2011年03月31日

ノバレーゼ(2128)2011年株主総会レポート

2011年3月24日(木)10時から、東京大手町の日経ビル6階 日経カンファレンスルームAで開催されたノバレーゼ(2128)の第11期定時株主総会に行ってきました。
ノバレーゼは、ウェディングドレスの販売からスタートし、ゲストハウスウェディングやレストラン事業を展開している会社です。ノバレーゼの株主総会に出席するのは初めてです。
2011年3月24日(木)の株価 55,000円(東証1部 2128)1株単位 12月決算
PER 4.9倍、PBR 1.10倍、配当利回り 4.55%、株主資本比率 58.7%
監査費用 2,150万円(売上比 0.20%) 有限責任監査法人トーマツ
株主優待 千円分のクオカード、自社レストランでの30%割引券

     ノバレーゼ(2128)のホームページ

     ノバレーゼ(2128)のヤフー株価情報
ノバレーゼ株主総会
ここ2年近くはボックス圏での値動きが続いています。業績は順調に推移しているので、そのうち株価にも反映してくるのかもしれませんが、東北地方で発生した大震災で自粛ムードが続くようだと、結婚式事業にも影響が出てくるかもしれません。

スケジュール
10:00〜10:19 事業報告
 10:03〜10:04 監査報告 武者優常勤監査役
 10:05〜10:19 営業報告 浅田剛治社長が事業報告を読上げ
10:19〜10:23 決議事項の説明
 第1号議案 剰余金処分の件 2,200円 普通配1,200円、会社設立10周年記念配当1,000円
 第2号議案 取締役7名選任の件 任期満了に伴い7名再任、林氏は退任
 第3号議案 監査役1名選任の件 伊藤幸広氏を増員し監査役4名体制に
10:23〜11:09 質疑応答 質問者6人 計11件 46分
11:09〜11:11 議案の採決 拍手方式 すべて可決
11:11〜11:11 新任監査役伊藤幸広氏が挨拶 よろしくお願いしますのみ
ノバレーゼ株主総会
お土産 自社製のオレンジを使ったチョコレート菓子とシャリ30%割引券
飲み物サービス なし
事業説明会 なし
懇親会 なし

さて注目の株主総会格付けですが、会場後方には自社のウェディングドレスを展示したり、社長自ら株主を迎えていたりして、さすがサービス業の会社だなと好印象でした。質疑応答にも自らの言葉で答えていて、この点でも評価できます。一方で飲み物サービスがあればもっと嬉しいですし、せっかくの機会ですから経営近況報告会なども行うともっと良いのにと感じました。これらを総合的に判断し、ノバレーゼ(2128)の株主総会格付けは 『C−』 としました。
   議決権を有する株主数       5,269名、その議決権数  102,866個
   議決権返送&出席株主数     1,299名、その議決権数   72,489個
ノバレーゼ株主総会
ノバレーゼの株主総会は昨年とは会場が変わり、東京大手町の日経ビルで行われました。
会場内は(3×5)×9という配置で椅子が並べられ、135人分の席が用意されていました。出席者は50人弱程度で、女性が活躍する会社ということもあってか、女性の出席者も目立ちました。
浅田社長は株主総会会場の入り口で株主を迎えていたようです。以前会社説明会に参加したことがあり、社長に似た人が立っているな〜とは思いましたが、自信がなかったので声はかけませんでした。
 その時のレポートは 次項有 2010年10月14日 ノバレーゼ(2128)会社説明会レポート ぴかぴか(新しい)
目立つ名札を付けるか、社長本人というたすきをかけていればすぐに分かるんですがわーい(嬉しい顔)社長と話したい人はたくさんいると思います。株主総会終了後には、役員一同が出口に整列して株主を見送っていました。質問した人には浅田社長が声をかけていて、歓談の輪が広がっていました。たいていの会社は株主総会が終わると、役員陣はさっさと控え室に消えてしまうので、こうしたお出迎え・お見送りというのはとてもすばらしいと思います。他社もぜひ真似してほしいですね。
ノバレーゼ株主総会
会場内にはスクリーンなどはなく、事業報告も浅田剛治社長が召集通知を読み上げる形式で行われました。写真や図表などをスクリーンに表示して、分かりやすく説明してほしいと感じました。
その後議案について説明があり、質疑応答となりました。

質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています(敬称略)
(1-1)具体的な競合先やどんな会社が異業種から参入しているのか?
→上場企業ではテイク&ギブニーズ、ベストブライダル、ワタベウエディング、IKK、エスクリ、クラウディアなどが競合会社になる。ブライダル業界は未上場企業が圧倒的に多くて、各地にひしめき合っている。互助会などの専用結婚式場は以前は競合先だったが、今はそれほどでもない。異業種からの参入では、ラヴィスが紳士服のアオキの子会社になったり、ユニマットオフィスコ参入している。リーマンショック後は新規参入が少し減っていて、徐々に競合が減ってきている。
テイク&ギブニーズとの競合状況はどうか?とよく聞かれるが、ブライダルは地域に根ざした商売であり、エリア内での競合であり、テイク&ギブニーズというより地元の有力会社との競合になる。
(2-1)関係会社株式、差入保証金の中身、退職慰労金の扱いは?
→(田中雅樹 取締役管理本部長)関係会社株式は、召集通知6ページに記載した3社への出資金です。差入保証金は店舗などがビルに入居した時の保証金や定期賃借契約時の保証金などです。役員退職慰労金の規定はなく、毎年決議いただいた額を計上している。
(3-2)ホールセールも含めて取引先などで地震の影響はないのか?
→青森に新店をオープンしているが、建物に一部亀裂が入った程度で修繕で対応可能。ホールセールもこれからなので影響はない。社員も被災した者は一人もいなくて、不幸中の幸いだった。
(4-2)地震に対して義援金・物資の提供などはしているのか?今後どのように貢献していくのか?
→会社として1千万円の義援金を日本赤十字に寄付する。500人の社員一人一人が何かしたいとの声が多く、社内でも寄付を集めている。
(田中)510万円ほど募金が集まっており、日赤を通じて寄付する。
(浅田社長)物資面では生産工場などを持っていないので、状況が落ち着いてきたら被災地の方々に低価格で挙式を提供することなどを検討していく。元気な若手の社員が多いので、現地でボランティア活動を行いたいという社員も多い。会社としても有給休暇を増やすなどしてバックアップしていく。
(5-3)ブライダルも低価格化が進んでいると思うが、今回の震災でさらに華美な内容は自粛するムードが広がって、業績にも影響が出てくるのではないか?
→ブライダルも低価格が進んでいると言われるが、実際にはそうではなく全体ではそれほど低価格化は進んでいない。今まで結婚式を挙げられなかった人でも式を挙げられるようなサービスが登場し、マスコミに大きく取り上げられているが、一方では少子化でお金をかける人も増えていて、正確には二極化が進んでいる。
結婚式はご祝儀で支えられており、自粛ムードでもご祝儀を半分にするわけではないので、地震では自粛ムードが広がるとは思わない。女性の人たちは、結婚式は一生の思い出に残るものにしたいと考えているので、自粛するようなものではない。影響としては、交通機関の乱れで遠方からの出席者への配慮や、計画停電の影響で挙式を延期するケースが少しある程度です。


(6-3)ボリュームゾーン向けの新ブランド フレアージュについて、今後の展開や収益性を説明して欲しい
→3月に青森に1号店をオープンした。マスコミではノバレーゼが低価格挙式に参入したと取り上げられているが正しくない。平均的なブライダル予算は300万円程度ですが、これはご祝儀である程度賄える金額です。ノバレーゼの平均は430万円程度なので、フレアージュはボリュームゾーンである300万円向けの提案です。会館を新設せずに今ある建物を活用してコストを抑えている。同業他社の会館やショッピングセンターなどなんでも活用する。設備投資を抑えることで(価格を下げても)収益性を高める。今までは4〜5年で回収する目標だったが、フレアージュは2〜3年で回収できるビジネスモデルです。今後結婚式場・ホテルの閉鎖が増えるので、エリア・物件を限定せずに増やしていく。当面は4店/年程度のペースだが、財務体質も強くなる3年後くらいからは6店くらいのペースにしたい。
(注記)マスコミは考え方がデフレにどっぷりと浸かっているのか、消費者の味方を自認しているのか、低価格競争や価格破壊exclamation×2の報道が大好きなようです。ティアも適正価格を打ち出しているのに、激安葬儀exclamation×2とか価格破壊exclamation×2と取り上げられることがよくあります。激安とした方が視聴率が稼げる、売れるという短絡的な発想なんでしょうかexclamation&questionそんな報道が垂れ流されることで日本中にデフレ意識が蔓延し、景気回復の足を引っ張っていることに気付いていない様で、とても残念です。
(7-3)施設は機動的にリニューアルしているようだが、環境面にも配慮したリニューアルが必要ではないか?
→節電等には取り組んでおり、備品も大切に扱うよう指導している。女性にとっては会場が新しい・綺麗であることが最重要となるので、定期的な清掃・補修は必要だが、できる限り廃材などが出ないよう、環境にも配慮していきたい。
(8-4)上海に出店したが、足元の状況と今後の中国展開について教えて欲しい
→2010年8月にオープンしたが、オープンまではかなり苦労した。なかなか計画通りに進まず、中国での事業展開の難しさを感じた。出店したのは高価格帯のレストランであり、富裕層に評価されている。中国も一人っ子政策でシックスポケットであり、ブライダル需要も今後期待できると考えている。試行錯誤しながらノウハウを積み上げていきたい。現地で中国事業を担当している取締役から現状報告する。
鶴田真巳 取締役店舗開発室長)昨年5月から上海に赴任して業務を行っている。ノバレーゼが中国に出たことで、色々な話をいただいている。中国の結婚式は、今までは皆で集まって食事をする程度であり、日本式のブライダルに対する関心は非常に高い。オープンしたレストラン「シャリ」は、日本企業のパーティ需要なども頂いており、ブライダルと両面で取り組んでいく。
(浅田社長)現時点では、中国事業が何年後にどの程度の業績になるかは不透明で分からない。上にも下にも大きくブレる可能性があるのが中国事業だと思っている。
(9-5)取締役で発言しているのは2人だけなので、他の取締役の声も聞きたい(笑)
→それでは一人ずつ挨拶してもらいます(詳細は省略)
(竹本英高 営業本部長)日本の営業全体を見ている
(植野真理子 営業本部副本部長)広島を担当している。一番現場に近い役員だと思うので、現場と経営をつなぐ役割をしていく。
(礒道直人 フレアージュ事業本部長)新業態を確立して、来年から2〜3店を出店していく。
(林眞治 営業本部副本部長)大阪地区を統括している。
(10-6)今の時期は人材を採用しやすい時期だと思うが、採用状況はどうか?勤続年数が短いのでは?
→この3年くらい毎年50人ほど採用している。それまでは10〜20人くらいだったので、新卒採用急増で勤続年数が短くなっている。
ここ数年女性の中でブライダル業界の人気が高まっており、キャビンアテンダント、アナウンサーに次ぐ人気になっている。ノバレーゼでは会社説明会を10回開催し、7〜8千人が参加している。その中から50人位を採用するので、以前では考えられなかったような優秀な人を採用できるようになってきた。会社説明会ではノバレーゼに好印象を感じてもらえるようにしている。数年後には結婚する人達なので、その時にノバレーゼを思い出してもらえるように取り組んでいる。最近では就職活動時にノバレーゼを知ったことがきっかけで結婚式で使ってくれたり、他社に就職したもののやはりノバレーゼで働きたい!と転職してくる人も出てきた。東証一部に上場したことで、親御さんからの支持も得られるようになった。今までは知名度が低く、サービス業ということで反対されることもあった。


以上で質問が出尽くし、質疑応答は終了となりました。浅田社長を始めすべての取締役が発言し、バランスのいい質疑応答でした。浅田社長はしっかりと自らの言葉で語っていたのも好印象です。
気になるのは浅田社長を始め、リクルート出身の方が何人もいることです。リクルート出身者は輝かしい未来のビジョンを語るのに長けていますが、それを実現できるのかexclamation&questionは別問題です。他のリクルート出身社長の会社で痛い目にあっているので、この点が気になりますね。今までは着実に業績を向上させてきていますし、堅い商売をする名古屋発祥という点からも大丈夫だとは思いますが...
質疑応答の中でブライダルには地震の影響はほとんどないと答えていましたが、ニュースなどでは自粛ムードがブライダルにも表れてきているという記事も出てきています。現状はそれほど影響はないのかもしれませんが、派手な演出を控えたり近親者だけで済ませたりなどの動きが出てくることも考えられます。本当に地震は業績に影響しないのか?は、3ヵ月くらいは様子を見ないと判断できません。この点については今後の業績推移を見守っていきたいと思っています。
とはいえボリュームゾーンのフレアージュには期待できそうなので、今後の成長が楽しみですねわーい(嬉しい顔)
株主総会後に今後の戦略などをプレゼンテーションする報告会などを開催するともっと理解が深まっていいのになと感じました。来年以降さらに良い株主総会になっていくといいですね。
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ノバレーゼ株主総会
 最後も一番深々とお辞儀していたのは浅田社長でした グッド(上向き矢印)


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3月の株主総会終了!

昨日夜に青春18切符で東京から帰ってきました。
後半の株主総会では2日間で7社の株主総会に参加してきました。
前半では5日間で9社の株主総会に参加したので、合計すると7日間で16社の株主総会に出席しました手(チョキ)
 前半の様子はこちら 次項有 株主総会から帰ってきました

今までは基本的に最初から最後まで株主総会に出席して、株主総会レポートにまとめていましたが、3月30日は12月決算企業の株主総会集中日となり、10時から多くの株主総会が開催されたので、多くの会社を回ることを優先してみました。最後の1社にはきちんと出席しようと考えていましたが、移動にかなり時間がかかり、最後のカッシーナ・イクスシーに到着した時には質疑応答の最終盤でした。
関東でお会いする株主総会好きの方々は、1日に何社も回っている人が多いですが、株主総会を駆け回るのも大変なんだな〜と実感しました。30日は株主総会の最終日で午後には青春18きっぷで名古屋へ帰るので、今回はJRだけを使って4社の株主総会を回りました。楽天の株主総会はJRの駅からは遠いグランドプリンスホテル赤坂での開催だったので、四ツ谷駅から坂を上り下りしてけっこう大変でしたあせあせ(飛び散る汗)

2011年3月11日に発生した東日本大震災の影響で、東京でも計画停電で交通機関が乱れていて、3月19日(土)のリンク&モチベーションの株主総会は参加を断念しました。それでも16社の株主総会に参加することができ、3月の過去最高を更新です!うち最後まで参加できたのは8社でした。


3月28日(月)
KCR総研のIRセミナー GMOホスティング&セキュリティ、プラネットの会社説明会
GMOホスティング&セキュリティ(明日からはGMOクラウド)の青山社長に会うのはこの1週間でなんと3回目ですわーい(嬉しい顔)
22日にGMOホスティング&セキュリティの株主総会、25日はGMOインターネットの株主総会、そしてIRセミナーです。質問責めにするのはいい加減にして欲しいという感じでしょうねがく〜(落胆した顔)
3月29日(火)
ブリヂストン(5108)の株主総会は10時から経団連会館で開催
株主総会
壇上の役員席の前にはきれいな花がたくさん飾られていました。華やかで目にも優しいですが、コスト面ではもったいないな〜と感じますし、株主席との間を遮るバリケードと言えなくもありませんねわーい(嬉しい顔)
お土産はブリヂストン美術館の入場券2枚でした。

共同ピーアール(2436)の株主総会も10時から銀座の本社で開催
大橋社長は入院していたそうで体調も優れず、昨年のように質問責めにするのは忍びなく感じてしまい、私も調子が出ませんでした。元気がないのか昨年までのような楽観的な発言もありません。早く元気になって欲しいですね。そろそろ会長か相談役など高所から見守るような立場になってもいいのではないか?と感じますね。その方が仕事面の負担も減るでしょうし、経営トップの最大の課題は後継者を育成することですから、この面からも元気なうちに任せてみるという判断も大事だと思います。
株主総会
お土産は2年前の洋菓子舗ウエストの焼菓子に戻り、今年はリーフパイでした。

日本マクドナルド(2702)の株主総会は12時から東京国際フォーラムで開催
昨年までは13時から開催でしたが、今年はなぜか12時からの開催です。ランチ抜きになるかなと覚悟していましたが、共同ピーアールの株主総会が早めに終わったので、日本マクドナルドの席だけ確保して近くの北海道に行き、コロワイドの株主優待券でランチバイキングを楽しんできました。
そのため10分ほど遅れてしまいましたが、前半のプレゼンテーションはホームページで公開されると思うので問題ありません手(チョキ)
今年もお客様相談室の対応が最悪だったexclamation×2ネット上でもマクドナルドのお客様相談室の対応は最悪だexclamation×2という書き込みがたくさんあることを社長は知っているのか?という質問がありましたが、これはバイアスがかかっていると思いますね。かなり怒っていたようですが、クレーム対応については別途まとめてみたいと思っています。
株主総会
お土産は昨年と同様、マックカード500円分1枚、コーヒー無料券10枚、アイスドリンクS無料券10枚

3月30日(水)3月の株主総会集中日です。ほとんどが10時から横並び開催なので困りますねもうやだ〜(悲しい顔)
今回は東から西に向かうという計画を立てて、両国のライオンからスタートし渋谷のカッシーナイクスシーがゴールとなりました。予定では10時過ぎにはゴールする計画でしたが、50分近くも遅れてしまいました。楽天が予想外に遠かったことと、すぐ立ち去るのが気まずくて株主総会会場内をうろうろしていたのが時間ロスにつながりました。まだまだ株主総会回りは初心者ですねがく〜(落胆した顔)

ライオン(4912)の株主総会は10時から両国国技館で開催
9時から受付開始ですが、受付周りでは商品展示を行っていて、9時前でも説明を聞くことができました。入り口で整理番号を配られるので、その番号順に9時から受付という手慣れた運営でした。入り口近くにはお土産引換所も設けられていて、お土産をもらってそのまま帰る株主への対応もスムーズでした。
株主総会
お土産は株主優待と同じような感じで自社商品の詰合せでした。この他に紙パック入りのお茶とホテルオークラのデニッシュ(菓子パンですねわーい(嬉しい顔))が2個入っていて、ちょっとしたランチになるよう配慮されていました。株主に優しい会社だな〜と感じました。

楽天(4755)の株主総会は10時からグランドプリンスホテル赤坂で開催
JR四ツ谷駅から歩いて向かいましたが、坂があったりして思った以上に時間がかかり汗だくなって到着しました。ドリンクサービスがあったのはありがたい配慮ですが、お土産をもらえそうな雰囲気はありませんでした。昨年までのお土産は東北楽天ゴールデンイーグルスグッズのようですが、せっかくここまで来たのにもらえないのかな〜と思いながら受付周辺をうろうろし、さらに時間ロスになってしまいましたあせあせ(飛び散る汗)気弱すぎですね(笑)近くの係員の人に勇気を出して「帰りますので」と言って出席票を渡したら、お土産を持ってきてくれました。もっと早く言えばよかった(笑)
株主総会
必死の思いで獲得したお土産は、500円分の電子マネーEdyでした。

東急レクリエーション(9631)の株主総会は10時から自社の映画館 新宿ミラノ1で開催
すでに10時を過ぎていて、予定から大幅遅れで到着。新宿にはすでに東急レクのお土産を抱えた株主がたくさんいました。新宿駅から足早にミラノ1に向かいました。東京滞在時にはよく利用しているカプセルホテルのグリーンプラザ新宿は、ミラノ1の裏側です。
受付を済ませるとお土産入りの紙袋を渡されます。そして正面に飲み物サービスコーナーがありました。例年株主総会の出席票が当日有効の映画観賞券になっているんですが、今年は中止です。地震の影響でミラノなど設備点検中で営業を休止しているので、しょうがないですね。
株主総会
お土産はグレープストーンの焼菓子と映画観賞券2枚でした。
偶然なんですが、グレープストーンの常務取締役だった森氏が、次に行くカッシーナイクスシーの新社長に就任しました。カッシーナの株主総会終了後に、東急レクのお土産の紙袋を持っていたら、森社長からこの会社から来たんですよ〜るんるんと声をかけられました。東急レクのお土産は毎年変わっているようですし、たまたまこの2社の株主総会に参加しただけなので、すごい偶然だな〜と感じました。


カッシーナ・イクスシー(2777)の株主総会は10時から渋谷のアイビーホールで開催
これだけ回ってこれば10時に間に合わないのは当たり前ですが、ここもけっこう渋谷駅から遠くて、到着したのが10時45分ごろでした。質疑応答も最終盤という感じでしたが、3期連続して赤字が続き株価も低迷しているので、かなり厳しいやり取りがあったようです。
さらには会長兼社長の高橋洋二氏が所要で欠席していたので、株主総会に来ないとは何事だexclamation×2と株主の怒りに油を注いでいたようです。どれほど大事な用事なのかは分かりませんが、会長兼社長というもっとも重要なポストにある人が、株主総会を欠席するとは前代未聞という感じがします。毎年厳しい質問が多いようなので、出たくない気持ちも分かりますが、株主からすると敵前逃亡ではないか!とかかなり厳しい指摘があったような雰囲気でした。
毎年今年はがんばります!と言ってきたようで、精神論はいいから具体的な立て直し策を示せ!など厳しい意見が出ていました。出席株主数が予想以上に多かったそうで、最後まで残っていた株主は、お土産は後日送付ということになりました。
荷物の多かった私にはありがたいことですが、郵送代が別途発生するので業績的には良くないことですね。お土産が自社製品であれば、少し多めに用意しておいた方がいいと思いました。それにしてもお土産をいくつ用意するかは難しい問題なんだろうな〜と思います。お菓子などの場合、残ったらどうするんだろう?と気になります。返品は可能なんでしょうか?それとも社内で配ったりするのかな。
カッシーナの場合、株主総会後に経営近況報告会、懇親会が開催されます。今年は懇親会を直前に中止する会社が多かったですが、カッシーナは予定通り開催してくれました。それでも予想以上に多くの株主が来たためか、あっという間に料理は蒸発してしまい、残ったのは野菜だけという感じでした。
株主総会
東京滞在中は野菜が不足するので、ベジタリアンに変身して野菜をたくさん食べてきましたわーい(嬉しい顔)
損をしている株主が多いからか、少しでも食べて回収しようと大量に料理を確保する株主がいて、会場内の雰囲気を悪くしていました。家族で参加しているような人もいました。全員が株主なら問題ないですが、株主でもない家族を連れてくるのはどうなんでしょうねぇあせあせ(飛び散る汗)途中でケーキが出てきたんですが、会場内の人数とケーキの数を見れば1人1個程度というのはすぐに分かるはずなのに、1人で10個くらいも取っている人がいて、こちらもあっという間に無くなってしまいました。マナーの悪い人は懇親会への出席を制限するくらいの姿勢がないと、懇親会自体が無くなってしまうのではないかと懸念してしまいます。

こんな感じで3月の株主総会も無事終了しました。来月も株主総会を楽しみたいと思っています。
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2011年03月27日

共同ピーアール(2436)2010年株主総会レポート

2010年3月26日(金)10時から銀座の共同PR本社ビル4階会議室で開催された共同PR(2436)の株主総会に参加してきました。共同ピーアール(2436)は企業や自治体などのパブリックリレーション活動を支援している会社です。
共同PRの株主総会に参加するのは、昨年に続いて2回目です。
株主総会レポートの作成に1年もかかりあせあせ(飛び散る汗)作成が今年の株主総会の直前になってしまいました。というより今年の株主総会に備えて慌ててまとめているという感じです。
2009年の株主総会はこちら 次項有 共同ピーアール2009年株主総会レポート

2010年3月26日(金)の株価 521円(JASDAQ 2436)100株単位 12月決算
PER 251倍exclamation×2、PBR 0.60倍、配当利回り 5.76%、株主資本比率 52.8%
監査費用 記載なし 新日本有限責任監査法人が就任
株主優待 なし

     共同ピーアール(2436)のホームページ
     共同ピーアール(2436)のヤフー株価情報
共同ピーアール(2436)株主総会
株価は上記の通り低迷していて、残念ながら昨年からあまり変化はありません。

スケジュール
10:00〜10:20 事業報告 大橋榮社長が事業報告を読上げ
10:20〜10:29 決議事項の説明
 第1号議案 第46期計算書類承認の件 ここで計算書類について説明
   一時的に会計監査人なしの状態だったので議案として審議。珍しい議案だと思います。
 第2号議案 剰余金処分の件 期末配当15円(年間30円据置き)別途積立金一部取り崩し
 第3号議案 定款一部変更の件 会計監査人を設置、取締役の員数を6→9名以内に変更
 第4号議案 取締役9名選任の件 経営陣の充実・強化のため4名増員
 第5号議案 監査役1名選任の件 会社法上3名以上の監査役が必要なので松田和彦氏を新任
 第6号議案 会計監査人選任の件 新日本有限責任監査法人を選任(以前も新日本だったはず?)
 第7号議案 退任取締役に対する退職慰労金贈呈の件 古賀良三氏が退任
10:29〜10:53 質疑応答 質問者3人 計8件 24分
10:53〜10:59 決議事項の採決 拍手方式 すべて可決
10:59〜11:03 取締役・監査役紹介と新任取締役挨拶
共同PR株主総会お土産
お土産 パティスリー「風と土」の焼き菓子 後渡し
飲み物サービス なし
事業説明会 なし
懇親会 なし

さて注目の株主総会格付けですが、今年も昨年と同じような株主総会でしたので、共同ピーアール(2436)の株主総会格付けは昨年と同様 『D+』 としました。
   議決権を有する株主数        915名、その議決権数  12,395個
   議決権返送&出席株主数      236名、その議決権数   8,603個
共同ピーアール(2436)株主総会
今年も昨年と同じく共同ピーアールの本社会議室で行われました。
1階のエレベーターホールで会場の案内をしていた女性も明るくてとても感じのいい方でした。
今年も昨年と同様、10時から銀座で共同ピーアールの株主総会、11時から丸の内で日本和装の株主総会という順番です。昨年は3分前到着とギリギリ間に合いましたが、今年は共同ピーアールの株主総会が意外と長引いたので遅刻してしまいました。その点でも議案決議の省略はいいアイデアだなと感じました。
会場内には机もあり、3テーブル×2席×6+2席で38人分の席が用意されていました。出席者数は18人ほどで、女性は3名、11名がスーツ姿。拍手などで進行をサポートしている人が数人いたので、取引先か社員株主かな〜という感じでした。一般の株主は数人という印象ですね。
後方に座っている株主が多かったので、大橋社長からもっと前に座ってもらいなさいと事務局に指示していましたが、株主の自由なのでと言われてしまいちょっとムッとしていましたが、隣の山田取締役に記者会見じゃないんですからとなだめられていましたわーい(嬉しい顔)なかなかいいコンビなんでしょうね。
結局株主総会の冒頭に、社長からもう少し前に座ってくださいと案内がありました。

昨年も書きましたが、企業のPRやIR活動を支援する会社なのに、特に工夫の感じられない株主総会であり、スライドを使用した事業報告や経営戦略説明会も開催されません。プレゼンテーションは得意なはずなので、ぜひスライドを使って分かりやすく説明して欲しいものです。今年も大橋社長が招集通知を読上げており、朗読するだけなら事務局か若手の役員に担当させた方が、社長の負担も減るのにと感じました。
質疑応答は昨年よりは質問数も時間も増えました。とはいえ私がたくさん質問したから(笑)という部分が大きいです。厳しい質問も含めてたくさん質問したので、株主総会終了後に大橋社長から何をしている人なのか?と逆に質問されてしまいました。プロ株主じゃありませんのでご安心くださいわーい(嬉しい顔)
今年は決議事項が7件もあり、株主総会が長引いた要因の一つなんですが、質疑応答終了後に大橋社長が決議事項を飛ばして以上で株主総会を終了しますexclamation×2と宣言して、事務局を慌てさせていました。形式的なことは嫌いで実質的な話をしたいという理由からですが、決議を省略するとは斬新な考え方ですね。確かに事前に承認されることは決まっているので、7回も承認を求めるのは時間の無駄だと思います。
まとめて一括して承認を求めるか、事前集計で承認に必要な議決権数を超えておりこの場での決議は省略しますと宣言すれば問題ないようにも感じます。ぜひ無駄な時間は省いて欲しいですね。


質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています(敬称略)
(1-1)昨年の株主総会で、社長から「今年は株主の皆様に満足頂けるような数字を提示できると自負している」との発言があったが、連結では昨年より大幅に悪化して2期連続の赤字となっている。ここまで会社を育ててきた実績は素晴らしいが、大橋社長はご高齢であり経営陣の若返りも必要ではないか?本当に会社を立て直して黒字化する自信はあるのか?
→確かにご指摘の通りです。景気自体が昨年私が想定していたよりずっと厳しい環境になったことも要因の一つだが、業界全体の問題として競合が厳しくなったことから、採算を度外視して安値攻勢をかける会社が増えてきて、足の引っ張り合いになった影響が大きい。安値攻勢でクライアントを奪われたり、価格を合わせたりということで想定以上に業績が悪化してしまった。クライアントへのサービス内容には自信を持っており、PR会社の中でも一番だと思っている。今年はどうなのか?という点については、未知数の部分もあるが昨年のような厳しい環境は脱すると思うので、今年は売上も40億円を突破できると思っている。
昨年想定が狂ったのは韓国子会社がクライアントを想定ほど取れなかった影響も大きい。今年はその分取れると思うし、国内についてはほぼ想定通りであり心配していないが、韓国・中国などの海外事業が足を引っ張っている。これをなんとかしないといけないが、今年は大丈夫だと思っている。
と言ってもまた来年同じように言われてしまうと困るので(笑)そうならないようにがんばります。
(2-1)リテイナーの解約や減額要請があるなど、顧客も聖域なくコストダウンを進めている中で、共同PRの販管費は今期も増えている。毎回経費の見直しを強化すると言いながら増えているのはなぜか?本当にコストダウンに取り組んでいるのか?
→共同PRの粗利率は36〜37%前後であり、この数値はそれほど変わっていない。業界平均でも37%を超えると黒字になるので、この数字以上になるように管理している。それにしても昨年は売上が伸びなかった。今年はそうならないように頑張るのでご理解いただきたい。来年は同じような発言はしないので、安心してわが社の株を持ち続けてください(笑)
(注記)このレポートを作成しているのは1年後なので、大橋社長のおっしゃる通り株を持ち続けましたが、株価は横ばいから若干下落という感じです。業績は回復しつつあるものの連結純利益は5百万円で、吹けば飛ぶような数字です。今年の株主総会ではどんな発言があるのか楽しみですねわーい(嬉しい顔)
(3-1)コストに関連して、第6号議案で大手の監査法人を選任しているが、大手は監査コストが高いと思う。会社の規模からしても中堅の監査法人で十分ではないか?見積もり比較などを行って決めているのか?
→その通りだと思う。監査法人は月に1〜2回しか来ないのに費用は非常に高い。監査費用が高いのではないか?という申し入れは行っている。まだ回答は来ていないが考慮してもらえるのではないかと考えている。監査費用は2,000万円くらい?(よく聞き取れませんでした)かかっており半分にしたい。あまり変な監査法人にすることも難しいので変えるつもりはないが、価格交渉は引き続き行っていく。
来年質問いただければ交渉結果などはご報告する。
(注記)これについても結果が出ていて2,000万円でした。少しは下げてもらえたのでしょうか?

(4-1)第4号議案で取締役を4名増員するが、入替で増員は最小限に抑えることはできないのか?
→増員と言っても執行役員を取締役にするだけなので、実質的に増員ではなく肩書が変わっただけです。
(5-1)新任の方々には期待しているので、所信表明をお願いしたい。
→後ほどさせていただきます。
(6-2)新しい血を入れることはとてもいいことだと思うが、中間管理職層への社員教育が重要だと思う。どんな教育体制になっているのか教えて欲しい。
→PR会社は少し特殊であり、一般的な教育プログラムに参加すれば育成できるというものではない。経験がものを言う仕事であり、3〜5年経験してやっと外に出せるような仕事です。一昨年新人を多く採用したが、一人前になるまでにあと1年ほどかかる。その後は戦力として期待できるのでもう少し待ってほしいというのが本音だが、もっと早く成果を出せ!という株主の声も分かるので、新人が育つまでは我々が新人の分もカバーできるように努力していく。
(7-3)株主としては株価が一番の関心毎ですが、業績を上げるのは当たり前であり、PR活動も含めて株価上昇策はあるのかお聞きしたい。
→株価は市場が決めるものなので特別なことはしていない。業績を上げることが基本だと思っている。決して株主を軽視しているわけではなくて、配当を維持するのも私の方針です。今後は社内にIR室も設けて、イメージアップ・株価アップを図ろうと準備している。株価は低迷していると感じているので、専門家に分析してもらったところ1,200円が妥当という結果になった。現状は半分以下なので、せめて1,000円くらいは目指したいというのが私の希望ですし、IR活動も頑張りたい。
(8-1)官公庁向けは不況下でも安定していると思うが、足元の状況や今期の見込みはどうか?
→(菅原豊執行役員)官公庁向けとしての売上は集計していないが、先ほど社長から説明があったように官公庁向けの実績ができたので、これを元に提案したり、官公庁側から同じようなことをやりたいという話が来たりしている。中央官庁の仕事は事務手続きも非常に複雑なので、簡単に真似することは難しいと思うが、真似してもらっても大丈夫なくらい潜在需要はあると思っている。収益性は変わらないが、官公庁向けの仕事に関わる部門が増えており、各チームが少しずつ仕事を獲得していけば売上も伸びていくと考えている。
(大橋社長)官庁向けの仕事には力を入れていく予定で、中央官庁に加えて県庁や市役所などの地方自治体にも力を入れていく。実績や引き合いも頂いており、今年は期待できると考えている。来年には報告できると思うので期待して欲しい。

以上で質問は終了となりました。質問が出尽くすまで対応していて素晴らしいと思います。
この後一悶着があって、もう可決することは決まっているんだから閉会を宣言したいという議長に対し、事務局が決議を行ってくださいと注意し、しぶしぶ事務局がうるさいのでということで決議となりました。なかなか珍しい、そして面白いやり取りでした。
なんとか株主総会も終了し、事務局もホッと胸を撫で下ろしたことでしょうねわーい(嬉しい顔)
来年からは形式に拘らない斬新な株主総会にして欲しいものです。招集通知の過去3年間の損益の表示が単体決算のみというのも疑問に感じますね。ぜひ連結の数字で表示して欲しいと思います。


大橋社長は楽観的な性格なのか、今年も今期は期待して欲しい、ぜひ株を持ち続けて欲しいと何度も言っていました。昨年の実績が悪かったので少し苦笑いしながらではありましたが、今年はどんな言葉が聞けるのか楽しみですね。
今年の株主総会は集中日ではないので、じっくりと説明を聞いてきたいと思っています。
2年続けて参加した印象では、大橋社長は人が良いので、ちょっと無理な目標でもついリップサービスして太鼓判を押してしまうような感じです。来年の株主総会にもぜひ来て頂いて、期待に応えられたか確認して欲しいということでしたので、今年もぜひ出席したいと思っています。
私が出席するまではあまり質問もなかったのかな?社長は株主との質疑応答も楽しんでいるように感じました。質問が少ないと会場にいる知り合いの株主を指名しているくらいですからねわーい(嬉しい顔)誰も手を挙げていないのに、社長から指名して質問してもらうというのも非常に斬新ですね。こんな株主総会は他では見たことがありません。見どころ満載の共同PRの株主総会を今年も楽しみにしていまするんるん
最後に新任取締役4名の自己紹介と所信表明があり、株主総会は終了となりました。
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ひらめき
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株主総会から帰ってきました

3月の株主総会、東京サバイバルツアーから無事帰ってきました揺れるハート
と言ってもまた来週からは東京での株主総会ツアーなんですが(笑)
名古屋と比べると東京の大気中の放射能濃度は4倍近いですし、計画停電の影響で交通機関も運行本数が少ないなど予定が立てにくく、行く前からリスキーな東京ツアーでしたが、3月23日には東京の水道水から基準を上回る放射性ヨウ素が検出されたとのニュースが出て、スーパーなどの店頭から水のペットボトルが瞬間蒸発するなど、リスクが更に高まりました。
報道の初期には、放射性ヨウ素は皮膚からは吸収されないが粘膜からは吸収されるので、うがいもできれば水道水を使わない方がいい、という専門家のコメントが紹介されたりして、どうすればいいんだ〜という感じでしたが、だんだんと報道のトーンも変わり、この程度の量なら飲んでも全く問題ない、成人であれば放射能の影響はない、チェルノブイリの原発事故で大量の放射能を浴びた作業者のうち、癌になった人の割合は通常の比率と変わらない、などと放射能なんてまったく問題ないよ〜という感じに変わっていきました。
これは政府やマスコミのプロパガンダなのか、学術的な研究結果なのか、真実なのか分かりませんが、いろんな意見が出てきたというより、問題ないよ〜という一方向に進んでいるのが若干気になりますね。
放射能については詳しくないのでこの辺りにして、今回出席した株主総会についてまとめてみます。

3月22日(火)GMOホスティング&セキュリティ(3788)株主総会 18時〜渋谷セルリアンタワー
会社名がGMOクラウドに変わります。時流に乗って人気化するといいですね(笑)昨年に続いて2回目の株主総会出席です。地震の影響なのか昨年より出席者が少ないように感じました。
GMOクラウド(3788)株主総会
3月23日(水)ジェイエイシーリクルートメント(2124)株主総会 10時から神田神保町本社会議室
出席者が一桁の株主総会は初めてかな?非常にマイナーな銘柄で、株主総会を集中日に開催していたらたぶん買っていませんねわーい(嬉しい顔)出席人数も少ないので質疑応答も短時間で終了となりました。そのおかげでPGMホールディングスの株主総会に間に合ったんですけどね手(チョキ)出席人数が少ないですし本社開催で経費もあまりかかっていませんから、お土産くらいあると嬉しいですね。
PGMホールディングス(2466)株主総会 10時から赤坂ホテルオークラ東京
到着したのが11時半すぎだったので心配しましたが、まだ続いていて質疑応答の終わり頃でした。質疑応答を聞いていて同業のアコーディアゴルフと比べて株主優待や株主総会のお土産が貧弱だ!と不満を持っている株主が多いように感じました。お土産があるだけ有難いんですけどねるんるん
ホテルの隣にはアメリカ大使館があり、通行規制で遠回りしなければ到着できませんでした。株主総会が終わってしまうのではないか?と焦っているのに、警察官からあっちに行けみたいに追い出されるのは困りますね。(言葉遣いや態度はもっと丁寧でしたが)日本の領土なのにねぇあせあせ(飛び散る汗)
2011年3月株主総会
3月24日(木)
ソフトブレーン(4779)株主総会 10時からベルサール八重洲
30分ほどで終わってしまうそうなので、開始前にちょっと覗いただけでノバレーゼに移動しました(笑)
全般的にかなりコスト削減を徹底しているように感じました。出席票がペラペラのコピー用紙に印刷して切り取った手作りのものでした。いい取り組みだと思いますが、きちんと切ってほしいですね。もちろんお土産なんてなしですexclamation×2たぶん...「帰ります!」とペラペラの出席票を受付に返しても何も渡されなかったので。とても「お土産ってあるんですかるんるん」なんて聞ける雰囲気じゃなかったです(笑)
2011年3月株主総会
ノバレーゼ(2128)株主総会 10時から大手町日経ビルカンファレンスルーム
浅田社長が会場入り口でお出迎えしていたり、ウエディングドレスを展示しているなど、さすがサービス業の会社だな〜と感じましたが、水などの飲み物サービスはありませんでした。前日には東京の水道水から基準を超えた放射能が検出された!と大騒ぎになっていたので、水やお茶のペットボトルがあると嬉しかったですね。
会場入り口で社長が株主をお出迎えしているのは素晴らしい対応だと思いますが、何割の株主が社長だと気付いていたのかは疑問です。私も最初は社長だと気付かず、案内係の社員さんかな〜わーい(嬉しい顔)と思いましたが、なんか浅田社長に似ているよな〜と気になり、株主総会開始時に入場してきた姿を見てやっぱり社長だったんだexclamation×2と分かりました。社長とお話ししたい人はたくさんいると思うので、選挙の候補者みたいに社長本人(笑)というタスキを付けるか(かなり恥ずかしいですねわーい(嬉しい顔))、大きめの名札など用意すればいいのになと感じました。終了後は役員一同で株主をお見送りしていました。
節電のためエレベーターが1機しか動いていなかったので、帰りはエレベーターホールが大渋滞!6階なので歩いて降りることもできますが、階段がどこにあるのか分かりません。エレベーターを停止するなら、階段の場所を分かりやすく表示するなどの対応が必要だと思います。新聞社も節電を呼びかけている割には、実際はたいした対応をしていないんだな〜と感じました。
ノバレーゼ株主総会


3月25日(金) 3月の株主総会 準集中日exclamation×2
ペッパーフードサービス(3053)株主総会 10時から東陽町のホテルイースト21
20分ほど一瀬社長のお話を聞いて退出しました。震災被害を考慮し懇親会は自粛になりました。
ペッパーのステーキを食べてみたかったな〜もうやだ〜(悲しい顔)
2011年3月株主総会
日本和装ホールディングス(2499)株主総会 11時から東京駅 丸ビルコンファレンススクエア
貴重なミネラルウォーターのペットボトルが用意されていて助かりました揺れるハート
東陽町から大手町までメトロ東西線で移動予定でしたが、門前仲町を過ぎた辺りで「高田馬場駅構内で人が線路内に落ちた?ので全線で運転をストップします」との車内放送がexclamation×2 次の茅場町で止まってしまい、11時に間に合うのか大ピンチ!多くの乗客はそのまま車内で待っていましたが、私は地下鉄を降りて急ぎ足で東京駅を目指しました。茅場町だから良かったものの、門前仲町や駅間で止まっていたら完全に遅刻でした。ペッパーの株主総会にあと5分いたら危なかったですねあせあせ(飛び散る汗)急ぎ足で丸ビルまで歩いたので余計に喉が渇き、用意されていた水や飲み物のありがたさが身に沁みましたぴかぴか(新しい)
2011年3月株主総会
GMOインターネット(9449)株主総会 18時から青山ダイヤモンドホール
ノバレーゼの株主総会の帰りに無料バスで隣になった女性から、今年のGMO株主総会はお土産があるんでしょうか?と聞かれました。一昨年は手帳がもらえて長男にあげたら喜んだそうですが、昨年はお土産なしと招集通知に書いてあり、次男にあげられなかったそうです。私に聞かれても分からないので、株主総会に出席して熊谷社長にお願いしてみたらいいんじゃないですか?とお話ししていましたが、今年は無事クマガイ式の手帳がもらえました手(チョキ)今年も参加していれば、今頃次男さんも喜んでいるんでしょうねるんるん
GMOインターネット(9449)
3月26日(土) グローバルダイニング(7625)株主総会 10時から銀座の自社店舗 権八
株主総会後の懇親会が楽しみで株主になったのに、懇親会は地震の状況を鑑み自粛しますという案内を受付で渡されガーン、という感じです。ホームページ上では22日に発表していたようですが、もっと早く発表してくれないと、計画が狂ってしまいます。東京滞在というリスクを冒して、さらには余分に経費もかけて滞在を一日伸ばしたのにとても残念ですもうやだ〜(悲しい顔)
食事はなかったですが、温かいお茶を飲みながらの懇談会は開催されました(下の写真)
懇親会がなくても株主総会には参加するんでしょ?と言われそうですが、おっしゃる通りで本当はあまり関係ないんですけどねわーい(嬉しい顔)それでもグローバルダイニングを買ったのは懇親会が楽しみだったという要素が大きいので、直前での懇親会中止は残念でした。来年は懇親会ありますよねexclamation&question
食事は無しでしたが、膝を突き合わせ朝まで株主と激論を戦わせましたバッド(下向き矢印)
グローバルダイニング(7625)
嘘ですわーい(嬉しい顔)12時半からは取締役会が開催されるので、役員は12時半まで、幹部社員の皆さんは13時までいたようです。私は12時半過ぎに帰ったので何時に終わったのかは分かりません。
社長がいないからできる話もあると思うので揺れるハートもしかしたら朝まで激論を戦わせていたかも(笑)


こんな感じで、合計9社の株主総会に参加してきました。
そのうち最後まで参加していたのは6社です。
来週も株主総会が続くので、株主総会レポートをまとめるには時間がかかりそうですねあせあせ(飛び散る汗)
最終日の3月30日(水)は3月の株主総会集中日なので、さらに忙しくなりそうです手(チョキ)
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2011年03月24日

株主総会で東京滞在中!

3月の株主総会3日目になりました。
本当は先週土曜日のリンク&モチベーションから株主総会始動予定だったんですが、交通網も混乱していたので土曜日は見送り、3月22日(火)のGMOホスティング&セキュリティ(社名変更後はGMOクラウド)の株主総会からの始動となりました。

さんざん検討したうえでの株主総会出席となりましたが、昨日ホテルに戻ったら(ホテルと言ってもいつものようにカプセルホテルですがわーい(嬉しい顔))テレビで東京の水道水から乳幼児の基準を上回る放射能が検出された!というニュースが流れていました。
名古屋より東京のほうが放射能レベルも高くてリスクも大きいわけですが、ついに水道水にもきたか!という感じです。
東京に来るときは食料だけではなくて水も持ってきたほうが良かったですね。とはいえ水は持ってくるには重たいですからねぇあせあせ(飛び散る汗)
今日はソフトブレーンとノバレーゼの株主総会に出席しましたが、どちらも飲み物のサービスはなしでした。(GMOは水がありましたるんるん
ソフトブレーンはコストダウンを徹底しているようなので、しょうがないかな〜とも感じましたが、ノバレーゼはサービス業の会社であり、ペットボトルくらいあるかなと期待していたんですが、議長席だけでした。お水くらい欲しかったんですが、別途調達しないといけません。
ニュースでは、報道後スーパーなどから水のペットボトルが消えているようです。東京滞在もなかなかサバイバルですね!完全に出遅れました。ノバレーゼに期待したのが甘かったですね(笑)
関東の株主総会仲間の方々とも話していたんですが。今月は株主総会の出席者も少ないようです。近くの方は別にして、遠方からの出席者が激減しているのではないでしょうか?
私も関東の株主総会に行くか、地元中心に出席するかかなり悩みました。会社数の多い東京を選びましたが、水道水にも注意しなければいけないのは、飲んでも大丈夫と言われてもやはり気になりますね。


さらには、東京では地震もよくあることで、1日3回くらいは揺れを感じています。こちらの方はもう慣れているようで、これくらいでいちいち驚いてられないという感じのようです。人間の対応能力はすごいですね!あまり慣れてしまうのも問題だと思いますが...

東京ではエレベーターが停められていたり、照明が一部になっていたりして、節電に力を入れているのが実感できます。映画館も夕方以降の上映はありません。期限が近付いている株主優待を消化するため、映画も何本か見ようと思っていますが、こちらもスケジュール調整が大変です。計画停電の実施状況によっては上映スケジュールの変更もあるということなので、映画館に行ってみないと分からないという感じです。電力不足は本当に不便ですね。
根本的な問題は、東日本と西日本で電気の周波数が違うことなんですから、これを機会に全国60Hzに統一してしまえばいいと思います。統一されていれば電力の融通も簡単ですし、電気機器の開発も楽になると思います。なかなか簡単にはできないことなので、こういった未曾有の危機時に行なわないと、永遠に解決できなくなってしまうような気がします。東京電力の政治力が低下している時に一気に実行して欲しいですね。
さらには関東を見習って、全国的に同じような節電に取り組めばいいと思います。無駄な電力使用はたくさんあると思います。全国的に節電が進めば、原子力に過度に頼らなくても電力が賄えるようになるのではないかと感じます。地球にも優しいですしね!
太陽光発電などは不安定だと強調しますが、曇りでも十分発電できるような機器を開発して、ほとんどの家庭に普及させれば、かなり電力需要が減るのではないかと感じます。
原子力発電に投じている莫大な予算を使えば、高性能な再生可能エネルギー機器も開発できると思うんですけどね。

こちらでは情報収集のためテレビも見ていますが、広告がほとんどAC機構?ACジャパン?なのは異様ですね。同じCMを何度も見せられるのは苦痛ですし、いいかげん通常のCMに戻せばいいのにと感じます。テレビ番組はどうでもいいようなバラエティなのに、CMだけ自粛するのは奇妙です。広告主も横並び意識が強くて、先陣を切って通常のCMに戻すのはリスクが大きいと考えているのでしょうね。
いい加減横並び意識から卒業してほしいものです。
サバイバルな株主総会ツアーを無事乗り切り、来月くらいには株主総会レポートをまとめたいですね。
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2011年03月18日

被災現場の取材を見て感じたこと

被災地では真冬並みの寒さが続いており、大変な状況が続いていると報道されています。これから少しずつ寒さが和らぎそうなので、復興に向けて進んでいってほしいと思います。
震災の報道を見ていて疑問に感じるのは、電気や水、支援物資も届かないような避難場所にどうやって記者やカメラマンが行っているのだろう?ということです。こちらでは物資が足りません!という報道も大事でしょうが、機材を持ってそこまで行ける手段があるなら、物資を持っていったり、より安全な避難所へ誘導するなどの行動ができるのではないかと感じてしまいます。
現地の情報を伝えることはとても大事なことですが、多くの取材陣が一斉に行く必要性は少ないように感じます。もっと大事なことがあるのでは?と感じてしまいました。

そして地震発生から5日間ほどは、どのテレビ局も同じような内容の放送を繰り返していました。現地へも各局が取材班を送り込んでいることになりますし、復興活動の邪魔になっているのではないでしょうか?
首都圏では計画停電になるくらいに電力も逼迫しているわけですから、こういった緊急時にはNHKと民放1社の代表放送くらいにしてもいいように感じます(民放は1日ごとに放送局を変えるなど)
どうせ同じような報道なら、多くのテレビ局が重複した取材をして、大量の電力を余分に使って放送する必要性は低いように感じます。
テレビ局間の主導権争いで実現は難しいのかもしれませんが、それならNHK以外の放送は認めないくらいでもいいのかなとさえ感じます。

今日は読売新聞で、「原発事故直後、日本政府が米の支援申し入れ断る」という報道がありました。週刊誌の見出しなどでは出ていたようにも感じますが、民主党幹部が明らかにしたそうで本当だったようですね。
 記事はこちら 次項有 原発事故直後、日本政府が米の支援申し入れ断る
菅直人総理大臣は連合の笹森代表との会談で、自分は原発に詳しいと語っていたそうですが、そこまで詳しいと自負のある人が「米側の支援申し入れは、原子炉の廃炉を前提にしたものだったため、日本政府や東京電力は冷却機能の回復は可能で、「米側の提案は時期尚早」などとして、提案を受け入れなかった」とは、どういうわけなんでしょうね。
東京電力の社長を怒鳴りつけたり、被災現場への視察を強行したりなど、ニュースから総理大臣の行動を拾い出すと、この期に及んでも人気取りのパフォーマンスや責任を転嫁するような行動に見えてしまいます。
トップが本当に原子力発電に詳しいのなら頼もしい限りですが、中途半端に知識があるのは一番やっかいです。プライドが邪魔をしていちいち質問したり反論したりするでしょうから、説明にも対処にも時間が余分にかかりそうです。ニュースでは理工系の出身だから原発にも詳しいという内容でしたが、一体何十年前の知識で詳しいと言っているのでしょうか?科学技術は年々進歩しているのに、大学時代に習った断片的な知識を振り回されても迷惑なだけだと感じてしまいます。東電の担当者など、説明する人も大変だろうな〜と感じてしまいます。
まずは一致団結して事態の対処にあたることが大切ですが、落ち着いた後には何が問題だったのかしっかりと究明して欲しいと思います。


株価も一時的なショックによる急落から徐々に落ち着いてきたように感じます。
福島第1原発の状況が気になりますが、これからは日本経済や個々の企業への影響を織り込んでいく動きになるのではないかと思います。
マーケットでも狼狽売りが続くと、さらに日本経済に悪影響を与えてしまいます。株価を見守ること、支えることも長期投資家にできる1つの行動だと思っています。
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2011年03月17日

今朝は為替が大きく変動し円高に!

昨日は株価が大きく変動しているという記事を書きましたが、今日3月17日(木)の早朝には為替が大きく円高に振れています。
6時頃から急激に円高に振れていて、FX会社のマネーパートナーズでも6時13分から6時53分までレートが配信できないくらいでした。
為替チャート
 米ドル円の5分足チャート グッド(上向き矢印)
ニューヨーク市場が終わり、日本市場が開くまでの間を狙った投機的な動きなのかもしれません。
朝のニュースではコメンテーターが円高は日本経済にとって良くない、輸出主導の成長のためにも円安介入などが必要だ!というお決まりのコメントをしていましたが、この時期円高になるのは本当にありがたいことだと思います。
政治が迷走し、政府の負債も巨額な日本で、巨大地震と津波が発生し大きな被害を受けたうえに、原発まで放射能が漏れるという危機的な状況になっており、本来なら日本売り一色となってもおかしくありません。
今後損害保険の保険金支払いに備えたり、国内の再建のため外貨資産を円に戻す動きが出てくるので、円高はその先回りの動きだという解説が一般的ですが、理由の如何は別にして、この時期の円高は日本にとってプラスになると思います。
日本は食料や資源を海外からの輸入に頼っており、今後復興を行うためにも鉄鋼や銅などの資源は大量に必要になります。海外では資源高が進んでいる中で、円安になどなったらさらに必要な費用が膨らみ大変だと思います。


急激な変動はよくないという部分はありますが、円安介入などもってのほかだと思います。何もしなくても将来的には円安になると思うので、円高になったチャンスを活かして、復興に必要な資材などを手当てしておけばいいのではないかと思います。
円高になるといっても限界があります。1$=30円とか40円になるような状況ではないので、為替介入を考えるより、円高をうまく活かす方策を検討して欲しいですね。
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為替チャート
 円高も頭打ちという感じだったので、この円高を活かして欲しいものです。
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2011年03月16日

日本の長期投資家にできること

東日本大震災で被災された皆様にはお見舞い申し上げます。
1日も早く復興できるように願っています。

2011年3月11日(金)14時46分に、三陸沖でマグニチュード9.0という巨大な地震が発生しました。名古屋でもかなり周期の長い、船酔いでもしたかのような揺れが続きました。当時は外出中で東北地方で大きな地震があり、津波の恐れがあるという情報は分かりましたが、こんなに大きな被害が出ているとは知りませんでした。夜になってテレビを見て初めて気付き、あまりの被害の大きさに言葉を失いました。
三陸地方はリアス式海岸であり、津波の被害が大きくなることは教科書でも習うほどだったので、自治体や住民の方々も万全の体制が出来ているものと考えていました。それだけにあまりの被害の大きさに驚きを隠せませんでした。
それだけ、今まで想定していたより遥かに大きな地震だったということなのでしょうね。

大きな地震と津波に襲われて一日も早い救助や復興が急がれる中で、問題を大きくしているのが福島第1原発の問題です。
あれだけ原発の安全性を強調していた東京電力も、実際に問題が発生すると対応が後手後手に回り、状況を悪化させているように思えてなりません。なんとか廃炉になるような事態を避けようと、対応を小出しにしていたように感じてしまいます。結果として本来救助に当たる人員まで原発の対処に掛かりきりになってしまったり、半径20キロ圏外への避難を余儀なくされたりするなど、問題を大きくしてしまっています。
まずは福島原発の問題がこれ以上大きくならないように、最大限の努力をお願いしたいですが、その後には政府のエネルギー政策も含めて、こんな危険なエネルギーに頼らなくてもいいように、将来のエネルギー計画を練り直して欲しいと思います。


地震発生以降、日本の株式市場も大きく動揺しています。
地震発生後の株価推移
 3月11日以降の日経平均株価の10分足 クリックすると拡大します グッド(上向き矢印)
3月11日(金)も地震発生以降株価は急落していますが、その後の株価下落と比べると小さく見えてしまいます。
週が明けて最初の取引となる3月14日(月)は寄付きから大幅下落で始まり、634円の下落となりました。これだけ大きな地震が発生し、さらには原発にも問題が発生しているので、特に外国人から見れば売ってしまいたくなるのはやむを得ないと思います。
さらに翌日の3月15日(火)も午前中は600円ほど下げていて、地震の影響は大きいなと改めて実感させられました。この日は確定申告の提出期限なので、前場中ごろまで状況を見ながら買い注文だけ入れて、確定申告のため外出していました。
そして帰ってきたらあまりにも株価が下落していて驚きました。なんと1,300円以上も下がっています。前場よりさらに700円も下げるという異常な状況です。慌ててニュースをチェックすると、福島原発の問題が悪化したと11時過ぎに発表があり、後場は大きく売られてスタートしたようです。
その後はいくぶん状況が落ち着いたので、株価も戻して1,015円安で引けました。東京電力の対応のまずさから、余計に株価が下がってしまったようで、残念でなりません。
そして3月16日(水)は昨日大きく下げた反動なのか、全体的には上昇して488円高で引けています。
ここまで株価の動きを振り返ってみましたが、日本の長期投資家としてできることは何か?という点について考えてみたいと思います。
2008年には(日本だけではありませんが)100年に一度と言われる金融危機が発生しました。そして2011年には日本では1,000年に一度と言われるような巨大地震に見舞われました。
ここ数年長期投資家の胆力を試されるような出来事が続いています。
先ほども書いたように、海外の投資家からすると日本からの投資を引き上げたいと考えてもしょうがないと思います。しかし日本に住んでいる我々日本の投資家は、日本の市場を見放してしまって本当にいいのでしょうか?日本の会社を投げ売りしてしまっていいのでしょうか?
確かに月曜日の下げも大きかったですし、火曜日にはさらに上回るほどの下げになっています。この部分だけを見れば恐怖感も感じますし、売りたくなるのも分かります。
しかし私はこういった非常事態だからこそ、長期投資家は今後も成長して欲しいと思う会社を応援することが大事なのではないかと感じます。応援の内容は1人1人異なると思います。新たに投資に回す余裕がない人は、応援したい会社は売らないという行動も応援になると思います。投資に回す資金がある人は、状況を見ながら応援したい会社の株を買うという行動が応援になります。
私の場合は大抵フルインベストメントに近い状態なので、新たに投資する余裕はあまりありませんが、それでも少しずつ買い注文を入れています。
前回の2008年のリーマンショックの際は、今回以上に大きく株価が下落しましたが、私も恐怖感に捕らわれてしまい、ただただ茫然と見ているだけであまり買うことができませんでした。
当時の日記は右斜め下
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しかし今回は日本の危機ですし、前回の経験を活かしてできる限りのことをしたいと思っています。
まずは応援したいと思う会社の株を売らないこと、そして可能であれば買い増すこと!これが日本の長期投資家にできる貢献なのではないでしょうか?
なかには持ち株を売らざるを得ない人もいると思います。そういった方々に流動性を提供するという意味でも、買い注文を入れることには意義があると思います。
まだまだ今後の株価は予断を許しません。リーマンショックの時も何度も大きな下落と上昇を繰り返しました。まだ下がる可能性もありますが、それでも長期的にはきっと日本経済も日本の会社も回復してくれると信じています。
こういった事態ですから無理は禁物です。現物取引に徹して、応援したい会社を買う投資家が少しでも増えれば、企業も勇気づけられると思います。
できる範囲で私も応援していきたいと思います。
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ひらめき
日経平均株価推移
 前方の大きな下げがリーマンショックです
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2011年03月08日

マイルストーンとサムティの株価推移

サムティのヤフー掲示板ではマイルストーンのレポートについて散々な扱いでしたが、徐々に評価いただける様なコメントも増えてきました。別に売り煽りたいのではなくてノーリスク・ハイリターンのスキームというのは一般の投資家と比べてフェアでないのでは?こんなスキームはおかしいのでは?という問題提起をしたかったんですから、みなさんが考えるきっかけになればいいなと思っています。
なので、ただ一方的に馬鹿にして非難されるというのは心外ですね。まあマイルストーン側の人からすると、こんなこと書くなexclamation×2と言いたくなるのは理解できますが(笑)
でもこんなスキームが蔓延するようでは、個人投資家は泣かされるばかりでしょうし、健全な資本市場が育っていかないと思います。おかしなことはおかしいexclamation×2と声を上げないと、個人投資家は搾取されるばかりで、そのうち誰も株式投資をしなくなってしまいます。
これからも疑問に感じる点は指摘していきたいと思っています。

会社側のエクイティファイナンスのプレスリリースでは、マイルストーン・キャピタル・マネジメントについて、下記の通り記載されています。
 <<< 以下プレスリリースから抜粋して引用 >>>
当社(サムティ)が同社(マイルストーン・キャピタル・マネジメント)を知った経緯は、当社が複数の投資ファンド等との協議・交渉を進めていく中で、定期的に開催している決算説明会を通じて交流のあった証券会社からの紹介で、株式会社オプティマム・キャピタル・アドバイザリーからフィナンシャルアドバイザリー業務の提供を受けることとなり、同業務の一環として紹介を受けたものであります。マイルストーン・キャピタル・マネジメント株式会社は、代表取締役の浦谷元彦氏が設立した、東京に拠点を置く企業育成の投資事業を目的とした株式会社であり、同社は投資先の選定において、定量定性の両面での調査分析、経営者等との面談等を通じて、当該企業のリスクと将来性を評価するという投資先選定方針に基づき、全国的に投資対象とする企業の選定を行っております。
また、開示資料を元に集計すると、同社は設立以降本日現在までの約1年4ヶ月で、当社を除く上場企業5社に対して、第三者割当増資による新株式及び新株予約権の引受並びに新株予約権の行使で約11億円の払込を行っております。このうち、発行会社による取得等でそれ以降の行使が不能となったケースを考慮した場合には、約6割が行使済みである、との実績が示されております。上記の新株予約権はすべて行使価額と目的株式数が固定された新株予約権であり、実質的に行使可能となるのは発行会社の株価が新株予約権の権利行使価額を上回る場合に限られます。発行会社の株価が権利行使価格を下回って推移する期間があることを勘案いたしますと、行使可能残高の約6割が行使されているという実績からは、マイルストーン・キャピタル・マネジメント株式会社による新株予約権の行使が市場動向に応じて適時に行われていることが推認できます。
マイルストーン・キャピタル・マネジメント株式会社は、本新株予約権の行使によって取得することとなる株式の保有方針に関して、本新株予約権の払込期日時点における当社上場株式数の5%以上を保有しないことを表明しており(以下略)
当社グループの企業価値向上を目指した投資である旨の意向を表明していただいており(以下略)
当社は割当先より本新株予約権の引受け及び第5回新株予約権の行使に係る払込を行うことが十分に可能である資金を保有している事を表明及び保証した書面を受領しており、最近の財産状態の説明を聴取、預金口座の通帳の写しを確認することにより、払込に要する財産の存在について確認しております。
 <<< 引用終わり >>>
掲示板の書き込みにもありますが、マイルストーンが企業育成の投資事業を目的とした会社で、資金力も十分あるならば、なぜいつも短期間で売り抜けるのでしょうか?
また第三者割当増資ではなくて、新株予約権を使った複雑なスキームなのでしょうか?
投資先の選定において、定量定性の両面での調査分析、経営者等との面談等を通じて、当該企業のリスクと将来性を評価してから投資するなら、ある程度長期で保有すると思います。
新株予約権を行使するのに十分な資金力があって、将来性を確信した会社に投資するなら、第三者割当増資を引き受けて、大株主として会社側にアドバイスなどしながら、企業価値の向上に一緒に取り組んでいくのが普通の姿だと思います。
プレスリリースをよく読めば、企業育成とはかなり矛盾したことが書いてあるように思えてなりません。私が読むと、マイルストーンは長期の企業育成には興味がありません、株価が上がれば短期で売り抜けて儲けさせていただきます、売り抜けた後のことなんて興味ありません、次の会社に新株予約権の売り込みに行かないといけないので...と言っているように見えてしまうんですが(笑)
かなりバイアスがかかっていますか?こういったエクイティファイナンスでは嫌な思いもしていますので、バイアスがかかっている部分はあると思います。

過去の実績では、発行会社による取得等でそれ以降の行使が不能となったケースを考慮した場合には約6割の新株予約が行使済みとのことですが、株価が行使価格を下回って利益が出ない時には会社側に買い戻させているんですから、褒められたことではありませんし、会社側にとっては資金流出になるので喜ばしいことではありません。
11億円の払込みを行っているというのも、実際は先に社長などから持ち株を借りて、市場で売って資金調達しているので、自己資金を使って払い込んだのではなくて、株式市場から資金を捻出して払い込んでいるにすぎません。
うまいスキームを考えたな〜という部分は評価できるのかもしれませんが、自らリスクを取り高値でマイルストーンの売り注文を買ってしまった株主と比較すると、ノーリスクでハイリターンを享受しているマイルストーンはスキームややり方がフェアでないと感じます。


今日のサムティ(3244)の株価は軟調に推移しましたが、それでも多くの買い注文が入っています。
サムティ(3244)
先週末の株価を下回って推移したのは、個人株主が気付く前に売れるだけ売ってしまえexclamation×2というマイルの売りが出たんでしょうか?たぶん市場全体が下げているので、サムティも下げたんだと思いますが。
サムティ(3244)
引け後の板状況を見ると、34,500円前後にけっこう買い注文が入っています。
マイルは28,000円で株を調達できるので、28,150円で売っても利益が出ます。何もこんな値段で買いを入れなくても28,150円に買い注文を集中させれば、残り株数分は売ってくれるんじゃないかと思うんですけどねわーい(嬉しい顔)
高く買えば買うほどリスクが高くなりますし、買い注文が増えればマイルストーン・キャピタル・マネジメントが喜ぶだけなんですけどね。


信用買い残が増えているので信用残レポもしてあげたら?という書き込みもありますが、自分で考えることが投資では大事だと考えています。言われたままに売買していたら投資スキルが上がらないと思うし、トータルすれば儲からないと思います。
と言いながらも一応信用買い残のチャートも載せておきます。
サムティ(3244)
 チャートの下の方にある青い線が信用買い残の推移を表しています
1月25日の53,700円を直近のピークに株価が下がり、出来高が減っている中で、信用買い残だけはきれいに増加しています。それにしても株価チャートと出来高のチャートが見事にそっくりですね。
株価が下がってきたので安いと感じて値ごろ感から買っているのかもしれませんが、信用で買うというのは基本的に短期トレードでリターンを狙っているのだと思います。短期トレードなら自分で決めた売買ルールを守る必要があると思います。
株価の先行きは誰にも分かりませんが、リスクコントロールはしっかりした方がいいですよね。
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ひらめき
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2011年03月07日

リーバイ・ストラウス ジャパン(9836)2011年株主総会レポート

2011年2月24日(木)10時から、東京恵比寿のウェスティンホテル東京 地下1階 桜の間で開催されたリーバイ・ストラウス ジャパン(9836)リーバイスの第29回定時株主総会に行ってきました。
リーバイ・ストラウス ジャパンは、リーバイスブランドの501ジーンズなどを企画・製造・販売している会社です。リーバイスジャパンの株主総会に出席するのは昨年に続いて2回目です。
 昨年の様子は 次項有 2010年リーバイス株主総会レポート

2011年2月24日(木)の株価 185円(JASDAQ 9836)1,000株単位 11月決算
PER 赤字で算出不可、PBR 0.88倍、配当利回り 無配、株主資本比率 57.3%
監査費用 4,500万円(売上比 0.34%exclamation×2) あらた監査法人
株主優待 なし

     リーバイスジャパン(9836)のホームページ

     リーバイス(9836)のヤフー株価情報
リーバイスジャパン(9836)
最近の株価推移を見ると見事に下げ続けています。2期連続して赤字ですし、今期計画も赤字になっています。かつての高配当銘柄が無配に転落といい材料はまったくありません。下げ続けるのも当たり前ですね。完全に売り時を失ってしまいましたもうやだ〜(悲しい顔)

スケジュール
10:00〜10:13 事業報告
 10:03〜10:05 監査報告 大泉浩志常勤監査役
 10:05〜10:13 営業報告 齋藤 貴社長が事業報告を読上げ
10:13〜10:43 質疑応答 質問者5人 計14件 30分exclamation×2
10:43〜10:48 決議事項の説明・審議・採決 拍手方式 すべて可決
 第1号議案 定款一部変更の件 事業目的に中古品の売買を追加、本店所在地を港区に移転
 第2号議案 取締役4名選任の件 取締役4名が任期満了に伴い再任
 第3号議案 監査役2名選任の件 大泉常勤監査役が退任、森嶋氏は再任、小池氏が新任
10:48〜10:48 新任監査役小池敏雄氏が挨拶 よろしくお願いしますのみ
リーバイスジャパン(9836)
お土産 なし
飲み物サービス 会場横でコーヒー、紅茶のサービス
事業説明会 なし 昨年は説明会があったのに今年はなし
懇親会 なし


さて注目の株主総会格付けですが、今年は事業説明会もなくなってしまい、赤字が続いているのに会社の現状やこれからについて株主に理解してもらおうという姿勢が感じられませんでした。お土産もありませんし参加しても楽しみはまったくありません。質問への回答も親会社に気を使ってか無難な回答に始終しました。これらを総合的に判断し、リーバイス(9836)の株主総会格付けは 『E+』 としました。
   議決権を有する株主数      1,644名、その議決権数  28,881個
   出席株主数                17名、その議決権数  24,351個
   議決権返送               279名、その議決権数   1,558個
リーバイスジャパン(9836)
今年も昨年に引き続きウェスティンホテル東京で行われました。会場内は2つに区切られていて、入り口側の1/4ほどが飲み物サービスコーナーになっていて、残り3/4が株主総会会場となっていました。
株主総会会場は椅子のみが並べられ、(4+4+4)×5のレイアウトで60人分の席が用意されていました。今年も出席人数は17人ほどなので、机も用意してくれるとありがたいですね。
出席株主の議決権を見れば分かる通り、今年も筆頭株主のリーバイ・ストラウス&カンパニーが出席しており、その他の大株主も出席していました。親会社から来た人は正面最前列に陣取っていましたので、これでは社長も無難な回答しかできませんよねがく〜(落胆した顔)
最近は業績の低迷とともに毎年のように社長が変わっています。外資系だから日常茶飯事なのかもしれませんが、日本では良くない会社の典型例ですね。次々とトップが替われば方針や戦略も変わるでしょうし、社員や現場も混乱するのではないか?と心配になります。今年は社長が変わった影響なのか、株主総会後に開催されていた事業報告会も無くなってしまい、とても残念です。

まずは齋藤社長から、ポール・スミス取締役とファティマ・リョン監査役が欠席するとの報告がありました。会場からは了解exclamation×2の声が数人あがり、外資系なのに社員株主を動員しているのかな?と感じました。役員は全員でも8人しかいないのに、2人も欠席するとは緊張感が足りないですよね。まあ外国人の役員は発言したのを見たことがないので、特に支障はないのかもしれませんが。昨年の株主総会レポートを確認したら、昨年も2人欠席していました。わざわざアメリカから来るほどのことでもない、あるいは親会社は債務超過なので経費削減に努めているんでしょうね。
続いて前期も赤字となり無配が続いていることについてお詫びがあり、役員一同が起立してお詫びの礼をしました。
事業報告は齋藤社長が読上げる形で行われました。昨年はスクリーンも用意されていましたが、今年はただ読上げるだけです。事業報告会を開催しないなら、もっと詳しく説明して欲しいものです。特に業績低迷が続いているわけですし、株主も不安を感じているのでしょうから、会社の現状や今後についてもっとしっかりと説明して欲しいものです。
13分ほどで報告事項は終わり、質疑応答となりました。
質問したい人は手を挙げ、議長の指名を受けると会場係の方がマイクを持ってきてくれるので、その場で質問する形式です。今年もけっこう質問が出ました。
回答は齋藤社長中心に行い、財務的な質問については角井取締役が回答していました。
質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています(敬称略)
(1-1)香港で商品開発をしているが、日本向けの商品開発についてどう考えているのか?
→最重要課題と捉えている。香港と協力して日々努力している。今後も高品質な商品を提供していく。
(2-2)子会社のLVCとの取り組み状況は?
→LVCはヴィンテージ商品を扱う会社だが、青山に旗艦店を出店した。ピナクルラインとして期待している。ただ、まだ立ち上げたばかりであり、今後プレミアムマーケットに力を入れていく。
ピナクル(pinnacle)とは頂点を意味していて、最高級ブランドという位置付けのようです
(3-2)日本人の求める品質を海外生産で実現できるのか?
→日本人の品質への要求水準が高いのは理解しているが、香港生産でも十分に日本人の要求品質に耐え得ると考えている。GMS向け等の低価格製品は今年中に撤退し、プレミアムに特化していく。
(4-1)日本発の商品企画も行っていくのか?
→世界統一ブランドを発信していくが、地域からの発信も必要であり、東京発というのも将来的にはあるかもしれない。
(5-3)親会社にロイヤリティを10億円も払っているが、業績悪化の一因として親会社が債務超過に陥ったりしてリーバイスのブランド価値を毀損した影響もあるのではないか?
親会社の業績が悪い時には超低金利で50億円以上も貸し付けて立て直しを支えた経緯もあり、ロイヤリティの減額をお願いしてもいいのではないか?
→ロイヤリティについては妥当な金額であり、税務上も適切だと確認している。


実にあっさりとした回答で残念です。すぐ目の前に83.6%も議決権を持っている親会社の人間が睨みを利かせているんですから、これ以上の回答は無理なんでしょうか?ロイヤリティの減額も検討したいなんて答えたら、その場で取締役解任動議を提出されてしまうかもしれませんねがく〜(落胆した顔)
(6-3)コスト改善に努めているとのことだが、営業利益が赤字ということはまだまだ甘いのではないか。監査費用も大手監査法人で4,500万円も支払っている。会社の規模と比べて多すぎると思う。中堅の監査法人も含めて比較検討して欲しい。
→(角井満信取締役 経理財務統括部長)過年度から人件費・広告宣伝費も含めて聖域なく見直している。その中にはご指摘の監査費用も入っているが、金額は妥当だと判断している。理由としては親会社を含めた監査体制が必要であり、グローバルに対応できる大手監査法人にお願いしている。受けているサービスなどから判断して、妥当な金額だと考えている。

聖域を設けずにコスト改善に取り組んでいると言いながら、回答を聞いていると聖域だらけのように感じてしまいます。本気でコスト改善に取り組む意思があるのか疑問を感じてしまいます。
(7-3)聖域なくコスト削減していると言いながら、先ほどから妥当という回答ばかりではないかexclamation×2本当に聖域なく見直しているのかちっ(怒った顔)
→(角井)説明が足りなかったかもしれないが、今までもやってきたし、今後も聖域なく見直していく。
(8-3)外資系だからかもしれないが、取締役が次々と変わっている。経営トップが次々と変わると、方針も変わって社員や現場が混乱するのではないか?
→確かに取締役が変わっているが、現在のところ社員に動揺などはない。
(9-4)赤字が続いているが、脱出にはどの程度時間がかかるのか?復配はいつ頃になりそうか?
→赤字や無配については深くお詫びしたい。今期も赤字予定だが、将来の黒字化を目指すための投資により赤字になる。今年度はしっかりした経営基盤を作ること、販売拠点のマネジメントを強化すること、流通在庫の適正化のため商品を引き上げて流通をクリーンアップする。過剰に在庫があるのでディスカウントして売られており、ブランド価値を毀損している。リーバイスはプレミアムブランドだったのに、低価格対応をしたりしてブランド価値が拡散していた。もう一度プレミアムブランドに特化していく。広告宣伝費の削減でブランド訴求が弱くなるなど、悪循環に陥っていた。
来週から新本社に移り、1/3くらいの家賃になる。今月までにリストラも完了する。平塚の物流施設にも無駄なスペースがあるので、効率運用を図っていく。経費を削減しながらブランド価値を向上させて、トップライン(売上高)の拡大につなげて業績を立て直していく
(10-4)今期の計画は?
→売上は6.6%減の123億円、純利益は25億円の赤字を計画している。
(11-3)流通在庫の引取りで利益減というのは毎年理由に挙げている。なぜ毎年流通在庫が多い状況が続くのか?商品企画に問題があるのではないか?
→投入した商品が在庫になってしまった。商品企画力の問題だけではなく、売り方や消費者に伝える部分でも改善の余地がある。ただ並べておけば売れるという時代ではないので、売り方も含めて改善し、業績回復につなげていく。

リーバイスと言えばマーケティングに優れた会社というイメージでしたが、最近は広告宣伝費の削減やリストラなどで士気も低下し、この部分もかなり弱くなっていたんですね。経費を削減しながらブランド価値を上げていくのは、かなり困難な道だと思いますが、新経営陣にはがんばっていただきたいものです。
(12-5)繰延税金資産の取り崩しについて説明して欲しい。
→(角井)繰延税金資産を12億円計上していたが、2年赤字が続いており監査法人とも相談し現段階の計画では今期も利益が出そうにないのでもうやだ〜(悲しい顔)取り崩す判断をした。将来的には黒字を実現し、有効に活用していく努力はしていくが、現段階では取り崩すという判断になった。
(13-1)販売先別の比率はどのようになっているのか?
→おおよそナショナルチェーンが4割、FCも含めてリーバイスストアが3割、地域のジーンズチェーンやジーンズショップが2割くらいです。
(14-1)リーバイスストアを増やしていくと書いてあるが、展開が遅れている。今後の展開は?
→リーバイスストアはFCを含めて29店ある。展開が遅れているのではなくて、現状流通在庫が多かったりして市場が混乱している。そのような状況で店舗を作っても(ディスカウント店にお客が流れたりして)リーバイスストアに来てもらえない。リーバイスストアを増やしていきたいが、まずはマーケット環境を整えてから展開していきたい。環境が整理できたら大きな商圏から順次展開していきたい。
(15-1)流通在庫を引き上げてからリーバイスストアを展開していくということか?
→ここ数年ディスカウントイメージが強くなってしまった。まずはここを徹底的に大掃除していく。かなり整理できてきたが、まだ一部残っている。リーバイスのアイコンブランドであり、ジーンズの歴史でもある501のディスカウントを徹底的に整理しようと努力している。

以上で質問も出尽くし、質疑応答は終了となりました。
後半徐々に説明にも熱が入ってきましたが、コスト削減については物足りない回答だな〜と感じました。リストラに頼るばかりでは社員の士気も低下するでしょうし、悪循環に陥る可能性もあります。本社の移転で家賃が下がるのはいいことですが、港区だとまだ高いイメージがあります。もっと郊外に移転するなど、メリハリをつけて聖域なく見直して欲しいですね。


続いて決議事項に対する審議となりました。
(第1号議案)
(1-1)定款に中古品の売買を追加するが、具体的に何を行うのか教えて欲しい
→中古品の売買を大々的に行うわけではない。リーバイス・ビンテージストアをオープンしたが、店内装飾やそれに合わせて限定的に販売するため、アメリカから古着のジャケットなどを輸入した。そのため定款に追加した。本格的に中古売買を行うわけではない。
(2-2)茶・清涼飲料の販売が定款に載っているが、そんなイメージがない。実際何をやっているのか?
→現時点では事業としては何もやっていない。

以上で議案に対する質疑応答も終了し、無事採決されて株主総会は終了となりました。
2〜3年後には業績も改善してくるのでしょうか?
早期に高収益・高配当銘柄に復帰してもらいたいものです。
来年は事業説明会もぜひ復活させて欲しいですね手(チョキ)
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リーバイスジャパン(9836)
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マイルストーンが手掛けた銘柄のその後〜その1

ヤフー掲示板ではひどい扱われ様なんですがわーい(嬉しい顔)それだけ危機感を感じているということなんでしょうか?
それでは過去、マイルストーン・キャピタル・マネジメントが手掛けた銘柄がその後どうなっているのか見てみたいと思います。

(1)新日本建物(8893)2009年6月24日発表 当日終値82円 マイルストーン初登場exclamation×2
マイルストーン・キャピタル・マネジメント株式会社の設立は、2009年2月9日なので、この新日本建物が第一号の投資案件のようです。
 第三者割当増資 1,369,900株(単価 73円)
 (マイルストーンの引受分 274,000株 2,000万円分)
 新株予約権 20,550,000株分(行使価格 73円)発行価格 0.365円/株
 すべてマイルストーン・キャピタル・マネジメントが引き受け
 アレンジフィー 7,100万円
exclamation×2
こういったエクイティファイナンスを提案するだけで7千万円もの報酬がもらえるんですから美味しいですよね。次々と新しいスキームが開発されるのもよく分かりますね。
新日本建物が発行した新株予約権もサムティとまったく同じタイプのスキームです。
新株予約権発行前に村上三郎社長から、株式貸借取引により100万株借りているのも全く同じです。大量保有報告書を見ると、新株予約権の払込み前に46万株ほど売却していて、4千万円弱の資金を確保しています。金額が大きいのは新株予約権払込み750万円に加えて、第三者割当増資引受分2,000万円が必要だったからだと思われます。新日本建物の場合は自己資金ゼロでの投資のようです。まだ会社を立ち上げたばかりで資金的に余裕がなかったのでしょうか?
新日本建物(8893)
ピンクで囲っている部分がマイルストーンが売却していたと想定される時期です。赤色の線が行使価格73円辺りを示しています。
新株予約権発行後、一度は値を上げて出来高も急増しています。この時期はマイルストーンも積極的に売却して儲けています。しかしその後は株価も低迷して、売却が進みません。結局11月12日時点で残存する新株予約権を会社側が発行価格で買い戻すことと、新たな第三者割当増資を行うことが10月5日に発表されています。株価が上がらない場合は会社側に買い取ってもうらうわけですからまさにノーリスク・ハイリターンですよねるんるん
株価が低迷しているんですからマイルストーンが新株予約権を行使する可能性は低いので、会社側が買い取る必要性はありません。それなのに買い取っているという点で会社側との癒着というか不透明さを感じてしまいます
新たな第三者割当増資の引受先として登場してくるのが、株式会社GYAKUSANです。おなじみの会社ですね。2009年頃は金融機関からの資金調達が厳しかったので、こういった新興の投資育成ファンドexclamation&questionが大活躍しているようです。
 第三者割当増資 20,635,400株(単価 63円)アレンジフィー 2,220万円
マイルストーンが手掛けていた頃の高値が128円ですが、その後100円を超えたことは一度もなく、出来高も急減しています。連続しての増資で希薄化も進み、株価の低迷が続いています。

(2)ヤマノホールディングス(7571)2009年9月25日発表 当日終値37円
マイルストーン第2号案件です。マイルストーンの引受分は2,425万株分です。残り607万株分はヤマノネットワークが引受ます。
 新株予約権 30,320,000株分(行使価格 33円)発行価格 0.1566円/株
 アレンジフィー 5,000万円
exclamation×2
こちらも同じスキームで、割当前に山野彰英代表取締役会長の持ち株会社ヤマノネットワークから70万株を借りています。払込み前に70万株すべてを売却しているので、3千万円ほどの資金を手元に持っていたことになります。新株予約権の払込みは380万円程度なので、無償で会社からあるいは株式市場から借金しているようなものです。こちらも自己資金ゼロのノーリスク投資です。

ヤマノホールディングスもその後業績が低迷し、株価も33円を下回って推移したので、結局は2010年3月5日付けのリリースで新たなエクイティファイナンスが発表され、行使残の新株予約権を会社側が買い取ることになりました。680個マイルが手元に残した理由は不明です。
ヤマノホールディングス(7571)

(3)倉元製作所(5216)2009年10月19日発表 当日終値98円
マイルストーン第3号案件です。
 新株予約権 6,250,000株分(行使価格 80円)発行価格 0.3909円/株
 アレンジフィー 2,200万円
exclamation×2
こちらも同じスキームで、割当前に創業一族の資産管理会社と思われるクラモトファイナンスから40万株を借りています。払込み前に21.2万株を売却しているので、2千万円ほどの資金を手元に持っていたことになります。新株予約権の払込みは244万円程度なので、無償で会社からあるいは株式市場から借金しているようなものです。こちらも自己資金ゼロのノーリスク投資です。
倉元製作所

(4)アパマンショップホールディングス(8889)2009年10月20日発表
マイルストーン第4号案件です。多数の出資者の中の1社としての参加という新たなパターンです。
 第三者割当増資 325,984株(単価 4,644円)
 (マイルストーンの引受分 12,919株 6,000万円分)
 新株予約権 507,000株分(行使価格 4,902円)発行価格 24.755円/株
 (マイルストーンの引受分 117,000株 引受価格 290万円)
 アレンジフィー 30,000万円
exclamation×2
第三者割当増資も一部引き受けていますが、やはり新株予約権の取得にこだわりがあるみたいですね。割当先には上場企業も複数含まれるスキームであり、今回は「現時点においては、当社グループの役員、役員関係者及び大株主と今回の割当予定先との間における当社株式の貸借に関する契約・合意等、並びに契約・合意等を行う予定はない旨を、割当予定先から聴取しております」ということだそうです。だから売るための玉として、第三者割当増資も引き受けたのかもしれませんね。
アパマン

(5)インターアクション(7725)2009年10月21日発表 当日終値26,600円
3日連続で新株予約権の割当発表があるとは、この時期活発に活動していますね!
 新株予約権 41,620株分(行使価格 24,030円)発行価格 115.95円/株
 アレンジフィー 4,600万円
exclamation×2
同時に木地英雄社長にも新株予約権を割当てていますが、こちらの方が行使条件が不利になっています。さらにアレンジフィーもマイル側の方が10倍以上も支払っています。より有利な新株予約権をより高いコストをかけて発行しているんですから不透明さを感じてしまいますね。
こちらも同じスキームで、割当前に木地英雄社長から3,000株を借りています。払込み前に195株を売却していますが、10月23日には111株の売りとなぜか142株の買いがあり、合計では53株の売りで154万円ほどの資金を手元に持っていたことになります。
10月23日は27,190円から始まり、30,000円の高値を付けて29,850円で引けているので、ほぼ高値引けという感じです。日中の動きは分かりませんが、まず買いを入れて株価を上げながら一方で売却もしていたとなると、相場操縦などの問題にもなるのではないでしょうか?この日の出来高は440株と急に増えていますが、うち253株がマイルがらみの出来高ということになります。
新株予約権の払込みは483万円程度なので、こちらも自己資金330万円ほどのローリスク投資です。
インターアクション

(6)サムティ(3244)2010年6月15日発表 当日終値30,300円
 新株予約権 32,500株分(行使価格 28,000円)発行価格 111.93円/株
 アレンジフィー 5,460万円
exclamation×2
こちらも同じスキームで、割当前に森山茂社長から1,000株借りています。
サムティについては下記の記事にまとめていますのでご覧ください。
 次項有 サムティ(3244)の新株予約権ノーリスク・ハイリターン

(7)アイディーユー(8922)→ジアース 2010年8月12日発表
NISバリューアップ・ファンド3号投資事業組合が保有する新株予約権を譲り受け

アスラポート・ダイニング(3069)2010年9月発表以降のマイルストーン銘柄については、下記ブログで記事にしていきます。
資金調達に困っている赤字のバイオベンチャーに目を付けたようです(笑)
 マイルストーン・キャピタル・マネジメント2
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ひらめき
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トーセイ(8923)2011年株主総会レポート

2011年2月23日(水)10時から、東京都中央区銀座の時事通信ホールで開催されたトーセイ(8923)の第61回定時株主総会に行ってきました。
トーセイはマンション開発から中古マンション再生事業、不動産の流動化など、不動産事業を幅広く展開している会社です。トーセイの株主総会に出席するのは初めてです。
2011年2月23日(水)の株価 37,450円(東証2部 8923)1株単位 11月決算
PER 25.2倍、PBR 0.70倍、配当利回り 1.34%、株主資本比率 39.0%
監査費用 2,800万円(売上比 0.11%) 新創監査法人
株主優待 なし

     トーセイ(8923)のホームページ

     トーセイ(8923)のヤフー株価情報
トーセイ(8923)
過去の株価推移を見ると、サブプライムショック、リーマンショックなどの影響を受けて業績が落ち込んだことから、株価も低迷が続いています。それでも赤字に陥らずに業績を立て直してきたのは素晴らしいと思います。業績は底を打った感じなので、今後株価も立ち直ってくるといいですね。
スケジュール
10:00〜10:23 事業報告
 10:02〜10:05 監査報告 本田安弘常勤監査役
 10:05〜10:23 営業報告 映像+女性ナレーション 事業報告を要約して読上げ
10:23〜10:25 質疑応答 質問者0人exclamation×2
10:25〜10:27 決議事項の説明・審議・採決 拍手方式 すべて可決
 第1号議案 剰余金処分の件 配当500円 前期から据え置き
 第2号議案 退任取締役に対し退職慰労金贈呈の件 内藤取締役が退任
10:40〜11:06 事業戦略説明会
11:06〜11:30 質疑応答 質問者4人 計6件 24分exclamation×2
トーセイ(8923)
お土産 スイートバジル栽培セット 後渡し
飲み物サービス お茶ペットボトル350ml、休憩中にコーヒー、オレンジジュースのサービス
経営戦略説明会 あり
懇親会 なし


さて注目の株主総会格付けですが、事業説明会を開催するなど会社の現状を株主の方々に理解してもらおうという姿勢は感じられましたが、質問はゼロで山口社長も質問を促そうという感じはあまりしませんでした。お土産も用意されていましたが、かなり重たくて遠方から来た私は持ち帰るのに苦労しました。これらを総合的に判断し、トーセイ(8923)の株主総会格付けは 『C−』 としました。
   議決権を有する株主数       7,008名、その議決権数  456,840個
   議決権返送&出席株主数     1,063名、その議決権数  290,734個
トーセイ(8923)
株主総会は築地に近い時事通信ビル2階の時事通信ホールで開かれました。とてもいい天気でするんるん
会場内は(4+4+4+4)×11という配置で椅子が並べられ、176人分の席が用意されていました。出席率は4割程度で、70人くらいの出席者数でした。テーブルがないのでメモを取るのに苦労しますね。正面には大きなスクリーンが用意されていて、事業報告や事業戦略説明会で使用されました。
受付横にはお茶のペットボトルとマスクが用意されていました。
お土産があるのはありがたいんですが、スイートバジル栽培セットの中には栽培用の土なども入っているのでけっこう重くて、株主総会が続いた私としては、持ち歩くのに苦労しました。昨年は携帯用のお箸、2009年はトーセイの文字が浮き出てくるマジックビーンとエコバックだったようです。環境への優しさをアピールしたいようですが、毎年ちょっと微妙なお土産ですねわーい(嬉しい顔)せっかくのエコ商品も使われなければごみになってしまうので、クオカードなどのかさばらなくて便利なものがありがたいです。
山口誠一郎社長の挨拶から株主総会はスタートとなりました。
事業報告はナレーションと映像で行われました。株主総会後に事業戦略説明会が開催されるので、要約して説明という感じでした。招集通知にはざっと目を通してくる株主が多いと思いますし、事業戦略説明会を行うなら報告事項は短時間で済ませてもいいと思います。
続いて質疑応答となりました。
質問は1問1答形式で行い、複数質問がある場合は再度指名を受けてくださいと説明がありました。
山口社長が、何か質問はありませんか?と呼びかけましたが、誰も手を挙げません。私も株主総会4連荘だったので、誰か質問するだろう、その間に質問を考えればいいや!と事前に考えていませんでした。誰も手を挙げないので、何か質問しないと!と焦っているうちに、質問も無いようなので議案の審議に移ります、とあっさり打ち切りとなってしまいました。例年どうなのかは分かりませんが、質問がゼロとは寂しいですね。山口社長ももう少し、何でもいいのでぜひ質問してくださいね、などと株主に呼びかけてもいいのではないかと感じました。
決議事項についてもまったく質問なく終了し、27分ほどで株主総会は終了となってしまいました。今回は準備不足だったな〜と反省しています。


その後10分ほど休憩時間を取り、10時40分から事業戦略説明会が開催されました。その間に事業戦略説明会の資料も配布されました。カラーで分かりやすい資料ですね。
休憩時間中にはロビーでコーヒー、オレンジジュースのサービスがありました。株主総会が終わったら帰ってしまう株主が大半で、残っていたのは2〜3割程度でした。せっかく事業説明会を開催してくれるのにもったいないと思います。
事業戦略説明会には山口誠一郎社長と平野昇取締役が出席していて、山口社長から説明がありました。
決算説明会の資料を使って、分かりやすくトーセイの現状と今後の戦略について説明がありました。
人気エリアの条件の良い賃貸マンションを一棟買いして、共用部分のデザイン性向上・セキュリティ面・快適性などバリューアップさせたうえで、分譲マンションとして販売するRestylingリスタイリング事業に力を入れているようです。賃貸マンションなので、まずは共用部分のバリューアップを図り、入居者が出ていった部屋から室内も改装して、分譲マンションとして販売する事業です。トーセイの資金力を活かして一棟丸ごと購入し、共用部も含めてバリューアップするのがポイントのようです。
 もうリフォームでもリノベイトでもない、トーセイからの提案 トーセイのリスタイリングというキャッチコピーで、専用のホームページも準備して力を入れています。
 次項有 リスタイリング物件紹介ページ
その後質疑応答となりました。こちらでは質問も出てホッとしました。
とはいえ最初の質問というか意見は、コンサルタントをしているという男性から、7分近くにもわたる大演説でした。あまりにも長いので売り込みなのかな〜と感じてしまいました。最初に業績や財務内容が素晴らしいぴかぴか(新しい)と会社をヨイショしていましたしわーい(嬉しい顔)出席者の貴重な時間を使っているんですから、要点をまとめて簡潔に話す必要があると思います。売り込みなら説明会後に行えばいいのになどと感じてしまいました。
トーセイ(8923)
質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています(敬称略)
(1-1)コンサルタントをしているが顧客の話を聞くと、省エネへの対応に苦労しているという声が多い。小手先の対策では限界にきていて、ビル全体で空調システムの見直しを行わないと基準をクリアできない。トーセイの不動産ビジネスに活かせるのではないか?
→当社の努力をお褒めいただきありがとうございます。また、環境・エネルギー対策について貴重なご意見をいただきありがとうございます。基準を達成するには建て替えるしかないという声もあるので、コストも含めて他の方法がないか顧客と一緒になって知恵を絞り、対応していきたい。
(2-2)リスタイル物件で環境が良くなって入居者が出て行かなくなった場合収益性はどうなるのか。物件の価値が上がるので賃料も上げるのか?
→トーセイは賃貸事業も手掛けており、過去の統計データからすると3〜4年程度で自然に入れ替わっている。それを踏まえて、リスタイリング事業は4〜5年のローンで資金調達している。今まで手掛けたリスタイリング物件では、もっと早く入居者が入れ替わっている。
共用部のバリューアップも行っているので、常識的な賃料アップも行っている。家賃を上げれば7%くらいの利回りになるので、持っていても問題ない。売却すると現在では20%くらいの売却益が見込める。
(3-2)説明の中でLTV(ローンtoバリュー)などを使って今後の財務面のシミュレーションがあったが、自己資本は一定だった。これは、当面増資は考えていないと捉えていいのか?他の不動産会社では第三者割当増資をしている会社もあるので確認したい。
→あくまでシミュレーションなので自己資本を一定にした。実際は利益も積み上がっていくので、自己資本は増えていく。上場不動産会社のうち50社が倒産し100社くらいが生き残っている。トーセイの39%という自己資本比率は、上から25〜30社くらいに入る高い数値です。数年前までは30%あれば安定した会社ですねと言われていたので、今の状況は少し異常だと思う。(自己資本比率を30%まで下げるなら、その分借り入れができるので)当面はエクイティファイナンスを行わなくても経営できると考えている。
しかし上場企業の経営を行っていると、エクイティファイナンスは四半期ごとに必ず議論する問題です。経済環境や不動産市況、当社の成長戦略、財務戦略、金融機関の貸出し姿勢などを総合的に判断して、エクイティファイナンスのタイミングを議論している。当面エクイティファイナンスの予定はないが、タイミングについては常に検討している。
さらに付け加えると、過去3種類のファイナンスを行ってきたが、最近はライツイシューという株主割当増資を東証が進めるという話が何度も出ているので、色々な可能性を含めて検討している。当面は予定していないが、永遠にやらないというわけではない。
(4-3)トーセイは建売はやっているのか?
→幅広く不動産事業を展開しているので、建売事業も行っている。
(5-4)不動産ファンドの海外出資者の国別内訳を教えてほしい
→約80%弱が海外投資家です。国別は判断が難しいが、私のざっくりとしたイメージではアメリカ系3割、東南アジア系7割という感じです。海外投資家はオフショア経由で投資しており、正確には分からない。
(6-2)リスタイリング事業では賃料も上げるという説明だったが、賃料交渉が折り合わず退去するケースも多いのか?そのような事例が多くなると、トーセイの評判が悪くなるのではないか?
売却益を得るために高い賃料を提示して追い出しているのではないか?というレピュテーション・リスクは当然考えていて、常識的な家賃提示に努めている。セキュリティ面を強化したことによるコストアップの転嫁などで、大体5%前後の賃料アップ、高くても10%以内となっている。もちろん賃料を上げて欲しくないという声はあるが、大きなクレームにはなっていない。
15万円の家賃が15.8万円になる程度なので、賃料アップを理由に出ていく人はそれほどいない。


レピュテーション・リスクとは、会社や提供しているサービスに対する悪い評判が広まり、顧客の信頼を失うリスクのことです。インターネットが普及し、SNSやツイッターなどを通じて評判が一気に広まるので、会社側もリスク管理に取り組んでいるようです。
それにしてもリスタイリング物件はもともと高級賃貸マンションなんですねexclamation×2私の許容家賃範囲を大きく超えていますわーい(嬉しい顔)
以上で質問も出尽くして、質疑応答は終了となりました。
山口社長は丁寧に答えていて好感を持てました。なので尚更もっと株主総会の中でも積極的に質問を促したらいいのにな〜と感じました。
来年はもっと質問がたくさん出て、活発な株主総会になるといいですねるんるん
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2011年03月05日

毎日コムネット(8908)2011年株主総会レポート〜その1

2011年2月22日(火)10時から、東京都千代田区のKKRホテル東京 10階 瑞宝の間で開催された毎日コムネット(8908)の第32回定時株主総会に行ってきました。
毎日コムネットは、首都圏中心に学生向けマンションの建設を地主や土地を持っている会社に提案し、建物を一括借り上げして入居者の募集・管理業務などを行っている会社です。マンション以外にも学生向けサービスの幅を広げています。毎日コムネットの株主総会に出席するのは初めてです。

2011年2月22日(火)の株価 338円(JASDAQ 8908)100株単位 11月決算
PER 8.8倍、PBR 0.76倍、配当利回り 4.14%、株主資本比率 33.9%
監査費用 1,600万円(売上比 0.14%) 双葉監査法人
株主優待 11月末の株主に生活総合サービス ベネフィット・ステーション1年間の加入権
 詳しくは 次項有 毎日コムネットホームページの株主優待情報へ

     毎日コムネット(8908)のホームページ

     毎日コムネット(8908)のヤフー株価情報
毎日コムネット(8908)
上場来の株価推移を見ると、1,500円前後できれいなダブルトップを付けて、だらだらと下落が続いています。リーマンショックの影響も大きく受けていますが、業績は底を打ったようなので株価も回復を期待したいですね。
スケジュール
10:00〜10:22 事業報告
 10:03〜10:06 監査報告 篠原克行常勤監査役
 10:06〜10:22 営業報告 伊藤守社長が事業報告を読上げ+スクリーンに映像
10:22〜10:25 決議事項の説明
10:25〜10:52 質疑応答 質問者7人 計14件 27分exclamation×2
10:52〜10:54 決議事項の採決 拍手方式 すべて可決
 第1号議案 剰余金処分の件 配当14円(上場10周年記念配2円を含む)
 第2号議案 定款一部変更の件 警備業など追加、決算期を5月に変更
 第3号議案 取締役1名選任の件 経営体制強化のため社外取締役を1名増員
 第4号議案 監査役1名選任の件 木内監査役が任期満了となるので再任
10:54〜10:58 新任役員から挨拶
11:15〜11:36 事業説明会
11:36〜12:20 質疑応答 質問者7人 計15件 44分exclamation×2
毎日コムネット(8908)
お土産 クオカード1,000円分 後渡し
飲み物サービス エビアン、株主総会前にサンドイッチ、コーヒー、紅茶のサービス
経営戦略説明会 あり
懇親会 なし(株主総会前に軽食あり)


さて注目の株主総会格付けですが、株主総会前に軽食を用意してくれていたり、事業説明会を開催するなど、会社の現状を株主の方々に理解してもらおうという会社側の姿勢が感じられました。質疑応答についても丁寧に答えていたと思います。これらを総合的に判断し、毎日コムネット(8908)の株主総会格付けは 『B−』 としました。
   議決権を有する株主数       3,722名、その議決権数  89,600個
   議決権返送&出席株主数       836名、その議決権数  69,204個
毎日コムネット(8908)
株主総会は、東京メトロ東西線竹橋駅直結のKKRホテル東京で行われました。私は高速バスで東京入りしたので、歩いてホテルに向かいました。なので会場一番乗りです(笑)
7時には着いていましたが開場は9時15分だったので、質問など考えながら時間をつぶしましたわーい(嬉しい顔)
会場内は(4+2+4)×10の配置でしたが、後方は椅子の間隔が狭かったので120人分位の席が用意されていました。テーブルもあってエビアンのペットボトル330mlが置いてありました。
前方を除いてほぼ満席に近い感じだったので、100人くらいは出席していたようです。議長の後方に控える事務局は、たった2人でとてもスリムでした。普通は4〜6人位は座っていますが、2人でいいというのは伊藤社長が株主総会の運営に自信があるということなんでしょうね。スリムなのはいいことだと思います。
毎日コムネット(8908)
事業報告は伊藤社長が読上げて、関連する文字などをスクリーンに表示していました。せっかくなのでもっとグラフや写真なども使えばいいのにと感じましたが、株主総会後の事業報告会で詳しく説明してくれたので、これでいいのかもしれません。財務諸表については数字を読上げるだけでしたが、前年との増減を説明するなどもう少し分かりやすく工夫してもいいのではと感じました。また、単体の説明は連結と重複する部分が多いので、省略してもいいと思います。
続いて決議事項の説明があり、質疑応答となりました。
質問は確実に回答するため、1回1問ずつでお願いしたいということでした。とはいえ1人1問に制限するわけではなくて、続けて何問でも質問できるので特に問題はありませんでした。
毎年質問している株主が多いようでした。回答はすべて伊藤社長が行いました。


質疑応答 質問の数字は前が質問番号、後ろが質問者番号を表しています(敬称略)
(1-1)今期の見込みの実現度は?
→後ほど事業説明会で詳しく説明する。
(2-1)今期の入居率は?
→今が合格発表のピークだが、大学の数が増えているので、入学者を増やすために推薦入試の比率が高くなっていて、当社も10月から臨戦態勢をとっている。入居率は今期も順調に推移している。
(3-2)大学との提携の状況は?
→着実に増えている。関係が強固な提携校と、学内にパンフを置くなどの協力校の2つに分けている。提携先は慶応・早稲田など56大学59専門学校になっている。
(4-2)自社物件が増えているが、どの程度まで増やすのか?
→基本的には売却する方針だが、収益性の高い物件は長期借り入れに切り替えて自社保有にしている。
(5-2)親からの仕送りが減っているという報道があったが、業績への影響は?
→報道は全国平均の統計数字なので、首都圏で実施している自社統計とは少し異なる。仕送りが減っても安全や快適性へのニーズは強い。
(6-2)ワークスジャパンという会社を子会社化した効果は?
→ワークスジャパンは、ジャスダック上場のウィルソン・ラーニング・ワールドワイド(9610)の新卒採用部門が分かれてできた会社で、そこに38%出資した。日本を代表する企業への新卒採用のコンサルティング・PR活動を行っており、売上高は15億円規模です。詳しくは事業説明会で説明する。
(7-3)借入金が多いが金利が上がり始めている。対応は?
→銀行は会社の信用度を見て金利を決めるので、毎日コムネットはいい条件で調達できている。メガバンクなどが借りてくれと日参しているくらいなので問題ない。
(8-3)株主優待は今の制度がとても気に入っているので継続して欲しい。
→株主優待は1,300人が使っている。いろんな場所で使えて便利なのでぜひ使ってほしいし、今後も継続していきたい。
(9-4)警備事業を定款に追加するが、その目的は?
→唐突な変更だと思うかもしれないが、当社はリートに売却した大型マンションも管理しており、管理するためには警備の資格が必要になったため定款変更を行う。
(10-1)銀行とのコミットメント契約の状況は?
→枠を確保するだけでも手数料がかかるので、今はすべて解約している。借入金利は平均で2%を下回っており、有利な条件だと思う。
(11-1)新任役員候補の方に抱負など挨拶して欲しい。
→本人の意思を尊重する。
(12-5)特損が1.7億円あり、特に減損の内容はフットサル場のようだが、今後も減損が続くのか?
→フットサルは2ヵ所でスタートし、今は1ヵ所になっている。収益性が見込めるということで始めたが、事業を始めた時期の地価が高く、今のコスト構造では他社と競争にならない。競合が激しいので単価を上げられず、賃料も下がらないので赤字が続いており、契約満了までの期間分について減損を計上した。フットサル場は今後はやらない
(13-6)新卒採用が厳しい状況なので、毎日コムネットも力になるよう頑張ってほしい。
→私の息子も就活中だが、血縁関係者は入れないことにしているので、苦労しているようだ。当社でも実力のある人財は採用していきたい。
(14-7)入居者が5年連続で100%というのは素晴らしいが、1年を通してみるとどう推移しているのか?平均的な入居年数も教えてほしい。
→平均の入居率は97%くらいになる。2月くらいに退去する人がいるため、平均で100%にはならない。入居年数は2年強くらいです。

以上で質疑応答は終了となりました。
想定問答などには頼らず、自らの言葉で回答していて好感を持ちました。他の取締役の方々にも発言の機会があるともっといいと思いますが、事業報告会では取締役からの回答もあったので、全体ではバランスがいいですね。


その後議案も無事可決し、新任役員からも挨拶がありました。抱負を述べてほしいという要望があったので、社外取締役として期待されていることや、経験を活かして職務を全うするというような挨拶がありました。社外取締役の栂井尚志氏は、日銀出身で三洋証券や中部銀行の役員・頭取などを歴任しています。経歴は立派ですが、昭和12年生まれと高齢なので、学生向けサービスを提供する毎日コムネットの役員としては適任なのかな?と疑問に感じていましたが、しっかりと挨拶していました。
株主総会は以上の通り1時間弱で終了となり、15分ほどの休憩を挟んで事業報告会となりました。
休憩中も控室では飲み物サービスがあったようです。
事業報告会の様子は、毎日コムネット株主総会レポート〜その2でお楽しみくださいね。

 毎日コムネット(8908)2011年株主総会レポート〜その2 作成中です
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2011年03月04日

興銀リース(8425)会社説明会

3月4日(金)13時30分から名古屋東急ホテルで開催された、興銀リース(8425)の会社説明会に参加してきました。興銀リースは個人投資家向けのIR活動にも積極的で、毎年東京・大阪・名古屋で説明会を開催しているようです。私も2009年に続いて2回目の参加になります。
2011年3月4日(金)の株価 2,096円(東証1部 8425)100株単位 3月決算
PER 8.9倍、PBR 1.13倍、配当利回り 2.19%、株主資本比率 6.9%
株主優待 3月末の株主に図書カード3千円分 1年以上保有だと4千円分

 詳しくは 次項有 興銀リースホームページの株主優待情報へ

     興銀リース(8425)のホームページ

     興銀リース(8425)のヤフー株価情報
興銀リース
過去5年間の株価推移を見ると、リーマンショックなどの影響もあって2009年初め頃までは下落基調が続いていましたが、その後は順調に回復してきています。阿部勗社長が就任してから4年が経過しているそうですが、説明会の中で日経平均や同業他社と比べて堅調に株価が推移しているという説明をしています。東京の説明会では、社長就任時には3千円台だったが、まだ当時の株価に戻っていない!と指摘されたそうです。まあ100年に一度の金融危機もありましたし、それでも先行き不透明なリース業界の中で頑張っているのではないでしょうか?
一方でヤフー掲示板を見ても書き込みはまばらで、個人投資家には人気がないのがよく分かります。だからこそ説明会にも力を入れているのでしょうが、ノンバンクというイメージの悪い業種だったり、今後の成長性をイメージしにくいという部分で、個人にはあまり人気がないのかなと感じます。投資家向けの説明会ではもっと今後の成長戦略について時間を割く必要があるのではないかと感じました。毎回会社の説明部分が長いように感じます。興銀リースを理解してもらうという点では大事ですが、個人株主を増やしていくためには、今後株価が上がりそうだなと期待できるような内容も重要だと思います。
興銀リース(8425)
お土産は大型のメモ帳のようなものでした。ぱっと見た目は豪華なように感じますが、あまり使う機会はなさそうです。阿部社長はあまりお好きでないようですが(笑)クオカードなどのお土産の方がかさばらないしありがたいですね。もちろん図書カードも大歓迎でするんるん
会場内ではコーヒーのサービスもあり、至れり尽くせりという感じでしたわーい(嬉しい顔)

2年前と比べると株価も2倍以上になっているんですね!前回の説明会後に投資していたら良かったです(笑)
事業内容などについては2年前のレポートも参考にしてくださいね。
 次項有 興銀リースの会社説明会報告レポート 2009年3月2日

説明は阿部勗(つとむ)社長が行いました。300人以上が出席していて大盛況でした。
興銀リースグループの概要や特徴などは過去の説明会と同じような説明でした。
説明中には余談が挟み込まれたりしていて、分かりやすくて興味を持ってもらえるようなプレゼンテーションだったと思います。
最近の業績については、2009年以降市場金利の低下や企業倒産の減少により、リーマンショックによる業績の悪化から立ち直りつつあります。リース業にとっては借入金が事業会社の仕入れのようなものなので、金利の低下はプラス要因になります。
業界のリース取扱高全体では2010年第3四半期累計で7.8%減と市場の縮小が続いているが、興銀リースの契約実行高は7.4%増と好調に推移している。これは、大企業向けや海外向けの需要を取り込むことができたためであり、業界全体ではマイナス基調のなか好業績を達成できている。営業資産残高の減少が続いてきたが、堅調な契約実行により底打ちの兆しが出てきている。
2010年第3四半期実績は大幅増益を達成しており、通期の計画に対する利益進捗率も90%を超えている。今後も専門性の高い分野やアジア営業の強化により、特色ある法人向け総合金融サービス会社を目指していく。
株主還元については、今期の配当は46円を予定しており、9期連続の増配となる。年2回株主アンケートも実施しており、野村証券からも褒められている。
株主優待については、3千円分の図書カードを進呈している。1年以上保有いただいた株主様には4千円分の図書カードを送っている。
アンケートなどでは図書カードよりクオカードの方がいいと言われるが、クオカードだとコンビニなどで使っておしまいという感じになってしまう。図書カードならお孫さんに本などを買ってプレゼントすることもできる。私は新入社員には本を読むよう薦めており、今後も図書カードの株主優待を続けていきたい。

なぜ図書カードなんだろう?と思っていましたが、阿部社長の思い入れがあったんですね。
でも実際のところあまり使い道はありません。私も本をよく読む方だと思いますが、たいてい図書館で借りてきます。買ってまで読みたいという本は少ないので、図書カードも溜まる一方です。まあヤフオクで売ればいいんですけどね。そんな人が増えると阿部社長の思いも伝わらないことになってしまいますね^_^;


その後は質疑応答となりました。真っ先に手を挙げたのは、こういった会社説明会ではいつもたくさん質問をしている方です。会社説明会ではよくお見かけするんですが、株主総会ではまったくお見かけしないのが不思議です。投資している会社が違うのかもしれませんが、地元の会社の株主総会でもまったく見かけたことがないのは謎です(笑)

質疑応答 流れを考慮して若干順番を入れ替えています。
(1-1)みずほグループでは傘下の証券会社が合併するという報道もあるが、リース会社も3社ある。昨年も質問したが、グループの3社が合併すれば効率が上がり、もっと利益も出るのではないか?
→みずほグループの興銀リース、芙蓉総合リース、東京センチュリーリースの3社が合併する可能性は?という質問だが、私は合併しない方がいいと考えている。リース事業は借り入れが原材料であり、リーマンショック後に最初に立ち直ったのは興銀リースです。リース業界最大手はオリックスですが、業績を立て直すのに苦労していた。規模が大きくなると借入額も巨額になり、借り換えや資金調達が困難になる部分もある。もちろんある程度の規模は必要であり、当社も1.5倍程度までの規模拡大は必要だと考えている。
3社が統合すると効率が上がるという指摘だが、興銀リースの名古屋支店も十数人規模であり、少人数で運営しているので、規模を拡大してもコストダウンメリットは少ない。3社が一緒になることは絶対ない!とは言い切れないが、一緒になったから伸びるわけでもなく、それぞれの特色を出してやっていくのが一番いいと思っている。

芙蓉総合リース(8424)2月4日付のリリースで、2年以上保有の株主には5千円分の図書カードを進呈すると発表していて、株主優待を拡充しています。興銀リースの長期株主優遇制度は、1年以上保有で4千円ですが、2年以上は5千円にして欲しいという声が出てきそうですね。株主優待でもグループ内で切磋琢磨して欲しいものでするんるん興銀リースからするとやられた(笑)という感じなのでしょうか?
(2-1)3社でバッティングすることはないのか?
→よくあります(笑)やったりやられたりしています。そうして切磋琢磨しながら頑張っていきます。
(3-1)業績が好調という説明だったが、同じグループの芙蓉総合リースの方が売上・利益とも伸び率が高い。なぜ芙蓉総合リースに負けているのか?
→芙蓉総合リースは、日本抵当証券株式会社、シャープファイナンス株式会社を子会社化しているので、連結での伸びが大きくなっている。芙蓉総合リース単体と興銀リースを比べると、当社の方が伸びは大きい。
(4-2)メガバンクの業績は悪いが、何かアドバイスはないか?
→金融と言ってもやっているビジネスは全く違うので、アドバイスと言われても...(笑)


(5-3)資金原価が下がり、信用コストも低下しているのが好業績につながっていると思うが、3Qで90%以上の進捗率なのに通期業績見込みを上方修正しなかったのは、何か4Qに不安要因があるのか?
→他のリース会社も当社と同じように3Qは好調に推移しているが、上方修正はしていない。不透明な要因は2つあり、1つは法人税率の引き下げです。現状40%→35%に下げる方向で審議されているが、国会の状況が流動的で法案が成立するかが不透明です。35%に下がった場合、40%で計算している繰延税金資産を35%の税率で計算し直す必要があり、特別損失が発生することになる。当社の場合は7億円ほどだが、規模が大きい会社だともっと影響が大きくなる。他社も含めてこの問題のために今期の業績を慎重に見ていると思う。
加えて、興銀リースにはあまり影響がないと考えているが、中小企業金融円滑化法案(国民新党の亀井党首が提唱した法案で、中小企業の資金繰り救済のため、金融機関に借金の返済を一定期間猶予するよう努力する義務を課した法案)が延長されなかった場合、貸し倒れが少し出てくる可能性がある。
これらの要因があるので今期の業績を慎重に見て、上方修正を見送った。
興銀リース(8425)
今期の業績の状況は上記の通りです。(金額単位:億円)
特に利益面での進捗率は高く、なぜ上方修正しないのか不思議ですね。
回答では繰延税金資産と貸倒れ増加の可能性ということでしたが、貸倒れの影響はほとんどないと思うと回答していたので、特に営業利益・経常利益については上方修正してもいいのではないかと感じます。倒産が増えたとしても、金融円滑化法の影響ならば中小・零細企業でしょうし、興銀リースのメインの客層とは異なります。さらには担保などを押さえたり、与信管理もしっかり行っているはずなので、2月3月で急に貸倒れが増加するというのは考えにくいと思います。
繰延税金資産の評価替えで7億円の特損が発生する影響はありますが、その分税金が減るとすれば純利益への影響は4億円程度です。3Qまでで前年を22億円も上回っていますし、3Qまでの好調な地合いが続いているなら、4億円程度の特損は十分に吸収して計画を上回りそうに感じます。もう少し詳しい説明が欲しかったですね。個人投資家相手だからこの程度の説明で十分だろう、となめられているのかもしれません。アナリストミーティングなら、もっと突っ込んだ議論がされているのではないでしょうか。
興銀リースは個人株主が少ない点が問題だと思うので、業績や今後の成長戦略などについて、個人投資家にももう少し詳しい説明をして欲しいと思いますね。

(6-4)興銀リースのビジネスモデルは、自社で考えて客先に提案しているのか?それとも客先からこんな仕組みはできないか?という提案をもらって実施しているのか?
→両方ある。当社はテーラーメードで提案するケースが多いので、お客様が抱えている問題を解決するために、打ち合わせをしながら最適なスキームを作り上げている。顧客とコラボレーションしながら業務を行っているので、顧客に株主になってもらっていることも多い。それが当社の株主構成にも表れている。
(7-5)社長はプロパーが多いのか?天下りが多いのか?後継者はどう考えているのか。
→銀行がリース業務を始めた時は、本体で手掛けてはいけないということで、各社とも別会社を作ってリース業務に参入した。そのため銀行と一体になって営業活動を行っていたので、銀行から来た社員も多い。現在社員数は600人ほどだが、銀行にいた人間が30〜40人いる。他にはキャタピラー三菱にいた人や船会社にいた人など、それぞれの専門分野に詳しい人の寄りあい所帯になっている。私はみずほ銀行から来たが、後任社長が銀行系になるかは未定です。もうちょっとばかり私がやりたいと思っていますのでよろしくお願いします(笑)

以上で質疑応答は終了となりました。阿部社長の人柄が感じられて面白かったですね。
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2011年03月02日

サムティ(3244)の新株予約権ノーリスク・ハイリターン

株式投資の疑問を追及するシリーズ第二弾です!
株式投資を行っていると、おかしいよな〜と感じることが時々ありますが、今回は最近目立つ不透明な増資について考えてみたいと思います。
例に取り上げるのは、不動産会社サムティ(3244)が2010年7月1日に、マイルストーン・キャピタル・マネジメント株式会社に割り当てた新株予約権を使った増資です。
マイルストーン・キャピタル・マネジメントは財務内容が悪化し、資本が喉から手が出るほど欲しい会社を狙って、仲介会社?とタッグを組んで自社に有利な増資を働きかけているようです。
リーマンショックで業績と銀行借り入れが厳しくなって以降、同じような増資があちらこちらの会社で目立っています。以前のMSCBよりはマシですが、それでもほとんどノーリスクで短期間にハイリターンが見込めるような増資は、問題があると思います。さらには会社側も資金を手に入れるために(新株予約権を行使してもらうために)、行使資金を事前に用意するために貸し株を提供したり、業績の上方修正を発表したりして、新株予約権を行使しやすい環境の整備に努めているように見えてしまいます。
一時的には株価も上がり良いことのように見えますが、売り逃げた後はまた出来高も細り、高値で掴まされた個人株主が泣きを見るという結果になるかもしれません。
(注記)MSCBについて
以前多用されて問題になったMSCBは転換価格が見直される新株予約権で、割当後に空売りをかけて株価を下げることで、転換価格が下がり発行株数も膨大な株数になって、ファンド側の儲けも巨額になる商品設計になっていました。ファンドが売り逃げた後には、膨大な発行済み株式数と低迷する株価だけが残されて、一般の株主に多大な被害を与えました。今では証券取引所などで規制がかかり、このようなスキームを実施するのは非常に困難になっています。

マイルストーン・キャピタルが過去に手掛けた銘柄についても、その後の推移を少しずつまとめてみたいと思っています。ヤフーのサムティ掲示板で非難の嵐に見舞われていますのであせあせ(飛び散る汗)
 次項有 マイルストーンが手掛けた銘柄とその後の株価推移
以前から同じようなスキームで、ノーリスク・ハイリターンを享受しているんですねexclamation×2

マイルストーンなどが提案している新株予約権は、転換価格は下がらない設計になっているので、当初の見込み以上に発行株式数が増えることはありません。そして転換価格が下がらないことから、既存の株主にも迷惑をかけない設計になっているるんるんと一様に強調しています。
しかしこの新たなスキームは、株価が上がれば青天井で利益が膨らむ構造になっています。理論上はMSCBよりも巨額の儲けをファンド側にもたらすことも可能です。一方で株価が上がらなければ新株予約権を行使してもらえないので、会社側とファンド側の思惑が完全に一致する商品設計になっています。まあそれがファンド側の狙いなんでしょうけどね。
そのため会社側もなんとか株価を上げようと必死になってくれます。ファンド側からすると狙い通りです。
一見株価が上がるので、既存の株主にもメリットがありそうですが、無理やり持ち上げられた株価を高値圏で維持するには無理があるので、ファンド側の売りが終わるとまた元の株価に戻ってしまうのが一般的だと思います。この間に業績が大幅に改善すれば株価が上がる可能性もありますが、注目が集まって人気化し、持ち上げられた株価は、人気が無くなるとともに元に戻るのが通常です。
会社側の業績上方修正などの援護射撃で株価が上がりますが、そこを狙ってファンド側の転換売りが続くので、株価は徐々に軟調になります。するとヤフー掲示板などには、ファンドの売りが終われば重しが取れて青天井で上昇する!などという威勢のいい書き込みが出てきますが、本当にそうなんでしょうか?
威勢のいい書き込みをしているのは、マイルストーン側の人なのかもしれませんけどねあせあせ(飛び散る汗)マイルストーンとしては買い注文がないと新株予約権を捌けませんからね!なにもマイルストーンを儲けさせるために高い買い注文を入れる必要もないと思いますが、個々人の判断なのでこのくらいにします。
それではマイルストーン・キャピタルの売却とサムティの動きについて、順を追って見ていきます。
以下の表の見方について
大量保有報告書のデータを元に作成しています。日々の売却株数は分かりますが、売却単価は分からないので、その日の終値を使用しています。ですから実際にはもっと高く売却しているものと思われます。
売買金額欄は、終値を使って計算した売却金額と、新株予約権を行使して取得した購入金額を表示しています。マイナスの数字はマイルストーン側の支払いを表しています。売買金額の単位は万円です。累計欄はその売買の累計金額です。最後の出来高欄はその日のサムティの出来高で、割合はマイルストーンの売りがその日の出来高に占める割合を表しています。
サムティ新株予約権
まずは5月13日に、サムティの筆頭株主である森山茂社長から、マイルストーン側に1,000株持ち株を貸し出しています。この株を売ればマイルストーンの証券口座に現金が入ってくるので、自己資金を用意しなくてもサムティ側への新株予約権の払い込みが可能になります。
新株予約権の割当は7月1日で、364万円の支払いが必要ですが、その前に借りた株を売却して200万円近くの資金を作っているので、実質的には170万円ほど自己資金があれば、32,500株ものサムティ株を買う権利を取得することができたことになります。もっと言えば、2,900万円分ほどサムティの森山社長が資金を貸してくれているので(貸し株の千株を時価評価すると2,900万円になる)自己資金ゼロでも引き受けは可能ということになります。
サムティのプレスリリースでは、マイルストーンには引き受けるだけの十分な資金を持っていることを確認したと書いてありますが、3千万円近くも森山社長が貸してるんですから資金的には問題ないに決まっています。この一文はジョークみたいですねわーい(嬉しい顔)
今回のスキームを設計・提案した会社には5千万円近くが支払われています。たぶんマイルストーンのお仲間が提案していると思うので、このフィーだけでも十分な資金になります。マイルストーンを紹介した株式会社オプティマム・キャピタル・アドバイザリーなる会社についてはまったく情報がありません。あまり表に出したくないんでしょうね。さてそんな感じで新株予約権を引き受けましたが、わずか7日後にはサムティから業績の上方修正が発表されていますexclamation×2
いくらなんでも早すぎませんか?がく〜(落胆した顔)7月1日から9月6日までの売買状況は明らかにされていないのでわかりませんが、この間に395株を売却しています。2.9万円以上で売却していると思うので、十分儲かっていますよね。予想外だったのは思ったほど株価が反応しなかったことでしょうか(笑)
9月から12月中頃まではそんなに売買・株価とも盛り上がらなかったので、小刻みな売却にとどまっています。それでも売却が進み手元資金に余裕ができたのか、11月15日には借株を森山社長に返却しています。不思議なのはわずか20日後にはまた千株借りていることです。株を借りてからは売却ペースが上がっていますね。


サムティ新株予約権
12月21日には、千株では足りないexclamation×2ということなのか、さらに2千株森山社長から借りています。
借株数を増やして大量の売却に備えるとは、今後株価が上昇することを事前に知っていたのでしょうかexclamation&questionなどと勘ぐりたくもなりますね。
儲ける準備は万端だ!というかのように、1月からは株価・売却株数とも大幅に増加しています。1月5日には1,114株も売却しています。
そして1月11日に、お待ちかねの2回目の業績上方修正が発表されました。
翌日からは売りまくりという感じですね。それでも株価は上がっていくんですから、マイルストーンにとってはこんなに美味しい話はありませんね。業績上方修正に飛びつき買った人たちは、マイルストーンを儲けさせるために買っているようなものです。
1月24日には手元の売り玉がとても足りないexclamation×2ということなのか、さらに森山社長から2千株借りています。合計5千株になり、高値を付けている間に売りまくるぞーという意気込みが伝わってきます。連日30〜50%はマイルストーンの売りという感じが続きます。マイルは儲かるし、サムティとしても株式への転換が進んで資本が調達できるので、こんなに美味しい話はありません。とはいえ最後には誰かがババを掴まされるわけで、祭りに参加するのは危険ですよね。
株価は株を借りた翌日の1月25日(水)に53,700円の高値を付けますが、なぜかこの日は売却していないようです。手持ちの売り玉も十分にあり、株価も高値を更新しているのになぜ売らなかったんでしょうか?もっと上がりそうだ!と考えたのでしょうか(笑)
翌日からは気を取り直して売り攻勢スタートです。さすがに株価も軟調になってきます。それでも4.6万円前後なんですから大儲けですね。この頃には儲けが1億円を突破しています。
サムティ新株予約権
2月に入っても売却は続き、株価も4万円前後に落ちてきます。2月14日にはなぜか立会外取引で27株売却しています。中途半端な株数ですし、なぜ市場外で売却したのか謎ですね。
2月下旬には4万円を割ってきますが、それでも1.2万円/株ほどは儲かるので、売却は続きます。現時点での最終報告である2月24日時点では、11,000株分の新株予約権と手元に5,348株が残っています。うち森山社長から借りているのが5千株あるため、マイルストーンが売却できるのは11,000株+348株になります。
この残り株数を3月1日前後の株価で売却すると上記表の通りの売却金額となり、合計で6億円以上の儲けとなります。8か月ほどでほぼノーリスクで6億円以上も儲かるんですから美味しい話ですよね。マイルストーンが取ったリスクは、新株予約権のコスト364万円だけです。
最大リスクが364万円で、儲けは無限大るんるんというスキームが本当にフェアな資金調達方法なのでしょうか?私は非常に疑問に感じてしまいます。会社側も協力して業績の上方修正などを積極的に行い、森山社長は自分の持ち株まで気前よく貸し出して、マイルストーンが儲かるように手伝っています。株価が上がって新株予約権の行使が進むことが、両社にとってメリットになるので当たり前ですが、その他の株主や投資家の犠牲の上に成り立っているスキームのように感じてしまいます。6億円以上もほぼノーリスクで儲けられる美味しいスキームなのは、誰が見ても分かると思いますし、売るための株まで貸してもらえるんですから、手元資金がゼロでも引き受けることができます。
社長から借りた株のうち、6月中に126株を2.9万円で売却すれば365万円になりますから、364万円の払い込みは自己資金ゼロでも可能です。自己資金ゼロで6億円以上も儲かるんですから、このスキームがどうしても必要だというなら、私も喜んで引き受けさせていただきたいですよね。
投資の世界でノーリスク・ハイリターンというのは詐欺というのが定説です。しかし新株予約権を使えば、今でも濡れ手に粟なことが合法的にできてしまうんですね。映画ウォールストリートで、強欲は今では合法になったというセリフがありますが、まさにその通りですね。
マイルストーンはサムティ以外でも多くの会社で同じようなことをしていますし、きっともっと多くの会社に同じようなスキームを持ち込んでいると思います。大抵の会社は断っているのだと信じたいですが、なかには目先の金欲しさに飛びついてくる会社もあります。まさに強欲は今では合法を地でいっている感じです。
上場している会社の経営陣は、もっと真面目に常識的な判断をして、このような不透明な増資スキームに安易に乗らないようお願いしたいものです。


サムティ新株予約権
さて今後の株価はどのように推移するのでしょうか?傾向としてはだらだらと下げ基調が続いています。
ヤフー掲示板を見るとこの後に及んでも強気の書き込みが目立ちますね!
もうすぐマイルの売りが終わるので、その後は急騰だっexclamation×2的な書き込みが多いですね。確かにマイルの売り圧力はなくなりますが、一方で5万円超えまでの上昇の過程でマイルの売り玉を買った株主がたくさんいます。長期の腰の入った買い方なら問題ないのかもしれませんが、勢いよく上がっているし、業績もいいので買ってみようというくらいの目先筋の買いだと、今後の株価推移は不透明になってきます。現状は含み損となっており、マイルの売りさえ終わればまた元に戻る!もう少しの辛抱だという心境なんでしょうか。強気の書き込みをしているのはマイルストーンの関係者かもしれませんし、ヤフー掲示板の書き込みに踊らされるのは、売りたくてたまらないマイルストーンを儲けさせるだけかもしれません。
サムティ(3244)価格帯別出来高
価格帯別出来高を見ても37,000円前後の出来高が多いので、ここを突破していくためにはかなりの出来高が必要になってきます。その上にもマイルストーンの売りが残した売買高のピークが横たわっています
一方現在の株価36,500円以下の出来高はスカスカなので、下げた時に抵抗帯となる節目もほとんどありません。サムティは株主優待人気銘柄という側面もありますが、その優待の権利も次は11月末なので、あわてて買う必要もありませんよね(笑)5月末にも株主優待があれば、少しは株価の支えになったかもしれません。
マイルストーンが手掛けた他の銘柄について、その後どのような値動きをしたのか調べてみる必要があると思います。大事なお金を投資するわけですから、最低限の調査は必要だと思います。
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ひらめき
posted by Zaimax at 23:03 | Comment(4) | TrackBack(0) | 投資で疑問に感じること | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする