2012年02月23日

常和ホールディングス会社説明会

2012年2月22日(水)に野村IR主催で行われた常和ホールディングス(3258)の個人投資家向け会社説明会に参加しました。
常和ホールディングスは旧日本興業銀行系の不動産会社です。
2012年2月22日(水)の株価 1,434円(東証1部 3258)100株単位 3月決算
PER 10.2倍、PBR 0.87倍、配当利回り 4.18%、株主資本比率 11.5%
株主優待 UCギフトカード、ホテル・ゴルフ場共通株主優待券、プレミア優待券(新設)
 詳しくは 次項有 常和ホールディングス 株主優待情報ページ

 常和ホールディングス(3258)ホームページ

 常和ホールディングス(3258)ヤフー株価情報
常和ホールディングス
2010年末頃から株価は上昇トレンドに転換しましたが、東日本大震災で大幅に下落し再度やり直しとなりました。そしてまた2011年末頃から同じように上昇してきました。今後前回高値を抜いて行けるのか注目ですね!

説明は小崎哲資社長が行いました。お土産はクオカード500円分でした。常和ホールディングスの会社説明会に参加するのは初めてですが、全国で積極的に説明会を開催しているようです。
旧興銀系の不動産会社であり、株主には興銀時代の取引先が名を連ねています。
小崎哲資社長も日本興業銀行出身で、みずほ銀行副頭取、みずほフィナンシャルグループ副社長などを歴任し、常和ホールディングスの社長になりました。銀行出身なので不動産会社の投資基準には知悉しているし、銀行の融資判断ももちろん詳しいので、不動産の投資先選定にあたっては厳しい基準を設けて厳選していると強調していました。
常和ホールディングスは不動産事業、ホテル事業、ゴルフ事業で構成されており、内訳は下記の通り
 セグメント売上 不動産62%、ホテル32%、ゴルフ6%
 セグメント利益 不動産 77%、ホテル 21%、ゴルフ 2%
 セグメント資産 不動産 73%、ホテル 19%、ゴルフ 3%

不動産事業は都心を中心とした優良立地物件を保有しており、17物件中14物件が首都圏。安定した顧客基盤を有しており、全テナントの平均入居年数は約11年で長期に良好な関係を築いている。
中長期戦略の柱の一つとして、東京駅八重洲口側の常和八重洲ビルを含む八重洲二丁目中地区の再開発を計画しており、2011年5月に協議会を設立した。今後準備組合を設立し特区申請を行っていく予定で、認められると容積率を上乗せすることができ、容積率1,400%のビルが建てられるようになる。八重洲地区の他の街区も再開発計画が進んでいる。
常和八重洲ビルは大きな株価ボードがあり、株価が大きく変動するとニュースに登場するビルです。

ホテル事業は都心部および地方大都市に、ハイグレードビジネスホテルを保有・運営している。
8ホテル1,544室を有しており、年間宿泊者数は約53万人となっている。
(ホテルユニゾUNIZOブランド7ヵ所とホテルクレガ天神)
当社ホテルのコンセプトは、都心部および地方大都市のオフィス街に立地し、管理職クラスが宿泊する宿泊特化型のホテルです。シングルルームの広さは15u〜となっており、バジェット型(低料金型)の同業の11uと比べると広い。
料飲・宴会部門がないので景気変動の影響を受けにくく、安定したビジネスモデルになっている。商業施設も併設しておりテナント賃料収入もある。
多くの案件を検討中であり、今後も厳選した立地で着実に拡大させていく。

ゴルフ事業は八千代ゴルフクラブを保有している。千葉県にある1961年開業の全18ホールのパブリックコースで、都心から60分圏内の好立地にある。

常和ホールディングスの強みは安定性の高い事業構造であり、営業利益率30%程度と高収益体質の会社です。事業資産の構成比は85%が首都圏にあり、政令指定都市まで含めると98%となっている。これらの不動産を時価評価すると250億円程度という大きな含み益になっている。
基本戦略は不動産賃貸などストック型ビジネスモデルのブラッシュアップであり、顧客満足度を向上させ売上の極大化を図りながら、全社的なコスト分析を行うなどして費用の極小化に努めていく。
投資にあたっては厳格な基準に基づく優良収益物件への投資を行っており、今後数年間は投資のチャンスと捉えている。リスクを十分に見極めながら、積極的に収益物件に投資していく。

今期は東日本大震災の発生やそれに続く原発事故などもあり、厳しい環境が続いているが、経営者というものは経営環境が悪いなかでも、悪いなりに結果を出すのが務めだと思っている。今期も第3四半期まで順調に推移しており、業績予想に変更はない。
不動産の取得は借入金で賄っているので、有利子負債残高は増加している。しかしJCRの長期優先債務格付はBBB+(安定的)であり、平均調達レートは年々下がっている。現状新規に借りているレートは1%以下であり、今期の平均調達レート1.54%は借換えが進むとともに下がっていく。

株主還元については、年間配当60円と株主優待制度を導入している。今までは3月末の100株以上保有の株主にUCギフトカード3千円分とホテル・ゴルフ場の共通優待券5枚を贈ってきたが、今回から株主優待を拡充し、1,000株以上保有の株主には5千円分のギフトカードにグレードアップし、さらにホテル・ゴルフ場共通プレミア優待券1枚を贈呈する。プレミア優待券はホテル1泊無料かゴルフ1名1ラウンド無料のどちらかで利用できる。ぜひ1,000株以上買ってほしい(笑)
続いて質疑応答となりました。

(1)中部圏での事業計画はあるのか?
→私は名古屋出身だがまだ中部圏では不動産を所有していない。ホテルもオフィスビルも物件を探しているが、我々の基準に合う物件がない。多くの案件が持ち込まれているので、来年の説明会では中部圏にもあります!と説明したい(笑)海外も含めて基準に合致すれば取得していきたい。
(2)地震への備えはどうなっているのか?
→東日本大震災の影響はほとんどなく、一部修復が必要となり2千万円ほどの影響に抑えられた。我々の基準では耐震ビルでないと取得しない。震災後仙台にも行きビルの状況を見てきたが、新耐震のビルであれば問題なかった。被害の大半は地震ではなく津波による被害だった。常和ホールディングスの保有しているビルはすべて新耐震ビルなので、普通の地震であればあまり大きな影響はない。しかし皇居周辺まで到達するような津波になれば被害は発生する。
(3)経常利益率が20%と高いが、営業外損失が非常に大きい。借入金も多過ぎるのではないか?
→営業外損失の大部分は支払金利であり、借入金が1千億円以上あるので、金利が2%程度だった2年ほど前までは20億円の金利支払いとなっていた。今は平均1.5%程度なので15億円程度になっている。現在借りているのは1%以下の金利なので、今後借り換えが進むと平均調達レートも1%程度になり、10億円程度になる。借入金が多いのはその通りだが、借入金が増えながらも調達レートが下がっていることで、支払金利は減少している。資金は長期で借りており、2〜3年で入れ替わっていく。支払金利が減っていくことから利益率が上がっていく。
現状は投資のチャンスと捉えているが、投資先の選定にあたっては銀行出身者なので厳しい基準で判断している。資金を借りてほしいという依頼が多く、借入枠は十分あるが、良い物件が見つからない(笑)
(4)東洋経済では東京のオフィスビルの空室率が上がり、賃料は下がっていると書いてあるが?
→東京は空室率が9%と空前の高さになっているが、常和保有のビルは2.8%と低くなっている。
以下は後日作成
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2012年02月12日

日本和装ホールディングス2011年度決算説明会

2012年2月10日(金)に日本和装本社会議室で開催された、日本和装ホールディングス2011年度決算説明会に参加しました。
日本和装は4ヵ月間無料きもの着付教室を展開し、きものや帯などの販売仲介を行っている会社です。
日本和装は2012年2月27日(月)に東証2部に上場する予定です。
日本和装については、下記のブログでも記事にしていますのでご覧くださいね!
   日本和装〜きもの業界に新風を吹き込む日本和装!
2012年2月10日(金)の株価 29,350円(JASDAQ 2499)1株単位 12月決算
PER 9.4倍、PBR 0.87倍、配当利回り 5.11%、株主資本比率 56.7%
株主優待 12月末の株主に対し、株数に応じてクオカードやギフトカード
 詳しくは 次項有 日本和装ホールディングス 株主優待情報ページ

 日本和装ホールディングス(2499)ホームページ

 日本和装ホールディングス(2499)ヤフー株価情報
日本和装ホールディングス
最近2年間の株価推移を見ると回復傾向が続いていましたが、最近は3万円前後での推移が続いています。株主優待制度導入により、12月末の権利落ちが異常に大きいですね!優待制度については若干の手直しが必要かなとも感じます。

決算説明会への出席者は、吉田重久社長、藤永新一常務取締役、菅野泰弘取締役とIR担当の大森さんです。決算説明会の様子は大森さんのブログ「IRがんばっています!」でも紹介されています。
   IRがんばっています! 2011年12月期決算説明会
出席者は11名で、前回出席した2Q決算説明会と比べるとこじんまりとした印象でした。
まずは先日発表された東証2部への上場承認について説明がありました。
会社側としては12月頃の上場を目指して準備を進めてきたが、少し承認を頂く時期がずれた。12月には上場記念イベント(修了生向けの販売機会)を考えていたが、承認がずれたので開催できなかった。
2011年は東日本大震災が発生し、どうなってしまうのかと感じたが、きものの流通を止めてはいけない!消費を停滞させてしまってはいけない!と感じ、修了生向けのイベントを積極的に開催してきた。生産者を支援するための施策も色々と打ってきた。阪神淡路大地震も体験したが、翌年は神戸で一番きものが売れた。そういった経験もあり積極的に事業展開してきた。
震災の影響により、無料きもの着付教室のセミナーが減少し、売上も前年を下回ったが、16.2万人いる修了生向けのイベントを積極的に開催したことで、既存顧客向けの売上は前年を上回った。しかしイベント開催には、案内のためのDM費や会場費なども必要になり、経費が増加した。3Q、4Qは若干業績が減速しているが、春からずっとイベントを開催してきたので、さすがにイベント疲れが出てきたのかもしれない。
経費面では、きものブリリアンツ全国大会を秋にも開催したが、1回開催すると4千万円以上はかかり、上場審査に対応して社内の体制も見直してきた。その一環でコールセンターも京都の自社施設から関東に移転し、専門業者のベルシステムにアウトソーシングした。
こういった経費の増加で、売上は前年実績・計画とも上回ったが、利益面では減益となった。

年末にはイベント疲れも出て失速したが、今期は気持ちも新たにスタートしており順調に推移している。
今期は経費についてもケチケチムードで行く!そのため決算説明会も本社の会議室で開催しているし、株主総会も今まで使用してきた丸ビルのカンファレンスルームをキャンセルして、自社施設で開催することにした。使うべきところには使っていくが、格好を付けるようなコストは徹底的にカットしていく。
受講生募集のCMも今回は女優を起用せず、修了生の方々に出演してもらった。
今日はマンダリンオリエンタル東京で、講師の方々を集めてキックオフミーティングを行ったが、春の教室への応募者からも話を聞いた。修了生をCMに起用したことで、日本和装に親近感を感じてくれているようだった。

タイに子会社を作ったが、今後タイでの縫製に取り組んでいきたい。タイにトレーニングセンターを作り、社員も募集していく。社員募集では現地でのテレビCMなども考えている。
現在加工売上高が4億円ほどあり、徐々にタイに移していきたい。

東証への上場申請は数年前から行っており、2011年の計画も確実に実現できる計画にするよう指導があったが、東日本大震災により環境が大きく変わり、利益は下方修正になってしまった。
配当についてはどうするか議論したが、消費を低迷させてはいけない!という考えから、当初計画通りの1,500円を維持することに決めた。
新たな取り組みとしては、アンチエイジングをコンセプトにした新教室を開催した。6〜7年前の修了生の方が久し振りに来てくれるなど非常に好評で、多くの販売仲介実績をあげることができた。
博多帯を製造している日本和装ホールセラーズは、震災の影響により春の帯セミナーが減少したため、自社商品の販売が減少した。修了生向けのイベントで積極販売を行ったが、きものなどの仕入れ商品の取扱いが増えたので増収減益となった。
日本和装クレジットでは、イベントの販売促進のため低金利キャンペーンなどを行い、外部に流出していたクレジット手数料の低減につながり、業績は好調に推移している。割賦販売の増加により、比例して借入金も増加している。ただ、顧客の支払方法はボーナス2回払いが半数を占めており、1年間で回収ができる債権が多いので、再度の流動化を検討するなど資金調達の多様化を進めていく。

2012年度の計画については、売上高64億円、営業利益5億円を計画している。
日本和装のビジネスモデルの原点に戻り「無料きもの着付教室」のセミナーを重視し、経営資源を集中していく。受講生が集まった時点で順次開講していくスピーディな対応を行い、開講教室数を増加させる。
昨年成功したアンチエイジング教室をヒントに、進化した修了生向けの教室を企画し、販売機会を増やす。アンチエイジング教室は予定の倍くらいの応募があり、好評だった。
今年は小規模イベントを減らし、採算性の高いイベントに集中することで経費を削減する。
2011年は着付教室の講師の育成にも取り組んできたが、春の教室から自社で育成した新講師「きものマエストラ」がデビューする。
男きものにも取り組んでいく。社長クラスの人にきものでパーティなどに参加してもらうことも大事だと思うので、秘書の人に着付を教えることなども考えている。

主に以上の内容で会社側からの説明は終わり、質疑応答となりました。
(1)今期のオールインワン施設はどこを計画しているのか?
→大阪を考えている。
(2)修了生をCMに起用したが、応募者数はどうか?
→前回までと比べると出足は落ちている。女優を起用していた時はCMを流すごとに応募者数が大きく増えていたが、今回は応募者数があまり増減せず安定しているのが特徴。女優を起用しなくても応募者数過去最高!を目指していたが、現時点では女優の力は大きいなと感じている部分もある。
(3)今期の計画を見ると過去の傾向とは逆転して上期より下期の比重が大きくなっている。
前期の3Q・4Qにイベント疲れが出たという説明があったが、上期もこの影響を見込んでいるのか?
 詳しくは → 決算説明会に参加しました!
 上記の記事の後半部で、上期・下期別の業績推移をグラフにしています。

→昨年は震災以降ずっと既存顧客向けのイベントに力を入れてきたので、上期については原点に戻り、新規受講生向けのセミナーに再度力を入れていく。下期からは再度修了生向けのイベントにも力を入れていくので、今期は下期の比重が高くなっている。

以上で質問もなくなり、決算説明会は終了となりました。
春の受講生募集から修了生をCMに起用していますが、応募者数の出足は前年を下回っていて、目論見は少し外れているようです。しかし修了生の方々にCMに出てもらうのはとても良いことだと思いますし、こういった取り組みは地道に継続していくことが一番重要だと思います。ハクビは大女優に頼った集客を続けているので、日本和装には現状の取組みをさらに深化させて欲しいと思います。
集客での理想形は、CMなどしなくても口コミで募集枠が埋まってしまう!という状況だと思います。
日本和装には、女優の集客力頼るという安易な道を選ぶより、困難があっても新しい道を切り開くような会社になって欲しいと思っています。2011年に積極的な事業展開を行ったのも、困難な道を敢えて選んだのだと考えています。
修了生の方々に喜んでもらうためにも、日本和装には今後も新しい道を模索し続けてほしいですね!
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2012年02月08日

内需系の小型株決算は好調!

今週は小型株中心に決算発表が続いています。
先週末には名古屋の葬儀会社ティアが好調な第1四半期決算を発表しましたし、今日はVTホールディングスが好調な第3四半期決算と増配発表を行いました。

ティアの簡単な決算分析と感想
 ティア2012年度 第1四半期決算分析
VTホールディングスの業績のベースとなる新車販売動向分析
 1月の新車販売実績
個人投資家の南さんも、多くの小型株を分析してくれていて、とても参考になるサイトです。
 新興市場の株式投資

グローバルに展開している大型株は、円高の影響や海外景気の落ち込みの影響、そして日本の製造業の底力が失われつつあるのか、かなり厳しい決算が続いているのとは対照的です。
私は個人投資家は、小型株に投資した方がメリットが大きいと考え、小型株に集中投資しています。
小型株の中には成長性があるのに割安な、掘り出し物のような会社が隠れています。
こういった銘柄を探し出すのも株式投資の楽しみの一つです。

みなが知っているような大型株に投資するのは確かに安心感はありますが、機関投資家や海外投資家も含めて多くの人がチェックしているので、そこそこ適正な株価が付いていると思いますし、小型株と比べると規模が大きいだけに成長性も見劣りします。
一方小型株には、我々の身近なサービス業の会社もたくさんありますし、本当に応援したい!と感じる会社にも巡り合えると思います。
ライブドアショック以降小型株のリスク面が大きくクローズアップされ、ここ最近まで多くの小型株はマーケットの中で忘れられた存在になっていました。
しかし最近になって業績の良い銘柄中心に動き出している会社も目に付くようになってきました。

今期は多くの会社が先行きが不透明ということで、保守的な目標値を発表しています。しかし当初想定していたほどの影響はなかった会社が多いので、サービス業などの内需系小型株では今後上方修正する会社も増えると考えています。
この点で現在続々と発表されている決算を分析することが重要になってきます。3Qまでの実績と会社発表の通期計画を比べれば、上方修正する可能性が高そうな会社を探すことも可能です。
小型株は時価総額も小さいので、上方修正などに反応してちょっとした買いが入れば、それだけで大きく上昇することもあります。

当分決算分析で忙しい毎日になりそうです(笑)
今日も早く寝る予定だったんですが、VTホールディングスの決算分析などをしていたら、12時を回ってしまいました(^_^;)
決算書分析も寝るのを忘れてしまうくらい楽しいので良いんですが、明日も決算発表がたくさんあると思うので、そろそろ寝ようと思います。
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昨日はVTホールディングスの決算分析に集中していたので、日本和装ホールディングスが決算発表を行っていたことや、東証2部上場への上場が決まったことに気付きませんでした。
9月に立会外分売を実施しましたが、東証上場の申請を行っているので形式要件を満たすため立会外分売を実施すると書いてあったので、発表はまだかな〜と首を長くして待っていましたが、やっと発表がありホッとしています。
下記のブログでも日本和装の東証2部上場について記事にしています。
次はあの会社に、そろそろ東証上場してほしいですね(笑)
 東証2部上場おめでとうございます!
posted by Zaimax at 00:24 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月01日

大人気!のろくすけさん

株 中長期投資人気ブログランキングの上位に常にランクインしている人気ブロガーのろくすけさんですが、先日お会いしてお話しすることができました!
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ろくすけさんは上記のブログランキングで常に3位前後に位置していますし、週間OUTが多いところも凄いですね。私の場合は週間OUTが非常に少ないです。週間OUTはブログランキングからブログを見に行く回数なんですが、タイトルなどから見てみたい!と思われるということなんでしょうね。
私のブログの場合は、目的の株主総会レポートを見るために、検索エンジンやヤフー掲示板、お気に入りなどから見に来てくれる人が多くて、ブログランキングから見に来てくれる人が少ないようです。それだけマニアックなブログということなんでしょうね(笑)
確かに他の上位にランキングされている方々の記事タイトルと比べると、かなり異質ですね(^_^;)
まあそれだけ希少価値があるということにしておきましょう!

ブログ更新というのはある意味孤独な作業ですが、株主総会で知り合った仲間などが増えてくると、見てるよ〜などと声をかけてもらえたりして励みになります。
そして投資家仲間が広がるきっかけにもなります。今回ろくすけさんとお話しできたのも、お互いのブログを通じてコメントのやり取りなどがあったからだと思います。
ブログを読んでいると親近感も湧いてきますし、共通する投資銘柄もあったりして、前からろくすけさんとじっくりとお話ししてみたいな〜と思っていました。それが実現できて本当に嬉しかったですね。
そのきっかけになったのが、下記のブログ記事です。
   投資の王道!
この記事に頂いたコメントが一つのきっかけになり、実際に会ってお話しすることができました。
ろくすけさんにも早速記事にしていただいています。ありがたいですね!
   zaimaxさんとお会いしました!

共通の投資先でもあり、最近急騰してホットな銘柄になっているVTホールディングスなど、名古屋銘柄中心に色々と個別株談義を楽しんできました。個別株について色々と語り合うのは楽しいですね!
同じ銘柄を見ていても注目している部分が違っていたり、それぞれ得意分野は異なるので、話しを聞いている中で新たな気付きを得たりと、とても参考になりました。個別株投資家が集まれるような場をもっと作っていきたいなと改めて感じました。
インデックス投資も盛り上がっているようですが、やはり個別株投資の方が波乱万丈で楽しいし、インデックス投資について語るよりはずっと盛り上がると思います(笑)
もっと個別株投資を楽しむ仲間を増やしていきたいですね!
話しの中で、個別株投資をしている女性投資家ってあまりいないよね〜という話題になりました。
確かに個別株を分析して投資するような女性投資家は少ない様に感じますね。
本来会社を応援し育てるという長期投資は、女性の方が合っているような感じもするんですが、財務諸表などの数字がネックになっているのでしょうか?ろくすけさんも私もサービス業の会社への投資が多く、特にヤーマンなどに投資する場合、本質的にはユーザーでもある女性でないと、将来性など正確に分からないと思います。女性投資家が身近にいれば、ヤーマンって本当のところはどうなの?と聞いてみたいものです(笑)
性別・年代・得意分野など様々なバックボーンを持った人たちが集まって、個別株について気軽に語れる場があれば、もっと銘柄に対する理解が深まるのになと感じますね。個別株オフ会となると、けっこう同年代の男性が集まることが多いんですよね(^_^;)

ろくすけさんは、日本の個別株での長期投資という、茨の道を歩んでいると書いていますが、確かに個別株での長期投資はいばらの道です。なによりがまんと忍耐が必要です。
いくら割安でいい銘柄を選んだつもりでも、我慢している間に1/10になってしまったことも何度もあります。私のポートフォリオの中にはそんな銘柄もゴロゴロしています。しかし中には5倍、10倍と大きく上がる銘柄もあります。そこまで上がるのは一本調子ではありません!急騰急落を繰り返したりして、道中も波瀾万丈です。
長期投資と言っても、ただ買ってほかっておけばいい!というものではありません。道中の波乱万丈も含めて楽しまないともったいないです(笑)波乱万丈も含めて経験しているからこそ、熱く語りたくなるのだと思います(笑)気が付いたら10倍になってた!では面白味が足りませんね。
なので周りから見ると茨の道を進んでいるように見えるかもしれませんが、私自身は茨の道とは感じていません

周りからは苦難の連続のように見えていることでもけっこう楽しんでやっています。
徹夜して財務諸表を調べたりするのは、周りから見ると苦行のように見えるかもしれませんが、本人は分析し甲斐のある銘柄が見つかった♪と楽しみながら没頭しています。気付いたら朝になっていたという感じですね。
本当に大好きなことをやっていれば、そうなるのだと思います。
逆に言えば、そういった状態を維持できているということは本当に幸せだと思います。仕事をしていた頃はさすがに徹夜で銘柄分析とか難しいですから(^_^;)

一方で、「投資とは所詮、金儲けということは分かっているつもりですが、そうとも割り切れていない、どこか青臭い点」というのはその通りであり、克服しないといけません。
長期で応援しながら保有していると、どうしてもその会社に愛着が湧いてきて、本来売らないといけないところまで上がってきても、こんなもんじゃない!もっと上がるはず!などと思い込みが強くなってしまい、売り時を逃すことになってしまいます(^_^;)
応援しつつも割高になったら一時手放す、時期が来たらかわいい子にも旅をさせることも大切ですね。

いろいろと新たな気付きがあった1日になりました。
ろくすけさん、お忙しいなかお時間を取っていただきありがとうございました。
またお話しできるのを楽しみにしています。

p.s.で、「旅費に関するコスト意識の高さに驚かされました」と書いていただいていますが、今回の旅で新幹線の快適さを痛感しました(笑)
今までは高速バスで移動することが多かったんですが、これからは新幹線なども含めて柔軟に組み合わせて、快適さも重視していきたいなと思います。こちらもコスト面とのバランスがより重要になってきますね!
posted by Zaimax at 20:35 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする