンドして使っていると思うが、外国産米も使っているのか?
→国産米のみを使用している。お客様に美味しいと感じてもらえれば嬉しい。
(5-5)(女性)ゼンショーが51%の株を保有しているので、個人株主の声が届きにくいと実感している。株主優待も以前と比べると1/5になってしまい寂しい。株主優待が減ったことでココスへ行く機会も減ってしまった。株主優待を元の水準に戻してほしい。(会場から拍手)
→株主構成については仰るとおりです。一番大事なのはどのように企業価値を高めていくかだと考えている。個人株主は株主優待に関心が高いのは理解しているが、会社としてはお店や会社を良くして、配当や株価で還元するのが一番だと思う。株主優待変更については色々なご意見があるが、株主優待変更後も変わらずに持ち続けてくれている株主もたくさんいる
注記)この発言が後々問題を引き起こすことに...そんな大きな問題ではありませんが(笑)
2010年8月のゼンショーグループの株主優待一斉改悪の中でも、ココスの影響が一番大きかったわけですが、改悪を決めたのはゼンショーホールディングス代表取締役の小川賢太郎氏であり、本人が欠席している中で要望しても効果半減ですね。ただ小川賢太郎氏は優待を元に戻す考えは毛頭もないようなので、本人が居ても効果は無かったと思われますが^_^;
2011年のゼンショーの株主総会でのやり取りもからすると、株主優待を維持しているだけでも感謝しろ!的な感じがしますね(笑)
 ゼンショー2011年株主総会レポート

残りの質問は後日まとめます。まだまだ株主総会が続きますので!
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2013年06月17日

スパークス・グループ2013年株主総会レポート

2013年6月17日(月)10時から、東京都品川区品川のホテルラフォーレ東京 地下1階左近で開催されたスパークス・グループの第24回定時株主総会に出席しました。
スパークス・グループは中小型株中心に、日本・韓国などアジア圏で資産運用を行っている投資信託会社です。スパークスの株主総会に参加するのは2011年に続いて2回目です。
 2011年スパークス株主総会レポート
2013年6月17日(月)の株価 22,200円(JASDAQ 8739)1株単位 3月決算
PER 赤字、PBR 5.1倍、配当利回り 無配、株主資本比率 67.6%
監査費用 2,300万円(売上比0.61%) 新日本監査法人
役員報酬 取締役6名0.34億(実質4名平均 857万) 監査役5名0.16億
株主優待 なし


   スパークス・グループ(8739)のホームページ
   スパークス・グループ(8739)のヤフー株価情報
スパークス・グループ2013年株主総会
過去10年間の株価推移を見ると、2004年には20万円を超えるまで上昇しましたが、2006年以降は下落が続いています。2012年末くらいからアベノミクス効果で上がりだしましたが、過去の株価からするとまだまだです。まずは黒字化を着実に実現してほしいですね!
スケジュール
10:00〜10:21
 10:03〜10:04 監査報告 田角実男常勤監査役
 10:04〜10:19 映像による事業報告 女性ナレーションが召集通知を読上げ
 10:19〜10:21 阿部修平社長から赤字になったお詫びと今期の見込みについて説明
10:21〜10:24 議案説明
 第1号議案 定款一部変更の件 株主総会の開催時期を早められるように変更、100株単位への対応
 第2号議案 取締役4名選任の件 4名全員任期満了に伴い全員再任
10:24〜10:38 質疑応答 質問者1人 計3件 14分
10:38〜10:40 議案の採決 拍手方式ですべて可決
10:40〜10:41 取締役紹介 一礼のみ
11:05〜 経営方針に関する説明会
お土産 なし
飲み物サービス 休憩中にミネラルウォーターペットボトル
経営戦略説明会 株主総会後に開催


注目の株主総会格付けですが、お土産もありませんし、例年ほとんど質問もなく終わっているようです。株主を監視しているような雰囲気も心象を悪くしますね(笑)毎年早い時期に開催しているのは評価できますが、もう少し質問しやすくしたり、お土産くらい用意してほしいものです。これらを総合的に判断し、スパークス・グループの2013年株主総会格付けは、 『D』 としました。
   議決権を有する株主数    18,761名、その議決権数  2,018,000個
   議決権返送&出席株主数    3,643名、その議決権数  1,326,328個(65.7%)
スパークス・グループ2013年株主総会
スパークス・グループの株主総会は、今年も品川のホテルラフォーレ東京で開催されました。
品川はメトロで行くには不便な場所ですが、ラフォーレ東京までは品川からシャトルバスがあるのでありがたいですね。
今年もお水が頂けたのは株主総会終了後であり、暑い時期の開催なんですから受付時に水のペットボトルくらい渡してほしいものです。会場内はその分冷え冷えで、半袖では寒いくらいでした。
会場内には椅子席が(5×4)×7のレイアウトで140人分用意されていました。株主数からすると200名ほど参加してもよさそうなものですが、今年も出席者は50名ほどでした。お土産もないしわざわざ暑いなか品川まで行く必要もないな〜という感じなのでしょうか(笑)
正面には大きなスクリーンが用意され、事業報告でグラフなどを表示していました。
会場内には質問用のマイクが2本設置されていますが、今年も質問者は1人だけでした。
株主総会の議事録作成や記録を残すために、会場後方からビデオ撮影するのは良くあることですし、会場後方から議長席中心に撮影すると案内がある会社もあります。スパークスの場合、会場後方からも撮影していましたが、会場前方にもビデオカメラを設置し、株主席をずっと撮影していました。何のために前方からも撮影しているのか分かりませんが、株主を監視しているようで良い気分にはなりません。さらに左右には3〜4人の係員が目を光らせていて(笑)まさに株主席は厳重な監視下に置かれている感じで、質問するなんてとんでもない!という雰囲気でした(笑)もう少し親しみやすさを演出してほしいものです。株主総会も重要なIRの場であり、株主は会社側から感じる姿勢も見ています。社長の顔色を伺っているだけではないですので(笑)それも大事ですが!
議案採決時などに盛大な拍手をしている人が何人かいて、社員株主を動員しているのかな?と感じてしまいました。阿部修平社長の熱烈なファンの方々なのかもしれません。
映像での事業報告に続いて、今年も阿部修平社長から赤字が続いている現状についてのお詫びと、今期の事業環境について説明がありました。毎年今期こそは黒字化して復配すると説明しながら、3期連続して赤字が続いています。
今期についてはアベノミクス効果で強気になっているようで、決算説明資料では
もはや黒字化・復配は目標ではない!(そんなの当然でしょ!)
的なスタンス
でしたが、今回の説明では、日本株の復調により黒字化に向けた環境が整ってきた、と慎重な物言いでした。最近の株価調整で少し弱気になったのかと心配になりました(笑)
その後質疑応答となりましたが、今年も質問者は1人で低調な質疑応答になりました。
回答はかなり詳しく語っていたと思います。それにしてももう少し質問が出ると良いと思いますし、質問しやすい雰囲気作りも大事だと思います。

質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)毎年今期は黒字化を達成し復配を目指す!と説明しながら赤字が続いている。今期については例年以上に強気で、もはや黒字化・復配は目標ではない!とまで言い切っているが、先ほどの説明ではトーンダウンしていた。今期は本当に黒字化・復配できるのか?
→言葉は選ぶ必要があると思っている。特に株主総会では慎重に発言しないといけない(笑)黒字化に向けた環境が整ったと言う説明でどうかご理解頂きたい。
1988年6月にスパークスを設立したが、すぐにバブルが崩壊して日本株は長らく下落トレンドが続いてきた。そんな厳しい環境下で日本株投資を続けてきた。その中でも2008年以降は円高・デフレの極みで一番厳しい局面だった。スパークスも業容の縮小も含めて、財務内容を立て直しつつ乗り切る必要があり、厳しい時期だった。
2011年からは日本の投資環境が良くなったと感じるようになり、株主の期待(黒字化と復配)に応えられると思ったが、外部環境のせいにはしたくないが、311の震災とギリシャショックなどもあり、黒字化できなかった。
黒字化、復配を実現してまずは普通の会社になりたいと考えており、外部環境が整ったという言葉で表現した。
注記)確かに2011年の2月までは小型株中心に好調に推移しており、今年は久々に小型株に資金が回ってきたーーーと感じていましたが、震災・原発事故で吹き飛んでしまいました。2012年も4月までは好調に推移しており、1年遅れで小型株キターーー!と思ったらコンプガチャ問題で総崩れと言う感じで、もやもやした相場展開が続きました。
それでもリサーチ力を売りにするスパークスなんですから、もう少しがんばってほしかったですね。
ひふみ投信やJPMザ・ジャパンほどとはいかないまでも、もう少しエッジの利いた銘柄を発掘して組み込んでほしいものです。
(2-1)対処すべき課題に、スパークスの強みはボトムアップリサーチと書いてあるが、リサーチ力が一番表れるはずの小型株投資戦略の残高推移を見ると、昨年1年はジャスダック平均を下回っているのではないか?以前の説明で20名のアナリストが年間4千社を訪問していると聞いたが、1社あたりの調査が表面的になっているのではないか?
→小型株のパフォーマンスが劣化していると言う指摘は間違っている。パフォーマンスはインデックスを上回っているし、他社のファンドも上回る好成績を記録している。IRに問い合わせ頂ければ正確なパフォーマンスをお答えできるので、ぜひ確認してほしい。
ミクロはマクロの集積と言うのが我々の考えであり(マクロとミクロが逆ではないかと思いますが、発言通りに記載します。議事録なのでw)リサーチ力を高めてきた。社員を弟子に例えると、孫弟子まで育ってきており、層が厚くなってきた。
企業訪問では経営者の顔色を伺うことが重要であり、経営者と言うものはいつでも明るい表情をしなければいけないものものだ。私も株主総会では(どんなに業績が厳しくてもw)明るい表情をするように心がけている(笑)
3世代に渡る強い運用体制ができており、さらにリサーチ力を強化して日本株の上昇に乗って行きたい。
注記)確かに経営者と言うものはどんなに厳しい環境下でも前向きな発言をしなければいけませんが、過去今期こそは黒字化・復配を実現!と宣言してきたのもそういうことだったんですね!と言う感じがしないでもない^_^;
ということは、今期は本当に大丈夫なの?もしかして今期も株主を喜ばすためのリップサービスなのかも?という疑問も浮かんできます。
本当に黒字化できるのか?単なるリップサービスなのか? 株主のリサーチ力強化が必要 なようです(笑)
(3-1)課題の3つ目に、事業拡大に備えた資金調達の必要性が挙げられており、毎年資金調達の必要性を挙げている。基本的に顧客から資金を預かって運用するのになぜ資金調達が必要なのか?財務体質も十分だと思うが、何に使うために資金が必要なのか?
→赤字が続く中で、盤石な基盤を作ることに力を入れ、バランスシートの強化に努めてきた。並行して新しい領域へ進出する取り組みも進めてきた。
不動産、再生可能エネルギーを中心としたエネルギー全般を見ていきたいと思っている。まだ小さな花が咲いた段階だが、更に育てて行きたい。そうした新しい取り組みを進めるには財務内容や資金面の裏付けも必要になる。
ただ闇雲に資金調達するのではなく、新株発行による希薄化を上回るだけの利益が見込めることが重要であり、そうした投資機会があれば資金調達の可能性を排除しないと言う意思表明として、対処すべき課題に挙げている。

以上で質問も出尽くし、質疑応答は終了となりました。
25分ほど休憩時間を取り、説明会が開催されましたが、前回の説明では質疑応答の時間もなく、一方的に会社側の説明をするだけだったこともあり、午後からの用事を優先して株主総会だけで帰りました。
株主総会自体短時間で終わるんですから、引き続き説明会を開催してほしいものです。水しか出ないのに(笑)20分以上も株主を待たせるのは、できれば帰ってほしい(笑)ということなんだな〜と捉えれてもしかたありません。1時間半や2時間の総会も珍しくないですからね!
会場内のレイアウト変更が待たせる理由で、株主は外で待たなければいけませんが、レイアウトの変更なんて必要ないですし、最初から両方に対応できるレイアウトにしておけばいいだけです。質問も少ないんですから会場係がハンドマイクを持っていけばいいだけです。もう少し株主を大事にした対応もお願いしたいものです。株主だって忙しいんですから!
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2013年06月16日

シンプレクスホールディングス2013年株主総会レポート

2013年6月16日(日)10時から、東京都港区虎ノ門のホテルオークラで開催されたシンプレクスホールディングス第16期定時株主総会に出席しました。
シンプレクスHDは証券会社など向けにシステム開発を行なっている会社です。私も松井証券などでお世話になっています。シンプレクスホールディングスの株主総会に参加するのは昨年に続いて2回目です。
 2012年シンプレクスホールディングス株主総会レポート

2013年6月14日(金)の株価 38,050円(東証1部 4340)1株単位 3月決算
6月13日にMBOが発表されており、上記株価で計算してもあまり意味がないので、MBO価格4.5万円で計算
PER 19.5倍、PBR 2.7倍、配当利回り 2.22%、株主資本比率 66.6%
監査費用 3,000万円(売上比0.18%、営業利益比1.25%) 太陽ASG監査法人
役員報酬 取締役5名2.65億(社内平均6,575万) 監査役4名0.22億
株主優待 なし


   シンプレクス(4340)のホームページ
   シンプレクス(4340)のヤフー株価情報
シンプレクス株主総会2013
過去10年間の株価推移を見ると、17万円近くを付けたこともありますが、5万円前後を挟んだ狭いレンジで推移しています。今回のMBO価格は4.5万円であり、2011年以降に株主になった比較的新しい株主はプラスになる人が多そうですが、昔から応援している株主ほど損失が膨らむ感じです。長く保有すると報われないという現状のTOBやMBOのあり方は、証券取引所などが主導して見直してほしいものです。現状の制度では、上場後業績を低迷させて株価も低迷させた上で、さらなる抜本的な改革が必要なので上場廃止する!と宣言すれば、上場時の公募や売り出し分だけ会社側は得をすることになります。上場来高値以上で買い取らなければいけないなどの規制を実施し、安易な上場・上場廃止を防止してほしいものです。

スケジュール
10:00〜10:45
 10:04〜10:05 監査報告 宮地巖常勤監査役か中条稔夫常勤監査役のどちらか(笑)
 10:05〜10:17 事業報告 金子英樹社長がパワーポイントも使って説明
 10:18〜10:45 MBOの実施について金子英樹社長から説明
10:45〜10:47 議案説明
 第1号議案 剰余金配当の件
 第2号議案 定款一部変更の件
 第3号議案 監査役1名選任の件
 第4号議案 取締役の報酬等改定の件
10:47〜11:45 質疑応答 質問者10人 計13件 58分
11:46〜11:50 議案の採決 前日までの集計ですべて可決 会場内の株主の賛否も集計
12:00〜12:44 懇親会と金子社長の買取側としての挨拶 質問大会
シンプレクス株主総会2013 
お土産 ホテルオークラのリーフパイ 期限8月13日まで 後渡し
飲み物サービス ペットボトルのお茶
経営戦略説明会 事業報告の中で説明


注目の株主総会格付けですが、お土産も用意されていますし、多くの質問に対応していました。ただ質問に対する回答は「この場では差し控える」という回答も目立ち、議論が深まりません。例年は11時から開催していたのに、今年は10時開始になり参加しにくくなりました。これらを総合的に判断し、シンプレクスホールディングスの2013年株主総会格付けは、昨年より1段階格下げ『B+』 としました。
   議決権を有する株主数    9,200名、その議決権数  589,955個
   議決権返送&出席株主数   2,130名、その議決権数  438,425個(74.3%)

シンプレクスホールディングスの株主総会は今年もホテルオークラで行なわれました。ホテルオークラも最寄り駅から遠くて不便な場所にあります。
会場内には椅子がたくさん並べられていましたが、昨年と比べると少し減ったように感じました。
正面にはスクリーンが用意され、議長席は右端というレイアウトでした。会場の大きさと比べるとスクリーンが小さくて、後方からは文字などほとんど読めない感じでした。
株主総会直前の6月13日にMBOの実施を発表しており、経緯などについても説明がありました。
出席票も独特の形式で、各議案・役員候補1人ずつに賛否を表明できる欄が設けられていました。議案の採決時には、出席株主がそれぞれ賛否に丸を付けて会場係の人が回収していました。翌日には集計結果をホームページで公開するそうです。MBOを発表しているわけですし、役員信任議案(笑)くらい提出してほしいものです。あるいはこういった株主総会にこそ、議長解任おじさんが参加すべきですよね(笑)
何を言っても資本の論理の元では虚しいだけですが^_^;
質疑応答については、多くの株主に質問してもらうため1人1問とお願いがあり、MBOについては社長自身が買い取り側で株主と利益相反の関係になるので答えられない、自分の考えは懇親会で話す!の一点張りでした。MBOが成立すれば一般の株主にとっては今回が最後の株主総会となり、質問する機会もなくなるわけですから、きちんと回答してほしかったですね!

質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)誰も手を挙げない様なので質問する。MBO価格は直近の高値を下回っておりいかがなものか?いつも強気の金子社長だが、今期の決算発表は弱気な姿勢に始終しており、その結果株価も下がってしまった。弱気な見通しを出して株価を下げたところでMBO実施なのかなと勘ぐりたくなる。(会場から拍手)
→私は買取側の人間なのでこの質問には回答できないので、田中取締役から回答する。
→(田中健一取締役副社長)MBO価格についてはいくらが妥当なのかは分からないので、外部の日興SMBCに算定を依頼し、妥当な価格と評価いただいている。買取側からの価格提案については、何度も見直しをお願いしてきた経緯もある(当初はもっと安い価格だったが、我々の努力で上積みしてきたと言いたいようです)
いくらが妥当かは一概には言えないが、シンプレクスの現状と今後を考えると妥当な水準だと判断し、会社側としてMBOへの応募推奨を行った。
今期の計画についても現状の市場環境の中で精一杯積み上げた結果であり、株価への影響を最小限に留めるように配慮した計画になっていると思うし、増配も打ち出している。
SI事業については準大手の金融機関までほとんどシンプレクスのシステムが採用されるようになり、小さな改修程度の仕事しかなくなってきている。その中でFXシステムなどのUMS事業を育ててきたが、FX会社も淘汰が進むような状況の中で、業績を伸ばしていくのは難しいと現状を認識している。
今後もFX会社は減っていくので、SI事業を犠牲にして優秀な人財をメガバンクや大手証券会社などに無償でもいいので、コンサルタントとして張り付けていきたいと考えている。そのため新しい中期計画ブリッジ2016では業績が横ばい程度になっている。
一方で社長の金子からすると、現状のブリッジ2016でもまだ甘い、もっと足元の利益を犠牲にして抜本的な改革を行い、将来の成長を目指すべきだとの考えであり、その場合さらに業績が落ち込むことになる。
このような環境下であり妥当な価格は分からないが、4.5万円は外部機関の算定額の上限に近づけるように交渉してきた結果です。4名の取締役は買付け側の仲間ではないのでご理解いただきたい。
(2-1)いつも強気の金子社長なのに、アベノミクスで盛り上がっている今期はなぜ弱気なのかの説明を聞きたい。
→客観的な事実を説明する。4月にはシンプレクスの株価も急騰していた。FX会社の収益が絶好調で、ネット証券の業績も伸びていたので、シンプレクスの業績も良いだろう!という期待で株価が上がっていたと思う。
しかし4月末に発表した決算は、4Qの業績もさえなかったし、今期の計画も減収減益と期待外れになった。
顧客に提案している案件などを積み上げて、常に受注確度を検討しているが、受注状況は弱い。株価などが盛り上がっているのになぜか?と思うだろうが、シンプレクスが受注するまでにはタイムラグがある。リーマンショックの際も、シンプレクスの業績は大丈夫か?と心配されたが、シンプレクスの業績がすぐに落ち込んだわけではない。大手の金融機関は予算主義で動いており、今動いている案件は昨年の秋から冬頃にかけて予算が決まったものであり、まだアベノミクス効果は表れておらず、SI案件はほとんど出てきていない。
このため今期の計画は減収減益となっている。
(3-2)なぜMBOをこのタイミングで発表したのか?上場廃止になるなら議案を審議しても意味がないし、総会自体意味がなくなってしまう。
→(福井康人取締役副社長)3月18日に正式にMBOの提案をいただき、この間ずっと評価してきた。その結論が出たのが先週の木曜日であり、早く発表したほうが良いという判断でこのようなタイミングになった。MBOについては独立委員会も作って、外部の委員も入れて検討してきた。
注記株価が上がりそうなのであわてて発表したのかも(笑)買取側とすれば暴落している今がチャンス!ですよね^_^; そんな本音は聞けませんでしたが(笑)
(4-3)ファンドに対しては悪いイメージがあるが、カーライルとはどんなファンドなのか?
→プレスリリースに詳しく書いてあるので見てほしいが、プライベートエクイティでは最も大きな会社。ファンドは日本ではハゲタカと言われがちだが、カーライルは経営陣と協力しながら企業価値を高めていくファンドだと思っている。IT分野にも豊富な投資経験があり、シンプレクスの可能性を十分評価頂いていると思う。買収後に事業の切り売りやリストラをするのではなくて、安定したキャッシュフローを出している会社を買収対象として求めており、カーライルの経験をアドオンすることで企業価値を高められるような案件を求めている。
国内の市場には限界もあり、シンプレクスホールディングスが今後グローバルにビジネスを広げていく上で、カーライルが豊富なグローバルネットワークを持っていることも助けになると判断した。
(5-4)シンプレクスをずっと応援してきたが、MBOが成立すれば強制的に買い取られてしまう。会社を立て直した後にはまた再上場する気持ちはあるのか?(会場から拍手)
→この後の懇親会で買取側の金子として話す予定だが、立て直した後はまた上場を狙っているなぜか会場から拍手
注記)カーライルや苅田&カンパニー?などのファンドが売り抜けるためには、再上場が一番儲かるということなんでしょうね。また高値で上場して、その後は業績・株価とも低迷するかもしれないのに、再上場を望む株主が多いとは意外でした。金子社長の熱心なIR活動により、シンプレクス株を持ち続けなければいけない!と洗脳されてしまったのかも(笑)
お人好しな株主がけっこういるんですね! もっと厳しい株主総会になるだろうと思っていたのに、他のMBO会社の株主総会とはまったく違う雰囲気でした。これは金子社長の人柄がなせる業なのか、懇親会のメシ狙いなのかは私には分かりませんでした。
懇親会では金子社長の挨拶なんかまったく気にも留めずに、社長のすぐそばでご歓談に励んでいる方も多数いたので、MBOなんか気にしていないのかもしれません。早く再上場してくれないとホテルオークラのメシにありつけないわ〜という感じ なのかもしれませんね(笑)
タダメシほど高いものはないということにならなければいいんですが。
それにしても この場で再上場宣言が出るとは予想外 でした!

(6-5)今期の計画は無責任な計画ではないのか!今期配当千円払えるなら、前期の配当を千円にしてほしい!
→(福井康人取締役副社長)今期の計画、中期計画ブリッジ2016とも真剣に計画立案している。今回の中期計画では業績が伸び悩むと見ているので、配当性向を高めることで株価への影響を和らげようと考えた。
(7-5)MBOと言われてもどうすればいいのか分からない。なにか個別に連絡があるのか?
→(福井康人取締役副社長)MBOへの応募手続きについては今後文書が送られるし、ホームページでも掲載していく。

とりあえずまとめてみました。残りの質問については後日まとめます。
出先でのブログ更新は手間が掛かりますね〜懇親会であまり食べられなかったのでお腹も空いたし(笑)
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2013年06月14日

アトム2013年株主総会レポート

2013年6月14日(金)10時から、名古屋市熱田区の名古屋国際会議場 センチュリーホールで開催されたアトムの第42回定時株主総会に出席しました。
アトムは回転寿司のアトムボーイから始まった名古屋の会社ですが、今はコロワイドグループの一員となり、中部地区と北関東中心に洋食から寿司まで幅広い業態を展開している外食企業です。アトムの株主総会に参加するのは昨年に続いて3回目です。
 2012年アトム株主総会レポート

2013年6月13日(木)の株価 527円(東証2部、名証2部 7412)100株単位 3月決算
PER 111.2倍、PBR 13.3倍、配当利回り 0.38%、株主資本比率 40.2%
監査費用 4,100万円(売上比0.10%、営業利益比1.66%、前年同額) あずさ監査法人
役員報酬 取締役6名0.95億(平均1,583万) 監査役4名0.14億
株主優待 3・9月末の株主に株数に応じて優待ポイントを贈呈
 詳しくは 次項有 アトムの株主優待情報ページ


   アトム(7412)のホームページ
   アトム(7412)のヤフー株価情報
アトム株主総会
過去2年間の株価推移を見ると、見事に復活して一時は700円近くまで上昇しましたが、株主優待の権利落ちや最近の日本株急落に連れ安し、500円前後での推移が続いています。まだまだ株主優待で支えられている株価ですが、景気回復の波に乗って業績を伸ばしていって欲しいですね!
スケジュール
10:00〜10:23
 10:04〜10:06 監査報告 中林滋宜常勤監査役
 10:06〜10:23 映像による事業報告 女性ナレーションが召集通知を読上げ
10:24〜10:25 議案説明
 第1号議案 取締役5名選任の件 6名全員任期満了に伴い4名再任 斎藤紀幸執行役員新任
10:25〜11:07 質疑応答 質問者12人 計15件 42分
11:07〜11:08 議案の採決 拍手方式ですべて可決
11:08〜11:09 新任取締役紹介 よろしくお願いしますのみ
アトム株主総会 
お土産 千円分のお食事券 期限12月31日まで 後渡し
飲み物サービス なし
経営戦略説明会 なし


注目の株主総会格付けですが、お土産も用意されていますし、多くの質問に対応していました。毎年早い時期に開催しているのも評価できます。ただ質問に対する回答は例年にも増してあっさりしていて、議論が深まりません。経営陣からは会社の現状や将来展望を株主に理解してもらいたいという姿勢が伝わってきませんでした。暑いなか熱田区まで自転車で行くのも大変です(笑)これらを総合的に判断し、アトムの2013年株主総会格付けは、昨年より2段階格下げ『D』 としました。
   議決権を有する株主数    55,576名、その議決権数  1,679,303個
   議決権返送&出席株主数   13,146名、その議決権数  1,387,622個(82.6%)
アトム株主総会
アトムの株主総会は今年も昨年に続き、名古屋国際会議場で開催されました。
以前は名駅のウインク愛知で開催していて便利でしたが、熱田区まで行くのは遠いですね。さらに今日は真夏並みの暑さだったので、会場へ行く途中に熱中症になるんじゃないか!という感じでした。
会場は大きなホールで、正面にスクリーンが用意されていました。広い会場ですが前方には空席も目立ち、4〜5割程度の入りという感じでした。
今年もお土産は1人1つと厳格に守られていましたが、一部の株主は今年も例外扱いだったのかもしれませんね。また昨年と同じような苦情を述べていました^_^;
店舗へのご意見など、報告事項や議案に関係しない質問は、株主総会後に質疑応答の時間を用意しているので、そちらでお願いしますと案内がありました。
株主総会の冒頭に小澤俊治社長の挨拶がありますが、会場から拍手が沸き起こっていました。小澤俊治社長は人気があるようです。まさか社員を動員して拍手させているわけではないですよね???(笑)
昨年も書きましたが、アトムの事業報告は出退店の状況を列挙しているだけで、中身がありません。もう少し改善して欲しいですね。
続いて議案の上程となり、その後質疑応答となりました。
今年も多くの株主様から質問いただくために、質問は1回1問限定でした。
年々質問のレベルは低下していて、いつもの株主様は別格としても、もっと優待ポイントを増やして欲しいと要望する人がいたりして、人間の欲望にはきりが無いんだな〜などと感じてしまいました。アトムやコロワイドは日本を代表する好優待銘柄だと思いますが、それでもまだご不満な方がいらっしゃるようです。
さらに問題なのは、小澤俊治社長の回答です。あまりにもあっさりしすぎています。株主の提案や意見に対しても、自分なりの考えを述べるわけでもなく、ただ「参考にさせて頂きます」では議論も深まりません。
アトムは年々実りの少ない株主総会になっている感じです。コロワイドの株主総会の方がずっと楽しいですね。

質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)取締役を1名減らすが、なぜ5名なのか?4名ではいけないのか?昨年も役割分担が不透明だと指摘した。
→今期から執行役員制度を導入しており、取締役は1名減員するものの、執行役員は2名増員している。役割分担を明確にして、経営判断のスピードをより上げていきたい。
(2-2)コロワイドと事業が重複しているが、2社に分かれている意味はあるのか?一緒になると優待は困るが(笑)
→アトムとコロワイドが一緒の会社になることは当面ない。各々で事業展開していく。ただグループ間で経営資源は有効活用していく
(3-3)アトムは個人株主が少ないと思う。配当を増やすより優待ポイントを増やして欲しい。優待を増やせばもっと株主も増えると思う。
→貴重なご意見ありがとうございます。配当については、株主への利益還元を重視しており、前期は1円増配して2円にした。自己資本比率40%、経常利益率6%にこだわってきたが、達成できたので増配に踏み切った。株主優待についての要望も多いので検討していく。
(4-4)アトムの優待はトップクラスだと思う。最近の出店はステーキの宮が中心のようだが、年配になってくると肉はあまり食べたくなくなる。えちぜんのような和食業態が好きだったが、次々と閉店していて残念だ。にぎりの徳兵衛などの寿司業態もいいが、えちぜんも頑張って欲しい。
→今後の経営の参考にさせて頂きます。
注記)たったこれだけの回答とは、質問者を馬鹿にしているように感じてしまいます。今後の和食業態についてどう考えているのか、もう少し説明すべきではないでしょうか?
小澤俊治社長に変わってから出店はほとんどステーキの宮ばかりで、既存店も宮に業態転換しています。数年後にはアトムはステーキ専門店になっているのではないか!?と心配になるくらいです。今は宮が好調かもしれませんが、牛肉に何か問題でも発生すると一気に赤字転落というリスクも高まります。アトムなんですからもっと和食業態や寿司にも力を入れて欲しいですね。
目先の利益を最大化するだけなら経営は簡単です。もう少し中長期視点で業態のバランスを考えてほしいですね!
(5-5)業績は好調のようだが、今年も厳しい意見を言わせて頂く。ステーキの宮は好調のようだが、ブロンコビリーは株価も4千円を超えているのに、アトムの株価は低すぎる。株価が低いのはコロワイドの影響もあると思う。(ちょっと質問の意図が分かりませんでした)
宮に足りないのはサラダバーだ。ベーカリーの業態も開発して欲しい。
→主力業態は5つに絞っており、宮、居酒屋、焼肉、寿司、カラオケが5本柱。宮の売上構成比は以前は15%ほどだったが、前期は2%程度まで上がっている。ステーキの宮は絶好調であり、宮を増やして業績を伸ばしていきたい。ただ時代は常に変化しており、ステーキ1本ではリスクもあるので、5本柱でバランスよく成長していきたい。
(6-6)不動産が上がってきているが、賃料の水準はどうなっているのか?
→前期の賃料はむしろ下がっている。企業努力やオーナー様のご協力を頂いた結果です。
(7-7)(女性)為替レートの変動が大きいが、今期計画の設定レートと為替変動の業績への影響を教えてほしい。
→為替変動や、新興国との食料の買い負けが問題になっている。為替変動は計画策定時にも織り込んでいるが、当時の想定より変動が大きくなっている。対策としては、コロワイドも含めたグループの購買力を活かしてコストアップを抑えたい。現状31ある業態を絞り込んでいくことで、使用食材を絞り込んで対応していく。安易な値上げやコストカットはしていかない。
(8-8)使用している食材は国産か?輸入食材があるなら中国産の比率はどの程度か?
→輸入食材の割合は約50%です。中国産も使っているが、手元に中国産だけの比率はない。必要であれば会社に問い合わせてほしい。
注記)前の質問で為替レートや新興国との食料の奪い合いになっている、という話が出ているのに、この質問はないですよね〜と思いながら聞いていました。そういえば前の質問で想定為替レートについて回答がなかったですね!
(9-9)(女性)100円の回転寿司が近所になくなってしまったが、もう100円寿司はやらないのか?100円では安全なものを提供できないのか?
→100円寿司は3店舗まで減っている。当面100円寿司の出店は考えていない。安全・安心という面で限界があるというよりも、レストラン業態としてアトムは価格よりも価値の提供を重視している。100円ではアトムの考える価値を提供できない判断しており、当面は100円寿司の出店予定はない。
アトム株主総会
(10-10)(女性)小澤社長の持ち株は4千株で少なすぎる。今後増やす考えはあるのか?親会社のコロワイド株をたくさん持っているのか?
→私自身真摯にご指摘を受け止める。コロワイド株も持っていますが、この場では開示を控えさせて頂く。
(11-11)南区三条のえちぜんは場所もよく繁盛していたのに閉店となり、宮に変わるのかと思ったらサークルKになっている。なぜ閉店したのか?
→私も同じ意見です(笑)個別の事情についてはお答えできないが、契約延長交渉を進めてきたが、延長できず任期満了で閉店となった。サークルKになるというのは初めて聞いたが、地主さんの考えなので。
(12-12)店舗に置いてあるアンケートはどのように活用しているのか?
→業態ごとにアンケートの内容は異なっている。アンケートは本部で集約し、業態毎の責任者に回している。回答が必要なものは回答し、ご意見は店舗運営に活かしている。
(13-13)店舗用地は借りているという説明なのに、バランスシートに土地が38億円も載っているのはなぜか?
→(太田一義常務取締役 管理本部長)ほとんどが合併した旧ジクトから引き継いだもので、店舗用の土地です。十分に収益を生んでいる店舗なので、財務的にも問題ない。
11時4分となり、また5番目の株主が質問を求めたため?か、あと3名にして欲しいと議長発言
(14-5)ベーカリーの回答がなかった。
→現時点でベーカリーの計画はない。今後世の中の変化はさらに加速していくので、現状の5業態では限界が来ることも予想しており、新業態の検討も進めている。ベーカリーもその中に含めていく。
(15-5)親会社のコロワイドはお土産も豪華で、議決権行使書の枚数分貰えて株主も大満足でたくさんのお土産を貰って帰るのに、アトムは1人1つに厳しく限定している(特定の1名を除いては、ですよね?)コロワイドを見習って欲しい。
→コロワイドはグループ会社ではあるが、それぞれの考えで独自に運営しているので、お土産についてもアトムの考えで実施している。
注記毎年毎年懲りませんね〜
そんなにアトムに不満なら売ってしまえばいいのに


以上で質疑応答は終了となりました。
11時20分からは質問大会(笑)と案内がありましたが、明日からは東京で株主総会連荘となるなど忙しいので、お土産を頂いて帰りました。どんな苦情が出たのかは分かりません^_^;
株主総会の質疑応答よりもレベルは落ちると思われるので、あまり実のある議論は期待できなさそうです。
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2013年06月13日

あみやき亭2013年株主総会レポート

2013年6月12日(水)11時から、愛知県春日井市の ホテルプラザ勝川2階 さくらで開催されたあみやき亭の第18回定時株主総会に参加しました。
あみやき亭は焼肉のあみやき亭、焼き鳥の美濃路などを中部地区、関東地区に展開している会社です。
あみやき亭の株主総会に参加するのは2003年以来9回目です。
 2012年あみやき亭株主総会レポート
2013年6月11日(火)の株価 247,300円(東証1部 2753) 1株単位 3月決算
PER 12.4倍、PBR 1.32倍、配当利回り 1.46%、株主資本比率 79.2%
監査費用 2,000万円(前年同額 売上比 0.09%、営業利益比 0.98%)あずさ監査法人
役員報酬 取締役6名1.09億(社内平均2,140万、前年比、社外200万) 監査役3名0.09億
株主優待 3月末の株主に対し、株数に応じてお食事券贈呈
 詳しくは 次項有 あみやき亭の株主優待情報ページ

   あみやき亭(2753)のホームページ

   あみやき亭(2753)のヤフー株価情報
あみやき亭株主総会
過去5年間の株価推移をみると、2010年前後に人気化して30万円近くに上昇しましたが、震災後はセシウム問題も発生し株価は低迷しました。4月1日に好決算を発表して株価は一気に30万円を超えましたが、日本株の調整もあり、25万円前後で推移しています。全国展開を目指しているということで、今後株価も上がっていくといいですね!

スケジュール
11:00〜11:14 事業報告
 11:03〜11:05 監査報告 山田修三常勤監査役
 11:05〜11:14 営業報告 佐藤啓介社長が招集通知を読上げ
11:14〜11:59 質疑応答 質問者8人 計18件 45分
11:59〜12:04 決議事項の説明・審議・採決 拍手方式 すべて可決
 第1号議案 剰余金処分の件 前年から600円増配 年間3,600円(配当性向21.3%)
 第2号議案 定款一部変更の件 100株単位に変更するため、発行可能株式数を100倍にする
 第3号議案 監査役1名選任の件 隅田慶彦氏任期満了に伴い再任
 第4号議案 補欠監査役1名選任の件 米久の中西安廣氏を選任
あみやき亭株主総会
お土産 お食事券2千円分 9月30日まで有効 先渡し
飲み物サービス コーヒー、紅茶、オレンジジュース
事業説明会 なし


注目の株主総会格付けですが、株主が出席しやすい様に毎年早目に開催しています。質問も出尽くすまで対応しており、回答も丁寧にしていたと思います。これらを総合的に判断し、あみやき亭の2013年株主総会格付けは 『C−』 としました。
   議決権を有する株主数     10,175名、その議決権数   68,488個
   議決権返送&出席株主数    2,794名、その議決権数   51,962個(75.9%)
あみやき亭株主総会
あみやき亭の株主総会は、今年も勝川駅前のホテルプラザ勝川で行われました。
今日も梅雨入りしているとは思えない様な良い天気で、自転車で行きましたが朝から暑かったです。冷たい飲み物が用意されていてありがたいですね。
今年も佐藤社長以下役員全員が、株主総会会場入り口で株主をお出迎えしていました。
会場内には椅子が多数並べられ、スクリーンなどはありません。数年前には会場からあふれるほどの出席者数を記録しましたが、株主優待制度を見直して1株保有の優待が縮小されてからは、株主数も減り余裕で入れるようになりました。株主優待の縮小の目的は、株主総会の会場の都合と思われる(笑)
クールビズ総会との案内があり、役員は全員ノーネクタイで、会場内も適度な温度でした。良い取り組みだと思うので、今後もクールビズ総会を続けてほしいですね!
事業報告は佐藤社長が招集通知のポイントを読上げる形でコンパクトに行われ、質疑応答となりました。
質問は1人1回2問とのお願いがありましたが、いきなり4つも質問するなど毎年守られていません。昨年の株主総会では短時間で質疑を打ち切りましたが、今年は質問が出尽くすまで対応していました。
毎年同じ様な質問が出たり、同じ質問を繰り返す人がいるなど、あまり質問のレベルは高くありません。
回答は基本的に佐藤社長が行っていましたが、経理関連の質問には千々和常務が回答していました。

質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)社長は内部留保を充実したいと毎年言っていて、増配してほしいと毎年お願いしているが平行線だ。配当性向も20%ほどと低いのでせめて30%ほどの配当性向目標を打ち出してほしい。
→期末配当は400円増配したが、配当性向が低いという指摘があるのは理解している。今後の成長投資やM&Aに備えて内部留保を充実させて環境の変化に臨機応変に対応していきたいと考えている。こういった方針と株主還元のバランスを考えて増配幅を決定した。今後さらに業績が伸びれば、増配も検討していきたい。
(2-1)焼肉事業などの前年比が載っていないので伸びているのか分からない。招集通知に載せてほしい。
→記載内容は監査法人とも相談しながら決めているので、即答はできないが検討する。
(3-1)焼き鳥事業の1店舗当たり売上は焼肉事業の半分だが、なぜこんなに低いのか?
→焼き鳥事業は店舗の大きさが焼肉店の1/3程度で、席数も半分ほどになっている。客単価も焼肉が2,150円に対し、焼き鳥は1,850円と低いので、1店舗当たりの売上は小さくなる。
(4-1)売上はそれほど伸びていないのに、利益の伸びが大きいのはどんなからくりなのか?
→焼肉事業はユッケの食中毒問題や稲わらの放射能汚染が発生するなど、厳しい環境が続いていた。あみやき亭ではこの逆境を、社内の無駄をなくしてさらに効率的な会社にするチャンスと考え、徹底的に無駄を排除し効率化を進めてきた。その結果利益率が高まった。
(5-2)焼肉事業は関東に力を入れているが、関東での競合状況が良く分からない。競合他社と比べて優位点は何か?
→中部圏では競合他社があまり新規出店をしていないので、あみやき亭のドミナントができている。今後は関東中心の出店になっていく。チェーンの焼肉店は輸入ビーフ中心だが、あみやき亭は国産牛を使用している。輸入ビーフは部位毎に必要数量を仕入れられるので、取り扱いも簡単で価格も安い。一方国産牛肉は価格が高く、必要数量を確保するのも難しいし、取り扱いも専門知識が必要で難しい。お客様は安全安心な国産牛を望んでおり、輸入ビーフ並みの価格で国産牛を提供していることがあみやき亭の強みであり差別化ポイントになる。
あみやき亭には肉の専門技術を持った社員が多数いることが強み になっている。
(6-2)輸入ビーフ並みの価格で国産牛を提供できるのか?
→特に関東では輸入ビーフ使用の他チェーンより価格設定が安いケースもある。他の焼肉チェーンも国産牛を使いたいと思っていると思うが、コスト面や取り扱いのむずかしさなどもあり、なかなか使用できないと思う。
(7-3)同業他社と比べて利益の割に株価が割安だと思う。個人株主も少ないので、株主優待を年2回にしたらどうか?優待が年2回なら株価も安定すると思う。
→株価についてはその通りだと思う。もう少し高くならないかなと思っているが、長期的には業績を反映して上がっていくと考えている。株主優待については社内で検討したい
(注記)株主優待を年2回にする件については、過去にも要望がありましたが、あまり前向きでは無かった印象でした。今回は検討するということなので、少しは期待してもいいのかな?ただ単純に半分にするだけならあまり意味がないので、もう少し色を付けてほしい ですね(笑)
(8-4)子会社のスエヒロレストランシステムは赤字のようだが、なぜ対処すべき課題に挙げていないのか?立て直し策は?
→確かに前期は0.58億円の赤字だが、直近の第4四半期は黒字化している。今期も黒字計画であり、立て直しは順調に進んでいると判断して課題には挙げていない。
(9-4)毎年内部留保と言っているが、ただ貯めてもしょうがない。将来展望などがあってこれだけ必要というような説明がないと納得できない。
→M&Aは突然話が出てくるし、外部環境の変化も突然来ることが多くて、先行きは分からない。会社経営にはある程度の内部留保は必要だと考えている。
(10-5)バランスシートに株主優待引当金300万円とあるが、少なすぎるのではないか?
→(千々和康常務取締役 管理本部長)昨年の6月に株主優待券を4,662万円分発行したが、3月までに使用した分を引いた残りについて、期限の6月末までの使用金額を見込んで引当金を積んでいる。今年は5,200万円分株主優待券を発行する予定です。
(11-5)アベノミクスではないが、経済の発展のためには内部留保を吐き出すことも必要だ。内部留保を積極的に使うように考えを改めてほしい。せっかく貯めても消えてしまっては意味がない。
→今後出店を増やしていくので、内部留保を使っていく。ここ数年は外部環境も厳しかったので、出店より内部固めを優先してきたが、社内の効率化は出来上がったと判断しているので、今後は出店に力を入れていく。
増配の要望も多く頂くが、現状の株主構成は私を筆頭に佐藤一族で過半数を占めており、配当を増やしても半分は私に戻ってきてしまう(笑)こんな事情もあるので、配当より成長投資に使っていきたい。株主のためにならない使い方はしないので、我々経営陣を信頼してほしい。
注記)質問者は共産党支持者なんでしょうか?(笑)内部留保をただ貯め込むだけというのも困りますが、ただ吐き出して景気を良くしろというのも違和感を感じますね。
(12-5)前期末で192店舗あるようだが、地域別や出退店の内訳など表にしてほしい。壱番屋は表にしている。
あみやき亭は基本的に退店はしない方針であり、業績不振店はなんとか立て直そうと努力する。これは創業当時、焼肉屋は煙が出たり匂いが付いたりということで、地主さんの評判があまり良くなくてなかなか貸してもらえなかった。そんな中で我々を信頼して貸してくれた地主さんに迷惑をかけないように、できる限り中途解約せずに頑張ってきた。これは今も変わっておらず、ほとんど退店はない。
出店計画は長くなるので省いたが、要望が多い様であれば掲載も検討する。
(13-6)関東での業績を教えてほしい。併せて関東でのブランド戦略についてお聞きしたい。スエヒロを子会社化した当初は、知名度のあるスエヒロブランドを活用していくと説明していたが、最近はあみやき亭での出店が中心になっている。関東でもあみやき亭ブランドの認知度が上がってきたのか?
→焼肉業態については、今後は関東でもあみやき亭ブランドで出店する。レストランはスエヒロブランドで出店し、この2つのブランドで出店していく。まずは関東圏でドミナント展開していくが、その後は全国展開を目指しており、将来展望を考えると焼肉はあみやき亭ブランドに統一して、知名度を上げていった方が良いと判断した。
注記)関東での現状についての回答はありませんでした。国産牛を輸入ビーフ並みの価格で提供しているんですから、関東でも好調だと思いますが、関東での評判や業績は気になります。中部圏並みまではいかなくても、安くておいしいあみやき亭という評価が定着して、業績も伸びていくと嬉しいですね!全国展開も目指しているということで、今後の成長に期待しています。
(14-6)バランスシートに投資不動産が出てきたが、借金するのも嫌いなくらい保守的な会社なのになぜ投資不動産などを買ったのか?
→土地を買うと資金が寝てしまうので基本的には持ちたくない。ただ将来出店するのに良い立地だが、地主さんの都合で貸すのではなく売りたいというケースもあり、土地を買うこともある。基本的に考え方は変わっていません(笑)
(15-7)店舗数の増加と比べて社員の増加が追い付いていないのではないか?出店を増やすには社員が大事だと思うが大丈夫か?
→子会社化したスエヒロは規模の割に社員数が多かった。歴史ある会社であり、定年間近の社員が多かったこともあり、リストラではなく自然減で社員数が減っている。この影響で社員数の伸びが低くなっている。
(16-7)利益剰余金が増えているのは人件費を削っているからか?
→人員のカットなどはしていない。ここ2年間は出店を抑えて内部固めを進めてきたので、出店経費も減り、効率化も進んで利益が伸びてきた。
(17-7)20ページの未払費用が前年の6倍に増えているがなぜか?
→(千々和常務)未払費用には未払消費税などが入っており、前年の8億円から10億円に増えている。
株主)急に6倍になるのはおかしい → 中身を調べて後ほど回答する
(18-8)朝パソコンを見てきたら株式分割するようだが、NISA対応で買いやすくして個人株主を増やすためか?
→(千々和常務)来年3月までに100株単位か千株単位に統一する必要があり、あみやき亭でも100株単位にするために、定款変更議案も上程して100分割する。
以上で質問も出尽くし、質疑応答は終了となりました。
質問17への追加回答 議案の採決後に回答
→(千々和常務)未払費用には出店時の設備未払金も入っているが、前年は設備未払金が無かったのに対し、今期は大きいものがあったので、2億円ほど増加している。
株主)2億円の増加ではなく1.6億から6倍に増えている
→(千々和常務)20ページの表は金融商品の時価に関する事項であり、監査法人と相談のうえ影響の大きいものを選んで掲載している。前年は未払金のみを掲載していたので1.6億円だったが、今回は未払費用と合計して載せているので金額が大きくなっている。同じ括りで比較すると2億円の増加であり、先ほど説明した設備未払金が主因となる。
質問した株主はまだ納得しないようでしたが、これで株主総会は終了となりました。
数字に関する細かい質問は確認にも時間がかかるので、メールや電話などでお願いしたいものです。

議案審議では、佐藤社長が議案の内容を1件ずつ説明した後「議案の審議をお願いします」との発言に対して大きな拍手が起こり、質問できるような雰囲気ではありませんでした。さらに拍手を賛成の意思表示と捉えて採決もせずに「議案が可決されました」ということになっていました。
普通は、審議をお願いし、質問がないことを確認して、「議案の採決をお願いします」となり、拍手で可決され「議案が可決されました」となります。採決があるのかないのか不明瞭な感じでした。
まあ社長一族で過半数を押さえているので、否決されることはあり得なんですが(笑)
来年の株主総会も楽しみにしています!
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2013年06月10日

松竹2013年株主総会レポート2

2013年5月28日(火)10時から、東京都中央区銀座の銀座ブロッサム中央会館ホールで開催された松竹の第147回定時株主総会に出席しました。
松竹2013年株主総会レポート1に続いて、後半の質疑応答の様子をまとめます。
 松竹2013年株主総会レポート1
松竹2013年株主総会
質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(8-6)映像事業の新規開拓について聞きたい。松竹は新しいことにチャレンジしていない感じがする。
→(秋元一孝 映像企画部門担当)マーケティング調査に力を入れており、その結果をもとに新しい才能の発掘や新しい監督の起用も行っている。低予算の映画制作にも取り組み、新しい監督にチャンスを与えている。ラインナップもバラエティに富んだ品ぞろえを目指している。いま公開中のクロユリ団地は若い人向けの映画であり、2週連続で1位を記録している。
迫本社長)松竹は古いイメージがあるのは十分に認識しているが、新しいことで失敗するとダメージも大きいので、松竹の良さを活かしながら新たな分野にも取り組んでいく。
注記)クロユリ団地は好調と言うことでしたが、私が見た印象ではストーリー展開にもかなり無理がありますし、映像的にも手を抜きすぎだろ!と言う感じがしました。ヒットしているならいいのかもしれませんが、若い人向きの映画だからこの程度で十分ということなら、ちょっと甘く見過ぎだと感じます。
 クロユリ団地を見た日の株主優待日記
(9-6)社員の研修体制はどうなっているのか?
→(細田光人専務 総務部門担当)松竹はモノ作りに力を入れてきたので、モノ作りが得意な社員は多いが、これをビジネスに結び付けていくことが重要であり、階層ごとに系統立てて研修を行っている。財務、マーケティング、マネージメント力が弱いので、これらを中心に研修を行っている。また接客も重要なので、接客部門の研修にも力を入れている。
今後は海外市場も重要になるので、グローバル化に対応できるように、社員の自発的な語学研修に補助をしたりしている。
松竹2013年株主総会
   歌舞伎座の後ろに見えるのが歌舞伎タワー
(10-7)歌舞伎タワーのオフィス部分のテナント入居状況はどうか?取引先金融機関や工事を担当したゼネコンなどの協力を求めながらテナントを募集していたが、どこからの紹介が一番多かったのか?
→(武中雅人常務 歌舞伎座担当)入居率は7割強となっている。まだフリーレント期間もあるが、入居が始まっている。秋頃には8割は埋まるので、残り2割を良い条件で決めていきたい。
迫本社長)テナント誘致では松竹が一番頑張った(笑)が、金融機関やゼネコンさんも頑張ってくれた。
(11-8)ビデオレンタル店を経営しているが、デフレが原因で個人経営のレンタル店が減っている。レンタル価格は年々下がるのに、ビデオの仕入価格はずっと変わらない。洋画はレンタル方式の仕入に変わりつつあり、レンタル実績に応じた支払いになっているが、松竹は1.2万円でずっと変わっていない。大手のレンタルチェーンには安く卸しているので大量に仕入れることができるが、個人経営店は高い値段で買わなければいけないので商売にならない。松竹は大手と個人店向けの価格差が酷すぎる。東映の価格にも納得はしていないが、大手も個人店も同値というのは評価できる。松竹の作品は仕入れが高いので、仕入れるほど赤字が増える。映画を見てこれは良い映画だなと思っても、最後のエンドロールで配給松竹と出るとがっかりする。個人店向けの営業支援も検討して欲しい。(会場から拍手があったので、同業の方々も参加しているようです)
→(大角正 映像商品部門担当)この問題については重々承知している。映画館も単館からシネコン中心になってきており、レンタル店も2大チェーンが8割を占めるように変わってきており、大手チェーンを無視できない。個人経営店をいじめているわけではないが、今後は映像のネット配信も増えてきており、新たな競争になってくる。個人レンタル店向けについても何かできないか検討していきたい。
注記)個人レンタル店の経営が厳しいのは理解できますが、まとめ買いすれば安くなるのは商取引としては普通であり、普段の買い物ではメリットを受けている部分もあると思います。自分が不利になる時だけ、1個買っても10,000個買っても同じ値段にしろ!というのはちょっと虫のいい話かな〜と感じます。
(12-9)シネマ歌舞伎を海外に輸出できないか?逆に海外の伝統芸能を輸入して上映できないか?
→(安孫子正専務 演劇本部長)シネマ歌舞伎は海外展開を考えている。単発上映だが、過去にはカナダやフランスで上映したことがある。数年に一度、歌舞伎の海外公演を行っており、その時にシネマ歌舞伎も一緒に持っていくなど考えていきたい。
シネマ歌舞伎は国内でも上映スクリーンが全国に拡大しており、新歌舞伎座オープンが話題になり、シネマ歌舞伎も客足が増えている。
コンテンツの輸入については、メトロポリタン劇場と提携してMETライブビューイングに取り組んでいる。今シーズンは何を上映するの?と問い合わせを頂くなど、METライブビューイングが根付いてきたので、今後バレエなど他のコンテンツについても努力していきたい
(13-9)文楽を松竹で事業化できないか?
→文楽の事業化を検討したことはない。ビジネスとしてきちっと回っていかなければ事業化する意味がない。昔は文楽が強かった時代もあったが、大スターが出た時や大興行師が出た時以外は厳しかったのが実情。歌舞伎も今でこそ好調だが、ビジネスとしては厳しい時代も長かった。ここ30年くらい良くなってきたが、この流れを続けていくことが最優先になる。
(14-9)過去の映画コンテンツをネット配信できないのか?
→(大角取締役)顧客の利便性を考えれば、今後ネット配信は伸びていく。いかに良い状態で映像を見てもらうかが重要。各社向けに配信しており、毎月10本ほど増やして合計400本ほどになっている。中国でも配信に取り組んでおり、今後ネット配信が伸びるのは確実なので、松竹としても力を入れていく

(15-10)私は松竹株を長期保有しているが、長期保有株主向けの特典を考えてほしい。
→(細田専務)株主の保有期間についても分析しているが、松竹の株主は長期保有してくれている人が多い。2世代、3世代と株主の人もいる。公募増資を行ったことで短期売買の株主も増えてきたが、株主平等の原則もあり悩ましい。昨年も一昨年も同様の質問があり、長期保有の優待も検討したいが、法律面やどんな内容にするのかとなると問題も多い。今後も検討を続けていく。
(16-10)社内で中長期的な株価ターゲットについて議論しているのか?
→過去を振り返ってみると、業績が厳しかった時期は中長期的な視点が欠けていたと思う。現場の声も活かしながら中期計画を作り、現在推進している。業績が伸びてくれば株価も上がってくると考えている。
 11時48分となり、質問はあと1人にして欲しいとの議長発言
(17-11)10年来の株主だが、新歌舞伎座のこけら落とし公演は、3部制で3時間の舞台なのに、1等席は2万円と強気な価格設定だ。以前の昼・夜の2部制では4.5時間もあって疲れるので、今後も3部制でいいのではないか?
→(安孫子専務)こけら落とし公演は好調に推移している。
こけら落とし公演は多くの人に見てもらうため3部制にしている。2部制だと1ヵ月に10万人ほどが上限だが、3部制にすると15〜16万人に来てもらえる
2部制、3部制それぞれに良さがある。3部制では時間が短いので通し狂言ができないなどの制約もある。
チケットの価格については、こけら落とし公演では歌舞伎役者の7〜8割が歌舞伎座に集結していることから、1等席は2万円という価格設定になった。3等席は4〜6千円にしているなど、幅広い料金体系にして気軽に歌舞伎を楽しんでもらえるように配慮している。
3ヵ月後からは、次代を担う世代の公演を予定している。秋以降は新作の狂言や新作歌舞伎も作っていきたい。併せて次世代の若手育成も進めていく。
迫本社長)歌舞伎は大衆演芸から始まり、芸術性を高めてきた。もっと気軽に楽しんでいただけるように、大衆化を図っていく必要性も感じている。
新しい歌舞伎座では気軽に歌舞伎に触れられるような場を作った。無料で歌舞伎の雰囲気を感じてもらえるような場を用意し、500円の入場料を払ってもらえば入場できる歌舞伎ギャラリーも作った。歌舞伎ギャラリーでは舞台の様子も少し見ることができる。一幕見席も作り、気軽に歌舞伎を楽しんでもらえるようにするなど、お手頃な価格から歌舞伎を楽しめるようになっている。
(18-11)新派公演については今後どう育てていくのか?
→(安孫子専務)三越劇場で新派公演を行っている。歌舞伎役者に出演してもらったり、風間杜夫さんなど外部の人にも出てもらったりして育てていく。
迫本社長)歌舞伎の伝統を受け継ぎながら新しいことにも取り組んでいく。
新派や新歌舞伎には良い演目があるので、定着していけるように取り組んでいく。
以上で質疑応答は終了となりました。

まだ質問をしたい株主はいたものの、1時間半近い質疑時間を取っていたので、十分合格点です。
来年はもう少し参加しやすい日時で開催されるといいですね。
歌舞伎タワーには株主総会が開催できるようなホールはないのかな?
株主総会の出席票で、当日映画を1本見ることができるので、丸の内ピカデリーでクロユリ団地を見てきました。ちょっと期待外れだったのが残念ですね。
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松竹2013年株主総会レポート1

2013年5月28日(火)10時から、東京都中央区銀座の銀座ブロッサム中央会館ホールで開催された松竹の第147回定時株主総会に出席しました。
株主総会の回数を見ても分かるように、松竹は歴史ある映画制作・配給会社で、歌舞伎公演など日本の伝統芸能にも深く関わっています。松竹の株主総会に参加するのは2006年、2009年、2010年、2011年に続いて5回目です。
   松竹 2011年株主総会レポート

2013年5月28日(火)の株価 890円(東証1部 9601) 1000株単位 2月決算
PER 82.6倍、PBR 1.85倍、配当利回り 0.34%、株主資本比率 32.6%
監査費用 8,916万円(売上比0.11%、営業利益比2.91%、前年比213万円増) 新創監査法人
役員報酬 取締役12名3.16億(社内平均2,819万、前年比94万3.4%増) 監査役4名0.39億
株主優待 2・8月末の1,000株以上保有の株主に株数に応じて映画・演劇招待券贈呈
 詳しくは 次項有 松竹の株主優待情報ページ


   松竹(9601)のホームページ
   松竹(9601)のヤフー株価情報
松竹2013年株主総会
過去10年間の株価推移を見ると600円台での推移が長いですが、アベノミクス効果?により久々に1,000円を超えてきました。その後は日本株全体の暴落?調整?もあり反落していますが、新しい歌舞伎座も無事オープンしましたし、業績を伸ばしていって欲しいですね!株価1,200円越えを期待しています。
スケジュール
10:00〜10:30 報告事項
 10:02〜10:04 監査報告 岡田敏明常勤監査役
 10:04〜10:25 営業報告 映像による報告 女性ナレーションが読上げ
 10:25〜10:30 対処すべき課題を迫本淳一社長が読上げ
10:30〜10:33 議案上程
第1号議案 剰余金処分の件 前年据置きの3円(配当性向41%)
第2号議案 取締役11名選任の件 中島厚常務が退任し、関根康執行役員人事部長が新任
第3号議案 退任取締役に対し退職慰労金贈呈の件
10:34〜12:00 質疑応答 質問者11人 計18件 85分
12:00〜12:01 議案の採決
松竹2013年株主総会
お土産 6月中有効の映画招待券2枚、歌舞伎ギャラリー入場券1枚、出席票で当日映画観賞可能
飲み物サービス 1階の喫茶スペースでコーヒー、紅茶など
経営戦略説明会 なし


注目の株主総会格付けですが、質疑応答の時間も十分取っていますし、映画招待券などのお土産も用意されています。一方で、株主総会開催日が集中日に近付きつつあるのは参加しにくくてマイナスですし、クールビズへの取り組みも後退しています。これらを総合的に判断し、松竹の2013年株主総会格付けは一昨年から一段階格下げし 『C−』 としました。
   議決権を有する株主数   15,048名、その議決権数  136,892個
   議決権返送&出席株主数  4,461名、その議決権数  101,442個(74.1%)
松竹の株主総会は今年も銀座ブロッサムで行われました。
松竹の株主総会は例年集中日より少し早い時期に開催されていましたが、昨年から集中日に近い開催となり、他社と重なりやすくなってしまいました。そんなこともあって昨年は出席できませんでしたが、今年は参加してみました。
松竹2013年株主総会
受付開始は9時15分からと案内があり、9時頃から1階の喫茶スペースでコーヒーなどが頂けました。実際には9時9分頃から受付開始となりました。他の株主総会を回りたい人から、早く受付しろ!という圧力がかかったものと思われます(笑)
会場内はかなり寒く感じて、クールビズとか節電は忘れ去られてしまったようです。まだ震災から2年ほどですし、燃料輸入費が急増して日本の貿易赤字が続いているというのに、少々の暑さを我慢できないものなんでしょうか?体感温度は人それぞれとはいえ、寒すぎるほど冷やすなんて無駄だと思うんですが。
もう一度クールビズ総会を思い出してほしいものです。
9時半頃から正面スクリーンで映画の予告編や新歌舞伎座を紹介する映像が流されていました。
席は自由席ですが、最前列は株主が飛びかかってこないように(笑)入場禁止になっていました。最前列正面に陣取り、議長解任を叫ぶ人もいる のでやむを得ないのかもしれません。

事業報告は映像で行われ、招集通知の読上げでした。続いて迫本社長から対処すべき課題について説明がありましたが、こちらも読上げです。決議事項の説明のあと質疑応答となりました。
質問は会場内2ヵ所に設けられたマイクで行います。多くの株主から質問を受けるため、1人1問とお願いがありました。しかし複数質問する人が多かったですね。
新しくオープンした新歌舞伎座に対する改善要望が多数寄せられていました。
質問には担当取締役中心に回答し、社長が補足するという感じでした。

質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)最近の松竹配給の洋画はいまいちだが、洋画の買付けはどのように行っているのか?同じ担当者が買い付けていて、偏っているのではないか?契約金の支払時期は?担当者は固定されているのか?
→(秋元一孝 映像企画部門担当)洋画の大きなマーケットが、ベルリン映画祭、カンヌ映画祭、AFF(ロサンゼルス)と年3回あり、買付スタッフを派遣してその場で交渉している。交渉にあたっては相手先との人間関係も重要になるので、洋画調整局の人員は変わっていないが、局長を定期的に変えるなどしてローテーションを図っている。
→(井手良樹 経理部門担当)支払時期は契約内容や作品の完成具合によって変わってくる。完成時期を見極めながら為替ヘッジを行っている。
迫本社長)洋画の不振は日本人が大仕掛けの洋画に飽きが来ていると思う。大手制作会社以外からも買っているが、大作が減り、作品数自体も減っている。小粒でも良い映画を買い付けるようにしている。夏公開の終戦のエンペラーは、洋画だが日本の戦後をうまく描いていて期待している。
(2-2)(女性)株価が買値まで戻っていない。劇場でも元幹部のOBを招待して接待しているようだが、観劇中にいびきをかきながら居眠りするなどマナーが悪い。OBの接待などやめて欲しいし、ちゃんと注意してほしい。
→(細田光人専務 総務部門担当)松竹はOBが作ってきた会社という意識を持っており、先輩方を大事にしているので接待や招待を行っている。ただ、お客様の迷惑になってはいけないので、注意しにくいが、意見を申し上げていくようにしていく。
迫本社長)OBの招待などはあまり行っていないが、関係者が迷惑を掛けないように注意していく。
注記)細田専務と迫本社長の回答が異なっていますが、OBの招待・接待はどの程度行われているのでしょうか?演劇内容について意見を頂くなど、業務の改善に役立つなら意味があるのかもしれませんが、日常的に先輩だから無料で招待して接待までするというのであれば、公私混同も甚だしいと思います。不透明な制度は見直して欲しいものです。
俺が寝てしまうほどつまらない内容だぞ!と激を飛ばしていたのかな(笑)
(3-2)新歌舞伎座のシートは、前に背の高い人が座ると舞台が見えなくなってしまう。席をずらした方が良かった。
→(武中雅人常務 歌舞伎座担当)1階席、2階・3階席とも視線を十分に検討して設計した。ご意見は参考にさせて頂くが、歌舞伎は動きのある舞台であり、正面を見るだけでないので全体を見てほしい。
松竹2013年株主総会
(4-3)歌舞伎座の前の道路は交通量も多く、タクシーなどで来ると下車時にとても危険だ。早急に車寄せを作って欲しい。劇場への入り口で車いす用のスロープがあるが、途中で閉められてしまい使えなくなってしまう。
→(武中常務)歌舞伎座でもぎりをしたこともあり、ずっと車寄せの必要性は感じているが、東京都や中央区との調整が難しく実現していない。今後も検討を続けていく。今回地下駐車場には車寄せを作った。
→(安孫子正専務 演劇本部長)新歌舞伎座がオープンして、色々と問題点も浮かび上がってきている。車椅子のお客様の動線が十分に取れない部分もあり、現状を見ながら改善を進めていく。以前の歌舞伎座と比べると車椅子での来客が3〜4倍に増えており、バリアフリー化が進んで車椅子でも来場しやすくなったと感じている。
(5-3)取締役候補の中に自社株を持っていない人がいる。(会場から拍手)
→候補者それぞれの事情もあり、持ち株を強制はできないが、本人が自社株を持ちたくなるような会社にしていきたい(笑)持ち株数よりも能力や取締役としての自覚などを重視して選任している。
(6-4)歌舞伎座の1階席は広くなったが、先ほども意見があったように、前に大きな人が座ると前が見えない。もっとスロープを付けたり、席をずらすなど早急に改善してほしい。
→(武中常務)1階席は舞台の高さ、花道のスロープなども考慮する必要があり、あまりスロープを付けられないが、今後改善を検討していく。
迫本社長)席をずらすかどうかは社内でも議論になったが、歌舞伎は左右の動きもあるので、ずらさない方が良いという結論になった。
(7-5)歌舞伎座を作るのには資金も必要なので、新歌舞伎座完成を記念して増資とか増配をしても良いのではないか?
→(細田専務)歌舞伎座建設資金については借入以外にも第三者増資や公募増資を行っている。増配については株主還元できるよう取り組んでいくが、今後の業績次第。現状は配当性向が70%を超えている。歌舞伎座のこけら落とし公演は好調であり、業績を向上させて株主還元にも取り組んでいきたい。

株主優待で新歌舞伎座の公演を見た人も多いようで、歌舞伎座について色々な意見が出ていました。
後半も様々な質問が飛び出しました。続きは下記株主総会レポートをご覧ください。
 松竹2013年株主総会レポート2
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2013年06月04日

ティア個人投資家向け会社説明会

2013年5月27日(月)に行われた、モーニングスター主催 ティア個人投資家向け会社説明会に参加しました。説明会の様子やヒアリングしてきた内容などをまとめてみます。

2013年6月4日(火)の株価 1,420円(名証2部 2485)100株単位 9月決算
PER 13.2倍、PBR 2.4倍、配当利回り 1.23%、株主資本比率 32.5%
株主優待 9月末の株主に持株数に応じてお米を贈呈
 ティアの株主優待情報は → ティアの株主優待情報ページ

 ティア(2485)ホームページ

 ティア(2485)ヤフー株価情報

ティア会社説明会
最近6ヵ月間の株価推移を見ると、他の銘柄がアベノミクス相場に乗って大きく上昇する中で、ティアは1〜3月にかけて横ばいが続きました。3月終わり頃から少し上昇を開始し、4月下旬にかけて大きく上昇しましたが、その後は1,700円台で推移していました。5月下旬に入り、日本株が全般的に大きく崩れた影響もあり、ティアも少し下げましたが、28日(火)に出来高を伴いながら急落しています。ティアとしては珍しい3万株近い出来高になっており、出来高を伴った急落になっていますが原因はよく分かりません。
日本株の急落で追証が発生した個人株主が、投売りしてきたくらいしか思い付きません。
過去リーマンショックなどでも地味なティアは下げが少なく、すぐに元に戻った覚えがあるので、今回もそんなに影響はないだろうと考えていただけに、少し時間差を置いての急落は想定外でした。

今回は名古屋と東京で会社説明会が行われたようです。
会社側出席者は、冨安徳久社長と辻経営企画室長の2名です。
まずはいつものようにビデオが5分ほど上映され、続いて冨安徳久社長から説明があり、最後に質疑応答の時間がありました。質疑応答があるのは久しぶりですね!
ティアを創業した初年度は64件の葬儀からスタートしたが、今では直営・フランチャイズを含めると9千件近い葬儀を行うようになった。
ティアの認知度を高め、葬儀業界の変革につなげるため、年150本を超える講演活動を行っている。

2013年上期の業績は増収減益となった。2012年9月に関東1号店のティア越谷をオープンしており、関東でも営業活動を強化するなど先行投資が増加しているので、計画当初から減益計画となっている。ただ通期計画では増収増益となる見込み。
上期の実績を計画と比べると減収増益となっているが、ほぼ計画通りに推移している。
売上が計画を下回った要因は葬儀単価の下落であり、葬儀単価を改善するため、前期より受注専門スタッフを増員して、顧客の要望を汲み取った提案ができるような体制作りを進めている。徐々に葬儀単価改善の効果も出てきており、下期も受注専門スタッフの増員を進めていく。
既存会館の葬儀件数は順調に伸びているので、葬儀単価の底上げにより今期計画は達成できると考えている。
名古屋市内でも家族葬などの小規模葬が増えてきており、家族葬専門業者のシェアが上がってきている。ティアでもティア甚目寺を改装して、家族葬に対応したホールを用意するなど対応を進めている。
ティア甚目寺のリニューアルについては、下記の記事をご覧ください。
 ティア甚目寺リニューアルオープン

先日オープンしたティア味美にも家族葬対応ホールを用意しており、今後も計画的に既存葬儀会館の改装を進めていく。 ティア味美のオープン見学会については、下記の記事をご覧ください。
 ティア味美オープン見学会

商品戦略では、仕入方法や価格を見直し、原価低減を推進している。
葬儀付帯品を配送する物流センターも2012年11月に稼働開始となり、今後原価低減効果が出てくる。
フランチャイズ会館向けに葬儀付帯品の販売も始めたので、今後フランチャイズ向けの売上も伸びてくる。
今までは仕入れ業者をFC向けに紹介し、取引は個々に行っていたが、ティアがまとめて仕入れてFC先にも供給することで、スケールメリットを享受することができ、FC先にもメリットになる。

上期の売上高増減要因は、先ほど説明したように、既存会館は葬儀件数は順調に推移したものの葬儀単価が減少し、前年同期比0.3%減収となった。新規会館については、前期にオープンした4店舗の稼働が寄与し増収となっている。
2012年9月にオープンしたティア越谷は、4月・5月も順調に推移しており、会員数の伸びは予想以上に増え続けている。

ティア越谷の現状は株主にとって気になるところですが、葬儀件数自体はまだ不安定なもののティアの会の会員数は予想を上回って推移しているようです。通常より3割増しで推移しており、会員数が増えれば徐々に葬儀件数も伸びてくることから、地域に浸透していくとともに期待できそうです。
ティア越谷は大型会館なので、損益分岐点に達するまでには時間がかかりますが、キャパが大きい分葬儀が増えても対応できるので、将来は旗艦店に育ってくれそうです。
名古屋と比べると関東の方が葬儀単価も高いようです。

関東では自社葬儀会館はティア越谷だけだが、1都3県で葬儀の受注は可能であり、貸ホールなどを利用して葬儀を施行しているので、関東にお知り合いなどいましたら、ぜひティアをご紹介ください!
経常利益については、広告宣伝費や人件費の増加により、前年同期を下回っている。
(埼玉でも知名度を上げるために、積極的に広告宣伝活動を行っているようです)

下期の取組みとしては、4月からティアの会の会員向けの優待サービスを開始した。
提携店でティアの会の会員証を提示するだけで、特典や割引サービスが受けられるので、ぜひ会員の方は利用してください。
 ティアの会 会員優待サービス
葬儀受注専門スタッフも追加で増員していく。

業界動向やティアの基本戦略は以前の説明と変わらないので省略します。
過去の説明会リポートや、ティアホームページの個人投資家向け会社説明会資料をご覧ください。
 ティア個人投資家向け会社説明会 2012年12月7日
名古屋市内の既存会館の稼動率は70%を超えており、順調に推移しているようですが、逆に言えばもっと出店していく必要があるんでしょうね。

ティア越谷については、現地での知名度を上げるために徹底的に会員を集めている。通常よりも人員を増やして、積極的に営業展開しており、会員数・葬儀受注とも徐々に増加している。2013年8月には関東2号店を出店予定で、関東でもドミナント展開を進めていく。ドミナント展開が仕上がるまでは、人も多く送り込む必要があり、効率も上がらないが、ドミナント展開が進めばそれぞれが補完することができるようになって、効率も上がってくる。面に仕上げるまでは時間がかかることをご理解頂きたい。
団体契約を取る担当者も本社から送り込んでおり、地元の団体契約も増やしていく。

中長期目標として200会館を出店し、関東から関西までの太平洋ベルト地帯をつなげていきたい。
まだ日本でシェア1%を持っている葬儀会社はない。それぞれの地域ごとには5割、7割というような高いシェアを持っている地元の葬儀会社もあるが、そのエリアから広げていこうとはしていない。互助会は事業エリアが決まっていて、勝手にエリアを広げることはできない。全国展開していてシェア1%さえ持っている会社がないような業界です。シェア1%は11,500件であり、ティアはFCを含めて9千件近くになっており、シェア1%が近付いている。近い将来にトップクラスに入ってくるが、それでもまだシェアは1%。その先2%、3%と伸ばしていけば、2倍、3倍とまだまだ成長できる。2040年に死亡者数がピークを迎えて、横ばいから減少に転じていっても、シェアを高めていくことで成長を続けていける。日本中にティアの葬儀を届けて、葬儀のデファクトスタンダードを目指していく。
地域を寡占している葬儀会社VS価格も完全開示で心のこもった葬儀を提供するティア、という構図でそれぞれの市で戦いながら、全国展開を進めていく。
我々が伸びていくことが消費者のためになる!という自負のもとに、今後も日本で一番ありがとうと言われる葬儀社を目指していきます! という冨安社長の強い言葉で説明は締めくくられました。

質疑応答
(1-1)私は5回以上社長の説明を聞いている。将来は東証上場を目指していると思うが、200店体制になった時も経常利益率は10%を維持できるのかお聞きしたい。直営とFCの比率が分からないが利益率は変わってくるのか?
→200店舗体制になっても経常利益率の目標は10%と考えている。直営だと3〜4年で1.8〜2億円の売上が期待できるが、FCだとロイヤリティ中心で売上はそれほど望めない。ただ今後は葬儀付帯品の販売なども増えてくる。
一方で今後FCクライアントが増えて15社などになれば、1会館ずつ建てても毎年15会館増えることになり、直営と比べるとFC会館の方が増加スピードは速い。200店舗の内訳はFCの方が多くなる。ロイヤリティはほとんどが利益になるので、直営の利益率が10%を維持できれば全体でも目標の10%を達成できると考えている。
(2-1)自己資本に比べて借入金が多いが、今後どうしていくのか?
→今は成長途中であり、葬儀会館を建てて売上・利益を伸ばしていきたい。金利も安いので銀行借入が中心となっているが、きちんと投資を回収して返済していきたい。経常利益が12億、15億と増えてきたら、有利子負債も減らしていけるようになると思う。
(営業キャッシュフローの範囲内で投資も返済も賄えるようになっていくという意味ですね)
出店を続けていかないと成長していけないし、葬儀会館の面取り合戦になっているので、1店舗ごとに回収可能性はきちんと精査しながら出店を続けていく。
(3-2)関東、関西にもエリアを広げていくので、上期は減益になったように当面は利益の伸びが低くなると思うが、中期的な姿を投資家にもきちんと示してほしい。3年後には関東でもこれだけの業績を計画しているので、今期は先行投資でこうなる、というような中期的な姿を数字で示してほしい
名古屋でも家族葬専門の業者が増えているが、家族葬に対するティアの取り組みが遅いのではないか?
もっと小さな会館を増やしたり、ティアらしい家族葬を提案できると思う。
→家族葬への取り組みが遅れているとは思っていない。もともとティアはライバルと比べると小規模な会館を作ってきた。ただ、さらに葬儀が小規模化しているので、小規模葬にも対応できるように既存店の改装を進めている。ただ安いだけでオプションで儲けるような家族葬はやりたくない。付加価値の高い、他にはないような家族葬を提案していきたいし、先行している位の気持ちで取り組んでいるが、低価格の家族葬を売り込む業者が増えているので、ティアの対応が遅れているように見えるのかもしれない。名古屋市内のシェアも確実に上昇傾向であり、取り組みが遅れているわけではない。今後小型店も増やしていくので、さらにシェアを高めていきたい

既存会館の改修と小型店の展開で、さらにシェアを高めていく計画であり、今後が楽しみですね!
最後に冨安社長から投資家に向けてメッセージがありました。

今は名証2部に上場しているが、いつかは言えないが必ずもっと評価される市場に上場するのは、経営者として当たり前だと思っているので、(東証を)目指して今後も着実に業績を伸ばしていきます。IT関連の様な急成長はできないが、1つ1つ会館を建て、地域に愛されながら確実に成長を続けていきたい。
中長期に応援いただけたらありがたいと思っています。
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もちろん応援していますので、今後も成長を期待しています!中期計画もぜひ発表して欲しいですね!
posted by Zaimax at 23:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする