2012年06月26日

エスクリ2012年株主総会レポート

2012年6月26日(火)10時から、東京都中央区京橋のエスクリ運営のブライダル施設 ラグナヴェールTOKYOで開催されたエスクリ(2196)の第9期定時株主総会に参加しました。
エスクリは都市部の駅チカ物件にこだわったブライダル施設を展開している会社です。
エスクリの株主総会に参加するのは2回目ですが、前回は少し覗いただけで他の会社の株主総会に参加したので、今年が実質的に初めてということになります。

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エスクリ2012年株主総会
過去2年間の株価推移をみると、業績の伸びとともにきれいな上昇傾向が続いています。しかし5月の決算発表で今期計画が下方修正となったことで、株価が大きく下落しました。足元は戻り歩調ですが、この間の会社側の対応には不満を感じている株主も多いようです。
スケジュール
10:00〜10:28
 10:06〜10:23 映像による事業報告
 10:23〜10:28 対処すべき課題について岩本博社長が読上げ
 10:28〜10:34 議案説明
 第1号議案 定款一部変更の件 事業目的を幅広く追加
 第2号議案 取締役4名選任の件 全員任期満了、澁田隆一専務が退任、安藤正樹執行役員が新任
 第3号議案 監査役の報酬額改定の件 年額2千万円を2.5千万円に増額
 第4号議案 ストックオプションとして新株予約権を発行する件
10:34〜10:50 質疑応答 質問者5人 計6件 16分
10:51〜10:54 議案の採決 拍手方式ですべて可決
10:55〜10:55 新任取締役安藤正樹氏の紹介 よろしくお願いしますのみ
11:12〜11:28 岩本社長から今後の事業戦略について説明
11:28〜11:52 質疑応答 質問者6人 計11件 24分

お土産 なし
飲み物サービス ミネラルウォーター280mlペットボトル
事業説明会 あり

注目の株主総会格付けですが、株主総会準集中日の開催でお土産も用意されていません。会社の今後の戦略についての説明会はありましたが、全般的に質疑応答の時間は短く、早く株主総会を切り上げたいという雰囲気を感じてしまいました。これらを総合的に判断しエスクリ(2196)の2012年株主総会格付けは 『D+』 としました。

エスクリの株主総会は今年も京橋のラグナヴェールTOKYOで行なわれました。今日は株主総会の準集中日で多くの会社の株主総会が開催されており、10時開始だと他社と重なってしまいなかなか参加しにくいですね。それが会社側の狙いなのかもしれませんが(笑)
会場内にはテーブル席が(3×2)×7のレイアウトで42人分の席が用意されていました。出席者は30人ほどでした。テーブル上にはミネラルウォーターとコップが用意されていました。
正面にはスクリーンが用意され、事業報告や株主総会後に開催された説明会で活用されていました。ただ天井からはシャンデリアが釣り下がっているので、真ん中より後ろの席からはシャンデリアが邪魔してスクリーンの一部が見えなくなっていました。スクリーンの位置や高さなど改善の余地があると思います。また役員席の前には机が横一列に並べられ、バリケードが築かれていました。バリケード上には花などを飾り上品に仕上げていましたが、それでもこんなバリケードを築かれると物理的な距離以上に壁を感じてしまい、株主との対話を拒絶しているように感じてしまいます。身の危険を感じるなどの特別な事情がないのであれば、こんなバリケードの設置は止めて欲しいものです。
事業報告は映像で行い、女性ナレーションが詳しく業績などを説明していました。続いて岩本博社長から対処すべき課題について説明がありましたが、こちらはただ召集通知の内容を読上げているだけでした。株主総会後に説明会があるとはいえ、株主総会だけで帰る株主もいるので、もう少しプレゼ画面なども使って詳しく説明すれば良いのにと感じました。
岩本博社長は声がとても大きく、投資家仲間でも話題になっているように独特の喋り方をします。けっこう威張ったような話し方に感じてしまう部分もあるので、声の大きさとも相まって高圧的に読上げているように感じてしまいました^_^; 質問した株主のなかには、社長はとても元気が良くてよい!と高く評価する人もいたので、高圧的に感じたのは私だけかもしれません(笑)
ただ質疑応答時間の短さや打ち切り方などみると、あまり株主との対話を重視しているようには感じませんでした。それがバリケードの設置などにも現れているように感じます。岩本博社長や株主総会全体の印象から感じたのは、事業展開については絶対の自信を持っているので、ごちゃごちゃ言わずに俺に任せておけ!という感じです(笑)
ワンマン社長が引っ張っている会社では良くあるスタイルですし、それ自体が悪いわけではありませんが、株主に対してさえそのような姿勢なので、社内では取締役といえども社長には意見できないのではないか?という懸念も感じてしまいます。戦略が当っているうちは急成長を続けると思いますが、社長の考えと顧客のニーズにズレが生じた時に、果たして軌道修正が柔軟にできるのかが心配ですね。会社の規模が大きくなるにつれてこの辺りを改善していかないと、急成長が一転して大赤字に転落ということにもなりかねません。急成長した会社ではよくあるパターンなので注意が必要だなと感じました。
議案の上程に続いて質疑応答となりました。質問は議長の指名を受け、その場で起立し1回につき1問に限定、質問後は着席して回答を待つように!と議長から指示がありました(笑)ちょっと誇張していますがおおまかそんな感じです。皆きちんと起立して質問していました。
回答はすべて岩本社長が行ないました。この辺りもワンマン経営者という感じですね。
質問した人はスーツ姿の人と一般の個人投資家と思われる人が半々でしたが、なぜかスーツ姿の人はまずは岩本社長をはじめ経営陣を褒めてから質問していました。関係株主なのか、よく知っているアナリストか機関投資家なのでしょうか?

質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)まずは1年間経営ご苦労様でした。株主を代表してお礼申し上げます。同業のノバレーゼなどは営業利益率が20%を超えているが、エスクリは10%程度と低い。新規施設のオープン経費などがかかっているためだと思うが、将来的にはどの程度の利益率を目指しているのか?
役員席の前に花が置いてあって名前が見えない。株主総会後の休憩時間に片付けて欲しい。
→現状の利益率には満足していない。エスクリは成長をしていきたいので、同業他社とは違って積極的に新規投資を続けている。前期は4施設をオープンしており、出店経費などで利益率が低くなっている。会社の規模が大きくなれば、同じペースで出店しても全体に占める経費の割合は低くなる。成長を続けることで競合他社並みの利益率を目指していきたい。
(2-2)第4号議案でストックオプションを発行するが、SOは株式の希薄化につながる。SOより役職員に自社株を買ってもらった方がいいのではないか?自社株を持てば株主と同じで株価の上昇を意識するようになると思う。また今後もストックオプションの発行を続けていくのか?私としてはSOは止めて欲しい。
→ストックオプションは役職員のモチベーションアップにつながり、業績の向上に役立つと考えている。株式の希薄化によるデメリットより、業績向上に伴う企業価値向上の方が大きいと思う。今回のSOでは3%程度の希薄化であり、株価への影響は小さいと考えている。今後もストックオプションは続けていく予定。
注記)最近またストックオプションの発行を行なう会社が増えてきており、第2次ストックオプションブームと言う感じもします。ただどこの株主総会でもSOに対する株主の反応は厳しいものがあり、SO議案に反対する意見が多く出ています。ストックオプション発行の目的として役職員のモチベーションアップが挙げられていますが、そもそもSOがもらえないとやる気にならないような役職員では困ります。SOをもらえないなら仕事をする気にならないような取締役は辞任して欲しいですし、ちゃんと給料をもらっているのに、さらにSOをもらえないと仕事をする気にならないような社員を採用するのはおかしいと思います。ストックオプションを乱発するのはやめて欲しいですね。
(3-3)昨年業績連動型のストックオプションを発行していたが、業績の向上につながるとてもおもしろい取り組みだと思う。株主としてはSOを発行するならこのような仕組みにしてほしい。
→業績連動型のストックオプションは、昨年主に役員向けに発行した。今回は普通のストックオプションだが、今後発行するSOについては検討の余地はある。
(4-4)第9期での売上100億円突破おめでとうございます。エスクリは都市部に特化して成長してきたが、地方に特化して同規模の売上まで成長している非上場の同業他社もある。地方にも出店するとさらに成長が加速するのではないか?
→地方に特化して成功している会社は承知している。超長期的にはエスクリも地方に出店するなど出店戦略が変わる可能性もゼロではない。しかし中期計画の範囲では今まで通り都市部に出店していく。都市部の方がマーケットが大きいので、当面は出店エリアの変更は考えていない。
(5-4)定款変更で出版事業を目的に追加するが、どんなことを想定しているのか?
→今回は広く事業目的を追加している。出版については、将来的に顧客向けに雑誌を出したりする可能性もあるので、色々な可能性を広く考えて事業目的に追加した。私がゼクシィ出身ということもあり、出版事業の可能性もあるので追加した。
10時48分となり、時間の関係で質問はあと1人との議長発言。
まだ質疑応答開始から14分しか経っていないんですが、時間の関係でという理由で打ち切りです。いくらなんでも打ち切りが早すぎます。この辺りからも株主からの意見や質問に応えたいという意思はあまり感じられません。
(6-5)中期計画を発表しているが、キャッシュフローベースの数値や受注情報など投資判断に役立つ情報をもっと充実させて欲しい。
→貴重なご意見とさせて頂く。IR方針については東証からも指導があるので、投資家により的確な判断をしてもらえるように取り組んでいく。

以上で株主総会での質疑応答は打ち切りとなりました。
いくらなんでも質疑応答時間が16分というのは短すぎます。質問した株主もいくつか質問があったようですが、岩本社長から質問は1つと制限されて戸惑っていたようです。出席者が30人程度の株主総会で質問を1人1件に制限する意味が理解できません。質問などして欲しくない!と感じてしまうのがふつうです。
年に1回の株主総会ですから、もっと積極的に株主と対話して欲しいと思います。
経営説明会での質疑応答の様子は後日まとめてみます。
こちらも1人1〜2問と言われてしまい、活発な質疑応答という感じではありませんでした。
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ディーエヌエーDeNA2012年株主総会レポート2

2012年6月23日(土)10時から、東京都港区白金台のシェラトン都ホテル東京 地下2階醍醐で開催されたディーエヌエーDeNA(2432)の第14回定時株主総会に参加しました。
ディーエヌエー2012年株主総会レポート1に続いて、後半の質疑応答の様子をまとめていきます。
ディーエヌエーDeNA2012年株主総会レポート1 と併せてお読みください。
時間ができたら守安社長の事業報告の内容などもまとめてみたいと思っていますが、いつになるかは不明です(笑)

質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(15-10)子会社の中にケイマン籍の会社があるが何をやっているのか?ファンドのようなことをやっているのか?
→中国事業を展開するために作った会社です。中国では外資の事業展開は難しいので、ケイマンに子会社を作った。
(16-10)株価低迷で心配していたが、大規模な自社株買いをしてくれて感謝している。
→ありがとうございます。
(17-11)横浜ベイスターズのファンなので、DeNAが買ってくれてありがとうございます。今後どのような取り組みをしていくのか聞きたい。
→横浜ベイスターズの買収でDeNAの知名度は大きく上がったので、買収した価値はあった。ただ赤字経営が続いており、3年ほどで収支トントンまで持っていきたい。DeNAとのサービス連携も必要であり、今後ソーシャルゲームとの連動やモバゲーとの連携なども検討していく。
(18-11)ベイスターズはファンクラブの質が12球団中一番低いと思う。スマホ対応も最近になってやっとできたような状況。もっとファンクラブにも力を入れて欲しい。
→貴重なご意見として今後参考にさせていただく。
(19-12)営業外損益で為替差損が発生しているが、海外事業に関連したものなのか?
→事業上の損失というより、キャッシュの一部を米ドルで持っており、円高が進んだことで為替差損が発生した。
(20-12)米ドルで持っている意味は何か?M&Aなどに使うため外貨にしているのか?
→昨年は東日本大震災も発生し、日本円だけで保有しているのもリスクと感じ、キャッシュの一部を米ドルに代えた。
(21-13)入り口に水か熱いお茶しか用意されていない。今日はそれほど暑くないからまだいいが、オレンジジュースなど冷たい飲み物も用意して欲しい。夏に熱いお茶を出すなど常識外れだ。また、召集通知を読んでもよく分からない。先ほどの社長の説明は分かりやすかったので、召集通知に載せるようにして欲しい。
→参考にさせていただく。
(22-13)EC事業は売上が減っているのになぜ利益が増えているのか?
→一見減収に見えるが、モバコレという会社を売却したので、この会社の売上が無くなり減収になっている。継続事業ベースでは増収になっており、EC事業も安定して成長している。
(23-13)事業ごとにブランドが違っていて、モバゲー、ビッダーズ、DeNAなど色々あるが、もっとシナジー効果を出していく必要があるのではないか?
→確かにブランドの分散が課題になっている。ベイスターズ買収で知名度が上がったので、各サービスのブランディングを検討中です。
(24-13)ヤクルトにはプロ野球への招待などの株主優待があるので、DeNAでも検討して欲しい。
→検討する。
(25-13)守安社長の話は散漫だ!色んな会社の株主総会に参加しているが、株主が次々と帰っていくような会社は初めてだ!女性や障害者をもっと雇用して欲しい。会場にいる社員も昨年と変わっていないようだ。もっと女性の力も活用して欲しい。
→性別にこだわらず優秀な人材を採用している。
注記)途中で株主が帰っていくのはふつうのことです。特に6月は他の会社と株主総会が重なっていることも多いので、お土産をもらって社長の顔を見たら安心して!?帰っていく株主はたくさんいます。守安社長の話が散漫だから帰っているわけではないと思います。
多くの株主総会に参加しているなら途中で退席者がいるのは普通だと思います。私の経験では、質問者が長々と持論などを述べだすと、急に席を立つ株主が多いように感じます(笑)
質問した株主も指名されて満足したのか、質問が終わるとすぐに帰ってしまいました^_^;こんな質問をしているんですからせめて最後まで参加して欲しいですよね(笑)
(26-14)自社株買いをするとは思っていなかったので、良い意味で驚いた。株価も低迷しており社長がどんな人か見るために株主総会に参加したが、社長の好感度も上がった。株主還元で配当性向を20%に高めていきたいと説明があったが、20%は低い。せめて30%を目指して欲しい。
→DeNAの配当は業績連動型であり、現状の配当性向15%を20%まで高めることを目標にしている。その後はどこまで高めるかはまだ未定。株主還元には配当と自社株買いがあるが、どちらで還元するかは市場の環境によって変わってくる。今回は株価が安かったので自社株買いを行なった。今後も環境に応じて自社株買いも行なっていく。
この時点で11時58分となり、十分審議を尽くしたので質問はあと3人にして欲しい。今までに出ていない質問でどうしても質問したい人はいますか?との議長発言。どうしても発言したい人が何人もいたようです(笑)

(27-15)南場前社長の経営手腕に期待してDeNAの株主になった。今日の日経新聞にも南場さんの発言が載っていて、コンプガチャ問題では奔走しているようだが、ぜひ南場取締役の考えもお聞きしたい。横浜ベイスターズ買収についても南場さんはあまり乗り気でなかったようだが、賛成したのか?
→(南場智子取締役DeNA創業者)日経にはコンプガチャ問題で奔走していると書いてあるが、できる範囲の事を行なっている程度であり、春田真会長や守安功社長はもっと奔走しているので、バランスを欠いた記事だと思う。今まで築いてきた私の人脈を有効に活用できるように、春田真会長や守安功社長に移していきたいと思って活動している。ソーシャルゲームが日本発の世界的な産業になるように、政治家などにも働きかけていきたい。
ベイスターズについては、私自身が野球に詳しくないので、買収についての2人(春田真会長と守安功社長)の説明を聞いて、DeNAの知名度向上に効果が大きいと感じたので、取締役として賛成した。
注記)取締役に引いたとは言え、やはり創業者の話を聞けるのは嬉しいものですね。南場さんの手腕に期待して株主になった人も多いと思うので、今後の株主総会でも南場さんの発言を式次第に入れて欲しいですね!社長の事業報告に続いて南場創業者からのお言葉の時間を作るとか(笑)
(28-16)南場さんの説明は明快だったが、ソーシャルゲームが社会問題化する中でディーエヌエーの存在意義を聞きたい。
→ソーシャルゲームは多くのユーザーに楽しんでもらっている。世界の多くのユーザーにディーエヌエーのサービスを使ってもらえるのは意義のあることだと考えている。ユーザー基盤も大きいのでゲーム以外への展開も可能であり、ソーシャルゲームに続くソーシャル○○というようなサービスも検討している。
(29-17)旧態依然としたプロ野球界をディーエヌエーが変えて欲しい。ベイスターズの今後の経営について聞きたい。
→(春田真会長)当社への激励と受け止めている。日本にはプロ野球球団は12球団しかなく貴重な存在です。社会貢献も重要な要素であり、さらにDeNAにも知名度向上などの良い影響がある。
ベイスターズはずっと赤字が続いており、プロ野球は球界全体が赤字が常態化している。この現状がおかしいと考えなければ黒字にはできない。黒字にするためには観客数を増やすことが一番大事なので、ベイスターズとしてできることに取り組んでいく。
(30-17)黒字化も大事だが、同時にベイスターズを強くして欲しい
→がんばります(笑)
以上で質疑応答は終了となりました。

DeNAは土曜日に株主総会を開催して株主が参加しやすいように配慮していますし、メモするのが嫌になるくらい(笑)質疑応答にも時間をかけています。
できれば10時開始ではなく午後からの開催だともっと参加しやすくなってありがたいんですけどね!
今後もますます参加しやすい株主総会になることを期待しています。
株主総会の運営をみても、ライバルのグリーには大きな差を付けていると思います。グリーよりDeNAの方が株主のことをよく分かっていると思いますし、株主を大事にしているように感じます。
多くの株主が横浜ベイスターズ絡みの株主優待を期待していますが、会社側でも検討しているようですし、現状の観客動員を考えれば株主を招待する余裕はありそうです(笑)株主優待にも期待したいですね!
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2012年06月24日

ディーエヌエーDeNA2012年株主総会レポート1

2012年6月23日(土)10時から、東京都港区白金台のシェラトン都ホテル東京 地下2階醍醐で開催されたディーエヌエーDeNA(2432)の第14回定時株主総会に参加しました。
ディーエヌエーDeNAはソーシャルゲームプラットフォームのモバゲーや、プロ野球球団横浜DeNAベイスターズなどを運営している会社です。
ディーエヌエーDeNAの株主総会に参加するのは昨年に続いて2回目です。
   ディーエヌエーDeNA 2011年株主総会レポート
2012年6月22日(金)の株価 2,094円(東証1部 2432)100株単位 3月決算
PER 7.14倍、PBR 3.23倍、配当利回り 1.72%、株主資本比率 60.9%
監査費用 1.14億円(売上比 0.08%、営業利益比 0.18%、前年比33百万円増)新日本監査法人
株主優待 なし

   ディーエヌエーDeNA(2432)のホームページ
   ディーエヌエーDeNA(2432)のヤフー株価情報
ディーエヌエーDeNA2012年株主総会
過去2年間の株価推移をみると、2011年夏頃までは株価も順調に上昇していましたが、9月以降は下落傾向が続いています。2012年1月以降反発の動きが出ていましたが、5月初めにコンプガチャ問題が発生して急落しています。株主も今後の動きが気になるところです。
スケジュール
10:00〜10:48
 10:05〜10:18 映像による事業報告 女性ナレーション
 10:18〜10:30 コンプガチャ問題について守安功社長から説明
 10:30〜10:48 2012年度1Q業績見込みと今後の戦略について守安功社長から説明
 10:48〜10:49 議案説明
 第1号議案 剰余金処分の件 期末配当36円 2円増配(配当性向15.3%)
10:49〜12:13 質疑応答 質問者17人 計28件 84分
12:13〜12:14 議案の採決 拍手方式ですべて可決
ディーエヌエーDeNA2012年株主総会
お土産 HONMAのラスク、横浜ベイスターズのタオルとボールペン 先渡し
飲み物サービス 熱いお茶、水のセルフサービス
事業説明会 事業報告の中で守安社長から詳しく説明

注目の株主総会格付けですが、お土産も用意され、会社の現状と今後についても守安社長自ら詳しく説明していました。質問も多く出てメモを取るのが嫌になるくらいでした(笑)毎年土曜日に開催しているのも評価できます。出席株主にアンケートを行いさらに改善しようという姿勢もプラス評価です。ディーエヌエーDeNA(2432)の2012年株主総会格付けは 『C+』 としました。

ディーエヌエーの株主総会は今年もシェラトン都ホテルで開催されました。
株主が参加しやすい土曜日開催というのもありがたい配慮です。昨年340人と比べても倍近い670人の株主が出席したそうです。5月始めにコンプガチャ問題が社会問題化し、ニュースでも大々的に報じられたというかたたかれたので、関連銘柄の株価は急落しましたが、ソーシャルゲーム関連の株価下落だけに留まらず、小型株全体の相場が崩れる原因ともなりました。今年は1月以降小型株が好調に推移していましたが、個人投資家にも人気があったソーシャルゲーム関連株が急落したことで、小型株全体が急落してしまいました^_^;
そんな状況なので今後の展開について心配している株主も多いようです。
昨年の株主総会では南場社長が退任して取締役になったり、直前に公正取引委員会の調査が入ったりと、株主を心配させる出来事が発生していました。今年も横浜ベイスターズの買収やコンプガチャ問題など株主としては気になる問題が発生しています。その分質問の予想がしやすいので、会社側の質疑応答への準備はやりやすそうです(笑)会社側の想定通り、コンプガチャ問題への対応、横浜DeNAベイスターズ買収、今後の鍵を握る海外展開の3つに質問が集中していました。
映像による事業報告に続いて、守安功社長からコンプガチャ問題について詳しく説明がありました。問題が発生した経緯やディーエヌエーの対応状況、業績への影響、そもそもコンプリートガチャとは何かも含めて詳しく説明がありました。
続いて今期第1四半期の業績見込みと今後の国内・海外事業戦略についても説明がありました。ソーシャルゲーム事業は新しい急成長中の事業であり、先行きが見通しにくいこともあって四半期ごとの業績予想開示になっています。株主が疑問に感じる点について詳しく説明する姿勢は評価できますね!
続いて議案の説明後、質疑応答となりました。多くの株主が質問したいと予想されることから、質問は簡潔に1問1答形式でと説明がありました。質問には基本的に守安社長が回答していましたが、株主からの指名で南場智子取締役前社長(笑)も登場して回答していました。

質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)コンプガチャ問題でDeNAが潰れるのではないかと心配していた。コンプガチャ導入時に監査役などから指摘はなかったのか?乙部監査役が退任するが何か関係があるのか?
→コンプライアンスについては重視しており、新サービスや新ゲーム投入時には法務部門で確認している。コンプガチャについては、サービス開始当時には問題ないと判断した。乙部監査役の辞任はコンプガチャ問題とは関係ない。
(2-1)今後ますます監査が重要になると思うが、監査役が1人減員となって監査体制に問題はないのか?
→昨年の株主総会で監査役を1名増員しており、乙部監査役が辞任しても元の3人に戻るだけ。DeNAは社員数2千名、取締役6名という規模の会社であり、現状の監査体制で十分と考えている。今後成長に応じて監査体制の充実は必要と考えており、必要に応じて増員していく。
(3-2)取締役報酬4.24億円に対し監査役報酬は0.17億円で少なすぎるのではないか?常勤監査役はどう考えているのか?
→(渡辺武経常勤監査役)丁重なご意見を頂きありがとうございます(笑)取締役会を監視するのが監査役の主要な職務であり果たしていると思うが、報酬は少ないとは思っていない。
守安社長)今後も監査役と意見交換しながら報酬を決めていきたい。
(4-3)DeNAの高成長が止まってきたのではないか?株価も下がっている。今後の成長のためには海外事業が重要になると思うが、日本のようにモバコインの消費が伸びるのか?現状海外事業は赤字なのか?中期の営業利益目標は現状の3倍以上の2千億円としているが、内訳はどう考えているのか?
→株価は非常に安いと考えており、株価も責任を持って上げていきたい。そのためには海外事業の収益化が重要になる。株価上昇のためには海外事業の収益化がきちんと見えてくることが重要。海外事業はまだ先行投資段階であり、ほぼすべてのエリアで赤字になっている。いつ頃黒字化するかはヒット作の登場次第であり、予想するのが難しい。エイジ・オブ・バハムートのヒットは明るい兆し。今期中には欧米でしっかり利益に結び付けていきたい。
2千億円の営業利益目標はチャレンジングな目標だが、欧米でもヒット作が牽引して業績が伸びてこれば、日本と同じペースの成長が見込める。日本でも怪盗ロワイヤルが出てからまだ3年も経っていない。海外事業を着実に成長させて、2千億円の半分くらいは海外で利益を出したい。
(5-4)社長交替以降海外事業ばかりに力を入れているようだ。海外事業はリモート管理になるが、どうやって管理していくのか?
→海外でソーシャルゲームを理解している人間は少ないので、日本で実績を出した社員を派遣して、一緒にゲームを作ったりプラットフォームを構築したりしている。ngmoco、中国事業とも20名ほどを日本から送り込んで、日本と同じ成功パターンの実現を目指している。
内部管理体制については本社を強化しており、本社中心にグローバルなコンプライアンス強化に取組んでいる。日本本社でグローバルに管理できる体制を築いていく。
(6-5)昨年の株主総会で中小企業取引法の問題が収まったと報告があったが、年末にグリーの田中社長がなぜDeNAに謝らなくてはいけないのかと怒っていた。色々と問題が続いているが顧問弁護士がいるんだから弁護士同士できちんと話し合った方がいいのではないか?社長同士が話すと公正取引委員会はすぐに談合と言ってくる。
→グリーとは争っている部分も多いが、コンプガチャ問題など一緒に業界を作っていく部分も大事になっている。競争する部分と協力する部分は切り分けて対応していく。
(7-6)横浜ベイスターズを買った目的や今後の戦略を聞きたい。ベイスターズの株主優待も検討してほしい。
→ベイスターズを買収した目的はいくつかあり、プロ野球の発展、地域への貢献、DeNAの認知度・ブランド価値を高めることなど。認知度は飛躍的に高まったがブランド価値はまだ非常に低いと考えている。プロ野球は多くのファンに愛されているので、うまくDeNAのブランド価値向上につなげていきたい。株主優待についてはご意見も頂いたので検討していく。

(8-6)リアルマネートレードRMTは違法ではなくグレーゾーンだったと思うが、ネット上では色々悪く言われている。違法ではないとはっきりと主張して欲しい。(RMTと言っていた様に感じましたが、回答からするとコンプガチャの聞き間違いかもしれません)
→コンプガチャは違法ではないと考えているが、自主的に廃止してユーザーに安心して遊んでもらいたいと考えた。
(9-6)こういった問題はゲーム会社だけでは解決できないので、携帯キャリアも巻き込んで対応する必要があるのでは?
→新団体の結成を進めているが、ゲーム会社も含めてどんな会社に入ってもらうのが良いか検討している。
(10-6)役所は規制したがるものであり、ソフトバンクの孫社長や楽天の三木谷社長など規制と戦ってきた経験のある人たちとも協力して乗り越えて欲しい。
→ゲーム会社の創業者や経営者の方々にも新業界団体に入ってもらい、ご意見を頂きたいと思っている。
(11-7)日本経済新聞でコンプガチャ問題がシリーズ記事になっているが、コンプガチャの売上割合はどの程度あるのか?6月末ですべて廃止するので2Q以降はコンプガチャの売上が無くなるが、どうやってカバーしていくのか?
→コンプガチャの売上割合については決算説明会も含めて公表していない。コンプリートの要素をなくしたガチャは問題ないし、コンプがなくなってガチャの需要がどの程度減るかは社内でもはっきりとは分からず、影響度合いの把握は困難。随時行なうイベントや新規投入するアイテムの魅力次第で、売上の変動は大きくなる。コンプの要因が大きいのか、イベントやアイテムの影響なのか判断が難しい。1Qの業績予想にはコンプガチャの影響も織り込んでいるが、内製ゲームへの影響は大きくないと見込んでいる。サードパーティーのゲームについては、今後推移を見ていく。
(12-8)守安社長や南場取締役など壇上の写真を撮ってブログに載せたいと係の人にお願いしたが、ダメと言われた。ワタミやサイバーエージェントでは撮影も許可されたし、サイバーエージェントからはブログ掲載に対して感謝のメールまで来た。今から写真撮影を許可して欲しい。
→株主が写ると株主間で問題になる可能性もあるので、遠慮いただいている。
(13-9)海外では訴訟も多いが、法的リスクへの対応は?
→米国など訴訟が多いことは理解している。海外事業の強化には法務部門の強化も必要で、現地での対応と同時に本社でも海外の法的リスクに強い人材を配置している。特許についても積極的に取得するなど対応を進めている。
(14-10)昨年の株主総会で、新しい会社は叩かれるのでリーガルリスクをよろしく、とお願いしたがやはり叩かれた。コンプガチャは子供の使いすぎが問題であり、今後も規制は厳しくなると思う。我々のような高齢者を取り込むコンテンツが必要ではないか?ゲームをするためわざわざ出かける高齢者も増えている。
→モバゲーは最初は10代向けに始めて、最初は10代が7割だったが、徐々に年齢層も上がり現状のメインターゲットは30〜40代になっている。成長のためには顧客基盤の裾野を広げていく事が大事なので、50代60代向けも考えていく。今までの携帯電話は画面が小さかったのでシニア対応は難しかったが、スマホになり画面が大きくなったので、シニア向けゲーム開発もしやすくなったと思う。今後シニア向け開発にも力を入れていく。
注記)確かにシニア層はボリュームも大きいですしお金も持っているわけですが、シニア向けゲームで大儲けするとまた叩かれそうです。ゲームに詳しくない高齢者や、判断能力の落ちた高齢者を食い物にして暴利をむさぼっている!とか格好のマスコミのネタにされそうです。なんと言ってもマスコミは正義の味方になりたがる(^_^;)ので、シニア向けゲーム開発も慎重に進めないと、コンプガチャと同じような展開になってしまいそうです。注意してほしいですね!

まだまだ質問は続きます。
後半の質疑応答の様子は、ディーエヌエーDeNA2012年株主総会レポート2をご覧ください。

   ディーエヌエーDeNA2012年株主総会レポート2
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2012年06月20日

コロワイド2012年株主総会レポート

2012年6月20日(水)14時から、横浜市みなとみらいパシフィコ横浜 国立大ホールで開催されたコロワイド(7616)の第50期定時株主総会に参加しました。
コロワイドは全国で居酒屋甘太郎、北海道、ステーキの宮、にぎりの徳兵衛などを展開している会社です。
コロワイドの株主総会に参加するのは2011年に続いて5回目です。
   2011年コロワイド株主総会レポート
2012年6月20日(水)の株価 607円(東証1部 7616)500株単位 3月決算
PER 141.5倍、PBR 3.55倍、配当利回り 0.82%、株主資本比率 22.7%
監査費用 10,900万円(売上比 0.11%、営業利益比 3.40%) あずさ監査法人
株主優待 半期に2万ポイント贈呈

   コロワイド(7616)のホームページ

   コロワイド(7616)のヤフー株価情報
コロワイド2012年株主総会
過去5年間の株価推移をみると、500円台での推移が続いていましたが2010年以降は低迷していました。しかし2011年以降は回復傾向で、最近は600円前後で推移しています。業績は改善傾向のようなので、今後の株価にも期待しています。
スケジュール
14:00〜14:18 
 14:04〜14:05 久下暉彦常勤監査役から監査報告
 14:05〜14:18 映像を使って事業報告 女性ナレーションが読上げ
14:19〜14:22 議案説明
 第1号議案 剰余金処分の件 5円前年と同額(配当性向68.1%)
 第2号議案 監査役2名選任の件 久下常監再任、サントリーからの監査役が交代
14:22〜14:50 質疑応答 質問者8人 計12件 28分
14:50〜14:51 議案の採決 拍手方式 すべて可決
14:52〜14:52 新任監査役の石川一志氏を紹介 名前とよろしくのみ
14:53〜15:06 コロワイド会社紹介映像
15:07〜15:42 質問大会 毎年恒例蔵人会長の大放談(ぼやき?)もあり
コロワイド2012年株主総会
お土産 お食事券500円×6枚、シルスマリアの生チョコ・クッキー 後渡し
飲み物サービス なし
事業説明会 なし


注目の株主総会格付けですが、株主総会集中日を外して午後からの開催も参加しやすいですし、お土産もあります。毎年恒例の蔵人金男会長のぼやきも聞き応えあります(笑)一方で質疑応答の時間は短く、手を挙げている人もいたのに途中で打ち切った感じです。これらを総合的に判断し、コロワイド(7616)の2012年株主総会格付けは 『C+』 としました。
   議決権を有する株主数  75,049名、その議決権数 148,182個
   議決権返送&出席株主数  19,808名、その議決権数   81,462個(55.0%)
コロワイドの株主総会は、今年もパシフィコ横浜で開催されました。
午前中はゼンショーの株主総会に参加しようと思っていましたが、渋谷駅から遠いので参加をあきらめて、P&Pの株主総会&経営計画説明会に参加しました。今日も色々な会社の株主総会を回って、最後に横浜にたどり着きました。
会場内に入ると、早速多くのお土産をゲットした人がたむろしています。12個もお土産をかき集めバッグに詰め込んでいる人を見かけましたが、アトムの小澤社長が見たら激怒しそうですね^_^;
今年のお土産は上記写真の通り、シルスマリアの生チョコが復活していましたが、東京に長期滞在する私としてはあまり嬉しくありません。夏場に溶けやすいチョコをもらっても扱いに困ります。お食事券とクッキーだけで十分だと思います。
コロワイド2012年株主総会
今年は社長が野尻公平氏に代わったので、株主総会議長も野尻氏が務めます。
事業報告は映像で行なわれましたが、写真やグラフは使っているものの召集通知を読上げるだけでした。せめて今後の戦略などは野尻社長から語って欲しかったですね。計算書類の報告は連結と単体の両方を行なっていましたが、コロワイドの場合単体決算を説明してもあまり意味がありません。時間の無駄なので連結決算の説明だけで十分だと思います。
続いて議案が上程され、質疑応答となりました。
今回は議長の野尻社長がすべて回答していました。

質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)たった1年で息子の蔵人賢樹取締役が常務に昇進している。きっと戦略本部で顕著な実績を挙げたのだと思うが、あまりにも露骨に出世させているのではないか?大株主だからとはいえひどい。もっと下働きをしてから出世させた方が良いのではないか?
→戦略本部は非常に重要なポストであり、役職が他の取締役より上でないとスムーズに動かないので、常務にした。大株主だから常務にしたのではない。
(2-1)支払金利が高すぎるのではないか?来年以降500億円以上投資していくようだが、3%以上の金利を払っても儲かるような商売があるのか?支払利息11億円は配当と比べてもはるかに多い。吉野家も業績悪化で苦しんでいるが、支払金利は1%くらいだ。
→当面低金利が続くと思うが、金利変動で業績に影響を受けたくないので、固定金利で借りている部分も多い。その分短期の変動金利と比べると金利は高くなる。長短金利を含めると平均で1.9%程度の金利になる。営業キャッシュフロー358億円、投資キャッシュフロー207億円で、フリーキャッシュフローも厚くなっており、3年後には借入金も減らしていける。
(3-1)なぜ平均金利が1.9%になるのか?支払利息と有利子負債を比べると1.9%にはならない。私は中小企業を経営しているが、金利は1%程度でないと経営できない。長期借入れが多いのも異常だ。
息子を常務にした件でも無難な回答だが、横にいる会長は気にせず、野尻社長は思う存分言いたいことを言えばいい。
→会長を気にして回答しているわけではない。
注記)金利が1%でないと経営できないというのはおかしいと思いますね。低金利なのはここ10年ほどのことであり、それまでは借入金利は3〜5%位あったと思います。1%で借りられないと経営できないようでは、少し金利が上がるだけで倒産です。私も今の低金利のうちに長期固定で借りておくのが正しい選択だと思います。
(4-2)(女性)アジアの4店舗は連結に含まれないと書いてあったがなぜか?
→コロワイドアジアは影響が軽微なため連結から外している。他にも障害者雇用を行なっているココットという会社も、100%出資だが連結に含めていない。コロワイドアジアについてはまだ4店舗と規模も小さいし、海外は日本と会計基準も異なっていることも連結に含めていない理由。規模が大きくなればすぐに連結に含める。
(5-2)アジア店舗の足元の状況はどうなのか?
→ステーキビュッフェ店を2店、焼肉レストランを2店出店しているが、業績の悪い1店は4月に売却した。軌道に乗せるにはもう少し時間がかかる。
(6-3)昨年と比べると優先株への配当が増えているのはなぜか?
→優先株は発行後5年目から配当が増える商品設計になっているためです。
(7-4)50期を迎えて記念配当も期待していたのに、5円配当で据え置きだ。半世紀も事業を続けてきて記念配当も出せない現状を経営陣はどう考えているのか?
→コロワイドは良い時も悪い時も安定した配当を続けていくのが配当方針です。
(8-4)拡大投資をしていくということだが、売上だけを拡大しても意味がない。まずは既存店を立て直すのが先ではないか?海外出店している場合ではない。
→外食日本一を目指すのがコロワイドの方針。既存店の立て直しでは42ある業態を集約していく。業態が多いと特にマーチャンダイズの部分で効率が悪くなる。短期的には販売力のアップが喫緊の課題。適宜プロモーションを行い、活性化していく。神奈川工場の稼動開始でマーチャンダイズが強化されたので、増強された生産能力を活かすため、M&Aなども進めていく。

(9-5)対処すべき課題についてもっと詳しく説明して欲しい。
→少子高齢化や顧客ニーズの変化に対応し、収益構造の見直しを行なっている。グループの効率化については、業態の集約を進めることが重要。それに伴い使用食材の集約や内製化が進められる。グループ内で重複している機能も集約していく。人材の育成も重要で、30代・40代の人材を集めて、五十嵐がコロワイドアカデミーで教育を行なっている。
(10-6)単体と連結のバランスシートを比較すると、連結の負債が単体の倍くらいになっている。負債が多くて心配だ。
→子会社のアトムは上場企業であり、コロワイドとアトムの両社でそれぞれ借入を行なっている。また子会社のコロワイドMDでも買掛金が発生しており、これらの要因で連結の負債が増えている。心配いただく必要はない。
(11-7)1年以内に返済する必要のある金額が現預金の倍ほどもあり、返済が負担になっているのではないか?資金繰りに問題がないと経営陣から言って欲しい。
→のれんの償却などキャッシャアウトを伴わない費用も多い。EBITDAは高水準で推移しており、フリーキャッシュフローも増えているので、返済に問題はない。
注記)経営陣が返済に問題あります!なんていう会社はもうほとんど破綻状態ですから(笑)経営者に言質を取ってもしょうがないですよね。
(12-8)優先株の配当が3.5%ほどになり、平均借入金利1.9%と比べてもかなり高い。
→優先株は金利ではなくあくまで配当。優先株なので配当は高く設定している。上場もしないし議決権もない。60億円分発行しているが、ダイリューションが発生せず株主の皆様にも迷惑をかけない資金調達になっている。優先株発行当時はM&Aを拡大しており、財務的な裏付けとして優先株の発行が必要だった。ただ将来的には自社株買いして消却していきたい。
ここで突然質疑を打ち切り、議案の採決に移りました
ふつうは「審議を尽くしたので、そろそろ質疑応答を終了したい」などと言った後に質問を打ち切るんですが、いきなり決議に移行しました。まだ手を挙げている人もいましたし、質疑応答も30分も経っていないんですが^_^;
まだ株主総会の仕切りに慣れていないのかもしれません。
無事採決も終了し、52分で株主総会は終了となりました。

続いて13分ほど会社紹介映像を上映し、大質問大会となりました。こちらでも5人が9問の質問をしていました。
そして毎年恒例の蔵人金男会長の大放談もありました。
ここには書けないようなぼやきも全開でした(笑)

大質問会の様子などは順次まとめて行きたいと思っています。
まだまだ株主総会シーズンは続くので、気長にお待ちください。
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2012年06月19日

NTTドコモ2012年株主総会レポート

2012年6月19日(火)10時から、東京都千代田区のホテルニューオータニ ザ・メイン宴会場階鶴の間で開催されたNTTドコモ(9437)の第21回定時株主総会に参加しました。
NTTドコモは日本最大の携帯電話キャリアです。
NTTドコモの株主総会に参加するのは昨年に続いて2回目ですが、昨年は少し覗いただけで他の会社の株主総会に参加しました。なので今年が実質的に初めてということになります。

   NTTドコモ(9437)のホームページ
   NTTドコモ(9437)のヤフー株価情報
NTTドコモ2012年株主総会
過去10年間の株価推移をみると、株価の下落傾向が続いています。ソフトバンクやauにシェアを奪われているわけですが、山田社長が説明したような魅力的なサービスを投入することで、本当に成長していけるのかまだ投資家は疑問視しているようです。
スケジュール
10:00〜10:39
 10:00〜10:17 映像による事業報告
 10:17〜10:36 中期ビジョン・今後の戦略について山田隆持社長から説明
 10:37〜10:38 玉利俊一常勤監査役から監査報告
 10:38〜10:39 議案説明
 第1号議案 剰余金処分の件 期末配当2,800円 年間5,600円で4千円増配(配当性向50.1%)
 第2号議案 取締役13名選任の件 全員任期満了、株主総会後に社長が加藤薫常務執行役員に交代
 第3号議案 監査役1名選任の件 玉利常勤監査役が任期満了、取締役を退任する歌野氏が新任
10:39〜12:02 質疑応答 質問者15人 計22件 83分
12:02〜12:03 議案の採決 拍手方式ですべて可決
12:03〜12:04 山田隆持社長から退任のあいさつ
12:04〜12:07 加藤薫新社長からあいさつ
12:07〜12:08 新任取締役の紹介 名前のみ
NTTドコモ2012年株主総会
お土産 ニューオータニのリーフパイ、携帯クリーナー付マスコット 先渡し
飲み物サービス お茶かミネラルウォーター500mlペットボトル
事業説明会 事業報告の中で詳しく説明

注目の株主総会格付けですが、お土産も用意され、会社の現状と今後についても詳しく説明していました。質問も多く出てメモを取るのが嫌になるくらいでした(笑)毎年集中日を外して開催しているのも評価できます。NTTドコモ(9437)の2012年株主総会格付けは 『C+』 としました。

NTTドコモの株主総会は今年もホテルニューオータニで行なわれました。10時過ぎに到着したらすでに第一会場はほぼ満席だそうで、第二会場に案内されました。受付でお土産と株主総会についてのアンケート用紙が入ったクリアファイルを渡されました。株主総会の運営について出席株主の意見を聞く姿勢は素晴らしいですね。とてもNTTグループの会社とは思えません(笑)NTTといえば伝説の株主総会が有名ですので^_^;
クリアファイルは3色あって、質問は色毎に順番に指名されていました。
会場入り口ではお茶かミネラルウォーターのペットボトルが置いてあり、どちらか選ぶことが出来ました。さらにドコモのペットボトルホルダーも用意されていました。第二会場にも続々と人が増えてきて、さすが株主の多いNTTドコモだな〜と感じました。
事業報告は映像で行なわれ、続いて山田社長からNTTドコモの中期ビジョンについて詳しく説明がありました。アップルに対抗してドコモクラウドサービスを充実させていくようです。
続いて監査報告がありました。通常は最初に行なわれますが、事業報告の後というのは初めてです。召集通知通りの進行という感じです。
そして議案の上程後、質疑応答となりました。多くの株主に質問してもらうため、1人2問までと説明がありました。担当取締役中心に丁寧に回答していたと思います。時間も1時間以上取っており、メモするのに疲れてしまうほどでした(笑)
ただ質問内容が意味不明な人が数人いたりと、さすがマンモス株主総会という感じでした。社長に手紙を手渡ししたいというのは???という感じでした。
株主総会後にはコミュニケーションラウンジが用意されていて、商品展示やスマートフォンの使い方講座などが開催されていました。軽食も用意しているという説明だったので長蛇の列に並びました。すでに12時を過ぎていてお腹も空いてくる頃ですが、用意されていたのは軽食というよりおやつでした^_^;
NTTドコモ2012年株主総会
紙袋を渡されましたが、中身は上記の通り2種類のパンでした。袋が無駄と感じましたが、小分けしないと大量に持って帰る人が続出しそうなので(笑)しょうがないですね。缶コーヒーも頂けました。株主数が多いので長い列になっていましたが、係員の方がきちんと誘導していて混乱はありませんでした。軽食は十分に用意しているのでご安心ください!と何度も呼びかけていました(笑)

質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)上場以来ドコモ株を保有している。それ以上は言わない(日々資産額が減っている)小学生の娘にキッズ携帯を持たせようとしたが、クラスの人たちに聞いたところGPSの精度が悪く200〜300mくらい誤差が出ると聞き、その人がメールで問い合わせようとしたら問い合わせが有料?と言われたそうで、ドコモショップに聞きにいった。そうしたら機種が古いからだと言われたそうだ。そんな対応だったので私は他社のキッズ携帯にした。(などと手短に話すといいながらかなり長く苦情?を述べていました)
→(辻村副社長)GPS機能はほとんどの機種に搭載している。機種によりGPSの精度は異なり、基地局の情報などを使っている機種もある。誤差が300mというのはちょっと大きすぎるので、もっと精度を上げることも可能なので、会場に用意している相談カウンターで相談して欲しい。
(2-1)フォーマ携帯を使っているが、今後はスマートフォンに注力していくのでますます先細りなのか?今後1年以内に他社から乗り換えたくなるような魅力的なサービスや機種が出てくるのか?
→フューチャーフォン(今までの携帯)も500万台ほど販売するし、満足頂ける様な機種も投入していく。スマートフォンについても新しいサービス・魅力的な料金体系を投入していく。クラウドを使ってスマホもフューチャーフォンも便利に使ってもらえるような新サービスを提供していく。
(3-2)(女性)震災後ハード面の対応は進んだと思うが、被災地などでは携帯が充電できず役に立たなかったという話も聞いた。充電の必要のない携帯や手回し充電が出来たり、機能を絞って電池の持ちを長くした機種開発などはできないのか?
→(小森常務)非常時に電源をどう確保するかは非常に重要な問題であり、ソーラーパネルを載せた携帯を出したり、まだ研究段階ですがリチウムイオン電池の構造を簡素化して、10〜20分で急速充電できるような電池の開発などに取組んでいる。自然エネルギーの活用にも取組んでいる。また趣旨は違うが、置くだけで充電できるような商品も発売している。
(山田社長)電池を使わない携帯はないが、手回し充電器やソーラーパネル、カーバッテリーからの充電などを提案している。被災地では避難所などで充電サービスを提供し、好評だった。
(4-3)spモードメールアプリのアンドロイドマーケットでの評価が低い。アップデート時にメールが消えてしまったり、届くのが遅いなどレビューは散々だ。私もアップデート時にメールが消えてしまったが、ドコモに問い合わせても元には戻せないと言われた。今後どう改良していくのか?
→(辻村)スマホは色々なアプリを使えるのがメリットの一つだが、グーグルプレイ(旧アンドロイドマーケット)にも色々なアプリがアップされている。ドコモのお薦めアプリはdアプリやdメニューにアップしているので、ぜひ活用して欲しい。spモードメールについては、グーグルとも対応を協議していきたい。
(社長)spモードについても改善を進めていく。

(5-4)取締役候補はすべて男性だ。大変失礼だが女性向けのサービスも提供しており、女性取締役の登用も必要ではないか?
→(吉澤取締役人事部長)NTTドコモでは性別に関わらず、適任者を取締役に選任している。監査役には女性も起用しており、執行役員には女性も誕生している。女性の幹部社員もいるので、将来的には女性役員の可能性もある。
(6-4)海外展開も進めていくので、外国人役員の登用も必要ではないか?グーグルから役員を迎えることはできないのか?
→(吉澤)国籍にも拘っていないので、適任者がいれば外国人役員の可能性もある。取締役以外にもアドバイザリーボードを設置している。
(7-5)スマホ料金が高いので、KDDIのように固定電話とのセット料金を考えて欲しい。
→(加藤取締役経営企画部長)固定回線とのセットを考えてはいるが、NTTグループは電気通信事業法の規制を受けており、セット価格を設定すると結局は携帯料金を割り引くことになってしまうので、現状ではできない。Xiクロッシーでは魅力的な料金体系を投入している。
(8-5)国内端末は地雷だらけなので、海外製端末を強化して欲しい。特にアイフォンを投入して欲しい。社長も代わるので加藤新社長の考えをお聞きしたい。
→私(山田現社長)から回答する。国内製機種でもアローズはクアッドコアを採用するなど、海外製携帯に追いついてきており、期待して欲しい。iPhoneアイフォーンについては、現状のドコモの戦略を考えると採用できない。アイフォーンはすべてのサービスをアップルが管理しており、日本で要望の多いおサイフケータイやワンセグなどの提供もできない。アンドロイドだと自由にサービスの開発ができるので、ドコモクラウドなどのサービスも提供できる。ドコモクラウドサービスでは、機種に関わらず様々なサービスを提供できる。現状ではしゃべってコンシェルとアップルのSiriなど、ドコモのサービスとアップルのサービスが並列している。
アンドロイドは自由にソフト開発ができるが、アップルは独自開発ができないので単にドコモの回線を土管として使うだけになってしまう。ぜひアップルを超えるようなサービスを提供していきたい
販売台数についてアップルから制約を受けるのも問題になる。
(9-5)ソニーの携帯ゲーム機PS Vitaも土管化という点では同じではないか?なぜソニーは良くてアップルはダメなのか?
→アイフォーンを取り扱う場合、販売台数の半数以上をアイフォンにするよう制約を設けられる可能性が高い。ソニーの場合そのような制約はない。アイフォンをラインナップの1つとして加えられるなら、ぜひ取り扱いたい。
(10-6)ナンバーポータビリティでドコモの携帯に変えると大きな特典が付くのに、ドコモを長期間使っている顧客に対する優遇がない。ドコモは多くの顧客を抱えているのだから、長期契約顧客ももっと大事にして欲しい。
→(田中取締役コンシューマ営業担当)携帯業界の競争は激しく、ナンバーポータビリティを使った乗り換えが活性化している。他社も大きな特典を用意して顧客の獲得を進めており、ドコモも対抗上優遇特典を増やしている。ただ、長くドコモを使って頂いているお客様も大事であり、10年を超えている人には端末価格を5千円〜1万円安くするサービスなどをしており、ポイント付与率も高くしている。ドコモプレミアクラブカレンダーも無料で送っており、好評を頂いている。どこからが長期顧客なのかは線引きが難しいが、今後も長期使用のお客様向けのサービスも大事にしていく。
(11-6)ネットワーク障害を起した感想を聞きたい。
→5回連続で障害が発生した。大変申し訳ない。障害発生後、対策本部を17回開催しており、対策を強化している。スマホ普及でデータ量が大幅に増加したり、アプリ起動時などの信号量も想定以上に増加した。データ量の増加に対応して設備投資も増やしており、お客様に迷惑をかけないよう取組んでいく。

まだまだ質問は続きます。
これからが株主総会シーズン突入なので、続きはゆっくりとまとめていきます。
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2012年06月18日

バンダイナムコホールディングス2012年株主総会レポート

2012年6月18日(月)10時から、東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪 飛天で開催されたバンダイナムコホールディングス(7832)の第7回定時株主総会に参加しました。
バンダイナムコはキャラクターグッズやおもちゃ、ゲームソフトなどを開発販売している会社です。
バンダイナムコの株主総会に参加するのは会社設立以来なので今回で7年連続ですが、昨年はちょっとのぞいただけでスパークスの株主総会に参加しました。

   バンダイナムコホールディングス(7832)のホームページ
   バンダイナムコホールディングス(7832)のヤフー株価情報
バンダイナムコホールディングス2012年株主総会
過去5年間の株価推移をみると、2010年頃までは低迷が続いています。2011年に入り徐々に回復してきましたが、コンプガチャの社会問題化もあって5月以降株価はまた低迷しています。
スケジュール
10:00〜10:28
 10:01〜10:03 前期の事業を執行した役員陣を1人ずつ株主に紹介
 10:06〜10:07 本間常勤監査役から監査報告
 10:07〜10:17 映像を使って事業報告 ナレーションは坂本真綾さん
 10:17〜10:28 中期計画・今後の戦略について石川祝男社長から説明
10:28〜11:26 質疑応答 質問者18人 計22件 58分
11:26〜12:08 議案説明・審議・採決 質問12件
 第1号議案 剰余金処分の件 期末配当14円 年間26円で2円増配(配当性向30.4%)
 第2号議案 取締役9名選任の件 任期満了に伴い8人再任、高須相談役が退任し大下氏が新任
 第3号議案 取締役に対するストックオプション報酬額及び内容決定の件 業績と連動したSOを付与
12:08〜12:10 高須武男取締役相談役から退任のあいさつ
バンダイナムコホールディングス2012年株主総会
お土産 フィギュア、入浴剤 後渡し
飲み物サービス ウーロン茶、オレンジジュース
事業説明会 事業報告の中で詳しく説明

注目の株主総会格付けですが、お土産も用意され、会社の現状と今後についても詳しく説明していました。質問も多く出ましたが回答があっさりしている印象です。毎年集中日を外して開催しているのも評価できます。バンダイナムコホールディングス(7832)の2012年株主総会格付けは 『C+』 としました。
   議決権を有する株主数    36,874名、その議決権数 2,192,101個
   議決権返送&出席株主数  10,538名、その議決権数 1,763,766個(80.5%)
今年もバンダイナムコホールディングスの株主総会はグランドプリンス新高輪で行なわれました。
おしぼりサービスや飲み物サービスがありましたが、くつろぐスペースは例年の半分ほどに狭くなっていました。出席者数は例年と変わらない感じだったので、全体的に狭く感じましたね。株主総会後のイベント準備を優先したのでしょうか?
会場内には多くの椅子が並べられ、正面左右にスクリーン設置という例年通りのレイアウトでした。
石川社長は株主総会を株主に会社の現状を理解してもらう大事な場と位置付けていて、株主との対話を大事にしていると挨拶がありました。そしてまずは壇上にいる役員陣を一人一人紹介してから、株主総会開始となりました。
事業報告は毎回アニメで活躍している声優の方が担当していますが、今年は坂本真綾さんでした。
続いて石川社長から前回までの2回の中期計画の反省と、今期から始まる新たな中期計画について説明がありました。前回までの2回の中期計画が未達に終わっているので、今回の中期計画は本当に実現できるのか?という疑問の声も株主から出ていました。
続いて質疑応答となりました。出席株主数も多いので質問はブロックごとに指名され、質問は1人1問までと議長から説明がありました。かなり厳密に守られていましたが、いくつも質問する人もいて、徐々に緩くなっていった感じです。
バンダイナムコでもストックオプションについての質問がたくさん出ていました。

質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)前回の中期計画は未達だったのに、今回の中期計画は本当に達成できるのか?
→確かに過去2回の中期計画は未達となった。高い目標を掲げたが、環境変化に対応できなかった。今回は社員がやりたくなるような中期計画にしたので、必ずや達成できると思っている。
(2-2)長期保有株主への株主優待を検討して欲しい。アイドルマスターのレアカードプレゼントとかならコストもかからないと思う。
→(浅古取締役経営企画本部長)今回株主優待制度を変更したが、その中で長期保有優待も検討した。ただ法的な面から株主の平等性に問題があるという指摘もあるので、今回は見送った。
(3-2)強いコンテンツを持っているので、もっと他社と協業していってもいいのではないか?
→他業種から一緒に事業展開したいという話も頂いており、他社との提携も増やしていきたい。
(4-3)(女性)説明の中でグローバルという言葉が多かったが、バンダイに外国人社員はどの程度いるのか?
→(上野取締役バンダイ社長)正確な人数は今は持っていないが、グローバル採用を始めており毎年3人くらい外国人が入社している。しかし東日本大震災で帰国した人もおり、バンダイ本社では20人くらいになっている。海外子会社も多いので、グループ全体では半分ほどが現地社員になっている。
(5-4)CSRについてはどう取組んでいるのか?良いことをして儲けて欲しい。会社が儲かっても社員が病んでしまっては意味がない。各取締役から考えを聞きたい。
→Fun for the Future楽しみながら未来へ を掲げて事業展開しており、社員に対する考え方も同じです。時間的な制約もあるので担当の浅古から回答する。
(浅古)CSR活動については事業の延長として取組めるよう4つの柱を決めて推進している。社員が働きやすい職場環境作りにも取組んでいる。
(6-5)ナンジャタウンで友人がクレーンゲームの攻略法を聞こうとしたが、対応が悪く腹をたてた。クレーム電話を入れたがマニュアル通りの対応で残念だった。クレームをしっかりと改善につなげて欲しい。
→(橘取締役ナムコ社長)教育が行き届かなくて申し訳ない。今後さらに徹底していく。
(7-6)男性向けの事業が多いように感じるが、壇上には女性役員もいない。女性の登用は?
→役員には男女・国籍を問わず優秀な人材を登用するのがバンダイナムコの基本的な姿勢。バンダイでは女性役員も誕生している。
(8-7)コンプガチャ問題でアイドルマスターが槍玉に挙げられたが、この問題でどんな見解を持っているのか?
→消費者庁から見解が出たので、コンプガチャは5月1日にすべて止めた。今後も健全で楽しいコンテンツを提供していく。前期はSNS関係で150億円の売上があり、今回の問題で2割くらい売上が落ちると予想していたが、色々と対応を進めた結果影響は小さくなり、今期も150億円程度の売上を見込んでいる。
(9-8)株主優待で静岡工場の見学は出来ないのか?
→被災地の方を静岡工場に招待したので、これを受けての質問だと思う。
→(上野)ホビーセンターは工場見学の要望が多く寄せられており、社員が休日出勤して対応している状況。月に1組程度を受け入れている。
→(浅古)株主優待については、当社のサービスに触れて欲しいという考えで、4つのメニューを用意した。今後もメニューを充実させていきたい。
(10-9)(女性)利益が449.9%増と大幅に伸びているが、なぜこんなに伸びたのか?アミューズメント事業の利益率は低いが、もっと利益率を改善すれば全体の利益はもっと伸びるはず。
→449.9%伸びたのはコンテンツ事業の利益。コンテンツ事業は全体的に業績が改善した。アミューズメント事業は施設運営事業であり、コンテンツ事業のような高い利益率は見込めないが、当社グループにとっては重要な事業です。
→(大下聡執行役員コンテンツ事業担当)国内事業が特に回復した。ガンダムを複数展開するなど、多くの出口戦略を持つことで業績が伸びた。ワンピースやAKB48など旬なものをスピーディに展開していく。SNS向けの事業なども拡大した。
(11-10)アイドルマスターで課金詐欺?を受けたがバンダイは何も対応してくれない。今後もSNSの課金をグレーゾーンで続けていくのか?
→SNSがグレーゾーンとは考えていない。指摘は真摯に受け止めて、健全な娯楽として今後も事業展開していく。
(12-11)事業報告の映像が見にくかった。
→株主総会後に映像を見直し、より見やすくなるよう努力していく。
(13-11)バンダイナムコに新しいSNS向けゲームの形を示すようなものを開発して欲しい。
→真摯に努力していく。今も努力しており、近々新しいコンテンツもDeNAからリリースされる。
(14-11)CSR活動として、地方や被災地を舞台にした映像作品を作るなど考えて欲しい。
→東日本大震災の際には赤十字を通じて1億円の寄付を行なった。他にもアミューズメント施設の売上から5千万円を寄付している。金銭面だけではなく、セーブザチルドレンと協力して被災地でクリスマスツリーを作ったり、などの活動も行なっている。今回株主優待制度を変更したが、その中に被災地への寄付もメニューに加えた。株主の寄付に会社側も同額を上乗せして寄付する。

まだまだ質問は続きます。
これからが株主総会シーズン突入なので、続きはゆっくりとまとめていきます。
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2012年06月17日

シンプレクスホールディングス2012株主総会レポート

2012年6月17日(日)11時から虎ノ門のホテルオークラで行なわれたシンプレクスホールディングス(4340)第15期定時株主総会に参加しました。
シンプレクスHDは証券会社など向けにシステム開発を行なっている会社です。私も松井証券などでお世話になっています。
シンプレクスホールディングスの株主総会に参加するのは実質的に初めてです。
シンプレクスホールディングス2012株主総会
シンプレクスの株価推移を見ると2006年をピークに低迷が続いています。当初はライブドアショックの影響でしょうが、最近は2年連続で下方修正&減益となっており、底値圏での推移が続いています。金子社長は今期こそV字回復と語っていましたが、そろそろ結果を出さないと株主の信頼を失ってしまいそうです。
   シンプレクスホールディングス(4340)のホームページ

   シンプレクスホールディングス(4340)のヤフー株価情報

スケジュール
11:02〜11:38 
 11:04〜11:05 宮地常勤監査役から監査報告
 11:06〜11:38 事業報告 金子英樹社長からスライドを使い詳しく説明
11:38〜11:43 議案上程
 第1号議案 剰余金配当の件
 第2号議案 取締役5名選任の件
 第3号議案 監査役3名選任の件
 第4号議案 当社及び子会社の取締役及び従業員に対してストックオプションとして新株予約権を発行する件
11:43〜12:49 質疑応答 質問者11人 計17件 66分
12:49〜12:55 決議
シンプレクスホールディングス2012株主総会
お土産 ホテルオークラのクッキー 賞味期限8月8日まで 後渡し
飲み物サービス 会場後方でコーヒー、ウーロン茶、オレンジジュースなど
事業説明会 事業報告の中で詳しく説明


注目の株主総会格付けですが、飲み物サービス・お土産もあり、日曜日に株主総会を開催しているのも高く評価できます。事業戦略の説明にも力を入れており、質疑応答の時間も十分に取っています。あまりマイナスポイントはありませんね。これらを総合的に判断し、シンプレクスホールディングス(4340)の2012年株主総会格付けは 『A−』 としました。

   議決権を有する株主数   10,157名、その議決権数 552,785個
   議決権返送&出席株主数  2,207名、その議決権数  416,938個(75.4%)

シンプレクスホールディングスの株主総会は今年もホテルオークラで行なわれました。昨年も出席したかったんですが、マネーパートナーズと重なってしまい、投資額の大きい方を優先しました(笑)
会場内には椅子がたくさん並べられ、後方で飲み物サービスがありました。株主総会開始後も続々と人が増えて、椅子を追加していました。今年は他社と重ならなかったので、昨年と比べても出席者が倍増しているようです。
正面にはスクリーンが用意され、議長席は右端というレイアウトでした。
事業報告は読上げではなく、今回初めて株主総会に来た人もいるので会社概要から詳しく説明していました。最近2年間は増収減益となっていることから、株主の期待に応えられていないことへのお詫びと、今後の戦略についても説明がありました。
出席票も独特の形式で、各議案・役員候補1人ずつに賛否を表明できる欄が設けられていました。議案の採決時には、出席株主がそれぞれ賛否に丸を付けて会場係の人が回収していました。翌日には集計結果をホームページで公開するそうです。一般的には出席株主の賛否は確認が難しいので、形式的に拍手を求めるだけで集計対象外になっています。会場まで足を運んだ株主の賛否が無視されるというのは本来はおかしな話ですが、シンプレクスHDはこの点もしっかりと考慮して賛否の集計を行なっています。手間はかかるかもしれませんが素晴らしい取り組みだと思います。
一方で召集通知はカラーで製本されていて豪華な作りになっています。召集通知と事業報告を一体にして、送付を1回にすることでコストは変わらないそうですが、ほとんどの株主が捨ててしまうことを考えるともったいないと思います。事業報告とまとめても簡素な作りで十分だと思います。普通の紙のほうがメモもしやすいですし、無駄なコストはカットして欲しいですね。
IRの取り組みが素晴らしいと表彰されているそうですが、印刷会社の思惑に乗せられているだけではないか?とも感じてしまいますね^_^;
質疑応答については、多くの株主に質問してもらうため1人1問とお願いがありましたが、2問ほど質問する株主が多かったですね。またストックオプションに反対する意見が多く出ていました。そういった意見に対しては会場からも大きな拍手が沸きあがっていたので、ストックオプションに反対する株主は多いと思います。
私も反対です。業績を悪化させ株価を下げてから、低い行使価格でストックオプションを発行すると簡単に儲ける事ができます。ストックオプションを付与してもらわないとやる気が出ないような役職員では、株主としては困りますね^_^;

質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)ストックオプション(以下SO)をずっと付与してきたが、業績は低迷しており効果がない。今回SOを付与しても意味がないのでは?SOは退職金代わりというなら理解できるが。
→確かに当社に退職金制度はない。業績を挙げた社員には年俸制で評価して支払っている。SOを付与し始めた2000年頃と比べると業績も伸びている。再度成長路線に乗せるためにもぜひご理解いただきたい。
(2-2)クリック証券向けのボイジャーで4月に障害が発生している。障害引当金を積んでいるようだが詳細を説明して欲しい。
→システムには大小を問わず障害が発生するリスクはある。2度ほどFXのシステムで大きな障害が発生し、一定時間取引ができなくなった。当社の取り組みとしては、深刻な障害を起さないこと、素早く復旧させる取り組みを行なっている。障害については賠償を行なう契約になっており、昨年8月の障害についても賠償を行なう必要があるが、期末時点でまだ支払っていないため引当金を計上している。損害賠償で経営が大きな影響を受けないように、賠償範囲を限定するよう粘り強く交渉したり、ソフトウェア保険に入ったりしている。
(3-2)採用する人材にはどのような技術を求めているのか?
→中途採用と新卒採用の2本立てで行なっている。中途採用については技術力を求めているが、新卒採用については潜在能力の高い学生を採用したい。まだ知名度が低いので社長自身が年間60回ほどプレゼンテーションを行い、優秀な学生の採用を目指している。今年は20名ほどが入社しており、ピーク時には50名ほどが入社してくれた。
(4-3)アメリカで金融規制の強化の動きがあるが、業績にどんな影響があるのか?
→リスクを取りすぎて金融機関が破綻し、大きな危機につながったので規制強化が叫ばれている。金融機関の投資活動が制限されるのはシンプレクスの業績にはデメリットになる。ただ大きな影響を受けるのは欧米の金融機関であり、日本の影響はそれほど大きくない。
根本的な問題は金融機関がリスクを取りすぎたことであり、リスクが適切に管理されていなかったことです。リスクマネジメントシステムが重要になる。シンプレクスではトレーディングのためのシステムを作っているが、リスク管理のためのシステムも開発しており、メガバンクなどからの引き合いも増えている。この面ではメリットになる。
(5-3)金融分野からゲーム分野への進出などは考えていないのか?
→金融+ITがキーワードだが、社内の技術者は最新の技術を習得しており、金融にとらわれず様々なビジネス提案が出てくるようになってきた。現状の仕事とシナジーが出るような分野で可能性の高い提案が出てくれば、提案が採用される可能性もある。
(6-4)アメリカにもシンプレクスのような会社はあるのか?ヘッジファンド向けなど海外展開戦略は?
→システムインテグレーション分野の海外展開では投資銀行向けと考えていたが、リーマンショック後投資意欲が減ってしまった。一方ヘッジファンドの勢いは伸びているので、ヘッジファンドが顧客になるかもしれない。求められるものも違ってくるので、サンフランシスコに事務所を作り情報収集を行なっている。
(7-4)アメリカでも一目均衡表などを使っているのか?もっと使いやすい画面にしてほしい。
→チャートなどは日米で同じものも多いが、地域固有のものもある。
システムの改善についてはこちらから提案することもあるが、判断するのは顧客側になる。ぜひお使いの証券会社のコールセンターに電話して、シンプレクスのシステムが使いやすいがさらにこのように改善して欲しいなどの要望を出して欲しい(笑)
(8-5)第3号議案で監査役増員となっているが3名で変わらない。すべて証券会社出身というのは問題ではないか?なぜ弁護士の人は辞めるのか?
→弁護士の方は今回は改選時期ではないので議案には載っていない。今回選任いただく3名と弁護士の合計4名になる。3名は証券会社出身だが、IR部門やコーポレートガバナンスなど幅広い分野を担当している方々であり、信頼している。
(9-5)監査役の持株数が少なすぎる。役員ならもっと自社株を持って欲しい。持株数が少ないのは社長の説得が足りないのではないか?
→株式保有については個人の問題であり強制はできない。社員持株制度は設けている。
(10-6)SOの行使価格が現状の株価ベースになっているが、これでは1円でも株価が上がると利益になる。現状より1.5倍とか2倍にしないと、株価向上のインセンティブにならないのではないか?
→今回のSOは付与後2年間は行使が出来ない。その後も1年間に一定割合しか行使できない。まず2年間は業績の向上に努めていきたい。
(11-6)社長の話はたくさん聞いたが、他の取締役候補については判断材料が少ない。この場で1人ずつ所信を述べて欲しい。
→時間の制限もあるのでこの場では勘弁して欲しい。後ほど個別に話をして欲しい。
(12-7)シンプレクスをカバーしているアナリストはどれほどいるのか?
→2011年は3回アナリスト向け説明会を行い、1回当り40〜50名くらい参加してもらっており、会社の規模を考えると出席が多いと思う。カバーしているアナリストというのは、定期的にレポートを書いてくれる人だが、最近は外資証券会社の日本離れが進んでおり、せっかく関係が深まってもリストラの対象にされてしまったりしてアナリストの数自体が減っている。現状定期的にレポートを書いてくれるのはいちよし証券のみ。
(13-7)社長は3度目の正直と強調しているが、2度あることは3度あるとも言う。召集通知には株主を動員と書いてあるが、私は動員されたのではなく自主的に来た。動員という言葉は軍隊のように強制されたようで不愉快だ。
→そんな意図はなかったが配慮が足りず申し訳ない。生意気だとも言われるので、株主の皆様からも注意を頂きながら改善していきたい。次回は動員という言葉は使いません(笑)
(14-8)ストックオプションは業績がV字回復してから発行するものではないのか?(会場から拍手多数)新株を発行すれば株価は下がるものであり、そんなことも分からないような人がトレーディングシステムを開発しているのか?今はストックオプションより、自社株買いをするのが流れだ。
→SOは虫のいいお願いだということは重々承知している。自社株買いも行なっているし、今後も検討していく。
(15-9)SO行使で取得した株は2年間は売却できないという制限を設けたり、給料の一部で自社株を強制的に買わせて、株主と運命共同体にすることが必要ではないか?
→席ほども説明したように2年間は行使できないし、一定割合しか行使できないようにしているので、ご理解いただきたい。
(16-10)社長以下役員の方々はどの程度客先を訪問してトップ営業を行なっているのか?
→シンプレクスの役員はプレイングマネージャーであり、プロジェクトを自ら引っ張ったり、営業も含めて現場で活躍している。重要な案件では私がプレゼンテーションも行なっているし、交渉などにも参加している。メガバンクなどにトップセールスやプレゼンテーションを行なっている。
(17-11)受付で投票用紙が配られたが、議案が可決することは事前に決まっていると思う。出席した株主全員が反対しても可決するわけで、こんなことをやっても意味がないのではないか?
→ご察しの通りで事前の投票で議案が可決することは決まっている^_^;私の想いとしては、株主総会や会社説明会にずっと参加してくれている株主もたくさんおり、こうして会場に足を運んで厳しい意見などを言ってくれる株主の方々の意思表示も重視している。皆さんの厳しい意見を直接聞いて、役員一堂気持ちを引き締めている。会場での投票結果は議案の可決・否決には影響しないかもしれないが、示された結果は心理的には大きな意味を持つと考え実施している。

ストックオプションに対する質問が多かったですね。そろそろストックオプションという制度は止めて欲しいものです。
最後の投票についての社長の考え方は素晴らしいと思いました。特に第4号議案ストックオプション付与に対する会場の賛否割合が気になりますね!
株主総会もまだまだ続くので、まずはおおまかにまとめてみました(笑)
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2012年06月13日

あみやき亭2012年株主総会レポート

2012年6月13日(水)11時から、愛知県春日井市勝川のホテルプラザ勝川 2階さくらで開催されたあみやき亭(2753)の第17回定時株主総会に参加しました。
あみやき亭は、焼肉業態のあみやき亭・スエヒロ館・カルビ家と釜飯と焼き鳥の美濃路を、東海地方と関東の一部で展開している会社です。
あみやき亭の株主総会に参加するのは2003年以来8回目です。昨年はちょっと覗いただけですぐに横浜に移動し、コロワイドの株主総会に参加したので、レポートは作成していません^_^;
  2008年あみやき亭株主総会レポート     → 2010年あみやき亭株主総会レポート
2012年6月3日(水)の株価 182,700円(東証1部 2753) 1株単位 3月決算
PER 13.2倍、PBR 1.05倍、配当利回り 1.64%、株主資本比率 81.0%
監査費用 2,000万円(売上比 0.09%、営業利益比 1.31%) あずさ監査法人
株主優待 3月末の株主に株数に応じてお食事券(額面1,000円)を贈呈
 詳しくはこちら→ あみやき亭株主優待情報ページ

   あみやき亭(2753)のホームページ

   あみやき亭(2753)のヤフー株価情報
あみやき亭2012年株主総会
過去2年間の株価推移をみると、セシウム牛やユッケでの食中毒発生など、焼肉業界を取り巻く環境はとても厳しい状況が続き、あみやき亭の株価にも大きく影響しています。最近も藤本美貴の焼肉店美貴亭で食中毒が発生、生レバーの提供禁止などの逆風が吹いていますが、あみやき亭には逆境をチャンスに変えて、シェアを伸ばしてほしいですね!
スケジュール
11:00〜11:18 
 11:04〜11:06 山田修三常勤監査役から監査報告
 11:06〜11:18 事業報告 佐藤啓介社長が読上げ
11:18〜12:03 質疑応答 質問者6人 計11件 45分
12:03〜12:10 議案審議 拍手方式 すべて可決
 第1号議案 剰余金処分の件 1,500円 年間3千円で据置き(配当性向28.9%)
 第2号議案 取締役6名選任の件 6名全員任期満了に伴い全員再任
 第3号議案 監査役2名選任の件 山田氏、大西氏が任期満了に伴い再任
 第4号議案 監査役1名選任の件 中西安廣氏(米久取締役)選任
あみやき亭2012年株主総会
お土産 お食事券1,000円×2枚 使用期限9月末まで 先渡し
飲み物サービス 会場入り口でコーヒー、ウーロン茶、オレンジジュースなど
事業説明会 なし


注目の株主総会格付けですが、飲み物サービス・お土産もあり、早い時期に株主総会を開催しているのも評価できます。一方で、今年は質疑応答をあっさりと打ち切ってしまいましたし、もう少し会社の現状と今後の戦略について株主に説明すると良いとも感じます。これらを総合的に判断し、あみやき亭(2753)の2012年株主総会格付けは 『C−』 としました。

   議決権を有する株主数    9,671名、その議決権数 68,488個
   議決権返送&出席株主数  2,732名、その議決権数 54,541個(79.6%)
あみやき亭の株主総会は、今年も勝川のホテルプラザ勝川で行われました。
2008年頃が出席者数もピークで、会場に入りきれないほど多くの株主が来ていましたが、株価下落や株主優待改悪などの影響なのか出席者数は減っており、今年は前方中心に空席も目立ちました。この調子なら当面この会場で継続できそうですが、株価の低迷は悲しいですね。
今年も佐藤社長以下役員の方々が、10時45分頃まで会場入り口で株主を出迎えていました。
今年もネクタイなしのクールビズスタイルでしたが、とても良いことだと思います。今後も継続して欲しいですね。
事業報告は今年も佐藤社長が読上げましたが、スライドを使用するなどしてもう少し分かりやすく説明して欲しいですね。
あみやき亭の株主総会ではけっこう質問も出て、例年1時間以上質疑応答を行っています。今年も多くの株主に質問してもらうため!ということで、質問数も2問にしているのに、わずか6人の質問で打ち切ってしまいました。それも会場左側からばかり指名していて、正面目の前でずっと手を挙げている人には目も合わそうとせず、無視していました^_^;厳しい質問が来るのでは?と恐れていたのでしょうか(笑)
今回は質問も短時間で打ち切ってしまいましたし、ちょっといつもの佐藤社長では無いように感じました。体調が悪かったのでしょうか?
質問者数が少なかったのは、1人で4問も質問する人や、長々と質問する人が多かったという要因もあります。質問が長そうな人を選んで指名したり、仕込んでいたんでしょうか(笑)そう感じてしまうほど残念な質疑応答でした。来年以降はもっと多くの質問を受けてほしいですし、質問が長い人は議長が要約するなど改善してほしいものです。

質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)議長から2問までと言われたが、いくつか質問したい。セシウム牛の問題があったが、あみやき亭は被災地域から調達している食材があるのか?検査体制はどうなっているのか?
→牛肉については現状は500ベクレル以下という国の基準があるが、9月以降は100ベクレル以下と厳しくなる。牛肉については食肉市場ですべて検査しているが、食肉市場での検査基準は50ベクレル以下と国の基準よりさらに厳しくなっている。日本国内ではどこで牛肉を買っても、この基準をクリアした安全な牛肉しか流通していない。福島県産の牛など被災地の食材利用は、気にするお客様もいる反面、被災地を支援したいという考えもあり悩ましい問題です。お客様の反応を見ながら検討していく。
(2-1)売上の減に比べて利益の減益幅が大きいが、なぜ原価率が上がっているのか?
→外食産業は固定費が高い業態であり、売上減の影響は大きい。お客様の人数とは関係なく家賃は固定であり、ガラガラでも照明やエアコンを消すわけにいかないので光熱費も発生する。新店も含めて全体で売上2%減であり、既存店はもっと落ちている。売上が10%減ると、利益は20〜30%落ちることになる。
(3-1)焼肉は落ち込んでいると思うが、焼き鳥は伸びているのではないか?業態ごとの増減は?
→焼き鳥は、昨年三重県と愛知県で鳥インフルエンザが発生しその影響も受けた。
→(千々和康常務取締役管理本部長)新店も含めた売上高の前年比は焼肉業態で▲3.7%、焼き鳥業態で+5.0%です。
(4-1)昨年の株主総会で増配して欲しいという意見があったが、内部留保を充実させたいということで平行線だった。配当方針として配当性向目標を打ち出してほしい。CoCo壱番屋は株主総会で同じようなお願いをしたら、翌年から配当性向目標を30%と打ち出し、毎年増配になっている。株価も順調だ。
→前期の配当性向は28.9%になっている。平均が35%くらいなので、若干低いレベル。ただ今後も成長して行きたいので、内部留保を厚くして成長投資に振り向けたい。東海地方でも地震の危険が言われており、何が起こるか分からないので、この点からも手元資金を厚くしておく必要がある。M&Aなどの案件があった時にも対応できるので、もっと内部留保を厚くしておきたい。
(5-2)なぜこの時期に出店を加速する必要があるのか?既存店の立て直しが先決ではないか?
→まだ会社の規模は小さくて、中部と関東の一部にしか店舗がない。将来は全国展開したいので、今後も出店を続けていきたい。外食産業は出店することで成長して行くし、社員の成長という面からも出店を続ける必要がある。会社の成長が止まると社員が成長するステージが減ってしまう。今期は焼肉10店舗、焼き鳥10店舗、レストラン1店舗の合計21出店を計画している。焼肉は関東5店舗、中部5店舗の予定。前期はセシウムやユッケ食中毒の問題で、業績にも影響を受けた。出店も一時止めて、計画の半分以下にするなど内部固めを行った。これらの問題の影響も徐々に薄れてきており、既存店も回復傾向なので再度出店を加速する段階に来たと判断している。ただ状況に応じて出店スピードは調整していく。
(6-2)今期の増収計画はどうなっているのか?
→(千々和康常務)既存店は前年比105.8%で設定している。前期は特殊要因もあるので、2010年と比較すると97.9%となる。

まだまだ質問は続きますが、株主総会もまだまだ続くので、続きは落ち着いたら更新します(笑)
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2012年06月12日

アルバイトタイムス2012年株主総会レポート

2012年5月29日(火)14時から、東銀座のコートヤードマリオット銀座東武ホテルで開催されたアルバイトタイムス(2341)の第39回定時株主総会に参加しました。
アルバイトタイムスは静岡県中心に、求人情報誌DOMO発行や就職支援などの人材サービスを提供している会社です。
アルバイトタイムスの株主総会に参加するのは2011年に続いて2回目です。
2012年5月29日(火)の株価 105円(JASDAQ 2341)100株単位 2月決算
PER 6.6倍(実質13倍ほど)、PBR 1.06倍、配当利回り 4.76%、株主資本比率 83.7%
監査費用 2,280万円(売上比 0.60%、営業利益比 5.45%) 監査法人トーマツ
株主優待 なし

   アルバイトタイムス(2341)のホームページ

   アルバイトタイムス(2341)のヤフー株価情報
アルバイトタイムス2012年株主総会
過去5年間の株価推移をみると、時々人気化して吹き上げますが、すぐに元に戻ってしまうようです。2005年6月には1,415円の上場来高値を付けています。業績は徐々に改善傾向の様ですが、まずは業績を安定させてほしいですね。
スケジュール
14:00〜14:27 
 14:04〜14:07 杉本雄二常勤監査役から監査報告
 14:07〜14:23 映像を使って事業報告 女性ナレーション読上げ
 14:23〜14:27 対処すべき課題について垣内康晴社長からスライドも使用して説明
14:27〜14:29 議案説明
 第1号議案 剰余金処分の件 3円復配(配当性向25.5%)
 第2号議案 取締役4名選任の件 3名全員任期満了に伴い全員再任、竹内一浩氏を増員
 第3号議案 監査役1名選任の件 清水久員氏が任期満了に伴い再任
14:29〜15:03 質疑応答 質問者6人 計13件 34分
15:04〜15:05 議案の採決 拍手方式 すべて可決
15:05〜15:06 新任取締役の竹内一浩氏から挨拶
アルバイトタイムス2012年株主総会
お土産 クオカード500円×2枚 先渡し
飲み物サービス 会場入り口で伊藤園の緑茶500mlペットボトル
事業説明会 なし


注目の株主総会格付けですが、飲み物サービス・お土産もあり、垣内康晴社長は何でも質問してください!と何度も呼びかけていました。午後からの開催も評価できます。一方で、もう少し会社の現状と今後の戦略について株主に説明すると良いと感じます。これらを総合的に判断し、アルバイトタイムス(2341)の2012年株主総会格付けは 『C』 としました。

   株主数  8,160名 (前期比 366名減)
アルバイトタイムスの株主総会は、今年も東銀座のコートヤードマリオット銀座東武ホテルで開催されました。昨年に続いて2回目の参加になります。銀座東武ホテルは株主総会でもよく利用されていますが、意外と東銀座の駅から遠くて、行けども行けどもホテルが現れないという感じです(笑)
アルバイトタイムスは静岡から関東方面に進出したアルバイト情報誌発行会社なので、お土産は地元静岡県らしい絵柄のクオカードです。
最近は赤字だったりちょっと利益が出たりという感じで業績が低迷してり、株価も低迷が続いています。そのため地元静岡に密着して営業活動を行うなど、初心に帰ることで徐々に業績も改善してきました。
アルバイトタイムスは午後から株主総会を開催していることも評価できます。今回の出席者数は50人ほどでしたが、午後開催ということを考えるともっと出席者が増えてもいいのにと感じますね。
会場内にはいすが並べられ、正面左にスクリーンが設置されていました。役員席と株主席の間には一列に机が並べられ、バリケードが築かれていました(笑)バリケード設置企業は時々見かけますが、印象が良くないですよね!株主との対話を拒否しているように感じてしまいます。今まで業績が悪かったので、怒った株主が飛びかかってきたことでもあるんでしょうか?バリケード設置はやめて欲しいものです。
さらに質問方法も独特で、バリケードの中央、ちょうど議長席の正面に質問用のマイクが置いてあり、そこで質問することになります。文句のある株主は社長の目の前まで来て文句を言ってみろ!と挑発されているような感じです(笑)気弱な私など質問するのを躊躇してしまいます^_^;

営業報告は女性ナレーションが招集通知を読上げる形で行われ、続いて垣内康晴社長から対処すべき課題についてスライドも使用して簡単に説明がありました。せっかくの機会なのでもう少し詳しく説明してもいいのになと感じました。
続いて議案が上程され、質疑応答となりました。
アルバイトタイムスの場合、質問したい株主は挙手して議長の指名を受けると、垣内康晴社長の正面に用意された被告人席じゃなくて(笑)質問席に立たされます。そこで出席票の番号と名前を言ってから質問します。垣内社長は何でも質問してください!と何度も呼びかけていましたが、まずは質問しやすい雰囲気作りが大事だと思います。50人程度の出席者ですし、一般的な形式の会場係がマイクを持ってきてその場で質問する方法で十分対応できると思います。なぜこんな前に立たされて怒られるような^_^;質問形式を採用しているのか謎です。
多くの株主から質問してもらいたいので、質問は1人2〜3問程度でお願いしたいという説明でしたが、なかなか手が挙がらず「せっかくの機会ですので」と会場に呼びかけていました。

質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)販促支援事業は売上の伸び2.3%に対して利益が667.8%増と大幅に伸びているが、利益改善が進んだ要因は何か?また情報提供事業と比べると利益率は低いが、どの程度まで利益率を上げられる事業なのか?
→(堀田欣弘取締役)販促支援事業は子会社のリンクで行っているフリーペーパーの取次事業ですが、フリーペーパーを置いているラックの設置費は月額固定で、配送費用も部数が倍になったとしてもそれほど経費が増えるわけではないので、売上が増えても経費はあまり変わらない。そのためラックの稼動率が高くなると売上の増分がそのまま利益になる。ラックの稼働率アップと、不採算のラックを減らしたコストダウン効果で増益率が高くなった。リンクではフリーペーパーの取次に加えて、ダイレクトプロモーション事業を始めている。こちらはまだ投資段階でありすぐに利益率が高まるわけではないが、利益率の低い事業ではないので今後も利益率は高めていける。
(2-1)逆にその他事業は売上が大きく伸びているのに、利益の伸びは小さい。行政関連からの受託事業が増えた影響だと思うが、行政関連の受託事業は利益率が低いのか?また受託で売上が伸びたが、これは一時的なのか、継続的に受託しているのか?
→(堀田)ご指摘の通り行政関連からの受託事業が増えた影響ですが、受託事業の原資は主に公的資金であり、利益を上げるようなものではないと捉えている。売上=費用となるので、売上は伸びるが利益には貢献しない。今期については、静岡県内の大学生や首都圏の大学生と、静岡県内の成長企業を引き合わせる人材マッチング事業は引き続き受託していく。
(3-1)自社株買いで1ヵ月程度の期間で170万株も取得しているが、普通は6ヵ月程度かけて自社株買いを行うことで、株価の下支え効果が出ると思う。自社株買いの理由について説明があったが、結局は特定の株主の売りを吸収しているだけではないか?
→アルバイトタイムスでは短期間で自社株を取得する方法を取っており、過去も同様の自社株買いを行っている。特定の株主からの取得を念頭に置いたものではなく、株主還元の一環として行っている。1株当たり利益の向上と、今後の事業展開で活用したいと考えている。
アルバイトタイムス2012年株主総会
注記)アルバイトタイムスは、2011年10月13日〜12月8日にかけて170万株、2012年4月11日〜5月11日にかけて151万株の自社株買いを行っていますが、一時的に株価が急騰して出来高も激増するものの、すぐに効果が無くなってしまう印象です。自社株買いは上値を追うような買い方はできないはずで、一般的に株価下支え効果の方が大きいと思いますが、なぜかアルバイトタイムスの場合は株価が急騰していて、少し違和感を感じます。自社株買い発表に合せて仕掛けている人がいるのかもしれませんね^_^;

(4-1)行政からの仕事は利益を上げる性質のものではないという回答だが、受託から何か広げていけるなど利益につながらなければ、単なるボランティアになってしまう。行政からの仕事では利益を出してはいけないという考え方は、少しおかしいのではないか?
→(堀田)行政から受託することは地域への貢献・社会的な面からも重要だが、今後の事業展開にも活かせると考えている。今までは静岡県内の学生と企業のマッチングを行ってきたが、今回の受託事業では静岡県内の企業と県外の学生のマッチングを行っており、県外での事業展開ノウハウや新規顧客の開拓にもつながっている。受託事業で培ったノウハウを活かしながら、今後事業展開を図っていきたい。
(5-2)自社株の活用策は?ぜひ消却して欲しい。
→求人情報のDOMOドーモ事業は、景気動向などを考えると大きな成長を望みにくい事業になっており、今後サービスを追加したり、静岡で新たな事業を開始したり、新規市場に出ていく時に、アルバイトタイムスのリソースでは足りない部分も出てくると思うので、こういった時に自社株を有効利用したい。現時点では具体的に決まっているものはない。
(6-2)正社員向けの事業を増やしていく中で、アルバイトタイムスという社名がそぐわなくなるのでは?
創業以来アルバイトタイムスという社名を使用しており、現時点では変更する考えはない(笑)

(7-3)復配と自社株買いありがとうございます。もう少し株価も上がるかなと思ったが上がらない。会社の知名度や株式市場での知名度が低いのではないか?IR活動や知名度アップへの取り組みは?
最近上場したリブセンスは若い社長がテレビにも登場したりしていて、コストをかけずに知名度アップを図り、株価も上がっている。
→IRについては会社の現状を理解してもらうためにタイムリーに行っている。上場以来、株価が好調だった時ともがいている時と両方見てきたが、株主や投資家の期待や信頼を失った会社は、じっくりと着実に取り組んでいくことが必要だと感じる。上場して東京に進出したが、今は再度地元の静岡に密着し、再成長のチャンスを狙っている。着実に成果を上げて株主の期待に応えたいと思っている。
静岡に特化することで地元ではメディアにも取り上げられるようになってきた。リブセンスの知名度が全国的に高いのは知っているが、いきなり背伸びしてもしょうがないので、できることを着実に積み重ねていく。
(8-3)今後の戦略として、東京再進出とか何か話題となるようなものがないと株価は上がらない。
→がんばります。
(9-4)私は30社以上の株主総会に参加しているが、便利な場所での開催で、株主が8千人もいるのに出席者数が少ないのではないか?
→以前はもっと多くの株主が出席していた頃もあるが、最近は少し減っている。ずっと来てくれている株主もいるが、出席者数が減っているのは残念に思っている。多くの株主に出席してもらい、ご意見や質問を頂いたり会社の現状をより知ってもらいたいと考えている。そのためには会社の魅力を上げて、株主の皆様に興味を感じてもらうことが大事だと考えている。
注記)午後から株主総会を開催するなど頑張っていると思いますが、会社の現状を理解してもらいたいと考えるなら、もう少し今後の戦略を説明する場を設ける必要があると思います。事業報告の中で詳しく説明してもいいですし、株主総会後に経営報告会を開催する会社もあります。ただ招集通知を読上げるだけでなく、もう少し工夫して欲しいなと思います。
(10-4)アルバイトタイムスは30社の中でも良い株主総会だと思うが、役員の方々はもっと株を持って株主と同じ姿勢で経営に臨んでほしい。新任の竹内氏は6,800株しか保有していなくて、私と同じくらいしかもっていない。私が役員ならもっと買う!本部長なのに何を考えているんだ!
→おっしゃる通りで、取締役は株主から経営を任され命懸けで業績向上に努める立場であり、自社株も保有してがんばるものだと思う。アルバイトタイムスでは役員持ち株会制度もあり、役員になってから定期的に自社株を購入していくことが可能。私も堀田取締役も役員になってから持ち株数を増やしてきた。竹内は新任取締役候補であり、今後株数を増やしていってくれると思うので、もう少し長い目で見守って欲しい。
(11-5)株価上昇には売上を伸ばしていく必要があるが、DOMOの広告で販売代理店経由の出稿比率はどうなっているのか?代理店向けにはどのようなツールを使って売上を伸ばしていくのか?
→販売代理店経由の詳細なデータ手元にないが4〜5割程度。販売代理店に対する販売支援については、アルバイトタイムス専門の代理店については社内と同じ扱いで、一体となってコミュニケーションを取り営業展開を行っている。
(12-5)経営と現場サイドでは温度差がある様に感じるので、この辺りを埋めていけば業績も伸び、結果的に株価も上がると思う。がんばってほしい。
→ありがとうございます。
(13-6)今日名古屋から来た。証券マンから薦められて買ったが、株価が上がって良かった。もっとIRに力を入れて欲しい。静岡の会社なので名古屋で株主総会を開催してもいいのではないか?業績も良いのだからもっとIR活動に力を入れれば、株を買ってくれる人も増えて株価も上がると思う。
→ありがとうございます。IRも検討してさらに効果的に行えるようがんばりたい。

垣内康晴社長は「質問やご意見はございませんか?」と何度も呼びかけていましたが、誰も手を挙げる人がなく、質疑応答は終了となりました。
来年はもっと出席者が増えるといいですね!
昨年の株主総会レポートはまだできていない状況であり、今回が初めてのレポート掲載になります。
株主総会レポート掲載で少しは株主数・出席者増に貢献できるかもしれません(^_^)v
来年はより良い株主総会になるよう期待しています。
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2012年06月05日

ゼットンzetton2012年株主総会レポート

2012年5月30日(水)10時30分から、神奈川県横浜市の横浜マリンタワー3階ホールで開催されたゼットンzetton(3057)の第17回定時株主総会に参加しました。ゼットンは庭園や美術館などの公共施設に併設したレストランを中心に、ハワイアン業態のアロハテーブルなどを東名阪で展開している会社です。
ゼットンの株主総会に参加するのは2008年以降連続で5回目です。
2011年株主総会レポートはまだ未完成でした。2010年の株主総会レポートは下記をご覧ください。
 → ゼットンzetton 2010年株主総会レポート
2012年5月30日(水)の株価 32,600円(名証セントレックス 3057)1株単位 2月決算
PER 9.2倍、PBR 1.86倍、配当利回り 1.53%、株主資本比率 24.1%
監査費用 1,500万円(売上比 0.23%、営業利益比 4.30%) 監査法人コスモス
株主優待 2月末の株主に株数に応じてお食事券(額面1,000円)を贈呈
 詳しくはこちら→ ヤフーファイナンス ゼットン株主優待情報ページ

   ゼットンzetton(3057)のホームページ
   ゼットンzetton(3057)のヤフー株価情報
ゼットンzetton2012年株主総会
過去2年間の株価推移をみると3万円前後で推移しています。業績も過去最高益を更新するなど好調に推移しているので、株価には割安感も出てきています。初めて配当も実施しましたし、もう少し個人向けのIR活動にも力を入れてもらえると株価にも良い影響があると思うんですが。
スケジュール
10:30〜10:50
 10:32〜10:36 山中忠常勤監査役から監査報告
 10:36〜10:48 スライドを使って事業報告 女性ナレーションが招集通知を生で読上げ
 10:48〜10:50 対処すべき課題を稲本健一社長が読上げ
10:50〜10:53 議案説明
 第1号議案 剰余金処分の件 初配当500円(配当性向16.8%)
 第2号議案 定款一部変更の件 事業目的に旅行業法に基づく旅行業・旅行業者代理業を追加
 第3号議案 取締役5名選任の件 全員任期満了に伴い全員再任
 第4号議案 監査役1名選任の件 浅野哲司監査役が任期満了に伴い再任
10:54〜10:59 稲本健一社長から前期の振り返りと今期の計画について説明
11:00〜11:38 質疑応答 質問者6人 計15件 38分
11:38〜11:40 議案の採決 拍手方式 すべて可決
ゼットンzetton2012年株主総会
お土産 お食事券2,000円分、マリンタワー入場券 期限2013年5月末 先渡し
飲み物サービス 今年もあったと思うが、ギリギリに到着したので不明
事業説明会 なし 株主総会の中で稲本健一社長から簡単に説明

注目の株主総会格付けですが、お土産も用意され、質問にも比較的丁寧に答えていたと思います。毎年集中日の開催で参加しにくいですし、横浜それもマリンタワーは遠いですね!これらを総合的に判断し、ゼットンzetton(3057)の2012年株主総会格付けは 『C−』 としました。
   議決権を有する株主数    3,491名、その議決権数 42,179個
   議決権返送&出席株主数    926名、その議決権数 32,293個(76.6%)
ゼットンの株主総会は今年も横浜のマリンタワーで行われました。毎年集中日開催であり、東京からも離れているので出席者も少ないかと思いきや、今年は例年の倍くらいの出席者で驚きました。昨年までとレイアウトは同じで、椅子席が正面と左右に用意されていましたが、昨年までは左右の席にはほとんど座る人がいなかったのに、今年は左右の席も8割近く埋まっていました。今年は上野の東京都美術館のレストランもオープンしたので上野開催かな?と思いましたが、東京都から会議での使用許可が下りず今回は見送ったようです。上野での開催ならさらに多くの出席者がいたと思われ、少しはゼットンの知名度も上がっているのかなと感じました。
私は一六堂と松竹の株主総会に寄ってから来たのでギリギリの到着となりました。他の会社も回っていたら遅刻するところでした^_^;マリンタワーは都内からは遠いので、もう少し参加しやすい日時・場所を考えてもらえると嬉しいですね。
会場内にはスクリーンが用意され事業報告などで活用されていました。ブライダルも行っているホールなので、準備は万端です(笑)営業報告もその場で女性が読上げていました。結婚式の司会などで慣れているんでしょうね。ブライダルの影響なのか、正面左右には立派な式次第が今年も用意されていました。最近の株主総会では式次第などはほとんど姿を消していますし無駄だと感じます。全体の流れは最初に議長が説明すれば済むことですし、無駄なコストは省いて欲しいですね!
営業報告に続いて稲本健一社長から対処すべき課題ついて説明がありましたが、事業報告の読上げで少し残念でした。以前はもっと詳しく説明していたような気がするんですが。続いて議案の説明がありました。
今回初めて配当を実施するので、第1号議案 剰余金処分の件が上程されています。私は来期くらいから配当開始かな?と予想していたので、2年ほど早く配当開始となりました。
そして第2号議案 定款一部変更の件では、事業目的に旅行業法に基づく旅行業・旅行業者代理業を追加しています。なぜ旅行業を始めるのか疑問に感じていましたが、ブライダルサービスで海外挙式を希望するカップルも増えており、海外旅行の手配も含めてサービスを提供するために事業目的を追加すると説明がありました。

続いて稲本健一社長から前期の実績と今後の計画について説明がありました。普通は事業報告の中で行われますが、ゼットンでは議案の上程後に簡単に説明しています。
前期は3月11日に東日本大震災が発生し、飲食業の存在意義について考えさせられたが、夏場は節電をキーワードに屋外で冷たいビールを飲もう!とビアホールなどの期間限定店舗を多数出店した。その結果夏場から好調に推移し、過去最高益を更新することができた。今年も夏場にはビアガーデン、ビアホールなどの期間限定店舗を多数出店するそうです。ゼットンの場合アロハテーブルなどハワイアンのお店も増えており、夏場は好調なんですが冬場の集客が課題になっています。冬期の戦略についても聞きたかったんですが、あまり説明は無かったように感じました。
続いて質疑応答となりました。
質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)今回は初配当も開始して頂きありがとうございます。今期は出店も4月までに集中しており、今期の業績への寄与も大きいと思う。震災の反動もあり既存店も前年を上回ると思うが、今期の業績予想は経常利益で+4%とほぼ前年並みを見込んでいる。何か今期の業績が伸び悩む要因があるのか?上野の大型店などの業績が厳しいのか?
→確かに発表している業績予想はそう捉えられてもしょうがないと思うが、期首に大型出店が集中しており出店費用が相当発生するので1Qは赤字予算になっている。東京都美術館のレストランは内装などは東京都さんに作ってもらうので資本投資はないが、合計で500席近くある店舗でありホテルを作るくらいの一時的な経費がかかっている。ある程度余裕を持って経費予算を組んでいるので、発表しているような利益計画になっている。発生する経費額がはっきりした時点で修正などをしていく予定。
(2-1)ランの館が赤字で廃止や売却が検討されていたり、テレビ塔の店舗も先行き不透明だ。名古屋での公共施設事業の展開をどう考えているのか?
→名古屋市政を批判するわけではないが、河村市長は赤字部門は削れ!という方針であり、名古屋市の財政を立て直すためには必要なことなので応援しているが、ランの館廃止は問題だと思い名古屋市には陳情というかクレームを付けている。上の方にまですでに2回話を聞きに行っているが、次は河村市長にダイレクトに話をするところまできている。ランの館のレストランを運営して8年になるが、急に公共施設不要論が出てきた。このマリンタワーについても、横浜市の中で必要なのか議論となったが、横浜市にとって必要だという結論になり、こうしてゼットンで運営することになった。ランの館については何人かの市民が集められて議論されたが、花が好きでない人やランの館について関心のない人達で要る要らないが採決され、結果不要という判断になってしまった。ランの館では花が好き、ランが好きということで、お花に囲まれて結婚式を挙げたいという人が多く、以前から多くの方々が結婚式を挙げてきた。廃止してしまうとこうした方々の思い出が無くなってしまう。廃止という報道が先走ったことで、これから結婚式を挙げる人も不安を感じている。来月早々に再度申し入れを行うが、報道のされ方、これからの公共施設のあり方について、しっかり抗議してくる予定。
テレビ塔についても今後3〜4年の使用は決まっているが、その後は名古屋市が主体となって運営するのか、今まで通り名古屋テレビ塔株式会社が運営するのか決まっていない。不安に感じる株主もいるかもしれないが、マリンタワーや東京都美術館のレストランなど、お客様や街の皆さんに喜んでいただいている事業だと確信している。こうした実績を訴えることで、ランの館についても今後も運営していけるよう名古屋市に働きかけていく。
注記)公共施設事業には思い入れも強いので、稲本健一社長も熱く語っていました。なんでも廃止すればいい!というものでもないので、価値のあるものはしっかりと次代に継承してほしいですし、ゼットンもランの館がさらに賑わうように力を入れて欲しいですね。事業には熱意を感じるんですが、個人投資家向けのIRにはあまり関心が無いようで、こちらは少し心配です^_^;
(3-1)ゼットンは時価総額13億円程度の小さな会社であり、個人投資家や個人株主に支えられている会社だと思う。それなのに個人投資家向けの説明会もまったく開催していないし、年4回作成していた決算説明資料も2回になってしまった。社長の説明を聞く機会も決算説明会しかないので出席を希望したら、機関投資家との関係を大事にしたいので、と断られてしまった。個人株主は株主優待券を渡しておけば文句ないだろう!という感じで、個人投資家を軽視しているように感じる。稲本社長は個人投資家や個人株主についてどう考えているのかお聞きしたい。
→(坂井朗取締役 管理本部長)最初にお断りしておかなければいけないのは、当然のことながら機関投資家の方が大事だというようなことは全くない。ご指摘の通りゼットンの株主は個人株主がほとんどです。とはいえ機関投資家を無視できないこともご理解頂きたい。確かに決算説明会に出席している金融機関の方々にゼットンの株主はほとんどいない。ただ中長期的に成長して行くためには、個人株主だけではなくて機関投資家の方々にも保有してもらいたいし、金融機関のお客様の方々にもゼットンへの投資を推奨してもらいたい。すぐに効果が出るものではないが地道に取り組んでいきたい。
決算説明会への参加依頼については社内で検討したが、個人的には断る理由はないし参加してもらいたいと感じた。ただ機関投資家向けと言っているのに個人株主が参加するには、事前に広く周知する必要があり、問い合わせのあった人だけ参加するのは少し公平性に欠ける。個人株主向けには別途説明会を開催するのが筋だという結論に達した。しかし確かに今まで開催できていない。株主総会の場が唯一となっている。個人株主や投資家向けにどのように説明会を開催すればいいかはまだ協議中。一部地域だけでやるのは不公平だし、証券会社やIR会社から説明会開催のお誘いも多いが、営業目的のお誘いもあり適切ではない部分もある。
ゼットンとしては個人株主の方々と良いコミュニケーションが取れる場、そして多くの株主とお話ができる場を作りたいと慎重に検討しており、ずっと検討は続けていることをご理解頂きたい
決算説明資料については指摘の通り年4回作成していたが、昨年は震災発生で大変な時期を迎え、管理部門も営業の支援などで慌ただしかった。1Qの決算説明資料を出すことはゼットンにとって重要なのか?と感じて独断で作成を取りやめることにした。理由は2つあり、震災後に業務が多忙を極めたこと、春先の1Qに出店が集中しており、取り組んだことについては2Q以降も同じ記述となり重複が多いことです。
ただIRを充実させたいという想いはあるので、今後については慎重に検討を重ねていきたい。
注記)できない理由を長々と述べているだけで、正直聞いていてだんだんと腹が立ってきました。表情がこわばっていくのが自分でも分かりました(笑)
どうやらゼットンの言う検討するというのはやらないということと同義のようです。
2010年の株主総会でも名古屋での株主懇談会のような場を検討すると回答(質問10-1参照)していましたが、まったく実現していません。
機関投資家を軽視してよいと言っているのではなく、個人株主や個人投資家も大事にして欲しいと言っているだけです。決算説明会の開催さえオープンにされておらず、どんな説明があったのかは個人株主や投資家にはまったく伝わってこないですし、明らかになっていません。これは公平性の観点で問題ないのでしょうか?せめてホームページで動画配信くらいしてほしいですが、それも公平性の観点から難しいというのでしょうね。ネットを見れない人もいるので^_^;という理由で(笑)一部の地域で説明会を開催するのは不公平だから説明会は開催していないそうですが、その理屈では永遠に説明会は開催しないということになります。なんか政治家の国会答弁を聞いているようでした^_^;
決算説明資料の作成を止めたのも疑問に感じます。忙しいから、内容が重複するからというのを理由に挙げていましたが、東日本大震災が発生して前期は業績予想も出せなかった状況であり、株主もゼットンは大丈夫なのか?と不安に感じていたと思います。そんな状況だからこそいつも以上にゼットンの現状を株主をはじめとする投資家に正確に伝えるのが管理部門の重要な役目だと思います。それを忙しいからという理由で放棄するのは論外で、株主軽視も甚だしいと思います。株主の気持ちをまったく理解できておらず、自分たちの都合を優先しているように感じます。こうした時期だからこそ足元の状況と今後の取組みについて、しっかりと株主に伝えるという姿勢の会社に投資したいと感じました。
年4回作成すると重複する内容も出てくるというのも理由になっていません。重複する内容については前回の説明資料を参照くださいと一言書いておけば済むことです。まだまだ書きたいことはたくさんありますが、このくらいにしておきます。
ゼットンは(以前はw)地元の企業であり応援したい会社の1社ですが、今回の回答を聞いてとても残念な気持ちになると同時に、まだまだ企業を見極める目が出来ていないな〜と痛感しました。
時価総額13億円程度の時期から個人株主を軽視しているようでは先が思いやられます。ゼットンは個人の消費者に支えられている会社であり、お客様=株主ということも多いと思います。そんな会社が口では何と言っていても実質的に個人株主軽視なのは残念です。この先機関投資家さまから株主優待という不公平な制度はすぐに止めろ!と言われれば、すぐにでも廃止しそうです^_^;ホームページに株主優待紹介もないのですぐに止められるのかも(泣)ゲンキー型の考え方なのかもしれませんね。
稲本社長の考えを聞きたかったのに、社長からは全く回答がありませんでした。稲本社長は事業には熱意がありますが、IRには関心がないようで部下任せの様な印象を受けてしまいました。
アメリカではフェイスブックが大々的にIPOしましたが、経営トップが同じように株主に対する関心がないため、色々と混乱が生じて大きな問題になりました。
   ロイターコラム フェイスブックのIPO騒動、CEOの無関心も敗因
上記記事の冒頭に「経営陣があなたを軽んじる会社は避けろ」というシンプルな教訓を投資家に思い起こさせる と書いてありますが、まさにその通りだなと実感しています。
今後は投資先の選定基準をさらに磨き上げていかなければ!と感じました。ゼットンの姿勢がよく分かったことが、今回の株主総会の最大の収穫なのかもしれませんね^_^;

(4-2)配当の効力が生じる日が5月31日になっているが、普通2月末ではないのか?
→(坂井)株主総会での承認が必要であり、配当支払いの効力が発生するのは31日になる。
(5-3)前期損益修正損が発生しているが何か?
→(坂井)税金の計算の間違い、店舗での印紙の扱いの間違いや本部での計算ミスなどを修正した。
(6-3)修正が必要になったのは何かガバナンス上の問題があったのか?
→(坂井)計算ミスでありガバナンス上の問題ではない。
(7-4)名古屋から来たが、地域別の株主分布は?名古屋の株主が多いのではないか?
→上場時は名古屋の株主が5割を占めていたが、現状では3割くらいになっている。
(8-4)また名古屋で株主総会を開催する可能性はないのか?中継くらいはできるのではないか?
→新しくオープンした大型店舗で株主総会を開催して、株主の方々に新店舗を見てもらうというのがゼットンの方針です。今回は東京都美術館の店舗で行いたかったが、まだ会議での利用許可が取れなかった。今後名古屋でも大型店ができれば、また株主総会を開催する可能性はある。
(9-4)オーストラリアの店舗買収は人材採用面でもメリットがあると説明があったが、どうなっているのか?
→シドニーのレストランには日本からも社員を送り込んでいる。
→(坂井)シドニーの店舗の状況は、2012年2月期で売上2.56億円、営業利益は▲0.07億円となっている。リーマンショック後の落込みから改善中であり、今期以降は利益を出していきたい。
(10-4)ゼットンは女性社員の比率はどの程度か?女性は活躍しているのか?
→男女比率は4:6ほどで女性の方が多い。女性役員の登場も願っている。新しい店を作る際にも女性の力に期待しており、社内から役員にも登用していきたい。
(11-4)シドニーの質問は業績ではなく、子会社化した際にオーストラリアの店舗でも働けるので採用にも有利になるという説明があったが、効果はあったのか聞きたい。
→シドニーのレストランのマネージャーは東京の店で働いていた人を送り込んでいる。ハワイの店舗にもワーキングホリデーで行ってもらっている。オーストラリアはワーキングホリデー以外では、働く仕組みが作りにくい(労働ビザが下りないということでしょうね)逆に現地でワーキングホリデーで働いてくれていた日本人が、帰国後にゼットンのお店に入ってくれたりしている。
(12-5)京都のお店に行ったら営業していなかった。ホームページにも閉店などの案内はなく、定休日なのか閉店なのかまったく分からない。2度も足を運んだ!ちゃんとHPで告知して欲しい。
→1月中旬に閉店した。京都には1店舗だけで効率が悪く、管理コストもかかっていた。閉店についてはHPで告知はしていないが、今後検討する。関西にはRや天満橋に店があり、今後出店計画もあるのでこれらのお店に足を運んでほしい。
(13-4)株主優待で施設入場券が送られてくるが、地域によっては使わないものもある。買取りでコストもかかっているわけだから、株主が好きなものを選べるようにしたらどうか?
→すべてを買い上げているわけではなく、使用実績に応じて支払っているものが多い。遠方の施設もあると思うが、旅行の際や知人の方などに使って頂きたいと考えている。
(14-5)(女性)プランニング&コンサルティング事業は売上に比べて赤字額が多すぎる。
→設立当時は外部の店舗デザインなどを受託していた。現状はほとんどゼットンの店舗のデザインを行っており、外部の設計を手掛ける余裕はない。実質的には社内デザイン部であり、本来は本部費になる。
注記)毎年指摘されていますし、実態に合わせてセグメントを見直した方が良いと思います。
(15-6)大株主に金融機関が居ないが、金融機関に買ってもらえば株価も上がるのではないか?
→(坂井)銀行はほとんど株式は保有しない方向になっている。ファンドなどはゼットンが成長する過程で投資して欲しいが、時価総額ルールがあり、50億・100億規模の会社にならないと投資してもらえない。
注記)金融機関が買うから株価が上がるとは知りませんでしたが、今日の急騰はもしや?(笑)
株価が上がったとはいえ時価総額は15億円であり、機関投資家が買えるような株ではありません。謎の爺ミハイル・ジョーダン氏ならこの規模の会社であれば喜んで10倍以上に引き上げてくれるかも(笑)
会社側の姿勢は個人投資家は軽視と感じましたが、機関投資家のユニバース(投資適格とされた銘柄群)に入るには最低でも4倍以上に株価を引き上げる必要がありますが、そこまで株価を押し上げてくれるのは一体誰だと思っているのでしょうか?

そこまで株価を上げてくれるのは個人投資家の買いだと思いますが、時価総額15億円程度ですでに個人投資家軽視では先が思いやられます。株価対策をミハイル・ジョーダン氏に依頼済みなら、すぐに時価総額150億円ほどにしてくれそうなので問題ないですが^_^;
今年の株主総会レポートは早々と完成したので、次は2011年のレポートに着手しないと(笑)今後ゼットンの姿勢に変化が現れるのか、注目していきたいと思っています。あるいは興味が無くなってしまうかも^_^;
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2012年06月02日

吉野家ホールディングス2012年株主総会レポート

2012年5月29日(火)10時から、東京都中野区の中野サンプラザ サンプラザホールで開催された吉野家ホールディングス(9861)の第55期定時株主総会に参加しました。
吉野家は牛丼や寿司の京樽、ステーキハウス、うどんのはなまるなどを全国で展開している会社です。
吉野家の株主総会に参加するのは2010年から3年連続ですが、最後まで参加したのは初めてです。
 → 吉野家ホールディングス 2010年株主総会お土産レポート
2012年5月29日(火)の株価 99,900円(東証1部 9861)1株単位 2月決算
PER 27.0倍、PBR 1.16倍、配当利回り 2.00%、株主資本比率 46.7%
監査費用 12,800万円(売上比 0.08%、営業利益比 2.67%) 監査法人トーマツ
株主優待 2・8月末の株主に株数に応じてお食事券(額面300円)を贈呈
 詳しくはこちら→ 吉野家ホールディングスの株主優待情報ページ

   吉野家ホールディングス(9861)のホームページ
   吉野家ホールディングス(9861)のヤフー株価情報
吉野家株価チャート
過去10年間の株価推移をみると、2007年頃までは20万円前後で推移していましたが、仁義なき牛丼戦争の激化もあり、その後は半値の10万円を挟んだ狭いレンジでの値動きが続いています。海外展開も着実に進めていますが、まだ業績は回復途上で株価に割安感は感じませんね。
スケジュール
10:00〜10:33 安部社長の挨拶後、最前列の株主がいきなり動議の提出を求めて大騒ぎに!
 10:06〜10:08 箕輪正道常勤監査役から監査報告
 10:09〜10:22 映像を使って事業報告 女性ナレーションが招集通知を読上げ
 10:23〜10:33 対処すべき課題、今後の戦略について安部修仁社長から説明
10:33〜11:28 質疑応答 質問者11人 計15件 55分
11:28〜11:43 議案説明・審議・採決 質問者3人、4件
 第1号議案 剰余金処分の件 期末配当1,000円 年間2,000円で前年据置き
 第2号議案 取締役3名選任の件 安部社長、出射孝次郎氏、河村泰貴氏が任期満了に伴い全員再任
 第3号議案 監査役1名選任の件 浦邊正記常勤監査役が任期満了に伴い再任
吉野家2012年株主総会
お土産 牛丼並盛券2枚 期限7月末 先渡し
飲み物サービス なし
事業説明会 なし ただしグループ各社の説明ブースを設置

注目の株主総会格付けですが、お土産も用意され、グループ各社の説明ブースもありました。質問も多くて丁寧に答えていたと思います。毎年集中日前後の開催で参加しにくいのは残念ですが、吉野家ホールディングス(9861)の2012年株主総会格付けは 『C−』 としました。
   議決権を有する株主数    180,589名、その議決権数 513,982個
   議決権返送&出席株主数   58,722名、その議決権数 276,136個(53.7%)
議決権行使が53%とはかなり低いですね!自己株が22%もあるのも要因の一つです。
今年も吉野家の株主総会は中野サンプラザで開催されました。吉野家は毎年5月の株主総会集中日に開催するので、今まで最後まで参加したことはありません。いつもゼットンの株主総会と重なるので、投資額の大きいゼットンを優先して参加していました。今年は1日早くなり最後まで出席しました。
ホール入り口左右には、吉野家グループ各社のブースが設けられ、各社の担当者が常駐して株主からの質問に対応していました。担当は2人1組になっていて質問した株主は名前や出席番号、質問内容などを記録していました。質問内容はともかく名前までチェックする必要があるんでしょうか(笑)
私は普段あまり話を聞くことができないアジアを中心とした海外事業を担当している吉野家インターナショナルで色々と話を聞いてきました。聞いてきた内容は↓下記の記事↓にまとめました。
   中長期投資で超富裕層を目指そう! 吉野家の海外展開
お土産は今年も牛丼並盛無料券2枚でした。出席票と一体になっています。
吉野家2012年株主総会
会場内のレイアウトも例年通り正面にスクリーンが用意され、事業報告などで活用されていました。
吉野家の株主総会は安部修仁社長の挨拶から始まりましたが、すぐに大騒動になりました。
議長が株主総会の議事進行を説明し、
「質問は報告事項の報告が終わった後に受けるので、その際は挙手して質問してください」
と説明したところで、いきなり最前列の高齢の株主が質問させろ!手を挙げて立ち上がりました。報告事項が終わってから質問を受付けます、と何度も安部社長が説明しましたが聞く耳を持たず議長席に詰め寄ろうとして5人ほどの係員に取り囲まれていました。それでも「議長の言う通りちゃんと手を挙げているのになぜ質問させないんだ!警察を呼ぶぞ!俺は6時に来て1番なのになぜ質問させないんだ!」と叫び続ける株主。普通の総会なら無視して議事を進行しますが、安部社長は何度も後ほどと説明していました。そして携帯を取り出し警察?に電話しだす株主。安部社長も「警察に来ていただいても構わないんですが、質問は報告事項の報告の後で」と語りかけています。会場に警察官は来ていないのでしょうか?これほど規模の大きい株主総会なら、総会屋対策などで警察官が来ているケースが多いように感じますが、最近は総会屋も減ったので警察官の派遣はしていないのでしょうか?
そんな押し問答が3分ほど続き、根負けした安部社長が質問を許可するので質問してください、となりました。高齢の株主は質問というより動議の提出で、安部議長の解任を求めていました。
株主総会開始後すぐの解任動議で安部社長も「まだ株主総会が始まったばかりであり、議長を続けたいんですが^_^;」と戸惑っていましたが、お構いなしに解任理由を述べようとする株主。議長は会場の株主に対して動議の採決を行い、もちろん否決されて議長続行となりました。
動議を提出した株主は納得せず、さらに文句を言っていましたが、さすがに安部社長も「これ以上株主総会の議事運営を妨害するなら退場してもらう」となり、やっと騒動は収まりました。
それにしても一株主の身勝手で5分近くも無駄な時間を費やしたのですから何とかしてほしいものです。安部社長は人が良すぎますね。2〜3回説明しても聞き入れない時点で退場処分で良いと思います。こんな対応をしているとプロ株主に付け入られるだけのように感じます。
それにしても吉野家の株主総会でこんな波乱があるとは思いませんでした。上記株価チャートの通り株価は半値に下がっているので、怒り心頭という感じだったのかもしれませんが、半値などかわいいものだと思います。1/5とか1/10もゴロゴロしているので^_^;
いきなり波乱のスタートとなりましたが、その後は監査報告、映像を使った営業報告、安部社長から今後の戦略説明と無事に進んでいき、質疑応答の時間となりました。
質問は多くの株主に質問してもらうため1人1問と説明がありました。もちろん最前列中央に座っているあの株主も手を挙げましたが、先ほど質問していることもあり指名されませんでした。

質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)カッパ・クリエイトなどは外国産米を使用しているが、今後TPPなどで外国産米が増える可能性もある。吉野家は日本米にこだわり外国産米は使わないのか?
→TPPはコメを除外するという見解もあるが、輸入米についても検討する必要がある。アメリカの吉野家では現地のコメを使っており、アジアでも現地米を使っている。外国産米使用の経験は積んできているので、吉野家の品質基準に合致しコストメリットがあれば検討していく。ただ日本人にはコメに対するこだわりがあり、外国産米を敬遠されるのなら意味が無い。顧客の反応を見ながら進めていく。
(2-2)中国展開について、モスバーガーは台湾資本と組んで中国展開を進めている。中国市場は難しいので台湾資本と組むなど何か手を打っているのか?
→各国への進出は市場規模と市場の質を見極めて判断している。規模の大きい国ではマジョリティを取って合弁で展開していく。小さな国はフランチャイズ展開が中心になる。店舗開発力、現地でのネットワークが広いなど現地の有力なパートナータイアップして進めていく。中国展開でも台湾資本との合弁がベストというわけではなく、できる限り現地資本とのタイアップを重視している。
(3-3)監査は相当と報告があったが、オリンパスも大王製紙も同じように報告していた。監査役は何を根拠に相当と判断しているのか?11億円の繰延税金資産は、現状の利益水準と比べると過大ではないのか?負ののれんの一括計上は利益を良く見せるためではないか?自己株式の保有も過大ではないか?これらの問題があるのに本当に監査結果は相当なのか?監査役に聞きたい。
→まずは財務担当からご指摘の点について説明する。
→(田中常泰専務取締役 財務室管掌)繰延税金資産については41ページに記載している。70億円あるがトーマツと調整した結果6億円となった。この金額は十分に回収できるという前提で計上した。負ののれんは京樽の100%子会社化で発生した。負ののれんについては一括償却が吉野家の会計方針になっている。自社株については昨年も質問があったが、伊藤忠の保有株を取得したので保有割合が高くなっている。自社株の活用方法は現時点では決まっていない。今後検討していく。
→(箕輪正道常勤監査役)トーマツの監査計画の内容チェックと、計画に沿った監査を行っているかチェックしている。併せて経理部門にもヒアリングを行い、監査内容を判断している。定期的にトーマツとも打ち合わせを行っており、その結果相当と判断した。
(4-3)繰延税金資産はバランスシートでは11億円になっており、回答のあった5億円とは差が出ている。
→(田中専務)41ページに記載しているのは当期に新たに発生した分です。
(5-4)すき家にはファミリーで行くが、吉野家は家族では行きにくくて1人で利用することになってしまう。これはメニューの選択肢が少ないからだが、ファミリー向けのメニュー展開などは考えていないのか?
→未来創造研究所を作り、6つくらいのコンセプトを作り店舗での実験を行うなど研究している。その中の1つに郊外でのファミリー向けのコンセプトもある。他にも女性の利用しやすいお店、シルバー世代への対応などを研究中。今までの幹線道路沿いから生活道路への出店も進めていく必要があり、メニュー・サービスの研究、お店の雰囲気などもそれぞれ実験を進めている。国内でも数10店出して静かに実験している。間もなく期待に応えられる店舗ができると思う。
(6-5)株主優待券が使える店を増やして欲しいと以前も株主総会で要望があったが、まったく改善されていない。なぜ利用店舗の拡大ができないのか理由を知りたい。
→(折田昌行専務取締役 人材開発室管掌)今回送付する株主優待券から京樽でも使えるようにした。どん・はなまるについては課題が残っており検討中です。
(7-6)どんやはなまるも京樽同様完全子会社化する考えはあるのか?
→(田中専務)京樽を完全子会社化したのは、上場維持コストが高い一方で市場から資金調達する可能性も無かったため。どんやはなまるは非上場であり、他の株主もいるので簡単には決められない。ただ完全子会社化も一つの方策ではある。
(8-7)名古屋から来たが早朝に着いたので松屋と吉野家を比較してきた。吉野家のカレーの方が安いのに隣の松屋で食べている人に聞いたら松屋の方が美味しいということだった。カレーは今のままでいいのか?
→(出射孝次郎常務取締役 商品本部長)カレーは嗜好品であり、各家庭の味や専門店の味など様々なカレーがあって開発が難しい商品。どんなカレーに仕上げても人によって賛否が分かれる。今回カレーについても見直しを行ったが、より多くの人に評価してもらえるよう今後もブラッシュアップに努めていく。
安部社長)商品開発チームが目標水準を作り、他社の店舗も含めて覆面比較調査を行っており、より良いものにするよう取り組んでいる。
(9-7)夜間など店長がいない時間帯があるが、店によって接客サービスにムラが多い。商品の提供は早いがサービス面では不十分に感じる。
→店長がいない時間帯は不安だが、前期はあらゆる面で充実させてきた。サービス面では、まずは創業時の精神に立ち返り、クイックサービスに特化して取り組んできた。社内外の調査員で継続的に調査しており、まだ満足できる水準ではないが、調査結果を前年と比べると大きく改善している。

(10-8)シルバー世代向けの対応について教えてほしい。
→シルバー向けは健康的でなければいけない。若者とは嗜好が異なる。ヘルシーという部分では女性向けともオーバーラップしてくる。女性と言ってもヘルシー、成人病予防などではカテゴリーも異なるので、まずは実態を把握し、子持ちの30代女性、働く30代女性に絞って検討している。
シルバー向けについては、野菜や魚を使ったメニュー開発に取り組んでいる。まだ全国展開できるような商品は出来ていないが、数店舗で実験している。
 11時12分になり、議案の審議もあるのであと2〜3名でお願いしたいとの議長発言
(11-9)各社の設備投資額合計と事業報告の設備投資額が合わない。
→(田中専務)ピーターパンコモコなど、その他の会社の設備投資もあるため。
(12-9)招集通知に社員数は載っているが給与は載っていない。パソコンで見たら平均給与が926万円も払っていた。配当や株価は上がっていないのに社員の給与が高すぎる!(怒)
→(折田専務)926万円というのは吉野家ホールディングスの人件費だと思うが、持株会社なので部長や執行役員クラス中心に20名程度となり、平均給与は高くなる。吉野家の平均給与は560万円で他社と比べても高くはない。連結の人件費比率は32%であり、今後も低減に努めていく。
→(安部社長)吉野家HDは役員の比率が高く、上級スタッフの割合が高いので平均給与は高くなる。他社と比べて突出しないよう横並びで判断している。株価については業績を向上させることで市場からも評価してもらえるよう、海外展開などに力を入れていく。株価の推移は日経平均並みの動きだと思う。
吉野家株価チャート
吉野家株価チャート
確かに上の過去5年の株価チャートを比較すると同じような動きですが、下の10年チャートでは日経平均を大幅にアンダーパフォームしています。早く海外での収益体制を強化して欲しいですね!
(13-10)焼肉定食が好きだったが無くなった。復活はあるのか?
→(出射常務)焼肉定食は牛丼に力を入れるため一時的にメニューから外した。豚焼定食と同じオペレーションなので、併売できるか検討していく。復活の可能性はある。
(14-11)京樽の投資は売上に比べて大きいが、回収はどの位の期間を考えているのか?
→(田中専務)京樽は6億円以上の営業赤字になったが、震災の影響が大きかった。今期は確実に黒字化できる。14億円の設備投資内訳は、工場の統廃合で2工場から船橋工場に統合した投資が8億円、その他は出店・改装投資です。今期は設備投資も減る。
(15-11)為替調整勘定が大きすぎる。
→(田中柳介取締役 吉野家インターナショナル社長)米国吉野家の出資時の為替レートが今より大幅に円安だったため、評価損が発生している。
→(安部社長)連結で赤字になっているのは京樽と吉野家USAだけ。アジアではしっかり利益が出ているが、ロイヤリティと配当をHDに経費として支払っているので名目上赤字になっている。海外事業が今後の成長ドライブと説明しているのに赤字ということで心配している株主もいると思うが、しっかり稼いでおり今後さらに成長が期待できるので安心してほしい。

以上で報告事項に対する質疑応答は打ち切りとなりました。
続いて議案の審議となりましたが、なぜか議案とは関係のない質問も出ていました^_^;
第2号議案 取締役3名選任の件
(1-1)以前の株主総会でも役員に女性を入れたらどうかと意見があったが、現状はどうなっているのか?
→毎回同じ回答になっていて恐縮している。女性役員の登用も意識して取り組んでいきたい、女性も含めて社外取締役の選任なども考えたいが...と煮え切らない感じ(笑) 取締役の選任にあたっては、公平性など多面的に検討する必要があり、女性役員の誕生はもう少し長い目で見てほしい。
(2-2)河村泰貴氏の持ち株数は8株で少ない。
→河村泰貴氏ははなまるの社長をしながら吉野家ホールディングスの取締役になっている。主体ははなまるの経営であり、持ち株数は少ないが経営能力とは関係ない。貴重な意見をもらっている。
(3-2)吉野家は浮動株が多く株価の変動が大きすぎる。金融機関等の安定株主の確保が必要では?
→(田中専務)筆頭株主だった伊藤忠から自社株を引き取ったので、個人株主の比率が高まった。安定株主の確保は課題の一つだが、会計基準の変更などで金融機関は株式を保有しない方向になっている。
(4-3)牛丼はカロリーが高いので、赤身で作った牛丼を開発してほしい。
→第2号議案とは関係ないが、せっかくのご意見なので回答する(笑)
女性をどうカテゴリーに分けて商品開発していくか検討している。小町セットを作るなど色々と検討を進めている。吉野家インターナショナルでは、日本の味にはこだわらず、地域ごとの嗜好に沿った新しい牛丼の開発も進めている。
以上で質問もなくなり、すべての議案が承認されて株主総会は終了となりました。
いきなり動議の提出で大揉めになるという波乱の展開でしたが、そのせいで質問時間が短くなったのは残念です。株価が下がっているとは言え、社長を解任すれば済む問題ではなく、もっと建設的な意見を述べてほしいものですね。
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posted by Zaimax at 11:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 株主総会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする