2011年10月30日

一六堂の株価が好調!

一六堂(3366)の株価が堅調に推移しています。
私のポートフォリオの中ではずっと問題児でしたが、明るい兆しが見えてきました。
一六堂は居酒屋銘柄の中では財務内容の良好な珍しい会社であり、浜田漁港や塩釜漁港などの買参権(漁港でのセリに参加する権利)を持っているという特徴ある会社です。
名証IRエキスポで一六堂を知り投資しましたが、長らく株価の下落が続いていました(泣)
2005年の上場当時の株価は20万円を超えていたんですから、2万円割れというのは名証セントレックス銘柄とは言え悲しすぎますね。
一六堂
3月の東日本大震災後は業績見通しも発表できない状況に陥り、塩釜漁港の営業所も津波の被害を受けていますし、企業の接待需要など高額消費銘柄なので震災後の自粛ムードの蔓延で、業績への影響も大きいんだろうな〜と心配していました。
しかしながらその後のリリースを見ると、意外と影響は小さかったようです。
2011年7月14日には増収増益の今期計画を発表し、2011年9月16日には2Q決算の上方修正も発表しています。
さらに2011年10月27日には、1株を100株に分割し100株単位にするという発表をしています。
東京証券取引所は100株単位への統一を目指しており、これに沿った動きだと思います。
さらに2011年10月28日には、創業者で代表取締役社長の柚原洋一氏の持ち株のうち12,000株(議決権所有割合14.07%分)を市場外で譲渡したというリリースも出ています。

日経新聞には、アサヒビールが7%分の一六堂株式を約1.7億円で取得するとの記事も出ています。酒類などの取引関係を強化する目的で11月2日付けで買い取るそうです。
7%ということは6,000株だと思うので、1株当たり28,300円ほどで買い取ることになります。
柚原洋一社長が譲渡したのは12,000株なので、アサヒビール以外にも複数の取引先が引き受けたのだと思います。株式の分布状況を改善するのも東証上場への重要な布石だと思います。現状は名証セントレックス市場に上場していますが、市場自体の流動性も低くまったく目立たないので、早期に東証2部上場を目指して欲しいですね。
2011年5月30日に開催された一六堂の株主総会で、柚原社長は東証上場は常に目指していると語っていましたが、それに沿った動きが感じられるのは嬉しいことです。
   一六堂(3366)2011年株主総会レポート

現状の株主数は1,500名ほどだと思いますが、東証を目指すには2千名以上は欲しいところです。
追記)2011年11月4日に一六堂から中間報告書が届き、2011年8月末の株主数は1,408名でした。2011年2月末の1,446名から38人減っていました(^_^;)
東日本大震災もあり3月から6月くらいまでは株価も低迷していたので、売ってしまった株主も多いようです。

今後の動きとして予想されるのは、立会外分売の実施、長年検討中になっている株主優待制度の導入を行い、個人株主の獲得を目指すのではないかと感じます。
逆に言えば、今後このような動きが出てきたら、東証上場を本気で考えているということになると思います。

株主優待については、以前から干物の贈呈など一六堂らしい株主優待制度を検討していると言っているので、一連の流れからすると今期末の株主から株主優待を導入する可能性は高いと思います。
個人的にはお食事券の方が嬉しいですし、遠方の株主にも配慮して干物なども選べるようにするのがベストだと思います。
一六堂のお店は高いというイメージがあり、いつも外から見ているだけで中に入ったことはない(^_^;)ので、ぜひ株主優待お食事券で一六堂を体験してみたいものです(笑)
当面一六堂の動きから目が離せませんね!
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ひらめき
一六堂の客層を考えると、企業の管理者層など比較的資産に恵まれた方々の知名度が高いと思うので、東証に上場すればそういった方々からの注目も集まり、株価もかなり上がるのではないかな〜と密かに期待しています(笑)


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プラネット(2391)2011年株主総会レポート

2011年10月27日(木)10時から、東京都港区浜松町の 文化放送メディアプラス 12階メディアプラスホールで開催されたプラネット(2391)第26回定時株主総会に出席しました。
プラネットは日用品中心にメーカーと卸間の受発注データEDIなどの通信業務を行っている会社です。ライオン、ユニ・チャーム、資生堂など錚々たるメンバーが株主に名を連ねています。
プラネットの株主総会に参加するのは初めてです。
2011年10月27日(木)の株価 655円(JASDAQ 2391)100株単位 7月決算
PER 11.9倍、PBR 1.98倍、配当利回り 4.27%、株主資本比率 76.1%
監査費用 1,140万円(売上比 0.43%、営業利益比 1.85%) 明和監査法人
株主優待 なし

   プラネット(2391)のホームページ
   プラネット(2391)のヤフー株価情報
プラネット2011年株主総会
上場来の株価を見ると、上場当時は人気化し2千円以上まで上昇しましたが、2006年のライブドアショック以降は株価が下落し、500円前後での推移が続きました。ただ業績は安定成長を続けているので、徐々に株価も上昇しています。急成長はしないものの、プラネットは安定して成長する会社です。
2012/7計画 2,680百万円 365百万円 55.04円
2011/7実績 2,624百万円 333百万円 50.27円

プラネット2011年株主総会
スケジュール
10:00〜10:29 報告事項
 10:06〜10:08 監査報告 池井邦信常勤監査役
 10:08〜10:29 事業報告 スライド+女性ナレーション読上げ
10:30〜10:34 議案説明
 第1号議案 剰余金処分の件 1円増配で28円 うちクラウド型新システム稼動記念配4円
 第2号議案 監査役2名選任の件 池井邦信常勤、井上展成氏任期満了 井上氏再任、川崎清氏新任
 第3号議案 補欠監査役1名選任の件 花川泰雄氏を選任
 第4号議案 退任監査役に対し退職慰労金贈呈の件 池井氏に規程に基づき相当額の範囲内で贈呈
 第5号議案 役員賞与支給の件 当期の業績等を勘案して、常勤役員6名に総額2,300万円支給
10:34〜11:07 質疑応答 質問者8人 計13件 33分
11:07〜11:09 議案の採決
11:10〜11:10 新任監査役挨拶 監査役として最善の努力を行うのでよろしくお願いします
プラネット2011年株主総会
お土産 玉生道経氏「芙蓉」の版画 限定200部 先渡し
飲み物サービス 天然ミネラル麦茶350ml
経営戦略説明会 なし

注目の株主総会格付けですが、お土産や飲み物も用意されており、質問にも丁寧に答えていました。これらを総合的に判断し、プラネット(2391)の株主総会格付けは 『D+』 としました。
   議決権を有する株主数    919名、その議決権数   66,305個
   議決権返送&出席株主数  263名、その議決権数   58,165個(87.7%)
プラネット2011年株主総会
プラネットの株主総会は、本社が入居している文化放送メディアプラスビルの12階で行われました。プラネットは3階に入居しています。放送局のビルなのでセキュリティも厳しく、1階受付で議決権行使書を提示すると入館証を渡されました。そのままエレベーターで12階へ上がります。エレベーターを降りると係員の方と上記の看板が出迎えてくれました。
受付を済ますと会場入り口でお土産の入った袋を頂けました。中には上記写真の版画とお茶のペットボトルが入っていました。お土産の版画は、玉生弘昌社長のお父様である玉生道経氏が書いた絵で、シリアルナンバー入りの本格的な版画でした。もっと小さいものをイメージしていましたが、額のサイズは292o×250oと大きなサイズでした。玉生道経氏は2000年に90歳で逝去されていますが、私は世界一素晴らしい第二の人生を送った 画家に転身した元官僚 という本も出ています。

会場内にはテーブル付で(4×3)×6のレイアウトで72人分の席が用意されていました。50人ほどで、株主数の割には出席者が多い株主総会でした。ただ30人以上はスーツ姿であり、株主でもある取引先の方々と思われます。ライオン中心に日用品メーカーが出資して作られた会社らしいですね。
右の最前列には新任監査役候補の川崎清氏(株主でもある資生堂の取締役)が座り、左の最前列には執行役員2名が座っていました。藤重貞慶社外取締役(ライオンの社長)は所用により欠席、井上展成監査役は体調不良で欠席していると案内がありました。
正面にはスクリーンが用意され、スクリーンの邪魔にならないように議長席は左端、その後ろが事務局席でした。役員の方々はスーツ・ネクタイ姿の普通の株主総会でした。
事業報告は女性ナレーションが招集通知を読上げる形で行われ、関連するグラフや写真などがスクリーンに表示されていました。続いて議案の説明があり、質疑応答となりました。
質問には玉生弘昌社長が回答し、役員の方々に補足する事はないか問いかける形式で行われました。結果として多くの役員が発言することになり、良い方法ですね!
日用品業界の受発注インフラを担っている会社なので安定成長しており、財務内容も良くて特に指摘するような部分もないんですが、毎年質問している株主もいるようで思った以上に質問が出ていました。

質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)原価が下がっているが、中身を見ると通信費と運用費の順位が入れ替わり、合計では下がっている。これはシステム入替の影響か?今後も原価は下がるのか?
→今までシステムを入れ替える都度原価は下がっている。今年の1月にセンターマシンを第6世代のクラウド型のシステムに入れ替え、8月にすべて切り替えが終了した。内訳については、新システムになったことで外注先のインテックと協議し、費用構造を見直し下げてもらった。今後も下げられるかは分からないが、方向としては下がっていくと思う。
(2-1)EDI事業には、メーカー・卸売業間の基幹EDI、資材サプライヤー・メーカー間の資材EDI、webEDIがあるが、売上比率はどの程度か?
→基幹EDIは順調に伸びているが、資材EDIは残念ながらあまり伸びていない。市場のニーズはあり資材サプライヤーはEDIへの期待が大きいと感じるが、消費財メーカーは販売先とのEDI化に熱心で、仕入側のシステム投資は後回しになっている。いずれは仕入面もEDI化されると期待している。
→(石橋光男専務取締役 営業本部長)売上全体に占める割合は、基幹EDIが81%、資材EDIが1.1%、webEDIが1.5%、その他物流関係が0.7%ほどとなっている。
(3-1)基幹EDIは日用品化粧品業界から、ペット業界、OTC薬品、介護用品、健康食品などへを広げるとのことだが、ペットやOTCは日用品より市場が小さい。主力の日用品のレコード件数は頭打ちなので周辺業界に進出するのか、レコード件数を伸ばしていく戦略についてもう少し詳しく説明して欲しい。
→基幹EDIは日用品化粧品業界から始まり、ペット業界、OTC薬品と広げてきた。ペット業界は大手の会社は入ってもらったが、OTCはビック3のうちの1社が動き出したという状況で、もう少し時間がかかる。市場規模は日用品化粧品が3兆円、ペット業界が1兆円、OTC薬品が8千億円くらいで、日用品化粧品業界と比べると規模は小さい。
→(石橋光男専務)業界別にどのくらいのレコード数が見込めるかについては、メーカー・卸とも日用品と被っている会社もありはっきりとは分からない。OTC薬品については市場規模は8千億円位だが、大手メーカーさんがプラネットを利用してもらえると、データ量はかなり増えると見込んでいる。ペット業界は一部のメーカーさんが使い始めたが、今後接続メーカーが増えていくことと、利用するデータ種類を増やすような営業を行うことで、地道にボリュームを増やしていきたい。
(4-2)首都圏と大阪にあるデータセンターは、どの程度の津波や地震に耐えられるのか?電源の確保対策はどうなっているのか?
→首都圏には2台のサーバーがあり、1台は常にバックアップしている。大阪にも予備のサーバーを置いている。今回導入した新システムではこれら3台が瞬時につながる様なバックアップ体制になっている。首都圏は世界最大級のデータセンターに預けている。非常電源も装備している。想定している津波には耐えられるような設計になっている。大阪のデータセンターは内陸部にあり、津波の心配はない。
石垣禎信監査役が一番詳しいと思うが補足がありますか?と指名(笑)
→(石垣禎信監査役 ITホールディングス社外取締役)たまたま前職(データセンター事業者のアット東京社長)が関係しているのでお答えします。首都圏のデータセンターは東京湾に近いところにあるので、東日本大震災以降大丈夫なのかと関心が高まっている。津波については9.2mが設計基準になっている。過去東京湾で記録のある最大潮位は5.2mなので余裕のある設計となっている。地震や津波対策について世界でも最上級のデータセンターに、プラネットのシステムが置いてあると考えてもらえばいい。
(5-2)9.2mというのは遡上高か、それとも海岸での高さなのか?
→(石垣禎信監査役)遡上とはどのような意味ですか?
(株主)海抜9.2mまで達する高さなのか、海岸での高さが9.2mなのかという質問です。
→(石垣禎信監査役)海抜です。荒川ベールという東京湾の標準水位に対して9.2mということです。
(6-3)東日本大震災の義援金として1千万円を寄付したが、計上費目は?→販売管理費に計上
(7-3)不正アクセスが問題になっているが対策は?
→ファイアウォールなど様々な措置を講じている。新システムはインターネットを通じたクラウド型なので、通信の際には暗号化や相手認証などを行っている。特に外資系ユーザーは世界的な基準の認定を求めており、厳しい基準をクリアしている。アメリカのサーバーにつないでくれというユーザーもいる。
→(田上正勝常務取締役 ネットワーク本部副本部長)新システムになりコンピュータの常時接続が可能になったので、AS2というインターネットの標準機関が決めたプロトコルの使用を必須にしている。
(8-4)バランスシートに有価証券、投資有価証券、関係会社株式があるが、最近の株価低迷で相当の評価損が出ていると思うがどの程度か?
→それほど金融商品は持っていないが、かなり大きい評価損が出ているので副社長から説明する。
→(井上美智男代表取締役副社長 管理本部長)特別損失の投資有価証券評価損1,699万円は、投資先の会社の経営が多少不安定なので、会計基準に則り減損を行った。営業外の有価証券評価損720万円は、以前から保有している複合金融商品の評価損。バランスシートの投資有価証券1.15億円は未上場の会社であり、評価は変わっていない。関係会社株式1.37億円も0.9億ほどは未上場の会社なので、評価は変わっていない。
(9-5)サービス料金の値下げを行ったが、減収額はどの程度か?値下げをしなかった場合、その分収益性が高くなったと思うが、値下げと企業価値向上とのバランスはどのように考えているのか?
→創業以来8回値下げを行っているが、値下げの都度ユーザー数が増えている。特に創業10年目の1986年の4回目の値下げではユーザー数が大幅に増加した。利用料や通信処理料など値下げ項目も色々あるが、バランスよく値下げすることで、ユーザー数の増、データボリューム増、使用頂くデータ種類の増など目的を持って値下げしてきた。今回は500〜600万円/月の値下げ幅になる。
今回の値下げにより、他業界の顧客が利用を始めたり、あるいは利用の検討を始めている
セキュリティコストは増加しているもののハードウェアの値段は年々下がり、全体的には原価が下がる方向。創業以来原価は下がり続けており、目的を明確にして慎重に料金改定を行っている。プラネットの考え方はすべてのステークホルダーにバランスよく貢献していくことであり、今回も増配しているのでご理解頂きたい。(注記)会社四季報によると3%の値下げを行ったと書いてあります。

(10-6)投資有価証券について、19ページの金融商品の時価欄の関係会社株式の金額0.46億円とバランスシート計上額1.37億円に9千万円ほど差があるのはなぜか?
→(井上美智男副社長)関係会社株式0.46億円は上場していて時価のあるITホールディングスの株式を計上している。非上場の株式については、20ページの時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品欄の非上場株式1.16億円の中にまとめて表示している。
(11-6)プラネットが発行しているストックオプションは今月末で行使期間が終了するが、今月中に行使されるのか?行使価格が975円となっているが、株価がどうなれば行使されるのか?
→現状の株価では行使されないと思う。株価が上がらないと行使されない。上場当時株価が大きく上がった時にストックオプションを発行しているので、そこまでは株価が上がっていない。
→(染谷執行役員)ストックオプション発行の発表後に株価が上がり、行使価格が975円と高くなったが、現状の株価は650円ほどなので975円で買うメリットはない。そのため行使されない。
(12-7)昨年もIR活動が上手でないと指摘したが、この1年もあまり改善されていない。1号議案の増配についてもクラウド型新システム稼動記念などという訳の分からない記念配になっていて、手前勝手な説明だ。新技術導入で今後も増益が期待できるので記念配を行うなどもっとうまくPRして欲しい。昨年の株主総会でもっと真剣にIRに取り組むと言っていたのに改善が感じられない。玉生弘昌社長が書いた本を読んで、プラネットが社会を変えていくと惚れ込んだが、最近は本も書いてくれないし説明の仕方が上手ではない。もっとうまくアピールすれば株価も上がると思う。もう一派踏み込んでIR活動を行ってほしい。他の議案ももっと説明の仕方があると思う。
→確かに説明が上手ではない点は反省したい。個人投資家向け説明会を開いたり、日経ラジオに出演したりと発信は行っている。日経流通新聞には取り上げられているが、7〜8年は日経新聞に掲載されていないのも一般的な知名度が低い理由と思う。今後も折に触れて発信する努力をしていく。
注記)私はプラネットはIR活動にも熱心だと思います。何度も個人投資家向け説明会に参加しています。プラネットの問題点は、そもそも上場する必要があったのか?という点だと思います。株主はほとんどが取引先メーカーですし、財務内容も強固なので特に上場しているメリットが無いと思います。安定成長で配当利回りも高い株なので、個人株主も頻繁には売買しません。そのため流動性が劇的に高まることも考えにくいです。反面、誰もがプラネットを買いたい!と思うような画期的なIR活動を行ったら、多くの株主がなかなか売ってくれないだけに、株価が大幅上昇する可能性はありますね(笑)
個人株主の注目を集めたいなら株主優待が手っ取り早いですが、そこまでして注目を集める必要があるのかは疑問です。議案の説明が下手という指摘もありましたが、他社と変わらないですね。
(13-8)私は玉生弘昌社長のIR説明会を聞いて株主になった。IR活動も頑張っていると思う。
→ありがたいご意見を頂きありがとうございます。

以上で質疑応答は終了となりました。
業績的にもあまり問題のない会社ですが、色んな質問が出るんですね。過去の株主総会と比べて質問内容に変化があるのかが気になる所です。複合金融商品の評価損を除けば特に指摘する点もないので、毎年同じような質問が出ているのかもしれませんね。
それにしてもプラネットが複合金融商品を購入しているというのは違和感を感じます。資産運用に積極的に取り組むようなイメージが無いんですが、金融機関に騙されて買ったのでしょうか?ずっと評価損計上が続いているようですし、今後のマーケット動向も不透明なのでさらに評価損が出る可能性もあります。なぜプラネットがデリバティブに手を出すのか理解できませんね〜真意を質問すれば良かった(笑)
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ひらめき
posted by Zaimax at 14:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 株主総会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月25日

未来工業(7931)2011年株主総会レポート

2011年6月13日(月)10時30分から、岐阜県大垣市の大垣フォーラムホテル2階天の間で開催された未来工業(7931)の第46期定時株主総会に行ってきました。未来工業は電設資材メーカーで、壁のスイッチや配線ボックス類などを製造販売している会社です。太陽光発電関連の部材も手掛けています。未来工業の株主総会に参加するのは初めてです。
2011年6月10日(金)の株価 918円(名証2部 7931) 100株単位 3月20日決算
PER 12.1倍、PBR 0.56倍、配当利回り 3.05%、株主資本比率 77.5%
監査費用 2,800万円(売上比 0.10%、営業利益比 1.02%) 監査法人トーマツ
株主優待 なし

   未来工業(7931)のホームページ
   未来工業(7931)のヤフー株価情報
未来工業2011年株主総会
過去5年間の株価推移を見ると、上場当初は人気化して2007年2月に1,665円まで上げていますが、その後は株価下落が続いています。しかし2009年1月を底に緩やかな上昇に転じているようです。業績面では、景気や住宅着工などの影響を受けているようです。
2012/3計画 28,382百万円 1,811百万円 75.61円
未来工業2011年株主総会
スケジュール
10:30〜10:57 事業報告
 10:36〜10:38 監査報告 松原正美常勤監査役
 10:38〜10:57 事業報告 瀧川克弘社長が事業報告を読上げ、スクリーンにグラフや写真など
10:58〜11:16 質疑応答 質問者4人 計10件 18分
11:16〜11:20 議案の説明・審議・採決
 第1号議案 取締役8名選任の件 8名全員任期満了に伴い再任
 第2号議案 監査役1名選任の件 山本晃久監査役が任期満了に伴い再任
 第3号議案 役員賞与支給の件 3,750万円を賞与として支給
お土産 なし
飲み物サービス 冷たいお茶のサービス
事業説明会 なし

注目の株主総会格付けですが、お土産もなく、事業報告も読上げであまり工夫されていません。一方で、集中日を外して株主総会を早い時期に開催するのはプラス要因です。これらを総合的に判断し、未来工業(7931)の株主総会格付けは 『D』 としました。
未来工業2011年株主総会
未来工業の株主総会は、10時半から大垣フォーラムホテルで行われました。今日は地元ではアトムの株主総会と重なっており、どちらに参加するか迷いましたが初参加の未来工業にしてみました。が、未来工業はお土産もなく若干後悔しました(^_^;)
会場内にはテーブル席が用意され、(4×2)×8のレイアウトで64人分の席が用意されていました。出席者は40人くらいで、期末の株主数3,482人と比べるとほぼ標準的な出席者数でした。スーツ姿の人も目立ったので、取引先や出資しているファンドなどの出席者も多そうでした。
正面にはスクリーンが用意され、事業報告時にグラフや写真などを表示していました。スクリーンの邪魔にならないように議長席は左端に設置され、その後ろが事務局席という変則的なレイアウトでした。
未来工業2011年株主総会
事業報告は瀧川克弘社長が読上げで行われましたが、決算説明会資料を使うなどしてもっと分かりやすく説明した方が良いと思います。
続いて質疑応答となりました。議長から指名を受けてその場で質問するスタイルですが、質問者用のマイクがないという初めての経験でした(笑)人数が少ないからなんでしょうが、後方の株主が質問する場合は声が届くのでしょうか?
最近は質問も少なく昨年はゼロだったそうなので、マイクを用意しなかったのかも(笑)
回答は瀧川克弘社長中心に対応していました。けっこう議題からかけ離れた質問が多いですね(^_^;)

質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)対処すべき課題に売上の拡大と収益の向上と書いてあるが、海外生産を考えたことはあるのか?
→日本で使うものは日本で作りることを目指している。海外生産を行う会社は、ほとんどが人件費をコストと見ているが、未来工業はそのような考えは持っていない。
(2-1)山田昭男相談役がテレビで「給料は会社や社長からもらうものではない」と言っていたので、私も配当をもらってはいけない、配当分くらいは自分で稼がなければと思った。お金を払ってでもいいので未来工業で働かせてもらえないか?
→ご提案は議題からかけ離れているので、後日担当者からお話しさせて頂きたい。
(3-2)震災をきっかけに太陽光発電が普及するなど未来工業にプラスの影響もあると思うが、中長期的な業績への影響について教えてほしい。
→今回の震災で送電とか原子力発電が大きな問題になった。コスト面で普及を進めてきたと思うが、その反対側に太陽光発電があると思う。今回の震災をきっかけに、いろんなエネルギーをミックスして使うというベストミックスという方向に変わってくると思う。太陽光発電は少し沈み気味だったが、今後他の自然エネルギーとともに使わざるを得なくなる。それがスマートグリッドという考え方につながってくるので、将来については色んな商売の種があると感じている。
(4-2)慧通信技術工業というスマートグリッド関連の会社を子会社化しているが、事業内容や将来の事業展開を教えてほしい。
→(相崎有平取締役 経営企画部長)慧通信技術工業は本社が神戸の会社で、従業員数11人くらいのまだ小さいベンチャー企業。元々家庭用のホームコントローラーを作っていたが、3〜4年ほど前からスマートメーターを始めた。未来工業の太陽光発電関連部材とシナジー効果が見込めると考え子会社化した。
(5-2)出資比率はどの位なのか?
→出資比率は79%です。
(6-2)現在は名証2部に上場しているが、流動性も低く株価上昇にも限界があると思う。東証への上場はどう考えているのか?
→将来はそのような方向になると思うが、現時点では東証上場のメリットはあまりないと思う。名証だと(名古屋証券取引所から)多大なご支援を頂けるが、東証だと未来工業も上場していたの?ともなりかねない。(上場企業が多くて埋もれてしまう)もう少し力を蓄えたい。
(7-3)先ほどの最後の質問に関連して重要な問題がある。大株主にシンプレクスというファンドの名前が出てきていないが、長く未来工業の株主の人はシンプレクスの存在を心配?していると思う。その関係で昨年瀧川克弘社長が、鎌倉ファンドなるファンドを紹介する番組に出演したと聞いたが、それは事実か?
→事実です。
(株主)鎌倉ファンドはお金を集めて投資するファンドであり、その投資先の1つが未来工業のようだが、投資先の会社の社長がファンドを紹介する番組に出演するのは理解できない。真意を説明して欲しい。
→株主総会で説明するような内容かは分からないが、鎌倉投信からは講演を依頼された。多数のファンド出資者がいる前で、未来工業の方針を説明させて頂いた。
(株主)鎌倉ファンド主催の工場見学会が3月に予定されていたが、震災で延期になり8月に行われるという事実を私は入手している(そんなに秘密事項でも無いような(^_^;))が、ファンド主催の工場見学会は非常に問題だ。一般投資家や企業の人が興味を持って工場見学に来るのは大変結構なことだと思うが、ファンド主催は非常に問題だ。期末時点でシンプレックスが330万株以上所有しているのに、さらに鎌倉ファンドなるものが未来工業は未来永劫保有するとか言っているらしいが、ファンド保有の株が増えるとますます流動性が低くなる。昨年は株主総会に来ていないが、毎年言っている。未来工業は素晴らしい会社だが、あまりにも市場に対して無関心すぎることがこのような異常な事態を招いている。今の株価水準はシンプレックスの手の上で転がされているだけ。
→色々な考え方があると思うが、議題とはまったく関係がない。改めてゆっくりとお話をお聞きしたい。
(8-3)では最後に1つだけ。シンプレックスは今月も未来工業の株を買っていると思う。このペースで何も手を打たなければ、数年後には山田相談役以上の株数になる恐れがある。これは他の株主にとっては脅威だし、異常な事態なんですよ!これを放置するのは上場企業として非常にまずいと思う。
→放置しているわけではない。これで打ち切りたい。
(株主)放置しているのでなければ具体的にどんな手段を取っているのか説明して欲しい。
→ここは議論する場所ではない。(一応議論する場だとは思いますが...(^_^;))
(株主)それはまずいんじゃないかな〜
→大変結構なご指摘ではあるが、貴重なご意見として承る。
(株主)未来工業は大変素晴らしい日本を代表する会社なのになぜ東証に上場しないのか?名証2部は値付き率も5割もない。市場として機能していない。これくらい強いことを言わないと毎回株主総会で...
→そういったことは名証の社長にお話しされたらいかがか?議題とはまったく関係ない。
(株主)議題とは関係なくても株主にとっては重大な問題だ!まったく無視するのは非常に残念。
→あなた様の発言は、一部の人の評価に基づいた意見が多いと感じた。名指しした鎌倉投信は日本で一番投資したい会社を目指し、1万円から投資できるようにしている。鎌倉投信の宣伝をしているわけではないが、今後本も出版されるようで、その流れでテレビやマスコミなどが取り上げ、今までとは違ったファンドを目指している。投資と投機は違う!と言っていて、未来工業の株もずっと持ち続けたいと言ってくれている。その辺りを理解したうえで発言頂けるとありがたい。
これで打ち切りとさせて頂きたい。よろしいでしょうか?(会場から盛大な拍手)
他に質問は?と言われても質問しにくい雰囲気ですよね(^_^;)
(9-4)決算発表には2ヵ月ほどかかっているが、投資家としてはもっと早く知りたい。パソコンも普及しているので2週間くらいで発表できないのか?
→3月20日が決算期末で、各社の決算を集計し今年は4月27日に決算発表を行った。これ以上短縮すると正確性などに問題が出てくるのではないかと思うが、できるだけ早く発表するように努力する。
(10-2)自社株が164万株とかなり保有しているが、この活用策は?
→現状では金庫株として持ち続ける予定。当面自社株買いの予定もない。状況が変われば再検討する。

以上で質疑応答は終了となりました。
続いて議案の審議となりましたが、質問もなく無事可決されました。
未来工業の株主総会がこんなに荒れるとは予想外でした。昨年質問が無かったのはこの株主が欠席していたからなんですね。
上場している以上、ファンドであれ個人であれ、特定株主の買いを排除することはできません。企業価値を毀損する敵対的買収目的であっても防衛ラインは通常20%です。会社側が行うことは大株主の保有目的を確認することであり、会社の戦略について理解してもらうことだと思います。大株主が買い増しているということは、これがうまく出来ているということだと思います。
上位株主の持ち株数が増えると流動性は低下しますが、これはどうしようもない問題です。
東証に上場したら解決するような問題でもありません。買いたい人が増えて株価が上がる効果は期待できると思いますが、株価が上がってくると売りたい人も増えてきて、それらの株をまたファンドが買ってしまうかもしれません。
流動性を高めるためには、新株発行増資をしたり、自社株を売り出したりする方法がありますが、ファンドの姿勢が買い増しであれば、結局はファンドの持ち株数が増えるだけです。それだけの魅力がある会社だと評価されているんですから、素直に喜ぶしか手がないですね。オリンパスみたいにめちゃくちゃなM&Aなどを行い、会社としての魅力が無くなればファンドも売ってくれるでしょうし、一時的に流動性も向上しますが、そんなことは誰も望んでいないと思います。未来工業がファンドにとって魅力的な会社である以上、会社側としてできることは限られるので、毎年同じことを質問しても意味が無いと思います。
この株主の質問の意図は何なのでしょうか?
もっと未来工業株を買い増したいのに、ファンドが邪魔して思うように買えない不満をぶつけているくらいしか思い付きませんが、そんなことに文句を言ってもしょうがないですし、ファンドの買いで下値が堅くなっているなら感謝した方が良いと思います。
今日も3千株位の売り板はあるので、まったく買えないわけでもありません。

株主総会は出席者全員の時間を共有しているわけであり、毎年同じ質問をするのは時間の無駄ですし、もっと建設的な質問をお願いしたいものです。
株主総会後にちょっと立ち話をしましたが、事業内容についてなら何でも回答するが、特定の株主に関する質問には会社としては答えられないので、今回の様な対応になってしまった。質問が少ないのは、テレビや本などを通じて未来工業のことをよく理解している株主が多いためかもしれない、ということでした。
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2011年10月24日

JXホールディングス(5020)2011年株主総会レポート

2011年6月27日(月)10時から、東京都千代田区紀尾井町のホテルニューオータニ ザ・メイン 宴会場階 鶴の間で開催されたJXホールディングス(5020)第1回定時株主総会に出席しました。
JXホールディングスは新日石と新日鉱が経営統合して誕生した会社で、原油の開発からガソリンの販売までを手掛けています。JXホールディングスの株主総会に参加するのは初めてです。
2011年6月27日(月)の株価 513円(東証1部 5020)100株単位 3月決算
PER 6.4倍、PBR 0.78倍、配当利回り 3.12%、株主資本比率 26.0%
監査費用 109,400万円(売上比 0.01%、営業利益比 0.33%) 新日本監査法人
株主優待 なし

   JXホールディングス(5020)のホームページ
   JXホールディングス(5020)のヤフー株価情報
JXホールディングス2011年株主総会
JXホールディングス発足以来の株価を見ると、500円前後での値動きが続いています。最近は世界的な景気減速懸念から株価も底値圏での値動きが続いています。原油価格次第で業績も大きくブレるので、業績を予測しにく銘柄ですね。(下記は売上、経常利益、純利益、EPS)
2012/3計画 10,300,000百万円 380,000百万円 200,000百万円 80.42円
2011/3実績 9,634,396百万円 413,667百万円 311,736百万円 125.35円

スケジュール
10:00〜10:57 報告事項
 10:04〜10:40 事業報告 スクリーン+女性ナレーション
 10:40〜10:54 高萩光紀社長から対処すべき課題について説明
 10:55〜10:57 監査報告 高萩光紀議長
10:58〜11:04 議案説明 
 第1号議案 剰余金処分の件 期末配当8円、年間で15.5円
 第2号議案 取締役16名選任の件 16名全員が任期満了に伴い全員再任
 第3号議案 取締役および監査役の報酬等の限度額設定の件 本総会後に失効するため同額で再設定
11:04〜12:27 質疑応答 質問者11人 計21件 83分
12:27〜12:29 議案の採決
12:29〜12:31 役員紹介
お土産 なし
飲み物サービス ロビーでウーロン茶、クッキーのサービス
経営戦略説明会 なし

注目の株主総会格付けですが、飲み物も用意され、質疑応答の時間も十分取られていました。一方でお土産が用意されていないのは残念です。これらを総合的に判断し、JXホールディングス(5020)の株主総会格付けは 『D』 としました。
   議決権を有する株主数    154,136名、その議決権数   24,750,196個
   議決権返送&出席株主数   51,273名、その議決権数   19,204,155個(77.6%)
JXホールディングスは2010年4月1日に、新日本石油と新日鉱ホールディングスが経営統合してできた会社であり、今回が第1回目の株主総会になります。私が初めて買った株が日鉱金属(新日鉱ホールディングスの源流となる会社)だったので、思い出深いですね。JXホールディングスの株主総会は、最寄駅から遠いことで有名な(笑)ホテルニューオータニで行われました。
JXホールディングス2011年株主総会
会場内には椅子がびっしりと並べられていて、さすが株主数が多い会社は違いますね!多くの株主が出席していました。正面左右にはスクリーンが用意されていました。スクリーンが見にくい中央前方の株主のために、モニター2台が設置されていました。議長席にはプロンプターが設置されていました。役員は22名!もいますが、役員名の表示はありませんでした。
ロビーではウーロン茶とクッキーのサービスがありましたが、クッキーは持ち帰る人もいてすぐに無くなってしまいました。ロビーには会社紹介パンフレットと、JX童話賞の入選作品を集めた「童話の花束」も置いてあり、自由に持ち帰れるようになっていました。
会場内は節電に協力し28℃に設定、停電に備えて携帯ランタンを用意していると案内がありました。
定刻に役員全員が起立して一礼し、株主総会が始まりました。
事業報告は映像で行われましたが、基本的に招集通知の読上げでした。ただ経営統合により事業範囲が非常に広くなったので、読上げるだけでもかなりの時間がかかりました。
続いて対処すべき課題と監査報告が議長から行われました。監査報告を議長が行うのは珍しいですね。
続いて議案の説明があり、質疑応答となりました。
多くの株主からの質問を受けるため、質問は簡潔にというお願いがありました。
回答は担当取締役も交えながら、バランスよく回答していました。

質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)現地で精錬して地金で輸入すれば輸送コストが大幅に減ると思う。現地精錬の可能性は?
→(岡田昌徳取締役 JX日鉱日石金属社長)銅は8割が乾式精錬で2割が湿式精錬。乾式精錬は月1万トンでないとペイしないが、それだけの規模があるのはチリのエスコンダ鉱山くらいで、他は小さな鉱山が多い。現地での精錬となると湿式精錬になるが、湿式精錬で溶ける鉱山は1/3くらいしかない。
(2-1)仙台製油所の再開スケジュールはいつ頃はっきりするのか?
→(木村康取締役 JX日鉱日石エネルギー社長)出荷は再開しているが、来夏までには生産も再開したい。7月中には来夏に再開可能か判断したい。その後は状況変化に応じて発表していく。
(3-2)海外に目を向けるのも分かるが、日本近辺での資源開発への取り組みは?
→(古関信取締役 JX日鉱日石開発社長)日本海などで具体的に検討を進めており、近いうちにいい報告ができる様努力していく。
(4-3)節電への取り組みは?
→本社では15%節電が目標。照明50%減、エアコン28℃設定で15%削減などで達成の目途は立っている。各工場でも省エネの検討を進めている。
→(木村康取締役)製油所は自家発電設備を持っており、活用する。売電事業では、IPPとして発電し売電している。PPSで小売りもしている。チャンスがあれば電力事業にも取り組んでいく。
→(岡田昌徳取締役)日立地区など電力に余裕のある工場の余剰電力を他工場に回すことで15%節電は達成可能。電力不足の工場では自家発電の建設を進めており、9月には完成する。来夏には貢献。
(5-3)経営統合を記念して、中間期に記念配をしてほしい。
→安定配当を基本方針としている。記念配の要望も理解できるが、震災特損1,260億円の計上、今後も不透明なことを踏まえ、今期は15.5円配の予定。業績を向上させ、企業価値の向上を通じて株主に報いていきたい。
(6-4)日石20円、日鉱15円と比べて、15.5円の配当は渋いと思う。今期は18円位にして欲しい(拍手)
→業績連動の配当を行っているが、資源価格のボラティリティが大きいので、そのまま配当を増減させるのも問題であり、安定配当も考慮している。成長投資や財務基盤強化の必要もあり、まずは株価を高くしていきたい。先行きは不透明なので、この場で18円にするとは言えなくて申し訳ないが、業績を上げ株価も上げて増配ができるように頑張っていく。ご要望は記憶に留めさせて頂く(笑)
(7-5)尖閣諸島周辺には石油が期待されているが、この周辺での取り組みは?
→(古関信取締役)東シナ海の日中中間線の東側で狭い地域だが先願権を持っている。スタディしているが、他のプロジェクトの方が優先度が高いと判断している。日中間の問題が解決していないこともある。
(8-5)燃料電池に取り組んでいるが、新エネルギー政策には該当しない。何か普及策を考えているか?
→(木村康取締役)再生可能エネルギーの全量買い取りが課題になっているが、燃料電池は買い取りの対象にはなっていない。太陽光発電+燃料電池のダブル発電を提案している。燃料電池のインセンティブ拡大を働きかけているが、燃料電池も重要と考え取り組んでいる。
(9-6)個人情報なので名前は言いたくない。出席票の番号だけで十分ではないか?他社でも認めてもらっている。(議長からできれば名前をお願いしたいとのことで、認められませんでした)
今期の業績はいつごろ発表するのか?
→決算短信で発表している。原油価格は1バレル100$が前提。実質的に3千億円の経常利益目標。不透明な状況だが、何とか達成したい。
注記)私もいつも思うんですが、出席票の番号と株主名はひも付けされているので、質問時には出席票の番号だけで十分だと思います。次の質問者の発言では、三菱商事?では名前は結構ですと言われたそうです。そういった流れがもっと広がるといいですね。
(10-6)第3号議案で使用人分給与は含まないとなっているが、使用人分給与との線引きは?
→取締役○○部長と兼職している場合の、部長分の給料は役員報酬には該当しない。報酬の決定については外部には依頼していない。支給基準に沿って決めている。社内で報酬委員会を作って社外取締役、代表取締役で報酬額を決めて、取締役会に諮問して決めている。監査役は監査役の協議で決めている。
(11-7)大手商社では、質問時に名前は結構ですと言われた。社外役員は機能しているのか?
→出席率は高いと思う。各分野で豊富な経験を持った方にお願いしており、適切な助言を頂いている。経営の監視も行ってもらっている。取締役会での発言も多い。我々も緊張感を持って取締役会に参加している。
(12-7)財務戦略を教えてほしい。
成長+財務強化を目指している。ネットDEレシオを1倍以下にするのが財務戦略であり、負債を減らしていく。
→(平井茂雄取締役副社長 財務IR部管掌)中期計画目標はネットDEレシオ1.0以下。有利子負債2.2兆円のうち1兆円が運転資金分で、うち半分はCP(コマーシャルペーパー)で調達している。70%は金融機関、30%はCPなどで直接調達している。2.2兆円は少し多いと思うので減らしていく。
注記)ネットDEレシオとは、負債資本倍率とも呼ばれ、財務の健全性を見る指標。負債(Debt)が株主資本(Equity)の何倍になるかを表している。1倍を下回ると返済義務のある有利子負債が、返済義務のない株主資本を下回っていることになるので、一般に1倍を下回ると財務基盤が安定していると評価される。
 計算式 ネットDEレシオ(倍)=(有利子負債−現預金)÷ 株主資本
(13-7)PBRの数値はタイプミスではないか?(BPSだったかも)
→(杉内清信取締役専務 経理部管掌)少数株主持ち分を除いたものが実質純資産となるため。

(14-8)リチウムより重要になるネオジムなどの回収などレアアース事業への取り組みは?
→(岡田昌徳取締役)自動車用のリチウムイオン電池に正極材が採用されているが、これが数年後にはリサイクルに回ってくる。回収の目途は立っている。回収業者のさんとく?さんが自社工場内で回収工場建設に着手している。
(15-8)負ののれんを除くと利益やEPSはどうなるのか?
→(杉内清信専務)負ののれん発生益2,260億円を引くことによって税引前利益は1,800億円になる。税金はかからないので純利益は現状の3,120億円が850億円になる。EPSは125円が35円になる。
(16-8)無形財産で大きいものは何か?
→新日本石油と新日鉱ホールディングスの統合による規模の大きさ、売上はトヨタに次ぐ2位になる。規模の大きさは設備投資時にもメリットになる。震災対策と並行して成長投資にもリソースを振り向けられる。今後は石油と金属事業の業際を超えたシナジー効果を目指していく。2社の社員が融合して頑張ってくれているのが最大の財産。
(17-8)今期の最新の見通しを社長から聞きたい。配当性向目標は?
→決算短信発表から1ヵ月ほどしか経っておらず、新しい見通しは出ていない。資源価格次第で利益は大きく動くので、配当性向目標はない。
(18-9)リチウムイオン電池関連の事業を2拠点で行っているのはなぜか?
→統合前の2社でそれぞれ手掛けていたため。新日鉱金属ではリチウムイオン電池の正極材を手掛けている。マイナス極は炭素であり、新日本石油の研究所で研究していた。韓国のカルテックスと合弁で開発していく。今後は両社で情報交換しながら取り組んでいく。
(19-9)研究開発中のもので期待できるものは?
→燃料電池、これは日本企業しかやっていない。石油会社で燃料電池を開発しているのはJXだけ。分散エネルギーがますます重要になるので、競争力あるコストで生産できるように努力していく。
12時18分になり、時間がかなり押しているとの議長発言あり
(20-10)(女性)2万5千株持っていて1千万円以上損をしている。配当を少しもらってもしょうがない。もっと株価を上げて欲しい。JXは値動きも小さくて面白くない。今年は株を止めてロトをやりたい。
→企業価値を上げて株価上昇につなげていきたい。
注記)株式投資をロトと同列に扱うのはどうかと思いますが(^_^;)値動きが小さくて面白くないそうですが、ボラティリティの大きい株なら1千万円の損では済まないと思います(笑)
株式投資はもう少しまじめに取り組まないと儲けられないと思います。真面目にやれば儲かるわけでもないところが悩ましいですが(笑)
マイナスサムのロトより、先々の円安に備えてFXを始めた方が良いと思います。
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以上で質疑応答は打ち切りの予定でしたが、強引に質問した人がいました。
(21-11)私も新日鉱HDの大口株主だった。鉱業権を5鉱区持っている。釧路沖の開発はどこか?
→(古関信取締役)機密上どこで開発しているかについて、ここで具体的な場所の回答は差し控える。
(株主)日商岩井が躍起になっているが、私が個人的に持っている鉱区なので(JXに譲ってもよい?)
→それぞれの中核会社が責任を持って事業に取り組んでいるので、関連する部署に言って欲しい。

以上で質疑応答は終了となりました。
最後に強引に質問した人は、自分の持っている鉱区をJXに売り付けたかったようです(^_^;)
色んな目的で株主総会に参加する人がいるんですね!
質問も多くて株主総会レポートをまとめるのが大変でした。
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ひらめき
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2011年10月23日

週刊ダイヤモンド キターーー!

オリンパスのM&Aに絡む疑惑報道が続いていますが、遂に週刊ダイヤモンドも2011年10月29日号で特集記事を組んでくるようです。
これは先日の記事で予言したように若干報道のタイミングは違いますが、オリンパスの不透明なカネの流れの報道もゲオの不明朗取引と同じような展開になってきました!
 予言した記事(笑) → オリンパスの社長解任劇

ゲオの場合は、沢田会長・森原社長を中心とする現経営陣と、創業者一族の遠藤取締役・大橋取締役間での内紛になっていますが、毎日新聞を中心とする報道各紙は現経営陣側の報道が中心で、朝日新聞など一部のみが創業者側の主張も紙面に掲載しています。
そのような中で10月13日に開催された臨時株主総会前になって、月刊FACTAと週刊ダイヤモンドが正反対と言えるような特集記事を掲載しました。

新聞各紙と同様に現経営陣を強力に支援する特集記事を掲載したのが週刊ダイヤモンド
 不祥事続出の問題企業ゲオ お家騒動の全貌 週刊ダイヤモンド10月15日号
創業者一族側の主張中心に記事を構成し、現経営陣側の不透明さを追求したのが月刊FACTA
 DVDレンタル大手「ゲオ」を揺るがす内紛 月刊FACTA2011年10月号

ゲオの内紛に関する最新記事はこちら → 社外取締役は機能するか?

オリンパスのマイケル・ウッドフォード社長解任から始まった今回の問題も同じような展開になっています。
当初は日経新聞で菊川剛会長の独占インタビューを掲載し、マイケル・ウッドフォード社長の独断的な経営手法などを一方的に非難し、巨額のM&Aについても適正な手続きで行われており何ら問題ないという主張を載せていました。
その一方で月刊FACTAだけは2011年8月号(2011年7月20日発売)からオリンパスの巨額のM&Aを通じた不透明な金の流れを批判する記事を掲載していました。
マイケル・ウッドフォード社長解任によって両者の対立が決定的となり、オリンパスとしては内部情報を暴露するマイケル・ウッドフォード前社長に法的措置も辞さない!と強気の発言をしていました。
こうなると次は週刊ダイヤモンドがオリンパスと菊川剛会長を擁護し、マイケル・ウッドフォード前社長を非難するような特集記事を組むんだろうな〜と想像していました。
そして週刊ダイヤモンド10月29日号で私の読み通りにオリンパスの特集記事が組まれました(^_^)v
早速アクセスしてみると題名が、本誌独占インタビュー マイケル・ウッドフォード・前オリンパス社長「私に法的措置? 望むところだ」 となっています。
あれ???なんか変だぞ?菊川剛会長への独占インタビューじゃないの???
マイケル・ウッドフォード氏にインタビューして、逆に彼の主張のおかしいところを指摘する戦略なのかな?とりあえず読んでみるか...
と読み進めたところ、オリンパス側を批判するようなトーンの記事でした(^_^;)
なんか予定と違うんですが、週刊ダイヤモンドさん...   特集記事は↓
 本誌独占インタビュー マイケルウッドフォード前オリンパス社長「私に法的措置?望むところだ」

マイケル・ウッドフォード社長解任当初はオリンパス側の主張をそのまま掲載する新聞が多かったですが、マイケル・ウッドフォード氏が解任の経緯やM&Aに伴う不透明なカネの流れを指摘しだすと、次第にオリンパス側を批判する記事が増えており、現状ではオリンパス側が完全に守勢に回っています。
海外の報道機関であるフィナンシャルタイムズやロイターも大きく取り上げており、鍵を握るフィナンシャル・アドバイザー捜しがグローバルに行われています。英国のThe Economistにも「Corporate governance in Japan Olympian depths」として取り上げられています。
このあたりがゲオのケースとは違うんでしょうね。
こうした状況ではさすがの週刊ダイヤモンドさんも、菊川剛会長への独占インタビューは掲載できなかったようです(笑)
ますますオリンパス包囲網は狭まっているようですね。
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オリンパスの不透明な買収に関連するブログ記事一覧
 2011年10月17日 オリンパスの社長解任劇
 2011年10月19日 オリンパスの呆れた反論
 2011年10月19日 オリンパス関連のスクープが続々登場
関連する記事やオリンパスからのプレスリリース
 オリンパス「無謀M&A」巨額損失の怪 月刊FACTA8月号
 月刊FACTA 阿部重夫発行人ブログ「最後から2番目の真実」
 オリンパス「疑惑の取締役会資料」をスクープ公開 現代ビジネス
 一連の報道に対する当社の見解について オリンパス リリース2011年10月19日
 一部報道についての当社の見解および当社の今後の対応について 2011年10月21日
 オリンパス疑惑、元ウォール街バンカーが重要人物として浮上 2011年10月22日ロイター
 独占インタビュー マイケルウッドフォード前社長 週刊ダイヤモンド2011年10月29日号
 Olympian depths 2011年10月 The Economist(英文)

posted by Zaimax at 17:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 投資で疑問に感じること | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スパークス・グループ(8739)2011年株主総会レポート

2011年6月20日(月)10時から、東京都品川区品川の御殿山ガーデン ホテルラフォーレ東京 地下1階「左近」で開催されたスパークス・グループ(8739)第22回定時株主総会に出席しました。
スパークス・グループは中小型株中心に資産運用を行っている投資信託会社です。公的年金などに対して投資顧問業務も行っています。スパークス・グループの株主総会に参加するのは初めてです。
2011年6月20日(月)の株価 7100円(JASDAQ 8739)1株単位 3月決算
PER 赤字、PBR 1.01倍、配当利回り 無配、株主資本比率 50.7%
監査費用 6,200万円(売上比 0.87%、営業利益比 赤字) あらた監査法人
株主優待 なし

   スパークス・グループ(8739)のホームページ

   スパークス・グループ(8739)のヤフー株価情報
スパークス・グループ2011年株主総会
過去10年の株価を見ると、中小型株人気に乗り2004年には30万円近くまで上昇しましたが、2006年のライブドアショック以降は株価の下落が止まりません。マーケット次第で業績も大きくブレるので、なかなか投資しにくい銘柄ですね。
2012/3計画 6,000百万円 ▲1,300百万円 ▲644.4円 四季報2011年秋号
スパークス・グループ2011年株主総会
スケジュール
10:00〜10:16 報告事項
 10:03〜10:04 監査報告 藤田勝正常勤監査役
 10:04〜10:13 事業報告 スクリーン+女性ナレーション
 10:13〜10:16 阿部修平社長から赤字転落の説明とお詫び
10:16〜10:20 質疑応答 質問者1人 計1件 4分
10:20〜10:28 議案説明 質問者1人 計1件
 第1号議案 取締役4名選任の件 4名全員が任期満了に伴い全員再任
 第2号議案 補欠監査役1名選任の件 選任の効力満了に伴い再任
 第3号議案 会計監査人選任の件 あらた監査法人が任期満了に伴い、新日本監査法人を選任
10:45〜10:58 峰松洋志経営管理部長から2010年度決算について説明
10:58〜11:37 阿部修平社長からスパークスグループの経営方針について説明 質疑応答なし
お土産 なし
飲み物サービス 休憩時間にミネラルウォーター500ml
経営戦略説明会 あり、ただし質疑応答の時間なし

注目の株主総会格付けですが、お土産や飲み物もまったくなく、質問もしづらい雰囲気でわずか30分弱で終わってしまいました。その後説明会が開催されたものの、会社側が一方的に説明するだけで質疑応答の時間さえありませんでした。これらを総合的に判断し、スパークス・グループ(8739)の株主総会格付けは 『D』 としました。
   議決権を有する株主数    20,217名、その議決権数   2,016,719個
   議決権返送&出席株主数   4,152名、その議決権数   1,405,955個(69.7%)
スパークス・グループ2011年株主総会
スパークス・グループの株主総会は、品川のホテルラフォーレ東京で行われました。今日は同じく品川でバンダイナムコ、全日空の株主総会も開かれています。どこに参加するか迷いましたが、初参加のスパークス・グループを選びました。
ところが暑いなかでの株主総会なのに、飲み物のサービスもなし、お土産もなしという寂しい株主総会でした。業績も赤字転落し無配が続いているのでしょうがないのでしょうか。
会場内には椅子席が(5+5+5+5)×7のレイアウトで並べられ、140人分の席が用意されていました。出席者は50人ほどでした。株主数と比べると出席者がかなり少ないですね。
正面にはスクリーンが用意され、事業報告や株主総会後の会社説明会で使用されていました。
会場内には質問用のマイクが2本用意されていましたが、毎年質問者はほとんどいないようで30分ほどで終了しているようです。
役員の方々はスーツにネクタイという普通の株主総会で、クールビズ総会ではありませんでした。というより半袖では寒いくらいのクールな株主総会でした(^_^;)受付で招集通知を配るのも無駄ですね。持参くださいと招集通知に書いておけば済むことだと思います。
もう少し環境意識を高めると、時代に合った良い投資先が見つかるのではないでしょうか?
事業報告は映像で行われましたが前期は赤字転落ということで、阿部修平社長から赤字転落の説明とお詫びが3分間ほどありました。
赤字の原因はのれんの償却などの特損であり、実質的には黒字、預かり資産残高も回復に転じたなど基本的に強気の説明という感じでした。今期も15億円ののれん償却があるが、カバーできるように全力で取り組んでいく。業績の回復と復配を早期に実現したい。今期の復配が最大の目標
四季報の予想では今期も赤字となっていますが、阿部修平社長の発言通りのれん償却をカバーするほどの利益が出るのでしょうか?9月の残高報酬を見ても減少傾向に歯止めはかかっていませんし、第1四半期決算も厳しい内容になっています。今後の欧米の景気動向を考えても、運用業務の改善は厳しそうに感じますが、ロングショート戦略がうまくはまれば成功報酬を得られる可能性はありますね。

続いて報告事項に対する質疑応答となりましたが、質問しにくい雰囲気もあり誰も手を挙げません。今年も質問ゼロなのかなと思ったら、1人だけ質問がありました。ただ回答は無難で当たり障りのない回答という印象でした。
質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)対処すべき課題に成長を支える資金を安定的に調達する必要があると書いてあるが、増資などを検討しているのか?
→バランスシートはしっかりしていると思う。子会社ののれん、現金と現金に近い資産を持っており、一般的には強固な財務体質になっている。ただ今後の成長のためには一定額の手元資金も持っておきたい。今期は銀行借り入れで調達予定であり、現状では増資の計画はないが、新株発行の方が良いと判断すれば増資も排除しない。今の環境では、銀行借入か債券発行がベターな資金調達手段と考えている。

以上の1問で質疑応答は終了となりました。
株価・業績とも低迷していて株主数も2万人以上いるのに、出席者も少なくほとんど質問がないのは意外です。株主に恵まれているのか(笑)、もう諦めてしまっているのかどちらなんでしょうか?
続いて議案の審議となりました。
第1号議案取締役4名選任の件では、可決後1人ずつ紹介がありました。
議案の審議では前方に着席している2名の方が異議なし!と叫んでいて、さらに質問しにくい雰囲気になってしまいました。株主との対話を重視するなら、もう少し質問しやすい雰囲気作りも大切です。
第3号議案 会計監査人選任の件について質問がありました。
質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)会計監査人を変更するが、複数の見積もりを取るなどしてコスト改善効果も見込めるのか?
→あらた監査法人の任期満了に伴い、色々な側面を総合的に判断し主要監査法人の中で比較検討した。コスト面も非常に重要な点と考えている。グローバルな監査体制などの業務上の効率も含めた多面的な検討をした結果新日本監査法人になった。詳細は差し控えるが、コスト面でも新日本の方がベターであり、株主様の期待を裏切ることはない。
注記)今期の監査費用がどの程度になるのかは分かりませんでしたが、前期の6,200万円よりは減るようです。来年の招集通知で監査費用は分かるので、詳細を差し控える必要はないと思いますが。
以上で株主総会は終了となりました。
阿部修平社長の最後のあいさつは「株主の皆様にはご審議頂きありがとうございました」でしたが、ほとんど審議はありませんでした(笑)来年はもっと活発な審議が交わされるといいですね。
15分の休憩を挟んで説明会が行われました。株主総会が長いなら休憩も必要かもしれませんが、30分で終わるなら続けて開催してもいいと思います。休憩時間中には水のペットボトルも配られましたが、受付時に配布して休憩時間なしで説明会を行えば良いと思います。あるいは事業報告と重なる部分も多いので、事業報告をもっと充実させるという方法もあります。
招集通知に同封された会社説明会の案内には、株主との懇談会は実施しないと書かれていますが、せめて質疑応答の時間くらいは取って欲しいと思います。会社側から一方的に説明するだけで終わってしまったのはとても残念でした。

6月1日にワンアジアロングショートファンドを立ち上げた。今後の運用残高増加に期待している。来年の株主総会では、不十分ながらも復配できました!と報告できるよう、全力で業績回復に努める
One Asiaロングショート、One Asiaロングオンリー投資戦略の立ち上げ、環境・グリーンテック投資戦略の拡大・深化、7月に第一号を予定している日本復興ファンドの立ち上げに取り組む。
通貨分散して運用してきたことが今までは円高で裏目に出てきたが、これからはプラスに転ずる局面になってきたと思う(今後は円安になるという考えの様です)
スパークスは20人のメンバーが日本だけで4,000社を訪問しており、韓国でも同様の取り組みを行っている。来年には、スパークスは毎年1千社のアジアの会社を回っていると言えるような会社にしていく。
などの説明がありました。アジア中心に事業展開をしていくようです。
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説明を聞いていて質問が何点か出てきたので、説明会終了後に阿部修平社長に聞いてみました。SBIの北尾社長もそうですが、近くで見ると威圧感がありますね(^_^;)お忙しい人なので余計にそう感じるのかもしれませんが、変なことを聞いたら睨みつけられそうな感じがして緊張しました(笑)
(1)今期復配を目指すとのことだが、前期末の利益剰余金は▲24億円であり、それ以上の利益が出ないと復配できないと思うが、そんなに利益が出るのか?
→利益が出てくれば資本剰余金などから振替えることも検討し、復配を目指す。
(2)韓国のコスモ社が過去のスパークス並みの成長が期待できるという説明だったが、日本と韓国では人口や株式市場規模も異なるのに、どのような戦略で同様の成長を目指すのか?
→韓国は世界から評価されて市場規模が拡大していること、コスモ社も上位4社に入っているなど少数の会社で寡占化が進むので、韓国でも日本と同規模の成長ができると考えている。
(3)スパークスの優秀なアナリストがスパークスという会社を調査したら、どう評価すると思うか?
→海外の会社からは、独立系で3千億円規模の運用しているスパークスの評価は高い。スパークスとビジネスをしたいという海外法人も多い。(うまくかわされた感じ(笑))
(4)成功報酬が増えたのは素晴らしいが、それ以上に残高報酬が減っている。成功報酬が貰えるくらい運用成績が向上しているのに、なぜ残高報酬の低下が止まらないのか?
→成功報酬は韓国で発生した。残高報酬の低下は、国内と比べると残高報酬の料率が低いため。
(5)アジア重視なのに拠点は韓国と香港しかない。シンガポールにも拠点が必要では?
→今後インド等に調査範囲を広げることを考えると、シンガポールに調査拠点を置く必要性も感じている。
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2011年10月20日

オリンパス関連のスクープが続々登場

昨日の記事で取り上げたオリンパスが判断ミスと釈明している国内ベンチャー企業の買収案件ですが、続々とスクープ記事が登場しています。
いま問題になっている買収先3社は下記の通りです。3社とも2008年4月25日に買収を完了していますが、1年も経たない2009年3月31日に大幅な減損処理を行っています。

株式会社アルティス 買収価格 288億円 減損額 196億円 差引 92億円
 油化プラントを核にした資源リサイクルとCO2削減を提案する環境ソリューション事業
会社設立 2005年10月 買収時期 2006年5月22日〜2008年4月25日
NEWS CHEF株式会社 買収価格 214億円 減損額 177億円 差引 37億円
 電子レンジ専用調理容器の企画・開発・製造・販売およびライセンス管理など
会社設立 2003年8月 買収時期 2006年5月22日〜2008年4月25日
株式会社ヒューマラボ 買収価格 232億円 減損額 184億円 差引 48億円
 健康食品、化粧品の販売、担子菌類による皮膚改良関与成分の研究など
会社設立 2005年6月21日 買収時期 2007年9月10日〜2008年4月25日

これら3社の買収については、問題が指摘されてから慌てて昨日出したリリース以外まったく情報開示がされていませんが、2010年度の業績について日経新聞でも下記の通り報じられています。
2011年10月20日の日経新聞では上記3社の2010年度の業績は、売上高17億円程度、営業赤字は20億円以上と書かれています。

3社の中でも一番高い評価288億円とされた株式会社アルティスの買収価格算定資料がスクープされています。
オリンパス期待の環境関連の急成長企業 株式会社アルティスの株主価値算定報告書が後悔(間違えた)公開されているのは、下記月刊FACTAの阿部重夫発行人ブログ「最後から2番目の真実」です。
 深みにはまるオリンパス 阿部重夫発行人ブログ2011年10月20日

アルティスの株主価値算定に使われた事業計画では、アルティスの2010年度は売上高78億円、営業利益は25.6億円、営業利益率は33%となっています。さすが環境関連のベンチャー企業は業績の伸びが違いますね〜
それがリーマンショックの影響で上記の通り、営業黒字どころか大幅な赤字に転落しています。というか創業以来利益を出したことがあるのでしょうか?

情報の元は同じですが、現代ビジネスでもオリンパスの取締役会資料がスクープ公開されています。
これが杜撰経営の核心!ほとんど価値のない会社を700億円で買収したオリンパス「疑惑の取締役会資料」をスクープ公開 火付け役となったジャーナリストが緊急寄稿

上記記事を読めば、株式会社アルティスの株主価値算定報告書自体が買収価格を正当化するために後付で用意されたことが指摘されています。
続々とオリンパスの杜撰さを指摘する資料が流出しているようです。
誰が持ち出したのかは分かりませんが、これだけの内部資料が流出しているということは、オリンパス社内にも内部告発を行うだけの勇気ある社員がいるということなので、少しは自浄作用も期待できるのかもしれませんね。
これだけ資料が揃ってくると、会社側としても先日のリリースだけでお茶を濁すわけにはいかないでしょうね。今回のスクープ記事に対する反論リリースも出てくるのでしょうか?
今後も両者の応酬を見守りたいと思います。
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オリンパスの不透明な買収に関連するブログ記事一覧
 2011年10月17日 オリンパスの社長解任劇
 2011年10月19日 オリンパスの呆れた反論
関連する記事やリリース
 オリンパス「無謀M&A」巨額損失の怪 月刊FACTA8月号
 オリンパス「疑惑の取締役会資料」をスクープ公開 現代ビジネス
 一連の報道に対する当社の見解について オリンパス リリース2011年10月19日

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いちよし証券(8624)2011年株主総会レポート

2011年6月18日(土)10時から、東京都中央区水天宮のロイヤルパークホテル3階 ロイヤルホールで開催されたいちよし証券(8624)第69期定時株主総会に出席しました。
いちよし証券は中小型株中心に、グループ会社のいちよし経済研究所作成のアナリストレポートなどを提供しながらリテール営業を行っている証券会社です。
いちよし証券の株主総会に参加するのは初めてです。
2011年6月17日(金)の株価 440円(東証1部 8624)100株単位 3月決算
PER 244倍、PBR 0.79倍、配当利回り 2.73%、株主資本比率 69.1%
監査費用 3,700万円(売上比 0.28%、営業利益比 赤字) 新日本監査法人
株主優待 なし

   いちよし証券(8624)のホームページ

   いちよし証券(8624)のヤフー株価情報
いちよし証券2011年株主総会
過去10年の株価を見ると、中小型株人気に乗り2006年には2,500円まで上昇しましたが、その後は業績が落ち込むとともに株価も下落基調が続き、また元の500円前後まで戻ってしまいました。
2012/3計画 14,300百万円 80百万円 1.8円 四季報2011年秋号
いちよし証券2011年株主総会
スケジュール
10:00〜10:57 報告事項
 10:05〜10:08 監査報告 遠藤平司監査委員
 10:08〜10:11 東日本大震災の影響について
 10:11〜10:55 事業報告 武樋(たけひ)政司社長がプレゼソフトを使って説明
 10:55〜10:57 指名委員会、報酬委員会報告 委員長の武樋政司社長
10:57〜11:02 議案説明
 第1号議案 取締役7名選任の件 8名全員が任期満了に伴い5名再任、執行役員2名を新任
 第2号議案 監査役1名選任の件 2名が任期満了に伴い1名再任 監査役3名体制
11:03〜11:42 質疑応答 質問者8人 計13件 39分
11:42〜11:44 議案採決
11:44〜11:47 役員紹介 名前のみ
いちよし証券2011年株主総会
お土産 ブールミッシュのガトースフレ 後渡し 賞味期限2011年7月24日
飲み物サービス ロビーでコーヒー、紅茶、水のサービス
経営戦略説明会 事業報告の中で詳しく説明

注目の株主総会格付けですが、お土産や飲み物も用意され、詳しくいちよし証券の現状と今後について語っていました。土曜日に株主総会を開催しているのもプラスです。これらを総合的に判断し、いちよし証券(8624)の株主総会格付けは 『C+』 としました。
   議決権を有する株主数    13,520名、その議決権数   439,150個
   議決権返送&出席株主数   5,005名、その議決権数   326,649個(74.4%)

いちよし証券の株主総会は、ロイヤルパークホテルで行われました。同じ時間帯にハピネットの株主総会も開催されていて、元気のいい係員の方が案内していました。ハピネットの株主総会は早く終わったので、株主総会仲間の方々は2社をはしごした方も多いようです。
今日は両国で同時刻に行われているワタミの株主総会からスタートし、広い会場内を少し見てから歩いて水天宮を目指しました。意外と距離があり、いい運動になりました(笑)
会場前のロビーでは飲み物のサービスもあり、紅茶を飲みながらしばし休憩させてもらいました。
会場内には椅子が(4×8)×13のレイアウトで並べられ、400人分くらいの席が用意されていました。土曜日開催ということもあり8割くらいの出席率でした。椅子の上には事業報告のプレゼ資料と避難経路、役員の座席表が印刷された紙、ボールペンが置いてありました。筆記用具くらい持参すると思うので、ボールペンは必要ないと思います。
正面には大きなスクリーンが用意され、事業報告時に邪魔にならないように、議長席が右端になっている珍しいレイアウトでした。武樋政司社長は右端の議長席横に着席し、中央にはNo2の田名網信孝取締役専務執行役員が座っていました。
前列に取締役が座り、後列には執行役員の方々が座っていました。
役員の方々はスーツにネクタイ姿で、今年流行のクールビズ総会ではありませんでした。証券会社の株主は特に年配の人も多そうなので、服装にはうるさいのでしょうか?
事業報告は武樋政司社長がプレゼソフトを使って行い、今後の戦略なども含めて分かりやすかったですね。45分ほどの長時間の説明でしたが、説明終了後には会場から拍手も沸き起こっていました。武樋政司社長は人気があるのでしょうか?
議案の説明後、質疑応答となりました。回答には執行役員も参加していました、というより武樋政司社長と執行役員中心に回答していました。
事業報告に1時間近くかけているのに対して、質疑応答が40分弱というのは少し短いようにも感じますが、後が押しているので(笑)やむを得ないのかもしれませんね。
株主総会からかなり時間が経っているので、質疑応答の一部はうろ覚えになっており、間違っている部分があるかもしれません。ご了承のほどよろしくお願いします。
いちよし証券2011年株主総会
質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)過年度決算の修正について
→(持田清孝執行役員 財務・企画部長)自己資本規制比率の計算方法の中で、土地評価について計上項目の考えが異なる部分があり、修正を行った。
(2-1)追証の未入金の影響は?
→システムの分散を行っており震災の影響はなかった。
(3-2)災害発生時の対応策は?
→災害対策本部をすぐに設置して対応する。社員の安全確認、顧客財産の保全などに取り組む。東日本大震災でも同様に対応したが、色々と問題点も明らかになったのでさらに改善していく。東京での業務を大阪でもバックアップできるようになった。
(4-3)仙台に住所があり、いちよし証券からお見舞いの品が届いた。20数社に投資しているがいちよしだけだったので、株主を大事にしている会社なんだなと感じた。
現状の株価の評価と自社株買いについての考えを教えてほしい。
→株価水準について言及するのは難しい。事務局からは絶対に株価水準については言及するな!ときつく言われている(笑)バリューから見ると安いと思うし、証券業界も転換の時期に来ており、変化に対応できるかどうかで今後の評価が変わってくる。中期計画を着実に進めて業績を向上させていく。
自己株の消却割合はトップクラスだと思う。PBR1倍割れの水準では自社株買いをしてもいいと考えている。ただ、財務内容やタイミングを見る必要がある。
(5-3)コンプライアンスはどう機能しているのか?
→(龍元裕志執行役員 業務管理本部長)クレドの理念を役職員に徹底している。投信の乗換え勧誘にあたっても、勧誘前に勧誘が適切かどうかしっかりチェックする体制を作っている。なぜコンプライアンスが必要なのか?という社員教育もしっかりと行っている。

(6-4)いちよし証券の株主総会を毎年楽しみにしている。大株主にカタカナが多いがどんな人たちなのか?概略でも知りたい。
→(高石俊彦常務執行役 内部統制担当)ハリスアソシエイツから15.71%保有しているという大量保有報告が出ている。シカゴの運用会社で、10年くらい前から保有している。直接IRも継続的に行っている。
(7-4)社外取締役も自社株を持って欲しい。
→新任の役員もよく分かっていると思う(笑)
注記)社外取締役の役割の一つは経営陣の監視なので、私は自社株を持つことに賛成ではありません。持株の下落が嫌で不正の監視が甘くなるようでは本末転倒です。
(8-5)1997年には大株主に銀行が多かったが今はいない。売ってしまったのか?
→結論的には全部お売りになった。山一證券や長銀の倒産などマーケットが悪かったこともあり、1年半くらいで全部売ってしまった。これを自社株買いして消却した。
(9-6)M&Aによる地方出店のイメージを教えてほしい。
→チャネルの多様化が目的。地元密着の証券会社で株の売買中心の会社や競争相手がほとんどいないような会社をイメージしている。預かり資産は50億円位と少ないが、投信を投入することで預かり資産の伸びが非常に大きい。投信での運用を薦めて、預かり資産高をもっと伸ばしていきたい。
(10-6)地方で小さな店を作るより東京や大阪に出店した方がいいのではないか?
→福岡に店を作るか、大牟田に作るか迷ったが、大牟田で正解だった。競争相手が少ないので預かり資産が大きく増えた。福岡に出店したら数年で撤退していたかもしれない。
11時32分になり、武樋政司社長からあと2〜3人でいいか?というお願いあり
会場からの大拍手で承認!皆さんお腹が空いているようです(笑)
(11-7)利益水準が低すぎるのではないか?
→ご期待に沿える利益になっていないのは申し訳ない。3年間でコスト削減をしてきたが、もう一段のコスト改善が必要と考えている。営業収益については最悪期は脱しており、ギリシャショック前までは戻った。リーマンショック前まで戻せるようがんばりたい。
コストと営業収益面から今期の業績は期待に応えられると思う
注記レポート作成時点では2Qの見込みが発表されていますが、増収増益で黒字転換しており、武樋社長の見込みは正しかったようです。
(12-7)北海道や東北エリアが弱いのではないか?
→東北や北海道は地場の証券会社が少ない。数年前の株主総会でも質問があったが、大北証券(岩手県盛岡市)に出資したので、まずは着実に成果を出して行きたい。
(13-8)営業損益段階で赤字になっている。アメリカも不安定で円高になる可能性もある。今期も業績が改善する見込みはないと思う。赤字でも配当を維持できるのか?
→今期は悲観していないが、楽観もしていない。2010年8〜10月で業績は底打ちしており、前期よりは改善できると考えている。今期も赤字でも配当したが、今の水準の配当であれば継続しても問題ないが、業績を上げることが大事。全体の株価が下がれば、配当よりも自社株買いの方が良い可能性もあり、無理して配当する考えはない。

以上で盛大な拍手とともに質疑応答は打ち切りとなりました!
みなさんもう空腹に耐えられなかったようです(笑)
午後からは銀座の第一商品で本間裕氏のセミナーがあるので、株主総会後は水天宮からまた歩きで(笑)銀座を目指しました。今日は本当によく歩いた1日でした。
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2011年10月19日

オリンパスの呆れた反論

オリンパスで英国人のマイケル・ウッドフォード社長が解任されてから、M&Aに絡む色々な問題が明らかになってきましたが、一連のマイケル・ウッドフォード氏の主張や、新聞報道に対するオリンパス側の反論がプレスリリースとして発表されました。
オリンパスのホームページを見ると、会社側の言い訳ばかりが書かれていて、株価がわずか3日ほどで半値までたたき売られ、資産半減という大きな被害を受けている株主へのお詫びの言葉は見当たらないようです。

10月19日の日経新聞夕刊に菊川剛会長兼社長の独占インタビュー?記事が掲載されているようですが、その中で海外での買収案件ジャイラス社M&A時に支払った買収手数料は適正、日本の会社3社株式会社アルティス、NEWS CHEF株式会社、株式会社ヒューマラボのM&Aについては判断ミスと主張しているようです。
557億円以上の損失を出しているのに判断ミスの一言で片付けて、菊川剛会長もまったく責任を取っていないんですから一体どんな会社なんでしょうか?今回社長が解任されなければ、一連の判断ミスも表に出てこなかったわけですからね!

オリンパスのホームページを確認してみましたが、ジャイラス社の買収については適時開示されているものの、株式会社アルティス、NEWS CHEF株式会社、株式会社ヒューマラボのM&Aについては適時開示が見当たりません。
なので誰に対して総額734億円もの買収金額を支払ったのかまったく分かりません。
以前はこれら3社の買収についてはまったくホームページに記載されていないのでしょうか?
それとも問題が発覚してからホームページから削除したのでしょうか?
どちらにしても情報開示の面からは問題だと思いますが。

3社とも2008年4月25日に買収を完了していますが、1年も経たない2009年3月31日に大幅な減損処理を行っています。
株式会社アルティス 買収価格 288億円 減損額 196億円 差引 92億円
 油化プラントを核にした資源リサイクルとCO2削減を提案する環境ソリューション事業
会社設立 2005年10月 買収時期 2006年5月22日〜2008年4月25日
NEWS CHEF株式会社 買収価格 214億円 減損額 177億円 差引 37億円
 電子レンジ専用調理容器の企画・開発・製造・販売およびライセンス管理など
会社設立 2003年8月 買収時期 2006年5月22日〜2008年4月25日
株式会社ヒューマラボ 買収価格 232億円 減損額 184億円 差引 48億円
 健康食品、化粧品の販売、担子菌類による皮膚改良関与成分の研究など
会社設立 2005年6月21日 買収時期 2007年9月10日〜2008年4月25日

3社合計で2008年度までに734億円を投資し、2008年度末に557億円の損失を計上(笑)しています。
判断ミスで片付けちゃっていいんですか?
幸いなことにオリンパスの株主ではないので実害はありませんが、株主だったらまさに青天の霹靂です。適時開示もされていないような投資先から突如557億円もの損失が発生したんですからね!
有価証券報告書を見てもその他という表示で、株式会社アルティス、NEWS CHEF株式会社、株式会社ヒューマラボという名称はまったく出てきません。
今回問題が表面化してこなければ、誰もアルティス、NEWS CHEF、ヒューマラボに投資したことさえ知りませんし、判断ミスで最低でも557億円の損失を出していることにも気付きません。こんな杜撰な情報開示体制で問題ないんでしょうか?
これら3社についてはオリンパスのホームページを見ても何も分からないので、月刊FACTAの下記記事を読んだ方が参考になります。どこまで事実かは分かりませんが、徐々に明らかになってきたことはFACTAの指摘する通りです。
 オリンパス「無謀M&A」巨額損失の怪

ジャイラス社の買収についても、ファイナンシャルアドバイザーへの報酬自体も高額で問題だと思いますが、基本報酬として6億円(当時の為替レート115円で換算)、成功報酬としてまずは現金で13億円(当時の為替レート110円で換算)、アドバイザーにジャイラス社のワラントとオプションを割当て、ワラントは52億円、オプションは186億円(当時の為替レート105円で換算)合わせて238億円を支払い、ここまでの合計ですでに257億円になっています。
それでもまだ少ないということで(^_^;)、ファイナンシャルアドバイザーにジャイラス社の優先株を割当て、1年半後に3.5倍の価格で買い戻しています。この値上がり分が416億円(当時の為替レート94円で換算)になり、ファイナンシャルアドバイザーへの報酬をすべて合計すると673億円ほどになります。
ファイナンシャルアドバイザーという職業は、おいしい取引先を見つけるといくらでも儲けることができるんですね!
M&A案件を持っていくなら、オリンパス、DeNA、グリーあたりが高値で買ってくれそうです(笑)
ファイナンシャルアドバイザーからは日本のお得意様御三家と呼ばれていたりして(^_^;)

当時の監査役はあずさ監査法人ですが、本当に監査時に問題はなかったのでしょうか?
2008年度決算まではあずさ監査法人が担当していますが、任期満了により2009年度決算からは新日本監査法人に代わっています。微妙な時期の監査法人の交代だけに、何か会社側との間で意見の相違があったのではないか?という感じもしてしまいます。
マイケル・ウッドフォード社長と同じように、監査法人といえどもオリンパスに買収の経緯などについて意見を述べると交代させられるのでしょうか?

東証も様子見を決め込んでいる感じで、オリンパスがそう説明するならそうなんでしょう?という対応です。これだけ株価が下落して多くの投資家が損失を被っているのに、市場を管理する東京証券取引所が、そんな傍観者みたいな対応でいいのでしょうか?

日本ではオリンパス側の主張中心に報道されていますが、社長を解任されたマイケル・ウッドフォード氏は汚職などを捜査するイギリスの重大不正捜査局(SFO)に、ジャイラス社の買収に関連する資料を提出したそうです。
欧州向けの売上比率は18.2%を占めており、重大不正捜査局の対応次第ではヨーロッパ向けの売上に影響が出てくるかもしれません。今後の展開から目が離せませんね。
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 2011年10月17日 オリンパスの社長解任劇
 2011年10月19日 オリンパスの呆れた反論
 2011年10月20日 オリンパス関連のスクープが続々登場
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 オリンパス「疑惑の取締役会資料」をスクープ公開 現代ビジネス
 一連の報道に対する当社の見解について オリンパス リリース2011年10月19日
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横浜ベイスターズDeNAが買収?

モバゲーなどで急成長しているDeNAがプロ野球セリーグの球団横浜ベイスターズを買収するという話が実現に近づいているようです。DeNAからは本日のリリースとして、
本日、一部の報道機関において、当社が球団買収を検討しているとの報道がなされました。交渉中であることは事実ですが、現時点では何ら決定いたしておりません。
というそっけない発表があっただけですが、報道などを見ると他の候補は消え去り、買収の可能性が高くなっているようです。

サンケイスポーツが9月1日に、横浜ベイスターズの身売り先の有力候補として、大手旅行代理店のHISやモバゲーMobageで知られるディー・エヌ・エーが挙がっている、と報じて横浜ベイスターズの売却問題が再浮上しました。
日本のプロ野球界は、読売新聞グループ本社代表取締役会長・主筆で読売巨人軍会長で12球団オーナー会議の議長でもある、ナベツネこと渡辺恒雄氏(正しくは渡邉恒雄)が仕切っているわけですが、10月18日になって渡邉恒雄氏がDeNAの買収を容認する発言をしたことから、報道各社がDeNAで決定というようなニュースを流しています。
横浜ベイスターズの身売り先としてDeNAが報じられた当初、渡邉恒雄氏はモバゲー?なんじゃそれ?的な発言をしていて、そんな訳の分からん会社への身売りは許さん!という感じでした。そのため一時はDeNAへの売却がご破算になったと見られていました。しかしながらその他の身売り候補とは売却条件が合わなかった様で、再度DeNAが浮上し、他に買収に手を上げる候補がいないことからほぼDeNAで決まり、渡邉恒雄氏も候補が他にないことからしぶしぶ買収を認めたようです。
俺の知らん会社なんかに身売りは認めんぞー!と強気の渡邉恒雄氏でしたが、「昔は鉄道・新聞、そして食品会社になり、今はIT系と産業構造の変化でオーナー会社は変わってきている」と話し、DeNAでも仕方がない的な発言をしています。

横浜ベイスターズの買収額は100億円とも言われており、TBSは毎年20億円ほどの資金補てんをしていても赤字が続いています。それでも今期もセリーグ最下位ですし、補強するためには高額の選手を取ってきたりなどでさらにコストが嵩むと思います。最下位でもいいよ!というなら20数億円程度の赤字で済みます(笑)が、世界一を目指すモバゲーが最下位のままでいいとは思いません。
テコ入れして強くなればファンも増えてコスト増もカバーできるかもしれませんが、ほとんどノウハウのないDeNAに球団経営ができるんですかね〜(^_^;)

横浜ベイスターズは赤字が続いているんですから純資産はほとんどないと思われ、買収額100億円はほとんどがのれんになると思います。海外のゲーム関連会社の買収でのれんが増加している中でさらにのれんが増えるわけですし、セ・リーグ球団の買収となると赤字が続いたからといってすぐに清算というわけにはいきません。他社へ売却するにしてもまたまた渡邉恒雄氏が口を挟んでくることになるので、簡単には売却も出来ないと思います。DeNAが倒産の危機にでも瀕しない限り、最低でも10年くらいは保有しないと売却もさせてもらえないと思います。
参入・撤退のスピードが求められるソーシャルゲーム業界のDNAとプロ野球界のDNAはまったく異なっていると思います。横浜ベイスターズの買収が失敗だったと気付いても、撤退することさえ許されないようなビジネスに参入するのはリスクが大きいと思います。
ngmocoの買収でもかなり高い買い物をしたな〜と心配になりましたが、世界展開とはまったく関係のない横浜ベイスターズに100億以上もつぎ込むとは...
携帯電話が中心のソフトバンクや、ネット通販が主力の楽天などは、一般的に資産額も大きいと言われている年配の人もサービスを利用するので、プロ野球参入による知名度向上というメリットはある程度見込めると思います。
DeNAも一部ネット通販を行っているので、この部分では知名度アップによる業績への貢献も見込めるかもしれませんが、メインのソーシャルゲームに年配の人たちが押し寄せるというのはちょっと想像しにくいですね。メインのターゲットである10代から30代くらいではDeNAの知名度は高いと思うので、横浜ベイスターズを買収したからといってこの層での知名度が更に大きく上がるというわけでもないと思います。
世界一のインターネットカンパニーを目指すというDeNAに、日本のローカル球団である横浜ベイスターズが必要なのか?はやはり疑問に感じてしまいます。
業績好調でお金も有り余っているので、グリーに買われる前になんでも買ってしまえ〜的な雰囲気がしないでもありません。
今年の2社の株主総会の様子は下記レポートにまとめています。
 ディー・エヌ・エーDeNA(2432)2011年株主総会レポート
 グリー(3632)2011年株主総会レポート

DeNA横浜ベイスターズ買収
DeNAの株価推移は株主の懸念を見事に表していて、横浜ベイスターズ買収が現実味を帯びる度にDeNAの株価は下落しています。ソーシャルゲームの世界的な普及に期待してDeNAの株主になった人にとっては、横浜ベイスターズというお荷物を背負わされるのは想定外ですし、勘弁してよ〜という感じだと思います。
こういった本業とは直接関係のない大きな買収案件については、臨時株主総会でも開いて株主の声にも耳を傾けてほしいものですね。

同業のグリーの株価推移と比べると明らかに株価の明暗が現れています。
DeNA横浜ベイスターズ買収
世界的なソーシャルゲームの普及に期待している投資家は、DeNA(2432)とグリー(3632)の2社を比較して買うなら、本業に専念しているグリーということになるんでしょうね。
楽天がプロ野球球団を買収した時も賛否両論はあったわけで、成功する可能性もありますが、それほど多くない経営資源をプロ野球球団の経営に割いてしまうと、本業部分がおろそかになってしまうのではないか?という不安もあり、今回のニュースを一番喜んでいるのはグリーの田中良和社長かも(笑)
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2011年10月17日

オリンパスの社長解任劇

最近東証1部上場企業で、取締役を巡る不祥事や解任劇が続いています
ゲオの取締役が内部規程違反の自社株売却で取締役の辞任勧告を受けたのに始まり、大王製紙では創業者の孫であり社長・会長を歴任した井川意高氏に対する子会社からの不透明な84億円もの巨額融資が問題になり、そして今度はオリンパスで英国人のマイケル・ウッドフォード社長が解任されました。
オリンパスでは2011年4月1日に末席の外国人執行役員だったマイケル・ウッドフォード氏を社長に抜擢したばかりなのに、「組織の意思決定プロセスを無視した独断で組織間の連携がとれなくなった」とか「日本の組織風土に合わなかった」などの理由で、マイケル・ウッドフォード氏を除く出席取締役の全員一致で解任を決めたそうです。
ここで終われば外国人社長はオリンパスに合わなかったのか〜で終わったところですが、マイケル・ウッドフォード氏が英紙フィナンシャル・タイムズのインタビューで、
オリンパス社が過去に実施していた買収に不適切な行為がなかったかどうかを調査したところ、解任されたと語った
と報じられたことで、きな臭くなってきました。長年オリンパスの経営に君臨してきた菊川剛会長が絡む不透明なM&Aがいくつかあるようで、この点について指摘したため社長を解任されたようです。出席取締役の全員一致で解任を決めたそうなので、取締役会では菊川剛会長に意見することは不可能なようです。これではまったくガバナンスが効きませんね。

問題を指摘したのが取締役なのか、社長なのかという立場の違いはありますが、構図はゲオの内紛と同じような展開になってきました。どうやら会長が問題らしいという点もなぜかゲオと共通しています(笑)オリンパスの不透明なM&Aについては、以前から月刊FACTAが追及していました。このあたりもゲオと同じ展開です。
 オリンパス 「無謀M&A」巨額損失の怪 零細企業3社の買収に700億円も投じて減損処理。連結自己資本が吹っ飛びかねない菊川体制の仮面を剥ぐ

次の展開としては、週刊ダイヤモンドが菊川剛会長を全面的に支持する特集を組むものと思われます(笑)

東証1部上場企業で内部統制が効いていない事例がこれほども続くと、他の会社にも同じような問題が隠れているのではないか?と疑心暗鬼になってしまうのではないでしょうか?
これら3社の様に社内からの指摘で表面化するケースはまだマシで、内部からの告発さえ行われないような会社がたくさんあるように感じてきます。
東京証券取引所も内部統制報告書を提出させたりしていますが、どの程度機能しているのかは疑問です。これら3社の監査法人は日本を代表する大手監査法人が担当していますが、問題を見つけられなかったのか、あるいは問題とさえ認識していないのか、あるいは目をつぶっていたのか分かりませんが、どちらにしろ監査法人にも問題があると思います。

先週末からオリンパスの株価も急落して、今日はストップ安も付けています。
オリンパス社長解任劇
こんな報道が続くようでは、ますます個人投資家が株式市場から離れてしまいます。
経営者は逃げずにしっかりと説明責任を果たして欲しいですし、誰に説明しても恥ずかしくない様な経営をして欲しいものです。
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ひらめき
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2011年10月16日

社外取締役は機能するか?

臨時株主総会で選任された5名の社外取締役ですが、果たして今のゲオで機能するのか?考えてみたいと思います。
まずはゲオの臨時株主総会後に1人ずつ行われた挨拶の内容をまとめてみます。
北島孝久取締役 特捜部出身の弁護士
よろしくお願いします。微力ながら、コンプライアンスについては最近特に社会を騒がせている問題で、従来は若干ないがしろにされている面もあったが、非常に重要な問題です。コンプライアンスを怠ると大きな失態につながる恐れがある。この観点からコンプライアンスに則って経営されているかしっかりと監視していきたい。
大森一志取締役 特捜部出身の弁護士
私はガバナンスの強化を中心に、内部統制をしっかり構築するという方針で行っていきます。どうぞよろしくお願いします。
小宮山太取締役 公認会計士
微力ながらコーポレートガバナンス強化のため精一杯頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。
荻野恒久取締役 公認会計士
私も他の社外取締役と同様、コーポレートガバナンスの強化に協力して取り組んでいきますので、どうぞよろしくお願い致します。
志村直幸取締役 公認会計士
私もコーポレートガバナンス強化に取り組んでいきます。株主価値増大のために、最大限予断を排して努力していきたいと思いますので、よろしくお願い致します。
森原哲也社長から最後のあいさつがあり、臨時株主総会は無事?終了となりました。
株主の皆様方のご協力により、滞りなくご審議頂けましたことを厚く御礼申し上げますとともに、今後も変わらぬご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

新しく選任された取締役の方々から簡単にあいさつがありましたが、少し物足りなく感じました。
社外取締役の方々に求められている役割は、大きく分けて2つあると思います。
1つはコンプライアンス軽視が甚だしいゲオの体質を改善することです。
この点では今後ある程度は期待できそうだと思います。あいさつでも5名ともこの点を強調していました。
もう1つの役割は、今回の内紛の原因にもなった不明朗な取引の実態がどうなっているのか徹底した調査を行うことです。
過去の問題をうやむやにしたままで、今後はコンプライアンスを強化します!と言っても、本当の意味でのコンプライアンスは根付きません。過去の不明朗な取引をお座なりの調査で終わらせてしまうと、結局はやり得だったということになり、見つからなければいいいんだという風潮になりかねません。
まずは徹底的な調査を行い、過去の膿を出し切ったうえでコンプライアンス体制を構築しないと意味がありません。内部には膿がいっぱい溜まっているのに、表面だけコンプライアンスでお化粧しても無駄ですし、実態は変わらないのに見栄えが良くなるだけに、騙される人が増えて余計に迷惑です。
社内の監査体制では十分な調査ができなかったことが一番の問題なので、まずは社外取締役を中心とした調査チームを作って、徹底的に調査して欲しいと思います。

臨時株主総会が開かれるまでは、私も錚々たるメンバーの社外取締役に期待していました。
しかし株主総会の中で社外取締役の役割として、森原哲也社長から下記の様に説明がありました。
我々常勤取締役の職務の執行を監督して頂くことと、取締役会に出て頂いて取締役会の運営や意思決定について適切なアドバイスを頂いたり、コンプライアンスについてご指導いただくというのが主な役割
つまり月に1回開催される取締役会に参加する程度を想定しているようです。5人とも今までの仕事でも忙しいでしょうし、それほどゲオに時間を割け無いようにも感じます。形ばかりのコンプライアンス体制はできるかもしれませんが、月に数回社外取締役が出社する程度では本当に魂が入るのか疑問です。今までもコンプライアンスを担当する部署はありましたし、形だけのコンプライアンスはあったと思います。
1ヵ月くらいゲオにかかりっきりで徹底的に調査するなら少しは期待できそうですが、臨時株主総会での森原社長の発言からは、
 取締役会に来てくれるだけで十分です!先生方もお忙しいでしょうから
と牽制している感じがしてしまいました。

社外取締役中心の調査委員会を作ったとしても、どの程度問題が明らかにできるかは疑問です。現状の監査役会を中心とした社内調査には協力しない人もいるようです。社外取締役と言っても捜査権があるわけではなく、調査を拒まれたり、口裏を合わせて嘘を付かれたらうやむやにされてしまう可能性も高いと思います。
このように考えてみると、せっかく錚々たる社外取締役を迎えましたが、過去の不明朗な取引を明らかにし膿を出し切るという点ではあまり期待できないような感じがしてきました。5人の社外取締役の方々の挨拶でも、コーポレートガバナンス強化に取り組むという発言ばかりで、私が期待していた過去の不正も徹底的に調査するという発言はありませんでした。

9月以降ゲオ以上に大きな話題になっている大王製紙の井川意高会長に対する84億円の巨額融資問題についても、弁護士などからなる特別調査委員会を作って調査を開始したものの、井川意高会長が聞き取り調査に応じたのは1度だけであり、資金使途についても詳しくは説明しなかったようです。
結局大王製紙としては社内調査では限界があると判断し、井川意高会長を刑事告訴する方針を固め、東京地検特捜部が動き始めたようです。
ゲオでもきっと同じなのではないか?と感じます。社外取締役が5名入っても過去の膿を出し切ることは難しいと思います。大王製紙と同じように、ある程度社内調査をしたうえで特別背任罪または背任罪で告発までしないと、徹底的な調査は不可能だと思います。
社外取締役も含めてそこまでやる気があるのか?が重要になってきます。
まずはその試金石となるのが、現在調査中と説明していた監査役会を中心とした調査結果です。当然その調査結果は社外取締役もチェックしたうえで出てくるので、まずはその調査結果を待ちたいと思います。
もしお茶を濁すような内容だったら、真の意味でのゲオの再生は無理ということになります。

コーポレートガバナンスの観点から注目していた山口利昭弁護士もご自身のブログでゲオの臨時株主総会について書いています。読売新聞にも山口利昭弁護士のコメントが掲載されています。
 → ビジネス法務の部屋 どうなる?ゲオ社のガバナンス

一方で、社外取締役が5名入ることで大きく変わる部分もあります。ゲオの臨時株主総会で提案された2つの議案の意図についてのご意見を頂いたので、この点もあわせてまとめてみます。
ブログに寄せられたゲオの2つの議案の意図についてのご意見
遠藤氏の戦略は、
2号議案で経営の透明性を高めつつ取締役会の多数を確保すること
1号議案の任期短縮で不明朗取引に関与した取締役を次回総会で選任候補として挙げない(取締役会の多数決で可能)ことによって、遅くとも来年の6月には経営陣の浄化を完了させる
というものだと推測しています。
沢田氏派が大橋氏を「辞任勧告決議」はできても「解任」はできないのと同様に、遠藤氏も「不明朗取引に関与した役員」といえども、取締役会で多数を確保しても「解任」はできません。解任するにはまたまた臨時株主総会を開催するか、定時株主総会に解任議案を出さねばならなくなってしまいます。
さすがに、総会で前会長・前社長の取締役の地位を解任する議案を出すのは企業価値を棄損することになるので避けたいところだと思います。
1号議案を出しておかないと、「不明朗取引に関与した役員」に居すわられた場合に、2013年6月まで火種を抱えたままになることになるので、それを避けたかったのだと私は感じています。「解任」と「辞任勧告」の言葉の違いを正確に認識すると、1号議案の真の意味合いが判明すると思うのです。
加えて、2号議案の可決に遠藤氏は絶対の自信を持っていたと思います。しかし、1号議案は3分の2以上の賛成が必要な特別決議ですから、会社側と決定的に対立しての総会開催では必ずしも可決できるとは限らないので、妥協として遠藤氏も大橋氏も隠忍自重で総会に臨んだのだと推測しています。
これは、十分に論理的整合性のとれた推論だと思っているのですが、いかがでしょうか?

私もご意見の通りだと思います。
社内調査を進めることで過去の不明朗取引を明らかにし、みずから辞任するように仕向けるか、あるいは大橋取締役にしたように、役職をすべて外して単なる平取にして来年6月の株主総会で退任いただく戦略なのだと思います。
ただ疑問に感じるのは、遅くとも前日の段階で両議案とも可決することは分かっていたはずであり、株主総会中も隠忍自重(大辞泉によると、怒りや苦しみをじっと抑えて外に表さず、軽はずみな行動をしないこと)する必要はなかったのではないか?という点です。
まだ調査結果が出ていないことなので軽はずみな言動はできないにしても、なぜ臨時株主総会を請求しなければならなかったのか?や大橋取締役の主張などは、株主に説明しても良かったと思います。
ちょっと隠忍自重し過ぎなんじゃないの?と感じたことから、臨時株主総会での遠藤派の勝利は確定したという状況の変化を受けて、もしかしたら前日までに両陣営で和解が成立したのかな〜などと心配になりました。杞憂に終わるといいんですが(^_^;)

今後どうなるかは社内調査次第ですが、遠藤派が取締役会の多数派を握ったことで、遠藤結蔵取締役はいつでも社長に就任できます。取締役会を開いて社長を解任して平取にして、自分が代表取締役社長になればいいだけです。遠藤結蔵取締役の考えとしては、社内調査を迅速に終わらせて、来年の株主総会をまたずに代表取締役社長に就任するのではないでしょうか?
社内調査を迅速に終わらせるためには調査に長けた外部の人間が必要ですし、代表取締役社長になるためには、最低でも5名の社外取締役が必要です。これらの目的を達成するために今回臨時株主総会を請求したわけですし、今のところ計画通りに進んでいます。
徹底した調査という点では社外取締役といえども機能しない可能性が高いと思いますが、取締役会で多数派を握るという点では十分に機能すると思います。
社内調査結果も含めてゲオにどんな動きが出てくるのか、今後も注目していきたいと思います。
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ゲオの内紛に関連するブログ記事一覧
 2011年7月22日 ゲオ役員のインサイダー疑惑報道について
 2011年7月29日 株主による臨時株主総会の招集の請求に関するお知らせ
 2011年8月 1日 ゲオ役員インサイダー取引疑惑の続報
 2011年8月 3日 ゲオ臨時株主総会の招集請求2
 2011年8月11日 ゲオ臨時株主総会開催へ!
 2011年9月 7日 ゲオの内紛劇
 2011年9月 8日 ゲオ内紛劇第3弾
 2011年9月12日 ゲオ第3の仮説登場?
 2011年9月12日 森原哲也社長漁夫の利作戦
 2011年9月14日 毎日新聞の疑問解消? 第3の仮説は間違いかも
 2011年10月10日 ゲオを揺るがす内紛 月刊FACTA
 2011年10月12日 明日はゲオ臨時株主総会!
 2011年10月13日 ゲオ(2681)2011年臨時株主総会レポート
 2011年10月14日 ゲオ臨時株主総会 番外編
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2011年10月15日

牛丼すき家で強盗多発!

ゼンショーがチェーン展開しているすき家で強盗が多発、というニュースが話題になっています。
読売新聞がゼンショーの広報担当者が「経営を度外視してまで防犯に取り組む必要があるのか考えたい」という発言をしたと伝えたことから、炎上騒ぎになり問題が大きくなった面もあるようです。
会社側はすぐに、そのような発言はしていないと否定しています。
ただ、すき家は夜間1人シフトを前提に、夜間は売上が少ない郊外などにも出店してきたと思うので、夜間2人以上シフトが標準になれば夜間は採算が合わないような店舗も出てくると思います。なので意図は別にして、上記のような趣旨の発言があってもおかしくはないように感じます。
今後、郊外の店舗などでは経営上の判断で24時間営業をやめる店も出てくるかもしれませんね。

以前からすき家は深夜帯に強盗が多いとマスコミで取り上げられていましたが、最近はマスコミを賑わすことは減ってしました。ところが今年に入って「すき家」強盗頻発で、警察庁がゼンショーに対し、夜間の勤務態勢の強化や多額の現金を保管しないことなどを文書で要請したことから、再度マスコミを賑わすことになってしまいました。
報道によると、警察庁は、2010年11月にゼンショーに対して防犯対策の強化を口頭で要請したが、2011年6月に再度被害に遭った店舗を調査したところ、ほとんどの店舗で改善が見られなかったことから、2011年10月12日に再度文書での要請に至ったようです。
他のソースでは、
警察庁は、2010年11月にゼンショーに対して防犯体制の強化を指導。一部店舗で防犯カメラの設置といった改善がみられたものの、大半の店舗では夜間時間帯の単独勤務が引き続き行われるなど、抜本的に改善されないことから、改めて12日にゼンショーの担当者を呼び出し、
(1)夜間の勤務体制の強化
(2)現金の適正な管理
(3)防犯設備の設置・活用などを要請した。
と書いてあります。
2011年の株主総会では、防犯対策については業界でも最先端の取り組みを行っていると小川賢太郎社長は自信満々に語っていたのに、警察庁の調査では落第だったようです(^_^;)
すき家強盗
一連のすき家強盗報道により株価も影響を受けて、直近は大きく下落しています。
悪材料に対する一時的な反応なのか、人件費のアップなど業績への影響を懸念した売りなのか、今後の株価推移も気になりますね。

2011年6月21日に開催されたゼンショーの株主総会でも強盗被害についての質問があり、小川賢太郎社長は下記の様に回答していました。
詳しくは→ ゼンショー(7550)2011年株主総会レポート2 をご覧ください。

(4-4)順調に成長していて安心しているが、不安要素としてすき家は深夜の強盗件数が多いというイメージがある。人件費を考えたら対策を取るより強盗された方が利益が上がるのかもしれないが、社会的責任などを考えると対応も必要だと思う。深夜の強盗対策はどうなっているのか?
防犯対策については業界でも最先端の取り組みを行っている。具体的には店舗内外に8台の防犯カメラを設置しており、強盗が入ってくるところから店内での動き、逃げていくところまですべて撮影できている。映像はすぐに警察に提供して検挙活動に入ってもらうので通常の強盗検挙率の倍くらいの高い検挙率につながっている。こういった効果なのか直近では強盗件数が大幅に減っている
もう一つはメディアの取り上げ方にも問題がある。再三メディアには申し入れを行ってきたが、強盗が入ったことを面白おかしく取り上げており、それが新たな強盗を生んでいるという過去の明確な因果関係がある。強盗の報道をしないでくれとは言わないが、責任あるメディアとして痴漢や強盗などを面白おかしく取り上げるのは止めて欲しい。以前はそんな報道が多くて模倣犯が増加した。しかしそうした奴らはすぐにパクられるし、従業員にも怪我を負わせているので強盗傷害で10年くらいの判決が出ている。強盗は若い奴らが多くて本人は気楽に考えてやっているようだが、強盗や強盗傷害は重大な犯罪なので、人生を棒に振ってしまうことになる。今までもそのように説明してきたが十分に認識して欲しいし、これからも周知徹底していきたい。強盗件数も減っているし、被害金額も2年前の半分以下になっている。具体的に説明できない対策も多いが、効果はしっかりと出ている
すき家の強盗被害が騒がれたが、よく調べてみると実際はコンビニの方がはるかに強盗被害が多い。誤解を恐れずに言えば、すき家に何か弱点はないのか?という目で見るメディアもあり、強盗が大きく取り上げられた面もあると思う。おかげさまで最近はそのような報道はなくなった。さらに防犯対策は進めていく。深夜のシフトについては1オペ(1人勤務)などとメディアで騒がれているが、入客数に対して適正なシフトという経営の基本は揺るがない。本部でも24時間365日体制で店舗の状況をリアルタイムに見ることができる。不審な動きはないか?お客様の安全は守られているか?という点から常にチェックを行っている。

確かにテレビのワイドショーなどマスコミの取り上げ方にも大きな問題があると思います。強盗なんか簡単にできるんだ!というような取り上げ方をすることで、模倣犯が多数出てくることは事実だと思います。
だからといって店舗での対応をしなくてもいいというわけではありません。店舗での対策や地道なPRも必要だと思います。
防犯対策については業界でも最先端の取り組みを行っていて、強盗件数も着実に減っている、コンビニの方が遥かに強盗被害が多いのに、すき家ばかり取り上げられるのはマスコミの強い者いじめだ!といった趣旨の回答をしていました。かなり対策を打っていると自信を持っているように感じました。それなのに警察庁から2度に渡って指導されるとは、本当に業界でも最先端の取り組みを行っているのか疑問に感じてしまいました。そういった過信が対策の遅れにつながっているのかもしれませんね。
あるいは実際はそれほど対策は行っていないのに、最先端の取り組みを行っているのですき家強盗は検挙率も高く、人生を棒に振ることを考えると割に合わないと強調することで、強盗を抑止する効果を狙った発言なのではないか?とも考えられますね。
せめて店舗には痴漢撃退スプレーや木刀くらい用意してほしいものです。夜間勤務者には深夜手当以外に危険勤務手当も上乗せするとかね。冗談はこのくらいにして、実際の強盗発生件数を見てみます。

ネット上の情報によると、2011年の月ごとの強盗発生件数はおおよそ下記の通りの様です。
1月 2件、2月 13件(うち未遂2件)、3月 11件(うち未遂2件)
4月 9件(うち未遂1件)、5月 4件(うち未遂2件)、6月 3件(株主総会開催日までだと0件
7月 3件(うち未遂1件)、8月 3件、9月 14件(うち未遂2件)

確かに6月だけ見ると株主総会時点での発生件数はゼロなので、直近は減っているという説明は間違っていないのかもしれませんが、2・3月はかなり高水準です。
産経ニュースによると、吉野家、松屋も含めた牛丼チェーンを狙った強盗は9月末までに71件発生していて、すでに2010年実績の68件を上回っているそうです。このうちすき家が63件(被害総額約656万円、検挙8件、検挙率12.7%)と93%を占めていて、2010年に発生したすき家強盗58件(被害総額約1,190万円、検挙25件、検挙率43.1%)を超えている。2回にわたって強盗被害に遭った店舗も4店舗あったそうです。
ブランド別にみても圧倒的にすき家の強盗被害が多いことが分かります。
 すき家 63件、2010年は58件(ゼンショーグループ)
 吉野家  6件、2010年は 9件
 なか卯  2件、2010年は 1件(ゼンショーグループ)
 松 屋  0件 券売機方式で現金のやり取りがないため
9月以降強盗が急増していることからも、対策が不十分だったことは明らかだと思います。
もちろん強盗する側が悪いわけですが、会社としても強盗に狙われないような真の意味での「業界でも最先端の取り組み」が望まれますね。

余談ですが、ある大手外食企業の社長の話によると、ある時銀行の人から
「お店に強盗が入ったらどうしますか?」と聞かれ
「命が大事なのですぐに逃げなさいと言っています」と答えたところ
「会社によってかなり違いがあるんですね〜ゼンショーの小川賢太郎社長に同じ質問をしたら、体を張ってでも撃退しろ!と答えていましたよ」と言われたそうです。
サービス精神いっぱいの社長なので(笑)どこまで本当の話かは分かりませんが、飲食業界の中では体育会系と言われていて、毎日ベンチプレスで体を鍛え上げているという小川賢太郎社長なら言いそうだな〜と感じてしまいます(笑)
他のブログ記事では、ゼンショーは「食に世界一臆病な会社でありたい」とホームページに書いているような気の弱さを強盗に突かれたのかしれない、と書いていますが、気が弱い会社なら深夜に1人勤務なんて絶対にさせないと思います。小川賢太郎社長の話を聞いたことがないんでしょうね。1人でも強盗なんて撃退できるだろう!と思っているから、警察から指摘されても1人勤務を続けたのだと思います(^_^;)
さすがに今回は度重なる警察庁からの要請でもあり、マスコミでもまた大々的に取り上げられて大きな問題になったので、2012年3月までに夜間も複数勤務にするよう改善を図るそうです。
今後の推移を見守りたいと思います。
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タグ:すき家強盗
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2011年10月14日

ゲオ臨時株主総会 番外編

2011年10月13日に開催されたゲオの臨時株主総会ですが、東証1部上場企業で取締役の間で内紛が起こっているということで、地元名古屋ではテレビ局や新聞社などの注目も高かったようです。
新聞社の方々も取材に来ていましたが、前日になって急に株主総会会場内での取材がNGになったそうで、臨時株主総会終了後に出てきた株主に取材して色々と情報を集めていました。
それにしてもなぜ前日になって急に取材がNGになったのか謎が深まります。一般的には株主総会会場内での取材が認められるのはレアケースだと思いますが、それでもなぜ前日になって急に方針が変わったのでしょうか?
会社側の準備状況を見る限りでは、2つの議案とも可決するのはかなり前から確実だったと思われるので、前日に議案の可否について何か大きな変化があったわけではなさそうです。
となると、臨時株主総会ではすべての説明を調査中ということで乗り切る方針が、最終的に前日になって両陣営の間で合意され、見苦しい株主総会の様子をマスコミの人達に見せたくなかったため非公開にしたのでしょうか?

株主総会終了後はアンケートの回収やお土産の配布などで出口が混雑していたので、ゆっくり出ましたが、外ではあのお方が囲み取材を受けていました(笑)
誰と話しているのか分からなかったので、会釈だけして通り過ぎようとしたんですが(笑)すぐに呼び止められ、というか
 「この人が質問した■■■さんですよ〜」
と大声で名指し頂いたおかげで一気に注目を浴びてしまい、逃げられなくなってしまいました(笑)
株主総会はどうでしたか?などと聞かれましたが、相手の人がどんな人なのか全く分かりません。もしかしたら会社側の回し者(完全に被害者意識ですね)が様子を探りに感想を聞いて回っているのかも!
なので私も警戒気味に、「意外と質問も少なくあっさり終わってしまいました」
などと簡単に答えその場を立ち去ろうとしましたが、どんな質問をしたんですか?回答はどうだったんですか?などと矢継ぎ早に畳み掛けられてしまい帰るに帰れません(笑)
かなり警戒しながら)「詳しくはブログにまとめるので、ブログを見てください」
不用意な発言はしないように森原社長並みの安全運転でその場を乗り切ろうとしましたが、どんなブログなんですか?アドレスは?など質問は続き、「株主総会についてのブログです」
と言葉少なに話し、何とかこの場を逃れようと(笑)もがいている私に向かって、あの方が
「詳しくまとめとるから見たってちょ〜だどもこの人のブログは詳しすぎてあかんわ〜文章が多くて読み切れんぎゃあ〜その点私のブログは写真が多くて見やすいでよ〜私のブログも見てちょ〜」
 (名古屋弁は苦手なので、かなり聞き間違ってるかも...でも発言の趣旨はほぼ正確だと思います)
と私を褒めているのか?けなしているのか?あるいは宣伝のダシに使われているのか分からない様な援護射撃!?が飛んできて、ますますその場を離れにくくなっていきます。周りを見渡すとすでに4〜5人に取り囲まれている状態で、逃げるのは断念しました(^_^;)

そのタイミングで質問していた人が名刺を取り出し、(会社側の回し者ではないですよ〜とは言いませんでしたが)マスコミの人だと分かったので、やっと緊張が和らぎました。名刺まで偽造してスパイ行為をされたのなら完全に騙されましたが(笑)
かなり大袈裟に書いていますが、実際今日の臨時株主総会では大荒れになって、会社側が送り込んだ関係株主が質疑応答時に妨害したり、採決時に大声で はんた〜い などと叫ぶ事態まで想定していたので、いろいろ質問されて一体この人たちは誰なんだろう?と警戒していたのは事実です。
その後、会場内での取材が出来なかったことなどを聞いて、安心して取材に応じることができました。

私が把握している限りでは、取材に来ていたのは
朝日新聞、中日新聞、読売新聞、毎日新聞、中部日本放送CBCの記者の方々でした。
上記は名刺を頂いた方だけですが、もう1社テレビ局の記者が取材に来ていたようです。
毎日新聞です!」と言われた時にちょっとビビったのはナイショです(笑)
このブログのことは知らないようだったので安心しました(^_^;)

記者の方々は株主総会でどんな説明や質疑があったのか分からないので、質問が途切れない感じで、立ち話も疲れるので1階のロビーに移動しての質疑応答(笑)が続きました。
質問するのには徐々に慣れてきましたが、質問責めに合うのはあまり経験がありません。それでも自分の興味のあることだとけっこう喋れるんだな〜と感じましたね。
このブログへのアクセス履歴を見ると、昨日は13時〜14時のアクセスが急増しています。株主総会も終わったはずだし、そろそろ情報がアップされているのでは?というアクセスだったと思いますが、こんな事情もあってけっこう取材も長引き、家に帰るのが遅くなってしまいました。
ブログアクセス
上記のアクセス推移を見ると、ゲオ臨時株主総会の記事アップを告知した21時前からアクセスが急増しているので、13時〜14時のアクセスは目立たなくなってしまいましたが、ふつうは昼休み後はアクセスも減るので、13時から増えるのはゲオ臨時株主総会効果が確実に出ています。
今日は昨日をさらに上回るアクセスがあり、ゲオの臨時株主総会に対する関心は高いんだなと実感しています。

7月初めに内紛が明らかになってから、新聞各社の報道はゲオが発表した内容中心という感じで、遠藤取締役や大橋取締役側の主張はほとんど報道されませんでした。そのような状況の中で、朝日新聞だけが大橋一太取締役へのインタビュー記事を掲載していて、大橋取締役がどんな主張をしているのかが分かり、とても参考になりました
臨時株主総会の取材にも大橋一太取締役へインタビューした記者の方が来ていて、お話しできたのが最大のサプライズでした。そそくさと帰らなくて良かったです。
あの方にもお礼を言っておかないといけませんね(笑)

この記者の人だけがこのブログも読んでくれていた様で、Zaimaxさんですか?と呼びかけられて嬉しかったですね。朝日新聞の方から呼び掛けられたので嬉しかったんですが、もし毎日新聞の記者の方から「あなたがZaimaxさんですか?」と呼びかけられたら、その場に凍りついたか、逃げ出したか、「いいえ、違いますっ!」ときっぱり否定したかのどれかです(笑)
またあまり脱線しすぎると怒られますね(^_^;)
そんな毎日新聞ですが、臨時株主総会終了後に配信された記事では、両者の主張や経緯をコンパクトにまとめた良い記事を配信しています。
 ゲオ:社外取締役5人を選任 臨時株主総会 毎日新聞 最終更新 10月13日12時20分
毎日新聞のネット上の毎日jpの記事は、ゲオについても大阪本社から配信されることが多いようですが、上記の記事は名古屋中心にまとめられたようです。やはり地元のニュースは地元で取材して記事にした方が鮮度も高まるし、精度も高くなると思います。
毎日新聞もフォローしてみました。
新聞社の方々も見ている可能性があるので、各社に気を使わないといけませんね(笑)

新聞記事を見ていていつも不思議に思うのは、仮名とか匿名で記事に登場する場合でも必ず年齢が( )書きで書いてあることです。年齢なんかに拘らなくてもいいじゃないか!という考えの私は、いつも違和感を感じていました。年齢が書いてあると、このくらいの年齢ならこんな人なんだろうな〜という固定観念が自然とイメージされてしまうので、私は年齢表示されることは好きではありません。今回の取材でも年齢や職業、住所、氏名などを聞かれたので、できる限り秘密を貫きました(笑)
職業は投資家と正確に伝えましたが、名前や年齢は勘弁してほしいと必死に頼み込みました。取材する以上、本当にその人が実在するのか確認する必要があるので、というような説明をしていましたが、面と向かい合って話しているわけですから、実在するのは確かだと思いますし、株主総会会場から出てきたんですから株主総会に出席していたのも確かだと思うんですが...
まあ記事を書いた後で編集長などから、この情報はどんな人から聞いてきたんだ?と聞かれた時に、上記の情報がないと困るんだろうな〜とは想像できますね。その点ブログなどで情報発信していれば、ブログを見ることで大体どんな人なのかは分かってもらえるような気もします。今回のゲオ臨時株主総会については、出席者に取材するよりも私の株主総会レポートを見てもらった方が正確なような気もしますが(笑)
ただ、21時前にアップされても翌朝の朝刊に間に合わないよ!と怒られそうです(^_^;)

今日はゲオの臨時株主総会レポートもまとめたし、映画を見に行こうと出かけましたが、途中で雨が降ってきたので予定を変更し、図書館で新聞各紙の取り上げ方をチェックしてきました。
新聞社によって焦点を当てる場所が違っていたり、まったく記事にしていなかったりと違いがあって面白いですね。各社の取り上げ方の違いなどについては、感想なども含めてまとめてみたいと思います。
全国紙には載らない可能性もありますし、地元紙ではどう報道されているのかも貴重ですよね!
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ゲオの内紛に関連するブログ記事一覧
 2011年7月22日 ゲオ役員のインサイダー疑惑報道について
 2011年7月29日 株主による臨時株主総会の招集の請求に関するお知らせ
 2011年8月 1日 ゲオ役員インサイダー取引疑惑の続報
 2011年8月 3日 ゲオ臨時株主総会の招集請求2
 2011年8月11日 ゲオ臨時株主総会開催へ!
 2011年9月 7日 ゲオの内紛劇
 2011年9月 8日 ゲオ内紛劇第3弾
 2011年9月12日 ゲオ第3の仮説登場?
 2011年9月12日 森原哲也社長漁夫の利作戦
 2011年9月14日 毎日新聞の疑問解消? 第3の仮説は間違いかも
 2011年10月10日 ゲオを揺るがす内紛 月刊FACTA
 2011年10月12日 明日はゲオ臨時株主総会!
 2011年10月13日 ゲオ(2681)2011年臨時株主総会レポート
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サンヨーハウジング名古屋株主優待廃止!

上場間もない頃からかなり長く持っている地元銘柄の1つ、サンヨーハウジング名古屋が遂に株主優待制度を廃止するそうです。
昨日はビックカメラが株主優待についてのリリースを出し、もしやビックカメラも株主優待廃止か!?と恐る恐るPDFを開くと、年2回に変更すると書いてあり、株主優待2倍なの〜\(^o^)/と喜んだのもつかの間、読み進んでいくと年間の付与額は変えずに、年2回に分けるだけということでぬか喜びに終わりました(笑)
そんな感じで最近株主優待についてのリリースが目立つように感じます。
福井のドラッグストアー ゲンキーが8月に株主優待制度を廃止し、個人株主の非難を浴びて株価も急落した記憶がやっと薄れ始めたかな〜という微妙な時期だけに、この時期に廃止する必要があったのか?については疑問を感じます。
 → ゲンキーの株主優待廃止関連記事 最新版

サンヨーハウジング名古屋の株主優待履歴を振り返ってみると下記の通りです。
2003年2月から株主優待開始 年2回 8月末と2月末株主が対象
  1〜4株 マックカード 3千円分
  5〜9株 マックカード 5千円分
 10株以上 マックカード 1万円分

 2003年8月末 2分割実施 株主優待基準は据置き(持株数によっては優待増加)
 2004年8月末 2分割実施 株主優待基準は据置き(持株数によっては優待増加)
2005年2月の株主優待からマックカードをクオカードに変更
 2005年2月末 2分割実施 株主優待基準は据置き(持株数によっては優待増加)
2006年8月から株主優待制度を見直し 過去3回の分割で当初より優待が手厚くなったため
  1〜4株 クオカード 1千円分
  5株以上 クオカード 3千円分

2011年8月分を持って株主優待制度を廃止

こうして眺めてみると、2006年8月の株主優待見直しはしょうがないのかなとも感じますが、10株以上持っていて1万円分の株主優待を受けていた株主からすると、一気に3千円に減少というのは痛いな〜と感じたものです。その分株価は上昇していましたが。
株主優待を縮小したのは当時大株主だったタワー投資顧問の影響なんだろうな〜と思っています。個人株主なんかに株主優待を出す必要はない!我々に配当をもっと寄こせ!という要求を断り切れず、縮小に踏み切ったのではないでしょうか?

上場以来のサンヨーハウジング名古屋の株価推移は下記の通りです。
サンヨーハウジング名古屋株価
分割を繰り返しながら勢いよく上がっていましたが、2007年からは下落基調が鮮明になっています。あまり株主優待縮小とは関係ないかもしれませんが、それでも株主優待制度が個人株主から支持されていれば、株価が下がれば買いが入り、株価を下支える効果は期待できたと思います。
現状株主優待がどの程度負担になっているのか分かりませんが、業績も比較的順調なので現状の株主優待制度程度なら長く続けてほしかったですね。
11月29日の株主総会でも質問がたくさん出そうです。株主総会開催日が例年より後ろにずれて、集中日っぽいのは気のせいかな(^_^;)
来週以降株価がどう反応するのか気になりますね。
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posted by Zaimax at 18:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 株主優待 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月13日

ゲオ(2681)2011年臨時株主総会レポート

2011年10月13日(木)11時から、名古屋市東区千種のメルパルク名古屋2階 瑞雲の間 で開催されたゲオ(2681)臨時株主総会に出席しました。
ゲオはDVDレンタル店などを全国展開している会社ですが、不明朗な取引が浮かび上がってきたことで最近は内紛状態になっています。今回の臨時株主総会では5名の社外取締役を選任し、社内を徹底的に調査しガバナンスの効いた会社になる第一歩とするために開催されました。
ここまでの内紛の経緯などは私なりにまとめていますので、下記の記事などをご覧ください。あくまで1株主の意見なので、なかには的外れな内容もあると思います。
 ゲオ内紛についての最新記事 この記事の下に関連記事一覧があります
ゲオの株主総会に参加するのは2008年のゲオ第20期定時株主総会以来になります。
2011年10月13日(木)前場の株価 75,000円(東証1部 2681)1株単位 3月決算
PER 5.1倍、PBR 0.91倍、配当利回り 4.00%、株主資本比率 37.5%
監査費用 7,400万円(売上比 0.03%、営業利益比 0.53%) 監査法人トーマツ
株主優待 株数に応じてレンタル半額券贈呈
 詳しくは 次項有 ゲオ 株主優待情報ページ

   ゲオ(2681)のホームページ
   ゲオ(2681)のヤフー株価情報
ゲオ2011年臨時株主総会
上記は過去6ヵ月間の株価推移ですが、7月初めに内紛が表面化した当初はそれほど株価には影響していませんでしたが、臨時株主総会の開催が決まり色々な問題が表面化しそうだ!となってきた9月以降株価が下落基調になっています。臨時株主総会直前には何か問題が出るのでは?という恐れなのか株価が急落しています。一方で業績は順調に推移しています。早く膿を出し切って、また以前のゲオを取り戻して欲しいですね。
2012/3計画 270,020百万円 8,000百万円 14,710.53円
ゲオ2011年臨時株主総会
スケジュール
11:01〜11:04 役員一同起立して森原哲也社長からお詫びの言葉
11:04〜11:06 議事進行についての説明など
11:06〜11:07 議案説明
 第1号議案 定款一部変更の件 取締役の任期を2年から1年に変更
 第2号議案 取締役5名選任の件 取締役の業務執行を監督するため社外取締役を5名選任
11:07〜11:20 質疑応答 質問者5人 計6件 13分
11:20〜11:21 議案採決
11:21〜11:24 新任社外取締役から1人ずつ所信表明
ゲオ2011年臨時株主総会
お土産 ソフトガトー10個 賞味期限2012年3月17日 後渡し
飲み物サービス コーヒー、紅茶、ウーロン茶、オレンジジュース 
経営戦略説明会 なし

   議決権を有する株主数     34,313名、その議決権数   543,828個
   議決権返送&出席株主数   4,956名、その議決権数   433,830個(79.8%)
ゲオ2011年臨時株主総会
ゲオの臨時株主総会は、前場が終了後の11時からメルパルク名古屋で行われました。最近のゲオは10時から株主総会を開いていましたが、11時からにしたのは株式市場への影響を考えてなのでしょうか?
会場内には椅子が並べられ、(8+8+8+8)×19列位のレイアウトで600人分くらいの席が用意されていました。出席者数は思ったより少なくて202名(新聞報道による)でした。
株主総会前には別室で飲み物サービスもあり、株主総会後にはお土産も用意されていて、いつものゲオの株主総会という対応でした。
受付時に出席票と下記のアンケート用紙が渡されました。
ゲオ2011年臨時株主総会
この出席票を見れば、相当早い段階で議案が可決されるか否決されるかは決まっていたようです。
ぎりぎりまで可否が分からない場合、株主総会の採決の場で可否が決まる事態も考えられるので、下記のサッポロホールディングスの株主総会記事にあるような出席票が用意されます。
 サッポロホールディングス(2501)2010年株主総会レポート〜その3
株主毎に議決権数が異なるので、議案毎に切り離せるような出席票を使ってその場で賛否を集計します。私も過去2回ほどこのような出席票を見かけましたが、実際にその場で集計を行ったことはありません。こういった出席票を用意しなかったということは、相当早い段階で議案が可決することが確実だったようです。とはいえ第1号議案は定款の変更であり、議決権行使者の2/3以上の賛成が必要というハードルの高い議案です。それなのに早い段階で可決が見えていたということは、大株主中心に早い段階で賛成する株主が多かったようです。
総議決権数の8割近い議決権が行使されましたが、行使した株主数でみるとわずか14.4%であり、ほとんどの個人株主は議決権を行使していないことになります。
こういった個人株主の姿勢が、結局は個人株主軽視につながっているような気がして残念です。会社側からすると、個人株主など適当に株主優待を与えておけば何をしても文句を言わないと思われてしまい、機関投資家重視のIR姿勢になってしまうのだと感じます。
今回のゲオ内紛については、個人株主の間でも関心が高かったと思いますし、もっと多くの株主が議決権を行使すると思っていましたが、14.4%とはとても残念な結果でした。

11時に司会の人から株主総会中の注意事項の説明があり、ゲオ臨時株主総会が始まりました。
検査役の方の要請で、株主総会の様子をビデオ撮影しているとの説明がありました。
最初に森原哲也社長から元気よくおはようございますと挨拶がありましたが、挨拶を返したのは数人くらいで、問題を起こして開催される臨時株主総会らしいですね(笑)
挨拶が終わると役員全員が起立し、森原哲也社長からお詫びのひとことがありました。
森原哲也社長からのお詫びの言葉)開会に先立ちまして一言申し上げさせて頂きます。
ゲオについての不明朗取引、取締役の内部規定違反などの新聞報道により、株主様、お客様、関係者の皆様に多大なる心配をお掛けしましたことを心からお詫び申し上げます。(全員長々と一礼)
当社の対応としては、監査役会を中心に不明朗取引の存在、取締役に対する辞任勧告の妥当性等について現在調査中です。調査中のため具体的にお話しできない部分もあることを株主様にはご了承いただきたい。今後監査役会から出される提言、本株主総会でご審議頂く定款変更、社外取締役の選任を含めた再発防止策を講じ、ゲオおよびゲオグループ全体の内部統制システムを強化していくとともに、ゲオグループにおけるコンプライアンス意識の向上やリスク意識の改革を図っていきますので、株主の皆様におかれましては従前通りのご支援を賜りたく、お詫びするとともにお願い申し上げます。

低姿勢のお詫びの様に見えて、いきなり先制パンチが飛んできました。不明朗な取引などについては現在調査中なので、具体的なことには答えられないそうです。当初は社内調査さえ拒否していた森原哲也社長が、株主総会では調査中を盾に回答を拒むとは、都合の良い説明だな〜と感じました。7月初めに調査を始めていたら株主総会できちんと報告ができたかもしれないのに、調査を遅らせたうえに、株主の質問に答えないための方便に使うとは、さすが森原哲也社長は切れ者だな〜と改めて感じました(笑)とはいえ森原哲也社長を見るのは初めてですが、そんな悪い人の様にも見えませんでした。まだまだ私が甘いのかもしれませんが。
続いて議決権数などの報告があり、議案の説明となりました。森原社長が書いてある内容を読上げるだけですぐに終わり、続いて質疑応答となりました。質問がある人は手を挙げて、森原社長の指名を受け、その場で起立して出席票の番号と名前を述べてから質問します。
森原社長からは、要点をまとめて簡潔に質問してほしい、なるべく多くの株主様の質問に答えるために1人原則1問でお願いしたいとの説明がありました。
先制パンチに続いて第二弾が飛んできました。1人原則1問しか質問を受付けないそうです。具体的な内容には答えられない、質問は1人1問までとは本当に株主と対話しようという考えがあるのか疑問に感じてしまいます。
質問のある株主様は挙手をお願いします、と森原社長が呼びかけましたが、会場内はし〜んと静まり返っていて誰も手を挙げません。誰も質問する人がいないのに、なるべく多くの株主様の質問に答えるために1人原則1問でお願いしたいとは滑稽ですね。こんな状況なら1人何問でも構わないのでぜひ質問してくださいとお願いすべきだと思います。10秒以上も静まり返った状態が続き、このままでは質問ゼロで終わってしまいそうだったので、やむなく質問させて頂きました(笑)
メモに専念しようと思ったのに、誰も手を挙げないなんてそれこそサプライズでした。

質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています
(1-1)会社側の主張は新聞などを通じて伝わってきているが、遠藤取締役側の主張はほとんど報道されないので株主まで伝わってこない。なぜ今回臨時株主総会の請求まで行わなければならなくなったのか、これまでの経緯について遠藤取締役から詳しく説明して欲しい。
→(遠藤結蔵取締役)色々な経緯があり、私およびその他の株主から株主総会を開いて頂きたいと会社側に要請した。社内で協議の末、全会一致・全員賛成で臨時株主総会を開くことになった。主張というか総会を開く趣旨については、私たちが主張していることと今回の招集通知に記載されている趣旨はほとんど同じです。詳細の経緯などについては、冒頭森原社長から説明があったように現在調査中のためこの場では申し上げられない。もし説明する必要が出てきた時には改めて報告申し上げたい。
森原哲也社長)(臨時株主総会を開く)きっかけは株主様からの請求だったが、今回の臨時株主総会はゲオとして開かせて頂いている。第1号議案については、取締役の任期を1年とすることで、株主様から信任を受ける機会を毎年行うことになり、株主のコントロールを強化することができる。第2号議案については、ゲオは残念ながら不祥事等が続いており、社内で改めてガバナンス体制を作るために5人の社外取締役の方に入って頂き、改めて体制を立て直して、取締役一丸となってまたこれから頑張っていきたいという趣旨なので、ご理解頂きたい。
注記)遠藤取締役も含めて超安全運転の回答ですね。森原社長の体制を立て直して、取締役一丸となってまたこれから頑張っていきたいという発言からは、現在の取締役には何も問題はないと宣言しているようにも感じてしまいます。この一連の発言だけを聞くと、取締役内の内紛は丸く収まり、これからはまた仲良くやって行こうよ!という感じさえしてしまいます。現状の取締役会では問題を解決できないから、あるいは取締役自体に問題があって自浄作用が働かないから社外取締役に入ってもらう必要があったのではないでしょうか?
森原社長の発言では、取締役の任期を1年にしたり、社外取締役を迎えることは会社側としても大賛成だ!という感じでした。なんか内紛が報道され始めた頃の印象とはかなり違うんですが(^_^;)
発言を聞いていると、実は私も臨時株主総会の請求を待っていたんですよ〜とでも言いそうな感じでした。そんなに大賛成なら6月の定時株主総会に提案すればいいのに、今になって大賛成と言われてもなんか釈然としませんね。

次の方〜、と呼びかけるもまた会場内はし〜ん、一体150人の方々は何をしにきたんでしょうか?
またしても10秒以上し〜んとしているので、これで打ち切りか!と危機感を抱き再度手を挙げました。
森原哲也社長)すみません、原則1問ですが、それではもう一度だけ
(2-1)誰も質問しないんだから1問に制限しなくてもいいのではないか
新しく取締役になる方にお聞きしたい。取締役に選任されたらどのようなことに取り組んでいきたいのか、1人ずつ所信表明をお願いしたい。
→それは採決後に若干のご挨拶を頂きたいと思っている。
それからは質問が何人か続きました。もっと早く手を挙げてくれたらいいのにね〜
(3-2)不明朗取引は社内調査中という説明だったが、調査中なのに一気に取締役を5人増やすなど急ぐ必要があるのか?半年ほど待てば定時株主総会もある。調査結果が出てからでもいいのでは?
→ありがとうございます。臨時株主総会にまで足を運んでいただき、大変申し訳なく思っています。
会社としては襟を正す思いで必要だと判断した。拙速に感じられるかもしれないが、それぐらい重要ですぐに対処しなければならないという会社側の危機感の表れです。
注記)現状の役員体制では公正な社内調査ができないから、臨時株主総会を開いて社外取締役の選任をお願いしているんですが(^_^;)
大部分の個人株主はいまゲオで起こっていることなんてまったく気にしていないのかもしれませんね。
臨時株主総会にまで足を運んでいただき大変申し訳なく思っている割には、質問はせずに帰って欲しい様で(笑)本当に申し訳なく思っているなら、質問には包み隠さず回答する姿勢が求められるのではないでしょうか?調査中なので何も答えられないなら、質疑応答の意味がありません。
(4-3)役員が5〜6人しかいないのに、新たに社外取締役を5人も増やす必要があるのか?社外取締役はどんな仕事をするのか?役員と1対1で毎日仕事状況を監査するのか?それぞれの役割を教えてほしい。
→社外取締役の方々には特定の職務をお願いすることにはならないと理解している。我々常勤取締役の職務の執行を監督して頂くことと、取締役会に出て頂いて、取締役会の運営や意思決定について適切なアドバイスを頂いたり、コンプライアンスについてご指導いただくというのが主な役割になる。5名というのは多いと感じるかもしれないが、弁護士・会計士の方から複数の有識者の方を選ばせて頂いた結果。
注記ここまでの説明を聞いていると社外取締役は会社側が選び、臨時株主総会も会社側が開催を請求したかのような錯覚を覚えます。経緯を何も知らない株主はそう感じたのではないでしょうか?
今回社外取締役を5名にしたのにはもっと切実な理由があります。
けっして森原社長の説明したような理由ではありません。現状ゲオの取締役は7名います。その7名が、沢田喜代則会長・森原哲也社長ラインと遠藤結蔵取締役・大橋一太取締役に分かれて内紛状態になっているわけです。沢田派と遠藤派の経営権争いになっています。
沢田派は、沢田喜代則代表取締役会長、森原哲也代表取締役社長、久保田副社長、清水取締役
と強力な布陣であり、現在ゲオの権力を掌握しています。(今では少し風向きが変わっているかも)
清水取締役は中間派だと思っていましたが、沢田氏の側に取り込まれているようです。
一方遠藤派は、遠藤結蔵取締役(実質筆頭株主)、大橋一太取締役の2名に吉川恭史取締役が加わっている状況です。
このため7月21日の取締役会での大橋一太取締役の辞任勧告決議は、4対3で可決されました。
沢田派、遠藤派の固定票は3票と2票で、清水取締役と吉川取締役は浮動票という印象なので、もし社外取締役が4名でかつ大橋一太取締役が辞任してしまうと、
 取締役は10名 沢田派(最大)5票、遠藤派5票
となって、同数になり2名の代表取締役のいる沢田派が有利になります。
それが社外取締役が5名であれば、たとえ大橋一太取締役が辞任したとしても
 取締役は11名 沢田派(最大)5票、遠藤派6票
となって取締役会を沢田派に牛耳られることがなくなります。
7月21日の取締役会での大橋一太取締役の辞任勧告決議可決に危機感を抱いた遠藤結蔵取締役が、社外取締役は最低でも5名必要だと判断した結果、今回5名の選任となったというのが正しい回答だと思います。まあこんな回答は森原社長からはできませんけどね(笑)
(5-4)臨時株主総会に期待して参加したが、あまりにも説明が不足している。招集通知に書いてある通り、では話にならない。せめてどうしてこの5名を選んだのかなど詳しく説明して欲しい。
→招集通知の下段の所に1人ずつ候補とした理由が書いてある。北島先生は特捜部の副部長までされた方で立派な経歴をお持ちの方ですし、どちらの先生方も素晴らしい見識をお持ちの方ばかりで、ゲオに入って頂ければその知識と能力を活かして、我々に適切なアドバイスをしていただけると考えている。ちょっと多いかもしれないが、5名の候補を選ばせて頂いた。詳しくは招集通知を見て頂きたい。
注記)まあ選んだのは会社側ではなく遠藤結蔵取締役側なので、森原社長に回答を求めるのは筋違いかもしれませんね。遠藤取締役に説明してもらえば良かったと思います。
(6-5)新聞等の報道では大橋取締役の株式売却について一方的な報道が多いように感じる。ぜひ大橋取締役本人から経緯など説明して欲しい。
→冒頭で説明した通り、処分の妥当性についても現在調査中です。詳しい経緯についての説明は差し控えさせて頂く。
注記)あまりにも株主を馬鹿にした答弁ですね。社内の根回しをして辞任勧告決議を可決させ、意気揚々とプレスリリースを出して、翌日以降のインサイダー取引疑惑!という多くの報道もそのままにしておいて(まあ翌日インサイダーとは言っていないという簡単なリリースは出しましたが)、さらにはゲオ関係者なる人物を使って毎日新聞上で大橋取締役や遠藤結蔵取締役を非難する記事を書かせておきながら、今になって取締役への辞任勧告という処分の妥当性についても現在調査中とはね。
もっと株主総会の場で、遠藤結蔵取締役や大橋一太取締役から自らの想いを語って欲しかったんですが、期待したような発言はありませんでした。社外取締役5名が入ればおのずと事実が明らかになるからこの場で事を荒立てることもない、という判断なのか、会社側から発言を制限されていたのかは分かりませんが、普段報道されることのほとんどない遠藤結蔵取締役側の発言を聞くために臨時株主総会に出席したのに、ほとんど発言を聞けなかったことはとても残念です。

以上で質問も出尽くし、質疑応答は終了となりました。
続いて採決となりましたが、会場からも拍手多数で問題なく全議案が可決となりました。
その後新任取締役から一言の挨拶も含めて紹介がありました。挨拶の様子などは後ほどまとめます。
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2011年10月12日

明日はゲオ臨時株主総会!

いよいよ明日はゲオの臨時株主総会が開催されます。
最近のヤフー掲示板ではバカ息子呼ばわりするような投稿が目立ちますが、沢田喜代則会長と森原哲也社長側の焦りが現れていると見るべきなのでしょうか
議決権行使書は続々と三菱UFJ信託銀行に返送されてきていると思われ、賛否の集計結果がゲオにも刻々と伝えられていると思います。大抵の株主総会では、前日までに届く議決権行使書で議案の可決・否決が決まりますので、特に沢田喜代則会長と森原哲也社長側はベースとなる議決権が少ない分、集計結果を固唾をのんで見守っていると思います。

遠藤結蔵取締役がゲオ株を担保に入れて借金していることを問題視している書き込みもありますが、本末転倒ですよね。
他の人も書いていますが、創業社長が亡くなった時にゲオ株の相続が発生し、選択肢としては
(1)ゲオ株で相続税を物納する
(2)借金をして相続税を納付する(ゲオ株を担保として差し出す必要あり)
の2つがあったわけですが、後者を選択したというだけのことです。
本来遠藤氏側はリスクの低い物納を選択したかったのではないでしょうか?
創業社長の長男とは言えまだ26歳の若者が巨額の借金をするのは非常にリスクがあります。ゲオ株が急落でもしたら支払いに窮しますし、返済原資はゲオ株の配当とゲオからの給与くらいしかありません。最終的にはゲオ株を売らなければ返済は困難と思われるので、どちらにしろ売ることになるならリスクの低い物納を選ぶんだろうなと思います。

一方で急遽社長を引き受けざるを得なくなった沢田喜代則現会長としては、ただでさえ不慣れな社長業なのに、訳のわからない株主が現れてくるのは勘弁してよ〜という感じだったと思います。物納したゲオ株は当面は財務大臣名義で保有するでしょうが、財務省としても売却しなければ税金として使えないわけですから、市場で売るかゲオに売却先を見つけるように依頼するはずです。市場で売却されると株価の下落は避けられませんので、沢田喜代則社長が株主総会などで矢面に立たされることになり、避けたかったのではないかと思います。
ではゲオが引受先を見つけられるのか?というと、半年前にはゲオの後ろ盾となっていた藤田田氏も亡くなり、対外的な顔となっていた遠藤社長も亡くなってしまった当時のゲオに、それだけの力はなかったんでしょうね。
このようなケースでは、一度物納してその株を会社が自社株買いで引き取ったり、自社株を担保に会社側が資金を貸して相続税を納めるようなやり方もあります。しかし当時から借入金の多かったゲオとしてはそのようなサポートもせず、物納はしないでなんとか遠藤家の中で処理して欲しいというスタンスだったのではないでしょうか?
沢田喜代則社長がしっかりしていれば若干26歳の若者にすべて押し付けずに、もっと他の対応方法もあったと思います。それなのに今になってゲオ株を担保に借金していることを問題視するとは、呆れてしまいますね。沢田喜代則会長は自分の立場が危うくなると、過去の経緯などはすっかり忘れてしまうんでしょうか

2004年6月25日に開催されたゲオの株主総会では、遠藤社長が亡くなる前日まで手を入れていたというゲオの商法という本も配られました。
ゲオの商法
遠藤社長が亡くなったことで出版が取り止めになるところでしたが、奥様の強い希望でぜひ株主の皆様に読んでいただきたいということで、株主総会出席者に配られることになりました。
この本の中で、遠藤結城社長は沢田喜代則氏について下記の様に書いています。
的確な判断力、超スピーディな拡大や退却。とにかく流行商売の申し子のようだ

さらにはテレビや雑誌のインタビューなどでも後継者の育成は大丈夫かという質問に対して遠藤結城社長は、ゲオには沢田喜代則がいるから大丈夫だ!という発言もしています。それくらい絶大な信頼を置いていたのに、時が経つとそんなことも忘れてしまうのでしょうか?
ゲオの商法の最後には、沢田喜代則氏本人からのメッセージも掲載されています。

ひょんな縁で15年前に遠藤社長より全国一のレンタル&リサイクルショップを作ろうと、私を誘っていただきました。そして本当に全国一にさせていただきました。
社長には私の次の夢を語らしてもらい、社長も夢をすごくいっぱい語っていましたね。
15年でナンバーワンの会社を創った社長です。次の夢なんて簡単に実現できたであろうに、夢半ばでこんな事故に遭いどんなにくやしいか...
私は店しかやってこなかった不器用な人間ですが、今のゲオをしっかり守り、少しでも社長に近づくようがんばりたいと思います。どうか見守ってください。 平成16年6月8日 沢田喜代則

当時の想いなんてもうかけらも残っていないのでしょうか?
2004年の株主総会であれだけ多くの株主から温かい励ましの声をかけられていたのに、当時の株主が今のようなゲオを望んでいたと本当に考えているのでしょうか?
遠藤結城社長が今もゲオを見守ってくれているとしたら、不明朗な取引や社内で内紛が起こるような現状のゲオをどう感じるでしょうか?
きっとこんな会社にするために、沢田喜代則氏にゲオを託したわけではないと思います。沢田氏と遠藤氏が語り合った夢というのは、不明朗な取引で私腹を肥やすようなことだったのでしょうか?
そんなはずはないと思います。私には沢田喜代則会長の枕元に化けて出てきそうに思えてなりません。
沢田喜代則氏が実権を握る様になってから、当時の取締役が次々と退任しています。
常務の笹野和雄氏、内部監査室長だった森田良一氏、店舗運営や社員教育を担当していた光安浩二氏など。こういった方々はいまどうしているんでしょうか?
再度ゲオ復興のために立ち上がってくれることを遠藤結城社長も望んでいるのではないでしょうか?

明日の臨時株主総会で沢田喜代則氏には、代表取締役会長らしくしっかりと前を向き、真実を株主に対して語って欲しいと思います。いつものように面倒なことはすべて部下に任せて、自分はただ座っているだけで時が経つのを待つ、という無責任な対応は勘弁して欲しいと思います。

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ゲオの内紛に関連するブログ記事一覧
 2011年7月22日 ゲオ役員のインサイダー疑惑報道について
 2011年7月29日 株主による臨時株主総会の招集の請求に関するお知らせ
 2011年8月 1日 ゲオ役員インサイダー取引疑惑の続報
 2011年8月 3日 ゲオ臨時株主総会の招集請求2
 2011年8月11日 ゲオ臨時株主総会開催へ!
 2011年9月 7日 ゲオの内紛劇
 2011年9月 8日 ゲオ内紛劇第3弾
 2011年9月12日 ゲオ第3の仮説登場?
 2011年9月12日 森原哲也社長漁夫の利作戦
 2011年9月14日 毎日新聞の疑問解消? 第3の仮説は間違いかも
 2011年10月10日 ゲオを揺るがす内紛 月刊FACTA
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2011年10月10日

佐鳥電機(7420)2011年株主総会レポート

2011年8月18日(木)10時から、東京都港区芝公園のメルパルク東京 5階 瑞雲の間 で開催された佐鳥電機(7420)第69期定時株主総会に参加しました。
佐鳥電機は電子部品などを扱う商社で、ルネサスエレクトロニクス社製品の取扱いが多くを占めています。自社製品の開発にも力を入れています。佐鳥電機の株主総会に参加するのは初めてです。
2011年8月18日(木)の株価 478円(東証1部 7420)100株単位 5月決算
PER 6.0倍、PBR 0.29倍、配当利回り 5.23%、株主資本比率 39.3%
監査費用 5,800万円(売上比 0.03%、営業利益比 3.54%) あずさ監査法人
株主優待 なし

   佐鳥電機(7420)のホームページ

   佐鳥電機(7420)のヤフー株価情報
佐鳥電機2011年株主総会
過去10年の株価を見ると、業績の良かった2006年頃には2,500円を超えるところまで上昇しましたが、その後業績が落ち込むとともに株価も下落基調が続き、また元の500円前後まで戻ってしまいました。まあ素直な動きなのかもしれませんね。
2012/5計画 175,000百万円 1,350百万円 79.61円
佐鳥電機2011年株主総会
スケジュール (11時過ぎに退出したのでおおよそのスケジュール)
10:00〜10:22 報告事項
 10:05〜10:07 監査報告 渡部裕吉常勤監査役
 10:07〜10:14 事業報告 映像+女性ナレーション
 10:14〜10:22 対処すべき課題は植田一敏社長が決算資料を抜粋して説明
10:22〜10:24 議案説明
 第1号議案 取締役7名選任の件 8名全員が任期満了に伴い5名再任、執行役員2名を新任
 第2号議案 監査役1名選任の件 2名が任期満了に伴い1名再任 監査役3名体制
10:24〜11:09 質疑応答 質問者5人 計14件ほど 37分
11:09〜11:10 議案採決
佐鳥電機2011年株主総会
お土産 宮城 七ツ森かりんとう 先渡し
飲み物サービス クリスタルガイザー330ml、ロビーでウーロン茶、水のサービス
経営戦略説明会 対処すべき課題の中で決算説明会資料を使い説明

注目の株主総会格付けですが、場所が浜松町駅から遠いのはマイナスですが、お土産や飲み物も用意され、比較的詳しく佐鳥電機の現状と今後について語っていました。これらを総合的に判断し、佐鳥電機(7420)の株主総会格付けは 『D+』 としました。
   議決権を有する株主数     5,176名、その議決権数   169,053個
   議決権返送&出席株主数   1,700名、その議決権数   124,367個(73.6%)
佐鳥電機2011年株主総会
佐鳥電機の株主総会は、浜松町駅から徒歩10分ほどの場所にあるメルパルク東京で行われました。真夏の一番暑い時期に10分も歩くのはちょっと苦痛ですね(^_^;)もっと駅近で開催してくれると助かります。その分、受付後に会場の入り口で渡されたよく冷えたクリスタルガイザー330mlのペットボトルサービスはありがたいですね。最初気付かなかったんですが、株主総会会場とは反対側のロビーで、ウーロン茶などのサービスもありました。
佐鳥電機は例年株主総会後に、会社への理解を深めてもらうために事業方針説明会・商品展示会を行っていましたが、今年は被災地の状況や節電対策などの事情から中止となりました。
お土産も例年はクオカードでしたが、今年は被災地支援の一環として宮城県のお菓子になりました。
佐鳥電機2011年株主総会
復興へ宮城!つながろう!日本!というわけで、今年は他の会社でも仙台銘菓萩の月などのお土産も目立ちました。LEDライトなどの防災グッズも多かったですね。
役員の方々もネクタイなしのクールビズスタイルでした。日本の夏は冷房を利かせ過ぎだと思うので、こうした取り組みは今後も継続して欲しいと思います。
会場内には椅子席が(7+7)×15のレイアウトで並べられていました。前方は余裕がありましたが、後方はかなり満席状態でした。100人位が出席していたようです。
正面にはスクリーンが用意され、事業報告などで活用されていました。左右2か所ずつ質問用のマイクが用意されていましたが、中央にも1本必要だと感じました。
田邊安保取締役は海外出張中で欠席していると案内がありました。
事業報告は映像で行われましたが、対処すべき課題については植田一敏社長から、決算説明会のプレゼを使いながら説明がありました。これは分かりやすくて良かったと思います
配当方針についても説明があり、連結の配当性向目標は30%以上と説明がありました。
続いて議案の説明があり、質疑応答となりました。
質問者は議長の指名を受けると近くのマイクまで行って質問する形式ですが、両サイドの壁際にしかマイクがないので、真ん中の列に座っている株主は、前か後ろまで行って壁際まで移動する必要があり、時間の無駄だなと感じました。質問者も少ないので、会場係がマイクを持って行った方が効率的だと思います。あるいは中央にもマイクを設置するかですね。
私は次の株主総会があったので11時頃退席しましたが、11時以降はたいした質問はなくすぐに終わったようです。ですので上記スケジュールおおまかな終了時間です。

質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています(敬称略)
(1-1)OUT-OUTビジネスは3国間貿易のようなものか?輸出入の上位3か国、使用通貨を教えてほしい。
→3国間貿易というより、台湾製品を中国で販売したり、米国産を中国で販売するなど、海外子会社間の取引のことです。日本を経由せず直接取引するので、輸送コストなどの削減にもつながる。台湾から中国に輸出する取引が多い。日本円は全く介在せず、現地通貨や米ドルでの取引が多い。
(2-1)為替変動への対応策は?
→(折田幸一代表取締役副社長)指摘の通り為替差損が5.5億円発生した。ドル安の影響が大きく、台湾ドルも安くなっているので4億円強は台湾で発生した。台湾子会社は今期から米ドルで財務諸表を作る様にしたので、今後は発生しない。仕入れからすべて米ドルで取引を行う。
(3-1)東日本大震災の影響は?
→(佐鳥浩之代表取締役専務)今期の予想に織り込んでいるが、非常に軽微です。
(4-2)昨年の株主総会では円高の方がメリットがあると言っていたが、株価が下がっているのはなぜか?
→基本的にはドル安の影響が大きい。昨年そう言っていたのなら回答を間違えたのかもしれない。
→(折田幸一副社長)輸入ビジネスは円高がメリットになると回答したが、佐鳥電機全体では円高のデメリットが大きい。株価については言及できないが、今後も注視していく。
植田社長)海外比率が高いので為替の影響は大きい。OUT-OUTビジネスの比率を高めて、為替の影響を少なくしたい。
(5-2)社外取締役がいないが今後選任する予定は?
→昨年も指摘を頂いた。社外の有益なご意見を頂くのも大事だと思うが、現状では適当な候補がいない。
(6-2)株主が200名ほど増えたが、IR活動が見えない。どんな活動をしているのか?
→株主数は毎年300名位ずつ増えている。IR活動としては決算説明会、株主総会後に事業説明会や商品展示会を行っている。個人向けのIR活動は弱いので、IRフェアなどへの参加も含めて検討していく。
(7-2)自己株式の活用策は?
→(折田幸一副社長)消却やM&Aに使っていきたいが、具体的な活用方法は検討中。
(8-3)営業利益率3%はかなり難しい目標だと思うが、他社は電子機器の利益率がもっと高い。なぜ佐鳥電機は利益率が低いのか?
→前年の営業利益率1%と比較すると高いハードルと考えている。収益性向上施策を着実に進めれば実現可能。電子機器製品の比率向上とジグビーなどの自社製品の販売比率を上げることが重要。アジア中心に、医療機器・ヘルスケア分野に力を入れている。
(9-3)NECエレクトロニクスとルネサステクノロジの統合効果があまり出ていないのはなぜか?
→2010年4月に統合したが、その商流移動による影響はほぼ決着し、大きな顧客は確保した。年間100億円位の増額が期待されている。今期売上が40億減るのは海外メモリービジネスが減るため。ルネサスエレクトロニクスの那珂工場の被災がニュースになっているが、復興は計画よりも早く進んでいる。
(10-3)ジグビーなどの無線製品の展開は?
→(佐鳥浩之専務)民生系でジグビーモジュールの採用が決まった。他にも中国のヘルスケア向けに自社製品を提案中。自社製品と他社製品を含めて提案していく。
(11-4)売掛金が多いが、今後海外比率を上げていくと海外顧客向けの売掛金も増えるが、与信管理は大丈夫か?
→(小原直樹取締役 海外事業統括)新興国ではLC(信用状Letter of Credit)や現金取引をしてきたが、売上拡大により与信も増えてきている。今後は限度額を設定して現地での保険会社の利用を考えている。
(12-4)説明で出てきた海外売上比率60%、自社製品比率45%などの中期目標は期限表示がないが、3年くらいで達成できると考えているのか?
→中期目標の時間軸は3年を目途としている。
(13-5)資産除去債務の特損はアスベストなどの除去費用なのか?
→(折田幸一副社長)特損のうち東日本大震災の影響分は在庫などが1千万円、福島工場の修繕費用1千万円、義援金1千万円の合計3千万円です。資産除去債務の特損はご指摘の通りです。

その後最初に質問した株主が長々と質問を始めたので、佐鳥電機の株主総会を退席しパソナの株主総会に向かいました。最後まで出席していた人の話では、たいした質問ではなかったようです。
なので上記でほとんどの質問は網羅されていると思います。
今年は事業方針説明会がなかったのが残念ですが、パソナの株主総会と重なっていたのでどちらにしろ出席できなかったとも言えます。ぜひ来年はパソナと重ならない日でお願いします(笑)
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posted by Zaimax at 12:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 株主総会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ゲオを揺るがす内紛 月刊FACTA

月刊FACTAオンラインの記事でゲオの内紛問題が取り上げられています。
 DVDレンタル大手「ゲオ」を揺るがす内紛 2011年10月号
 リンク切れの場合は→ こちらをご覧ください
けっこう詳しく経緯などがまとめてあり、上記の記事では今回の内紛の発端として、2011年3月に発覚したインターネット通販子会社のリテールコムを舞台とした循環取引を指摘しています。
関係者によると、独自に調査を進めていた遠藤結蔵取締役が、この問題以外にも不明朗な取引があるのと感じ、大橋一太取締役にも協力してもらって調べたところ、他にも十数件、金額にして数億円の問題取引が見つかった。ところが、沢田喜代則会長と森原哲也社長のラインは問題の封印を画策、かわりに大橋取締役の追い出しに走ったと書いてあります。

今まで毎日新聞の記事に登場するゲオ関係者は、沢田喜代則会長と森原哲也社長の立場を正当化するようなリークばかり行っていましたが、月刊FACTAでは初めて、遠藤結蔵取締役や大橋一太取締役の立場に立った関係者の証言が出てきました(笑)
徐々にゲオ社内の力関係も変わってきたのでしょうか

先日遠藤結蔵取締役を提訴した、中古パチンコ台の売買をネットで仲介する事業を展開している「ブレインズネットワークス」なるコンサルティング会社についても不透明さを指摘しています。
だいたいどうしてゲオが中古パチンコ台の売買に手を出す必要があるのか?自体が不透明ですが、上記記事によるとブレインズネットワークスの周辺もきな臭いようです。
毎日新聞の記事では、遠藤結蔵取締役が虚偽の説明をしてIT関連会社から契約書などを取り寄せ、虚偽の事実に基づく恫喝を受けた結果、協賛金として預かっていた3億円をゲオに返さなければならなくなり、経営危機に陥ったとして訴えた!という書き方をしていました。
毎日新聞の記事では会社名は明らかにされておらず、IT関連会社としか書いてありませんでした。
今回の月刊FACTAの記事では、そのIT関連会社の会社名がブレインズネットワークスだと明らかにされていますが、月刊FACTAの記事によると、

ブレインズネットワークスの会長は、巨額脱税事件で知られる「翼システム」でかつて社長を務めていた尾上正志氏で、同居する「アールアンドアール」なる会社は未公開株トラブルを起こした飲料水販売会社「H4O」と接点がある。問題の取引を仲介したゲオ関連会社の関係者は昨年4月に破産したばかりの人物だ

ということです。いろいろ問題がありそうな案件ですが、だからこそ毎日新聞はブレインズネットワークスという社名を隠して、遠藤結蔵取締役が悪者に見える部分だけをクローズアップして記事にしていたのかもしれません。会社名が分かればネット検索でいろんな不都合な情報もすぐに引っかかってきますからね!
そう考えると毎日新聞の記事は本当に一方的で酷いよな〜と感じてしまいます。

早速ブレインズネットワークスでググってみると、2009年12月に資本金1千万円で設立した会社でした。
2009年12月に会社を設立して、わずか4ヵ月後の2010年3月には、ゲオ子会社が3億円をIT関連会社に預ける代わりに、パチンコ台の優先購入権などを得られる「協賛加盟契約」を結んだ
ことになるので、あまりにもタイミングが良すぎますよね!
設立4カ月の会社に無担保で3億円も預けるなんて常識的に考えてもおかしいと思います。遠藤取締役たちが調べなければ、3億円が本当に焦げ付いていた可能性もあります。
この辺りも今週の臨時株主総会で社外取締役になるであろう、北島孝久弁護士をはじめとする元特捜部の方々に徹底的に調べていただきたいと思います。
さらに月刊FACTAの記事は続いていて、

実は遠藤氏が追及した不明朗取引の一つもブレインズネットワークス社を巡る問題で、そもそも同社で7月末まで取締役だった神谷文彦氏はゲオの顧問を名乗っており、利益相反取引だった疑いもある。周辺人脈を辿ると、コピー機選定を巡る不可解なコンサルティング契約も存在するという。

以前からずっと指摘されてきたコピー機選定を巡る不可解なコンサルティング契約の実態が少しずつ明らかになってきました。
このコピー機選定を巡る不可解なコンサルティング契約について、大橋一太取締役が調査を求めたところ、森原哲也社長は調査委員会の設置を拒否して、逆に大橋一太取締役のインサイダー取引疑惑を持ち出してきたことで、ゲオの内紛が大きく取り上げられるようになりました。
今回のFACTAの記事で、ブレインズネットワークスとの関係も明らかになってきたことで、これらがつながればより大きな問題になり、調査されては困る事情が明らかになってくるのかもしれません。

月刊FACTAの記事は、臨時株主総会は10月13日。採決のその時まで状況は予断を許さない
との一文で結ばれています。
ゲオの株主構成からしてほぼ可決されるのは間違いないと安心していたんですが、予断を許さないような僅差の状況なのでしょうか?
そうであれば、株主の皆さんには議案への賛成を呼びかけなければいけません!
手元に届いている10月13日の臨時株主総会の議決権行使書には、第一号議案、第二号議案とも賛成に丸を付けて、早急に返送してくださいね
株主の皆さんの賛成票が、ゲオのガバナンス体制を強化することにつながり、企業価値の向上にもつながっていくと思います。当日出席して賛成するのもいいことですが、当日出席できない人は、議決権行使書を捨ててしまわずに、賛成に丸を付けて返送してくださいね。捨ててしまうと棄権したことになり勿体ないですので、遠藤結蔵氏の想いに応えるためにもぜひ議決権の行使にご協力頂きますようよろしくお願い致します。

森原哲也社長側の立場を擁護するような記事ばかり書いていた毎日新聞ですが、2011年10月7日付の記事では少し様子が変わってきています。
 不明朗支出:ゲオ合弁会社の販売管理費、売り上げの14倍
 リンク切れの場合は→ こちらをご覧ください
という記事があったので、また遠藤結蔵取締役を非難する記事が出てきたのかなと思いました(笑)
今回の記事では、ゲオとインデックスが同額出資で設立したエンタウェイブの問題について取り上げています。エンタウェイブはインデックスの連結子会社「ネオ・インデックス」の関係者が仕切っていたということで、ネオ・インデックスについて問題視しています。今まであまりにも一方的に遠藤結蔵取締役側を非難してきましたが、雲行きが怪しくなってきたので毎日新聞も方向性を変えつつあるのかもしれません。
それにしても今までのゲオ関係者を登場させた一方的なリークによる非難記事はひどいと感じるので、社外取締役が就任し徹底的に調査することで、隠されていた事実が明らかになってきたら、毎日新聞も徹底的に糾弾する必要があるのではないでしょうか?他の大手新聞社とも一線を画し、毎日新聞だけが偏った記事を載せ続けたのはあまりにも異様です。
ブレインズネットワークスについての記事も核心部分には触れずに、都合の良い部分だけを取り上げて記事にしていたんですから本当に許せませんね!
早く事実を白日の下に晒して欲しいと思います。
そのためにも10月13日(木)の臨時株主総会議案には賛成票をよろしくお願いします!!!

と書いたものの、週刊ダイヤモンドでもゲオの内紛劇の背景が取り上げられているようで、それによるとエンタウェイブについても遠藤派の関わりが指摘されていて、どうやら上記の記事は暗に遠藤結蔵取締役を非難する意図で書かれたようです。私もまだまだ甘いですね〜(^_^;)
どうやらダイヤモンド社も毎日新聞派に付いたようです(笑)かなり一方的に非難していますね。
 不祥事続出の問題企業 ゲオ お家騒動の全貌
 リンク切れの場合は→ こちらをご覧ください
月刊FACTAの記事とは全く正反対なところが面白いですね。1つの会社についてこんなに違った記事が書かれること自体が興味深いことです。
遠藤氏は財政状況が厳しいと指摘しながら、最後にはゲオの非上場化を画策しているのではないか?と書いてあります。お金に困っているのにどうやってゲオを買い取ると考えているのでしょうか?
どこまでゲオの内紛を理解して記事を書いているのかな〜と疑問に感じてしまいますね。
上場企業を私物化しているのはどちらなのか?は今後徐々に明らかになってくると思います。
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もうやだ〜(悲しい顔)
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2011年10月09日

マネパの株主総会について

ヤフー掲示板でマネパの株主総会について質問をいただきましたが、ヤフー掲示板ではまともな意見交換は無理ですし、長文の書き込みにも適さないのでこちらに書いてみます。
いまだに誰かに雇われて株主総会レポートを書いているのか?という書き込みがありますが、100社近い会社の株主総会に参加しているのに、一体誰に雇われていると思っているんですかねぇ(^_^;)
100社もの会社といちいち雇用契約を結ぶのは大変です(笑)
業績、株価が低迷している会社や、関係株主を大量動員しているような会社については、けっこう厳しいレポートになっているので、会社側に雇われて書いているわけないことぐらいすぐに分かりそうなものなんですが...
ぼやきはこのくらいにしておきます(笑)

さて、ヤフー掲示板でmanepa1115さんから2点質問がありましたので、私の考えを書いてみます。
こちらのマネパ株主総会レポートと合わせてご覧ください。
 マネーパートナーズ(8732)2011年株主総会レポート

(1)韓国証券との提携話や、昨年の不明瞭な自社株買いについての質問はなかったんですか?
→株主総会の中で出た質問はレポートにすべてまとめていますので、韓国証券との提携話や、自社株買いについての質問はありませんでした。
毎年株主総会後に事業説明会を開催しているので、その中で提携戦略などについては説明があったかもしれません。私は株主総会後は次の総会があったので、事業説明会の有無や説明内容は分かりません。

2010年11月16日の自社株買い(21,270円で9,400株を自社株買い、上限2億円)については、たぶん大株主から買取の要請があったのだと思いますが、私も安易な自社株買いには反対です。市場で大量に処分すれば安い価格で売らざるを得ないわけで、それを市場価格並みで会社側が引き取るのは、大株主に対する利益供与なのではないか?とも感じます。
ただ株価も低迷していますし、さらに大量の売りが出て株価が下がるのも困るので、やむなく自社株買いで引き取ったのではないでしょうか?
とはいえその後も株価は下げ続け、半値近くまで下がっているわけで、あまり自社株買いの効果もありませんでした。どうせ株価が下がるならもっと下がりきってから引き取ればいいのにね。
相場には詳しいマネパの皆さんなんですから!
自社株買いの理由も、
 経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とするため
などというありきたりの文句で、マネパらしくないですね。
前期の期末配当金総額は3千万円なのに、大株主には2億円も気前よく払っているのもしゃくに障りますね!
自社株買いなどせずにすべて配当に回してくれたら6倍近い配当も可能だったわけで、その方が株主平等の原則にも合致していると思います。

(2)ホワイトラベル分の売り上げの大半が楽天証券に行ってるって、それ何ですか?誰も突っ込まなかったの?
→ホワイトラベルについての私の見方は、マネパのFXシステムを楽天に貸しているようなものなので、システム使用料程度をもらえればいいと思っています。他社にもマネパのシステムを使ってもらうことで、為替取引のボリュームが大きくなりますし、そうなればカバー先の海外金融機関もより良いレートを提示してくれるようになると思います。その他にもボリュームが増えればマリーもその分増えるので、マネパにもメリットがあると思います。
他社にホワイトラベル提供することで、マネパの固定費が増えるわけではありませんし、売上の相当部分を相手側に支払っても私は問題ないと思っています。
ホワイトラベルについては、相手先があることなので両社の取り分の詳細など勝手には開示できません。なので売上の大部分という説明しかできないのだと思います。大部分という説明から半分より多い金額を楽天に返しているということなので、イメージとしては8割前後が楽天側の取り分なのではないでしょうか?

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