2012年12月28日

ひらまつ2012年株主総会レポート2

2012年12月26日(水)11時から、東京都港区青山の青山ダイヤモンドホール地下1階 サファイアルームで開催されたひらまつ第30期定時株主総会に出席しました。
→ ひらまつ2012年株主総会レポート1 に続いて、後半の質疑応答の様子をまとめます。
ひらまつの株主総会に参加するのは今回が初めてですが、総会家金城さんが過去の株主総会レポートをまとめてくれています。
 2008年ひらまつ株主総会   2009年ひらまつ株主総会
平松社長は還暦になり他人の話を聞けるようになってきたと言っていましたが、確かに2009年の株主総会では質疑応答を早々と打ち切るなど、株主の声を聞く耳を持っていなかったようです(笑)
総会家金城さんは2004年の株主総会から参加しているようで、当時のレポートを読むと新規出店はしているものの、既存店の売上が低迷し業績が伸び悩んでいたようです。
ひらまつのホームページで過去の業績を調べようとしましたが2009年頃からのデータしかなく、上場した2003年〜2008年頃までのデータはありませんでした。投資家に対してオープンな会社で情報開示にも積極的に取り組んでいる!という平松社長の話とは少し対応が異なります。上場当時からの決算短信や有価証券報告書、適時開示情報などは掲載を続けてほしいものです。

可能な範囲で業績をグラフ化すると下記の通りになります。
ひらまつ2012年株主総会

 株主総会レポート1でも掲載↑ キャッシュフローや社員数推移↓

ひらまつ2012年株主総会
投資キャッシュフローと社員数の推移を見ると2006年まではそれほど新規出店を行っていないようです。2007年には大量出店して利益が伸び悩みましたが、2008年からは出店投資を抑えたことから利益も伸び始めて成長軌道に乗りました。
株価推移を見ても、2008年末くらいまでのひらまつは上場ゴール的なダメ会社という評価だったのが、成長性が認められるにつれて株価も上昇してきたのが分かります。2009年以降の決算情報しかホームページに載せていないのは、過去のことは忘れたい(笑)と思っている現れかもしれませんね!
それでは後半の質疑応答の様子をまとめていきます。

質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(3-3)名古屋にオーベルジュ・ド・リル ナゴヤがオープンした時に株主になった。オープン日には友達も連れて行ったが、お店にも満足してその後も株を持ち続けた。今日は株価上昇のお礼を言いたくて株主総会に来た。自社株買いを発表しているが買っているのか?上限の10億円まで買うのか?
→自社株買いは行っている。上限まで買えるかどうかは皆さんが株を売ってくれるかどうか次第です(笑)
注記)オーベルジュ・ド・リル ナゴヤがオープンしたのは2007年3月ですが、この頃名古屋でひらまつの会社説明会が開催されました。私もこの説明会でひらまつを知り、その後株主になりました。私もオーベルジュ・ド・リル ナゴヤには行ったことがありますが、入り口までで中に入ったことはありません(笑)
高級店には足を踏み入れにくいです(^_^;)
自社株買いには色々な意見があると思いますが、私はあまり自社株買いは重要視していません。
もちろん外部要因で株価が下落し、純資産割れまで売られているなら自社株買いも必要だと思いますが、PBR2.7倍という資産面から見ると割高な水準で、さらに自社株買いで株価を持ち上げるというのは無駄遣いのように感じてしまいます。出店投資に回すか配当として株主に還元してほしいと思っています。
(4-3)リクルート(採用)と社員教育はどう考えているのか?
→社員は全国から採用しており、毎年ふるいにかけて優秀な社員が残っている。
(5-3)売買単位が1株だが100株単位にしないのか?
東証上場企業は2014年3月までに100株単位にしないといけないので、それまでには100株単位に変更する。100分割するのか200分割にするのかは今後の株価次第。
(6-4)昨年の株主総会でもMBOする考えは無いかと問いただしたが、MBOはしないと回答があった。今年もその考えに変わりはないか確認したい。
→変わっていない。私は株主数をもっと増やしたいと思っているので、MBOは考えていない。レストランに来店頂くお客様の10%ほどが株主になっており、株主数を増やして来店客も増やしたい。株主数を5万人にまで増やしたい。株式の2分割を行ったのも株主を増やすためで、株主優待基準もそのまま据え置いた。分割で増えた子株は売ってくれると思ったので、期末の株主数はかなり増えるだろうと思っていたが、皆さんなかなか売ってくれないようで株主数は減ってしまった(笑)
注記)この株主は毎年MBOについて問い質しているようですが、余程他社で痛い目に遭ったんでしょうね。あるいは買値が上場来高値近辺で含み損なので、こんな株価でMBOされては堪らん!ということなのかもしれません。基本的に業績好調で株価も上がっている会社がMBOはしないと思います。必要な資金が多額になってしまうためです。過去のMBOを見ても業績を低迷させて株価をトコトン下げてからMBOやTOB実施というケースが大半です。質問を聞いていて、羹に懲りて膾を吹くという諺を思い出しました。
私もMBOなどで強制終了させられた痛い思い出はいくつかありますが、なんと言っても酷かったのはTRNコーポレーションですね。買取価格はPBR 0.2倍というあり得ないほど激安価格で、既存株主を馬鹿にしています。酷いのはTOBしたハークスレイですが、こんな会社に関わってしまうと疑心暗鬼になる気持ちも分からないでもありません。
 TRNコーポレーション(3351)臨時株主総会レポート
株主数を5万人まで増やしたい!とは大きく出ましたが、過去5年間の株主数推移は減少傾向が続いています。株式分割してもなかなか売ってくれない!と嘆いている反面、株価が10万円超えてくると売る人が増えるので、なかなか10万円より上がらないとも嘆いていて(笑)、一体どうしたいんだろう?という感じでした。
株価が上昇トレンドを維持しつつ、株主数が増えていくことを望んでいるようです。
ひらまつ2012年株主総会
ひらまつの場合個人株主が99%近くを占めているので、株主数を増やすには個人投資家が重要になりますが、個人株主の比率は社長の想いとは裏腹に年々下がっています。
これは株価が上がってきたのでヤレヤレ売りが出たり、利益確定の売りが出ている影響と思われます。
一方で買っているのは自社株買いや社員持ち株会なので、株主数は減る一方です。本当に株主数を増やしたいなら、自社株買いするより増配に回した方が効果的です。株価が上昇を続ける中で自社株買いをすると、ますます株主数は減ってしまうと思います。実質的に第2位株主にまで達している自社株の活用方法もはっきりしません。消却しない限りまた市場に放出される可能性があるので、自社株の活用方法も明確にして欲しいものです。
(7-4)短中長期視点でお聞きしたい。安部政権誕生で長期金利は上がっていくと思うが、その対応なのか借入金を減らしていくと説明があった。ただ今の低金利を考えれば長期で借り入れた方がいいのではないか?
→3年も経たないうちに長期金利は上がると思う。ただ8月の参議院選挙まではまだ下がると思う。この低金利で借りないのは馬鹿だと思う(笑)ひらまつにも金利0.5%で70億円借りてほしいという依頼も来ており、長期借入を検討していく。
(8-4)長期的な成長戦略として日本文化を世界に広めるという視点で和食を海外に展開する考えはないのか?和食の料理人を雇えばひらまつで和食展開も可能だと思う。
→素晴らしい意見で、先ほどの説明でリノベーションと言ったのは、ひらまつも1つの転換点に来ていると感じるためです。戦略として海外に進出することは十分考えられる。ただ高級和食は海外ではうまくいかない。10ユーロ前後の回転寿司なら繁盛するが100ユーロを超えるような和食店は成功しない。海外では和食ブームというような報道がされているが、現地の実態とかなり異なる。高級和食のマーケットは非常に限られていて、多いのは低価格の回転寿司などです。上海でも高級和食で成功している店はなく、繁盛しているのは現地資本や韓国人経営の安い回転寿司だけ。
なので高級和食店を海外展開する考えはない

(9-5)素朴な質問だが、売上は伸びていないのに利益が伸びているカラクリは?
→10月から新しい期が始まっているが、家賃も1千万円くらい下がっていて、クリエイティブ費も2,500万円くらい落としている。毎年コストダウンをして利益率を向上させている。
労働生産性をいかに上げるか?も重要であり、いつも社員に伝えている。労働生産性を上げることで、労働時間を短くしながら業績を上げることができる。社員の生活にもゆとりが生まれる。生産性を上げられない社員には、残念だが外れてもらう。
注記監査費用も聖域にせず、ゼロベースで見直して欲しいですね!
(10-5)ユーロ高が進んでいるが、ワインの仕入などで影響が出てくるのではないか?
→円が高い時にユーロに資金シフトしており、そのユーロを使って現地で直接ワインを仕入れているので問題ない。ユーロ高が進んでいるが、ひらまつは1ユーロ95円で買っているし、ユーロはまた安くなると思うのでその時にまた買えば良い。
(11-5)大阪に新店がオープンし好調だと説明があったのに、今期の計画は保守的すぎるのではないか?
→私も保守的だと思う。本音では売上を5億円ほど上乗せしたいところだが、発表した計画は確実に達成することが大事であり、その方が株主にも評価される。計画を立てたのは既存店の売上が伸び悩んでいた時期であり、先行きには分からない部分もある。この5年間も大きな出来事がたくさんあり、売上の先行きには不透明な点もある。しかし私には利益は見えている。でもこれは絶対に教えない(笑)
(12-6)取締役が1名減っているが、また増やす計画はあるのか?
→今のところ増やす予定はない。4人で十分機能しているし、結果も出ている。
(13-6)阿曽達治さんが取締役を辞めたのは何か?2,200万円貸しているようだが、辞任と何か関係があるのか?
→阿曽は体調を崩しており、長時間立っていることが難しいので取締役は辞任した。料理の考案などに問題はないので、顧問として残ってもらっている。貸付金は毎年少しずつ返してもらっており、ひらまつの株もたくさん持っているので返済に問題はない(笑)
12時16分となり、最後の質問でいいですか?と会場に問いかけ、盛大な拍手で了承
(14-7)株主優待でレストランの割引はありがたいが、ネットでワインの購入もしている。お値打ちな価格でワインが買えて嬉しいが、オンライン販売でも株主優待割引ができないか?あるいは株主には送料を無料にするなどのサービスを検討して欲しい。
→オンライン販売を10%、20%割引するのは難しいと思う。昨年の株主総会ではブライダルも株主優待で割引して欲しいというご意見を頂き、社内で慎重に検討した。その結果、割引しても大丈夫だろうという結論になり、株主本人がブライダルを利用する場合は割引することにした。
ワイン販売を割引対象にすると利益が減り配当も減ってしまうので、塩梅を見ながら考えたい。
注記)ひらまつ2012年株主総会レポート1でも書きましたが、株主の欲望には限度がありません。あれを付けろ、おまけしろ、割引しろと言いたい放題です。まともに取り合っていたら株主平等の原則から大きく外れてしまいます。今の株主優待制度で十分だと思いますし、改善するなら割引方式より金券方式に変えてもらった方が利用しやすいのでありがたいです。
高級フレンチだと20%割引と言われてもなかなか敷居が高いので^_^;

以上で質疑応答は終了となり、議案の採決を行い株主総会は終了となりました。
年末の株主総会はなかなか参加し辛いですが、来年も可能なら参加したいですね!
クッキーなどのお土産が復活するとうれしいです\(^o^)/
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2012年12月27日

ひらまつ2012年株主総会レポート1

2012年12月26日(水)11時から、東京都港区青山の青山ダイヤモンドホール地下1階 サファイアルームで開催されたひらまつ第30期定時株主総会に出席しました。ひらまつ(2764)は高級フランス料理店ひらまつやイタリア料理ASOなどを展開している会社で、海外の著名料理人と組んで日本でのブランド展開を進め、フランス料理の普及に取り組んでいます。ひらまつの株主総会に参加するのは初めてです。
2012年12月26日(水)の株価 98,100円(東証1部 2764)1株単位 9月決算
PER 11.2倍、PBR 2.70倍、配当利回り 2.74%、株主資本比率 46.3%
監査費用 3,300万円(売上比0.30%、営業利益比 1.71%、100万円増) 新日本監査法人
役員報酬 取締役5名1.65億円(社内平均4,093万、前年比265万円増)監査役4名780万円
株主優待 保有株数に応じて飲食代を10%、20%割引など
 詳しくはこちら → ひらまつのホームページIR情報

   ひらまつ(2764)のホームページ
   ひらまつ(2764)のヤフー株価情報
ひらまつ2012年株主総会
東証2部に上場来の株価推移を見ると、新規公開株特有の値動きで2009年までは低迷が続いています。2008年10月10日に付けたリーマンショック後の安値19,250円が上場来安値ですが、2009年夏頃から株価は上昇に転じ、今まで上昇トレンドを継続しています。
上場来高値の122,750円も意識される水準まで上がってきました。
ひらまつ2012年株主総会
上場以来の業績推移を見ると、売上は伸びているものの利益面では2007年9月期までは横ばい、あるいは低迷という感じで、上場初年度が業績のピークという典型的なダメ企業になっています。売上が伸びていることから、出店を加速し出店経費増で利益は伸び悩んだのかもしれませんが、株主や投資家からするといつになったら利益が出るんだ!という感じで、成長性も懐疑的に見られてしまい、業績推移と合せて見ると2009年までの株価低迷も当然です。
リーマンショックを経て会社側も目が覚めたのか(笑)あるいは出店を厳選するようになったのか、売上の伸びは鈍りましたが利益は大幅な増益が続くようになりました。その結果が今の株価という感じです。
スケジュール
11:00〜11:34 報告事項
 11:04〜11:06 監査報告 唐澤洋社外監査役 鬼木昌留常勤監査役欠席により代役
 11:06〜11:34 事業報告 プレゼ画面を使いながら平松博利社長が熱演
11:34〜11:38 決議事項の上程
 第1号議案 剰余金処分の件 年間配当2,390円(配当性向32.4%、総還元性向62.4%)615円増配
 第2号議案 取締役4名選任の件 4名全員任期満了に伴い全員再任
11:38〜12:20 質疑応答 質問者7人 計14件 42分
12:20〜12:23 議案の採決、役員紹介
お土産 なし
飲み物サービス なし

経営戦略説明会 事業報告の中で平松博利社長から詳しく説明


注目の株主総会格付けですが、お土産も飲み物もなく、年末ぎりぎりというのも参加しにくいですね。事業報告や質疑応答は社長自ら自由自在に語っており、この部分は評価できます。これらを総合的に判断し、ひらまつの2012年株主総会格付けは 『C−』 としました。
   議決権を有する株主数    7,227名、その議決権数  144,844個
   議決権返送&出席株主数  1,629名、その議決権数   98,209個(67.8%)
ひらまつの株主総会は今年も表参道の青山ダイヤモンドホールで行われました。ひらまつにとってクリスマスは最大の稼ぎ時なので、クリスマス後の12月26日に株主総会を開催していますが、やはり年末なので何かと忙しく、毎年参加したいと思っていましたが、今年が初参加となりました。時期をずらしての株主総会開催なので、11時開始ではなく通常の10時開催でも良いのでは?と感じました。
平松社長は、前日は大阪中之島にオープンしたラ・フェットひらまつに行っていたそうですし、毎年クリスマスは大忙しなので翌日はゆっくり寝たい!ということなのかも(笑) 大阪はひらまつとしても初めての出店なので心配したそうですが、ラ・フェットひらまつは1月まで予約で一杯だそうで絶好調のスタートを切ったようです。東京のひらまつが大阪に出店というより、あの世界のひらまつが大阪に初進出!という感じだそうです。ラ・フェットひらまつの成功により、今後は関西から中国、四国にかけて出店を検討していきます。

会場内は横に広く、(8+7+7+7+7+8)×9というレイアウトで椅子席が多数並べられていました。空席も目立ち出席率は35%程度と思われるので、出席者数は150人程度です。
株主総会冒頭の挨拶で平松社長は会場を見渡し、今年は出席者数が少ないですね。業績が好調なので質問することもないのでみんな来なかったのかな?と話し、余裕のスタートです。でも例年以上に質問は多かった感じで、後が控えている私はいつ終わるんだろう?と冷や冷やしていました^_^;
出席者の中に女性が目立つのもひらまつの株主総会の特徴です。
正面左右にはスクリーンが用意され、事業報告などで活用されていました。
ひらまつ2012年株主総会
出席株主に対してお土産などのクリスマスプレゼントはありません(招集通知にも記載済み)が、サービス業なんだからお茶くらい用意しても良いのにと感じます。以前はコーヒーがあったようです。
写真の通り役員席にはミネラルウォーターが用意されていました。

ひらまつは今年30周年を迎えたので、冒頭の挨拶でまずは30周年を迎えられたことを感謝したいという言葉から株主総会は始りました
事業報告では平松博利社長の熱の入ったプレゼンテーションが毎年人気の様ですが、今年も議長席を離れてスクリーンの前まで移動して、ひらまつの現状と今後について株主に語りかけていました。こういった姿勢は素晴らしいと思います。プレゼ資料を株主にも用意したり、メモを取れるようにテーブル席になれば便利ですね。
第30期も上期は絶好調で推移していたが、下期に入ってからは業界全体として減速感が出てきて、ひらまつでも売上が伸び悩む状況が続いた。11月までは厳しかったが、12月はラ・フェットひらまつのオープンもあり前年実績を大きく上回っている
ひらまつ2012年株主総会
2011年10月以降の売上高の前年比を見てみると、3〜4月は震災の反動増という部分もありますが、6月までは前年を上回って推移していました。それが7月以降はずっと前年を下回って推移しており、特に10月の落込みは大きくなっています。12月は新店オープンもあってプラスに転じたということなので、今後に期待したいですね!
月次情報が充実しているのもひらまつの特徴であり、株主や投資家の方々にできるだけ早く詳しい情報を提供したいという姿勢が現れています。今期からは従来の営業利益に加えて純利益や1株当たり利益も毎月開示するように改善されています。月次情報を出す会社は増えてきましたが、純利益まで出す会社は他に知りません。こうした取り組みをする会社が増えていくといいですね!
ただ毎年開示項目が変わるので時系列の比較が面倒になります。過去のデータも2〜3年分は可能な範囲で同じ形式で提供されるとありがたいですね。
計算書類については服部亮人 取締役管理本部ディレクター・ジェネラルより説明がありました。
議案の上程に続いて質疑応答となりました。
ひらまつの質疑応答は少し変わっていて、質問者は議長から指名されると会場正面左右に設けられた質問マイクまで行って質問します。通常だと質問用マイクは会場中央等に設置されていますが、ひらまつの場合は会場の前まで進み出て質問する形式でした。役員席の近くまで行って質問するのは緊張しますし、ちょっと質問しにくく感じました。質問者は毎年質問している常連さん中心のようでした。
初めて参加する株主にはちょっと敷居が高く感じました。特に質問数には制限はなく、3つほど質問する株主も何人かいました。

質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)業績は順調で素晴らしいが、平松博利社長もいつかは社長を引退する時期が来ると思うし、料理人を引退する時期も来ると思う。後継者の育成についてはどう考えているのか?
→私が死んだらどうするんだ!?という質問だと思うが(笑)ご覧の通り健康です。還暦になったがジジイになるのではなく、新たな命を授かったと感じている。確かに少し体力は落ちるかもしれないが、色々な経験を積んできたり、他人の話も聞けるようになってきた(笑)引退する気はないので引退後のことはまだ考えていないが、若い人達もたくさんいるので心配していない。新たな経営者がひらまつを変えていったとしても、それはそれで運命だししょうがない。私の真似をしてはいけない!と言っているし、そんなこと出来るわけがない。料理も経営もサービスもワインのテイスティングも1人でできる様な人は僕しかいない。引退後はそれぞれが役割分担して経営を担っていくようになると思う。そのために今は若い人たちに自分の知識を伝えていくのが使命だと思っている。
(他社を見ていても)後継者を作って育てようとするから駄目なんですよ!だからアホな経営者が生まれてくると思う。次の経営者には次の経営をさせればいい。それで会社が変わればいいんです。本当のイノベーションはそういう時に生まれてくる。
注記)辛辣ですがなかなか鋭い言葉ですね。後継者の育成に失敗する会社は多いので、平松博利社長の考え方も参考になるかもしれません。
(2-2)30周年記念おめでとうございます!(会場から拍手)業績も好調で何も言うことはない(笑)ただどこに落とし穴があるかは分からないので気を付けてください。昨日は株主フェアに参加し、素晴らしいクリスマスを過ごさせて頂いた。お店も料理もサービスも満足したが、最後にお土産があれば最高だった。
→いつもありがとうございます。勝ち続けることはできない。いつか落ちる時も来るが、そこで立て直すには胆力が必要であり、胆力を養うことが重要。業績を見ると順風満帆のように見えるが、この5年間外部環境は本当に厳しく苦労してきた。向かい風を受けながら全社員で前に進んできた。フォローの風はこの5年間まったく吹いていない。落とし穴として一番気を付けているのは社員の健康で、今大流行しているノロウイルスなど衛生面にも気を使っている。それから無駄なお金を使わないこと!絶対に無駄なお金は使いません。お水1杯出さないこととは関係ない^_^;常にゼロベースで考えている。来年はひょっとしたらお土産くらい付くかもしれない(笑)成績次第ですけどね(笑)株主の皆様には我々と一緒に苦労しながら前に進んでもらいたい。こうした考えでお土産もやめ、コーヒーを出すのもやめて、皆で苦しみながらそれでも前に進みここまで来た。経営者は株主から信託されて経営を任されたわけなので、株主も一緒になって苦労して欲しいというのが僕の本音です。そして応援いただければ嬉しい。
注記飲食業の株主総会に参加していて感じるのは、人間の欲望には限りがないんだな〜ということです^_^;株主フェアは通常のお客様よりお値打ちにひらまつを楽しめるのに、さらにお土産まで欲しいとは...クリスマスに株主フェアを開いてくれるのはありがたいですが、株主としてはただでさえ予約が取れない稼ぎ時なんですから、株主フェアよりお客様向けのサービスに力を入れて業績を伸ばしてほしいですね。株主フェアはお店が暇な時期に行えば良いと思います。
平松社長の考えが聞けてとても参考になりました。絶対に無駄なお金は使わない!ということですが、なぜか監査費用は前年より増加しています。他社の傾向を見ると前年より下がっている会社が多い中で、なぜひらまつは上がっているのか不思議です。ゼロベースで考えるのなら、他の監査法人に比較見積もりを取って価格交渉を行う必要があると思うんですが。
今期も好業績なら来年の株主総会ではお土産が復活するかも!好業績を期待しましょう!

まだまだ質問、そして平松社長の独演会?(笑)は続きます。
後半の質疑応答の様子は、ひらまつ2012年株主総会レポート2にまとめます。
   ひらまつ2012年株主総会レポート2 完成しました!
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2012年12月24日

メディネット2012年株主総会レポート

2012年12月20日(木)10時から、神奈川県横浜市の新横浜国際ホテル 南館3階 ヘンリーハウスで開催されたメディネット(2370)第17回定時株主総会に出席しました。メディネットは東大医学部研究科発のバイオベンチャー企業で、がん免疫細胞療法に関する細胞加工などの支援サービスを医療機関向けに提供している会社です。メディネットの株主総会に参加するのは初めてです。
2012年12月20日(木)の株価 16,810円(東証マザーズ 2370)1株単位 9月決算
PER 赤字、PBR 2.50倍、配当利回り 無配、株主資本比率 67.3%
監査費用 2,100万円(売上比0.96%、営業利益比 赤字、前年と同額) 新日本監査法人
役員報酬 取締役3名0.21億円(平均700万、前年と同額)監査役3名0.128億円
株主優待 なし

   メディネット(2370)のホームページ
   メディネット(2370)のヤフー株価情報
メディネット2012年株主総会
上場来の株価推移を見ると、2003年の上場当時は小型株人気もあり32.6万円の株価を付けています。その後は株価の下落が続いていますが、時々吹き上がるのがメディネットの特徴でしょうか?
メディネット2012年株主総会
今年は10月8日に山中伸弥京都大教授がノーベル賞(医学生理学賞)を受賞したことで、iPS細胞や再生医療に対する関心が高まり、メディネットの株価も急騰しました。
こういったところがバイオ株の面白さですね!
スケジュール
10:01〜10:31 報告事項
 10:04〜10:07 監査報告 木村健治常勤監査役
 10:08〜10:26 映像で事業報告 女性ナレーションが招集通知をゆっくり読上げ^_^;
 10:26〜10:31 対処すべき課題は木村佳司社長が読上げ
10:31〜10:35 決議事項の上程
 第1号議案 取締役4名選任の件 3名全員任期満了に伴い2名再任、執行役員の鈴木氏、前川氏新任
 第2号議案 監査役1名選任の件 関山司朗社外監査役辞任に伴い青山雅史氏新任
 第3号議案
 取締役に対するストックオプションとしての新株予約権に関する報酬等の額及び具体的な内容決定の件
10:35〜11:05 質疑応答 質問者6人 計9件 30分
11:05〜11:07 議案の採決、新任監査役紹介 名前とよろしくお願いしますのみ
お土産 なし
飲み物サービス なし
経営戦略説明会 なし

注目の株主総会格付けですが、お土産も飲み物もなく、赤字続きなのに会社説明会もありません。新横浜という開催場所も少し不便です。質疑応答は出尽くすまで対応しており、この部分は評価できます。これらを総合的に判断し、メディネットの2012年株主総会格付けは 『D−』 としました。
   議決権を有する株主数    27,267名、その議決権数  732,755個
   議決権返送&出席株主数   4,344名、その議決権数  277,195個(37.8%)
議決権行使比率が37.8%と非常に低いですが、私の聞き間違いかもしれません。
メディネットの株主総会は今年も新横浜の新横浜国際ホテルで行われました。
メディネット2012年株主総会
ホテルの入り口はクリスマス一色という感じの飾り付けですが、メディネットからは出席株主にお土産や飲み物などのプレゼントはありませんでした(笑) わざわざ会社を休み、交通費までかけて株主総会に出席しているのにお土産もないのかっ!と出席株主からは不満の声が出ていました^_^;
代わりにと言ってはなんですが、会場入り口にはメディネットの軌跡を取り上げた本と、メディネットが記事になっている雑誌2冊が置いてあり、ご自由にお持ちくださいと書いてありました。
医療系の会社らしくマスクも常備されていました。今年はノロウイルスが流行しているようですね!
メディネット2012年株主総会   
著者の鶴蒔靖夫氏は企業から依頼を受けて?あるいは企業に出版を売り込んで、会社をPRする本をたくさん出しています。〜〜の挑戦!とか〇〇革命!というタイトルがお気に入りの様です。2011年7月に出版されたので、去年はこの本が株主総会土産でしたが、今年も同じ本をお土産にするわけにもいかないので「ご自由に」となったようです(笑)
会場のヘンリーハウスはそこそこ広いのに出席株主は50名ほどなので、テーブル席レイアウトも十分可能だと思いますが、椅子席でメモなどには不便でした。お土産もないことから年々出席株主数も減っているようなので、せめてテーブル席にして欲しいものです。
椅子席は(6×3)×9のレイアウトで162人分の席が用意されていました。会社側の発表では出席者数は52名となっていますが、私のカウントでは46人ほどでした。
受付してお土産が無いことが分かり、怒って帰った人がいるのかも^_^;
会場正面左にスクリーンが設置されていて、事業報告時にポイントなどを表示していました。
役員席と株主席はかなり離れている印象で、木村社長が遠くに感じられました。取締役席の後方には4名が着席しており、執行役員だと思われますが特に案内や紹介はありませんでした。通常だと質疑応答を充実させるため、執行役員も同席させています、と案内があったり、1人ずつ紹介したりします。
株主総会は定刻を1分過ぎて開始となり、事業報告は外注したナレーションと思われますが、読上げスピードはゆっくりで、バイオベンチャーがこんなスピード感で競合他社との激しい開発競争に勝ち抜けるのか少し不安に感じました。
まあ特許も取得済みだし慌てる必要もないのかもしれませんが(笑)
対処すべき課題については木村佳司社長から説明がありましたが、ただ招集通知を読上げるだけで、プレゼソフトを使って詳しく説明!という工夫はありませんでした。バイオベンチャーは事業内容が分かりにくいものなので、もう少し図表などを使いながら詳しく説明した方がいいのにと感じました。決算説明資料などを利用すればそれほど手間をかけずに説明できそうです。
続いて決議事項の説明があり、質疑応答となりました。多くの株主に質問してもらうため、質問は1人2問までで、要点を簡潔にまとめて質問して欲しいと案内がありました。
質問に対しては木村社長以下、執行役員も含めて回答していました。

質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)早期の黒字化を達成すると説明があったが、具体的にいつ頃黒字化するのか?
→(原大輔取締役 管理本部長)黒字化のためには売上を伸ばしていくことが必要であり、地域医療機関へ免疫細胞治療の浸透を進めていく必要がある。黒字化はできるだけ早くとしか言えない。全社員一丸となって黒字化を目指していく。
(2-1)ストックオプションのメリットは分かったが、デメリットも説明して欲しい。
→(原取締役)発行済み株式数が増えて株式が希薄化するのがデメリットになる。ただストックオプションの行使については、黒字化などの業績条件を付ける予定であり、安易に希薄化はさせない。
(3-2)細胞療法がなかなか浸透しないということだが、本当に癌が治るのであればPRしなくても知れ渡るはずだ。(確かに鋭い指摘だw癌が完治できたらノーベル賞もの!?)治療費用の問題もあるが、細胞療法は本当に効果があるのか?細胞療法の費用と効果について説明して欲しい。
→(前川隆司執行役員 研究開発本部長)癌への有効性については非常に期待している。ただ免疫療法だけで顕著な治療効果が出るわけでは無い。放射線治療や抗がん剤など他の治療法と組み合わせて治療効果を高めることが、米国を始め世界のトレンドになっている。より高い治療効果が出るように研究開発活動を行っており、結果を出すことが重要です。
免疫細胞治療は1クールの治療費が120万円から150万円となっている。
→(木村社長現時点で癌を治しきる技術はない。治しきらないまでも、癌になっても80〜90歳まで普通の生活ができるような治療を目指してメディネットを創業した。米国では免疫治療を併用するのがトレンドになっている。癌を治しきるまでにはまだ開発に時間がかかるが、まずは元気に長生きできるようにしていきたい。費用については健康保険の中に入れてもらうのが重要だが、来年には再生治療法案?も制定されるなど、免疫治療の保険適用への展望が明るくなってきた。多くの患者さんに免疫療法を受けてもらえるように、保険適用に取り組んでいく
注記)確かに保険適用になれば普及が進むのかもしれませんが、1クールで150万円近くもかかる治療法が全面的に保険適用できるほど健康保険財源は潤沢ではありません。皮膚などの自家培養を行っているJ−TECも保険適用は認められたものの、治療に十分な枚数は認められず一部に留まっており、普及が進んでいるとは言えません。保険適用がされるか?と併せて、どんな条件が付くのかにも注目する必要があります。それ以前にもっとコストダウンや技術開発を進めることが重要だと思います。

(4-2)同業でテラという会社があるが、違いは何か?どちらの技術が進んでいるのか?
メディネットは欧州11ヵ国で特許を取っているなど、グローバル展開を睨みながら日本国内で開発を行っている。がん免疫細胞療法という点ではどちらも同じような事業を展開している。
メディネット2012年株主総会
上記株価チャートの通り、株価は2社とも同じような動きをしていますが、直近はテラの方が反応が良いようです。
(5-3)株主総会を平日に開催しているが土曜日に開催して欲しい。今日は会社を休んで来た。会社員だと会社を休まないと株主総会に参加できない。他社ではお願いしたら土曜日に開催してくれた所もある。
→(原取締役)株主にも色々都合がある様で、平日開催の方が良いという人もいるので、株主の皆様の声を聞きながら検討していきたい。
(6-3)配当できないことや内部留保にするのも理解できるが、わざわざ交通費まで出して株主総会に参加してくれているお礼に、せめて5千円くらいのクオカードなどお土産を用意して欲しい(会場から拍手)
→(原取締役)配当も出していない状況であり、株主平等の考えもある。何らかのお土産は考えたいが、前には本を渡したこともある。
注記)赤字会社は内部留保はできません!赤字ということは会社から資金が流出しています。赤字続きの会社に5千円のクオカードをお土産にしろ!とは大きく出ましたね(笑)黒字の会社でもそんな豪勢なお土産にはお目にかかったことがありません。株主総会のお土産に5千円のクオカードをくれるような太っ腹な会社があれば、こっそり情報提供をお待ちしております(笑)
(7-4)対処すべき課題で将来的には細胞医薬品事業を展開すると説明があったが、免疫療法と細胞医薬品事業の違いを教えてほしい。
→(鈴木邦彦執行役員 経営企画部長)免疫療法事業は、契約医療機関が患者さんに免疫療法を行う際に総合的に支援するサービスです。一般の医師は細胞加工の経験がなく、細胞を加工するための施設もない。メディネットが細胞加工施設も含めてパッケージで提供している。一方、細胞医薬品事業は新薬開発と同じで、薬事法に基づいて医薬品の製造・販売承認を取って医薬品を提供する事業です。
最終的に患者さんに提供する形は似ているが、途中の経路が異なっている。
(8-5)入場票がないので出席番号は分からない。話を聞いてから議決権行使書に賛否を記入したいのでいつも受付には出さない。議決権行使書はまだここに持っている(みたいなことを主張していましたが、一体どうやって受付をすり抜けてきたのでしょうか?議決権行使書を出さなくても株主総会会場内に入れるとは知りませんでした。色んな人がいるものですね〜^_^;)
→(木村社長出席票を持っていないとはどういうことなんでしょう??? と対応に困った様子で、すぐに係員が株主の所に飛んできました(笑)
議決権行使書はここにあるとかやり取りをしていましたが、すぐに受付に連れていかれ^_^;出席票と交換していました。そして改めて質問に立ちました!
(8-5続き)メディネットには4年くらい投資している。他にも20社くらいバイオ企業に投資しているが、買値を下回っているのはメディネットだけだ!現状の株価についてどう考えているのか?もっとIRリリースを出すなどうまくやれば株価は上がるのではないか?
→(原取締役)株価対策として会社がやれることには限りがあり、売上を伸ばして黒字化することが一番大事。IRできることがないかは常に検討しており、月に1〜2件は何らかの発表を行っている。
→(木村社長)欧州11ヵ国と日本で特許を取ることができた。樹状細胞を使うのがプラットフォームであり、もっと分かりやすく説明出来たら良いのにと思う。
注記)特許の内容を理解してもらえればもっと株価も上がるはずなのにと言いたいようです。
(9-6)株価対策に関連した質問で、自社株買いはできないのか?
→(原取締役)メディネットは累損が溜まっており、累損を一掃しないと自社株買いはできない。

以上で質問も出尽くし、質疑応答は終了となりました。
議決権行使書を受付に出さずに株主総会に出席し、さらに質問までするという場面には初めて遭遇しました。他社の株主総会で、たぶん議決権行使書を持っていないのに無理やり受付を突破しようとして、係員に追いかけられている人を見たことはありますが、株主総会には色々な人が集まるものですね〜^_^;
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2012年12月16日

サイバーエージェント2012年株主総会レポート1

2012年12月14日(金)13時から東京都渋谷のセルリアンタワー東急ホテル地下2階ボールルームで開催されたサイバーエージェント第15回定時株主総会に出席しました。
サイバーエージェントはインターネット上の広告代理店としてスタートしましたが、今ではアメブロなどのソーシャル事業アメーバが中心となっています。今後はさらにスマートフォン向け事業に特化していくようです。
サイバーエージェントの株主総会に出席するのは、2010年から3回連続です。
 昨年の様子は → サイバーエージェント 2011年株主総会レポート
2012年12月14日(金)の株価 179,600円(東証マザーズ 4751)1株単位 9月決算
PER 10.6倍(四季報予想)、PBR 2.8倍、配当利回り 1.95%、株主資本比率 30.6%
監査費用6,400万円(売上比0.05%、営業利益比0.37%、前年比0.11億減) 監査法人トーマツ
株主優待 なし

   サイバーエージェント(4751)のホームページ
   サイバーエージェント(4751)のヤフー株価情報
サイバーエージェント2012年株主総会
過去2年間の株価推移を見ると、2011年春頃から横ばいに転じ、2012年5月からはコンプガチャ問題の影響を受けて下落しています。業績は順調に伸びていますが、株価は30万円の壁をなかなか突破できないようです。スマートフォン向けの投資に力を入れてきましたが、今期以降収穫期に入ってくるようなので、株価も上昇トレンドに転じるといいですね!
スケジュール
13:04〜13:20 報告事項
 13:07〜13:08 監査報告 塩月燈子常勤監査役
 13:08〜13:20 映像で事業報告 女性ナレーション
13:21〜13:26 決議事項の説明
 第1号議案 剰余金処分の件 3,500円 前年比据置き
 第2号議案 取締役8名選任の件 役員入替制度に基づき小池政秀氏、山内隆裕氏新任
 第3号議案 当社取締役に対するストックオプション報酬額及び内容決定の件
 第4号議案 当社株式の大量取得行為に関する対応策(買収防衛策)更新の件
13:27〜13:38 質疑応答 質問者3人 計4件 11分
13:38〜13:40 議案の採決
13:40〜13:41 新任取締役の紹介と挨拶
14:00〜14:25 事業説明会 藤田晋社長からプレゼンテーション
14:25〜15:09 質疑応答 質問者9人 計20件 44分
サイバーエージェント2012年株主総会お土産
お土産 Ameba仕様こ瓦せんべい18枚、ノート 先渡し
飲み物サービス 350mlのアメーバウォーター
経営戦略説明会 あり

注目の株主総会格付けですが、お土産や水も用意されており、会社説明会も開催されています。13時からの開催も参加しやすくて評価できます。一方で質疑応答は短時間で終わってしまい充実しているとは言えません。年々お土産が寂しくなっているようにも感じます^_^;これらを総合的に判断し、サイバーエージェント(4751)の株主総会格付けは昨年同様 『C+』 としました。
   議決権を有する株主数    26,253名、その議決権数  647,372個
   議決権返送&出席株主数   4,082名、その議決権数  439,360個(67.9%)
サイバーエージェント2012年株主総会
サイバーエージェントの株主総会は、今年も渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで行われました。
株主総会は10時から開催する会社が圧倒的に多いですが、サイバーエージェントは13時からの開催で他社と重なりにくく、参加しやすいのでありがたいですね。
受付を済ませるとお土産と会社説明会資料の入った紙袋が渡され、株主総会会場入り口ではAmeba waterがいただけます。サイバーエージェントの株主総会土産には毎年こ瓦せんべいが入っていますが、亀の井 亀井堂本家と何か関係があるのでしょうか?
サイバーエージェントは開かれた株主総会を目指しており、藤田晋社長のプレゼンテーションも含めて、質疑応答以外の部分はホームページで公開されています。多くの株主は株主総会に出席できないので、ホームページでの公開はとても良い取組みだと思います。
 サイバーエージェントホームページ 株主総会ページ
会場内には椅子席が多数用意されていて、正面左右にスクリーン設置という例年通りのレイアウトです。
今年も多数の株主が出席していて、モバイルPCやスマホを片手に参加という株主も多くサイバーエージェントらしい感じです(笑)
株主総会後には会社説明会が開催されますが、こちらは株主以外も参加できるようで、株主総会終了まで待つ控室も用意されていました。それでも株主総会だけで帰ってしまう人や、お土産だけもらって帰ってしまう人も多くいたようです。
開始時刻は13時ですが、定刻を過ぎても役員が登壇せず、何かあったのか!?と思いましたが、13時2分過ぎになってやっと登場し、13時4分から「定刻となりましたので社長お願いします!」のアナウンスとともに株主総会は始まりました。サイバーエージェント時間は3分ほど遅れているようです(笑)
監査報告は女性の常勤監査役から行われましたが、明るくハキハキしていて良かったですね。監査報告というと、年配のおじいさんが出てきて報告書を読上げて終わりという会社が大多数ですが、サイバーエージェントは少し違うなという感じです。読上げる内容自体は他社とあまり変わりませんが^_^;
監査報告が素晴らしいのは日本和装ですね!
 日本和装 2011年株主総会レポート
日本和装の監査報告は5分以上続きますが、監査の目的や監査役の役割分担、監査する中で感じた取締役の方々の仕事ぶりなど詳しく説明してくれます。こういった監査報告を聞くと、監査役がきちんと機能しているんだな!と感じますね。他の会社はただただ定型文を読み上げるだけであり、この人たち本当に仕事してるのかな?といつも感じます^_^;
続いて映像による事業報告となりました。
ここ数日ペニーオークション問題が報じられるようになっており、アメブロが利用されたことから株主総会でもサイバーエージェントから説明があるかと思っていましたが、株主から質問が出るまで何も説明がありませんでした。
現在報道されているのは、2年ほど前に複数の芸能人がペニーオークションで激安で落札できた!という嘘の記事をブログに書いて、詐欺サイトに誘導していたことが問題になっており、ほしのあき、熊田曜子、永井大など多くの芸能人がサイバーエージェントのアメブロで記事を書いていたことから、アメブロも関わっているのではないか?と問題になっています。
サイバーエージェント子会社のシーエーモバイルが「カイドキ」というペニーオークションサイトを運営していたという情報や、今回の問題にアメブロも加担しているのではないか?などという書込みもあるなど情報が錯綜しているので、きちんと会社側から説明する必要があるのではないかと感じます。株主の関心が高い問題については、社長自ら説明する姿勢が大事だと思います。

続いて決議事項の説明があり、質疑応答となりました。
例年質問時間の短いサイバーエージェントですが、議題に関係ない質問は株主総会後の会社説明会で、と藤田社長が案内していることと、質問数を1回1問に限定しているためだと思います。質問が少ないのであれば質問数の制限をする必要はありませんし、もう少し株主総会での質疑応答も充実させる取り組みを期待したいですね!

質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)藤田社長や役員陣は、サイバーエージェントグループの決算内容をどの程度のスパンで確認しているのか?
→毎週木曜日にランチタイムを挟んで11時から2時間全役員が集まり、決算数字を見ながら何か問題は起きていないか?事業は順調に推移しているかチェックしている。
(2-2)第3号議案で毎年ストックオプションを付与しているが、株式の希薄化が進むので今後はできればやめて欲しい。株式の希薄化について社長はどう考えているのか?前回のストックオプションの行使率も教えてほしい。
→ストックオプションの累計発行数は発行済み株式数の1.6%程度であり、それほど多くない。上場して12年経つが、一度も増資をしていないし、タイミングを見ながら自社株買いも行って消却している。サイバーエージェントは大きな投資が必要になるような事業ではない。ストックオプションは付与しているものの、基本的に発行済み株式数は減ってきている。
→(中山豪常務取締役 本社機能管轄)第6回新株予約権は2015年まで行使できるので、まだ行使されていないが、企業価値を上げて行使が進むように取り組んでいきたい。第7回新株予約権も同様です。
(3-3)FX事業をヤフーに売却すると発表があったが、稼ぎ頭のFX事業を売却して大丈夫なのか?
→売却価格が結果的に210億円になったが、我々としては非常に高く売れたと思っている。サイバーエージェントFXの事業を行い、社長も務めていた西條晋一が辞めたことが事業見直しのきっかけで、200億円以上で売れるなら売却、売れないなら自社で続ける考えだった。FX事業の伸びは止まっており、サイバーエージェントとしても事業領域をスマートフォン関係に特化させるなど、事業構造の見直しを行っている最中であり、この方向に沿って売却することにした。
(4-3)この半年くらいで時価総額が30%位減っている。コンプガチャの問題が出て各社とも株価は大きく下がったが、DeNAだけは株価が戻っている。DeNAは自社株買いを実施するなど株主を大事にしているから株価も問題発生前まで戻ったと思う。サイバーエージェントも自社株買いなど行ってほしい。
→サイバーエージェントFXも売却し、ソーシャルゲームを開発しているCygamesサイゲームスの一部もDeNAに売却したので、上場時以来の多額のキャッシュが入ってくる。一方でサイバーエージェントは自社で事業育成をする会社であり、大きなM&Aや大型投資の予定もないので、資金の使い道としては自社株買いも有力な選択肢になる。
注記)今年は4月末からコンプガチャ問題が大きく取りあげられるようになり、グリーやDeNA中心に株価が大きく下落しました。なので各社とも株主総会では関連した質問がたくさん出ていました。3社とも株主総会に出席しましたが、問題発生直後の6月に開催されたDeNAが一番対応もしっかりしていたと思います。
   2012年6月23日 ディーエヌエーDeNA2012年株主総会レポート
   2012年9月25日 グリーGREE2012年株主総会レポート 
この問題について社長自ら株主に対して説明したのはDeNAだけで、グリーは株主から質問が出て初めて説明するという対応でした。これだけ大きく報道された問題なのに、質問が無ければ説明しない!という対応は如何なものかと感じます。この辺りがその後の株価推移にも表れていると思います。
サイバーエージェント2012年株主総会
過去1年間の株価推移を比較しても、DeNA2432は一時的な下落から回復していますが、グリー3632やSA4751は同じような値動きで4月までの株価と比べると低迷が続いています。
問題発生後の対応と株主などへの説明姿勢の違いが株価推移に表れているような気がします。
この点からも今回のペニーオークション問題でのサイバーエージェントの対応は少し残念でした。

第2部もあるので質問はそちらでお願いしたい、という藤田晋社長の発言で手を挙げる人もいなくなり、質疑応答はわずか10分足らずで終了となりました。
決議事項の採決に続いて、新任取締役の2名から簡単にあいさつがありました。
小池政秀氏 アメーバ事業を担当しています。アメーバ事業を更に成長させていきます!
山内隆裕氏 スマートフォン事業を担当しています。21世紀を代表する会社になる!というサイバーエージェントのビジョンに共鳴して入社した。粉骨砕身して頑張ります!

新任取締役にも期待しています!
ペニーオークション問題についての質問も出た会社説明会の様子はサイバーエージェント2012年株主総会レポート2にまとめてみます。
 サイバーエージェント2012年株主総会レポート2 しばらくお待ちください
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2012年12月11日

ティア個人投資家向け会社説明会

2012年12月7日(金)に行われた、ツバルの森主催 ティア個人投資家向け会社説明会に参加しました。
ティアは愛知県を地盤に関西や関東で葬祭事業を展開している会社です。
ティアについては地元の会社ということもあり、ティアや葬儀ビジネスに関連した話題を集めたブログも作っていますので、↓こちら↓もご覧ください。
 ティアイズム〜名古屋の葬儀会社 葬儀会館ティアTEAR情報

2012年12月7日(金)の株価 1,995円(名証2部 2485)100株単位 9月決算
PER 9.27倍、PBR 1.87倍、配当利回り 1.75%、株主資本比率 30.1%
株主優待 9月末の株主に株式数に応じてお米を贈呈
 ティアの株主優待情報は → ティアの株主優待情報ページ

 ティア(2485)ホームページ
 ティア(2485)ヤフー株価情報
ティア会社説明会
最近6ヵ月間の株価推移を見ると順調に上昇していますが、2,000円が大きな壁になっているようです。業績も好調に推移していますし、12月末には2分割も控えているので、そろそろ壁を突破してもいいのにな〜と感じます。
ティアの株主になってすでに6年目になりますが、業績は好調なのに知名度はまだまだという感じです。冨安社長も全国を回って講演会を行うなど、ティアの知名度向上や葬儀ビジネスの社会性向上のためにがんばっているので、徐々に全国的な知名度が上がってくると嬉しいです。
ティア会社説明会
今回はタキヒヨー、エバラ食品工業、ティアの3社の合同説明会でしたが、各社からお土産も用意されていました。爪切りか石鹸のどちらかがティアからのお土産ですが、どちらなんでしょうね?

まずはビデオが5分ほど上映され、続いて冨安徳久社長から40分ほど会社説明が行われました。
創業した初年度は64件の葬儀依頼でスタートしたが、当時はチケットぴあと間違われたりした(笑)
前期は直営葬儀会館の葬儀件数が6,417件となり、15年間で100倍になった。フランチャイズ会館も含めると1万件近い葬儀件数になる。
ティアの生涯スローガンは 日本で一番ありがとうと言われる葬儀社 であり、これは社長が変わっても受け継がれていく。
今まで売上や利益で日本一になるとは一度も言っていないが、日本で一番ありがとうを集める葬儀社になれば、売上や利益でも一番になっていると思う。
そのためには人財教育が一番重要であり、社員にもティアの理念を浸透させている。葬儀価格の完全開示や事前見積もりなども業界に先駆けて取り組んできた。葬儀が必要になった時にティアを思い出してもらうことが大事なので、ドミナント展開を行ったり、コーポレートカラーを紫で統一するなど徹底したCI戦略を推進している。
社長自らがメッセージを発信することで、ティアの認知度を高め葬儀業界の変革に繋がるとの想いから、年150本を超える講演活動を実施している。
メディアからの注目度も高く、テレビ番組などでも紹介されている。
最近、低価格の直葬を専業とする葬儀社が台頭しているが、ティアは低価格競争に参入するつもりはなく、お客様から感謝されるような、ご遺族に寄り添う葬儀を適正価格で提供していく。
前期の配当は、創業15周年記念配当5円を加えて35円となったが、今期は普通配当で35円相当(1月1日に2分割するので実際は17.5円)を予定している。
前期は上場以来6期連続の増収、2期ぶりの増益となり、売上原価低減など7つの戦略を進めてきた。
売上原価の低減では、葬儀件数も1万件近くまで増えてきたので、大量に発注することで単価が安くなったり、仕入先を見直すなどコストダウンに取り組んでいる。
今期は物流センターの稼働を計画しており、仕入商品の中国との直接取引も進めていく。葬儀で使用する部材のほとんどは中国製であり、今までは商社経由で仕入れていたが、物流センターの稼働開始により中国との直接取引を行うことで、来期以降はさらなるコストダウンを見込んでいる。コストダウン効果はお客様にも還元していきたい。
注記)物流センターは今期から稼働するようですが、CD効果が本格的に寄与してくるのは来期以降のようです。ぜひ原価低減効果は増益・増配という形で、株主にも還元して欲しいですね!
ティアの業績については下記の記事なども参考にして頂きたいと思いますが、原価率は着実に下がっています。
   ティア2012年決算分析シリーズ
ティア会社説明会
上記グラフで原価率が左軸になります。2013年は今期の計画ですが、原価率は低下を見込んでいます。来期はさらに改善が進むようです。一方で販管費率は上昇を続けています。これは売上の伸び以上に販管費が増加しているわけですが、そろそろ横ばいに転じても良いのではないか?とも感じます。原価率の低減が続き、販管費率の伸びが止まれば利益率の改善がさらに進むので、今後の業績が楽しみですね!

今期の業績予想は、売上9.3%増、営業利益5.3%増、経常利益2.7%増、純利益17.0%増を計画している。今期も新生ティアをスローガンに、出店戦略、ブランド戦略、営業戦略、商品戦略、人財戦略、IT戦略の6つに取り組んでいく。
東京、大阪、名古屋では直営葬儀会館を展開していくが、その他の地域ではフランチャイズ契約を結んでFC会館を増やしていく。今期からFC開発本部を作り、専任でフランチャイズ先の開拓を行う体制に変更した。関東から関西までの太平洋ベルト地帯を重点的にFC開拓していく。
現状フランチャイズ契約先は8社だが、倍増を目指しているので期待して欲しい

今期の利益計画は堅めの予算だとよく言われるが、私も保守的な予算だと思っている
今期は確実に計画を上回って着地させたい!
注記)たぶん私はティアの説明会に一番参加していると自負していますが(笑)冨安社長が業績見通しに対して、こんなに強気な発言を聞くのは初めてです。今までは計画した業績を達成するのは経営者として当然という言い方が多かったですが、今期は確実に計画を上回って着地させたい!という発言は初めてです。決算説明会で今期の計画も堅すぎる!と指摘されたのでしょうか?
いい加減決算説明会にも参加させて欲しいものです(^_^;)
葬儀件数が増加し、物流センターも稼働することで、今期以降の業績に対する自信があるようです。
ティア会社説明会
2005年以降の業績推移と今期の計画は上記グラフの通りです。2010年のカンブリア宮殿バブルを除けば、業績は順調に伸びています。今期は利益計画を上回りそうということなので、営業利益率も10%を上回りそうです。安定成長している会社は安心して長期保有できるので、今後もティアを応援していきたいと思っています。

今期は直営会館として、関東、愛知、関西に1店舗ずつ出店する。フランチャイズ会館は5店を計画しており、今期末で直営・FC葬儀会館合計で70店となる予定。
ティアの中長期目標は、全国展開して葬儀会館数200店、売上高165億円であり、目標達成に向けて積極的に葬儀会館を出店し、FCの新規クライアントも開拓していく。葬儀単価の減少は今後も続くので、単価の減少を葬儀件数の増加で補っていく。ホームページを通じた葬儀受注も拡大していく。
ティアは中長期で成長して行く会社なので、ぜひティアに中長期スタンスで投資してください!

以上で説明は終了となりました。普通の会社説明会だと質疑応答の時間があるんですが、ツバルの森は質疑応答がないのは残念ですね。
説明会後に冨安社長に関東での状況など聞いてきましたので、下記の記事も併せてご覧ください。
   ティア会社説明会に参加
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2012年12月04日

サンヨーハウジング名古屋2012年株主総会レポート

2012年11月28日(水)10時から名古屋市東区のメルパルク名古屋 2階 瑞雲で開催されたサンヨーハウジング名古屋(8904)第23回定時株主総会に出席しました。サンヨーハウジング名古屋は東海、関西中心に土地付き注文住宅を販売している会社です。
サンヨーハウジング名古屋の株主総会に参加するのは数えきれないほどです(笑)
 → 2011年サンヨーハウジング名古屋株主総会レポート
2012年11月28日(水)の株価 84,000円(東証1部 8904)1株単位 8月決算
PER 5.1倍、PBR 0.62倍、配当利回り 4.52%、株主資本比率 57.4%
監査費用 2,243万円(売上比0.06%、営業利益比0.68%、単体は前年と同額) 誠栄監査法人
役員報酬 取締役8名2.06億円(2,579万←前年)監査役5名0.19億円
株主優待 2011年8月末で取り止め

   サンヨーハウジング名古屋(8904)のホームページ

   サンヨーハウジング名古屋(8904)のヤフー株価情報
サンヨーハウジング名古屋株主総会
過去2年間の株価推移を見ると、8万円を挟んだボックス圏での推移が続いています。2011年10月14日に株主優待廃止を発表しており株価への影響を心配しましたが、ほとんど影響はなかったようです。早くボックス圏を上放れて、10万円を超えて欲しいですね!
スケジュール
10:00〜10:24 報告事項
 10:03〜10:05 監査報告 千住憲夫常勤監査役
 10:05〜10:24 映像で事業報告 女性ナレーションが招集通知を読上げ
10:24〜10:56 報告事項に対する質疑応答 質問者7人 計9件 32分
10:56〜11:08 決議事項の上程・審議・採決 質問者2人 計2件
 第1号議案 取締役6名選任の件 6名全員任期満了5名再任 木俣佳丈氏退任 宮川執行役員昇格
 第2号議案 退任取締役に対し退職慰労金贈呈の件 木俣佳丈氏に贈呈
11:09〜11:09 新任取締役紹介 名前とよろしくお願いしますのみ
サンヨーハウジング名古屋株主総会
お土産 すみゃ〜のクオカード千円分 先渡し
飲み物サービス なし
経営戦略説明会 なし

注目の株主総会格付けですが、お土産も用意され、質疑応答の時間も十分に取っています。一方で最近は集中日近くに開催するようになり、他社と重なり出席しにくくなってしまいました。これらを総合的に判断し、サンヨーハウジング名古屋の2012年株主総会格付けは 『D+』 としました。
   議決権を有する株主数    14,335名、その議決権数  144,832個
   議決権返送&出席株主数   3,601名、その議決権数   95,574個(66.0%)
サンヨーハウジング名古屋の株主総会は今年もメルパルク名古屋で行われました。2010年までは24日頃と少し早めに開催していて参加しやすかったんですが、昨年株主優待の廃止を発表してからは株主総会集中日前後に開催するようになってしまいました。
上記株価推移の通り株主優待廃止は株価の影響は限定的でしたが、株主数は1年間で3,300名減っています。その分事務コストなども減少し業績に貢献しているものと思われます。
サンヨーハウジング名古屋株主総会
株主数の推移は上記の通りで、一世を風靡したタワー投資顧問が大株主として君臨するまでは2千人にも満たない状況でしたが、タワー投資顧問が売り抜けるとともに個人株主が増加し、株主数も激増しています。リーマンショックなどで一時的に減少しましたが、株価下落で株主優待利回りは高くなり1.8万人近くまで再度増加しました。株主数が増えすぎて株主優待コストも馬鹿にならなくなったためか、昨年長らく続けてきた株主優待制度が廃止となりました。今ではすみゃ〜のクオカードを見かけるのは株主総会のお土産のみとなりました。株価は割安だと思いますし配当利回りも高いので、今後株主数は増加に転じるのか?あるいは保有株数が増えて株主数は減少が続くのか興味深いですね!

会場内には椅子席が多数用意されていましたが、株主数が減ったこともあり後方はガラガラで、出席者数はかなり減っています。正面には左右にスクリーンが用意され、株主総会前にはサンヨーハウジング名古屋のCMやお客様へのインタビュー映像などが流されていました。
質疑応答を充実させるため役員以外に執行役員も出席していると案内がありましたが、執行役員が発言する機会はありませんでした。せっかく出席しているんですから自己紹介くらいあっても良いと思います。普段執行役員の方々を目にする機会はないので、取締役も含めて簡単な紹介なり挨拶があった方が株主に対して親切だと思います。そういった会社も徐々に増えています。
事業報告は女性ナレーションが招集通知を読上げる形で行われ、続いて報告事項に対する質疑応答となりました。質問者は会場中ほど左右2ヵ所に用意されたマイクまで行って質問する形式です。今年は例年と比べて多くの質問が出ました。質問には担当取締役中心に回答し、宮ア宗市社長が補足するという感じで対応していました。

質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)用地の仕入が重要だと思うが、同業他社と比べて何か強みがあるのか?
→(沢田康成常務取締役 営業本部長)昨年の株主総会でも用地の仕入を強化すると説明したが、仕入部の人材の教育に力を入れるとともに人員も増員している。
宮ア宗市社長)サンヨーハウジング名古屋は、地元の不動産仲介業者から買うことが多い。サンヨーハウジング名古屋は現預金も十分持っているので、銀行からの融資条件付の売買契約ではないので、仲介業者からも信頼されている。サンサン会?も作って地元の不動産仲介業者との懇親も深めている。関西ではまだこうしたタイアップも弱い。
注記)以前のサンヨーハウジング名古屋は、地元の銀行からの用地紹介が多かったと記憶しています。銀行紹介の場合、用地仕入れ時に紹介してくれた銀行から買い入れ資金の一部を借りるなどしてお互いにメリットがあるようにしていました。最近は銀行経由の仕入は減ってしまったのでしょうか?
次の質問者は今後話題になりそう!?な人です。大庄の株主総会レポートもご覧ください。
 → 大庄2012年株主総会レポート
(2-2)大阪から来た。昨日は東京の株主総会に参加したが、東京や大阪のニーズはよく知っている。大阪や東京では土地付きの注文住宅などニーズはない!そんなことも知らないで事業展開しているのか!どうやってニーズを調査しているのか?
→(小原昇取締役 経営企画室長)ご指摘の通り関西には10年前に進出し、名古屋と同じように飛び込み営業をしてきたが、同じような成果が上がらず苦労した。昨年からは地元の不動産仲介業者にも入ってもらうように変更した。首都圏では以前八王子に出店したが2年前に撤退し、名古屋と同じビジネスモデルでは難しいと判断し、再度ビジネスモデルを検討している。
(3-2)なぜ土地付きにこだわるのか分からない。
→土地付きということより、販売方法が東京・大阪では合わなかった。仲介業者に間に入ってもらった方がスムーズに進む。名古屋は地元志向が強く現在住んでいる地域で建てることが多い。そのため賃貸アパートなどに住んでいる人に飛び込み営業することで成果が上がった。しかし東京などでは現在住んでいる場所と、家を持ちたい場所が離れているケースが多く、同じようなビジネスモデルではうまく行かなかった。
土地を紹介してくれた仲介業者に販売も任せてなど2重のメリットがあるようにするなど、販売方法の見直しを検討していく。
(4-3)戸建て住宅の割合が高いが、もっと多角化を進めてはどうか?
→(小原昇取締役)現状の事業内容は戸建が8割、マンション1割、工事1割となっている。多角化を検討するなら不動産周辺事業への展開が考えられるが、当面現状の事業構成が続く予定。
宮ア宗市社長)過去のM&Aは工事部門の内製化という面が大きかった。将来リゾートや賃貸などにも広げていく可能性はあるが、まずは全国展開を目指したい。
(5-4)なぜ役員に女性を入れないのか?
→(杉浦英二常務取締役 管理本部長)昨年までは沢田正子専務取締役がいたが、退任して男性だけになった。適切な人がいれば男女に関係なく取締役に選任する。
宮ア宗市社長)土地仕入課長は女性であり、コーディネーターもほとんど女性で、社内では活躍している女性社員もたくさんいる。
(6-5)関東では銀行や中小企業からの土地の放出が少なくなってきて仕入に苦労しているという話も聞くが、中部や関西エリアでは影響はないのか?
→(小原昇取締役)一時は銀行や事業会社などから大規模な土地が出てきたが、今は確かに減っている。中小企業が撤退した跡地など、小型の土地を売りたい人はまだ多いので問題ない。
宮ア宗市社長)大規模な土地は入札になり、一発勝負になるのでなかなか仕入し難い部分もある。
(7-5)復興需要で職人が不足したり、資材価格が上がるなどの影響は大丈夫か?
→(水戸直樹取締役 建設部長)世間で言われているほど当社には影響ない。職人さんにも長期的な工事予定を提示しており、安定して仕事が続けられるので良好な関係を築いている。資材メーカーとも長期的な取引をしているので影響はない。
(8-6)現預金も多いのになぜ増資をする必要があるのか?
→(小原昇取締役)土地の仕入れなど先行資金が必要であり、借入に頼るだけではバランスが悪いので増資の必要性はある。
宮ア宗市社長)増資資金は事業に活用しており、借金はできる限り減らしていきたい。リーマンショック後に倒産した不動産会社は借金が多かったので、キャッシュフローを潤沢に持って事業展開していきたい。土地の仕入やM&Aも手元資金で対応できるような体制にしたい。しかしすぐに増資する予定はない。
注記)名古屋企業らしさが現れていますね。あみやき亭なども同じようなことを言っていました。
(9-7)業績が順調なのに株価が低迷しているのは不満だ。ビデオも良かったので一般公開しては?
→現状の株価には満足していない。毎年東京の機関投資家に決算説明会を行っているが、あるファンドマネージャーは名古屋に本社があることで株価がディスカウントされていること、関東のパワービルダーの名古屋版と思われていることなどが原因では?と話していた。土地付き注文住宅というビジネスモデルをもっとアピールする必要があると考えている。
早く株価が10万円を超えるように努力していきたい

以上で質問のなくなり、質疑応答は終了となりました。
続いて決議事項の審議となりました。第2号議案の木俣佳丈氏に対し退職慰労金を贈呈する件で2件の質問がありました。
(1-1)退任する木俣佳丈氏は当初発表では今期も取締役を続けることになっていたが、すぐに辞退することになった。衆議院選挙が近付いてきたから上場企業の役員を放り出すような姿勢には不満を感じる。こんな人に退職慰労金を払う必要があるのか?一体どの位支払う予定なのか?
→(小原昇取締役)ご指摘の通り当初は取締役候補に入っていたが、本人の一身上の都合で辞退することになった。前職が議員なので選挙が原因と思われたのかもしれないが、本人からは一身上の都合であり、そのような理由とは聞いていない。
宮ア宗市社長)この2年間、昨年発表した10年ビジョンなど今までに無いような活動をして頂いた。しかし会社に縛られて仕事をするのが苦手なようで(笑)、ギリギリまで話をしたが役員を外れることになった。これで縁が切れるわけでは無くて、少し離れた形で支援頂くこともある。来年以降また取締役に復帰する可能性もある。
→(杉浦英二常務)退職金について補足すると、退職金規定があり、株主総会招集通知の発送日から本日まで本社に備えている。計算式は 役員報酬月額×係数×在職年数 となっており、顕著な功労があった場合は30%までの加算金もある。この場では具体的な金額は差し控えたい。
注記)選挙に出るために取締役を辞めると思っていましたが、どうやら違うようです。ちょっと意外でした。
(2-2)毎年同じような質問が出る。今は役員賞与などで支給し役員退職金を廃止する方向だが、サンヨーハウジング名古屋では無くすことは考えていないのか?
→(杉浦英二常務)各社考えがあるが、サンヨーハウジング名古屋では役員退職金制度の廃止は考えていない。役員報酬にはストックオプションなど色々な方式が考えられるが、退職金制度を続けていく。
宮ア宗市社長)サンヨーハウジング名古屋は役員賞与はなく月額報酬のみ。世の中の流れも見ていく必要があるが、当面は役員退職金制度を続けていく。

以上で質問はなくなり、決議事項は無事賛成多数で可決となりました。
質問にも丁寧に答えていましたが、やはり株主総会集中日開催だと参加しにくいので、以前のようにもう少し早めに開催してくれるとありがたいですね!
うるさい株主にはできるだけ来て欲しくないという気持ちも重々理解していますが(笑)
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posted by Zaimax at 16:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 株主総会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月01日

大庄2012年株主総会レポート1

2012年11月27日(火)10時から、東京都品川区のホテルラフォーレ東京 地下1階 御殿山ホールで開催された大庄(9979)第41回定時株主総会に出席しました。大庄は庄や、日本海庄やなどの居酒屋を全国展開している外食企業です。
大庄の株主総会に参加するのは2009年以来になります。 → 2009年大庄株主総会レポート
2012年11月27日(火)の株価 1,039円(東証1部 9979)100株単位 8月決算
PER 23.2倍、PBR 0.82倍、配当利回り 1.35%、株主資本比率 52.0%
監査費用 3,150万円(売上比0.04%、営業利益比1.41%、前年と同額) 新日本監査法人
役員報酬 取締役12名2.37億円(1,975万、社内2,109万←前年2,090)監査役7名0.24億円
株主優待 株数に応じてお食事券または産地直送の特産品贈呈 100株で2,500円分×2回など

   大庄(9979)のホームページ

   大庄(9979)のヤフー株価情報
大庄2012年株主総会
過去10年間の株価推移を見ると、小型株など全般的に底上げされた2006年初めまでの相場では2000円まで上昇しましたが、基本的には1,000円前後での低迷が続いています。前期やっと黒字化しましたが、利益面から見ると株価に割安感は感じません。株主優待に支えられた株価ですね!
スケジュール
10:00〜10:34 報告事項
 10:06〜10:08 監査報告 佐々木芳広常勤監査役
 10:08〜10:34 映像で事業報告 女性ナレーションが招集通知を読上げ
10:34〜10:38 決議事項の上程
 第1号議案 剰余金の処分の件 年間13円 配当性向30%、前期より3円減配
 第2号議案 定款一部変更の件 事業目的に高齢者向け介護事業、倉庫業を追加
 第3号議案 取締役1名選任の件 水野正嗣専務が任期満了に伴い再任
10:38〜11:41 質疑応答 質問者11人 計18件 63分
11:41〜 議案の採決 ですが後の用事が詰まっているので途中退席。11時45分頃には終了
大庄2012年株主総会
お土産 MIYABIデニッシュ食パン、ミネラルウォーター2本 後渡し
飲み物サービス なし
経営戦略説明会 なし

大庄の株主総会の楽しみは、美味しいデニュッシュ食パンです!
軽くトーストすると本当に美味しくて、毎年楽しみなお土産です。ショコラやメープルなどのフレーバーにも興味があるんですが、株主優待でも選択可能です。とはいえ株主優待は毎回お食事券を選んでしまうので、まだ食べたことがありません^_^;

MIYABIデニッシュ食パンは皇室にも献上されているとは知りませんでした。
6種類ありますが、特にショコラとメープルが気になりますね!

注目の株主総会格付けですが、お土産も用意されており、質疑応答の時間も十分に取っているのは評価できます。一方で集中日の10時開催は他社と重なり出席しにくいですし、社長の高齢化には少し懸念を感じます。これらを総合的に判断し、大庄の2012年株主総会格付けは 『C−』 としました。
   議決権を有する株主数    21,658名、その議決権数  206,788個
   議決権返送&出席株主数   6,060名、その議決権数  163,205個(78.9%)
大庄の株主総会は今年も品川のホテルラフォーレ東京で行われました。今日は11月の株主総会集中日で、どこに参加しようか迷いましたが、久し振りに大庄の株主総会に参加することにしました。
品川はメトロが通っていないので、交通費が割高になり不便です。もう少し都心部の便利な場所で開催してくれるとありがたいんですが(^_^;)
会場内には多数の椅子が並べられ、最前列には今年もバリケード代わりのテーブルが隙間なく並べられていました(笑)今年も多数の株主が出席していましたが、お土産だけもらって帰る株主も多いようです。
正面には大きなスクリーンが用意され、写真などを使った事業報告で活用されていました。事業報告に34分まで掛かるのは少し長いですね!質問も多いですしもう少し簡潔に説明しても良いと思います。
大庄のキーワードは第6次産業!のようです。農業・漁業などの第1次産業+食材の製造などの第2次産業+居酒屋などの第3次産業合計で第6次産業という計算?です。
質疑応答は会場内に数ヵ所設置されたマイクまで移動して質問するスタイルでしたが、議長の平辰社長が何度も名前を聞き返したりしていて、スムーズな議事運営という感じではありませんでした。平辰社長は昭和15年生まれの72歳と御高齢なので、そろそろ会長などになって高所から経営を見守る体制にしても良いのではないかと感じました。せめて議長役はもっと若手に譲ってスムーズな議事運営を行ってほしいものです。
質問に対しては担当取締役中心に回答し、平辰社長が補足したり回答したりという感じでした。バランスよく回答しているのは良いと思います。
伊藤園でも創業者は会長になって海外事業を陣頭指揮しており、質疑応答にも時々登場しています。大庄もそろそろ経営体制を見直した方がよいと思います。
平辰社長は引退する気はないようなので大きなお世話なんでしょうが^_^;

質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)新規参入する高齢者向けマンション事業の初年度と3年後の売上・利益の見込みを示してほしい。
→(平了寿常務取締役 営業戦略本部長)高齢者向けマンション事業は大庄と子会社が分担して事業展開する予定。大庄は不動産を貸す不動産事業になるので安定した収益が見込めると考えている。投資額は5億円の予定で、国から4千万円の補助がある見込み。8年かからない程度で回収できる予定であり、大庄の財務内容から見ても5億円ほどの投資は問題ない。
(2-1)新規参入する倉庫業の初年度と3年後の売上・利益の見込みを示してほしい。
→(水野正嗣専務取締役 管理本部長)現時点で具体的な事業計画は作っていない。17億円で土地を取得しており、30億円程度の投資で物流センターを整備する予定。食材の卸売事業を拡大していきたい。現在は品川で倉庫を借りて各店舗への物流などを行っており、自社で物流センターを整備することでこれらの社外への流出コストは無くなる。新物流センターには各温度別の冷凍設備なども充実させるので、取引先に冷凍設備などの賃貸も行う。これに加えて食材の卸売事業も予定しているが、まだ具体的な利益計画は作っていない。まずは定款の変更を行う。
(3-2)庄やは店長が変わるのが早すぎる。せっかく顔馴染みになってもすぐに変わってしまう。飲食店は顔馴染みのスタッフが続けないと繁盛しないのではないか?
→(寺田徹郎専務取締役 営業推進部長)おっしゃる通りであり、原則は人を変えない方針で教育に力を入れているが、現実には人が変わっている店もある。店長・スタッフを変えないのがサービス業の原則なので、できる限り変えない様にしていきたい。
(4-2)前期は赤字なのに16円配当だったが、今期は黒字なのに13円に減配するのはおかしいのではないか?
→(水野専務配当については安定配当と内部留保とのバランスを考えながら設定している。大庄の配当は上期10円、期末11円の21円が基本だが、赤字が続いていることや前期は東日本大震災も発生し、リストラにも力を入れた。また特損をすべて前期に出したということで期末配当を半分の6円にさせて頂いた。しかし上期の配当は予定通り10円だったので合計16円になった。ここ2年間は別途積立金を25億円、30億円と取り崩して配当原資にしてきた経緯もあり、ご理解頂きたい。今期は上期も半分にして11円の予定だったが、黒字化できたので期末配当を2円増配して13円になった。
(5-3)大阪から来たが、ダイエーと比べても大庄の看板のセンスは悪い。色々と報告があったが、項目が多すぎて大庄は何をやりたいのか全く分からない。ビジョンがまったく見えない...などと高圧的に演説していました。
→わざわざ遠方から来ていただきありがとうございます。
経営理念はホームページにも載せているのでご覧いただきたい → 大庄の経営理念はこちら
大庄は日本の台所になることを目指している。人類の健康に関わるビジネスをしていきたい。そのためには安全・安心が一番大事になる。物流に力を入れるのは、鮮度やトレーサビリティの面から産直がすべての原点と考えているため。そのため地方市場の買参権も手に入れている。
(6-3)物流センターに集めてから各店に配送するより、直送した方が鮮度が高いに決まっている。そんな説明では意味が分からない。
→物流と流通を一つにすることを考えており、その日に取れたものが食卓に上るようにしていきたい。
(7-3)放射能の全量検査など、食の安全に拘ると仕入が限定されて高くなってしまうのではないか?こんな考えで利益は確保できるのか?
→原発の事故発生後、アメリカ軍から放射能検査機を導入して、水産物も含めて全数検査している。検査結果はホームページにも載せている。農薬検査などのトレーサビリティにも力を入れており、栽培の指導なども行っている。大庄では安全・安心は一番大事だと考えている。
(8-3)倉庫業の利益計画がないというのはおかしい。8億円程度の利益しか出せていないのに47億円も投資するとは馬鹿じゃないか!?的な感じで質問していました。
→(水野専務)店舗も1店あたり5千万ほどかかるがすぐに利益が出るわけでは無く、減価償却して費用を均等化することで利益が出る。物流センターも投資額は大きいが、毎年の償却費分は利益でカバーできるし、現状外部に払っている費用も大きいので十分カバーできる。利益が8億円ということだが、資金繰りはキャッシュフローを見る方が適切であり、大庄の営業キャッシュフローは47億円以上出ているので、これが返済原資となる

注記なんか高圧的な感じで、経営陣を馬鹿にしたような発言が目立ち、威張るためにわざわざ大阪から来たのかな〜と感じました。株主総会にはいろいろな人が参加しているので、見ている方には面白いんですが、経営陣は大変だな〜と感じます。株主総会や掲示板などで経営陣を馬鹿・クソ呼ばわりする人がいますが、じゃあお前がやってみろよ!といつも思います。会社を経営するということは非常に重圧がかかることであり、大変な仕事だと思います。自分では経営なんてできないくせに、馬鹿呼ばわりするのは失礼だと思いますね。まあ中にはクソ呼ばわりされても仕方ない経営者がいるのも事実ですが(^_^;)
この人は翌日には名古屋に現れ、サンヨーハウジング名古屋の株主総会でも俺は偉いんだ!なんでも知ってるんだ!的な発言をしていました。
2012年の春から夏にかけては、議長解任動議おじいさんが活躍していましたが、秋以降はこの高飛車おじさんがあちこちの株主総会で活躍しそうな感じです。11月は見かけませんでしたが、議長解任動議おじいさんはまだご活躍なのでしょうか?こちらもかなり無意味なことをやっているので、警察にマークされて身動きが取れないのかな?遭遇情報もお待ちしております(笑)
質問はまだまだ続くので、続きは大庄2012年株主総会レポート2にまとめます。
   大庄2012年株主総会レポート2 作成中
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posted by Zaimax at 20:54 | Comment(2) | TrackBack(0) | 株主総会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする